JPS63301495A - 帯電走行物体の除電方法 - Google Patents
帯電走行物体の除電方法Info
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- JPS63301495A JPS63301495A JP13776387A JP13776387A JPS63301495A JP S63301495 A JPS63301495 A JP S63301495A JP 13776387 A JP13776387 A JP 13776387A JP 13776387 A JP13776387 A JP 13776387A JP S63301495 A JPS63301495 A JP S63301495A
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Landscapes
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野Ｊ
本発明は、長尺なプラスチックフィルムまたは紙テープ
等であって例えば走行案内されるローラ等との摩擦で帯
電した走行物体を除電する帯電走行物体の除電方法に関
する。
等であって例えば走行案内されるローラ等との摩擦で帯
電した走行物体を除電する帯電走行物体の除電方法に関
する。
［従来の技術及びその問題点」
例えば磁気テープ素材となる長尺なプラスチックフィル
ムは、製造後に案内ローラで案内されながら巻き取られ
ているが、案内ローラ等との摩擦で帯電しているとシワ
になって巻き取られるなどの不都合があることから、巻
き取りの前段階に除電することが行われている。
ムは、製造後に案内ローラで案内されながら巻き取られ
ているが、案内ローラ等との摩擦で帯電しているとシワ
になって巻き取られるなどの不都合があることから、巻
き取りの前段階に除電することが行われている。
従来、その除電は、直流除電器のみを用い、その放電電
極をフィルムに対向させて直流コロナ放電を生じさせて
行っていた。その場合、放電電極とフィルム間距離の精
度を上げることにより、除電性能の向上及び均一除電を
図っていたが、放電電極とフィルム間距離の精度を高く
することは非常に困難で、所期の目的を達成することが
できななく、またフィルムが高速で走行すると、除電作
用が追従できなかった。
極をフィルムに対向させて直流コロナ放電を生じさせて
行っていた。その場合、放電電極とフィルム間距離の精
度を上げることにより、除電性能の向上及び均一除電を
図っていたが、放電電極とフィルム間距離の精度を高く
することは非常に困難で、所期の目的を達成することが
できななく、またフィルムが高速で走行すると、除電作
用が追従できなかった。
本発明の目的はこのような問題点を解消することにある
。
。
「問題点を解決するための手段」
本発明では、帯電している走行物体を高周波除電器によ
る高周波コロナ放電で除電した後、さらにその残留電位
を、直流除電器によって残留帯電極性とは逆掻性の直流
コロナ放電を生じさせて中和除電する。
る高周波コロナ放電で除電した後、さらにその残留電位
を、直流除電器によって残留帯電極性とは逆掻性の直流
コロナ放電を生じさせて中和除電する。
「作 用」
帯電している走行物体は、高周波コロナ放電によるプラ
ス及びマイナスの電離イオンによって表面の不均一な帯
電を均一にされる。その作用は高周波であるため、走行
物体が高速で走行していても的確に行われる。しかし、
高周波除電は交流除電であるため、帯電電位を均一にで
きてもなかなか零電位にはできなく、また除電し過ぎて
逆極性帯電になる場合もある。そこで、高周波除電後に
、その残留電位の極性とは逆極性の直流コロナ放電を起
こし、中和除電すれば、高周波除電後の残留電位を除去
できる。
ス及びマイナスの電離イオンによって表面の不均一な帯
電を均一にされる。その作用は高周波であるため、走行
物体が高速で走行していても的確に行われる。しかし、
高周波除電は交流除電であるため、帯電電位を均一にで
きてもなかなか零電位にはできなく、また除電し過ぎて
逆極性帯電になる場合もある。そこで、高周波除電後に
、その残留電位の極性とは逆極性の直流コロナ放電を起
こし、中和除電すれば、高周波除電後の残留電位を除去
できる。
「実 施 例」
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
除電しようとする帯電走行体である長尺なプラスチック
フィルム（以下フィルムと略記する）１は、ガイドロー
ラ２及び接地された２個の金属製アースローラ３，４に
案内されながら矢印Ａ方向に走行されて巻き取られる。
フィルム（以下フィルムと略記する）１は、ガイドロー
