JPS63305247A - ワクチン接種の有効性を測定するアツセイ法及びそれに用いるキツト - Google Patents

ワクチン接種の有効性を測定するアツセイ法及びそれに用いるキツト

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JPS63305247A
JPS63305247A JP63114503A JP11450388A JPS63305247A JP S63305247 A JPS63305247 A JP S63305247A JP 63114503 A JP63114503 A JP 63114503A JP 11450388 A JP11450388 A JP 11450388A JP S63305247 A JPS63305247 A JP S63305247A
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JP63114503A
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アイラン ロバート コーエン
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Yeda Research and Development Co Ltd
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/5005Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving human or animal cells
    • G01N33/5091Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving human or animal cells for testing the pathological state of an organism

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は、自己免疫疾患に対するワクチン接種の効果全
モニターする方法(アッセイ方法)及び該モニタ一方法
を実施するための手段に関する。
ワクチン接種については多くの文献及び特許に記載され
ておシ、これらの方法に従って実施することができる。
自己免疫疾患に対するワクチン接種は、通常ある特定の
Tセル全使用して行なわれている。特に、圧力処理した
Tセル、Tセルから流出した表面膜、活性化Tセルから
得た架倫化表面蛋白、ある特定の架橋剤で処理したTセ
ル、あるマイト−ジエンで処理したTセルなど金円いた
ワクチン接種が有効である。ワクチン接種の効果tアッ
セイする本発明の方法は、患者のTセルの1抗イデイオ
タイプ応答あるいは1抗活性化インディケータ−”応答
のいずれかまたはこれらの両者を、スキンテス1するい
はin vitroアッセイにより測定するものである
。これらについての詳細な説明は以後に記述する。
ワクチン接種の効果を測定することは、ワクチン接種を
繰ジ返す必要があるか否かを知る上でまた有効なワクチ
ン接種に必要な投与tt知る上でも非常に′M要である
本発明はこのようなアッセイを実施するための簡便な手
段を提供するものである。
(発明の賛旨) 本発明は、自己免疫疾患に対するワクチン接種の効果を
モニターするためのアッセイ法及びワクチン接種の効果
の量的パラメーターを確立するためのアッセイ法に関す
るものである。更に本発明は、このようなアッセイ法を
実施するための手段及びキットに関するものである。
あるタイプの自己免疫疾患患者に対してワクチン接種を
することが可能である。このようなワクチン接種は各種
のTセルを用いて実施することができる。なかでもとり
わけ、圧力処理したTセルが使用でれる。マイト−ジエ
ンあるいは特定の抗原とともにインキエベーションして
活性化されたTセルを使用することもできる。架橋剤で
処理したTセルを使用することもできる。圧力処理後、
Tセルの表面から流出するある一定の表面蛋白を使用す
ることもできる。架橋化細胞膜上使用することもできる
