JPS63303089A - 多管式水蒸気電解装置 - Google Patents
多管式水蒸気電解装置Info
- Publication number
- JPS63303089A JPS63303089A JP62136253A JP13625387A JPS63303089A JP S63303089 A JPS63303089 A JP S63303089A JP 62136253 A JP62136253 A JP 62136253A JP 13625387 A JP13625387 A JP 13625387A JP S63303089 A JPS63303089 A JP S63303089A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cells
- solid electrolyte
- temp
- soaking
- tubes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000007784 solid electrolyte Substances 0.000 claims abstract description 37
- 238000002791 soaking Methods 0.000 claims abstract description 20
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims abstract description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Chemical compound O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 19
- 238000005868 electrolysis reaction Methods 0.000 claims description 4
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 abstract description 19
- 239000010453 quartz Substances 0.000 abstract description 4
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 4
- YZCKVEUIGOORGS-NJFSPNSNSA-N Tritium Chemical compound [3H] YZCKVEUIGOORGS-NJFSPNSNSA-N 0.000 description 20
- 238000000034 method Methods 0.000 description 20
- 229910052722 tritium Inorganic materials 0.000 description 20
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 12
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 9
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 9
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 7
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 7
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 5
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 4
- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 description 3
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 3
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 150000002431 hydrogen Chemical class 0.000 description 2
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 2
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 2
- 238000006722 reduction reaction Methods 0.000 description 2
- 238000009395 breeding Methods 0.000 description 1
- 230000001488 breeding effect Effects 0.000 description 1
- 239000006227 byproduct Substances 0.000 description 1
- 230000003197 catalytic effect Effects 0.000 description 1
- 238000010531 catalytic reduction reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 239000000112 cooling gas Substances 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 1
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229910044991 metal oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000004706 metal oxides Chemical class 0.000 description 1
- -1 oxygen ions Chemical class 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 1
- 239000005518 polymer electrolyte Substances 0.000 description 1
- 239000010970 precious metal Substances 0.000 description 1
- 239000000047 product Substances 0.000 description 1
- 230000002285 radioactive effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 239000002910 solid waste Substances 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
- 210000003437 trachea Anatomy 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/36—Hydrogen production from non-carbon containing sources, e.g. by water electrolysis
Landscapes
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野〕
本発明は、複数の固体電解質セルを用いて水蒸気の電気
分解を行なう多管式水蒸気電解装置に関する。
分解を行なう多管式水蒸気電解装置に関する。
[従来の技術]
核融合炉システムにおいては、燃料としてのトリチウム
が種々の過程でトリチウム水に転換され、回収される。
が種々の過程でトリチウム水に転換され、回収される。
例えば、ブランケット冷却ガスやスィーブガス中に含ま
れる増殖トリチウム、プラスマ排ガス中のトリチウムを
含む不純物は触媒酸化及び吸着、冷却操作により、トリ
チウム水として分離、回収した後、適切な方法によりこ
れを水素の化学形に戻して燃料として使用することが必
要である。
れる増殖トリチウム、プラスマ排ガス中のトリチウムを
含む不純物は触媒酸化及び吸着、冷却操作により、トリ
チウム水として分離、回収した後、適切な方法によりこ
れを水素の化学形に戻して燃料として使用することが必
要である。
トリチウム水分解法としては、水成ガス転換反応法(触
媒還元法)、活性金属還元法等の気相分解法と、固体高
分子電解質電解法等の湿式分解法の適用が考えられてい
る。前記気相分解法は、トリチウムのインベントリ−が
少なく、かつ連続操作が可能であり、操作温度が比較的
低い等の利点も多い。しかしながら、その水成ガス転換
反応法は還元ガスが副生成物として水素(トリチウム)
中に混入するという問題がある。また、活性金属還元法
は活性金属が金属酸化物を生成して消耗するため、放射
性固体廃棄物を生成する等の原理的欠点を有する。前記
湿式法は、工業的に広く応用されている技術であるが、
高ll1tトリチウム水分解法としはトリチウムインベ
トリーが極めて大きい回分的な操作となる。電解ガス(
水素及び酸素)中への水蒸気の混入防止並びに水素と!
