JPS63306170A - エレベ−タ−の運転装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はかご内とは別の場所に設置された遠隔操作盤
を持つエレベータ−の運転装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、特殊なホテル向けのエレベータ−においては、不
特定多数の乗客の乗合せを防ぐための制御を要求される
ことが多い。このため、ホテルのフロントに各かごの行
先ボタンを組み込んだ遠隔操作盤を設置し、これにより
かごの呼び寄せや行先呼びの登録を１乗場ボタンの操作
によらず、ホテルの係員が行うことができるようにして
いる。

第４図は従来の遠隔操作盤を示す正面図で１図中（１人
）〜（３Ａ）は１号機の１階〜３階の行先呼びを登録す
るための行先ボタン、　　（ＩＢ）〜（３Ｂ）は同じく
２号機用の行先ボタンである。

従来の遠隔操作盤は上記のように構成され、１号機用の
行先ボタン（１Ａ）〜（３Ａ）は、１号機のかご内操作
盤（図示しない）の１階〜３階の行先ボタンと並列に接
続され、２号機用の行先ボタン（１Ｂ）〜（５Ｂ）は、
同様に２号機のかご内操作盤（図示しない）の行先ボタ
ンと並列に接続されている。したがって、ホテルのフロ
ント等で、それぞれのかごの行先呼びを、それらのかご
内操作盤による操作と同様に登録することができる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のような従来のエレベータ−の運転装置では、遠隔
操作盤にかごの設置台数に対応する系列の行先ボタンを
設ける必要があるため、かご台数が多くなるに従って遠
隔操作盤の外形が大きくなり０価格も高くなるという問
題点がある。

この発明は上記問題点を解決するためになされたもので
、遠隔操作盤の外形をかごの設置台数に関係なくほぼ一
定の大きさにすることができるようにしたエレベータ−
の運転装置を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係るエレベータ−の運転装置は、遠隔操作盤
に１系列の行先ボタン及びかごを指定する選択ボタンを
設け１選択ボタンと行先ボタンが同時に操作されると、
該当するかごの行先呼びが登録されるようにしたもので
ある。

〔作用〕

この発明においては１行先ボタンは１系列でも。

選択ボタンを操作することによシ０行先ボタンの操作に
よる行先呼びは、該当かごに対するものとして振り分け
られる。

〔実施例〕

第１図〜第３図はこの発明の一実施例を示す図で、第１
図は遠隔操作盤の正面図、第２図及び第３図は１号機の
１階の行先呼び登録回路図である。

第１図中、　　（１Ｃ）〜（３Ｃ）は遠隔操作盤に設け
られた１号機及び２号機共通の１階〜３階の行先ボタン
、　　（４Ａ）、　（４Ｂ）はそれぞれ１号機及び２号
機の選択ボタンである。

゛　第２図及び第３図中、田、Ｈは直流電源、　　（Ｉ
Ｄ）はかご内操作盤に設けられた行先ボタン、　　（Ｉ
Ｅ）は１階の行先呼び登録リレーで、　　（ＩＥａ）は
その常開接点、　　（１Ｆ）はかごが１階に到着すると
開放するかご位置接点、（５）は１号機認識リレーで、
　（５ａ）。

（５ｂ）はその常開接点である。なお、遠隔操作盤の１
階の行先ボタン（１Ｃ）の両端は、線符号Ｘ１．Ｙ１を
介して接点（５ａ）　−（５ｂ）に接続され、線符号ｘ
２゜Ｙ２ｔ−介して２号機認識リレー（図示しない）の
接点（図示しない）に接続されている。

次に、この実施例の動作を説明する。

１号機のかご内操作盤の１階の行先ボタン（１Ｄ）が押
されると、１階の行先呼び登録リレー（１Ｅ）は付勢さ
れ、接点（Ｉ　Ｅａ）の閉成によシ自己保持する。これ
で、１階の行先呼びは登録され、１号機のかごは１階に
向かって走行する。かごが１階に到着するとかご位置接
点（１Ｆ）は開放するため。

行先呼び登録リレー（１Ｅ）は消勢され、接点（１Ｅａ
）は開放し、１階の行先呼びの登録は解除される。

次に、遠隔操作盤の１階の行先ボタン（１Ｃ）が押され
ても、接点（ｓａ）　、　（５ｂ）は開放しているため
。

行先呼び登録リレー（１Ｅ）は付勢されない。

ここで、同時に１号機の選択ボタン（４Ａ）が押される
と、１号機認識リレー（５）は付勢され、接点（５ａ）
　、　（ｓｂ）が閉成するため、１階の行先呼び登録リ
レー（１Ｅ）は付勢される。このとき、２号機の選択ボ
タン（４Ｂ）は押されていないので、２号機の１階の行
先呼びは登録されることはない。

また、２号機の選択ボタン（４Ｂ）と行先ボタン（１Ｄ
）を同時に押したときは、２号機だけ１階の行先呼びが
登録され、１号機及び２号機の選択ボタン（４Ａ）、　
（４Ｂ）と行先ボタン（１Ｄ）を同時に押したときは１
両号機にそれぞれ１階の行先呼びが登録されることは明
白である。

実施例では、１階の行先呼びについてだけ示したが、２
階及び３階についても全く同様である。

〔発明の効果〕

以上説明したとおりこの発明では、遠隔操作盤に１系列
の行先ボタン及びかごを指定する選択ボタンを設け、こ
れらが同時に操作されると、該当するかごの行先呼びが
登録されるようにしたので。

遠隔操作盤の外形をかごの設置台数に関係なくほぼ一定
の大きさにすることができ、安価に製作するととができ
る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図はこの発明によるエレベータ−の運転装
置の一実施例を示す図で、第１図は遠隔操作盤の正面図
、第２図及び第３図は行先呼び登録回路図２第４図は従
来のエレベータ−の運転装置に用いられる遠隔操作盤の
正面図である。 図中、　　（ＩＣ）〜（３Ｃ）は１階〜３階の行先ボタ
ン。 （１Ｅ）は１階の行先呼び登録リレー、　　（４Ａ）は
１号機選択ボタン、　　（４Ｂ）は２号機選択ボタン、
（５）は１号機認識リレーである。 なお９図中同一符号は同一部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数台のかごが設置され、これらのかごとは別の場所に
   上記かごを運転する遠隔操作盤が設けられたものにおい
   て、上記遠隔操作盤に１系列の行先ボタン及び上記複数
   台のかごのいずれかを指定する選択ボタンを設け、上記
   選択ボタンと上記行先ボタンが同時に操作されると操作
   された上記選択ボタンの示すかごに対し、操作された上
   記行先ボタンの示す階の行先呼びを登録する行先呼び登
   録回路を備えたことを特徴とするエレベーターの運転装
   置。