JPS63312489A - 換気窓構造体 - Google Patents

換気窓構造体

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JPS63312489A
JPS63312489A JP14621287A JP14621287A JPS63312489A JP S63312489 A JPS63312489 A JP S63312489A JP 14621287 A JP14621287 A JP 14621287A JP 14621287 A JP14621287 A JP 14621287A JP S63312489 A JPS63312489 A JP S63312489A
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JP
Japan
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window
ventilation
door
room
wind
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JP14621287A
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浩之 中川
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Hazama Ando Corp
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Hazama Gumi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は建物の側面において風力を利用して室内の換
気を行なう換気窓に関する。
〈従来の技術〉 一般に建物における室内の自然換気は室内外の空気の圧
力差を利用して行なわれ、この圧力差を利用した換気法
として、外部風による風力換気と温度差による空気の浮
力差を利用する温度差換気がある。このうち、温度差換
気は緩慢であり、通常は風力換気が採用される。この風
力換気では、建物に対して風上の正圧の風と風下の負圧
を利用し、建物の風上および風下の開窓を開放すること
により、室外の風が室内に流入し、室内の空気が室外に
流出して、効率の良い換気が行なわれる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、このような効率の良い換気を行なえるよ
うに建物の窓を常に風上、風下の各位置に設けようとす
ると、変化する風向に対応すべく、窓を建物の四壁面ま
たは各室の四壁面に設けなければならず、建物の構造上
や周辺環境上から殆んど不可能である。また、ビルディ
ングなど都市建物の各室は一壁面のみが道路等に望むも
のの他の三壁面は隣接する他のビルディングに囲まれて
いる。このため、通常外気の取入用窓は一壁面にしかな
く、廊下側のドアを開いても通風が殆んど得られない。
また、上記−壁面に2つの窓があっても、この−壁面に
対して流れる風の向きは一定であるので、正または負の
いずれかの風圧を同時に受けるだけで、換気効率が極め
て悪く、特に壁面に並行に流れる風の場合には、換気が
殆んど困難になるなどの問題点があった。
この発明はかかる従来の問題点に着目してなされたもの
であり、建物の壁面に向って流れる風のほか、建物の壁
面に沿って流れる風によっても、室内の自然換気を効率
的に行なわしめる換気窓を得ることを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 この発明はかかる目的達成のためになされたもので、そ
の要旨は閉窓時に壁面に沿った窓枠と同方向に並び、開
窓時に窓枠と交差する方向に突出できるような窓枠を配
置し、前記開窓時における窓扉を風向きに対して正圧側
又は/及び負圧側に開放することができるよう移動可能
に配置したことを特徴とする換気窓にある。
〈作用〉 この発明における窓扉は、閉窓時は壁面と同方向に並ん
でいるが、開窓時においては壁面に対して交差する方向
に所定の角度で突出し、このため、この窓枠の風上では
正圧側、風下では負圧側となり、この正圧となった部分
から室内に空気を取り込み、負圧となった部分から室内
の空気を室外に排出するようにし、しかも窓枠を移動可
能にして前記正圧側と負圧側のいずれにも窓枠を開放で
きるようにしたものである。
〈発明の実施例〉 第1図はこの発明の換気窓を、この換気窓の換気原理と
ともに示す説明図であり、図において、1は建物の一室
で、これの壁面2にはこれに沿って2つの窓3または1
つの窓3が設けられ、これらの各窓3にはその壁面2に
対して交差する方向に突出しうる中折れ形の窓扉4が取
り付けられている。なお、ここでは窓扉4が開窓時に折
り畳まれて、壁面2の外方に突出できるようになってい
る。また、各窓枠4には板ガラスやその他の防風部材が
嵌め込まれていることは言うまでもない。
そして、第1図(a)、(b)は2つの窓3のそれぞれ
に窓枠4を取り付けたものを示し、第1図(c)には1
