JPS6331162B2 - - Google Patents

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JPS6331162B2
JPS6331162B2 JP4003882A JP4003882A JPS6331162B2 JP S6331162 B2 JPS6331162 B2 JP S6331162B2 JP 4003882 A JP4003882 A JP 4003882A JP 4003882 A JP4003882 A JP 4003882A JP S6331162 B2 JPS6331162 B2 JP S6331162B2
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JP
Japan
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feed
pig
pigsty
feed hopper
stall
Prior art date
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JP4003882A
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English (en)
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JPS58158116A (ja
Inventor
Takao Mitsushima
Takashi Okamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOMYA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
OOMYA SEISAKUSHO KK
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Publication date
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  • Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 養豚経営に必要な生産費のうち、飼料費の占め
る割合は70%を越えている。このため、飼料をよ
り効果的に給与することが、養豚経営の改善に不
可欠の要素であることが明白である。
養豚のうちで、繁殖に供せられる種雌豚の飼育
では、各個体毎に飼料給与量が異なるので、各個
体専用に計量機能を備えたストツクホツパーを設
置して、飼料を給与しているが、肥育豚で且つ群
飼(1豚房内に10〜15豚の肥育豚を収容する飼育
形態)の場合にあつては、収容している各個体に
均等にしかも適量の飼料を給餌するには、上記の
如きストツクホツパーを設けるか、或いは、人手
に依る手給餌に頼らざるを得ない。上記の如きス
トツクホツパー、或いは、豚舎内の全豚房に計量
装置を設けることは、多額の設備投資を要するこ
とになり、養豚経営の生産費の上昇に波及するこ
とになる。
本発明の目的は、群飼様式の肥育豚舎におい
て、豚舎内の各豚房に収容されている肥育豚の頭
数及び日令に対応して、各豚房に設けられた飼槽
に適量の飼料を供給しようとするものである。こ
の目的に沿うために、各豚房の飼槽は、収容する
肥育豚のすべてが一斉に採食するとき、充分に並
び得る給餌面積、つまり飼槽長さを備えたもので
あり、且つ、この飼槽長さの全域にわたり、均等
に飼料を供給し得るように、飼料ホツパーの長さ
は、飼槽長さに対応している事に加えて、均等な
飼料の落下供給を実現するために、複数列のスク
リユーが適宣間隔を保つて、飼料ホツパーに具備
されていなければならない。
本発明では、前記の目的を達成するため、豚舎
内の隣接する豚房列の方向に沿つて、豚房列の上
方にレールを配置し、該レールによつて、レール
方向に走行する。走行式の飼料ホツパー内の下部
に、走行方向と平行方向にて適宣の間隔を保つて
複数列のスクリユーを備えて、飼料ホツパー内に
貯えた飼料が、各豚房の飼槽内へ均等に落下供給
できるようにすると共に、走行式飼料ホツパーの
各豚房内飼槽上方への移行、停止、停止時間及び
再移行開始の指示、並びにスクリユー回転の始動
及び停止の制御を行なう制御盤が備えられてお
り、該制御盤には、併せて、スクリユーの回転数
の積算機能を備えることにより、給与飼料の総量
を正確に把握することが可能である。
以下、本発明の具体的な実施例を示す図面に従
い本発明の構成と機能の詳細な説明をする。
第1図及び第2図は、本発明になる給餌装置が
適する一般的な豚房配列をもつ豚舎の部分的な平
面略図である。豚房1は、各々長方形でその長辺
を相互に隣接して間仕切3とし、豚房の中央通路
2に沿い、その両側に配置されている。1つの豚
房1には、通常10〜15頭の豚5が収容されている
が、豚5の各個体間には強弱があり、採食面積が
限定されると、強い豚が弱い豚を押しのけて、優
先採食するため、各豚5が揃つて肥育されるに
は、豚5がすべて並んで均等に、且つ同時に採食
できるように、間仕切3に沿つて飼槽4を設け
る。配列された豚房1の上方には走行レール11
を配し、該走行レール11に沿い、各々の飼槽4
の位置に対応して、後述のリミツトスイツチを作
動させるドツグ(図示せず)を設けてあり、給餌
