JPS63306196A - 重量物のジヤツキング装置とジヤツキング方法及びバツグジヤツキ - Google Patents

重量物のジヤツキング装置とジヤツキング方法及びバツグジヤツキ

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JPS63306196A
JPS63306196A JP13791387A JP13791387A JPS63306196A JP S63306196 A JPS63306196 A JP S63306196A JP 13791387 A JP13791387 A JP 13791387A JP 13791387 A JP13791387 A JP 13791387A JP S63306196 A JPS63306196 A JP S63306196A
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jack
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bag jack
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真爾 相原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、土木工事や建築工事等に於いて使用されるも
のであり、所謂バッグジヤツキを用いた重量物のジャッ
キング装置とその方法並びにこれに使用するバッグジヤ
ツキの改良に関するものである0 ゛  (従来の技術) 従前から、重量物の支承や昇降には油圧ジヤツキが、ま
た、大型重量物の横移動には台車付油圧ジヤツキが夫々
多く利用されている。
しかし、油圧ジヤツキや台車付油圧ジヤツキの場合には
、その機構上これを据付ける地盤面を極めて正確に地均
しする必要があるうえ、地盤が軟弱な場合には、強固な
地固めが必要となり、油圧ジヤツキの据付作業に多くの
手数と費用を要するという難点がある。
また、油圧ジヤツキの場合には支承時の重量衝撃の吸収
能力に劣り、被支持体が大型で且つ大重量の場合には、
前記重量衝撃が相当大きくなるため、作業の安全性確呆
の上で様々な問題が起生ずる〇 一方、近年油圧ジヤツキに代るものとして、弾性材製の
袋体を水や空気、窒素ガス等で膨張させるようにした所
謂バッグ型式のジヤツキが開発されている。
而して、この種のバッグ型式のジヤツキは、何れも持上
能力や持上高さの極く小さなものであり、同一の加圧装
置を用いてバッグの膨張とバッグによる持上高さの調整
を行なう構成となっている。
しかし、同一の加圧装置によって、バッグの膨張と持上
げ高さの調整の両方を能率的に行なうのは困難であり、
特にジヤツキの容重が大きくなると、何れか一方の能率
若しくは調整精度が大幅に低下することになる。即ち、
バッグを能率よく膨張させるためには、流1が大でしか
も所定の圧力の得られる加圧装置が必要であり、これに
対して、高精度な持上げ高さの調整を行なうためには、
逆に流量が比較的小さく且つ高圧力の得られる加圧装置
が必要となり、両者は相反する加圧特性を必要とするか
らである。
また、ジヤツキの使用場所によっては、バッグの近傍へ
大型の加圧装置を設置することが困難で、遠隔地よりバ
ッグの膨張用流体を圧送しなければならない場合が多く
ある。一方、バッグの持上げ高さの調整は、現場でバッ
グを見ながら加圧装置を操作するのが最良の方法であり
、加圧装置が遠隔地にある場合には、長いパイプ配管中
に於ける流体圧の変動や流体の圧縮等により、微妙な持
上げ高さの調整が行ない難いという難点がある。
更に、加圧装置を切替接続して複数のバッグを順次膨張
させる場合に於いても、加圧装置の台数を増すか、又は
加圧装置の容量と流体吐出口を増設しなければ、バッグ
の膨張とバッグの高さ調整とを並列的に行なうことが不
可能であり、実用上様々な支障が発生する。
そのうえ、従来のバッグ型式のジヤツキに於いては、バ
ッグ内空気の排出機構が全く設けられて詔らず、水等の
液体を圧送してこれを膨張せしめた場合には、バッグ内