!素との完全分離が容易でない等の問題が生じる。特に
、高分子分解法では放射線による材料の劣化が避けられ
ない。
媒還元法)、活性金属還元法等の気相分解法と、固体高
分子電解質電解法等の湿式分解法の適用が考えられてい
る。前記気相分解法は、トリチウムのインベントリ−が
少なく、かつ連続操作が可能であり、操作温度が比較的
低い等の利点も多い。しかしながら、その水成ガス転換
反応法は還元ガスが副生成物として水素(トリチウム)
中に混入するという問題がある。また、活性金属還元法
は活性金属が金属酸化物を生成して消耗するため、放射
性固体廃棄物を生成する等の原理的欠点を有する。前記
湿式法は、工業的に広く応用されている技術であるが、
高ll1tトリチウム水分解法としはトリチウムインベ
トリーが極めて大きい回分的な操作となる。電解ガス(
水素及び酸素)中への水蒸気の混入防止並びに水素と!
!素との完全分離が容易でない等の問題が生じる。特に
、高分子分解法では放射線による材料の劣化が避けられ
ない。
一方、固体電解質セルを用いたトリチウム水分解法は^
濃度トリチウム水分解法に求められる条件の全てを満た
すことが可能である。即ち、セルはセラミック及び貴金
属で構成されているため、放射線損傷、腐蝕、劣化及び
トリチウム透過の恐れが少ない。また、水蒸気の電解で
あるため気相での連続処理が可能であり、トリチウムイ
ンベントリ−も極めて少ない。更に、電解生成物である
酸素は、電解質が酸素イオンのみを通す導電体であるた
め、水素(トリチウム)及びトリチウム水蒸気とは完全
に分離されてトリチウム汚染の危険が少ないことも他の
方法に見られない特徴である。
濃度トリチウム水分解法に求められる条件の全てを満た
すことが可能である。即ち、セルはセラミック及び貴金
属で構成されているため、放射線損傷、腐蝕、劣化及び
トリチウム透過の恐れが少ない。また、水蒸気の電解で
あるため気相での連続処理が可能であり、トリチウムイ
ンベントリ−も極めて少ない。更に、電解生成物である
酸素は、電解質が酸素イオンのみを通す導電体であるた
め、水素(トリチウム)及びトリチウム水蒸気とは完全
に分離されてトリチウム汚染の危険が少ないことも他の
方法に見られない特徴である。
固体電解質セルを用いたトリチウム分解法の有効性につ
いては、発明者らは実ガス(純トリチウム水蒸気T20
)を用いて中管式の4*3isのものについて実証済で
ある。
いては、発明者らは実ガス(純トリチウム水蒸気T20
)を用いて中管式の4*3isのものについて実証済で
ある。
ところで、固体電解質セルを使用した水蒸気電解装置と
しては、従来、第10図に示す構造のものが知られてい
る。即ち、図中の1は上部にフランジ2を有する装置本
体としての容器であり、この容器1のフランジ2には蓋
体3がボルト・ナツト等により固定されている。前記容
器1の側壁外周には、真空断熱槽4が設けられている。
しては、従来、第10図に示す構造のものが知られてい
る。即ち、図中の1は上部にフランジ2を有する装置本
体としての容器であり、この容器1のフランジ2には蓋
体3がボルト・ナツト等により固定されている。前記容
器1の側壁外周には、真空断熱槽4が設けられている。
また、前記量体3から前記容器1内には固体電解質セル
5が吊架されている。前記固体電解質セル5内には、水
蒸気導入管6が挿入されており、かつ該導入管6は前記
蓋体3に設けられた口字形のフランジ部7により固定さ
れている。このフランジ部7には、水素同位体ガスの排
気管8が連結されている。また、前記固体電解質セル5
の外周には固状のヒータブロック9及び有底円筒状の熱
シールド体10が順次所定の間隔をあけて同心円状に配
置されている。この熱シールド体10の上部には環状の
熱シールド板11が配ばされている。更に、前記蓋体3
には酸素排気管12が連結されており、また前記真空断
熱槽4には真空引き管13が連結されている。なお、前
記真空断熱槽4の代わりに水冷ジャケットを用いてもよ
く。この場合、真空引き管13に代わって冷水供給管が
使用される。
5が吊架されている。前記固体電解質セル5内には、水
蒸気導入管6が挿入されており、かつ該導入管6は前記
蓋体3に設けられた口字形のフランジ部7により固定さ
れている。このフランジ部7には、水素同位体ガスの排
気管8が連結されている。また、前記固体電解質セル5
の外周には固状のヒータブロック9及び有底円筒状の熱
シールド体10が順次所定の間隔をあけて同心円状に配
置されている。この熱シールド体10の上部には環状の
熱シールド板11が配ばされている。更に、前記蓋体3
には酸素排気管12が連結されており、また前記真空断