本発明者らは、ある特定の化学的理論に拘束されるの’
ktIflないが、免疫化に使用される活性化Tセルは
2つのタイプの部位、即ち(al抗原レセプタ一部位(
イディオタイプ) 、(1))活性化インディケータ一
部位會有しているとされている。後者の活性化インディ
ケータ一部位は、活性化Tセルのみに存在している。
このような細胞をワクチン接種に使用する場合には、ワ
クチン接種の効果はin vjvoスキンテストあるい
は1nvjtroテストのいずれかによってアッセイす
ることができる。このよりなテストは、上記した(al
または(1))のいずれかあるいはこの両者に応答する
患者のTセルの成熟化を測定するものである。上記(a
)に対する応答音、以後“抗イデイオタイプ応答”と言
い、(b)に対する応答音1抗活性化部位応答”と言う
患者は、(a)に対する応答あるいは(t)lに対する
応答または両者に対する応答を起こすようになる。
これらいずれかの応答あるいは両者をアッセイすること
ができ、得られる結果によってワクチン接種の効果全判
断することができる。
上記したように、活性化Tセル、その膜、あるいはその
膜断片のいずれかによってワクチン接種を行なうことが
できる。同様に、ワクチン接種の効果のアッセイも、こ
れらを用いて行なうことができる。
抗イデイオタイプ応答は、ワクチンに用いたTセルのイ
デイオタイプt−有するTセル膜あるいは膜分画を用い
て測定することができる。
また抗活性化部位応答は、イディオタイプに関係なく患
者からあるいは他から得られた活性化Tセル(その膜ま
たは断片)によってアッセイすることができる。本発明
のこれらのアッセイは、それぞれ異なる方法で実施する
ことができる。
Tセルを用いたワクチン接種の効果は、Tセルワクチン
あるいはTセルワクチンの抗原レセプターあるいは他の
膜成分に対して特異的なTセル応答の増大化を測定する
ことによってモニターすることができる。この応答は、
ワクチン接種に用いたTセルのユニークなイディオタイ
プに対するものであることから抗イデイオタイプと言う
ことができる。一般に、T及びB IJンパ球のイデイ
オタイfは、これらリンパ球の抗原レセプターの性質に
基いて測定できると考えられている。
かかる抗イデイオタイ7’Tセル応答の検出に加えて更
に、イディオタイプ(抗活性化細胞)に関係のないTセ
ルの活性化状態に関連したTセルマーカーに対するTセ
ルの応答の増大化を検出することによって、ワクチン接
種が成功したかどうか全知ることができる。ワクチン接
種が成功するためには、ワクチン接種に用いるでセル金
、投与する前にその特異的抗原あるいはコンカナバリン
A(Can A )もしくはフィトヘマグルチニン(P
HA )1などのTセルマイトジェンとともに約48時
間イン中ユベーションする必要があることが明らかにさ
れている〔例えはY、 Naparstekら、 Eu
r、 J。
〜 ImmunoL 15 、418 W 423 (19
83) 〕。
Tセルは抗原レセプター即ちイディオタイプを持ってい
るにもかかわらず、抗原あるいはマイトジェンで活性化
されていないTセルの場合にはワクチン接種に使用する
ことができない。これらの事実から、Tセルでワクチン
接種することによって生じる自己免疫疾患に対する耐性
を示すシグナルとして、イディオタイプ(Tセル抗原レ
セプター)とTセル活性化によって誘導されるエレメン
トの両者があると結論することができる。活性化インデ
ィケータ−分子は禾だ同定されていないが、活性化Tセ
ル膜を単離しこれをグルタルアルデヒド、ホルムアルデ
ヒド、8−メトキシ−ジン2レン、紫外線Aなどで化学
的架橋化処理をして得られるTセル膜をワクチンとして
使用できることから、この活性化インディケータ−はT
セル膜に固定されていると推定することができる。IL
−2レセゾター、主要組織適合性コンプレックス(MM
C)、CD−2コンプレツクスなどのいくつかのTセル
活性化の膜関連マーカーが同定されている。ワクチン接
種に必要な活性化マーカーはこれらのいずれでもよく、
また他の分子でもよい。いずれの場合においても本発B
Aは以下の如き発見に基いている。即ち、ワクチン接種
