JPS63308849A - カラ−受像管 - Google Patents
カラ−受像管Info
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- JPS63308849A JPS63308849A JP14407987A JP14407987A JPS63308849A JP S63308849 A JPS63308849 A JP S63308849A JP 14407987 A JP14407987 A JP 14407987A JP 14407987 A JP14407987 A JP 14407987A JP S63308849 A JPS63308849 A JP S63308849A
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Landscapes
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
この発明は、カラー受像管に係り、特にシャドウマスク
を改良したカラー受像管に関する。
を改良したカラー受像管に関する。
(従来の技術)
一般に、カラー受像管は、第6図に示すように、外囲器
(1)を構成するパネル(2)の内面に3色蛍光体層か
らなる蛍光面(3)が形成され、この蛍光面(3)に対
向して、その内側に、所定ピッチで多数の透孔(4)が
形成されたシャドウマスク(5)が配設されており、こ
のシャドウマスク(5)の透孔(4)を介して、上記外
囲器(1)のネック(6)内に配設された電子銃(7)
から放出される電子ビームを上記蛍光面(3)を構成す
る3色蛍光体層に正しく入射させるように構成されてい
る。
(1)を構成するパネル(2)の内面に3色蛍光体層か
らなる蛍光面(3)が形成され、この蛍光面(3)に対
向して、その内側に、所定ピッチで多数の透孔(4)が
形成されたシャドウマスク(5)が配設されており、こ
のシャドウマスク(5)の透孔(4)を介して、上記外
囲器(1)のネック(6)内に配設された電子銃(7)
から放出される電子ビームを上記蛍光面(3)を構成す
る3色蛍光体層に正しく入射させるように構成されてい
る。
かかるカラー受像管について、最近、ビデオやオーディ
オ機器のコンポーネントの一つとしてカラー受像管が利
用され、デザイン的にも簡素で機能的なものが要求され
ることから、従来の球面状のパネル(2)を平面に近づ
け、かつ画面四隅部の画像の切れをなくして見易くした
ものがある。また、画面の粗さについても、文字放送対
応の各種ディスプレイ管やキャラクタ−管などで中高精
細化されたものが採用されている。
オ機器のコンポーネントの一つとしてカラー受像管が利
用され、デザイン的にも簡素で機能的なものが要求され
ることから、従来の球面状のパネル(2)を平面に近づ
け、かつ画面四隅部の画像の切れをなくして見易くした
ものがある。また、画面の粗さについても、文字放送対
応の各種ディスプレイ管やキャラクタ−管などで中高精
細化されたものが採用されている。
ところで、従来より、このカラー受像管のシャドウマス
ク(5)は、フォトエツチングにより厚さ約0.15m
mの金属板から形成され、通常のシャドウマスク(5)
では、第7図に示すように、その透孔(4)の蛍光面(
3)と対向する面の開口(8a)は、反対側の面の開口
(8b)より大きく形成されている。これは、この透孔
(4)を通る電子ビーム(9)の蛍光面(3)方向への
反射を少なくするためであり1通常のカラー受像管では
、透孔ピッチが粗いので、その蛍光面(3)と対向する
面側の開口(8a)を十分大きくすることが可能である
。しかし、中高精細カラー受像管では、その透孔ピッチ
が小さく、したがって、第8図に示すように、蛍光面(
3)と対向する面側の開口を十分大きくすることができ
ず、電子ビーム(9)がその透孔(4)内壁に衝突して
蛍光面(3)方向へ反射し、その反射ビームのために、
画面に色ずれを生ずる。また、このシャドウマスク(5
)を用いて蛍光面(3)を形成するときも、露光光源か
ら発した光がその透孔(4)内壁に衝突して反射し、た
とえば円形状の透孔(4)に対して、蛍光面(3)を構
成するマトリックスホールあるいはドツト状の蛍光体層
は、円形状に形成されず、楕円状やつぶれた円形状にな
る。特にパネル(2)を平面状にしたカラー受像管では
、シャドウマスク(5)も平面状に形成されるため、そ
の傾向が助長される。そのため、このようなカラー受像
