JPS63307340A - 電磁波による土の乾燥密度の測定方法 - Google Patents

電磁波による土の乾燥密度の測定方法

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JPS63307340A
JPS63307340A JP14393687A JP14393687A JPS63307340A JP S63307340 A JPS63307340 A JP S63307340A JP 14393687 A JP14393687 A JP 14393687A JP 14393687 A JP14393687 A JP 14393687A JP S63307340 A JPS63307340 A JP S63307340A
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Kenji Cho
長 健次
Tomoaki Sakai
友昭 境
Yasushi Kamimoto
神本 安司
Motoyuki Takasu
鷹巣 征行
Tomio Fujikawa
藤川 富夫
Tsutomu Sato
務 佐藤
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KENSETSUSHO DOBOKU KENKYU SHOCHO
Tokyu Construction Co Ltd
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KENSETSUSHO DOBOKU KENKYU SHOCHO
Tokyu Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、電磁波を用いて土の乾燥密度を測定する方法
に関するものである。
[従来技術とその問題点1 一般に、締固めは、盛土中の空隙を減らして、有害な沈
下を防いで盛土の支持力を増し、またノリ面の安定を図
るために行なわれる。
従来、盛土を締固めるには、選定された盛土材に適した
締固め工法により各層ごとに一様な薄い層に敷き広げて
所定の回数ずつ締固めを行い、所要の締固め度合を得る
ようにしている。
ところで、締固め度合は、目で見ただけでは判らないの
で、施工中宮に管理を厳重にしなければならず、所要の
締固め度合になっているかどうかを調べなければならな
い。
従来の締固め試験としては、砂置換法、RI(ラノオア
イソトープ)法、CB R(california b
ear−iB ratio)法等が主に採用されている
上記砂置換法は、地盤に穿った穴の体積を砂によって置
換し、土の体積を間接的に測って地盤の密度を測定する
方法である。しがしながら、本方法は測定時間が長くて
測定点を数多く測定できないのみならず、地盤仕上げ面
を破壊してしまう等の問題点があった。
また、上記RI法は、γンマ線が土の中を透過する際に
土粒子中に吸収される割合が土の密度と一定の関係にあ
るという原理を利用した測定法である。しかしながら、
〃ンマ線等の放射線は、被曝障害等のFIJ1題、貞が
あって、放射線のf埋が大変であるばかりでなく、土中
に放射線を発する鋼棒を貫入する手間と測定に手間がか
かる等の問題点があった。
さらに、上記CBR法は、直径5cmの貫入棒を0.2
5cm貫入する時の荷重を1,370kg″Ch割って
百分率で表わし、土の締固め度合を測定する方法である
。しかしながら、本方法も準備が大がかりとなるぽかり
でなく、表面の強度に影響され易いという問題点があっ
た。
上記いずれの方法も測定が非連続的であるため、全体を
横道無くしかも正確に把握することが出来ないのみなら
ず、多数の地点をリアルタイムで測定できない。
従って、ムラのない均質な仕上がりの締固め施工管理を
期待できない等の問題点があった。
[発明の目的1 本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされた
もので、その目的とするところは、土の締固め度合を算
出するのに重要な測定因子である締固め中の土の乾燥密
度を、非破壊的で同一箇所を繰返して測定することがで
き、測定時間も極めて短くIJフルタイムの測定が可能
で、多数の筒所での測定ができる電磁波による土の乾燥
密度の測定方法を提供することにある。
[発明の構成] 本発明の電磁波による土の乾燥密度の測定方法は、被測
定土中に電磁波を透過せしめて土中伝搬速度を測定する
と共に土の含水比を測定し、これら測定値と土粒子の比
重および比誘電率により、上記上の乾燥密度を算出する
ことを特徴とするものである。
[実施例1 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
まず、#&1図に示すように、所定の厚み(d)を有す
る土1の上側に送信アンテナ2を配置し、下側に受信ア
ンテナ3を配置すると共に、これらのアンテナ2,3を
パルス送受信器4に接続して、電磁波の伝搬速度の測定
実験装置を構成する。
本装置において、最初に上記送信アンテナ2と受信アン
テナ3との間に土を置かないで、送信アンテナ2からI
GHzのインパルスを発射し、d。
の距離の空気中を伝搬させて受信アンテナ3により受信
する。この受信信号を増幅器5により増幅して周波数変
換器6お上りオシロスコープ7を通して、XYプロッタ
ー8により、第2図に示すように、エフウェーブ(イ)
の波形を得る。
次に、予め決めておいた乾燥密度と含水率を満足する上
記上1を、送信アンテナ2および受信7ンテナ3の間に
置き、同様の電磁波(−1GHzのインパルス)を土1
中に透過させて、XYプロッター8により透過波(ロ)
を得る。
第2図から明らかなように、土1中を透過させた場合の
透過波(ロ)は、エフウェーブ(イ)に比べてΔtの時
間だけ遅延する。この遅延時間Δtから式(1)を使っ
て土1中を透過する電磁波の伝搬速度Vsを求めること
ができる。
−d Vs−□   ・・・・・・・・・(1)CΔを十d。
ただし、Cは光速で2 、998 X 10 ”m/s