つの窓3の中央部に1つの窓扉4を取り付けたものを示
す。
次に動作について説明する。
まず、第1図(a)に示すように1通常は壁面2に沿う
方向に拡張して2つの各窓3を閉じている窓扉4を、支
点P、Qを中心にそれぞれV字状に折り畳んで開窓する
。このとき、風上の窓扉4の支点Pは風上の窓扉4の風
下側に設定し、風下の窓扉4の支点Pは風下の窓4の風
上側に設定する。
この状態で、壁面2に沿う方向に風が流れていると、そ
の風の一部は各窓扉4に当たり、この窓扉4の一側及び
他側に、図に示すように正圧部(+記号で示す)と負圧
部(−記号で示す)をそれぞれ生じる。そして、その正
圧部からは風上側の窓3を通して室1内に外気が取り入
れられ、一方、負圧部となっている風下側の窓3からは
、室1内の空気が吸い出されて、室1外に排気され、矢
印Aのような風の流れによって室1内の自然換気が積極
的に行なわれる。
次に、第1図(b)に示すように、風上の窓扉の支点P
を風上の窓扉4の風上側に設定し、風下の窓扉4の支点
Pを風下の窓扉4の風下側に設定した場合には、同様に
各窓扉4の一側および他側に図示のような正圧部および
負圧部が生じ、室1内の換気が、矢印Bのような風の流
れによって行なわれる。
また、第1図(c)に示すように、窓3が1つの場合に
は、窓扉4を窓3の略中央部に設定して、すなわち、支
点P、Rを窓3の略中央部に保持し、図示のように壁面
2より突出させる。こうすれば、窓3の風上側は正圧と
なり、風下側は負圧となって、室1内の換気が矢印Cに
示すような風の流れによって行なわれる。
このように1つの室1に2つ以上の窓3がある場合には
、第1図(a)および第1図(b)の換気窓構造をその
まま、または互いに組合せて利用でき、1つの室1に1
つの窓3しかない場合には第1図(c)の換気窓構造を
利用できる。
第2図は上記構成になる換気窓の窓扉4の構成を、室1
内側から見た場合の斜視図であり、これが全体としてV
字状に2つ折り可能になっており、ヒンジ11によって
連結された2枚の窓扉部材4a、4bと、各窓扉部材4
a、4bに嵌め込んだ板ガラス12とからなる。13.
14は各窓扉部材4a、4bに取付けられた把手、15
.16は各窓扉部材4a、4bの内部を貫通して、上記
各把手13.14に連係されている出入軸で、これらの
各把手13.14を手で握らないときには、図示のよう
に上方および下方に突出する。17はサツシ枠で、全体
として窓に嵌め込まれて四角形をなし、上下部材はガイ
ドレール17a、17bとなっている。18は各ガイド
レール17a、17bの互いに対応する部位に穿設した
軸孔である。
かかる構造の換気窓の窓扉4は、把手13,14を手で
握ることにより、出入軸15.16をそれぞれ窓扉部材
4a、4b内に引込めることができるため、このとき各
窓扉部材4a、4bをガイドレール17a、17b上に
滑らせることができ、窓枠4を第1図(a) 、 (b
) 、 CC)に示すように窓3の任意の位置に移動で
きる。そして、位置が決ったところで、上記握りを解除
し、各出入軸15,16をガイドレール17a、17b
の各軸孔18に挿入することで、この窓扉4は窓3に取
り付けた窓枠17の所定位置に安定保持される。従って
、出入軸15.16の上記軸孔18に対する挿入位置を
選択することで、2枚の窓扉部材4a、4bを任意の角
度でV字状にして壁面2より室1外方向へ突出させたり
、平板状にして閉窓状態とすることができる。なお、窓
扉部材4a、4bの横幅の長さを変えることによって風
向きに対する角度を変えることもできる。
第3図は換気窓の他の実施例を室外から見た場合の斜視
図であり、この実施例では窓扉4の構成は第2図に示す
ものと略同様であるが、ヒンジ11付近の窓扉部材4a
または4bの上下端部に、施錠ピン21が出入操作可能
に設けられている。
また、この実施例では把手13.14によって出入操作
される出入軸15.16は、各窓扉部材4a、4b端の
上下部に設けた角形のガイドブロック22.23にも出
入自在になっており、これらのガイドブロック22.2
3には、第4図に拡大して示すように、横すベリローラ
24.25および下すベリローラ26が各側面および底
面に僅か突出するように設けられている。17c、17
dは窓枠17の上下部のガイドレールで、これがガイド
ブロック22.23を横すベリローラ24゜25および
下すベリローラ26を介して抜けずに円滑にガイドする
ガイド通路27と、出入軸15゜16を挿入保持する軸
孔18と、雨じまいを確実にする気密ゴム部28とから
なる。また、窓枠17の左右柱部17eにも、同様の気
密ゴム部29が設けられている。
かかる構造の換気窓では、把手13.14を手で握った
とき、出入軸1!5.16の先端部が軸孔18から脱出
し、それぞれガイドブロック22゜23内に引込む。こ
のため、各ガイドブロック22.23はガイド通路27
内にあって、これらから脱落することなく移動自在とな
る。そこで、かかるガイドブロック22.23の位置を
、必要とする窓枠開放角度となるように設定した後は、
上記把手13.14に対する握りを解除し、出入軸15
.16端を所定位置の軸孔18内に挿入することで、窓