が成功すると2つの独立しfcTセル応答が生じるとい
う発見である。かかる応答の1つが、テスト試薬として
Tセルワクチンのイディオタイプ會有する活性化あるい
は非活性化Tセルを用いることによって検出できる抗イ
デイオタイグ応答であり、他の1つが、テスト試薬とし
ていずれのイディオタイプであってもよい活性化Tセル
を用いることによって検出できる抗活性化Tセル応答で
ある。後者の試薬は、1活性化インディケータ−”(マ
ーカー)に対するTセル応答全検出するものである。こ
れらの活性化分子は比較的低レベルで存在しており、非
活性化Tセルによっては発現されないものである。jn
vi tro増殖テストあるいは遅延型過敏症(D’I
’H)スキンテスト全採用することができる。
in vivoスキンテストは、ワクチン接種約7f1
0日後から一定の間隔を置いて実施するのが有利である
。Tセルあるいはその膜あるいは適当な型の分子を生理
食塩水に懸濁して100.000 il 0’ cel
ls / tuの濃度とし、得られる懸濁液0.2 j
llA ’に皮下注射し、24.l’48時間後時間比
と赤色化とt測定する。赤色化領域が345 龍以上の
直径を有する場合にはワクチン接種が有効であったこと
を示している。細胞の膜、あるいは同数の細胞から得た
断片を用いて、同様の方法を実施することもできる。こ
のよりなテストには、ワクチン接稀に用いたタイプの膜
蛋白104500μy/叡欠用いることができる。
本発明の他の1つの態様はin vitroアッセイで
あり、このアッセイ法は、末梢血を採取し、通常の方法
により白血球ケ分離し、分離した白血球?照射したステ
イムレイターセルとともに白血球と該セルとの比が1:
1から10:1の間になるように5%ヒトAB血清と抗
生物質全台む適当なRPMI培地に懸濁せしめてその濃
度を約500.0001/ I Q7cel’l / 
rubとする工程からなるものである。
Tセルワクチンのイデイオタイプk有する非活性化ステ
イムレイターセルケ使用することによって、抗活性化セ
ル応答がなくとも、抗イデイオタイプ応答それ自体全測
定することができる。Tセルワクチンのイデイオタイ7
”knするステイムレイターセルが抗原あるいはマイト
ジェンで活性化された場合には、抗イデイオタイプ応答
と抗活性化セル応答の両者が測定される。ステイムレイ
ターセルがTセルワクチンのイデイオタイ7″′を有し
ておらず、かつ活性化されている場合には抗活性化セル
応答のみが検出される。これらのことが、以後に記述す
る表1に示されている。
ステイムレイターセルは、グルタルアルデヒド。
ホルムアルデヒド、8−メトキシープソラレン。
紫外線Aなどの化学架橋剤によって固定することができ
る。またこれら細胞の膜断片金用いてもよい。約5−7
日間培養後に調べることができ、通常の方法に従ってト
リチル化チミジンの取り込みを測定する。コントロール
及びバックグランドとして、何も添加していない患者の
非活性化末梢血細胞の培養液を用いる。コントロール細
胞のチミジン取り込みの2倍もしくはそれ以上の取り込
みr示す場合には、測定値はポジイティブと判断される
本発明においては、このようなアッセイを実施するため
のキットであって、長期間保存するのに適当な形態の有
効成分と希釈手段及び測定結果全評価するための手段か
らなるキットが提供される。
以下に、実験動物を用いて得られた結果を参照して本発
明を説明する。これらの結果は、ヒトの自己免疫疾患の
アッセイにも適用できることを証明するものである。
以下の実施例は本発明を限定するものと解すべきではな
い。
ワクチン接種したラットの抗Tセル応答アジュバント関
節炎(AA)あるいは実験的自己免疫疾患脳を髄炎(E
AE )のラツlt−適当なTセルでワクチン接種する
と、ワクチンTセルの抗原レセプターを認識するTセル
応答(抗イデイオタイ2″Tセル免疫)、及びワクチン
Tセルの特定のイデイオタイ−j′を有しない活性化T
セルを認識するTセル応答(抗活性化インディケーター
免疫)が生じる。
EAEのラットの後足のフットパットにワクチンとして
Ziaクローンの活性化細胞104全用いてワクチン接