ec。
dは土1の厚み、doは送受信アンテナ2,3間の距離
である。
一般に土は導電率σ′がσ中10−2と小さいので土中
の電磁波の伝搬速度Vsと比誘電率Erとの開には式(
2)のような近似式が成り立つ。
従って、上記式(1)により求められたVsを上記式(
2)に代入すると、上記上1の比誘電率E「を算出する
ことがでさる。
一方、従来から土の比誘電率E「の算定式として、次の
式(3)が提案されている。
ここで、Eiは土を土粒子s1水−1空気aの3成分に
分けた場合の各成分の比誘電率であり、φiは上記各成
分の容積率である。
ところで、子(Ei)の関数として、従来よりいる。
本発明者等は、標準砂、関東ローム、生汁の3種類の土
について、その比誘電率を実測すると共に、上記4つの
提案式から算出した値と上記実測値との偏差状態を求め
、第3図に示すように、まとめてみた。その結果、子(
Ei)=uの式が実測に最も適合していることが確認さ
れた。
従って、上記式(3)は Er=ΣF・φi = 5・φSづ重・φ(2)+狸・
φa   ・・・・・・・・・(4)と表わすことがで
きる。
上記式(4)において、φSは土粒子の容積率、φ…は
水分の容積率、φaは空気の容積率であり、各々、次の
式(5)のように表わされる。
φ5=fd−Gs−’ φ―=…・fd         ・・・・・・・・・
(5)φa= 1− f d(Gs−’ +w)ただし
、fdは土の乾燥密度、Gsは土粒子の比重、智は含水
比である。
上記式(5)を式(4)の各項に代入して、式(4)を
式(2)の左辺に置き換えて、土の乾燥密度γdについ
て整理すると、次式(6)を導くことができ・・・・・
・・・・(6) ところで、水の比誘電率Ewは、従来の研究によれば、
Ew=81であるので、上記式(6)は、次式(7)の
ように書き直すことができる。
従って、土の乾燥密度rdは、電磁波の土中伝搬速度V
sと、土粒子の比重Gsと土粒子の比誘電率Esと含水
比−から求めることができる。
このうち、土粒子の比誘率Esと比重Gsは、室内試験
により予め求めておくことができるので、結局、現場に
おいては電磁波の伝搬速度Vsと含水比−のみを測定す
れば良いことになる。
14図は、上記式(7)による乾燥密度と伝搬速度との
関係を示すグラフであって、上記式(7)の分母である
(5几−1)Gs−’+8憚をAに置き代えて変形した
次の式(8)について、 Aを1から9に変化させた場合の軌跡を示すと共に、1
1図に示す実験から得られた結果を折線で示したもので
ある。
本グラフにおいて、実測結果の折線は式(8)から求め
た軌跡と近似した傾向を示しており、第1図に示す実験
装置による実測結果が理論と一致することが実証される
従って、土粒子の比誘電率Esと含水比Wが正しく与え
られれば、乾燥密度γdと電磁波の伝搬速度Vsは1対
1の相関を持ち、電磁波の伝搬速度Vsが実測されれば
乾燥密度γdが算出できることになる。
尚、第4図において、実際の締固めを行なった現場の土
について比誘電率EjJ=4として、(7)式に最大乾
燥密度、最適含水比を代入して伝搬速度Vsを算出し、
プロットしてみたところ、黒点群のようになり、実線A
がある程度勾配を持った範囲内に収まることが判り、上
記式(7)、即ち、本発明方法が実用に供し得るもので
あることが確認できた。
第5図は、以上説明した土の乾燥密度γdを求める手法
を70−図にしたものであって、被測泥土の比重Gsと
土粒子の比誘電率Esを室内試験から予め決定しておき
、例えば土の締固め現場において電磁波の土中伝搬速度
Vsと土の含水比−を測定することで、式(7)を用い
て被測泥土の乾燥密度fdを得ることが可能となる。
[発明の効果] (1)電磁波による土中伝搬速度の測定時間が数秒と極
めて短時間である。
(2)電磁波による測定のため数多くのポイントを連続
的に測定することができる。
(3)多くのデータを累積することにより、信頼性を向
上せしめることが容易である。
【図面の簡単な説明】
m1図は電磁波の伝搬速度を求めるための実験装置の概
念図、第2図はその測定データを示す彼形図、第3図は
3種の土の比誘電率の実測値と従来の提案式から求めた
値との偏差状態を示す図、第4図は乾燥密度と伝搬速度
との関係を示すグラフ、第5図は土の乾燥密度を求める
手法を示した70−図である。 1・・・土、2・・・送信アンテナ、3・・・受信アン
テナ、4・・・パルス送受信器、5・・・増幅器、6・
・・周波数変換器、7・・・オシロスコープ、8・・・
X Y フ’ ツター++特許出願人 建設省土木研究
所長 同   東急建設株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被測定土中に電磁波を透過せしめて土中伝搬速度を測定
    すると共に土の含水比を測定し、これら測定値と土粒子
    の比重および比誘電率により、上記土の乾燥密度を算出
    することを特徴とする電磁波による土の乾燥密度の測定
    方法。
JP14393687A 1987-06-09 1987-06-09 電磁波による土の乾燥密度の測定方法 Expired - Fee Related JPH0785062B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE4000925A1 (de) * 1989-01-13 1990-07-19 Kajaani Electronics Verfahren und vorrichtung zur bestimmung des wassergehalts von materialien
EP0829020A2 (en) * 1995-03-17 1998-03-18 The Regents Of The University Of California Narrow field electromagnetic sensor system and method

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