熱槽4には真空引き管13が連結されている。なお、前
記真空断熱槽4の代わりに水冷ジャケットを用いてもよ
く。この場合、真空引き管13に代わって冷水供給管が
使用される。
このような構造の電解装置において、ヒータブロック9
により固体電解質セル5を500〜600℃(必要によ
り1000℃)に加熱した後、水蒸気導入管6内に水蒸
気を供給すると、固体電解質セル5により水素同位体と
酸素に分解され、夫々排気管8.12より取出され、水
蒸気の分解がなされる。
により固体電解質セル5を500〜600℃(必要によ
り1000℃)に加熱した後、水蒸気導入管6内に水蒸
気を供給すると、固体電解質セル5により水素同位体と
酸素に分解され、夫々排気管8.12より取出され、水
蒸気の分解がなされる。
[発明が解決しようとするWAi点]
上述した従来の電解装置において、固体電解質セル5の
本数が数本の場合にはヒータブロック9の加熱により固
体電解質セル5自身の円周方向の温度は略均−となると
考えられる。なお、固体電解質セル5の縦方向はヒータ
ブロック9の長さを適宜選定することにより均一な温度
にすることが容易である。しかしながら、固体電解質セ
ル5の本数が増えた場合には容器1の半径も当然大きく
なるため、ヒータブロック9での加熱において、固体電
解質セル5自身の円周方向でヒータブロック9に対向し
た輻射面側と反対側でかなりの温度差が生じる。固体電
解質セル5の水蒸気分解性能は、それ自身の温度に大き
く左右されるため、温度が100℃違えば水蒸気分解性
能は一桁程度の差が生じる。
本数が数本の場合にはヒータブロック9の加熱により固
体電解質セル5自身の円周方向の温度は略均−となると
考えられる。なお、固体電解質セル5の縦方向はヒータ
ブロック9の長さを適宜選定することにより均一な温度
にすることが容易である。しかしながら、固体電解質セ
ル5の本数が増えた場合には容器1の半径も当然大きく
なるため、ヒータブロック9での加熱において、固体電
解質セル5自身の円周方向でヒータブロック9に対向し
た輻射面側と反対側でかなりの温度差が生じる。固体電
解質セル5の水蒸気分解性能は、それ自身の温度に大き
く左右されるため、温度が100℃違えば水蒸気分解性
能は一桁程度の差が生じる。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされた
もので、個々の電解質セルの円周方向の温度分布を均一
にし、かつ個々のセル間の温度のバラツキを最少限に抑
え、全ての電解質セルが均一な性能を発揮し得る多管式
水蒸気分解装置を提供しようとするものである。
もので、個々の電解質セルの円周方向の温度分布を均一
にし、かつ個々のセル間の温度のバラツキを最少限に抑
え、全ての電解質セルが均一な性能を発揮し得る多管式
水蒸気分解装置を提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、装置本体内に装填された複数の固体電解質セ
ルを用いて水蒸気の分解を行なう多管式水蒸気電解装置
において、前記個々の固体電解質セルに均熱管又は均熱
管と絶縁材の組合わせを設置するか、もしくは前記@置
本体の中央部にヒータを設置したことを特徴とする多管
式水蒸気電解装置である。
ルを用いて水蒸気の分解を行なう多管式水蒸気電解装置
において、前記個々の固体電解質セルに均熱管又は均熱
管と絶縁材の組合わせを設置するか、もしくは前記@置
本体の中央部にヒータを設置したことを特徴とする多管
式水蒸気電解装置である。
[作用コ
本発明によれば、個々の固体電解質セルに均熱管又は均
熱管と絶縁材の組合わせを設置するか、もしくは前記装
置本体の中央部にヒータを設置することにより、固体電
解質セルの円周方向の温度分布を均一に保ことができ、
全体で均一な水蒸気分解性能を持たせることが可能な多
管式水蒸気分解装置を得ることができる。
熱管と絶縁材の組合わせを設置するか、もしくは前記装
置本体の中央部にヒータを設置することにより、固体電
解質セルの円周方向の温度分布を均一に保ことができ、
全体で均一な水蒸気分解性能を持たせることが可能な多
管式水蒸気分解装置を得ることができる。
[発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を第1因〜第3図を参照して詳細
に説明する。なお、前述した第10図と同様な部材は同
符号を付して説明を省略する。
に説明する。なお、前述した第10図と同様な部材は同
符号を付して説明を省略する。
図中の14は、各固体電解質セル5の外周に夫々所定の
間隔をあけて同心円状に配設された均熱管である。これ
