JPS63301732A - 鳥類輸送コンテナおよびその籠箱 - Google Patents

鳥類輸送コンテナおよびその籠箱

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JPS63301732A
JPS63301732A JP13595187A JP13595187A JPS63301732A JP S63301732 A JPS63301732 A JP S63301732A JP 13595187 A JP13595187 A JP 13595187A JP 13595187 A JP13595187 A JP 13595187A JP S63301732 A JPS63301732 A JP S63301732A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、鳩や鶏その他の鳥類を生きたまま多量に輸送
するための輸送コンテナーに関する。
「従来の技術」 従来より、鳥類の輸送には、自動車、貨物車両、飛行機
、船舶など種々の手段があるが、何れの場合にも鳥籠式
のコンテナが使用されている。
この鳥籠式コンテナは、輸送中の揺れや振動などにより
収納した鳥が驚いて混乱しないように、また鳥の世話や
管理が行ない易いように、あまり大きく形成することは
出来なかった。即ち、鳥類を多量に輸送する場合には、
一般に適当な開数の鳥を収納出来、且つ、持ち運びの可
能な小型の鳥籠を多数用意し、これを各種輸送機関に積
載したうえ、これを、ローブや、既存の止め金具で固定
していた。しかし、この従来法は、輸送途中で不用意に
崩れないように鳥籠を積載する作業が難しい上、輸送途
中の掃除や給餌などの鳥の世話をするのが大変な作業で
あった。
「発明が解決しようとする問題点」 頻繁に鳥を多量に輸送する事例としては、鳩レースに出
湯するレース鳩の輸送がある。この場合、多量の鳩を一
度に輸送する必要があるだけでなく、スタート地点に輸
送した後にレースをさせるのであるから、輸送中、鳩の
コンデジョンが崩れないような良好な環境が保たれ、輸
送によって鳩のコンディションが崩れたり、弱ったり、
傷付いたりすることがあってはならないとされている。
即ち、輸送中に鳩のコンデジョンが崩れないよう、常に
、良好な生息環境が保たれていることが必要とされてい
る。また、レース鳩は、−匹で数百万円から数千万円も
する高価なものが多いため、輸送が安全で、鳥が逃げた
り、盗難にあったり、いたずらされたりしないようにす
ることなどの要請もある。更に、鳩レースのスタート時
における一斉放鳩を、このコンテナーをそのまま利用し
て出来るように構成することが要請されている。
したがって、上記要請の全てを満足させる鳥類輸送コン
テナーが実現すれば、レース部用としてばかりではなく
、その他の鳥類輸送用にも充分利用が出来るものとして
、期待されている。
ところが、従来のレース鳩の輸送には、一般に15羽挿
入用の放鳩籠を多数用意することにより行なわれており
、最近になって、多数の鳩を一度に輸送するために、ハ
ウス式の大型鳥籠を造り、この内部をいくつかに仕切っ
た方式の鳥類輸送コンテナーが提案されている。しかし
、これは比較的多量の縞数を一度に輸送することは出来
ても、鳥を出し入れする際には、その都度いちいち大型
鳥籠まで、小型の鳥籠などで運び、入れ替え作業を必要
とする。又、輸送中や滞在中に十分な管理をする機能が
なく、掃除や給匪、給水等の鳥の世話が出来ないうえ、
外からの種々の不正行為を防ぐのが難しい等の欠点があ
って、改善が望まれていた。
本発明は、上記技術課題を解消し、多量の鳥類を世話し
ながら、安全、確実に輸送し、鳩レースにも用いること
の出来る鳥類輸送コンテナーを提供せんとするものであ
る。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、上記問題点を解消するために開発したもので
、第1発明は、中央に中通路を形成するとともに、その
両側に区切により小部屋枠を多数段形成してなるコンテ
