JPS63308591A - 集積回路の上にイオン化可能なガスを有した放射線検出器 - Google Patents

集積回路の上にイオン化可能なガスを有した放射線検出器

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JPS63308591A
JPS63308591A JP63008221A JP822188A JPS63308591A JP S63308591 A JPS63308591 A JP S63308591A JP 63008221 A JP63008221 A JP 63008221A JP 822188 A JP822188 A JP 822188A JP S63308591 A JPS63308591 A JP S63308591A
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JP
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radiation
integrated circuit
gas
generating
electric field
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JP63008221A
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アーサー イー ウーバー ザ サード
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J47/00Tubes for determining the presence, intensity, density or energy of radiation or particles
    • H01J47/02Ionisation chambers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/185Measuring radiation intensity with ionisation chamber arrangements
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T7/00Details of radiation-measuring instruments
    • G01T7/12Provision for actuation of an alarm
    • G01T7/125Alarm- or controlling circuits using ionisation chambers, proportional counters or Geiger-Mueller tubes, also functioning as UV detectors

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 イオン化放射線は人体に直接危険を及ぼすので、設定環
境において放射線を測定することが重要である。放射線
の測定に使用する放射線モニタ又は検出器の形式は、放
射線の種類、例えば、β線であるかα線であるか又はX
線であるかということや、設定環境、例えば、環境的に
隔離されたラボラトリであるか屋外の鉱山であるか潜在
的に危険な材料を保持している廃棄物投棄場であるかと
いったことによって左右される。ラボラトリの場合には
、連続ディスプレイ及び単−又は多数の放射線検出器を
有するモニタシステムが必要とされ、鉱山の場合には、
中程度の感度を有するポータプルのエリア検出が必要と
され、そして廃棄物投棄場の場合には、比較的感度の高
い指向性のある検出器が必要とされる。
D 、 A、 、ウェッチ’v (Iilaechte
r)氏等は、[新世代の低電力放射線サーベイ装置(N
ew GenerationLow Power Ra
diation 5urvey Instrument
s)Jと題する論文において、標準的なポータプル線量
計(放射線モニタ)システムについて述べている。
このポータプルモニタは、ガイガー・ミュラー管(0M
管)と、イオン化事象の数を記録する事象カウンタとを
備えている。又、読み出しディスプレイと、音声アラー
ムも設けられている。0M管に伴う問題は、警報には有
用であるが、その応答が放射線のエネルギに対してリニ
アでないためにその精度が放射線のエネルギと共に変化
することである。
発明の目的 15一 本発明の目的は、全放射線照射(全線量)と照射率(線
量率)との両方を正確に測定する放射線検出器を提供す
ることである。
本発明の別の目的は、放射線照射の程度を電子的に記録
する小型軽量の一体化された放射線検出組立体を提供す
ることである。
本発明の付加的な目的は、組立体を校正できると共に、
放射線計数又は線量率を表示することのできる校正及び
ディスプレイユニットに別々に取り付けられる放射線検
出組立体を提供することである。
本発明の更に別の目的は、イオン化放射線を検出及び測
定する必要がある時に使用できる放射線モニタ、例えば
、エリアモニタ、サーベイ記録器、放射性ガス検出器及
び品質保証手段を提供することである。
発明の概要 1つの実施例において、放射線検出器は、放射線検出組
立体と、検出制御/インターフェイスユニットとを備え
ている。検出組立体は、複数の検出サブ組立体より或る
。各々のサブ組立体は、導電性の組織等価プラスチック
で形成された半球状のバブルを備えており、このバブル
内にガス体積部が画成される。ガスは、そこに入射する
放射線によってイオン化される。ガスの体積部の下には
集積回路(IC)が取り付けられる。このICの表面上
に設けられた収集電極は、ガスに直接接触し、放射線に
よるガスのイオン化から生じたイオンを収集する。IC
は、収集電極を組み込んだ増幅器を備えている。検出制
御/インターフェイスユニットは、増幅器からの信号を
調整し、その信号をバッファする。1つの実施例におい
て、このユニットは、比較器として働く感知増幅器と、
検出サブ組立体を制御するのに用いるカウンタとを備え
ている。収集電極は、組み込まれた増幅器における増幅
トランジスタのための制御ゲートである。ガスの体積部
内に生じた電界は、或る極性のイオンを収集電極に向け
て移動させる。制御ゲート/収集電極は、収集されたイ
オンによって変化する所定のレベルにバイアスされ、そ
れ故、増−]b− 幅トランジスタの出力は、収集されたイオンの量を表わ
す信号となる。この信号はインターフェイスに送られ、
感知増幅器へ通される。調整された信号が所定のスレッ
シュホールドを通過する時には、カウンタがトリガされ
て増加される。又、カウンタがトリガされると、回路に
指令が発せられて、増幅トランジスタの制御ゲート(収
集電極)がクリアされるか又は所定のバイアスレベルに
復帰される。インターフェイスは、更に、線量/線量率
コンピュータ、メモリ及び通信部も備えている。更に別
の実施例において、収集電極の電圧レベル(バイアス)
は、トリガパルスを受け取ると、高レベルから低レベル
へ又はこれと反対に切り換わり、これにより、蓄積した
電荷をクリアするために電圧源を収集電極に電気的に接
続する必要性が排除される。
多数の電極をICの表面上に使用して収集電極又はバイ
アス電極として構成することができる。
後者の構成においては、電界のフラックス線がバイアス
電極と収集電極との間に延びる。さもなくば、収集電極
と、ガスのバブルを画成する導電性プラスチックの内面
との間に電界が延びる。
本発明の別の実施例では、多数のガス体積部が単一のI
Cの上に配置されて使用される。この設定においては、
ICは、ガスの各体積部と直接接触する複数の収集電極
を有している。別の実施例においては、1つのガス体積
部がICの上部から僅かな距離だけずらされる。この状
態においては、ICと、ずれたガス体積部にある対応す
る収集電極とが基体上に取り付けられる。この電極はI
Cの増幅器に電気的に接続される。
更に別の実施例においては、放射線検出器が校正/ディ
スプレイユニットに嵌合される。更に、複数の放射線検
出器をエアモニタ又はエリアモニタとして構成すること
もできる。
実施例 本発明の要旨は、特許請求の範囲に特に指摘する。然し
乍ら、本発明、その更に別の目的及び効果は、添付図面
に基づいた以下の詳細な説明より最も良く理解されよう
以下、添付図面を参照し、本発明の好ましい実施例を詳
細に説明する。
本発明は、一般に、放射線検出器に係り、特に、ソリッ
ドステート集積回路上にイオン化可能なガスの体積部を
有した放射線検出器に係る。
第1図は、放射線検出器の機能的なブロック図である。
放射線検出器10は、2つの一般的な部分、即ち、放射
線検出組立体12と、検出制御/インターフェイスユニ
ット14とを備えている。
放射線検出組立体12は、放射線検出サブ組立体1.2
・・・n−1、nを備えている。各々の検出サブ組立体
は、検出サブ組立体1に示されたものと同様の部品を備
えている。イオンチャンバ16は、或る体積のイオン化
可能なガスを集積回路上に保持しており、集積回路は、
ガスに直接接触するように収集又は感知電極を有してい
る。電界発生器18は、ガスの体積部内に電界を発生し
、放射線によって生じたガスのイオンを搬送する。
収集電極からの信号は、増幅器20に送られ、その後、
検出器制御/インターフェイスユニット14内の漏れ補
償/放電制御器□22へ送られる。
漏れ補償については、第15図ないし第18図を参照し
て以下で詳細に述べる。それとは別に、又はそれに加え
て、検出サブ組立体1は、漏れ補償回路A24を備えて
いる。収集電極は、これに与えられたバイアスによりガ
ス中のイオンを吸引するので、サブ組立体は、増幅器2
0の入力及び電界発生器18の入力に接続された電荷除
去装置26を備えている。電荷除去装置26の特定の回
路及びその動作については、第15図ないし第22図を
参照して以下に詳細に説明する。
漏れ補償/放電回路、22は、電荷除去装置26を制御
する。検出器制御/インターフェイスユニツ1−14に
おいては、漏れ補償/放電回路に各々の放射線検出サブ
組立体が組み合わされる。
漏れ補償/放電ユニット□22は、線量/線量率計算及
び制御器30と、メモリ32と、操作者インターフェイ
ス34と、電子インターフェイス36とに接続される。
線量/線量率計算及び制御器は、一般に、放射線検出器
が受けた全放射線量と、−20= 検出器が放射線を検出する率とを決定する。これらの項
目は、放射線データとしてメモリ32に記憶される。
放射線検出器は、所要電力を減少し、ひいては、電源の
サイズを減少するために、CMO8集積回路素子として
実施される。電源は、放射線検出器の内部にあってバッ
