JPS63315087A - 卓上運動体制御装置 - Google Patents

卓上運動体制御装置

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JPS63315087A
JPS63315087A JP15204587A JP15204587A JPS63315087A JP S63315087 A JPS63315087 A JP S63315087A JP 15204587 A JP15204587 A JP 15204587A JP 15204587 A JP15204587 A JP 15204587A JP S63315087 A JPS63315087 A JP S63315087A
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magnetic path
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tabletop
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肇 原田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は卓上に載置された運動体を磁力を利用して非
接触的に人手で制御することによりスポーツ競技などを
模擬する遊技装置の分野に属するものである。
(従来の技術) 従来のスポーツ競技例えばサッカー競技を模擬する遊技
装置としては、競技者の実際の運動動作とは異質の動作
を遊技の主体とするものが多く、遊技者に小規模ながら
それぞれの本来のスポーツ競技に多少でも相似した9Q
I!を味わわせるに足りるものが見られない。
(発明が解決しようとする問題点) 上述のように従来の遊技装置ではスポーツ競技の実戦や
観戦から得られる特有の興趣が感じられないのは、次の
ような事情によるところが大きいと考えられる。すなわ
ち、実際のスポーツでは競技者が競技場内で所望の位置
(ポジション)を選択し追求する位置条件と、この所望
位置でかつ所望時点で最適の競技動作を追求する動作条
件とが結びついている点に興味の焦点があるのに比べて
1、上記のような従来の遊技装置では上記の両条件を総
合的に満足させるものが見られなかったことによるもの
と考えられる。このような両条件を併せ満足できるよう
にすることが、この発明において解決すべき根本的問題
点である。
(問題点を解決するための手段) この発明の上記問題点を解決した構成の要旨は次の通り
である。
定置された非磁性体よりなる卓板と、 この卓板の裏面に沿って移動繰作される制御基体と、 この制御基体に形成された1次磁路と、この1次磁路に
設けられた可変起磁力発生源と、上記制御基体に設けら
れた操作棒と、 この操作棒に設けられた有効起磁力変更制御部と、 上記卓板の表面に裏面側の上記制御基体と対向的に載置
された運動体と、 この運動体に形成された作動間隙部付き2次磁路とが設
けられ、 上記卓板を介して1次磁路および2次磁路を通ずる循環
磁束の変化に応じて2次磁路の上記間隙部における磁気
力を上記運動体の作動部分の所定動作の動力源とするこ
とを特徴とする卓上運動体制御装置 この発明の原理的な構成例を第1図ないし第4図につい
て説明する。第1図は立面図、第2図は平面図、第3図
は一部拡大立面図、第4図は同じく平面図である。上記
各図において、lは卓板、11は卓板支脚、2は制御基
体、21は制御基体支持車輪、3はU字状鉄心よりなる
1次磁路、31はこの1次磁路3の底面板、32は1次
磁路3の固定支脚、4は上記1次磁路3に巻回せられ前
記可変起磁力発生源の一実施態様と示す励磁巻線、5は
上 。
記制御基体2を移動制御するためこれに連結された操作
棒、51は上記励磁巻線4により上記1次磁路3に発生
した起磁力の有効度を変更制御する手代の一実施態様と
して上記操作棒5に手動操作可能に取り付けられた常時
開路(B接点)の押しボタンスイッチ、6はこのスイッ
チ51を介して上記励磁巻線4の付勢回路に接続された
電源、61は電源スィッチ、7は前記卓板1の表面すな
わち上面に載置せられ所望種目の競技者を模擬した運動
体、7Iはこの運動体7の外装、72はこの外装の支持
枠、8は上記運動体7の一部として形成せられたU字状
開胛鉄心よりなる2次磁路、81はこの2次磁路8の両