管では、画面品位が低下するという問題がある。
ク(5)は、フォトエツチングにより厚さ約0.15m
mの金属板から形成され、通常のシャドウマスク(5)
では、第7図に示すように、その透孔(4)の蛍光面(
3)と対向する面の開口(8a)は、反対側の面の開口
(8b)より大きく形成されている。これは、この透孔
(4)を通る電子ビーム(9)の蛍光面(3)方向への
反射を少なくするためであり1通常のカラー受像管では
、透孔ピッチが粗いので、その蛍光面(3)と対向する
面側の開口(8a)を十分大きくすることが可能である
。しかし、中高精細カラー受像管では、その透孔ピッチ
が小さく、したがって、第8図に示すように、蛍光面(
3)と対向する面側の開口を十分大きくすることができ
ず、電子ビーム(9)がその透孔(4)内壁に衝突して
蛍光面(3)方向へ反射し、その反射ビームのために、
画面に色ずれを生ずる。また、このシャドウマスク(5
)を用いて蛍光面(3)を形成するときも、露光光源か
ら発した光がその透孔(4)内壁に衝突して反射し、た
とえば円形状の透孔(4)に対して、蛍光面(3)を構
成するマトリックスホールあるいはドツト状の蛍光体層
は、円形状に形成されず、楕円状やつぶれた円形状にな
る。特にパネル(2)を平面状にしたカラー受像管では
、シャドウマスク(5)も平面状に形成されるため、そ
の傾向が助長される。そのため、このようなカラー受像
管では、画面品位が低下するという問題がある。
これを解決する手段としては。
(イ)シャドウマスクの板厚を薄くする(口)蛍光面側
の開口に対して反対側の開口をシャドウマスクの中心方
向に偏心させる などが考えられるが、(イ)の手段では、カラー受像管
に振動や衝撃が加わったとき、その振動や衝撃がシャド
ウマスク(5)に伝わり1画面にハウリングを生ずる。
の開口に対して反対側の開口をシャドウマスクの中心方
向に偏心させる などが考えられるが、(イ)の手段では、カラー受像管
に振動や衝撃が加わったとき、その振動や衝撃がシャド
ウマスク(5)に伝わり1画面にハウリングを生ずる。
また、(α)の手段では、たとえば高精細カラー受像管
用シャドウマスクとして、たとえば透孔ピッチを0.2
5mmとし、蛍光面(3)側の開口径を0.23ie麿
に1反対側の開口径を0.11a層に形成しようとして
も、素材の板厚が0.15mmでは、エツチングが均一
に進行せず、透孔形状が楕円またはくずれた円形になっ
てしまい、所要シャドウマスクとすることが困難である
。
用シャドウマスクとして、たとえば透孔ピッチを0.2
5mmとし、蛍光面(3)側の開口径を0.23ie麿
に1反対側の開口径を0.11a層に形成しようとして
も、素材の板厚が0.15mmでは、エツチングが均一
に進行せず、透孔形状が楕円またはくずれた円形になっ
てしまい、所要シャドウマスクとすることが困難である
。
(発明が解決しようとする問題点)
上記のように、ディスプレイ管やキャラクタ−管など中
高精細化されたカラー受像管では、シャドウマスクの透
孔ピッチが小さいため、その蛍光面と対向する面側の透
孔の開口を十分大きくすることができず、そのために、
電子ビームがその透孔内壁に衝突して蛍光面方向に反射
し、その反射ビームのために画面に色ずれを生じたり、
また、蛍光面を形成するとき、露光光源からの光がその
透孔内壁に衝突して蛍光面方向に反射し、蛍光面を構成
するマトリックスホールや蛍光体層の形状を劣化し5画
面品位を低下させるという問題点がある。
高精細化されたカラー受像管では、シャドウマスクの透
孔ピッチが小さいため、その蛍光面と対向する面側の透
孔の開口を十分大きくすることができず、そのために、
電子ビームがその透孔内壁に衝突して蛍光面方向に反射
し、その反射ビームのために画面に色ずれを生じたり、
また、蛍光面を形成するとき、露光光源からの光がその
透孔内壁に衝突して蛍光面方向に反射し、蛍光面を構成
するマトリックスホールや蛍光体層の形状を劣化し5画
面品位を低下させるという問題点がある。
この発明は、上記問題点を解決するためになされたもの
であり、シャドウマスクを改良して、画面に色ずれを生
じたり、マトリックスホールや蛍光体層の形状を劣化し
て画面品位を低下させないカラー受像管を構成すること
を目的とする。
であり、シャドウマスクを改良して、画面に色ずれを生
じたり、マトリックスホールや蛍光体層の形状を劣化し
て画面品位を低下させないカラー受像管を構成すること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段)