装置による給餌位置の検出、指定を行なわしめ
る。
第3,4及び5図に、本発明における給餌装置
の実施例を示している。走行レール11は、豚舎
内の適当な高さとなるように、配列された豚房1
の方向と平向に配置されており、飼料ホツパー1
2は、前記走行レール11と直角方向、即ち、豚
房1の長手方向で、飼槽4の長さに対応した長さ
を有している。飼料ホツパー12には2対の走行
車輪13が付設され、該走行車輪13を走行レー
ル11に懸架し、駆動モータ14により走行車輪
13を駆動することにより、飼料ホツパー12
は、走行レール11に沿つて、適宣の速度にて移
動することが可能となり、各豚房1毎に対応する
位置に設けるドツグ(図示せず)に、飼料ホツパ
ー12側に設けたリミツトスイツチ(図示せず)
が当つて、飼料ホツパー12に付設した制御盤2
2内に配した制御器により、各豚房1毎の飼槽4
の真上の位置で停止し、後述の如き飼料の投下を
開始して所定飼料量の投下が終了後、走行を再開
し、次位に配列された豚房迄走行し、上記の作動
を反復する。
飼料ホツパー12の下部には、スクリユー式配
分器16を設ける。該配分器16は、豚房1の長
手部分と直角に、15〜30cmの間隔を保つて複数列
にて水平に配置されたスクリユー17により構成
され、該スクリユー17は、スクリユー駆動モー
ター18と、各スクリユー17の支軸部に固設さ
れているチエーンスプロケツト19との間にかけ
渡されるローラーチエーン20により、すべて同
一且つ同方向回転に保つことが可能となる。従つ
て、飼料ホツパー12内を流下した飼料は、配分
器16に到ると、スクリユー17により等量の飼
料が、落下口21より同時に落下を始める。即
ち、飼料は、豚房1の長手方向に設けてある飼槽
4に全長にわたつて、均一等量に給餌されること
になる。
制御盤22には、給餌時間の設定に使用するタ
イムスイツチ;飼料ホツパー12側に設けたリミ
ツトスイツチ(図示せず)の作動により駆動モー
タ−14の始動及び停止を制御する制御器、配分
器16に設けたスクリユー17の各豚房1毎にお
ける指定回転時間のプリセツト装置;該指定時間
の積算装置を備えている。
上記の制御盤22に設けることにより、各豚房
1毎に飼料ホツパー12を移動、停止させ、更に
各豚房1毎に収容されている豚5の日令、頭数に
適応した飼料の量は、各々の豚房1毎にプリセツ
トされた所定回転時間の間、スクリユー駆動モー
ター18が運転されることにより、飼槽4内に均
等に投下されることが可能となるのである。
上記の構成をもつ本発明による給餌装置の動作
は次の通りである。即ち、制御盤22内に設けた
タイムスイツチの指示により、駆動モーター14
の運転が始まり、飼料ホツパー12は走行を開始
する。そして、配列された豚房1の第1番目に設
けられている飼槽1の真上に来た時、走行レール
11に設けたドツグ(図示せず)に飼料ホツパー
12側に設けたリミツトスイツチ(図示せず)が
当たると、駆動モーター14は運転を停止し、飼
料ホツパー12の移動は停止する。これと同時
に、制御盤22内のスクリユー駆動モーター18
の制御装置が作動して、スクリユー駆動モーター
18は運転を開始し、第1番目の豚房1に対して
プリセツトされた所定時間の間、配分器16に設
けたスクリユー17をすべて等速で回転させて、
投下口21より飼槽4内へ等量の飼料を飼槽4の
全長にわたり均等に投下する。所定時間を経過す
ると、スクリユー駆動モーター18の運転は停止
し、全スクリユー17の回転も停止するので飼料
の投下も又、休止する。このあと直ちに、駆動モ
ーター14の運転が再開され、飼料ホツパー12
は、第2番目の豚房1の飼槽4の直上迄移動を開
始し、上述の動作を反復する。
尚、各飼槽4への飼料投下量の変化を、スクリ
ユー17の運転時間の長さで制御できる根拠は、
精度を保つて製作されたスクリユー17と、該ス
クリユー17を収容する容器の形状を一定精度に
保つて製作組み合わせることにより、搬出される
飼料の量は回転数に比例することにあり、従つ
て、各飼槽4毎におけるスクリユー駆動モーター
18の運転時間を制御すれば、各豚房1毎の所定
の飼料投下量が確保されることになるのである。
第6図乃至第9図に、本発明の他の実施例を示
している。豚舎によつては、各々の豚房1に対
し、同一種類の飼料のみを給餌するとは限らず、
例えば、若令の肥育豚と、肥育後期の肥育豚が、
同一配列における各豚房1に、任意の状態で組み
合わされて収容される場合があり、この実施例
は、このような豚房配列の場合に適用されるもの
である。
第6図に示す実施例では、飼料ホツパー12
は、該飼料ホツパー12内に設けられた仕切板2
3によつて区割され、各区割室12′、12″には
各々飼料a,bが収容されている。そしてa飼料
の入つている区割室12′に、例えば右巻きスク
リユー17を設けた時に、b飼料の入る区割室1
2″には、左巻きスクリユー17′を設ける。この
ようにして、区割室12′、12″を各々同数設け
ておく。そして、スクリユー17には、右回転方
向のみ回転力を伝達するワンウエイクラツチ24
を、スクリユー17′には、左回転のみを伝達す
るワンウエイクラツチ24′を各々のスクリユー
17、17′の対応する支軸に設置する。そして、
スクリユー駆動モーター18の回転方向を、右回
転或いは左回転するように制御すれば、1台のス
クリユー駆動モーター18により、2種類の飼料
を選択給餌することが可能となる。この時、制御