扉4の開閉状態および開度を任意に設定できる。この実
施例によれば、窓扉4がガイドレール17c、17dか
ら外れる心配がないので、開窓閉窓操作が容易かつ安全
に行なえる。
このように、かかる構成になる換気窓にあっても、窓扉
部材4a、4bをV字状に折り畳むようにして、所定位
置で窓を開放することにより、第1図(a) 、 (b
) 、 (C)に示した原理図のように、室1内の換気
を効率的に行なうことができる。なお、上記各ローラ2
4,25,26に代えてボールを用いることも可能であ
る。
なお、上記実施例の場合には、必ず窓扉4を中折れにし
ないと窓の開閉ができないので、壁面2に向って吹く風
がある場合にも折り畳む必要があり、操作が煩わしい。
このため、第5図に示すように窓扉部材4a、4bのそ
れぞれに、上下2段の上げ下げ窓扉31a、31b、3
2a、32bを設け、これらの各一方を矢印方向に上げ
下げすることにより開窓状態として、正面からの風を室
1内に直ちに取込むようにすることができる。
また、かかる上げ下げ窓枠構造とすることにより、1つ
の窓での換気の場合に、窓扉4を窓3の中央で折り畳ま
なくても、第6図に示すように、室1内に外気を取込ん
で室内の空気を外へ排出することが可能になる。
〈発明の効果〉 以上のように、この発明によれば、建物の壁面に、開窓
時に、この壁面に対して交差する方向に窓枠を突出及び
移動可能としたことにより、この窓枠の風上および風下
に作った正圧側および負圧側を利用して、風が壁面に対
して並行に吹く場合や略直交して吹く場合に、室内への
空気の取入れおよび室内の空気の排出を積極的に行わせ
ることができ、室内の自然換気を最適に実施できるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a) 、 (b) 、 (c)はこの発明の排
気原理を示す換気窓の説明図、第2図はこの発明の換気
窓の一実施例を示す概略斜視図、第3図は換気窓の他の
実施例を示す概略斜視図、第4図はガイドブロックの拡
大斜視図、第5図は換気窓のさらに他の実施例を示す概
略正面図、第6図は第5図の換気窓による換気作用を示
す説明図である。 1・・室、2・・壁面、3・・窓、4・・窓扉、4a、
4b・・窓扉部材、17・・窓枠。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)閉窓時に壁面に沿った窓枠と同方向に並び、開窓時
    に窓枠と交差する方向に突出できるような窓扉を配置し
    、前記開窓時における窓扉を風向きに対して正圧側又は
    /及び負圧側に開放することができるよう移動可能に配
    置したことを特徴とする換気窓。 2)窓扉がヒンジで結合した折畳み自在の2枚の窓扉部
    材からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の換気窓。 3)窓扉がヒンジで結合した折畳み自在の2枚の窓扉部
    材からなり、この窓扉部材の上記ヒンジとは反対側の上
    下面が窓枠のガイドレールに沿ってガイドされ、かつそ
    のガイド位置が窓幅全域で保持されるようにしたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の換気窓。 4)窓扉が1つの室の2つの窓に1つずつ設けられてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の換気窓
    。 5)窓扉が1つの室の1つの窓の中央部に1つだけ設け
    られていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の換気窓。
JP62146212A 1987-06-13 1987-06-13 換気窓構造体 Expired - Lifetime JPH07113308B2 (ja)

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JP62146212A JPH07113308B2 (ja) 1987-06-13 1987-06-13 換気窓構造体

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JPS63312489A true JPS63312489A (ja) 1988-12-20
JPH07113308B2 JPH07113308B2 (ja) 1995-12-06

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4913520U (ja) * 1972-04-28 1974-02-05
JPS52148448U (ja) * 1976-05-06 1977-11-10
JPS5921394U (ja) * 1982-07-31 1984-02-09 松下電工株式会社 ドア枠
JPS6039430U (ja) * 1983-08-23 1985-03-19 ファナック株式会社 ワイヤカット放電加工機

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