ナ枠体と、当該小部屋枠に対応する形状の籠箱とからな
り、前記コンテナ枠体の小部屋枠内に、中通路側または
/およびコンテナ枠体の外側より籠箱を挿脱自在に装着
し得るようにしたことを特徴とする鳥類輸送コンテナー
である。
また、第2発明は、上記鳥類輸送コンテナーに用いる籠
箱である。これは、コンテナ枠体の小部屋枠に対応する
よう形成した籠状体の上面と左右両側面は鳥の頭部が出
ない程度の網目とした網格子面となし、その底面は鳥の
足が出ない程度の網目をもった網面とするとともに、当
該網面の下側には底板を中通路側より挿脱自在に装着し
、小部屋枠に装着時コンテナ枠体の外側となる籠状体の
外側面は、下辺に設けた枢支軸を中心にして外方に開閉
自在な板蓋体となし、小部屋枠に装着時コンテナ枠体の
中通路側になる籠状体の内側面は、鳥の頭部と首部が出
没出来る適宜の幅をもった縦格子面となし、前記上面の
外側面寄り位置の適所には鳥の出入可能な大きさの開閉
自在な出入蓋部を設けたことを特徴とする鳥類輸送コン
テナーの籠箱である。
「作 用」 上記のように、第1発明は、コンテナ枠体と籠、箱との
2部材よりなり、両者は、挿脱自在に装着し得るように
した点に特徴がある。従って、これを使用する場合、先
ず、コンテナ枠体をトラック、貨車、船舶などの適宜の
輸送機関に設置してこれを用いる0次に箪笥だけをコン
テナ枠体から取り出して鳥小屋など所望の場所に持って
いって適当な数羽の鳥を入れ、この箪笥を複数個集めて
きて、コンテナ枠体の小部屋枠内に中通路側またはコン
テナ枠体の外側より任意に装着して鳥類用輸送コンテナ
を組み立て完成させる。そうしておいて、鳥類輸送コン
テナーな載置または設置した輸送機関を動かし、これを
目的の遠隔地に移動するのである。この際、装着する箪
笥の数とその箪笥に入れる鳥の数や種類を、調整するこ
とにより、当該コンテナで輸送する鳥の数と種類を調整
することが出来る。つまり、コンテナ枠体によって、全
体としての多量輸送に対応しながら、分割されている小
型の箪笥を挿脱自在とすることにより、その取扱の利便
性をも確保し、輸送の多様なニーズに対応出来るように
したものである。
また、コンテナ枠体の中央に中通路が形成されているの
で、輸送中の鳥の世話、例えば、清掃作業、給餌、給水
作業、箪笥や鳥の出し入れ作業などは、その中通路にて
全て行なうことが出来る。
これが本発明のもう一つの特徴である。
第2発明は前記のように、鳥類輸送コンテナーに用いる
箪笥である。
この箪笥は、それをコンテナ枠体から取り出した後、そ
の籠状体上面の開閉自在な出入蓋部を開けて、鳥を出し
入れさえすれば良く、箪笥内に収納された鳥の世話は、
小部屋枠に装着時コンテナ枠体の中通路側より全てをな
すことが出来る0例えば給餌や給水は、籠状体の内側面
の中通路側に、給餌具や給水具を必要に応じて設けるだ
けで良い。そうすれば、鳥は縦格子の間より頭部と首部
を外に出して自由に餌を食べたり、水を飲んだりする。
また、底面に落ちて溜る糞や抜は羽などの汚れは、大部
分が底面の網面下の底板に溜るので、中通路側より外底
板を引き抜いてこれを除去し、その後再び差込めば、箪
笥をいちいち挿脱しなくても簡単に掃除をすることが出
来る。
更に、小部屋枠に装着時、コンテナ枠体の外側となる籠
状体の外側面を枢支軸を中心にして外方に開閉自在な板
蓋体となしているので、これを開くことにより、収納さ
れている鳥を一度に放つことが出来、鳩レースのスター
トである放鳩にもそのまま使用出来るものである。
また、本発明の鳥類輸送コンテナーのコンテナ枠体を第
7図〜第9図に示す様に、互いに連結組み立て可能の分
割された数ブロックに形成し、当該数ブロックを連結組
み立ててコンテナ枠体全体が形成出来るようにしても良
い。このようにすれば、トラックや貨車や船舶などの輸
送機関に載置または設置する際、その輸送機関の大きさ
や、設置能力に応じて当該輸送コンテナー全体の大きさ
や鳥の量的輸送能力を適宜調整出来るし、そのコンテナ
枠体への挿脱自在な箪笥の数を調整するととにより、更
に細かい分類や輸送開数の調節が出来る。
「実施例」 本発明を図示の実施例にもとすいて詳細に説明する。