部に空気が残留することになる。
ところが、バッグ内に空気が残留していると、バッグに
荷重がかかった際に、残留空気が圧縮されてバッグの膨
張高さが変化するばかりか、残留空気が移動する可能性
もあり、万一、バッグに負荷がかかった状態で残留空気
の圧縮や空気層の移動が起ると、バッグの形態が変化し
て不安定となり、極めて危険な状態が発生するという致
命的な欠陥が存在する。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、従前の油圧ジヤツキ並びにバッグ型式のジヤ
ツキに於ける上述の如き問題、即ち■油圧ジヤツキの場
合には、地盤の均しゃ地固めに手数を要すると共正、支
承時の重量衝撃の吸収性に劣ること、また、■バッグ型
式のジヤツキの場合には、ケ)バッグの膨張作業の能率
と持上げ高さ調整の精度の何れか一方が、大幅に低下す
ること、―)加圧装置が遠方の場合には、持上げ高さの
調整作業が著しく困難となること、(ハ)複数のバッグ
を使用する場合に、加圧装置が一基であれば、バッグの
膨張とバッグの高さ調整とを並列的に行なえないこと、
に)残留空気の移動によってバッグの形態が変化し、安
全性に欠けること、等の問題を解決せんとするものであ
り、安全で且つ能率よくバッグジヤツキを膨張させるこ
とが出来、しかも高精度な持上げ高さ調整を行なえるよ
うにした、大型重量物のジャッキング装置とジャッキン
グ方法並びにこれに使用するバッグジヤツキを提供する
ものである。
(問題点を解決するための手段) 本件第1発明は、被支持体を支承する膨張自在なバッグ
ジヤツキと、前記バッグジヤツキへ膨張用流体を圧送す
る第1加圧装置と、バッグジヤツキへ膨張量調整用流体
を供給する第2加圧装置とを発明の基本構成とするもの
である。
本件第2発明は、被支持体を支承する膨張自在なバッグ
ジヤツキと、前記バッグジヤツキへ膨張用流体を圧送す
る第1加圧装置と、前記バッグジヤツキへ膨張量調整用
流体を供給する第2加圧装置と、第1加圧装置及び第2
加圧装置等を自動操作する制御装置とを発明の基本構成
とするものである。
本件第3発明は、支持基板と被支持体の間に複数のバッ
グジヤツキを介設し、第1加圧装置から圧送した流体に
よりバッグジヤツキを膨張させて被支持体を支承すると
共に、前記流体の排出又は第2加圧装置から調整用流体
を圧送することにより、その膨張量を調整することを発
明の基本構成とするものである。
本件第4発明は、補強用芯材と表層材とから成る伸縮自
在な板材により形成した袋体と、前記袋体に形成した膨
張用液体の供給口と、前記袋体の内方へ突設され、袋体
の膨張と共にその先端が上方へ持ち上げられるようにし
た排気装置とを発明の基本構成とするものである。
(作用) バッグジヤツキが配設される地盤面をある程度地均しす
ると共に、必要な場合には所定の地盤強化を行なう。第
1加圧装置より作動用流体を所定数の袋体内へ順次切換
圧送し、これを膨張させると共に、膨張したバッグジヤ
ツキ上に被支持体を支承した後、所定数の袋体内へ第2
加圧装置から流体を順次切換え供給し、袋体の膨張量、
即ちバッグジヤツキの高さ調整を行なう。
第1加圧装置は、比較的遠方に設置されており、且つ低
圧・大流量の特性を有するため、バッグジヤツキは比較
的迅速に膨張される。また、第2加圧装置はバッグジヤ
ツキの配設部所の近傍に設けられており、且つ高圧・小
流量の特性を有するため、持上げ高さ調整が細かく正確
に行なえる。
袋体内へ液体を充填して膨張させる場合には、液体をあ
る程度充填したあと気体を充填し、気体層をクッション
として被支持体を支承する。これにより、被支持体の支
承時の衝撃が略完全に吸収される。
被支持体の支承が終れば、排気装置のバルブを開放して
残留気体を排出すると共に、第2加圧装置により液体を
袋体内へ供給して、(或いは、先きに充填した流体を排
出することにより)持上げ高さを調整する。残留気体が
排気装置によって完全に排出されることにより、残留空
気の移動や圧縮による袋体の変形が無くなり、バッグジ
ヤツキの安定度が向上する。
各バッグジヤツキの高さ調整が終れば、地盤と被支持体