テリとすることができるが、電源もバッテリも第1図に
は示されていない。
種々の検出サブ組立体及び検出制御器の関連回路は、複
数の集積回路(IC)として実施することができる。こ
れらのICは、線量/線量率計算及び制御器30、メモ
リ32、操作者インターフェイス34及び電子インター
フェイス36として機能するチップ上のマイクロコンピ
ュータに接続することができる。別の実施例においては
、検出器の実質的な部分を単一のICとして実施するこ
とができる。一般に、操作者インターフェイス34は、
全放射線カウント即ち線量か又は線量率かを表示するデ
ィスプレイ装置を含むことができる。
又、操作者インターフェイスは、線量及び線量率をコマ
ンドに応じて表示できるようにする操作可能なスイッチ
も含むことができる。或いは又、これらの値は、連続的
に表示することができる。更に、操作者インターフェイ
スはアラーム回路も備えており、この回路は、可聴、可
視又は他の方法(例えば、触覚や嗅覚のような)で操作
者に警報を発して、或る線量スレッシュホールド又は線
量率スレッシュホールドを越えたことを指示する。
電子インターフェイス36は、別の好ましい実施例にお
いては、複数の放射線検出器を互いに接続する通信部分
を備えている。電子インターフェイスは、計算及び制御
器30とメモリ32との組合せにおいて、アラームのた
めの線量スレッシュホールド又は線量率スレッシュホー
ルドをセットしたりプログラミングしたりする。計算及
び制御器30は、インターフェイス34及び36、メモ
リ32並びにユニット14内の他の部品のための制御器
である。
別の実施例においては、検出サブ組立体1゜2・・・n
−1及びnは1種々の程度の放射線を感知するように構
成できる。検出サブ組立体1は、サブ組立体2よりも著
しく低いレベルの放射線を検出でき、計算及び制御器3
0は、サブ組立体1の出力が所定値に達した後にのみサ
ブ組立体2がらの出力を選択するようにプログラムする
ことができる。一般的な意味において、検出制御/イン
ターフェイスユニット14は、放射線検出組立体12か
らの信号をバッファし、これらサブ組立体からの出力信
号を調整すると共にこれらの出力信号を処理する。
第2A図は、大きな体積部96及び小さな体積部98の
2つのガス体積部を画成する半球状のプラスチックバブ
ル94を示す部分断面図である。
集積回路100は、これらのガス体積部96及び98の
すぐ下に配置され、実質的に個別のガス体積部と直接接
触する表面部分102a及び102bを有している。こ
れら表面102a及び102b上の電極は第2図には示
されていない。集積回路100は、基板104上に取り
付けられる。接続ワイヤ106は、集積回路100と、
基板1゜4上の他の場所に配置された放射線検出器の他
の部品との間に延びる。
当業者に明らかなように、国内及び国際政府規定では、
種々の組織深さにおいて線量を測定することが必要とさ
れ及び/又は推奨される。それ故、放射線検出器には多
数のイオンチャンバが含まれている。各イオンチャンバ
の形状は、人体の放射線応答に合致するように変更する
ことができる。同様に、組織等価プラスチックではなく
て別の壁材料を使用することもできる。又、検出放射線
の規定の形式又はエネルギを変えるために異なった形式
のガスを使用することもできる。イオンチャンバの壁の
厚みは、もしこれが組織等価プラスチックで作られてい
る場合には、放射線を測定するところの人体内の深さを
決定する。組織等価プラスチックとしては、例えば、人
間の筋肉の元素特性(C,N、H及び0)及び有効原子
数にはゾ合致するカーボンブラック、フッ化カルシウム
及び窒素含有プラスチックを混合したポリエチレン系の
プラスチックである。
ガス体積部96及び98は完全に分離されて示されてお
らず、更に、バブル94を形成するプラスチックは、基
板104の表面108に沿って横方向に延びている。体
積部96と98は正確に分離しなくてもよい。というの
は、放射線によって発生されたイオンは、各体積部にお
いて、そこに確立された電界に基づいて移動するからで
ある。
ガス体積部96と98との間を通過するイオンはもしあ
っても非常に僅かである。プラスチックは、製造上の制
約から基板104の表面108に特に取り付けられて示
されていない。又、第2図は、イオンチャンバの拡大図
であり、プラスチック94と表面108との間のギャッ
プは、この図では誇張されている。
第2B図は、基板104に取り付けられたIC100を
示している。更に、薄い組織等価プラスチック挿入層1
01が取付部103及び105によってバブルプラスチ
ック94と基板104との間に介在されている。イオン
チャンバに適当な電子平衡状態を得るために組織等価プ
ラスチックのドツト107及び109が収集電極として
選択される。電界を最適なものにするようにドツトの形
状を利用することができる。層101と、ドツト107
及び109は、IC表面の一体的な部分である。他の収
集電極材料を用いて別の利点を得ることもできる。
プラスチックバブル94は、2つのガス体積部96及び
98を画成するようにモールドされる。
1つの好ましい実施例では、放射線検出器の全ての電子
回路部分が1枚の基板上に設けられる。IC(その1つ
がIC100である)は、基板に直接接着される。回路
は、放射線検出器の下部ケースに射出成形されてもよい
し、下部ケースに取り付けられる堅固なボード又はフレ
キシブルな基板であってもよい。集積回路と、ケースの
上半分にあるイオンチャンバとを整列させることが重要
である。又、放射線検出器を組み立てた後に放射線検出
器に水が漏れ込まないことも重要である。接着型のエポ
キシで放射線検出器の2つの手部分を互いに保持しても
よいし、又はこれらを溶接するのが好ましい。最も薄い
チャンバ壁の厚みは0゜003インチであり、従って、
このチャンバでガスの体積部を保持するためよは更に別
の保護構造が必要である。
第3A図は、大きい方のガス体積部96が集積回路10
0のすぐ近くでその上に配置され、小さい方のガス体積
部98がIC100から離れたところでICからずれて
配置されているような本発明の別の実施例を示している
。小さい方の体積部98は、キャパシタンスを最小にす
るためにICにできるだけ接近させねばならない。
本発明の重要な特徴は、ガス体積部に直接接触するよう
に収集電極を設けたことであり、例えば、第3A図にお
いては、ガス体積部96に電極110を設けたことであ
る。収集電極は、ICの表面セグメント上にある。表面
セグメントは、ガス体積部を画成する構造体の一部分で
ある。然し乍ら、本発明の特許請求の範囲では、収集電
極が、ICに接合されるかその上に敷設されるか又はそ
れに接続されたポンディングパッド、感知パッド=27
− 又は導電性プラスチック構造体でもよいという考え方が
含まれる。厳密な意味では、収集電極は、ガスに接触す
るICの全ての表面セグメントを包囲する。いずれにせ
よ、ICは、ガスの体積部に非常に接近し、好ましい実
施例では、ガスの体積部の真下にある。ICの表面上に
配置された保護カバー、非導電層又は他の構造体は、収
集電極が配置された表面部分を除いて、特許請求の範囲
の「集積回路素子」という用語を用いることによって包
含されるものとする。
第3図を参照すれば、収集電極110(そのサイズは第
3A図では誇張されている)は、集積回路100の表面
102上にあり、ガス体積部96内で放射線によって発
生したイオンを収集する。
小さい方のガス体積部98については、収集電極112
が基板104J:に配置される。収集電極110と同様
に、収集電極112は、ガス体積部98内の潜在的にイ
オン化されたガスと直接接触する。結合ワイヤ114は
、収集電極112を集積回路100内の適当な電子回路
部分に電気的に接続する。
第3B図は、2つのイオンチャンバ即ちガス体積部96
及び97が同心的であって且つその両方が工C100の
上に配置されたような実施例を示している。低い方のガ
ス体積部96は低線量率のイオンチャンバであり、チャ
ンバ即ち体積部97は高線量率チャンバである。これら
の体積部はバリア壁95によって物理的に分離される。
ガスは、流路99を経て体積部96と97との間に送る
ことができる。1つの実施例において、バリア壁95は
、高線量率チャンバ即ち体積部97のための収集電極構
造体(図示されていないが、導電性プラスチックの層で
ある)を半径方向外面に有している電気絶縁プラスチッ
ク支持体である。この実施例において、壁95の半径方
向内面は、低線量チャンバ即ち体積部96のためのバイ
アス即ちカウンタ電極(これは、電界発生手段に関して
詳細に説明する)を含んでいる。別の実施例においては
、壁95が電気絶縁材料で形成されず、導電性のプラス
チック材料であって、低線量率カウンタ電極と高線量率
収集電極とが同じものであるようにされる。以下に述べ
るように、制御回路は、どちらのチャンバが監視されて
いるかを選択することによって検出器サブ組立体の有効
範囲を選択する。第3B図において、高線量率チャンバ
(体積部97)は、非常に均一な電界を有している。
第4図は、イオンチャンバ124及び126に各々関連
した集積回路120及び122を示す本発明の別の実施
例である。各ICの表面セグメントのみが各体積部に接
近している。
第5図は、集積回路130の上面128を示している。
集積回路130の右手部分に沿ってポンディングパッド
132が示されている。これらポンディングパッドは、
集積回路に対する電気的な接点を形成する。表面128
上には、電極E1、E2及びE3が同心的に示されてい
る。
第6図は、イオンチャンバの下で基板134上に取り付
けられた集積回路130の断面図である。プラスチック
バブル136は、ガス体積部138を画成する。電極E
1、E2及びE3は、ガス体積部138内のガスに直接
接触する。
第7A図は、集積回路146上に配置された多数のイオ
ンチャンバ140.142及び144を用いた本発明の
更に別の実施例を示している。
イオンチャンバ140.142及び144は、各々、電
極セット148.150及び152を備えている。第7
B図及び第7C図は、r雪達磨」構成を示している。こ
の「雪達磨」構成では、IC又はそのコーナが完全に球
状のイオンチャンバに入れられる。第7B図においてチ
ャンバ147に部分的に露出されたIC145を参照さ
れたい。
これは、はゾ4πの均一な検出を与える。チャンバ14
7を画成する内壁の内側の球状の体積部にはガスが充填
される。ICのコーナ(単一のICが全てのチャンバに
露出される場合にはICのエツジ)には、イオンを収集
するために適当な(おそらくは球状の)電極がのり付け
される。従って、放射線が黒いところでケースを貫通す
るか又は1つのイオンチャンバから他のチャンバへ通過