らの均熱管14は、例えばSUS又はCU管にNiメッ
キを施した酸化し難い金属から形成されている。また、
前記各固体電解質セル5と均熱管14の間には第3図に
示す如く絶縁材としての石英管15が配設されている。
間隔をあけて同心円状に配設された均熱管である。これ
らの均熱管14は、例えばSUS又はCU管にNiメッ
キを施した酸化し難い金属から形成されている。また、
前記各固体電解質セル5と均熱管14の間には第3図に
示す如く絶縁材としての石英管15が配設されている。
このような構成の多管式水蒸気電解装置によれば、各固
体電解質セル5の外周に均熱管14が配設されているた
め、ヒータブロック9からの熱を各均熱管14を通して
固体電解質セル5に伝達できるため、各セル5における
円周方向の温度分布を均一にできる。その結果、各固体
電解質セル5において均一な水蒸気分解性能を発揮でき
る。また、熱伝達性が良好で耐熱性の優れた石英管15
を固体電解質セル5と均熱管14の間に配設するセル5
及び均熱管14の加工精度や組立て精度が解装置を組立
てることができる。
体電解質セル5の外周に均熱管14が配設されているた
め、ヒータブロック9からの熱を各均熱管14を通して
固体電解質セル5に伝達できるため、各セル5における
円周方向の温度分布を均一にできる。その結果、各固体
電解質セル5において均一な水蒸気分解性能を発揮でき
る。また、熱伝達性が良好で耐熱性の優れた石英管15
を固体電解質セル5と均熱管14の間に配設するセル5
及び均熱管14の加工精度や組立て精度が解装置を組立
てることができる。
なお、上記実施例において固体電解質セルの本数が更に
多くなった場合、ヒータブロック9にから遠く隔てた容
器1の中心部近傍の固体電解質セル5と該ヒータブロッ
ク9に近い同セル5とではかなりの温度差が生じる恐れ
がある。こうした場合には、第4図〜第6図に示すよう
に容器1の中央部に別のヒータブロック16を設け、該
ヒータブロック16の温度を制御することにより各固体
N解質セル5間の温度のバラツキを最少限に抑えること
ができる。
多くなった場合、ヒータブロック9にから遠く隔てた容
器1の中心部近傍の固体電解質セル5と該ヒータブロッ
ク9に近い同セル5とではかなりの温度差が生じる恐れ
がある。こうした場合には、第4図〜第6図に示すよう
に容器1の中央部に別のヒータブロック16を設け、該
ヒータブロック16の温度を制御することにより各固体
N解質セル5間の温度のバラツキを最少限に抑えること
ができる。
上記第4図〜第6図図示の固体電解質セルの本数が多く
なった場合、容器の中央部に別のヒータブロックを配置
し、各セルの外周に配設した均熱管とによりセルの円周
方向の均熱加熱、セル間の1度のバラツキを最少限に抑
えたが、これに限定されない。例えば第7図に示すよう
にヒータブロック9.16及び均熱管の代わりに固体電
解質セル5の外周にチューブヒータ(パイプヒータ)1
7を配設しても同様な効果を達成できる。
なった場合、容器の中央部に別のヒータブロックを配置
し、各セルの外周に配設した均熱管とによりセルの円周
方向の均熱加熱、セル間の1度のバラツキを最少限に抑
えたが、これに限定されない。例えば第7図に示すよう
にヒータブロック9.16及び均熱管の代わりに固体電
解質セル5の外周にチューブヒータ(パイプヒータ)1
7を配設しても同様な効果を達成できる。
また、第8因に示すように多数の固体電解質セル5が挿
入される有底円筒状の熱シールド体10内の要所要所に
棒状ヒータ18を設置してIi度制陣したり、第9図に
示すように容器1内に耐酸化性の金属ブロック19を配
設し、このブロック19内に各固体電解質セル5を挿入
し、かつ該金属ブロック19の外周にマイクロヒータ(
又は棒状ヒータ)20を配置して該金属ブロック19を
熱伝達媒体として各セル5を均一に加熱するようにして
もよい。
入される有底円筒状の熱シールド体10内の要所要所に
棒状ヒータ18を設置してIi度制陣したり、第9図に
示すように容器1内に耐酸化性の金属ブロック19を配
設し、このブロック19内に各固体電解質セル5を挿入
し、かつ該金属ブロック19の外周にマイクロヒータ(
又は棒状ヒータ)20を配置して該金属ブロック19を
熱伝達媒体として各セル5を均一に加熱するようにして
もよい。
更に、上記実施例では11Jl!:導電型電解セルを用
いた電解装置について説明したが、水素導電型電解セル
等の同種の機能を持った電解装置にも同様に適用できる
。
いた電解装置について説明したが、水素導電型電解セル
等の同種の機能を持った電解装置にも同様に適用できる
。
[発明の効!!]