種した時のラットの増殖応答が第1図に示されている。
ワクチン接種後のクローンZ1aiるいはクローンZ 
2 b(EARとは関係のないZ1aイディオタイプに
ネガティブなコントロールクローン)に対する応答を、
ワクチン接種部位全ドレーンする腰高リンパ節(PLN
 )及び頚部リンパ節(CLN :全身性免疫を示す)
で測定した。ワクチン接種後5日目で、Z1aワクチン
に対する特異的(抗イデイオタイ2′)増殖応答がPL
Nにおいて見られた。9日目まで、抗イデイオタイプ応
答は、PLN及びCLHの両者で全身性のものであった
。抗イデイオタイプ応答は衰えたが、17日目でも未だ
ポジイティブであった。
クローンA2’b(Zlaイディオタイプに対してネガ
ティブ)に対する一活性化インデイケーター応答に9日
目と11日目に観察された。これらの応答は、Zlaに
対する抗イデイオタイプ応答よりも低くかったが、コン
トロールである非ワクチン接種うツ)Tセルが示すバッ
クグランド応答(08目)よりも有意に高かった。非活
性化クローンA2bに対する9日目及び11日目の応答
は、コントロールと同じであった(記述されていない)
しかして、イディオタイプ−ネガティブA21)に対す
る応答にはA2bが活性化されることが必散であること
が判る。かかる応答を抗活性化Tセル応答と定義するこ
とができる。
AAのラツ+t−低投与蓋のA2bでワクチン接種した
所、非活性化クローンA2bに対して特異的抗イデイオ
タイプ応答を示し、非油性化クロ−ンZlaに対しては
応答を示さなかった(記述されていない)。従って、抗
イデイオタイプ応答はワクチン接種の特異性に関連して
いると言える。
活性化A2m)クローンでワクチン接種した所、活性化
Ziaに対して抗活性化Tセル応答を示した(下記参照
)。
ワクチン接種に対する抗イデイオタイプ応答に関与する
細胞成分を分析するために、zlaでワクチン接種した
ラットのPLNから抗イデイオタイ7″Tセルをクロー
ン化し、その特性を調べた。2つのタイプの抗イデイオ
タイプクローン、即ちCD4”8−ヘルパーTセル及び
CD4−8+サプレツサーTセルが検出された。これら
の細胞のクローンZ1aに対する効果ケ調べるために、
抗イデイオタイプクローンを照射し、それらkZlaと
ともに培養した。ヘルパークローンTR1はクローンZ
laの増殖を促進し、サグレッサークローンTR8は、
その抗原に対するZlaの応答音抑制したことが表2に
示されている。TR1及びTE01ハ、コントロールク
ローンA2b’r促進せず′!た抑制もしなかった。
ルの関与 抗活性化セル応答に関与する成分を分析するために、ラ
ットの後足の7ツトパツトにクローンA2bk”)l+
7接種し、6日後にin vitroで膝窩リンパ節細
胞會活性化クローンD9で塘殖促進させた。このクロー
ンD9は、A2bのイディオタイプを有しないZiaの
サブクローンである。
Zlaの油性化セルマーカーに対して応答したリンパ球
集団ハ、CD4+ヘルパーTセルマーカー(65%)と
CD8+サプレツサーTセルマーカー(65%)と會有
することが示された。従って、抗イデイオタイfTセル
と同様に、抗活性化Tセル応答にもヘルパーTセルとサ
プレッサーTセルの両者が関与していることが判る。
抗イデイオタイプスキンテスト in vjtroでの抗イデイオタイ7″′Tセル増殖
に加えて、ワクチン接種したラットは、Tセルを用いた
ワクチン接種に対する抗イデイオタイプスキンテストに
対しても反応を示す。抗BPクローン(Z 1 a )
 10’でワクチン接種したラットが遅延型過敏症(D
TH)テストでZlaに対して応答し、コントロール抗
オボアルプミン(OA)クローンに対して応答しないこ
とが第2図に示されている。
圧力処理したクローンA2bでワクチン接種したラット
がDTHスキンテストでクローンA2bに対して応答し
、クローンZ1aに対して応答しないことが第6図に示
されている。
しかして、圧力処理したTセルも抗イディオタイプ応答
t−誘導することが判る。
不十分なワクチン接種後の抗イデイオタイプDTH 第6表には、十分なワクチン接種のみで抗イデイオタイ
プ応答が誘導さtLることか示されている。