する時を除いて角度応答は均一である。第7C図は、バ
ッテリ及び他の部品を保持することのできるプラスチッ
クケース141と、バブル形成チャンバ147の外壁を
越えて延びるIC145とを示している。
ガス体積部内のイオンを効率的に収集するために、電界
を発生してイオンが電界に従って移動するようにする。
第8図、第9図及び第10図においては、フラックス線
が電極に交差し及び/又は電極から延びるように示され
ている。一般に、電界を制御することにより、ガス体積
部の種々の領域を放射線検出器の電子装置によってスイ
ープ又は感知することができる。これらの図面において
、半円形の線154は、イオンチャンバのプラスチック
バブルの内面を示しているaVsは感知電圧であって通
常は収集電極を指し、Ovはアースされた素子を表わし
、Vs□、Vs2及びVs、は、別々の所定電圧にある
別々の収集電極を表わしている。
第8図において、電極E1は収集電極であって電圧+V
sにセットされる。ここに示す電圧は例示に過ぎず、こ
こに示す電圧に代わって別の電圧レベルを用いることが
できる。例えば、収集電極に正の電圧を加えるのではな
く、負の電圧を加えることができる。この場合には、正
のイオンが収集電極に収集されるのであって、十Vsの
収集電極について述べたように負のイオンが収集される
のではない。又、Ovは、放射線検出器のアースとして
指定されたゼロボルトではなくて内部のアース電圧であ
ってもよい。
第8図において、電極E□は収集電極であって、所定の
レベル+Vsに電気的にバイアスされる。Vsとは、こ
の電極が感知回路に接続されることを意味する。電圧E
nとは、収集した電荷の測定を行なわない電圧源への接
続を意味する。電極E2及びE3は、バイアス電極とし
て働き、Ovにされる。第8図において電界のフラック
ス線の一端は収集電極E□に交差し、他端はバイアス電
極E2及びE3に交差する。又、内面154は典型的に
アースされておりそしてプラスチックは導電性であるか
ら、電界はその内面まで延びる。この状態において、ガ
ス体積部にイオンが発生した時には、収集電極E工が正
の電圧レベルであるためにこの収集電極に向かって負の
イオンが移動し、電圧Vsが変化するが、電極E工には
電荷が堆積するためにこの変化は僅かなものである。電
界を得るために、放射線検出サブ組立体は、電界を発生
する手段を備えている。電界の強度は、一般に、収集電
極と、ガス体積部の内外の他の素子との間の電圧差によ
って決まる。それ故、電界の強度は、少なくとも第8図
では電極E1と電極E2及びE3との間の電圧差を変え
ることによって変化させることができる。電極E2及び
E3に低い電圧を加えると、ガス体積部内の電界が強く
なる。同様に、収集電極E1の電圧Vsを上昇すると、
電界が強くなる。
第9図において、内面154はOvのアース電位にあり
、電極E1及びE2は電圧子Veにバイアスされ、そし
て電極E3は収集電極として選択されて+Vsにバイア
スされる。電極E3が収集電極として選択されるので、
スイープされる領域は電極E3と表面154との間の領
域となり、体積部の半径方向外方のセクタに制限される
。それ故、複雑な円錐円柱対称領域がスイープされる。
第10図におイテは、Vs、がVs、ニもVs3にも等
しくなくてよいので、電極E□、E2及びE3のいずれ
を収集電極とすることもできる。
電界を発生する手段は、バッテリである必要はない。2
つの異なる材料を一端において物理的に且つ電気的に接
続してもよい。例えば、銅の片とスチールの片の端部を
接合した場合には、これらの異なった材料間の仕事関数
の差により銅とスチールの自由端にまたがって電圧が発
生する。この電圧差は、放射線検出器の電界を発生する
に充分なものである。特に、金のプレート又は素子と、
炭素系のプラスチックを用いて、それらの間の仕事関数
によってこのように電界を発生することができる。又、
バイアス電極をガスに曝す必要はない(収集即ち感知電
極は除く)。というのは、IC内又はガス体積部を画成
する半球状のバブル内のいずれかにおいて導体により電
界を発生できる一35= からである。
作動に際し、放射線はイオンチャンバ内のガスと相互作
用してイオンを発生し、これらイオンは電界中を移動す
る。或る極性のイオンは、露出した収集電極に収集され
、そこからの電荷信号が増幅される。収集電極が他の電
極に対して正の電圧にバイアスされている場合には、負
のイオンが吸引され、電圧+Vsは、収集したイオンの
量に基づいて低下する。発生するイオンの個数は、受け
た線量に比例する。発生した全てのイオンが収集される
のが理想的である。β粒子の検出用として薄いカバーを
使用する時には若干の耐粉砕特性を与えるためにチャン
バ内のガスに僅かに圧力をかけねばならない。ガスの選
択は、所望のエネルギ応答によって決定される。空気、
窒素、アルゴン又は組織等価ガスが考えられる。空気を
使用する場合には、放射線がレントゲン(R)で測定さ
れる。組織等価ガスの場合には放射線がラド(放射線吸
収線量)で測定されるか又はGy (100radに等
しいグレイ単位)で測定される。
−36= イオンチャンバの性能は理想的なものではない。放射線
線量率が高い程1発生するイオンの個数が多くなる。然
し乍ら、限定された電界の場合には、イオンが一定に収
集されず、従って、ガス中のイオンの密度は線量率の増
加と共に上昇する。
これにより、幾つかの正のイオンが負のイオンと再結合
する。これらのイオンは互いに打ち消しあって電極によ
って収集されない。従って、収集される電荷はこの再結
合によって減少され、測定値はもはや受けた線量に比例
しなくなる。
イオンチャンバの最小サイズは、確実に検出されるべき
最低線量率によって決定される。規制されない区域、即
ち、政府の規定によって規制されないと分類される区域
における許容線量率は、2mR/時である。集積回路増
幅器に適した電荷感度は電子1000個である。という
のは、技術文献には、lXl0”fの入力容量で1 m
 vを感知できる増幅器が述べられているからである。
llll113当たり2000個のイオン対を発生する
のに必要な放射線の量を1mRとするという定義を用い
ると、180mn3の体積は、2mR/時の線量におい
て5秒ごとに平均1パルスとなる。
イオンチャンバの形状は、できるだけ高い電界とできる
だけ低い容量とをもたせようとする競合する希望によっ
て左右される。電界が強い程、イオンの移動は速くなり
、正確に監視できる線量率が高くなる。容量が小さい程
、最小電荷が小さくなり、ひいては、測定できる線量が
小さくなる。
大面域の平行プレート構成では、最も高い電界を与える
ことができる。同心的な球状面では、低い容量が与えら
れる。上記したように、高い線量率においては、再結合
が生じる。
種々のイオンチャンバ及び測定回路を用いて種々の線量
率を正確に測定することができる。或る状態においては
、事故及び通常の時間中に測定を行なわなければならな
いサーベイ装置やエリアモニタのように広い線量率範囲
にわたってモニタリングを行なう必要がある。又、エネ
ルギの関数である放射線線量に関する或る種の情報が必
要とされるために、多数のイオンチャンバが必要とされ
る。他界せん両立のチャンバは、低い線量率のチャンバ
よりも著しく小さく且つ強い電界を有することになる。
高い線量率のチャンバに場合には、収集電極を第3図に
示すように集積回路に直接取り付ける必要はない。イオ
ンチャンバ98は僅かな線量を感知する必要がないから
、接続ワイヤ114の容量の追加は許容できる。検出制
御/インターフェイスユニット14の制御電子回路は、
各検出サブ組立体からの線量率を監視し、最も正確なチ
ャンバを使用する。
或いは又、1つのイオンチャンバ内に2つ以上の電極を
使用することができる。これらの電極に印加される電圧
を変えることにより、収集電界によってスイープされる
体積を変えることができる。これらの例が第8図、第9
図及び第10図に示されている6種々の効果を伴う電極
構成の数は無制限である。第8図は、低い線量率を測定
するときに印加されるバイアスを示している。全ての電
荷は、中央電極E工に収集される。電荷は、体積部全体
から収集される。第9図は、小さな高電界の体積部にお
いて電荷を測定するためのバイアス状態を示している。
第10図では、収集電極、ひいては、スイープされる体
積部を選択することができる。
第11図及び第12図は、収集電極155におけるイオ
ンの収集による電荷ではなくてこの電極への電流を測定
する回路を示している。第11図において、増幅器15
7の一方の入力は、電源V′及び抵抗159の値に基づ
く電圧レベルにバイアスされる。この電圧は、収集され
た電流が抵抗159に流れるためにこの抵抗にまたがる
電圧降下によって変化する。以下に詳細に述べるように
、電極156は、ガスの体積部に電界を確立するバイア
ス電極である。第12図において、抵抗1、61は、収
集電極155から得ら九る信号と比較するための基礎と
なるフィードバック電圧を与える。
電界は、特定の電極に印加される電圧によってその一部
が制御されるので、第13図及び第14図は、電圧レベ
ル、ひいては、電界を増加するためのフライバック回路
を示している。フライバック回路の使用により、線量率
が増加する時にバイアス電界Ve(g) (第9図にV
eと示す)を増加するように特定のイオンチャンバに対
する制御回路をバイアスすることができる。例えば、線
量率が10増加するというファクタのごとに、10の平
方根だけバイアスが増加され、再結合による損失が同じ
レベルに維持される。フライバック変圧器160.16
0a及び160bは、線量率が或るスレッシュホールド
を越えた後に、トランジスタTgを経てトリガされる。
キャパシタCfの電荷は、Tgがオフになった時にイン
ダクタ160及び160aからのエネルギが解除される
ことによって増加される。フライバック変圧器を使用し
ない場合には、ダイオード以外の電圧損失が実質的にな
い状態でバッテリ電圧がVeに印加される。第1図の検
出器制御器は、このようにフライバック回路を制御する
ように構成される。この電源回路は、他の必要とされる
電圧調整回路と同様に検出器制御器の一部分である。
第15図、第16図、第17図、第18図、第19図、
第20図及び第21図は、放射線検出器の電気ブロック
図である。第15図において、収集電極170は所定の
電圧レベルVsに電気的にバイアスされる。バイアス電
極171はガス中に電界を確立し、電源173に接続さ
れる。右側の点線で示されたボックス175は、これら
の部品が第1図の1つの放射線サブ組立体の一部分であ
ることを示している。点線のボックス177は、第1図
の検出制御/インターフェイスユニット14の一部分で
あると考えられる部品を示している。