以上詳述した如く、本発明によれば固体電解質セルの円
周方向の温度分布を均一にでき、かつ各セル間の温度の
バラツキを最少限に抑え、水蒸気分解性能の向上化を達
成できると共にセルの本数の低減化が可能となり、ひい
ては製作コストの低減のみならず、l1111間11機
器のコスV低減も図ることが可能な多管式水蒸気分解装
置を提供できる。
周方向の温度分布を均一にでき、かつ各セル間の温度の
バラツキを最少限に抑え、水蒸気分解性能の向上化を達
成できると共にセルの本数の低減化が可能となり、ひい
ては製作コストの低減のみならず、l1111間11機
器のコスV低減も図ることが可能な多管式水蒸気分解装
置を提供できる。
第1図は本発明の一実施例を示す多管式水蒸気分解装置
の概略図、第2図は第1図のA−A矢視図、第3図は第
1図のB−8矢視図、第4図は本発明の他の実施例を示
す多管式水蒸気分解装置の概略図、第5図は第4図のA
−A矢視図、第6図は第4図のB−8矢視図、第7図〜
第9図は夫々本発明の更に他の実施例を示す概略図、第
10因は従来の水蒸気分解ii画を示す概略図である。 1・・・容器(装置本体)、3・・・蓋体、5・・・固
体電解質セル、6・・・水蒸気導入管、8・・・水素同
位体ガスの排気管、9.16・・・ヒータブロック、1
0・・・熱シールド体、12・・・fi!素排素管気管
4・・・均熱管、15・・・石英管(絶縁材)、17・
・・チューブヒータ(バイブヒータ)、18・・・棒状
ヒータ、19・・・金属ブロック、20・・・マイクロ
ヒータ。 出願人d代理人 弁理士 鈴江武彦 第10図 、 第2図 第3図
の概略図、第2図は第1図のA−A矢視図、第3図は第
1図のB−8矢視図、第4図は本発明の他の実施例を示
す多管式水蒸気分解装置の概略図、第5図は第4図のA
−A矢視図、第6図は第4図のB−8矢視図、第7図〜
第9図は夫々本発明の更に他の実施例を示す概略図、第
10因は従来の水蒸気分解ii画を示す概略図である。 1・・・容器(装置本体)、3・・・蓋体、5・・・固
体電解質セル、6・・・水蒸気導入管、8・・・水素同
位体ガスの排気管、9.16・・・ヒータブロック、1
0・・・熱シールド体、12・・・fi!素排素管気管
4・・・均熱管、15・・・石英管(絶縁材)、17・
・・チューブヒータ(バイブヒータ)、18・・・棒状
ヒータ、19・・・金属ブロック、20・・・マイクロ
ヒータ。 出願人d代理人 弁理士 鈴江武彦 第10図 、 第2図 第3図
Claims (1)
- 装置本体内に装填された複数の固体電解質セルを用いて
水蒸気の分解を行なう多管式水蒸気電解装置において、
前記個々の固体電解質セルに均熱管又は均熱管と絶縁材
の組合わせを設置するか、もしくは前記装置本体の中央
部にヒータを設置したことを特徴とする多管式水蒸気電
解装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62136253A JP2690896B2 (ja) | 1987-05-30 | 1987-05-30 | 多管式水蒸気電解装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62136253A JP2690896B2 (ja) | 1987-05-30 | 1987-05-30 | 多管式水蒸気電解装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63303089A true JPS63303089A (ja) | 1988-12-09 |
JP2690896B2 JP2690896B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=15170861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62136253A Expired - Lifetime JP2690896B2 (ja) | 1987-05-30 | 1987-05-30 | 多管式水蒸気電解装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2690896B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007154542A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Masao Kawamoto | 排水エネルギー利用の水素,酸素発生システム |
JP2008095164A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Toshiba Corp | 水素製造装置及びその組立方法 |
JP2010535284A (ja) * | 2007-08-02 | 2010-11-18 | コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ | 外熱式の高温・高圧電解槽 |
JP2011504205A (ja) * | 2007-08-02 | 2011-02-03 | コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ | アロサーマル機能及び高生産性を備えた高温高圧電解槽 |
JP2022152445A (ja) * | 2021-03-29 | 2022-10-12 | 本田技研工業株式会社 | 電解システム及びその運転方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5834183A (ja) * | 1981-08-21 | 1983-02-28 | Takeshi Arakawa | 水蒸気電解法 |
-
1987