脚底面板、82は上記2次磁路8の鉄心両脚間の作動間
隙部、83はこの作動間隙部82に可動的に介在する可
動磁路、84は上記2次磁路8の一方の分脚に設けられ
た上記可動磁路83の挿通孔、85は上記可動磁路83
に突設せられた打棒推動用突起、86はこの突起の案内
涌、9は打棒、91は打棒9の回動軸部、92は軸受、
93は軸受支柱、94は一端を上記軸受に固定され他端
を上記回動軸部に固定されたコイルバネ、10はボール
を示す、なお、上記2次磁路8のU字状鉄心の両脚底面
板81.81は上記卓板lを介して裏面側の1次磁路3
のU字状鉄心両脚底面板31.31  と互に相対向し
て配置せられている。
(作用) 上記第1図ないし第4図に示した構成例の装置において
、先ず第1図鎖線で示された遊技者の手100、100
  により操作棒5.5を操作して前記制御基体2を動
かし、その1次磁路3の両鉄心脚底面板31.31  
を前記運動体7の2次磁路8の鉄心脚底面板11+、8
1  に卓板1を介して相対向する位置まで持ち来たら
せておく、そこで曲記電源スイッチ6Iを1別しると、
この時点では常時開路の押しボタンスイッチ51が押下
されていないから、前記励磁巻線4が付勢される。これ
により1次磁路3に起磁力を生じ、非磁性の卓板1を介
して上記1次磁路3.2次磁路8および可動磁路83を
通ずる循環磁路が励磁される結果、可動磁路83が作動
間隙部82の対極に吸引されるとともに、非磁性の卓板
1を挟む1次磁路3および2次磁路8の各鉄心脚底面板
31.81  間に相互間の吸着力が働らく、この状態
のもとて遊技者は上記操作棒5.5を操作して制御基体
2を卓板1の下面に沿って移動させることにより、上下
の運動体7および制御基体があたかも一体的に吸引結合
しているような状態のまま、運動体7の打棒9を卓板1
上の任意所望の地点および方位に位置させることができ
る。このように運動体7を所望の地点および方位に位置
させた状態のもとで、押しボタンスイッチ51を押下す
ると1、励磁巻線4の付勢回路が遮断され、1次磁路3
および2次磁路8を通ずる循環磁束が消滅するから、可
動磁路83に働いていた磁気吸引力がなくなり、この吸
引力で抑えられていたコイルバネ94の復帰力だけが作
用し始める。このバネ力により回動軸91は打棒9を第
3図の時計方向に鎖線位置まで回動させるとともに、打
棒9が可動磁路83の突起85と係合して可動磁路83
を挿通孔84内に引き込む。以上の打球準備動作の後、
押しボタンスイッチ51を押し下げ状態から解放すると
、励磁巻線4による励磁が再開し、可動磁路83は磁気
吸引力により挿通孔84から引き出されて2次磁路8の
作動間隙部82を閏結し、このときの可動磁路83の吸
引動作に伴ない突起85が打棒9をコイルバネ94のバ
ネ力に抗して反時計方向に衝撃的に回動させる。
これにより打棒9の先端が目的のボール10に衝突して
所望の打撃動作が行われる。
(実施例) 実施例(1) 上記第1図ないし第4図によって説明した構成例の装置
をゴルフ競技を模擬した遊技装置とじて実施する場合に
ついて次に説明する。先ず遊技者は予じめ操作棒5,5
の操作により1次磁路3の底面板31と2次磁路8の底
面板81とを卓板1を介して互いに相対向させ、電源ス
ィッチ61を開成して励磁巻線4を付勢し、上下の両磁
路3.8が一体的に相互吸引する状態とした上で、操作
棒51.5による制御基体2の移動により、運動体7の
打棒9の先端をボール10の近接位置に持ち来らせる。
そうして打棒9の回動方向がボール10と目標ホール(
図示せず)とを結ぶ方向に一致するように操作棒5.5
の操作を調節した後、押しボタンスイッチ5!を押下す
ると、2次磁路8の作動間隙82における可′動磁路8
3の吸引力の消失とコイルバネ94のばね力とにより打
棒9は第3図鎖線で示すようにボールlOから遠ざかっ
ていわゆるバックスイングの状態となる0次いで押しボ
タンスイッチを押下状態から開放すると、打棒9は第3
図での反時計方向に回動してボール10を第3図右方の
目標ホールに向かって打ち転がす、このようにして実際
のゴルフ競技のグリーン上でのプレイを模擬した遊技を
行うことができる。
実際のゴルフ競技場ではグリーンだけについて考えても
地面に複雑な起伏や高低差があり、これがゴルフの面白
さの一つにもなっているが、この発明でも卓板1に多少
の凹凸を設けることによって上記の面白さを模擬するこ