収集電極は、ガス体積部に露出される。又、収集電極は
、増幅トランジスタTOのための制御ゲートでもあり、
即ち、収集電極は、トランジスタTOによって実施され
た増幅器に「組み込ま」れる。増幅トランジスタTOの
ソースは電圧v2に接続されそしてそのドレインは、電
極に堆積した電荷、ひいては、検出サブ組立体により感
知された放射線の量を表わす信号をライン172に供給
する。バッファ増幅器174は、増幅トランジスタTo
を回路の他部分から分離し、TOの出力を増幅する。V
oは感知増幅器176に印加される。
この感知増幅器176は、vOが所定のスレッシュホー
ルドVrefより下がる時を決定し、カウンタ178の
トリガ信号を発生する。このトリガ信号は、電圧Vsを
収集電極に復帰させるか又は蓄積した電荷を電極からク
リアする回路へクリア制御信号としても送られる。Vs
が171の電圧に対して正の電圧である場合には、負の
イオンが収集電極170に吸引され、電圧Voが蓄積電
荷に基づいて減少する。VoがVrefより下がると、
感知増幅器176がカウンタ178をトリガする。
スイッチングトランジスタT1は、クリア電圧vc1を
増幅トランジスタToの制御ゲートに供給する。クリア
電圧vc1はキャパシタ01間に発生される。スイッチ
ングトランジスタT1は、感知増幅器176からのクリ
ア制御信号、即ち、トリガ信号によってオンにされ、そ
の後、キャパシタC1を増幅トランジスタToの制御ゲ
ートに接続する。トリガパルスの間に、インバータ18
0は第2のスイッチングトランジスタT2をオフにし、
それ故、VchgをキャパシタC1から分離する。トリ
ガ信号が除去されると、第2のスイッチングトランジス
タT2がオンになり、キャパシタC1は電圧Vchgに
よって充電される。トランジスタT1及びT2が同時に
導通しないことが推奨される。この意味で、トランジス
タのオフ切り換え時間は迅速でなければならず且つオン
切り換え時間はゆっくりとしたものでなければならない
1つの実施例において、トランジスタTo、T工及びT
2と、バッファ増幅器174と、感知増幅器176と、
カウンタ178と、キャパシタC1は全て集積回路内に
配置される。バッファ及び感知増幅器は結合してもよい
。検出器制御/インターフェイスユニット内の他のデー
タ処理部品は、カウンタ178の下流にあり、同じIC
上にあってもよいしなくてもよい。収集電極170は、
ガス体積部に直接露出され、集積回路素子に向かって内
部へ延びる導電性チャンネルの上に配置される。感知パ
ッドは、集積回路の表面に設けられた絶縁材の上層に広
がることができるので、内部の導電性のチャンネルより
も大きくてもよい。これらの電気部品を有する集積回路
の正確な構造は、当業者に公知である。CMO8技術を
用いてここに述べる低電力の検出器を得ることができる
これらの部品は単一のICとして構成されるが、それら
の機能は、第1図の機能ブロック図に次のように対応す
る。即ち、感知増幅器176は増幅器20の一部分であ
り、カウンタ178は、計算及び制御器30の一部分で
あり、トランジスタT□及びT2とそれに関連する回路
は、電荷除去装置26に対応する。カウンタ178は、
計算回路30からの周期的なりロック信号でリセット即
ち再ゼロ化することができる。或いは又、装置制御/イ
ンターフェイスユニットは、デジタル信号ではなくてサ
ブ組立体からの純粋なアナログ信号に基づいて動作する
ことができる。以下で詳細に述べるように、電荷の除去
、電界の発生及び漏れの補償は、全て、相関関係がある
スイッチングトランジスタT1を用いてクリアミ圧(V
c工)を増幅トランジスタTOの制御ゲートに供給する
場合には、拡散トランジスタからIC基板への電流漏れ
ILEAKに関する問題が生じる。この電流漏れは、第
15図において、集積回路基板からスイッチングトラン
ジスタT1のドレインへ点線I LEAKで示されてい
る。この電流漏れI L E A Kは、蓄積した電荷
、ひいては、線量として感知される。おおまかな計算に
より、この漏れは、8秒ごとに1つのパルスを発生し得
ることが示される。0.18(11?のチャンバの場合
には、これが、1.25mR/時という放射線のバック
グランドの読みを与え、これは許容できないものである
。漏れによる影響は、1日当たり1mR未満でなければ
ならない。ILEAKの影響を最小にする補正手段につ
いては、以下に説明する。
当業者であれば、第15図について述べた電圧レベルを
逆にできることが明らかであろう。この状態においては
、正のイオンが収集電極に吸引され、増幅トランジスタ
TOは、或る電圧レベルVsにおいてオンに切り換わる
か又は蓄積した電荷に基づいて電圧Vsを単に増幅する
かのいずれかである。この状態では、電圧Voが一定に
増加し、感知増幅器176は電圧vOが基準電圧Vre
fを越えた時にトリガ信号を発生する。次いで、キャパ
シタC1は、トランジスタToのゲートがら蓄積電荷を
放電し、そしてトランジスタT2を経て電圧源へ放電す
る。又、バッファ増幅器及び感知増幅器は、回路のどこ
かで補償がなされれば、反転であってもよいし非反転で
あってもよい。
第16図は、収集電極170と、バイアス電極182と
、I−ランジスタTRを含む線量率変化回路とを示して
いる。二重の点線85の左側の部品は検出サブ組立体の
部分と考えられそしてその右側の部品は検出器制御器の
部分であると考えられる。バイアス電圧Veは、収集電
極170とバイアス電極182との間に延びる電界を発
生するようにバイアス電極162に印加される。このバ
イアス電圧は、カウンタ178の出力に接続された制御
回路184によって制御可能にセットすることができる
。第12b図について前記したように、バイアス電圧V
eは、カウンタ178のカウントに基づいて複数の個々
のレベルに制御可能にセットすることができる。特に、
第13図及び第14図のフライバック回路は、この大き
なバイアス電圧を印加するのに用いることができる。
第16図に示された別の特徴は、トランジスタToの制
御ゲートを変化させるところの率を変える回路である。
トランジスタTrは、制御回路184からの事変化制御
信号TRgateによって制御される。この事変化制御
信号T Rgateが高レベルである時には、キャパシ
タCrがトランジスタTOの制御ゲートに電気的に接続
される。それ故、収集電極170の蓄積電荷は、キャパ
シタCrを充電したり放電させたりしなければならず、
ひいては、信号Voが変化する率が追加キャパシタンス
によって減少される。
電子回路は、その速度によってセットされた最大カウン
ト率を有している。この最大カウント率が前記した電荷
再結合率ではない限界値に達した場合には、検出サブ組
立体の感度を減少するために余分なキャパシタンスCr
を追加する必要がある。トランジスタTrが導通する時
には、感知増幅器176をトリガするに必要な電荷の量
が増加される。一定の線量に対しては、感知増幅器17
6からの各トリガパルスごとにカウンタが1より大きな
数だけ増加された場合、収集電荷当たりのカウンタの目
盛は一定のまメとなるが、カウンタの更新と更新との間
の時間が長くなる。それ故、電子回路の速度は、もはや
限定ファクタではなくなる。この意味において、制御回
路184は線量率を監視し、線量率が所定のレベルを越
えた時に事変化制御信号TRgateを発生する。
前記したように、トランジスタT1を経てトランジスタ
Toの制御ゲートへの電圧Vsをクリアするか又は復帰
させることに伴う主な問題は、集積回路基板からトラン
ジスタ下工のドレインへの、ひいては、収集電極への電
流漏れILEAKである。前記したおおまかな推定によ
れば、この漏れにより8秒ごとに1つのパルスが生じる
ことが示される。
ILEAKを補償する1つの方法は、単に、パルスの分
離が8秒未満でない限り放射線検出器がパルスを登録し
ないようにすることだけである。
この操作は、単に、パルス流の操作である。第2の簡単
な方法は、放射線検出器が作動不能にされた時、即ちオ
フにされた時に線量を登録しないようにすることである
。この時間中には、検出器を充電/作動不能化架台に保
管することができる。
第17図は、漏れ電流を補償するために用いられるアナ
ログ電流減算回路のブロック図である。
電流発生器ICOMPは、ICOMP制御器186によ
って制御される。このICOMP制御器は、検出器の校
正中に接続される。当業者に明らかなように、第17図
において電圧が逆転さ九た場合には、ILEAKが電流
ソースとなりそしてICOMPが電流シンクとなる。い
ずれの状態においても、ICOMPは、ICOMP制御
器186 ニよって制御することができる。このシステ
ムに伴う問題は、状態が変化するにつれてICOMPを
ILEAKに追従させることである。
第18図は、ILEAKを補償するための回路の別の実
施例を示している。この図においては、感知回路が文字
raJで示されており、トランジスタToはここではT
oaとなる。このトランジスタToaは、バッファ増幅
器174a、感知増幅器176a及びカウンタ178a
に接続される。これに重複する回路が文字「b」で示さ
れている。
従って、トランジスタToaに対応する部分がTabで
あり、バッファ増幅器174aが増幅器174bであり
、等々となる。この重複回路と感知回路との主な相違点
は、トランジスタTabの制御ゲートが重複回路の収集
電極に接続されないことである。
T□a及びT、bのサイズが等しく且つ大きな欠陥を含
まない限り、漏れILEAKA及びILEAKBははゾ
等しくなるはずである。換言すれば、両漏れ電流は状態
の変化につれて互いに追従するはずである。それ故、真
の照射線量は、回路aとbとによって受けたパルス数の
差をとることによって決定することができる。
1つの補償方法は、率補償回路188を使用するもので
ある。これは、感知増幅器176aのパルス率が感知増
幅器176bのパルス率よりも小さい時を感知し、カウ
ンタ178aの増加を防止する。従って、ILEA、K
B以上となるまで線量は登録されない。第2の方法は、
比例するが等しくないILEAKA及びILEAKBに
良好に適用される。プレスケーラ190は、重複カウン
タ178bからのカウント値が漏れ補償メモリ192の
補償カウント値に等しくなった時にカウンタ178aを
減少する。スケーリング回路は、互いに等しくない測定
回路を補償する。漏れ補償メモリは、校正中にロードさ
れ、2つの回路の漏れに関連した比例定数を含んでいる
漏れ電流ILEAKを減少する別の方法は、CMOSプ
ロセスに本来用いられているウェルの分離である。トラ
ンジスタT1のウェルを収集電極の電圧に等しく保持す
ることにより、漏れは著しく小さくなる。
第19図は、スイッチングトランジスタT1、ひいては