との、間に適宜の支承金具等を介挿したあと、バッグジ
ャツギを縮少させ、これを回収する。
また、被支持体を横移動させる場合には、バッグジヤツ
キの上面に予かじめ潤滑剤等を配設したうえこれを膨張
させ、横引き用のジヤツキで横方向の応力を被支持体に
かけることにより、前記潤滑剤等の作用により、被支持
体が容易に積上りすることになる。
(実施例) 以下、第1図乃至第12図に基づいて、本件発明の各実
施例を説明する。
第1図乃至第3図は、本件発明による重量物のジャッキ
ングの状態を示すものであり、図に於いて1はケーソン
やタンク等の被支持体、2は船台クレーンやガントリク
レーン等のdレーン装置、3は海底や地上等の地盤、4
は伸縮自在なバッグジヤツキ、5は鋼板等の支持基板で
ある。
被支持体1の据付けに際しては、先ず、地盤3のバッグ
ジヤツキ4が配置される箇所を所定の精度に地均しする
と共に、軟弱地盤の場合には、所定の地盤強度にまでこ
れを補強する。
次にクレーン装置2により、バッグジヤツキ4を着脱自
在に取付けた支持基板5を予かしめ設定した場所へ設置
する。尚、本実施例では、第2図に示す如く、支持基板
5上に載置したバッグジヤツキ4をネット6で覆うこと
により、これを固定する構成としているが、バッグジヤ
ツキ4の固定方法は、如何なる方法であってもよい。又
、本実施例では、被支持体1を海中又は水中へ据付ける
場合を想定しているが、地上据付けの場合には、前記バ
ッグジヤツキ4の固定を省略してもよいことは勿論であ
る。更に、支持基板5への取付けに替えて、第3図に示
す如く、被支持体1の下面側や側面側(横移動の場合)
へチェーン7等により着脱自在に取付けることも可能で
ある。
その後、第1図に示す如く、被支持体lをクレーン装置
で吊下げながら、咳被支持体1の内部へ海水等を注入し
てこれを順次沈下させる。また、その間に、前記各バッ
グジヤツキ4内へ、後述する如く第1加圧装置8から膨
張用流体(海水)9を供給し、これを所定の高さに膨張
させる。
尚、前述の如く被支持体1の底面へバッグジヤツキ4を
固定した場合には、被支持体1が着底する前にこれに膨
張用流体9を供給し、所定の厚さまで膨張させる。
被支持体1がバッグジヤツキ4によって支承させたら、
後述する如く各バッグジヤツキ4へ第2加圧装置10か
ら高さ調整用の流体(海水) 11を圧送しく必要な場
合には、バッグジヤツキ4内の膨張用流体9を抜き)、
その持上げ高さを微調整する。また、持上げ高さの調整
代が大きい場合には、第1加圧装置から流体9を再圧送
するようにしてもよい。
各バッグジヤツキ4の高さ位置調整が終れば、被支持体
1と地盤3間へ所定の支承体(図示省略)が介挿され、
その後バッグジヤツキ4は流体9゜11を排出して縮少
され、取り除かれる。
又、被支持体1を高さ調整の後に横方向へ移動させる様
な場合には、予かじめ前記バッグジヤツキ4の上面に潤
滑剤等を配設しておき、被支持体lとバッグジヤツキ4
間に潤滑剤を介在せしめた状態で、被支持体1を支承す
る。
本実施例に於いては、図示していないが、ビニール袋の
中にグリースを収納したものを、横移動が必要な場合に
はバッグジヤツキ4の上面に固設しておき、先きに着底
させて地盤に固定したケーソン上に設置した引張りジヤ
ツキにより、当該被支持体1を横移動させるようにして
いる0第4図は、前記第1加圧装置8及び第2加圧装置
10によるバッグジヤツキ4の作動系統図である。
図に於いて8は船舶やクレーン船台、ポンツーン等の浮
上設備や陸上基地等に設けられた第1加圧装置であり、
lOは被支持体1の内部等のバッグジャツキ4の可能な
限り近傍に設けられた第2加圧装置である。
前記第1加圧装置8は、海水や水等を圧送するポンプ1
2、フィルタ13、フローメータ14、コンプレッサー
等の気体圧送装置15、切替弁16、チェツキ弁17等
より構成されており、ホース18を通してバッグジヤツ
キ4へ膨張用流体9を供給する。
即ち、フートバルブ19を通して吸入された海水9aが
ポンプ12で加圧され、フィルター13、フローメータ
14、チェツキ弁17、ホース18を経てバッグジヤツ