とができる。ただしそのためには例えば第5図に示すよ
うに、1次磁路3および2次磁路8の各両脚鉄心をそれ
ぞれ3.30および8.80に2分し、各一方の鉄心分
周30および80に各他方の鉄心分周3および8をそれ
ぞれ編方向に沿って密接収容することにより、各上下鉄
心間が磁気的には一体化しながら、構造的には相対移動
が自由であるため、卓板1の凹凸に沿って制御基体2お
よび運動体7を移動させても一両者の垂直姿勢はほぼ不
変に維持され、かつ磁気抵抗の低下を伴うこともない。
以上の説明から明らかなようにこの実施例(1)の装置
によれば、実際のゴルフ競技の面白さを部分的ながら模
擬遊技として十分に楽しむことができる。
実施例(2) この実施例はこの発明をホッケー競技の模擬遊技に適用
した場合である。個々の競技者すなわち運動体の移動お
よび打撃動作は」1記実施例(1)の場合と同様である
が、本質的に異なる点は、第一には競技者が動きながら
打球することであり、第二には競技者が複数でしかも敵
味方に別れて対抗することである。第一点については、
操作棒5.5により制御基体2を動かしながら、押しボ
タンスイッチ51を−たん押下後開放すればよいから、
実施例[1の場合と本質的に異なるところはない。
第二点については、同一卓板1上に載置される運動体7
の数および操作する遊技者の数には実際上限度があるが
、例えば1台の制御基体2に1木の操作棒5を固定結合
することにより、遊技者1人当たりの操作可能な運動体
7設置数を倍加できる。
しかし敵味方の双方の操作棒5の先端とこれに連係した
制御基体2とが卓板1の下につきだされたまま相互が複
雑な争いをするのであるから、双方の行動範囲に制約を
加えない限り、双方が互いに交錯し衝突して混乱が避け
られない、この混乱回避のための上記の制約の一例を第
6図および第7図に示す、第6図は平面図、第7図は斜
視図である。両図中12は卓板10の周囲に沿って植設
せられた囲い板、13はY軍の領域X、 、X2、X、
とY軍の領域Yl、 Y2.Y’iとの間の境界線に沿
って卓板lの裏面に下方に向かって植設せられた仕切り
板、+4はゴール位置、 OK、 ByはそれぞれY軍
およびY軍のフルバツク選手、Hx、fly  はそれ
ぞれY軍およびY軍のハーフバック選手、Fx、Fy 
 はそれぞれY軍およびY軍のフヲワード選手である。
X、Y両軍の各運動体7(選手)の制御基体2は上記の
ように各ポジションごとに仕切り板13で離隔され、か
つ自軍の一つのポジションと他のポジションとの間に敵
軍の領域が介在しているから、自軍の支配下にあるボー
ルを敵軍のゴールに向かってシュートする場合゛あるい
は異なる自軍領域の選手にバスする場合には、必ず敵軍
領域すなわち味方選手が存在しない領域を介してボール
を打ち送らなければならない。このようにして敵と味方
との間でホッケー競技を模擬した遊技を行うことができ
るが、敵味方の各制御基体2が相互に交錯したり衝突し
たりして混乱や破損事故などを招くことは完全に避けら
れる。
なお、上記のような仕切り板13による領域区画方式は
この実施例(21のホッケー競技の場合に限らず、多数
の選手よりなるチーム同士の対抗競技には好適する場合
が多い。
実施例(3) この発明をサッカー競技を模擬する遊技装置に利用した
一実施例を第8図および第9図に示す。
第8図は側面図、第9図は正面図である。サッカー競技
の場合はボールを打棒で打つ代わりに足で蹴るのである
から、実施例+11  または(2)における打棒9の
作動機構の代わりに、例えば第8図に示すように2次磁
路8の一方の脚部86が運動体7の腰部中空部に設けら
れた軸受部92、回動軸91により回動可能に枢支され
ている。運動体7の移動動作および遊技方法については
実施例(1)あるいは(2)と同様であるが、蹴球動作
についても、押しボタンスイッチ51の押下と開放とに
より2次磁188を−たん無励磁とした後励磁状態に戻
すことにより、打球動作の場合と同様の蹴球動作が得ら
れる。
実施IN+4) 以上の実施例では1次磁路3に起磁力を付与する手段と
して励磁コイル4の通電により励磁する場合だけを示し
たが、この通電励磁の代わりに永久磁石を1次磁路3に
対する起磁力発生源とした場合を第10図および第11
図によって説明する。第10図は側面図、第11図は卓
板1より下方を見た平面図である0両図において33.