、漏れのソースを排除するための更に別の回路をブロッ
ク図の形態で示している。収集電極は、トランジスタT
oの制御ゲートにのみ接続されている。バイアスve(
t)は、或る極性の電荷を収集電極170に駆動させる
。単一極性の電荷は、感知増幅器176がカウンタ17
8をトリガするまで収集電極170にイオンを蓄積する
制御回路184は、バイアス電極182へ印加されるバ
イアス信号を切り換えて、逆の極性のイオンを収集電極
170へもっていくようにガス体積部の電界を切り換え
る。逆に荷電されたイオンは、収集電極170にそれま
でに堆積した電荷を打ち消す。この状態において、最小
電圧Ve(t)mjnは、Vsより小さく、そしてこの
Vsは、最大電圧Ve(t)mayより小さい。基準電
圧Vref(t)は、信号Voが或る場合には最大スレ
ッシュホールドレベルを越えた時そして別の場合には最
小スレッシュホールドレベルより下がった時に感知増幅
器がカウンタをトリガするように変えられる。それ故、
基準電圧を感知増幅器176内で切り換えねばならない
か、或いはVoが所定の窓を越えた時を決定するように
電気回路を設計しなければならないかのいずれかである
第20A図は、結合キャパシタcoを介して収集電極1
70の電圧を変化させる回路のブロック図である。この
実施例において、Vcoup□(1)が1つのレベルに
ある時に(第20B図参照)感知増幅器176がカウン
タ178をトリガした場合は、制御回路194が結合電
圧Vcouρ1(t)を別の所定レベルに切り換える。
それ故、電圧Vsは、レベル制御回路194に送られる
レベル制御信号に基づいて、高い所定レベルに、次いで
、低い所定レベルにバイアスされる。この状態では、バ
イアス電極182に送られるバイアス電圧Veは、最大
結合電圧Vcoup工(t )max及び最小結合電圧
Vcoup□(t )minに対して中間レベルにある
。結合キャパシタを介しての切り換えが効果的である理
由は、全てのイオンチャンバが同じカウンタ電極電位(
V e )を有することができそして結合キャパシタが
集積回路の一部分であるからである。
感知増幅器は、ここでは、2つの電圧を感知しなければ
ならず、従って、或る形式のシュミットトリガ、窓比較
器又は二重の感知増幅器を感知増幅器]、76として用
いなければならないという付加的な複雑さが生じる。二
重のバイアスレベルについて前記したように、基*電圧
Vref(t)は結合電圧に基づいて2つのスレッシュ
ホールドレベル間で変化する。
第21図は、収集電極に堆積した電荷をクリアするため
の別の回路のブロック図である。第22図は、第21図
の回路の動作を示すタイミング図である。一般に、電界
の極性は、第19図に述べた動作と同様に、即ちVDが
Vre吐又はVrevHに達した時或いは実際上酸る数
のカウントの後に周期的に反転される(第22図のVz
を参照されたい)。感知増幅器176a及び176bは
、信号が2つの基準電圧Vref1又はvref2の一
方を越えるか又はそれより下がった時にカウンタ又は他
の検出制御部品をトリガする。然し乍ら、キャパシタC
Dを加えたことにより、電界の逆転を必要とする周波数
は、スレッシュホールドを越えるたびに電圧VDが段階
的に変化する場合には、非常に低いものとなる。比較的
小さな電圧ステップは、増幅器の入力電圧をその元の値
(時間t1とt2との間のVcを参照されたい)に復帰
し、別のパルスを感知するように増幅器を準備する。こ
の回路は、電界の極性が各パルスの後に切り換えられる
時に生じる不正確さを実質的に排除する。又、これは、
一定電荷除去対一定電圧リセットによって与えられるも
のと同様の或る程度の耐ノイズ性を与える。
VDの変化は、感知増幅器の1つにより1つのパルスが
感知されたことを指示する。時間t□からt2までの間
に、これらのパルスは、感知した電荷、ひいては、受け
た線量を表わしている。
時間t2からt3までの間のパルスは、単に、変化する
VzがVcに容量的に結合された結果である。
スイッチングトランジスタ下工を通る導通路がない状態
でも、他の経路を通して漏れは依然として生じる。感知
パッド(例えば、E工又はE a )の周りに1つの電
極(例えば、E 3)として保護リングを含ませて、集
積回路内の二酸化シリコン層及びこの集積回路上の不動
態材料に対する漏れを最小にすることが必要である。集
積回路の内部部品によって発生した漂遊電界や漂遊キャ
パシタンスを補償する1つの方法は、上記の保護電極に
感知電極と同じ電位をかけることである。保護電極及び
感知電極の形状は、保護電極が電界のフラックス線の若
干を受けるが感知電極を取り巻くことによって内部部品
からの表面の漏れを遮断するように選択される。
これらの漏れ補償方法はいずれも上記のイオンチャンバ
と組合せることができる。ここで取り上げる好ましい実
施例では、大きいイオンチャンバがスイッチングトラン
ジスタT□のない集積回路制御器を用いていると共に、
電界の逆転を利用している。従って、同じ又は別の集積
回路が、第15図に示す最も簡単な感知回路を用いて第
2の小さなイオンチャンバから蓄積電荷を感知する。
この簡単な回路では、線量率が高い場合にしか小さなイ
オンチャンバからのカウントが確認されないので、漏れ
補償は不要である。又、上記の汚染モニタでは、測定を
行なおうとする3つの組織深さの各々に対してこのイオ
ンチャンバ構成が繰り返される。
第23図は、第10図を更に発展させたものである。こ
の状態においては、選択制御器196が選択手段200
を作動させ、該手段が電極E□、E2又はE3の1つを
収集電極として選択する。選択された収集電極からの蓄
積電荷は、Tsl、Ts2又はTs3を経てバッファ増
幅器174へ送られる。
同様に、バイアス電極は、別々の時間に電界形成のため
の別々のレベルのバイアス電圧を印加するように選択で
きる。種々のガス体積部が種々の電極からの電界によっ
てスイープされるので、バイアス及び収集電極の切り換
えにより放射線検出器の感度及び線量率の範囲が変更さ
れる。
第24a図、第24b図及び第24c図は、線量計の電
源回路を示している。第24a図では、バッテリ202
からの電力がイオンチャンバの電源204と回路の電源
206とに直接送られる。
第24b図では、第14図に示されたフライバック回路
が回路の電源206と組み合わされてこれらの両方がバ
ッテリ158の片側に接続される。
第24C図は、インダクタを必要とせずにバッテリ電圧
を増加させる容量性の電圧増倍器を示している。方形波
発生器210は、この電圧増倍を果たすために1組のキ
ャパシタを作動する。
上記した全ての電源形式において、バイアス電圧の極性
を交番させるという考え方が利用される場合には、イン
ダクタ又は他の手段を用いてエネルギを蓄積すると共に
イオンチャンバの電圧を逆転しない限り、電圧を切り換
えるたびに著しい電力が失われることになる。然し乍ら
、この回路は主として低線量の用途に使用されるからこ
れが著しい問題になることはない。
第25図は、検出器制御器のメモリ及び通信部分をブロ
ック図の形態で示している。1つの実前例においては、
この部分に1つのICが組み合わされる。この通信部分
は、カウンタからの放射線計数を復帰する手段である。
点線212は、データ及びコマンド又は制御信号を他の
ICのメモリ及び通信部分間で転送するためのバス構造
体とのインターフェイスを示している。1つの実施例に
おいては、全ての集積回路が第26図の電源及び通信経
路図に示されたように接続される。例えば、IC□、I
C,又はIC3といったICのいずれかがアラームを発
生する場合にアラーム出力ラインが作動される。アラー
ムは、3つの集積回路間のアラーム入力/アラーム出力
相互接続によってICからICへと送られる。アラーム
は、放射線検出器が例えばエリアアラームモニタとして
或いは汚染モニタとして構成された時に、第1図の操作
者インターフェイス34へ送られる。放射線検出器がサ
ーベイメータ又は照射率計として構成されている時には
データ出力ラインが電子インターフェイス36に接続さ
れる。この後者の構成においては、チップイネーブルコ
マンドが周期的に作用して見掛は上連続する放射線の読
みが与えられる。
第25図においては、オアゲート214に接続されたい
ずれかのライン(即ち、アラーム入力ライン、制御回路
/放射線計数カウンタからの線量アラーム/線量率アラ
ームライン又は繰返し冗長文字(CRC)制御チェック
回路216)のレベルが上昇した時にアラーム出力ライ
ンのレベルが上昇される。
メモリユニット量工、M2、M3、M4、M、、、M、
、、 Mn−3、Mn−2、Mn−0及びMnは、種々
のカウンタ及び集積回路内の他の装置に接続されている
。例えば、カウンタ178(第15図及びその他)は、
これらメモリユニットの1つに直結されてもよいし、メ
モリユニットMnであってもよい。
カウンタ178及び制御回路184は、制御信号g(第
14図)、変化率信号TRgate (第16図)、I
COMP制御信号(第17図)、Ve(t)のレベル及
びパルス巾(第19図)及び結合電圧(第20図)をト
リガするために或る形式のメモリを含んでいなげおばな
らない。又、漏れ補償メモリは、メモリユニットである
シフトレジスタS1、S2、S3、S4.S5、SI、
、 5n−3,5n−2,Sn−、及びSnは、それに
対応するメモリユニットに接続される。これらの直列接
続されたシフトレジスタには、データ入力ラインを経て
データが供給される。C,RCスペース制御装置218
は、データをその適切な位置から変位させることなく正
確にデータ受信したことを確認するために使用される1
6個のCRC文字を保持しなければならない。直列接続
された全てのレジスタは、データ書き込みルーチンの間
にロードされ、カウンタ220からのシフトレジスタ書
き込み(SRW)制御信号は、シフトレジスタデータを
適当なメモリにロードする。各シフトレジスタへのシフ
ト制御は、カウンタ220からの制御ラインによって行
なわれる。
カウンタ220は、チップイネーブル信号と、アンドゲ
ート222へ送られるクロック信号とによって作動され
る。又、カウンタの出力は、CRCを計算しそして出力
又はチェックすべき時を指示するためにCRC計算器2
24へも供給される。
制御入力/出力回路226は、チップイネーブルライン
と、CRCチェッカ回路216の出力とに接続される。
工/○制御器226は、トランジスタT outを作動
させ、データをデータ出力ラインに反映させる。又、カ
ウンタ220は、最後の16ビツトワードが適切にチェ
ックされたと判断すると、CRC計算器224の値をデ
ータ出力ラインに発生する。最後の16ビツトは、送信
情報が正確に受信されたかどうかを判断するために受信
装置によって使用されるCRCコードを表わしている。