キ4へ供給される0気体圧送装置15は、被支持体lが
降下着底した際の衝撃を緩和する目的で、バッグジヤツ
キ4内へ気体9aを圧送するためのものであり、バッグ
ジヤツキ4内へ液体(海水)9aと一緒に適宜量の空気
9bを圧入する。
尚、当該衝撃防止用の空気9bは、被支持体1が完全に
支承された後は、後述する如くバッグジヤツキの排気装
置を通して完全に排出される。
又、バルブ加は、バッグジヤツキ4内の海水の排出弁で
あり、バルブ20を開放し、フローメータ14を通して
海水を排出することにより、バッグジヤツキの膨張高さ
と海水量との関係が知得される0前記第2加圧装置→は
、加圧ポンプ21、フィルター22、逆止弁詔、手動ポ
ンプ24、及びホース25゜26等より構成されており
、フートバルブ28から吸入した高さ調整用流体(海水
)11をバッグジヤツキ4内へ圧入する。又、手動ポン
プ24は、バッグジヤツキ4内の流体(海水)を漏出さ
せるためのものであり、高さ調整等で流体を抜く必要が
あるような場合には、ホース26を通して海水を送り、
バッグジヤツキ4のチェツキ弁27にパイロット圧をか
けてこれを開放することにより、バッグ内の海水を排出
する。
尚、本実施例では、逆止弁27にパイロット圧をかけて
これを開放し、バッグ内の流体を排出することにより、
バッグ内の高さを減らすようにしているが、逆止弁27
に代えて三方弁を設け、空気圧等によって三方弁を遠隔
制御することにより、流体を排出するようにしてもよい
バッグジヤツキ4の膨張は、先ずホース18をバッグジ
ヤツキ4の作動用流体供給口器へ接続し、バッグジヤツ
キ4を所定高さまで膨張させた後、ホース25を接続し
た調整用流体供給口(資)から調整用流体11を供給し
、高さの微調整を行なう。前記ホース18.25及び2
6等の接続は、全て着脱自在な接続金具(所謂カプラー
) 31を用いて行なわれており、一つのバッグジヤツ
キ4の膨張が完了すればホース18の先端を池のバッグ
ジヤツキの供給口穴へ接続替えし、同様に、一つのバッ
グジヤツキ4の高さ調整が完了すれば、ホース25.2
6の先端を池のバッグジヤツキ4の供給口(資)へ接続
する。
この様にして、各ホース18.25.26を順次切替え
接続することにより、複数のバッグジヤツキの膨張並び
に高さ位置調整が順次行なわれて行く。尚、海中作業の
様な場合には、前記ホースの切替接続等は、全て潜水夫
等により行なわれる。又、大きな持上げ高さを必要とす
る場合には、複数のバッグジヤツキを積み重ね使用する
第5図は本件第2発明の実施系統図であり、バッグジヤ
ツキの膨張並びに高さ調整等を全て自動遠隔制御する構
成としたものである。当該ジャッキング装置は、前記第
1加圧装置8、第2加圧装置10、切替弁装置32、排
液・排気操作装置お、制御装置あ及びバッグジヤツキ4
等より構成されている。尚、第5図に於いて、35はバ
ッグジヤツキ4に設けられた高さ検出器、あは排液制御
弁、あはホース37は排気制御弁、39.40は操作用
空気ホース、41は検出ケーブルである。
当該ジャッキング装置に於いては、ホース都は、予かじ
め所定数のバッグジヤツキ4へ接続されており、先ず制
御装置あからの指令によって第1加圧装置8が作動し、
切替弁装置nを通して各バッグジヤツキ4へ同時に(又
は順次)に、膨張用流体9が圧送され、所定高さにまで
バッグジヤツキ4が膨張される。次に、第2加圧装置1
0が作動され、切替弁装置32を通して高さ調整用流体
11が圧送されると共に、検出器35からの信号によっ
て排出・排気操作装置おを介して排液制御弁が制御され
、バッグジヤツキ4の高さ位置調整が行なわれる。又、
被支持体lを支承した状態に於ける高さ位置調整に於い
ては、後述する排気制御弁37が開゛放され、バッグジ
ヤツキ4内の残留空気が自動的に排気されることになる
第6図乃至第12図は、本件第4発明に係るバッグジヤ
ツキ4の実施例を示すものである。バッグジヤツキ4を
形成する板材41は、ナイロン製の2層の補強用芯材4
2の内面側と外面側に、ゴム製の表層甘心を配設して構
成されており、略正方形(約5mX5m)の前記板材4