33は1次磁路3の一部として非磁性の制御基体2上に
枢軸34 、34で水平回動可能に枢支せられた1対の
永久磁石、35.35  はそれぞれ両端を各永久磁石
33.33  の外端と操作棒5.5の各一点との間を
橋絡する連結棒を示す。1次磁路3の起磁力は永久磁石
33.33  によるから、既述の各実施例のような励
磁電源6を必要としない、2次磁路8側の所望動作のた
め1次側の起磁力を変化させる場合には、両側の操作棒
5を鎖線位置まで回動させると、連結棒35=35を介
して永久磁石33.33の各外端は図の下方に引き寄せ
られ、左1i111磁石33の右端および右側磁石33
の左端は共に上向きに回動するから、両磁石33.33
は中央での相互接触状態から図示鎖線状態に観音開きに
なり、1次磁路3は遮断される0次いで操作棒5.5を
それぞれ図示位置に向かって押広げると、連結棒35,
35を介して左側磁石33は時計方向、右側磁石33は
反時計方向にそれぞれ回動して、1次磁路13の左右間
の磁気的連通が回復し、両磁石33.33の起磁力の合
計により1次2次を通ずる循環磁路が励磁される。この
ようにして上記循環磁路の励磁の遮断と回復との連続動
作に応じて2次磁路8の作動間隙部82における可動磁
路83が作動することにより、実施例(1)や(2)に
おけるような打棒9による打撃動作あるいは実施例(3
)におけるような脚部86による蹴球動作が可能である
ことは、この実施例においても全く同様である。
しかもxZ起磁力発生源として電源を要しないことは、
大型かつ可搬式の場合に有利である。
実施PAf51 これまでに述べた各実施例では、1個の運動体ごとにす
べて単一の循環磁気回路を設けた場合について述べたが
、所望の動作の種類が多い場合などでは、循環磁気回路
を複数とすることもできる。
その−例として、同一の制御基体上に2組の循環磁気回
路を設けた場合を第12図の立面図で示す、珍同図右鍔
の循環磁路では、実施例(1)の場合と同様に、1次磁
路3に対する2次磁路8中の可動磁路83の作動により
、突起85が打棒9を衝打して所望の打撃動作が得られ
る。これに対し図示左方の循環磁路では、1次磁路3x
に対する2次磁路8a、8hの各開放端が作動時に可動
鉄片8gを吸引して橋絡されるが、このとき枢軸8eを
支点とする天秤棒8dの上記可動鉄片8gの反対端に設
けられた軸受部92が図示鎖線位置まで上昇し、軸受部
92に軸支かつ型持されている打棒9の下端の打撃位置
も若干上昇する。これにより、使用ボール10の大きさ
が小さいものから大きいものに、またはその逆に変更さ
れた場合に容易に対応できる。また実施例(1のゴルフ
模擬遊技の場合に述べたように1.グリーン面の起伏を
模擬して卓板lの表面に起伏をつけた場合の対応策にも
なる。
なお上記第12図において、8cは2次磁路8a、 l
lbの連結片、8]は上記天秤棒8dの枢軸8eの支柱
である。
第13図はfl環磁路が複数の場合の他の一実施例ん示
す立面図である。この実施例はスポーツ競技というより
も操り人形の動作を模擬する場合に属する。第12図の
左側の励磁巻線4x、1次磁路3x、2次磁路8a、8
b  、可動鉄片8gよりなる循環磁路の単位を、第1
3図に示すように人体模型73の左側の頭部、腕部、脚
部の各作動用と、右側の頭部、腕部、脚部の各作動用と
にそれぞれ設け、左右の各循環磁路単位の励磁巻線4!