データは、シフトレジスタ読み取り/書き込み制御ライ
ンによってメモリにシフトすることができる。読み取り
又は書き込み動作が現在のチップに対して完了すると、
次のチップが動作可能にされる。データを外部から書き
込むために、データは、シフトレジスタの読み取り/書
き込み制御ラインによってMxからSxにシフトされる
。従って、シフトレジスタは、各クロックサイクルごと
に一度シフトされ、1つのビットが取り出されてCRC
計算器224へ送られる。全てのデータが出力されると
、16ビツトCRCがシフトされて出される。
第26図は、集積回路ICよ、IC2、IC3を有する
検出器の電力及び通信経路を示している。
電力及びアースは、検出器の制御ユニットの内部バッテ
リから供給される。アラームはディジーチェーン式の信
号である。アラームは、これがアクティブである場合に
通すことができる。最後のチップからのアクティブなア
ラーム信号は、検出器がアクティブな操作者インターフ
ェイスと共に構成されている場合に圧電ブザーをオンに
する。別の実施例においては、アラームが電子インター
フェイスを通して通信送信コマンドをトリガすることが
できる。この送信コマンドを受け取ると、検出器は、放
射線データ、例えば、線量又は線量率を外部装置に送信
する。データの読み取り及び書き込みは、クロックによ
って同期される。外部の一関一 通信駆動装置及び内部のシフトレジスタのためのクロッ
ク及び全ての電力は、通信電源によって与えられ、これ
は、次いで、校正/ディスプレイユニットによって供給
される。
読み取りを行なうためには、チップイネーブル及び読み
取りラインが低レベルに保持される。
読み取り/書き込み信号は、Xクロックサイクル中に高
レベルにされ、次いで、低レベルにされる。
Yサイクルの後に、チップイネーブルが高レベルにされ
る。その後の2サイクルでは、工C1の全てのデータが
データ出力ラインに直列にシフトされて出される。工C
1が終了すると、IC2を作動可能にする。その後のZ
サイクルでは、IC2からのデータがデータ出力ライン
に出される。書き込み時には、線量計のカウンタが作動
不能にされる。データを書き込むために、読み取り/書
き込み制御ラインが高レベルに保持されて高レベルに保
たれる。Aサイクルの後に、チップイネーブル信号が高
レベルになる。Bサイクルの後に、全てのシフトレジス
タが一杯になるまでデータがデータ入カラインに直列に
読み込まれる。IC□がロードされると、IC2のチッ
プイネーブル信号のレベルを上昇させる。全てのデータ
がロードされると、書き込みラインを低レベルにしてか
らチップイネーブルラインを低レベルにし、集積回路チ
ップメモリにデータを記憶させる。
第27図は、イオンチャンバ312.314a、314
b、314c、314d、314e及び314fを有す
る検出ユニット310を示している。大きなイオンチャ
ンバ312は、放射線に対して最も感度が高い。小さい
チャンバ314aないし314fは、感度は低いが、大
きいチャンバに比べて高い線量及び線量率を正確に検出
することができる。又は、ドーム312.314及び3
17内のイオンチャンバが全て同じであってもよく、従
って、同じ線量率応答を有してもよいが、壁厚を変えて
人体への種々の深さにおいて線量を測定するようにする
ことができる。ユニット310の一端から電気接点32
0が延びている。
検出ユニット310の外部接続部320は、情報、即ち
、放射線データ、制御コマンド、アース信号及び必要に
応じて電力信号を容易に転送するために設けられている
。架台ディスプレイユニット322内の外部バッテリか
ら電力を得る検出ユニットに出力駆動装置を使用するこ
とは、1つ以上の接点320が互いに短絡してスパーク
が生じたり検出ユニットの内部バッテリから電力が引き
出されたりするおそれをなくす。検出ユニットの内部回
路とディスプレイユニット322のような外部ユニット
との間の共通の接続部のみがアースされる。或いは又、
データ通信に、電気接点以外の光学リンク、エンコード
された音、近又は遠フィールド電磁波を使用することが
できる。
架台式のインターフェイス/ディスプレイユニット32
2は、検出ユニット310に分離可能に嵌合される。図
示されたように、ディスプレイユニット322は、検出
ユニット310の張出し部即ちフランジ326に嵌合す
るリップ部分324を備えている。ディスプレイユニッ
ト322は、LCDディスプレイ328と、へこんだ制
御ボタン330とを備えている。検出ユニット310の
電気接点320は、ディスプレイユニット322の相補
的な電気接点(図示せず)に嵌合する。中央制御器への
図示された接続部323は、任意のものである。という
のは、嵌合される検出/ディスプレイユニットは、スタ
ンドアローン装置として働くこともできるし、多数の嵌
合されたユニットと共に働くこともできるからである。
放射線検出ユニットは、これを定期的にテストしたり適
当に校正したりすることができるようにディスプレイユ
ニット322に分離可能に嵌合される。ディスプレイユ
ニット及び検出ユニットは、実質的に連続的な又は制御
可能に表示できる放射線データディスプレイを必要とす
るサーベイメータ、汚染モニタ又は他の形式の放射線モ
ニタを形成するように永久的に嵌合することができる。
更に、イオンチャンバ312及び314a−fの幾何学
形状は一例に過ぎない。これらのイオンチャンバは、製
造」二の制約によって許容される多数の形状で幾何学的
に構成することができる。汚染モニタ、指向性のサーベ
イメータ及び広面域サーベイメータとしては、各々、グ
リッド、バレル又は半球状の幾何学形状が適当である。
ディスプレイ328は、カウンタからの放射線計数を回
復する手段である。又、ディスプレイユニット322は
、スレッシュホールド限界値、例えば、線量及び線量率
スレッシュホールドを線量計ユニットにセットするため
のプログラミング装置として構成することもできる。制
御ボタン330は、これらボタンを経て入力されたスレ
ッシュホールドを確認し、次いで、検出ユニットのプロ
グラミングがうまくいったことを確認するのに用いるこ
とができる。ユニット322は、プログラミング装置と
考えることができるので、ここでは、プログラミング/
ディスプレイユニットと称する。
第28図は、プログラミング/ディスプレイユニット3
22の電気部品をブロック図の形態で示している。バッ
テリ334は任意の電圧レギュレータ336に接続され
、この電圧レギュレータは、電圧Vsupplyをチッ
プ338(ここでは、マイクロコンピュータチップ33
8)のマイクロコンピュータと、コネクタピンユニット
340とに供給する。コネクタピンユニット340は、
線量計ユニット310のピンユニット320に嵌合され
る。
マイクロコンピュータチップ338は、入カポタン34
2及びディスプレイ装置344に接続される。マイクロ
コンピュータチップ338は、入カポタン342によっ
て作動されると、データ転送コマンドを線量計ユニット
310に発生する。
この転送コマンドは、第25図及び第26図について上
記した読み取りコマンドである。検出ユニットからの出
力は、マイクロコンピュータチップ338の一部分であ
るメモリに入れられる。又、検出制御インターフェイス
、例えば、カウンタからの放射線データがディスプレイ
344に表示される。又、マイクロコンピュータチップ
338は、スレッシュホールド値を検出ユニット310
にプログラムする。例えば、マイクロコンピュータチア
1− ツブ338は、全線量アラームスレッシュホールド、線
量率スレッシュホールド及びカウンタのトリガスレッシ
ュホールドをプログラム可能にセットする。全線量アラ
ームスレッシュホールドは、これを越えると、放射線検
出器内の可聴及び電気アラームをトリガする放射線計数
値である。
第29図は、校正/ディスプレイ装置350を示してい
る。放射線検出器は、2つの取り付は位置、即ち、校正
位置352又は読み出し位置354のいずれかに配置さ
れる。校正ユニット350は、ディスプレイ装置356
及びキーボード358を備えている。プリンタ360は
、IC線量計から得た情報のプリントコピーを形成する
。特に、校正中は、放射線源357(シールド359に
よって遮蔽された)からの所定量の放射線が検出ユニッ
トに向けられる。校正ユニット350は、それにより生
じた放射線データ(全線量及び必要に応じて線量率)を
監視しそしてこの放射線データを予め正確に決定した放
射線データと比較する。
この計算は、マイクロコンピュータ362において実行
される。次いで、検出器は、感知増幅器(スレッシュホ
ールド決定手段)のスレッシュホールドレベルがセット
されそして更にアラーム回路のアラームスレッシュホー
ルドレベルが校正ユニット350によってセットされる
ようにプログラムされる。
放射線検出ユニットが読み出し位置354にある時には
、校正ユニット350が転送データコマンドを検出器に
発生し、現在の放射線データを含む全てのデータをメモ
リユニットから読み出す。
適当な情報がディスプレイ356に表示され、プリンタ
360によってプリントアウトされる。更に、校正ユニ
ット350は、校正の日付を経過指示情報として放射線
検出器のメモリにプログラムすることができる。又、校
正ユニットは、もし必要があれば、検出器の選択された
カウンタをリセット即ちクリアする。更に、校正ユニッ
トは、メモリと、クロックと、アナログ及びデジタルイ
ンターフェイス回路と、データ情報を他のコンピュータ
装置に転送するI10コンピュータ通信ボトとを備えて
いる。
第30図は、支持体に取り付けられた複数の放射線検出
器DET1、DET2、DET、及びDET4を用いた
エリアモニタを示しており、ここでは、DETlは1つ
の領域に指向性をもって向けられて示されており、そし
て他のものは反対の領域に向けられている。これらの放
射線検出器は、エリアモニタ366の相補的な電気コネ
クタ364に差し込まれる。別の実施例において、エリ
アモニタ366は、その周りに360aにわたって配置
された少なくとも4つの放射線検出器を用いている。多
IC検出制御器368は、適当な転送コマンドを発生す
ることによってIC検出器DET□、DET2、DET
3及びDET、から放射線カウント値を周期的に得て;
そのデータを蓄積しそして作動された特定の検出器にそ
のデータを関係付けして方向を指示し且つそのデータを
日時情報に関係付けし;そして他の事象の間に通信回路
372を経て外部のコマンドユニツ1−に周期的に通信
する。エリアモニタ366は、それ自身の電源374を
含んでいて、該エリアモニタ自身を充分に作動させるこ
とができると共に検出器に電力を供給することができる
エリアモニタ366は、一般に、放射線の方向と量とに