所定のピッチで配列された多数の透孔を有するシャドウ
マスクが蛍光体スクリーンに対向して配設され、このシ
ャドウマスクの上記蛍光体スクリーンと対向する面の透
孔の開口が反対側の面の開口より大きいカラー受像管に
おいて、シャドウマスクの蛍光体スクリーンと対向する
面の開口を、少なくともこのシャドウマスクの周辺部に
おいて隣接する透孔の蛍光体スクリーンと対向する面の
開口と連結するように構成した。
マスクが蛍光体スクリーンに対向して配設され、このシ
ャドウマスクの上記蛍光体スクリーンと対向する面の透
孔の開口が反対側の面の開口より大きいカラー受像管に
おいて、シャドウマスクの蛍光体スクリーンと対向する
面の開口を、少なくともこのシャドウマスクの周辺部に
おいて隣接する透孔の蛍光体スクリーンと対向する面の
開口と連結するように構成した。
(作 用)
上記のように、シャドウマスクの蛍光体スクリーンと対
向する面の透孔の開口を、少なくともシャドウマスクの
周辺部において、隣接する透孔の蛍光体スクリーンと対
向する面の開口と連結するように構成すると、はとんど
シャドウマスクの強度を低下させることなく、電子ビー
ムや露光光源からの光の透孔内壁への衛突をなくし、そ
の反射ビームや反射光を蛍光面へ入射させないようにす
ることができる。
向する面の透孔の開口を、少なくともシャドウマスクの
周辺部において、隣接する透孔の蛍光体スクリーンと対
向する面の開口と連結するように構成すると、はとんど
シャドウマスクの強度を低下させることなく、電子ビー
ムや露光光源からの光の透孔内壁への衛突をなくし、そ
の反射ビームや反射光を蛍光面へ入射させないようにす
ることができる。
(実施例)
以下、図面を参照してこの発明を実施例に基づいて説明
する。
する。
カラー受像管の全体の構成については、前述したカラー
受像管と同じであるので、その説明を省略し、以下、高
精細ディスプレイ用カラー受像管のシャドウマスクに適
用した一例について述べる。
受像管と同じであるので、その説明を省略し、以下、高
精細ディスプレイ用カラー受像管のシャドウマスクに適
用した一例について述べる。
このカラー受像管のパネルは、同型の通常のカラー受像
管のパネルにくらべて、その球面曲率半径が約2倍の平
面に近い形状に形成され、かつ画面四隅部の画像の切れ
をなくすフルスクエア型に形成されている。それに対応
して、シャドウマスクもまた平面に近い球面状に形成さ
れ、そのパネル内面に形成された蛍光体スクリーンに対
向するマスク本体部分には、第1図(A)図ないしくC
)図に示すように、所定ピッチで中央部から周辺部にが
けて次第に形状の異なる透孔(10)が形成されている
。すなわち、このシャドウマスクの透孔(10)は、上
記蛍光体スクリーンに対向する面の反対側の面の開口直
径dが、第2図に半径rfで示す対角方向に、シャドウ
マスク(11)の中央部から周辺部にかけて一定である
が、蛍光体スクリーンに対向する面の開口直径りは、中
央部を(A)図に、中間部を(B)図に、周辺部を(C
)図に示すように、中央部から周辺部方向に次第に大き
くなり、周辺部では、隣接透孔(10)の開口と連結し
ている。
管のパネルにくらべて、その球面曲率半径が約2倍の平
面に近い形状に形成され、かつ画面四隅部の画像の切れ
をなくすフルスクエア型に形成されている。それに対応
して、シャドウマスクもまた平面に近い球面状に形成さ
れ、そのパネル内面に形成された蛍光体スクリーンに対
向するマスク本体部分には、第1図(A)図ないしくC
)図に示すように、所定ピッチで中央部から周辺部にが
けて次第に形状の異なる透孔(10)が形成されている
。すなわち、このシャドウマスクの透孔(10)は、上
記蛍光体スクリーンに対向する面の反対側の面の開口直
径dが、第2図に半径rfで示す対角方向に、シャドウ
マスク(11)の中央部から周辺部にかけて一定である
が、蛍光体スクリーンに対向する面の開口直径りは、中
央部を(A)図に、中間部を(B)図に、周辺部を(C
)図に示すように、中央部から周辺部方向に次第に大き
くなり、周辺部では、隣接透孔(10)の開口と連結し
ている。
第3図は、かかるシャドウマスク(11)の具体例とし
て、17吋ディスプレイ用カラー受像管の開口径を示し
たものであり、透孔(10)を円形状とし、その透孔ピ
ッチを0.25+mm、蛍光体スクリーンに対向する面
の反対側の開口直径dを直線(12)で示すように0.