第1図は、本発明にかかる鳥類輸送コンテナーの一実施
例を示す概略斜視図であり、その基本構成は、コンテナ
枠体1と、箪笥2との二構成部材の組み合わせに係るも
のである。
当該コンテナ枠体1は、アルミニュウーム材や鉄材など
の金属材や網材などでハウス状に形成□された枠体で、
その中央に中通路3を形成するとともに、その両側に区
切に□より小部屋枠4,4・・・を多数段形成しである
。第1図に示した実施例の鳥類輸送コンテナーは、単一
ブロックのコンテナ枠体1で構成されたものであるが、
第2図に示したように、数ブロックのコンテナ枠体1で
構成されたものでも良い、尚、第1図に示したように前
記コンテナ枠体1の屋根面5と後側面6は、網目ネット
5a、6aで塞ぐように構成されており、その後側面6
の網目ネット6aにおける中道路3との対応部分には開
閉自在な出入n7が設けられているし、当該コンテナ枠
体1の前側面には風よけ用の壁面を有する防風部8が設
けられている。
他方、当該箪笥2は、小部屋枠4に対応する形状の筒状
体で、前記コンテナ枠体1の小部屋枠4.4・・・内に
、中通路3側または/およびコンテナ枠体1の外側より
箪笥2を挿脱自在に装着し得るように構成されている。
この箪笥2について更に説明すると、第3図、第4図、
第5図に示したように、それはコンテナ枠体1の小部屋
枠4゜4・・・に対応するような寸法と形状に形成され
た筒状体で、その上面9と左右両側面10.10は鳥の
頭部が出ない程度の網目とした網格子面10aで構成さ
れている。このため、隣接する箪笥2゜2・・・内の鳥
同士がけんかしたり、傷つけあったりすることがない。
また、その底面11は鳥の足が出ない程度の網目をもっ
た網面11aとするとともに、当該網面11aの下側に
は左右両側の枠にガイド溝12゜12が形成されており
、そのガイド溝12,12に添って底板11bを中道路
3側より挿脱自在に差し込み装着されている。従って、
底板11bを中道路3側より引き抜きさえすれば、底板
11b上に溜った、糞や汚れも簡単に掃除が出来る。
また、小部屋枠4,4・・・に装着した時、コンテナ枠
体1の外側となる筒状体の外側面13は、下辺に設けた
枢支軸14.14を中心にして外方に開閉自在な板蓋体
13aとなしておく。この板蓋体13aには、雨水が不
用意に入らないように開口が外側で下向きの通気孔15
が設けられている。このように外側を板蓋体13aにし
たのは、箪笥2の装着時、外側が当該コンテナーの外壁
を構成するようになすためで、これによって、走行中の
景色の移動によって、馬連が異常に興奮しないように目
隠しの役割を果させることと、走行中に通気性はあるが
強い風や雨が外から入り込まないようにすることと、外
部から収納された鳥にいたずらされたり、害を加えられ
たりしないためである。
また、板蓋体13aを下辺に設けた枢支軸14.14を
中心にして外方に開閉自在としたのは、この箪笥2を鳩
レースなどに用いてスタートする場合、または、鳥を広
い本来の鳥小屋にもどす場合など、−斉放鳥が可能なよ
うにするためである。尚、この開閉自在な板蓋体13a
は、第2図、第3図に示したように、コンテナ枠体1に
設けられた板蓋体開閉機構16と組み合されて、装着さ
れた複数箪笥2,2・・・の−斉放鳥操作を行なうこと
ができる。
更に、小部屋枠4,4・・・に装着時、コンテナ枠体1
の中通路3側になる筒状体の内側面17は、鳥の頭部と
首部が出没出来る適宜の幅をもった縦格子面17aとな
す。従って、中通路3側から当該縦格子面17aの外側
に給水具18aや給餌具18bを取付けさえすれば、馬
連は縦格子の間から自由に頭を出して水を飲んだり餌を
食べたりすることが出来る。
更にまた、前記筒状体の上面9における外側面13寄り
位置の適所には、鳥の出入可能な大きさの開閉自在な出
入蓋部19を設けた構成になっている。これは、箪笥2
がコンテナ枠体lに装着状態にあるときは、上方に別の
箪笥2を装着してさえおけば、そのままでは出入口を開
けて鳥の出し入れが出来ないし、中通路3側にかなり大
きく引き出さなければ、鳥の出し入れが出来ないことに