関する情報を発生する環境モニタである。エリアモニタ
の更に別の実施例では、送風器又は空気ポンプ410が
追加されてエアモニタインターフェイス412に接続さ
れる。放射線検出器DET 1320上に強制的に空気
を通すことにより、モニタは空気中の放射線量を測定す
る。更に、活性吸収物質411を強制空気経路に介在さ
せて粒子やガスを捕獲することができる。放射線検出器
1は、吸収剤411の近くに取り付けられてそこからの
放射線出力を測定する。
放射線検出器は、データを失うおそれをなくすために幾
つかの部品を備えることができる。集積回路に形成され
たEEPROMは、バッテリの欠陥によってデータが失
われないようにするために用いられる。更に、放射線検
出器は、内部バッテリが所定の低い値に達した時に「低
バッテリコ信号音を発することができる。当業者に明ら
かなように、検出器によって発せられる操作者インター
フェイスアラームは、可視アラーム及び可聴アラームを
含むことができる。更に、放射線の過剰照射(全線量)
を意味するアラームは、許容できない程高い線量率、即
ち、種々の強度、周波数及び/又はデユーティサイクル
を意味するアラームと異なってもよい。
本発明の幾つかの好ましい特徴のみを一例として示した
が、多数の変更や修正がなされ得ることが当業者に明ら
かであろう。本発明の精神及び範囲内に入るこれら修正
や変更は全て特許請求の範囲に包含されるものとする。
例えば、トランジスタTOが差動増幅器の一部分であっ
てもよいし、収集電極が電圧ホロワ入力であってもよい
。トランジスタT□及びT2は、多数の付加的なトラン
ジスタのうちの2つであってもよい。又、可聴アラーム
は、第24図に示すような方形波発生器を必要とするこ
とがある。
この考え方は、ガス充填イオンチャンバの吸収低下が固
体材料に比して重要でないようなGM管やシンチレータ
や光電子増倍管を現在用いた放射線検出器に適用できる
。又、入力容量が低く、従って感度が高いために、この
放射線検出器は、ガス内の増倍を用いた比例カウンタに
とって代わることができる。
又、この考え方は、すぐに読めるという効果のある用途
や装置においてフィルムやサーモルミネセンス検出材料
のような受動的な検出器にとって代わることもできる。
これは、ラドンの監視及び職業上の監視を含むが、これ
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、放射線検出器の機能的なブロック図、 第2A図及び第2B図は、集積回路の上部に設けられた
2つのガス体積部即ちイオンチャンバを示す部分断面図
、 第3A図は、1つのチャンバが集積回路からずれてその
付近に配置された別の実施例を示す図、第3B図は、2
つのイオンチャンバが集積回路上に同心的に配置された
実施例を示す図、第4図は、本発明の一実施例の破断上
面図で、2つの集積回路素子の上に設けられたイオンチ
ャンバを示す図、 第5図は、表面電極E□、E2及びE3を有する集積回
路を示す図、 第6図は、多数の電極E1、E2及びE3がチャンバ内
のガスと直接接触するようなイオンチャンバを示す断面
図、 第7A図、第7B図及び第7C図は、各々、ICごとに
多数のイオンチャンバを有する場合と、対応するICを
各々有する多数のチャンバとを示す図、 第8図、第9図及び第10図は、1つのイオンチャンバ
に多数の電極を有する電界構成を概略的に示す図、 第11図及び第12図は、感知又は収集電極の電圧を測
定する回路をブロック図の形態で示す図、 第13図は、バイアス電極へ増加した電圧バイアスを印
加するフライバック回路を示す図、第14図は、別のフ
ライバック回路を示す図、第15図は、放射線の量を測
定しそして放射線の線量をカウントする回路のブロック
図、第16図は、放射線カウントに基づいて収集電極の
電圧が変化する率を変える回路のブロック図、 第17図は、スイッチングトランジスタT1のドレイン
とIC基板との間の漏れ電流を補償する回路のブロック
図、 第18図は、更に別の漏れ補償回路を示す図。 第19図は、スイッチングトランジスタを排除するよう
にバイアス電極へ印加される電圧バイアスを変える回路
のブロック図、 第20A図及び第20B図は、各々、収集電極に印加さ
れる電圧レベルを変える回路のブロック図及びそのタイ
ミング図、 第21図は、バイアス電極及び収集電極に印加される電
圧レベルを変える回路のブロック図、第22図は、第2
1図の回路のタイミング図、第23図は、選択手段に接
続された多数の電極を示すブロック図、 第24a図、第24b図及び第24c図は、本発明に用
いる電源回路、フライバック回路及び容量性電圧倍増器
を示す概略図、 第25図は、放射線検出器のためのメモリ及び通信部分
を示す図。 第26図は、検出器の多数の集積回路素子の電力及び通
信路を示す図、 第27図は、放射線検出器及びこの検出器に嵌合する架
台ディスプレイユニットを示す図、第28図は、ディス
プレイユニットのブロック回路図、 第29図は、検出器の校正/ディスプレイ装置を示す図
、そして 第30図は、4個の検出器を用いたエリアモニタを示す
図である。 10・・・放射線検出器 12・・・放射線検出組立体 14・・・検出制御/インターフェイスユニット16・
・・イオンチャンバ 18・・・電界発生器 20・・・増幅器22・・・漏
れ補償/放電制御器 24・・・漏れ補償回路 26・・・電荷除去装置 30・・・線量/線量率計算及び制御器31・・・ディ
スプレイ装置 32・・・メモリ   33・・・アラーム回路34・
・・操作者インターフェイス 36・・・電子インターフェイス 94・・・半球状のプラスチックバブル96.98・・
・ガス体積部 100・・・集積回路 104・・・基板 FIG 20B FI6.30 昭和  年  月  日 特許庁長官  吉 1)文 毅  殿 1、事件の表示   昭和63年特許願第8221号3
、補正をする者 事件との関係  出願人 名 称  メトラッド インコーホレーテッド4、代理

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)放射線を測定する放射線検出器において、この検
    出器は、少なくとも1つの放射線検出サブ組立体を具備
    し、このサブ組立体は、上記放射線によってイオン化さ
    れるべきガスの体積部を画成する手段と、集積回路素子
    と、上記ガス体積部を画成する上記手段の一部分であっ
    て上記のガスに直接接触する上記集積回路素子の表面セ
    グメントと、上記ガス体積部内に電界を発生してそこに
    存在するイオンを収集する手段であって上記イオンを収
    集するために上記表面セグメント上に少なくとも1つの
    収集電極を含んでいるような手段と、上記収集電極を組
    み込んでいて上記集積回路素子内に配置されて収集した
    イオンを表わす信号を発生する増幅手段とを備え、そし
    て上記放射線検出サブ組立体は、上記増幅手段からの信
    号をバッファするためのインターフェイス手段と、少な
    くとも上記放射線検出サブ組立体の上記増幅手段及び上
    記インターフェイス手段へ電力を供給する手段とに接続
    されていることを特徴とする放射線検出器。 (2)上記収集電極は、電界を発生する上記手段によっ
    て電気的にバイアスされ、このバイアスは上記収集した
    イオンによって変化し、上記放射線検出サブ組立体は、
    上記収集電極を上記バイアスに復帰させる手段を備えて
    いる特許請求の範囲第1項に記載の放射線検出器。 (3)上記復帰手段は、上記インターフェイス手段の一
    部分である検出制御手段によって制御され、この検出制
    御手段は、上記信号に基づいて上記バイアスを制御する
    特許請求の範囲第2項に記載の放射線検出器。 (4)ガス体積部を画成する上記手段及び電界を発生す
    る上記手段の両方の一部分としてバイアスセグメントを
    備えており、上記電界のフラックス線は上記収集電極及
    び上記バイアスセグメントに交差し、上記検出制御手段
    は上記バイアスセグメントに対応するバイアスをセット
    する特許請求の範囲第3項に記載の放射線検出器。 (5)上記検出制御手段は、上記バイアス及び上記対応
    するバイアスを複数の個別の電圧レベルにセットし、放
    射線の高い検出レベルについては高い電圧レベルがセッ
    トされる特許請求の範囲第4項に記載の放射線検出器。 (6)上記検出制御手段は、上記信号が或る場合には第
    1スレッシュホールドを越えそして別の場合には第2ス
    レッシュホールドより下がる時を決定する手段を備えて
    おり、上記検出制御手段は、上記決定手段に基づいて、
    上記バイアスを高い所定レベル及び低い所定レベルにセ
    ットすると共に上記対応するバイアスを上記高いレベル
    及び低いレベルの逆にセットする特許請求の範囲第4項
    に記載の放射線検出器。 (7)上記収集電極は、上記ガス体積部に露出される感
    知電極であって、増幅トランジスタの制御ゲートに接続
    され、この増幅トランジスタは、上記増幅手段の一部分
    である特許請求の範囲第3項に記載の放射線検出器。 (8)上記の復帰手段は、上記制御ゲートと、上記バイ
    アスを与えるクリア電圧源との間に介在されたトランジ
    スタスイッチを含み、上記検出制御手段は、上記トラン
    ジスタスイッチ及び上記バイアスの付与を制御するクリ
    ア制御信号を発生する特許請求の範囲第7項に記載の放
    射線検出器。 (9)上記トランジスタスイッチから上記制御ゲートへ
    の漏れ電流を補償する手段を備えている特許請求の範囲
    第8項に記載の放射線検出器。 (10)上記インターフェイス手段は、上記信号を受け
    取って放射線検出器の放射線を監視するための放射線線
    量モニタ手段と、これに接続された操作者インターフェ
    イス手段とを備えている特許請求の範囲第3項に記載の
    放射線検出器。 (11)第1及び第2の放射線検出サブ組立体を備え、
    これら両サブ組立体は、放射線検出組立体の一部分であ
    り、上記第1及び第2のサブ組立体について第1のガス
    体積部は第2のガス体積部から実質的に分離され、第1
    及び第2のサブ組立体からの第1及び第2の代表的な信
    号が第1及び第2の結合手段に接続され、上記インター
    フェイス手段は、上記第1及び第2の代表的な信号を受
    け取ってこれを放射線測定の均一な単位に変換する線量
    モニタ手段を含んでいる特許請求の範囲第3項に記載の
    放射線検出器。 (12)上記線量モニタ手段は、上記変換された信号の