11mmとして、蛍光体スクリーンに対向する面の開口
直径りを、直線(13)で示すようにシャドウマスク(
11)の半径+4方向に変化させ、中央部で0.23m
m、周辺部で約0.30m+mとしたものである。
て、17吋ディスプレイ用カラー受像管の開口径を示し
たものであり、透孔(10)を円形状とし、その透孔ピ
ッチを0.25+mm、蛍光体スクリーンに対向する面
の反対側の開口直径dを直線(12)で示すように0.
11mmとして、蛍光体スクリーンに対向する面の開口
直径りを、直線(13)で示すようにシャドウマスク(
11)の半径+4方向に変化させ、中央部で0.23m
m、周辺部で約0.30m+mとしたものである。
このシャドウマスク(11)は、つぎのように製作する
ことができる。
ことができる。
まず、第4図(A)図に示すように、たとえば板厚約0
.15mmのアンバー材(36%Ni−64%Fe)を
素材(15)として、その両面に感光剤を塗布し、乾燥
して感光剤被膜(16)を形成する。つぎに、CB)図
に示すように、その両面の感光剤被膜(16)に、形成
しようとする透孔(10)の両面の開口に対応する大き
さのドツトパターンが形成された一対のネガパターン(
17a)、(17b)を密着して、上記両面の感光剤被
膜(16)にネガパターン07a)、(17b)のパタ
ーンを焼付ける。その後、現像して(C)図に示すよう
に、その未感光部を除去し、その下部の金属面を露出さ
せる。しかるのち、(D)図に示すように、その一方の
面すなわち大きな開口を形成する面側に保護フィルム(
18a)を接着して、小さな開口を形成する他方の面側
をエツチングして、その金属露出部に凹孔(19)を形
成する。つぎに、(E)図に示すように、この凹孔(1
9)の形成された面側の感光剤被膜(16)を除去して
、この面に耐エツチング用のニス(20)を塗布し、さ
らにその上に保護フィルム(18b)を接着する。そし
て、(F)図に示すように、上記一方の面側をエツチン
グして、この一方の面側に上記他方の面側に形成された
凹孔(19)に連通ずる凹孔(21)を形成する。その
後、(G)図に示すように、この一方の面倒に設けられ
た保護フィルム(tab)、ニス(20)および他方の
面側の感光剤被膜(16)を除去することにより、所要
の透孔(10)をもつシャドウマスク(11)とするこ
とができる。
.15mmのアンバー材(36%Ni−64%Fe)を
素材(15)として、その両面に感光剤を塗布し、乾燥
して感光剤被膜(16)を形成する。つぎに、CB)図
に示すように、その両面の感光剤被膜(16)に、形成
しようとする透孔(10)の両面の開口に対応する大き
さのドツトパターンが形成された一対のネガパターン(
17a)、(17b)を密着して、上記両面の感光剤被
膜(16)にネガパターン07a)、(17b)のパタ
ーンを焼付ける。その後、現像して(C)図に示すよう
に、その未感光部を除去し、その下部の金属面を露出さ
せる。しかるのち、(D)図に示すように、その一方の
面すなわち大きな開口を形成する面側に保護フィルム(
18a)を接着して、小さな開口を形成する他方の面側
をエツチングして、その金属露出部に凹孔(19)を形
成する。つぎに、(E)図に示すように、この凹孔(1
9)の形成された面側の感光剤被膜(16)を除去して
、この面に耐エツチング用のニス(20)を塗布し、さ
らにその上に保護フィルム(18b)を接着する。そし
て、(F)図に示すように、上記一方の面側をエツチン
グして、この一方の面側に上記他方の面側に形成された
凹孔(19)に連通ずる凹孔(21)を形成する。その
後、(G)図に示すように、この一方の面倒に設けられ
た保護フィルム(tab)、ニス(20)および他方の
面側の感光剤被膜(16)を除去することにより、所要
の透孔(10)をもつシャドウマスク(11)とするこ
とができる。
ところで、上記のように、透孔(10)を形成すると、
シャドウマスク周辺部で蛍光体スクリーン側の開口が隣
接する透孔(10)の開口と連通し、透孔(10)が浅
くなっているため、第5図に示すように、電子ビーム(
9)が透孔(10)内壁へ衝突し、蛍光体スクリーン方