の付勢回路における押しボタンスイッチ51.51をそ
れぞれ左右の操作棒5.5に並列的に配設している。こ
の操作棒5.5を左右両手にそれぞれ握って制御基体2
を動かしながら、所望操作部位に対する押しボタンスイ
ッチ51を押圧することにより、2次磁路8a、 8b
  の作動端に吸引される鉄片8gが回動して、頭部、
腕部、脚部のいずれか一部位ないし数部位の部分的回動
による所望動作が行われる。
複数の循環磁路を併用するこの実施例の装置に関しては
、個々の循環磁路の組み合わせ方に応じて千差万別の遊
技装置が得られるが、所望の遊技動作に対してどのよう
な組み合わせを選ぶべきかは、以上の各実施態様の説明
から容易に類推できる。
実施例(6) 実施例(1)のゴルフ遊技の場合では卓上での運動体7
の移動動作には格別の速さを必要としないが、実施例(
2)や(3)の場合では実際競技と同様に卓上での運動
体の移動速度が速ければ速い程有利である。従って1次
磁路3および一2次磁路8の各底面31および81と卓
板1の表面および裏面との接触面における摩擦力を極力
軽減することが望ましい、そのためには卓板lの表面お
よび裏面と、両磁路底面31および81とに、できるだ
け摩擦係数の小さい非磁性物質よりなる被着層ないし被
覆層を形成しておくことは右方な一方法である。
この発明の対象とする模擬遊技の規模や種類によっては
、強力な作動力を得るために循環磁路の磁束循環量を大
きくする必要があることがあるが、このことは必然的に
卓板1を介する1次磁路3側底面板31と2次磁路8側
底面板81との間の磁気吸引力の強大化3招き、運動体
7の卓上移動に対する摩擦抵抗力の増大のため運動体7
に対する移動操作を困難化する。このような場合の対策
の一例を第14図および第15図に示す、第14図は2
次磁路8の鉄心脚底部の断面平面図、第15図は第14
図の一部縦断立面図である0両図において、87は非磁
性体よりなる転がり接触用球体、88はこの球体87の
側方隔板、89は天井隔板を示し、上記両隔板88.8
9 は一体として2次磁路8の鉄心脚下部を包囲してこ
れに固着せられ、2次磁路8および側方隔板88の下端
面は卓板1の表面との間に僅かな間隙を介して対接して
いる。これにより運動体7を卓板1上で移動操作すると
き、卓板lとの間の摩擦抵抗を球体87の転がり接触に
より大きく軽減できる0以上では卓板1の表面側におけ
る9擦対策を説明したが、卓板lの裏面側においても上
記と同様の摩擦対策を施せばよいことは明らかである。
上記のような摩擦軽減手段のほかにも従来一般に周知の
例えばボールベアリング機構などの手段を適宜利用する
ことができる。
(発明の効果) 実際のスポーツ競技では、競技の場の中での最適地点を
争う移動要素と、勝利のために最適な動作をする作動要
素とが重なりあって融合していることに競技を面白く感
じさせる最大のポイントがあること力ε多いが5.実際
のスポーツ競技を模擬した従来の卓上遊技装置には、上
記のような実際の競技の面白さのポイントを相当程度に
模擬できるものが見られなかった。
これに対しこの発明では玉揚の各実施例の説明から明ら
かなように7操作棒5を操作して制御基体2を介し運動
体7を卓上の任意所望地点に移動させながら、押しボタ
ンスイッチ51の押下または開放により1次2次両磁路
を通ずる循環磁束の変化により、打棒や足などによる所
望の動作を行わせることができるから、上記のような実
際競技における移動および作動画要素の任意のタイミン
グでの絡み合わせが可能となり、実際競技の面白さを十
分に模擬できる卓上遊技装置を実現し得たのである。
さらに、前掲の各実施例において説明したゴルフ、ホッ
ケーの各競技の模擬遊技のほかに、例えばハンドボール
、ゲートボール、ボークラインなども模擬遊技が可能で
あり、またネットに多少の工夫を加えればテニスや卓球
なども模擬できることに加えて、前掲の第13図で説明
したようにスポーツ競技以外の簡単なダンスやパントマ
イムなどの単純な模擬動作も可能というように、極めて
多種多様な競技の模擬動作や身振り動作ができることは
、この発明の実用可能な用途範囲が著しく広いこと、す
なわち発明の効用が大きいことを意味する。
この発明では、上述のような種々の模擬遊技を比較的簡
単な装置で楽しむことができることが発明の特長の一つ
をなしている。しかし、場合によっては電波や超音波な
どによるいわゆるリモコン装置を付加することによって
、所望の模擬遊技をより面白くできることもあり得るで
あろう、このように、この発明にリモコン装置など他の
適宜の機構ないし手段を付加することも、この発明の本
来の磁気回路制御の作用効果の本質に反しない限り、こ
の発明の範囲から逸脱するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図および第4図はこの発明の原理