なる。即ち、これは、簡単に鳥の出し入れが出来ないよ
うにすることによって、防犯効果を狙ったものである。
第7図乃至9図は、鳥類輸送コンテナーを互いに連結組
み立て可能の分割された数ブロックのコンテナ枠部材2
0a、20b、20cに構成し、該数ブロックのコンテ
ナ枠部材20a、20b。
20cを連結組み立ててコンテナ枠体1全体が形成され
るようにした実施例である(第10図)。
設置する輸送機関の大きさや、設置能力に応じて当該輸
送コンテナー全体の大きさや鳥の量的輸送能力を適宜調
整出来るようにしたものである。図示実施例は、第11
図のようにレース部用の輸送用コンテナーを4tトラツ
ク21で輸送せんとする場合で、前部コンテナ枠部材2
0a、中部コンテナ棒部材20b、後部コンテナ枠部材
20cの3ブロツクから構成されるものである。
尚、図示しないが、本発明は、輸送車両の大きさに応じ
て連結ブロックの数を変えて積み分ければ良く、例えば
、トラック21が2を車ならば、前部コンテナ枠部材2
0aと後部コンテナ枠部材20cの2ブロツクを連結構
成し、車両がllt車なら中部コンテナ枠部材20bの
数を増やして4ブロツクを連結する。
第7図は、前部コンテナ枠部材20aであり、これはハ
ウス状に形成された枠体で、その中央に中道路3を形成
するとともに、その両側に区切により小部屋枠4,4・
・・を多数段形成しである。図示実施例では1単位ブロ
ックの小部屋枠4.4・・・の数は、両側それぞれ2列
7段という構成が基本である。当該前部コンテナ枠部材
20aの特徴は、その前側面に風よけ用の壁面を有する
防風部8が設けられていることである0図示実施例にお
ける防風部8は、適度の奥行をもって形成され、その内
側には、図示しないが、収納空間部が形成され、当該収
納空間部には、棚等を設けて鳥を管理するための掃除道
具や餌などを保管整理できるように形成されている。尚
、図中22は、コンテナー内の適度の換気をするために
防風部8の壁面下部に設けられた通気窓であり、16は
前部コンテナ枠部材20aの左右両性側部に設けられた
板面体開閉機構である。
第8図は中部コンテナ枠部材20bで、このブロックは
、中央に中道路3を形成するとともに、その両側に区切
により小部屋枠4.4・・・を多数段形成してなる基本
構成と、その左右両側に設けた板面体開閉機構16から
なり、その前後側面には、連結部23.23が形成され
ている。
第9図は、後部コンテナ枠部材20cで、中央部の中道
路3と、その両側の小部屋枠4.4・・・を多数段形成
してなる基本構成と、その左右両側に設けた板面体開閉
機構16とは、他ブロックと同様であるが、その後側面
6は、網目ネット5a。
6aで塞ぐように構成されており、その後側面6の網目
ネット5a、6aにおける中通路3との対応部分には開
閉自在な出入扉7が設けられている点に特徴がある。
前記前部コンテナ枠部材20aと、中部コンテナ枠部材
20bと、後部コンテナ枠部材20cの3ブロツクを連
結して一体となったコンテナ枠体lを形成し、それに箪
笥2,2・・・を装着して鳥類輸送コンテナーを完成し
たのが、第10図である。この時、左右両側面には、箪
笥2.2・・・の板蓋体13aが表面に出て壁面を構成
するので、中に収納されている馬連の目隠し効果と、外
部からの防犯効果を発揮する。また、当該板蓋体13a
は、前記したように必要に応じて開閉可能に形成されて
いるが、板蓋体13aを閉成してコンテナ枠体に装着し
た時、その外側に板面体開閉機構16が配設構成されて
いるので、ここの板蓋体13a、13a・・・の誤った
開成作動を防止することが出来る。
第11図は、本発明に係る鳥類輸送コンテナーをトラッ
ク21に設置した状態を示す斜視図であり、板面体開閉
機構16を操作して、装着した箪笥2,2・・・の板蓋
体13aを一段おきに、−斉に開かせた状態を示す、勿
論、残った段の箪笥2゜2・・・の板蓋体13aについ
ても、板面体開閉機構16を操作することにより、−斉
に開成することが出来る。このように一段おきに板蓋体
13aを開成するのは、レースの放鳩時には一時に多数