γ線照射したクローンA2b(有効でないワクチン)あ
るいはグルタルアルデヒドで処理したクローンA2b(
有効なワクチン)でラットをワクチン接種した。次いで
、クローンA2bに対するDTH反応性をテストした。
グルタルアルデヒドで処理したクローンA2bでワクチ
ン接種した場合のみ、抗A 2b DTHテストに対し
て反応を示した。
γ線照射したA2k)ではなくグルタルアルデヒドで処
理したA2bクローンを用いて、AAに対して有効にワ
クチン接at’を行なうことができることから、抗イデ
イオタイfUI’H応答は有効なワクチン接種に関係し
ていると結論することができる。
強度の応答を誘導するために、グルタルアルデヒドで処
理したコンカナバリンA活性化A2bセル(Ljder
 O,ら、 Proc、 Natl、 Acad、 S
cj、。
U、S、A、、84 4577I14580(1987
))2X10’で毎週6週間Lewisラットにワクチ
ン接種した。1週間後、ラットの活性化あるいは非活性
化クローンA2b(特異的イディオタイプ)あるいはク
ローンD9(A21)イディオメイ7″ヲ有しないZl
aのサブクローン)に対するDTH応答をアッセイした
非活性化Tセルクローンは特異的抗イデイオタイプ応答
全誘導したことが表4から判る。非活性化A2bに対す
る応答は、非活性化D9に対する応答よ94倍高かった
。これに対して、両者の活性化クローンは、統it学的
には異ならない強い応答を誘導した。しかして、活性化
Tセルは一活性化インデイケーター応答全誘導し、他方
、非活性化Tセルは抗イデイオタイプ応答を誘導した。
表4に1とめて示した結果から、一活性化インデイケー
ター応答は抗イデイオタイプ応答よりも比較的高がかっ
たことが判る。このことは、ゎLイディオタイプ応答が
一活性化インデイケーター応答よりも高かいという第1
図及び第2図に示された結果と対照的である。表4の実
験と他の実験との結果の相違は、第1図及び第2図に示
したワクチン接種法は活性化Tセル104f:1回接種
する方法であり、表4に示した接種法はグルタルアルデ
ヒド処理Tセル全多数(2X10’個を6回)接種する
方法であるという相違に依るものである。
架橋化Tセルを多くの回数投与して強いワクチン接種を
行なうと、一活性化インデイケーター応答がよV=<現
われる。圧力処理したA2b’rセルによって抗イデイ
オタイプ応答がより尚く現われることが第6図に示され
ている。
抗イデイオタイプ応答の臨床用途 患者におけるTセルワクチン接種の効果は、ワクチンに
対する患者の抗イディオタイプTセル応答あるいは活性
化Tセルに対する患者の抗活性化セル応答2テストする
ことによってモニターすることかでさる。
例えば、U、S、 Patent 44+634*59
0 e欧州特許出IjIi487113856 、 L
jderO,、Proc。
Natl、 Acad、 Sci、、 USA 、 v
ot84 * pp−4577y 4580 、 Ju
ly 1987に記載さn7(方法に従って調製したワ
クチンを用いて、タイf1の糖尿病、リウマチ性関節炎
、多発性硬化症あるいは他の自己免疫疾患に対してワク
チン接種することができる。ワクチン接種10日後及び
その後一定間隔ごとに末梢血の白血球について、ワクチ
ン接種に用いた患者のセルに対する増殖効果をアッセイ
して抗イディオタイプ応答金満べるか、あるいはワクチ
ンのイディオタイプではない抗宿性化Tセルに対する増
殖効果をアッセイして抗活性化セル応答ケ調べることが
できる。あるいはワクチンを用いたスキンテストで調べ
ることもできる。応答の程腿が患者がワクチン接種に対
して反応した程度を示している。弱い応答の場合には、
患者は更にワクチン接種上受ける必要がある。ワクチン
接種後、ワクチンによる法論作用が衰えたがあるいはワ
クチン接種が更に必要であるかどうかを確認するために
、患者についてテストヲ行なう仁とができる。
抗イディオタイプ増殖あるいはDTI(応答は、Tセル
全体、あるいはCohsn−8h i nj tzy%
許/%許出願/同公報に記載された方法に従って流体静
力学的圧力により調製されfc”!たは他の方法で調製
されたTセルレセプターを含むTセルの膜断片を用いて