向へ反射することがなく、したがって、従来、高精細用
シャドウマスクとして透孔ピッチが小さいために、電子
ビームが透孔内壁へ衝突して、蛍光体スクリーン方向へ
反射するために生じた色ずれを防止することができる。
シャドウマスク周辺部で蛍光体スクリーン側の開口が隣
接する透孔(10)の開口と連通し、透孔(10)が浅
くなっているため、第5図に示すように、電子ビーム(
9)が透孔(10)内壁へ衝突し、蛍光体スクリーン方
向へ反射することがなく、したがって、従来、高精細用
シャドウマスクとして透孔ピッチが小さいために、電子
ビームが透孔内壁へ衝突して、蛍光体スクリーン方向へ
反射するために生じた色ずれを防止することができる。
また、蛍光体スクリーンを形成するとき、露光光源から
の光の透孔内壁への衝突もなくすことができ、蛍光体ス
クリーンを構成するマトリックスホールや蛍光体層を所
定の形状に形成することができる。しかも、マスク本体
周辺部を必要以上に薄くすることなく、また、マスク本
体周辺部外周のスカート部の板厚を薄くしないので、シ
ャドウマスクの機械的強度をほとんど損ねることなく、
所要のカラー受像管とすることができる。
の光の透孔内壁への衝突もなくすことができ、蛍光体ス
クリーンを構成するマトリックスホールや蛍光体層を所
定の形状に形成することができる。しかも、マスク本体
周辺部を必要以上に薄くすることなく、また、マスク本
体周辺部外周のスカート部の板厚を薄くしないので、シ
ャドウマスクの機械的強度をほとんど損ねることなく、
所要のカラー受像管とすることができる。
なお、上記実施例では、透孔が円形状としたが、この発
明は、ブリッジを介して配列されたスロット状の透孔を
有するシャドウマスクなど他のシャドウマスクにも適用
できる。なお、特にこのブリッジを介して配列されたス
ロット状の透孔を有するシャドウマスクについては、周
辺部の蛍光体スクリーン側の開口は、ブリッジ以外の部
分で隣接する透孔の開口と連結するようにするのがよい
。
明は、ブリッジを介して配列されたスロット状の透孔を
有するシャドウマスクなど他のシャドウマスクにも適用
できる。なお、特にこのブリッジを介して配列されたス
ロット状の透孔を有するシャドウマスクについては、周
辺部の蛍光体スクリーン側の開口は、ブリッジ以外の部
分で隣接する透孔の開口と連結するようにするのがよい
。
蛍光体スクリーンに対向して配設されるシャドウマスク
の透孔について、蛍光体スクリーンと対向する面の開口
を、少なくともこのシャドウマスクの周辺部において大
きく形成して、隣接する透孔の蛍光体スクリーンと対向
する面の開口と連結するようにすると、電子ビームが透
孔内壁へ衡突して蛍光体スクリーン方向へ反射し、その
反射ビームのために生ずる色ずれを防止することができ
、また、露光光源からの光が透孔内壁への衝突して、そ
の反射光のために蛍光体スクリーンを構成するマトリッ
クスホールや蛍光体層の形状が劣化するために生ずる画
面品位の低下を防止することができる。しかも、このシ
ャドウマスクは、マスク本体周辺部も必要以上に薄くす
ることなく、また、マスク本体周辺部外周のスカート部
の板厚を薄くしないので、その機械的強度をほとんど損
ねることなく、したがって、所要のカラー受像管とする
ことができる。
の透孔について、蛍光体スクリーンと対向する面の開口
を、少なくともこのシャドウマスクの周辺部において大
きく形成して、隣接する透孔の蛍光体スクリーンと対向
する面の開口と連結するようにすると、電子ビームが透
孔内壁へ衡突して蛍光体スクリーン方向へ反射し、その
反射ビームのために生ずる色ずれを防止することができ
、また、露光光源からの光が透孔内壁への衝突して、そ
の反射光のために蛍光体スクリーンを構成するマトリッ
クスホールや蛍光体層の形状が劣化するために生ずる画
面品位の低下を防止することができる。しかも、このシ
ャドウマスクは、マスク本体周辺部も必要以上に薄くす
ることなく、また、マスク本体周辺部外周のスカート部
の板厚を薄くしないので、その機械的強度をほとんど損
ねることなく、したがって、所要のカラー受像管とする
ことができる。