1を重合することにより、内部が気密状の袋体材が形成
されている。
前記袋体材の九周には、二条のナイロン製の補強バンド
45が巻回されており、その端部は、第10図の部分拡
大図に示す如き、形態に仕上げられている0尚、本実施
例に於いては前記補強用芯材42及び補強用バンド6を
ナイロン製としているが、ナイロン以外の材質であって
もよいことは勿論であり、また特に高圧用のバッグジヤ
ツキでは、鋼線材が補強材として使用される。
膨張用流体の供給口器と調整用流体の供給口頷及び排気
装置孔は、前記両バンド45の間に位置して配設されて
おり、第8図、第9図及び第11図に示す如く、締付金
具47及びボルトオツ)48により、前記袋体M内へ挿
入したパイプ部49が気密状に固定されている。尚、本
実施例では、両供給口墓。
30等を四角状の袋体材の側辺中央部に設けているが、
袋体材の角隅部に設けてもよいことは勿論であり、特に
積上り用のバッグジヤツキの場合には、角隅部に設ける
方が板材41の損傷も少なく、好都合である。
前記排気装置孔は、第12図に示す如く、袋体4内へ挿
入した可撓性のパイプ体49とその先端部の側面に取付
けた浮子間とから構成されており、袋体a内へ流体(液
体)が充填された際に、パイプ体49の先端部が上方へ
持上げられる。前記パイプ体49の末端には排気制御弁
37が設けられており、高さ調整を行なう段階になると
、該排気制御弁37が排気可能位置へ初雪えられ、袋体
4内に残留する空気が自動排出されることになる。
(発明の効果) 上−述の通り、本件発明に於いては、バッグジヤツキを
使用するため、地盤の耐力が比較的小さく且つ地均しが
比較的粗雑であっても十分にジャッキングを行なうこと
ができ、大型重量物の据付を安全に、しかも安価に実施
することが可能となる。
また、被支持体を支承する際の衝撃吸収能力に優れてい
るうえ、潤滑剤等の減摩材を介在させることにより被支
持体を容易に且つ安全に横方向へ移動させることができ
ると共に、バッグジヤツキを積み重ね使用することによ
り、容易に持上げ高さを増加することが出来る。
更に、本件発明に於いては、バッグジヤツキの膨張用流
体の圧送と高さ調整用流体の圧送とを、夫々別の加圧′
装置によって行なっているため、迅速にバッグジヤツキ
を所定高さにまで膨張させることが出来ると共に、高さ
調整の方も極めて高精度で行なうことが出来る。
そのうえ、バッグジヤツキには排気装置を設けているた
め、袋体内の残留空気を完全に排出することができ、そ
の結果、残留空気の圧縮や移動による袋体の変形が皆無
となり、被支持体支承時の安定性が大幅に向上する。
本発明は、上述の通り優れた実用的効用を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本件発明による被支持体のジャッキングの一
例を示すものである。第2図は、支持基盤へバッグジヤ
ツキを取付けした状態の斜面図、第3図は、被支持体の
底面へバッグジヤツキを取付けた場合の慨要図である。 第4図は、本件第1発明に係るバッグジヤツキの作動系
統図である。 第5図は、本庄第2発明に係るバッグジヤツキの作動系
統図である。 第6図は、バッグジヤツキの平面図であり、第7図は、
第6図のA−A挽断面図である。 第8図は、流体供給口の取付状態を示す平面図であり、
第9図はその一部縦断正面図である。 第10図は、補強用ベルトの端部拡大断面図である0 第11図は、流体供給口の、縦断面図である。 第12図は、排気装置の縦断面図である。 1 被支持体     5 支持基板 8 第1加圧装置   4 バッグジヤツキ9 膨張用
流体    讃 制御装置 10  第2加圧装置 11  持上げ高さ調整用流体 29  膨張用流体供給口 30  調整用流体供給口 41  板 材      43  表層材42  補
強用芯材    49  可撓性パイプ弱  袋  体
         50   浮  干拓 排気装置 特許出願人   株式会社 大阪ジヤツキ製作所代表者
 相 原 真 爾

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被支持体(1)を支承する膨張自在なバッグジャ
