JPS63307162A - カ−ボンセラミックの製造方法 - Google Patents

カ−ボンセラミックの製造方法

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Publication number
JPS63307162A
JPS63307162A JP62142477A JP14247787A JPS63307162A JP S63307162 A JPS63307162 A JP S63307162A JP 62142477 A JP62142477 A JP 62142477A JP 14247787 A JP14247787 A JP 14247787A JP S63307162 A JPS63307162 A JP S63307162A
Authority
JP
Japan
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oil
residue
metal
coal
carbonize
Prior art date
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Pending
Application number
JP62142477A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Kumasaka
貞男 熊坂
Satomi Tada
多田 郷見
Koretoshi Katsuki
是利 香月
Shigeo Horikoshi
堀越 成夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Human Industry Corp
Original Assignee
Human Industry Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカーボンセラミックの製造方法に関し、特に塗
料、接着剤等の溶剤として利用する精製油を製造する際
、蒸溜せずに残存した残留物からカーボンセラミックを
得る方法に関わる。
[従来の技術及びその問題点] 周知の如く、従来より重油又は廃油等を蒸留して溶剤等
として用いる精製油を製造することが試みられている。
ところで、こうした精製油の製造に際しては、通常分解
脱油後に残留物が残存する。
かかる残留物は、従来そのまま廃棄処分されるが、ある
いはファインセラミック体の製造等に用いられていた。
しかしながら、こうした単なる熱分解脱油後の残留物か
らセラミック体を形成するには、余程既存のセラミック
補助材を加えなければならない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、既存のセラ
ミック補助材を用いることなく、精製油の製造時の残留
物を用いて耐熱性、導電性に優れた軽量なカーボンセラ
ミック列の製造方法を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段及び作用]本発明は、石
油系又は石炭系の低級油から選ばれる1種又は2種以上
の混合油を金属又は金属化合物の一種又は2種以上の存
在下において蒸溜した後、蒸溜せずに残存した残留物を
加熱焼成して炭化させることを要旨とする。
このような本発明によれば、上記蒸留工程を経て残存し
た残留物は単なる熱分解脱油後と相違して、複雑な有機
無機物の重合反応を伴った精製物として得られたもので
、残留物を加熱焼成して炭化するだけで耐熱性、導電性
に優れしかも軽量なカーボンセラミックを得ることがで
きる。
上記石油系の低級油としては、例えば重油、廃油、低級
石油、原油、ナフサ等を挙げることができ、石炭系低級
油としては例えば石炭タール、コールタール等を挙げる
ことができる。
上記金属としては、例えば亜鉛、銅、鉄、アルミニウム
、錫、鉛、白金、銀等を挙げることができ、かつ前記金
属化合物としては例えばこれら金属の塩化物、硝酸化物
、酸化物等を挙げることができる。これらの中で、特に
低融点である錫、鉛、これらの化合物が好ましい。
上記残留物を含浸したガラス繊維を焼成する方法は通常
の手段で良く、電気炉又は窯等を利用する。特に、酸素
を断って蒸し焼きがするのが良く、湿度は800〜25
00℃程度が好ましい。また、上記残留物は常温では固
形又は粘稠な液体等であり、使用する低級油により異な
る。ここで、液状の場合はそのまま所定の容器に注入し
て良いし、加熱して粘度を下げて含浸しても良い。固形
の場合は、加熱して液状としてから所定の容器に注入す
ればよい。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1因子発合せを参照して説
明する。
まず、第1図に示すように三つロフラスコ1内1c20
0ai!の重油2と塊状金属3としての鉛600g、白
金5g及び錫100gを収納した。
また、前記フラスコ1の中央の口からモータ4で駆動さ
れる撹拌[5を挿入し、他の口から湿度計6を差込み、
更に残りの口に管7を介してアスピレータ8を接続し、
該アスピレータ8の出口に回収用フラスコ9を設置した
。次いで、アスピレータ8に冷却水を流通させ、撹拌機
5をモータ4で回転させて三つロフラスコ1内の重油2
及び塊状金属3を撹拌しながら、図示しないバーナによ
り重油2を260℃(気体蒸気温度)まで加熱し、発生
した蒸気をアスピレータ8で冷却して回収用フラスコ9
で回収した。その結果、黒色語調なオイル(残留物)が
12mRが三つロフラスコ1の底に残存した。この後、
前記残留物を所定の容器(図示せず)に入れ、例えば電
気炉を用いて1000℃で加熱焼成し、炭化させてカー
ボンセラミックを製造した。
しかして、上記実施例によれば、重油2に塊状金属3と
しての鉛、白金、錫を適宜攪拌、加熱して蒸留した後、
三つロフラスコ1に残存した残留物(オイル)を別な容
器に移し、1000℃の高温で加熱焼成して炭化させる
ため、耐熱性に優れるとともに(2000℃に耐える)
導電性に優れた軽いカーボンセラミック云を得ることが
できる。
[発明の効果] 以上詳述した如く本発明によれば、既存のセラミックス
補助材を用いることなく、精製油の製造時の残留物を用
いて耐熱性、導電性に優れた軽酷なカーボンセラミック
の製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係るカーボンセラミック
の製造方法に用いられる精製装置の概略図である。 1・・・三つロフラスコ、2・・・重油、3・・・塊状
金属、5・・・撹拌機、8・・・アスピレータ、9・・
・回収用フラスコ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 石油系又は石炭系の低級油から選ばれる1種又は2種以
    上の混合油を金属又は金属化合物の一種又は2種以上の
    存在下において蒸溜した後、蒸溜せずに残存した残留物
    を加熱焼成して炭化させることを特徴とするカーボンセ
    ラミックの製造方法。
JP62142477A 1987-06-08 1987-06-08 カ−ボンセラミックの製造方法 Pending JPS63307162A (ja)

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