第1i1!lないし第5図はこの発明の実施例の図で。
第1図(A)ないしくC)図はそれぞれ一実施例カラー
受像管のシャドウマスクの要部構成を示す図、第2図は
シャドウマスクのマスク本体部分の図、第3図はシャド
ウマスクの一具体例についてその透孔の蛍光スクリーン
側の開口径の変化および反対側の開口径を示す図、第4
図(A)ないしくG)図はそれぞれシャドウマスクの製
造方法を説明するための工程図、第5図はシャドウマス
クの透孔に対する電子ビームの入射状況を示す図、第6
図はカラー受像管の全体の構成を示す図、第7図は従来
の通常のシャドウマスクの透孔に対する電子ビームの入
射状況を示す図、第8図は従来の高精細シャドウマスク
の透孔に対する電子ビームの入射状況を示す図である。
受像管のシャドウマスクの要部構成を示す図、第2図は
シャドウマスクのマスク本体部分の図、第3図はシャド
ウマスクの一具体例についてその透孔の蛍光スクリーン
側の開口径の変化および反対側の開口径を示す図、第4
図(A)ないしくG)図はそれぞれシャドウマスクの製
造方法を説明するための工程図、第5図はシャドウマス
クの透孔に対する電子ビームの入射状況を示す図、第6
図はカラー受像管の全体の構成を示す図、第7図は従来
の通常のシャドウマスクの透孔に対する電子ビームの入
射状況を示す図、第8図は従来の高精細シャドウマスク
の透孔に対する電子ビームの入射状況を示す図である。
Claims (3)
- (1)所定のピッチで配列された多数の透孔を有するシ
ャドウマスクが蛍光体スクリーンに対向して配設され、
このシャドウマスクの上記蛍光体スクリーンと対向する
面の透孔の開口が反対側の面の開口より大きいカラー受
像管において、 上記シャドウマスクの蛍光体スクリーンと対向する面の
開口が少なくともこのシャドウマスクの周辺部において
隣接する透孔の蛍光体スクリーンと対向する面の開口と
連結していることを特徴とするカラー受像管。 - (2)シャドウマスクの蛍光体スクリーンと対向する面
における透孔の開口がシャドウマスク中央部から周辺部
方向に次第に大きく形成されていることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載のカラー受像管。 - (3)シャドウマスクはブリッジを介して配列されたス
ロット状の透孔を有し、上記ブリッジ以外の部分で蛍光
体スクリーンと対向する面の開口が隣接する透孔の蛍光
体スクリーンと対向する面の開口と連結していることを
特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載のカ
ラー受像管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14407987A JPS63308849A (ja) | 1987-06-11 | 1987-06-11 | カラ−受像管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14407987A JPS63308849A (ja) | 1987-06-11 | 1987-06-11 | カラ−受像管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63308849A true JPS63308849A (ja) | 1988-12-16 |
Family
ID=15353776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14407987A Pending JPS63308849A (ja) | 1987-06-11 | 1987-06-11 | カラ−受像管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63308849A (ja) |
-
1987
- 1987-06-11 JP JP14407987A patent/JPS63308849A/ja active Pending
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