行なうことができる。膜断片/活性化Tセル成分會用い
て抗活性化セル応答をアッセイすることができる。
同様にして、化学的架橋剤で処理したTセルの膜あるい
はTセルの断片tワクチン接種あるいはアッセイに使用
することかでき、同様の結果が得られる。
以下に、図面に基いて本発明ヶ説明する。第1図は、抗
イデイオタイプ応答及び抗活性化部位Tセル応答を示す
ものであり、第2図は、EAEに対してTセルでワクチ
ン接種後、抗イデイオタイプスキンテストの反応性の結
果を示すものであり、第3図は、AAに対してTセルで
ワクチン接種後、抗イデイオタイプスキンテストの反応
性の結果を示すものである。
上記したように、第1図は抗イデイオタイプ応答と抗活
性化Tセル応答を示すものである。クローンz1a10
41で後足のフットパラ)k免疫化することによって、
EAEのLewisラット?ワクテン接種した。所定の
日数経過後、ドレーンする腰高リンパ節(PLN )と
それから離れた頚部リンパ節(CLN ) t−除去し
、細胞5 X 105についてjnvi troで、照
射したZlaクローン(イデイオタイデボゾテイデ)1
06あるいは活性化されたA2bクローン(イディオタ
イプネガティブ)106に対するTセル増殖応答音テス
トした。増殖はDNAへのトリチル化チミジンの取り込
みによって測定した。
第2図は、EAEに対するTセルワクチン接極後の抗イ
デイオタイプスキンテストの反応性を示している。EA
EのLeWisラット全1抗BPクローンZ1aセル1
04でワクチン接種した。コントロールラットハ、外来
抗原オプアルデミンに対して反応性のTセル(抗OA 
) 10’でワクチン接種した。9日後に、ラットの耳
に、照射した抗BPクローンセルあるいは抗OAクロー
ンセルtチャレンジし遅延型過敏症についてテストした
。48時間後に耳の膨らみ全測定した。ボジテイデな耳
の組城学的調食によってDTH反応が起こったことが証
明された。
第6図は、AAに対するTセルワクチン接種後の抗イデ
イオタイプスキンテストの反応性を示している。流体静
力学的圧力(1250バール。
15分)で処理したA2bクローン2X107で免役化
することによって、AAのLewisラット全ワクチン
接種した。2週間後、ラット會MTでチャレンジしAA
を誘導させた。4週間後、ラットの耳を照射したクロー
ンA2bあるいはコントロールZ1aでチャレンジし、
48時間後に、膨らみの程度音測定してDTH反応性を
調べた。
表  1 Yes    No    抗イデイオタイプNo  
   Ye s   抗活性化YeSYes   抗イ
デイオタイプと抗活性化の両者 No     No    不ガテイデコントロール(
バックグランド) クローンTR1及びTR8は、Z1aクローン10′で
EAE K対してワクチン接種しfcLewisラット
の腰痛リンパ節から単離した。TR1はヘルパーTセル
(W3/25” 、0X8− )であり、TR8はサプ
レッサーTセル(W3/25−。
oxB” )であることが判った。そ几ぞれのクローン
io’im射してその増殖全阻止しく1500R)、そ
ILぞれw%%異的クロりンZ 1 a 2.5 X1
04あるいはコントロールクローンA2bに、あるいは
これらのクローンとともにそれぞれの抗原、即ちミニリ
ン塩基性タンパク買、 Mycobacte−rjum
 tuberculosjs (M T )が−緒に存
在するクローンに加えた。照射(1500R)後に、胸
腺に1ltn fft!l k与えるための抗原(10
”)t−加えた。
3日後に、 DNAへのトリチル化チミジンの取り込み
により、ZlaあるいはA2bの増殖応答を測定した。
表  6 −−―曇−−−−優−−−曇−−−――■−―−−1曇
−−−−峠−――・陽−一一陽響−−1膳伽−Il−u
1譬雫1−一響曇譬一−None  None   B
±1 照射処理   None      10±1グルタル
アルデ Yes      25±2ヒト処理 ・−−一一―−−―+−−陽−−−―−−−嘘・−一−
−−曇−−−−―−−―−1譬−曇し−琴−−譬―嗜陽
憎−−曇一譬−−譬−優−−照射(1500R)処理し