盤22内には、ab2種類の飼料の各豚房1毎の選
択指示をする機能を附与し、スクリユー駆動モー
ター18の正逆回転方向と、運転時間の長さの指
示をしなければならないことは云うまでもない。
第7図乃至第9図に示す実施例は、2種類の飼
料を、各々別のスクリユー駆動モーター18、1
8′により投下給餌する場合を示している。この
実施例は、第9図に示される如き豚房の配列の組
み合わせの時に好ましく、飼料ホツパー121
は、該飼料ホツパー121を長手方向に仕切る仕
切板25により2室に分割され、その各々に飼料
c、dが収容される。そして第3図乃至第5図の
実施例で述べたと同様の機構、動作に従い、スク
リユー駆動モーター18、18′の駆動を選択し
て制御することにより、飼槽4、4′に同時に飼
料c、dを給餌することを可能とするものであ
る。この実施例における制御盤22には、飼料
c、dを各豚房1毎に対応して選択し、スクリユ
ー駆動モーター18、18′の運転制御を可能と
するようにした制御装置が組み込まれていること
は勿論である。
以上詳述した本発明を実施すると、従来実施さ
れていた給餌装置の如く、各豚房毎に計量器、或
いは計量用ストツクホツパーを設置する必要がな
く、比較的簡単な構成で設備され得ることから、
設備費が安価ですむ利点を有している。そして、
給餌作業が自動化されることによる省力化の効果
と共に、給餌量の計数管理が容易に実行でき、更
に加えて、群飼飼育している各豚房に対して適切
な給餌量で管理することで、各豚の均等な肥育と
飼料の効率化による飼料要求率の向上が可能であ
り、更に、肥育期間を通じて飼料の選択と適量給
餌を実現することで、良肉質の肥育豚を生産する
ことが実現する等、養豚経営の改善、合理化に寄
与することが大である。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の具体的な実施例を説明するた
めのもので、第1図及び第2図は、豚房の配列、
及び飼槽の位置を示す豚舎の部分的な平面略図、
第3図は本発明による給餌装置の一実施例を示す
1部縦断した正面略図、第4図は、第3図のA−
A部の横断側面の略図、第5図は飼料ホツパーの
上面より見た平面略図、第6図は、本発明の他の
実施例の飼料ホツパーの上面より見た平面略図、
第7図は、本発明の更に他の実施例の飼料ホツパ
ーの上面より見た平面略図、第8図は、第7図の
B−B部の横断側面の略図、第9図は、第8図に
示す実施例を説明するための豚房配列を示す豚舎
の部分的な平面略図である。 1……豚房、4……飼槽、11……走行レー
ル、12……飼料ホツパー、13……走行車輪、
14……駆動モーター、16……配分器、17…
…スクリユー、18……スクリユー駆動モータ
ー、21……投下口、22……制御盤、24……
ワンウエイクラツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 豚舎の長手方向に、各豚房を互いに隣接して
    配列し、該豚房内の飼槽は、収容する全豚が同時
    に採食可能な長さを有して豚舎の長手方向と直角
    方向に配置されている構造の豚舎について、 上記豚房列と同一方向にて、該豚房列の上方に
    レールを配し、 該レールに沿つて、その方向に移動する自走式
    で、前記飼槽の長さに対応する長さを有する飼料
    ホツパーを設け、 該飼料ホツパー内の飼料を均等に落下散布する
    ためのスクリユーを、該飼料ホツパーの下部に、
    走行方向と平行に適宜の間隔を保つて複数列にて
    配置し、 豚房列の各豚房飼槽位置への走行、停止並び
    に、前記スクリユーの回転の始動、停止の制御、
    及び投下飼料の量の積算機能を備えた制御装置、 を載架したことを特徴とする養豚用自動制限給餌
    装置。 2 複数の種類の飼料を給餌するため、内部仕切
    りにて区画された飼料ホツパーを設けた特許請求
    の範囲第1項に記載の養豚用自動制限給餌装置。 3 飼料ホツパー下部に設置された複数列のスク
    リユーが、その捩れ方向が互いに逆方向となるよ
    うに配置されている特許請求の範囲第1項または
    第2項に記載の養豚用自動制限給餌装置。
JP4003882A 1982-03-13 1982-03-13 養豚用自動制限給餌装置 Granted JPS58158116A (ja)

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JPS58158116A JPS58158116A (ja) 1983-09-20
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0329554U (ja) * 1988-12-21 1991-03-25

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JPS6374430A (ja) * 1986-09-18 1988-04-04 株式会社 岩手シ−アイフア−ム 飼料量自動計量装置

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JPH0329554U (ja) * 1988-12-21 1991-03-25

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