    ッキ(4)と;前記バッグジャッキ(4)へ膨張用の流
    体(9)を圧送する第1加圧装置(8)と;前記バッグ
    ジャッキ(4)へ膨張量調整用流体(11)を圧送する
    第2加圧装置(10)とから構成した重量物のジャッキ
    ング装置。
  2. (2)バッグジャッキ(4)を、被支持体(1)へ着脱
    自在に配設する構成とした特許請求の範囲第1項に記載
    の重量物のジャッキング装置。
  3. (3)バッグジャッキ(4)を、支持基板(5)へ着脱
    自在に配設する構成とした特許請求の範囲第1項に記載
    の重量物のジャッキング装置。
  4. (4)バッグジャッキ(4)を、その上面に潤滑剤等を
    配設した構成とした特許請求の範囲第1項に記載の重量
    物のジャッキング装置。
  5. (5)第1加圧装置(8)を、液体並びに気体の切替圧
    送が可能な構成とした特許請求の範囲第1項に記載の重
    量物のジャッキング装置。
  6. (6)第2加圧装置(10)を、バッグジャッキ(4)
    への流体圧送ポンプ(21)とバッグジャッキ(4)の
    チェッキ弁(27)へパイロット圧を供給する流体圧送
    ポンプ(24)とを具備する構成とした特許請求の範囲
    第1項に記載の重量物のジャッキング装置。
  7. (7)被支持体(1)を支承する膨張自在なバッグジャ
    ッキ(4)と;前記バッグジャッキ(4)へ膨張用流体
    (9)を圧送する第1加圧装置(8)と;前記バッグジ
    ャッキ(4)へ膨張量調整用流体(11)を供給する第
    2加圧装置(10)と;前記第1加圧装置(8)及び第
    2加圧装置(10)等を自動操作する制御装置(34)
    とより構成した重量物のジャッキング装置。
  8. (8)支持基板(5)と被支持体(1)の間に複数のバ
    ッグジャッキ(4)を介設し、第1加圧装置(8)から
    圧送した流体(9)によりバッグジャッキ(4)を膨張
    せしめて被支持体(1)を支承すると共に、前記流体(
    9)の排出又は第2加圧装置(10)から調整用流体(
    11)を圧送することにより、その膨張量を調整するよ
    うにした重量物のジャッキング方法。
  9. (9)第1加圧装置(8)によるバッグジャッキ(4)
    の膨張と、第2加圧装置(10)によるバッグジャッキ
    (4)の膨張量の調整とを、順次連続的に行なうように
    した特許請求の範囲第8項に記載の重量物のジャッキン
    グ方法。
  10. (10)バッグジャッキ(4)の上方に潤滑剤等を介在
    せしめ、被支持体(1)を横方向へ移動自在に支承する
    ようにした特許請求の範囲第8項に記載の重量物のジャ
    ッキング方法。
  11. (11)補強用芯材(42)と表層材(43)とから成
    る伸縮自在な板材(41)により形成した袋体(44)
    と;前記袋体(44)に設けた膨張用流体(9)の供給
    口(29)と;前記袋体(44)の内方へ突設され、袋
    体(44)の膨張と共に先端部が上方へ持ち上げられる
    ようにした排気装置(46)とより構成したバッグジャ
    ッキ
  12. (12)排気装置(46)を、可撓性のパイプ材(49
    )の先端部に浮子(50)を固設した構成とした特許請
    求の範囲第11項に記載のバッグジャッキ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07242393A (ja) * 1994-03-03 1995-09-19 Jatec Kk ジャッキ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63171795A (ja) * 1987-01-07 1988-07-15 株式会社 モルテン エアジヤツキ装置及びその製造方法

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