たあるいはグルタルアルデヒド ーンA2b(2X1 0)) f Lewisラットに
接種した。グルタルアルデヒドで処理したクローンでワ
クチン接種した場合のみAA(対する抵抗性が訪導され
た。2週間後に、照射したA21)セルに対するDTH
反応反応性ステスト。
表  4 非活性化Tセルクローンは抗イデイオタする 非活性化斧会蕃             2.5±1
活性化A2b                33±
6活性化D9                27±
【図面の簡単な説明】
第1図は、抗イデイオタイプ応答と抗活性化Tセル応答
を示し、第2図は、EAEに対するTセルワクチン接種
後の抗イデイオタイプスキンテストの結果全示し、第3
図は、AAに対するTセルワクチン接種後の抗イデイオ
タイプスキンテストの結果を示す。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)適当に処理したTセル、その膜あるいはその断片
    からなるワクチンの形態で患者に投与する自己免疫疾患
    に対するワクチン接種の有効性を測定するアツセイ法で
    あって、 ワクチン接種に用いたタイプの物質によってin vi
    voで患者のスキンテストを実施する;あるいは 患者の末梢血細胞を採取して増殖アツセイを実施して、
    その応答の程度がワクチン接種の有効性を示す、末梢血
    細胞の抗イデイオタイプTセル応答あるいは末梢血細胞
    の活性化Tセルに対する抗活性化インデイケーターセル
    応答のいずれかまたは両者を測定する; ことからなる上記アツセイ法。
  2. (2)ワクチン接種に適当なTセル、その膜、あるいは
    膜の断片によってin vivoスキンテストを行なう
    請求項1記載のアツセイ法。
  3. (3)約100,000〜約10^7セル/mlの濃度
    の懸濁液約0.2mlをスキンテストに用いる請求項2
    記載のアツセイ法。
  4. (4)抗イデイオタイプ応答を測定するin vitr
    o増殖テストを行なう請求項1記載のアツセイ法。
  5. (5)一活性化インデイケーター応答を測定するin 
    vitro増殖テストを行なう請求項1記載のアツセイ
    法。
  6. (6)ワクチン接種前の患者あるいは他から得た活性化
    Tセル、Tセル膜あるいはTセル膜断片を用いて末梢血
    細胞のアツセイを行なう請求項4または5記載のアツセ
    イ法。
  7. (7)患者以外から得た活性化Tセル、Tセル膜あるい
    はTセル膜断片を用いて末梢血細胞のアツセイを行なう
    請求項4または5記載のアツセイ法。
  8. (8)以後に記載する事項あるいは実施例と実質的に同
    一の、ワクチン接種に用いた物質に対するin viv
    oスキンテストあるいはin vitro増殖テストに
    よって自己免疫疾患に対するワクチン接種の有効性を測
    定するアツセイ法。
  9. (9)長期間保存するのに適当な形態の必要成分からな
    る、請求項1記載のアツセイ法を実施するためのキット
  10. (10)成分が単位投与形態で用意されている請求項9
    記載のキット。
JP63114503A 1987-05-12 1988-05-11 ワクチン接種の有効性を測定するアツセイ法及びそれに用いるキツト Pending JPS63305247A (ja)

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IL82501A IL82501A0 (en) 1987-05-12 1987-05-12 Monitoring of efficacy of vaccination
IL82501 1987-05-12
IL86215 1988-04-28
IL86215A IL86215A0 (en) 1988-04-28 1988-04-28 Monitoring of efficacy of vaccination

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