- 1987-05-30 JP JP62136253A patent/JP2690896B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5834183A (ja) * | 1981-08-21 | 1983-02-28 | Takeshi Arakawa | 水蒸気電解法 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007154542A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Masao Kawamoto | 排水エネルギー利用の水素,酸素発生システム |
JP2008095164A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Toshiba Corp | 水素製造装置及びその組立方法 |
JP2010535284A (ja) * | 2007-08-02 | 2010-11-18 | コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ | 外熱式の高温・高圧電解槽 |
JP2011504205A (ja) * | 2007-08-02 | 2011-02-03 | コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ | アロサーマル機能及び高生産性を備えた高温高圧電解槽 |
JP2022152445A (ja) * | 2021-03-29 | 2022-10-12 | 本田技研工業株式会社 | 電解システム及びその運転方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2690896B2 (ja) | 1997-12-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1077436A (en) | Membrane electrolytic cell with concentric electrodes | |
RU2753275C1 (ru) | Устройство для осуществления низкотемпературной плазменной реакции и способ разложения сероводорода | |
US4823711A (en) | Thermal decomposition processor and system | |
US3088990A (en) | Energy conversion system | |
US3291708A (en) | Electrolytic process for producing a halogen from its respective acid and the apparatus therefor | |
US6656628B2 (en) | Power generating method using seawater and power generating apparatus using the method | |
JP5849100B2 (ja) | モジュラーアノードアッセンブリおよび電気化学的還元のためにそれを使用する方法 | |
JPS63303089A (ja) | 多管式水蒸気電解装置 | |
US7658835B2 (en) | Method for the electrolysis of an aqueous solution of hydrogen chloride or alkali metal chloride | |
CA1198076A (en) | Electrolytical production of alkali metal chlorate in cell with vertical electrodes and central hollow section | |
US3772201A (en) | Electrode for electrolytic conversion cells including passage means in the electrode for electrolyte flow through the electrode | |
GB1396357A (en) | Electrochemical apparatus and process for the manufacture of halates | |
JP2001278611A (ja) | 多結晶シリコンの製造方法および装置 | |
JPS5838207B2 (ja) | デユ−テリウムおよびトリチウムを含む混合物からヘリウム等の不純物を除去する方法 | |
JPS63303088A (ja) | 固体電解質水蒸気電解装置 | |
US3445292A (en) | Thermally regenerable hydrogen halide fuel cell | |
JP2601821B2 (ja) | 水蒸気の電解装置 | |
GB926488A (en) | An electrolytic process for the isotopic enrichment or fractionation of hydrogen | |
JP6312494B2 (ja) | 化学品の電場合成方法 | |
KR102094481B1 (ko) | 사용후핵연료 환원방법 및 환원장치 | |
CN207903908U (zh) | 一种组合式低温等离子体反应器 | |
US3895097A (en) | Process for reacting carbon, silicon or metal oxides and chlorine | |
CN216550761U (zh) | 一种用于含铀氟化钙渣的提纯装置 | |
JP3845578B2 (ja) | 硝酸水溶液からの硝酸成分回収方法及びその装置 | |
JPH03134190A (ja) | 水蒸気電解装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070829 Year of fee payment: 10 |