の鳩を飛び立たせることになるが、この時、混雑のため
にひろげた羽が周囲の機材や他の鳥とぶつかって傷つく
ことがないようにするためである。
次に、前記板面体開閉機構16の構造について、第2図
、第3図、第10図、第11図に基すいて説明する。板
面体開閉機構16は、コンテナ枠体1の左右両性側面1
3に配設された開閉制御体18aとそれを回動するため
のリンク式の駆動機構部16bとから成る。当該図示実
施例の開閉制御体16a、16a・・・は、コンテナ枠
体1に形成された小部屋枠4.4・・・の各段毎に配設
された棚状体で、それは板蓋体13a、13a・・・の
閉成時にはその状態を保持する位置にあり、板蓋体13
a、L3a・・・が開成時には、はぼ水平状態を保持す
る位置に回動するように構成されている。
開閉制御体16a、16a・・・を回動するための駆動
機構部16bは、コンテナ枠体1の後側面6に一段おき
に連結されたリンク機構が2組構成されており、それぞ
れの操作部16c、16cを上下動して操作するだけで
、一段おきの横に並んだ板蓋体13a、16a・・・が
同期して一斉に閉成したり開成したつする。第10図は
、板蓋体13a。
13a・・・が全部閉成状態にあるときの斜視図で、第
11図は一組の駆動機構部16bを操作回動させて、一
段おきに板蓋体13a、13a・・・を−斉に開成した
状態を示す斜視図である。このようにするこによって、
鳥類輸送コンテナーを輸送機関に設置しただけで、その
まま、鳩レースの一斉放鳩によるスタートを行うことが
出来る。
「効 果」 本件第1発明は、中央に中道路3を形成するとともに、
その両側に区切により小部屋枠4.4・・・を多数段形
成してなるコンテナ枠体1と、当該小部屋枠4,4・・
・に対応する形状の箪笥2.2・・・とからなり、前記
コンテナ枠体1の小部屋枠4゜4・・・内に、中通路3
側または/およびコンテナ枠体1の外側より箪笥2,2
・・・を挿脱自在に装着し得るように構成したもので、
次のような効果がある。
第1に、コンテナ枠体1は立体的に多数の箪笥2.2・
・・を空間の無駄なく整理して収納、装着出来るので、
多量の鳥を多様な分類で効率良く輸送が出来るようにな
った。
第2に、箪笥2,2・・・は分離してどこにでも運べ、
しかも小型で取扱い易いので、その積み降ろしが簡単、
容易となった。
また、第3に、中央に中道路3を構成したことにより、
輸送中および滞在中の鳥の世話や管理が容易である。
第4に、中央に中道路3を有し、その中通路3で鳥の出
し入れなどの作業が全て出来るようにしたので、鳥が不
用意に逃げ出したり、コンテナ枠体1の外部から盗まれ
たり、害を加えられたすせず、防犯効果に優れている。
また、本件第2発明は、鳥類輸送コンテナー用の箪笥2
,2・・・であるが、これは、コンテナ枠体と組合せて
使用することにより次のような効果がある。
第1に、籠状体の上面9と左右両側面10゜l○を鳥の
頭部が出ない程度の網目とした網格子面10aで構成し
たので、隣接する箪笥2,2・・・内の鳥同士がけんか
したり、傷つけあったりすることがない。
第2に、その底面は鳥の足が出ない程度の網目をもった
網面11aとするとともに、当該の下側には底板11b
を中道路3側より挿脱自在に装着したので、底板11b
を中通路3側より引き抜きさえすれば、底板11b上に
溜った糞や汚れを簡単に掃除が出来る。
第3に、小部屋枠4,4・・・に装着時コンテナ枠体l
の外側壁となる籠状体の外側面13を外方に開閉自在な
板蓋体13aとなしたので、これによって、閉成時には
走行中の景色の移動によって、馬連が異常に興奮しない
ように目隠しの役割を果させることが出来るとともに、
走行中に通気はあるが強い風雨が外から入り込まないよ
うにすること、及び外部から収納された鳥にいたずらを
されたり、害を加えられたりしない効果がある。
第4に、板蓋体13aを下辺に設けた枢支軸を中心にし
て外方に開閉自在となしたので、この箪笥2,2・・・
を鳩レースなどに用いてスタートする場合、または、鳥
を広い本来の鳥小屋にもどす場合など、−斉放鳥が可能
である。
第5に、小部屋枠4,4・・・に装着時コンテナ枠体1