    1つを選択し、上記インターフェイス手段は、この選択
    された変換された信号を放射線データとして記憶するた
    めの記憶手段を備えている特許請求の範囲第11項に記
    載の放射線検出器。 (13)上記インターフェイス手段は、上記の放射線デ
    ータを上記放射線検出器の外部の装置へ転送する手段を
    備えている特許請求の範囲第12項に記載の放射線検出
    器。 (14)上記線量モニタ手段は、放射線の線量及び線量
    率を計算する手段を備え、上記インターフェイス手段は
    、この線量又は線量率がプログラム可能なアラームスレ
    ッシュホールドを越えた時にアラーム信号を発生する手
    段を備えている特許請求の範囲第13項に記載の放射線
    検出器。 (15)上記ガスは、組織等価ガスである特許請求の範
    囲第3項に記載の放射線検出器。(16)上記のガス体
    積部を画成する手段は、組織等価材料で形成される特許
    請求の範囲第3項に記載の放射線検出器。 (17)放射線を測定する放射線検出器において、この
    検出器は、少なくとも1つの放射線検出サブ組立体を具
    備し、このサブ組立体は、上記放射線によってイオン化
    されるべきガスの体積部を画成する手段と、上記ガスに
    直接接触する複数の導電性であるが電気的に分離された
    表面セグメントを有する集積回路と、この導電性の表面
    セグメントの少なくとも2つ(その一方は収集電極と称
    する)に交差する制御可能なフラックス線を有する電界
    を発生する手段とを備えており、上記フラックス線はイ
    オンが上記電界に基づいて移動するように上記ガス体積
    部を通して延びており、更に、上記サブ組立体は、各々
    の導電性表面セグメントに対し上記集積回路素子内に配
    置されて各々の信号を発生する増幅手段を備え、上記導
    電性表面セグメントは上記増幅手段の一部分であり、そ
    して上記放射線検出サブ組立体は、上記増幅手段からの
    各々の信号をバッファするインターフェイス手段と、上
    記放射線検出サブ組立体の上記増幅手段及び上記インタ
    ーフェイス手段へ電力を供給する手段とに接続されてい
    ることを特徴とする放射線検出器。 (18)上記インターフェイス手段は、上記各々の信号
    に基づいて上記複数の導電性表面セグメントから上記収
    集電極を選択する手段を備えている特許請求の範囲第1
    7項に記載の放射線検出器。 (19)他の複数の導電性表面セグメントは、バイアス
    素子であると共に、上記電界を発生する手段の一部分で
    あり、上記フラックス線は、上記収集電極及び上記バイ
    アスセグメントに交差し、上記収集電極は上記電界を発
    生する手段によって電気的にバイアスされ、上記バイア
    スは上記収集したイオンによって変化する特許請求の範
    囲第18項に記載の放射線検出器。 (20)上記電界を発生する手段は、上記バイアスセグ
    メントを複数の個別の所定のレベルに電気的にバイアス
    する特許請求の範囲第19項に記載の放射線検出器。 (21)放射線を測定する放射線検出器において、この
    検出器は、少なくとも1つの放射線検出サブ組立体を具
    備し、このサブ組立体は、上記放射線によってイオン化
    されるべきガスの少なくとも2つの実質的に別々の体積
    部を画成する手段と、集積回路素子と、この集積回路素
    子上にあって、イオンを収集するために上記別々のガス
    体積部の1つと直接接触する表面セグメントと、他の個
    別のガス体積部を画成する手段の一部分であって、イオ
    ンを収集するためにそこに直接接触する導電性の体積セ
    グメントと、上記集積回路内にある2つの増幅手段とを
    備え、上記表面セグメントは、一方の増幅手段内に組み
    込まれそして上記体積セグメントは、上記集積回路に接
    近して他方の増幅手段に電気的に接続され、両方の増幅
    手段は、各々の個別のガス体積部から収集されたイオン
    を表わす各々の信号を発生し、そして更に、上記サブ組
    立体は、上記イオンが電界に基づいて移動するように上
    記個別の各ガス体積部内に電界を発生する手段を備えて
    おり、上記表面及び体積セグメントは、この発生手段の
    一部分であり、上記放射線検出サブ組立体は、上記増幅
    手段からの各々の信号をバッファするインターフェイス
    手段と、少なくとも上記増幅手段及び上記インターフェ
    イス手段へ電力を供給する手段とに接続されていること
    を特徴とする放射線検出器。 (22)放射線の量を測定しそして表示するための放射
    線検出器及び校正/ディスプレイ装置において、この装
    置は、放射線検出ユニットと、この放射線検出ユニット
    に分離可能に嵌合される校正/ディスプレイユニットと
    を具備し、上記放射線検出ユニットは、少なくとも1つ
    の放射線検出サブ組立体を備え、そしてこのサブ組立体
    は、上記放射線によってイオン化されるべきガスの体積
    部を画成する手段と、集積回路素子と、この集積回路素
    子上にあってイオンを収集するために上記ガスに直接接
    触する導線性の表面セグメントと、フラックス線が上記
    表面セグメントに交差し且つ上記ガス体積部を通して延
    びて上記イオンが電界に基づいて移動するように電界を
    発生するための手段と、上記表面セグメントを組み込ん
    でいて、上記集積回路内に配置されて、収集したイオン
    を表わす信号を発生するための増幅手段とを備え、上記
    放射線検出サブ組立体は、上記増幅手段からの信号を調
    整及びバッファするための制御可能なインターフェイス
    手段に接続され、このインターフェイス手段は、上記信
    号に基づいて放射線の程度を測定しそしてこの程度を放
    射線データとして記憶するための手段と、転送コマンド
    を受けた際に上記測定手段から上記放射線データを転送
    する手段とを備え、上記放射線検出サブ組立体及びイン
    ターフェイス手段の両方は、上記発生手段、上記増幅手
    段及び上記測定手段に電力を供給するための手段に接続
    されており、上記校正/ディスプレイユニットは、電源
    と、この電源を上記電力供給手段に接続する手段と、上
    記転送コマンドを発生しそしてこの転送コマンドを上記
    転送手段に送る手段と、この転送手段によって転送され
    た上記放射線データを表示するための表示手段と、上記
    信号の状態を変えることによって上記インターフェイス
    手段を制御する手段とを備えていることを特徴とする装
    置。 (23)上記測定手段は、全放射線線量データ及び線量
    率データを上記放射線データとして計算して記憶し、上
    記校正/ディスプレイユニットは、所定の放射線レベル
    を有する放射線源と、上記放射線検出ユニットからの上
    記全放射線線量データ及び上記線量率データを所定の値
    と比較しそしてそれらの間の差の指示を与える手段とを
    備えている特許請求の範囲第22項に記載の放射線検出
    器及び校正装置。 (24)上記校正/ディスプレイユニットは、クロック
    及びカレンダ手段と、メモリとを備えており、これらは
    両方とも制御器に接続され、上記放射線検出ユニットは
    、インターフェイス手段のデータ記憶部品を備えており
    、上記制御器は、コマンドを受けた際に、時間、日付及
    び上記放射線データを上記メモリに記録すると共に、校
    正の日時を上記記憶部品に記録する特許請求の範囲第2
    3項に記載の放射線検出器及び校正装置。 (25)エリア放射線モニタにおいて、このモニタは、
    支持構造体と、各々所定の方向を向くように上記支持構
    造体上に取り付けられた複数の放射線検出ユニットとを
    具備し、各々の放射線検出ユニットは、少なくとも1つ
    の放射線検出サブ組立体を備え、このサブ組立体は、上
    記放射線によってイオン化されるべきガスの体積部を画
    成する手段と、集積回路素子と、この集積回路素子上に
    あって、上記ガス中のイオンを収集するために上記ガス
    に直接接触する導電性の表面セグメントと、フラックス
    線が上記表面セグメントに交差しそして上記ガス体積部
    を通して延びて上記イオンが電界によって移動するよう
    に電界を発生する手段と、上記表面セグメントを組み込
    んでいて上記集積回路素子内に配置されて収集されたイ
    オンを表わす信号を発生するための増幅手段とを備えて
    おり、上記放射線検出サブ組立体は、上記信号を放射線
    データとしてバッファしそして測定するインターフェイ
    ス手段と、コマンドを受けた際に又は周期的に上記イン
    ターフェイス手段から上記放射線データを転送する手段
    と、上記発生手段及び上記増幅手段に電力を供給する手
    段とに接続され、更に、エリア放射線モニタは、メモリ
    ユニットと、各々のインターフェイス手段に接続されて
    いて上記コマンドを発生すると共にそれにより生じた放
    射線データを上記メモリユニットに記憶するためのイン
    ターフェイス制御器と、このインターフェイス制御器に
    電力を供給する電源とを備えたことをエリア放射線モニ
    タ。 (26)外部ソースから送信コマンドを受けた際に各々
    の上記放射線検出ユニットから放射線データを表わす送
    信可能な信号を発生するための通信装置を備えている特
    許請求の範囲第25項に記載のエリアモニタ。 (27)或る量の空気を少なくとも1つの放射線検出ユ
    ニットを経て移動させ上記少なくとも1つの検出ユニッ
    トが上記空気中の放射線量を監視するようにさせる空気
    ポンプ手段を備えている特許請求の範囲第25項に記載
    のエリアモニタ。 (28)上記ポンプ手段の下流及び上記空気の流路に活
    性吸収手段を含み、この吸収手段は、上記空気中のガス
    を捕獲するもので、上記少なくとも1つの検出ユニット
    の付近に配置される特許請求の範囲第27項に記載のエ
    リアモニタ。
JP63008221A 1987-01-27 1988-01-18 集積回路の上にイオン化可能なガスを有した放射線検出器 Pending JPS63308591A (ja)

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