的構成を示し、第1図は立面図、第2図は平面図、第3
fJは一部拡大立面図、第4図は同じく平面図、第5図
は実施例(1)に関する一部縦断立面図、第6図および
第7図は実施例(2)  に関する平面図および斜視図
、第8図および第9図は実施例(3)に関する側面図お
よび正面図、第1O図および第11図は実施例(4)に
関する立面図および平面図、第12図および第13図は
実施例(5)の互いに異なる実施態様を示す立面図およ
び簡略正面図、第14図および第15図は実施例(6)
に関する横断平面図および一部縦断立面図である。 1− 卓板、11− 支脚、12− 囲い板、13− 
仕切板、2−制御基体、21− 支持車輪、3.30,
3に一1次磁路、31− 底面板、32− 支柱、33
− 永久磁石、 34−枢軸、35− 連結棒、4,4
x−励磁回路、5− 操作棒、51− 押しボタンスイ
ッチ、6−電源、61− 電源スィッチ、7−運動体、
71− 外装、72− 外装支持枠、73− 外装基体
、74− 腕部、75− 脚部、 76−頭部、 8,
80,8a、8b−2次磁路、81− 底面板、82−
 作動間隙部、83−  可動磁路、84−  挿通孔
、85−突起、86− 突起案内孔、87− 球体、8
8− 側方隔板、89− 天井隔板、8C−連結片、8
d−天秤棒、8e−枢軸、8「−支柱、8g−可動鉄片
、9−打棒、91−  回動軸、92− 軸受部、93
− 支柱、94−  コイルばね。 第1図 第5図 牙6図 1ム 18図 、1−10図 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)定置された非磁性体よりなる卓板と、この卓板の
    裏面に沿つて移動操作される制御基体と、この制御基体
    に形成された1次磁路と、この1次磁路に設けられた可
    変起磁力発生源と、上記制御基体に設けられた操作棒と
    、この操作棒に設けられた有効起磁力変更制御部と、上
    記卓板の表面に裏面側の上記制御基体と対向的に載置さ
    れた運動体と、この運動体に形成された作動間隙部付き
    2次磁路とが設けられ、上記卓板を介して1次磁路およ
    び2次磁路を通ずる循環磁束の変化に応じて2次磁路の
    上記間隙部における磁気力を上記運動体の作動部分の所
    定動作の動力源とすることを特徴とする卓上運動体制御
    装置。 (2)前記1次磁路、2次磁路、2次磁路間隙部、運動
    体作動部分、可変起磁力発生源および有効起磁力変更制
    御装置を相対的に複数組設けたことを特徴とする特許請
    求の範囲(1)記載の卓上運動体制御装置。 (3)前記可変起磁力発生源が前記1次磁路に形成され
    た励磁巻線であることを特徴とする特許請求の範囲(1
    )または(2)記載の卓上運動体制御装置(4)前記可
    変起磁力発生源が前記1次磁路中に介在する永久磁石で
    あることを特徴とする特許請求の範囲(1)または(2
    )記載の卓上運動体制御装置(5)定置された非磁性体
    よりなる卓板を、この卓板の裏面に沿つて移動操作され
    る制御基体と、この制御基体に形成された1次磁路と、
    この1次磁路に設けられた可変起磁力発生源と、上記制
    御基体に連結された操作棒と、この操作棒に設けられた
    有効起磁力変更制御部と、上記卓板の表面に裏面側の上
    記制御基体と対向的に載置された運動体と、この運動体
    に形成された作動間隙部付き2次磁路とが設けられ、上
    記卓板を介して1次磁路および2次磁路を通ずる循環磁
    束の変化に応じて2次磁路の上記間隙部における磁気力
    を上記運動体の作動部分の所定動作の動力源とし、上記
    卓板の表面と上記運動体との間および上記卓板の裏面と
    上記制御基体との間にそれぞれ部分的ないし全面的に非
    磁性の摩擦軽減手段を介在させたことを特徴とする卓上
    運動体制御装置。 (6)前記摩擦軽減手段が前記卓板表面と前記運動体と
    の間の相互接触面および前記卓板表面と前記制御基体と
    の間の相互接触面にそれぞれ形成せられた低摩擦性物質
    被着層であることを特徴とする特許請求の範囲(5)記
    載の卓上運動体制御装置。 (7)前記摩擦軽減手段が前記卓板表面と前記運動体と
    の間および前記卓板表面と前記制御基体との間に介在す
    るころがり球面体であることを特徴とする特許請求の範
    囲(5)記載の卓上運動体制御装置。
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