の中通路3側になる籠状体の内側面17は、鳥の頭部と
首部が出没出来る適宜の幅をもった縦格子面17aとな
したので、中通路3側から当該縦格子面17aの外側に
給水具18aや給餌具18bを取付けさえすれば、馬連
は縦格子の間から自由に頭と首を出して水を飲んだり餌
を食べたリすることが出来る。
第6に、前記籠状体の上面9における外側面13寄り位
置の適所には、鳥の出入可能な大きさの開閉自在な出入
蓋部19を設けたので、箪笥2.2・・・がコンテナ枠
体1に装着状態にあるときは、上方に別の箪笥2,2−
・・を装着してさえおけば、そのままでは出入蓋部19
を開けて鳥の出し入れが出来ないし、鳥の出し入れを行
なう際には、箪笥2を中道路3側にかなり大きく引き出
さなければならないことになる。これは、出入口を簡単
に鳥の出し入れが出来ない位置に構成することにより、
防犯効果を高めているのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかる鳥類輸送コンテナーの一実施
例を示す概略斜視図であり、第2図は同鳥類輸送コンテ
ナーの他実施例を示す概略側面図、第3図は鳥類輸送コ
ンテナー〇板蓋体開閉機構を示す要部拡大斜視図、第4
図は本発明にかかる鳥類輸送コンテナー用の箪笥を示す
一部切欠の斜視図、第5図は同箪笥の板蓋体を開いた状
態を外側から見た斜視図、第6図は同箪笥の底板を引き
出した状態を内側から見た一部切欠の斜視図、第7図乃
至9図は鳥類輸送コンテナーを互いに連結組み立て可能
に分割された各ブロックのコンテナ枠部材で、そのうち
第7図は前部コンテナ枠部材、第8図は中部コンテナ枠
部材、第9図は後部コンテナ枠部材であり、第10図は
当該3ブロツクのコンテナ枠部材を連結組み立ててコン
テナ枠体となし、鳥類輸送コンテナーを完成した状態を
示す斜視図で、第11図は本発明に係る鳥類輸送コンテ
ナーをトラック21に設置した状態を示す斜視図である
。 「主要構成部材の符号の説明」 1・・・コンテナ枠体 2・・・箪笥 3・・・中通路 4・・・小部屋枠 5a・・・網目ネット 6a・・・網目ネット 7・・・出入扉 8・・・防風部 10・・・網格子面 11a・・・網面 11b・・・底板 13a・・・板蓋体 16・・・板蓋体開閉機構 17a・・・縦格子面 19・・・出入蓋部 20a・・・前部コンテナ枠部材 20b・・・中部コンテナ枠部材 20c・・・後部コンテナ枠部材 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中央に中通路を形成するとともに、その両側に区
    切により小部屋枠を多数段形成してなるコンテナ枠体と
    、当該小部屋枠に対応する形状の籠箱とからなり、 前記コンテナ枠体の小部屋枠内に、中通路側または/お
    よびコンテナ枠体の外側より籠箱を挿脱自在に装着し得
    るようにしたことを特徴とする鳥類輸送コンテナー。
  2. (2)コンテナ枠体の小部屋枠に対応するよう形成した
    籠状体の上面と左右両側面は鳥の頭部が出ない程度の網
    目とした網格子面となし、 その底面は鳥の足が出ない程度の網目をもった網面とす
    るとともに、当該網面の下側には底板を中通路側より挿
    脱自在に装着し、 小部屋枠に装着時コンテナ枠体の外側となる籠状体の外
    側面は、下辺に設けた枢支軸を中心にして外方に開閉自
    在な板蓋体となし、 小部屋枠に装着時コンテナ枠体の中通路側になる籠状体
    の内側面は、鳥の頭部と首部が出没出来る適宜の幅をも
    った縦格子面となし、 前記上面の外側面寄り位置の適所には鳥の出入可能な大
    きさの開閉自在な出入蓋部を設けたことを特徴とする鳥
    類輸送コンテナーの籠箱。
JP62135951A 1987-05-31 1987-05-31 鳥類輸送コンテナおよびその籠箱 Expired - Lifetime JPH0661194B2 (ja)

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