ラ２及び接地された２個の金属製アースローラ３，４に
案内されながら矢印Ａ方向に走行されて巻き取られる。
このフィルム１に対し、その走行方向に沿って第１の集
電式電位検出器５、高周波除電器６、直流除電器７及び
第２の集電式電位検出器８が順次対向配設されている。
電式電位検出器５、高周波除電器６、直流除電器７及び
第２の集電式電位検出器８が順次対向配設されている。
第１及び第２の電位検出器５及び８は、アメリシウム等
の放射性物質によって空気を電離させて集電することに
より帯電物の電位を無接触で検知する従来公知のもので
、第１の電位検出器５は高周波除電器７によって除電さ
れる前のフィルム１の電位を検出し、第２の電位検出器
８は、直流除電器７によって除電された後のフィルムｌ
の電位を検出する。
の放射性物質によって空気を電離させて集電することに
より帯電物の電位を無接触で検知する従来公知のもので
、第１の電位検出器５は高周波除電器７によって除電さ
れる前のフィルム１の電位を検出し、第２の電位検出器
８は、直流除電器７によって除電された後のフィルムｌ
の電位を検出する。
高周波除電器６は、前後に長い絶縁ホルダ９の下面にそ
の長さ方向に一定の間隔をおいて多数本の針状除電電極
１０を突設したもので、アースローラ３との間で高周波
コロナ放電を生じる。その除電電極１０は、フィルムｌ
に対する高周波除電範囲を広くするため及び火花放電を
避けるために、アースローラ３の中心とはフィルム１の
走行方向に距Ｘｉｌ Ｌ ｌ だけずれた位置の上方で
フィルム１と所定の距ＭＬ、をおいて対向させである。
の長さ方向に一定の間隔をおいて多数本の針状除電電極
１０を突設したもので、アースローラ３との間で高周波
コロナ放電を生じる。その除電電極１０は、フィルムｌ
に対する高周波除電範囲を広くするため及び火花放電を
避けるために、アースローラ３の中心とはフィルム１の
走行方向に距Ｘｉｌ Ｌ ｌ だけずれた位置の上方で
フィルム１と所定の距ＭＬ、をおいて対向させである。
直流除電器７は、前後に長い絶縁ホルダ１２の下面にそ
の長さ方向に一定の間隔をおいて多数本の針状除電型ｉ
１３を突設するとともに、一対のアースパー１４を除電
電極１３の両側において絶縁ホルダ１２に架設したもの
で、これら除電電極１３とアースパー１４との間で直流
コロナ放電を生じる。その放電によって生じるイオンは
アースローラ４に吸引される。この直流除電器７の除電
電極１３も、アースローラ４の中心とはフィルム１の走
行方向に距離Ｌ３だけずれた位置の上方でフィルム１と
所定の距離Ｌ４をおいて対向させである。本例では、距
離Ｌ１とＬ３の関係はＬｌ＜Ｌ、３、またＬ２とＬ４の
関係はＬ！＜Ｌ、になっている。
の長さ方向に一定の間隔をおいて多数本の針状除電型ｉ
１３を突設するとともに、一対のアースパー１４を除電
電極１３の両側において絶縁ホルダ１２に架設したもの
で、これら除電電極１３とアースパー１４との間で直流
コロナ放電を生じる。その放電によって生じるイオンは
アースローラ４に吸引される。この直流除電器７の除電
電極１３も、アースローラ４の中心とはフィルム１の走
行方向に距離Ｌ３だけずれた位置の上方でフィルム１と
所定の距離Ｌ４をおいて対向させである。本例では、距
離Ｌ１とＬ３の関係はＬｌ＜Ｌ、３、またＬ２とＬ４の
関係はＬ！＜Ｌ、になっている。
高周波除電器６は、第１の電位検知器５によるフィルム
１の電位検出に基づき高周波除電制御回路（図示せず）
によって印加電圧を自動制御される。また、直流除電器
７は、第２の電位検出器８によるフィルム１の電位検出
に基づき直流除電制御１回路（図示せず）によって印加
電圧及びその極性を自動制御される。この直流除電制御
回路には極性切換回路が含まれており、第２の電位検出
器８によって検出されたフィルム１の帯電極性がプラス
のときは、直流除電器６にマイナスの直流電圧が印加さ
れ、フィルム１の帯電極性がマイナスのときは、プラス
の直流電圧が印加される。
１の電位検出に基づき高周波除電制御回路（図示せず）
によって印加電圧を自動制御される。また、直流除電器
７は、第２の電位検出器８によるフィルム１の電位検出
に基づき直流除電制御１回路（図示せず）によって印加
電圧及びその極性を自動制御される。この直流除電制御
回路には極性切換回路が含まれており、第２の電位検出
器８によって検出されたフィルム１の帯電極性がプラス
のときは、直流除電器６にマイナスの直流電圧が印加さ
れ、フィルム１の帯電極性がマイナスのときは、プラス
の直流電圧が印加される。
今、フィルムｌがマイナス帯電しているとすると、その
帯電電位が第１の電位検出器５によって検出され、その
検出電位に応じた高周波電圧が高周波除電器６の多数本
の針状除電電極ｌＯに印加され、それとアースローラ３
の外周面との間に高周波コロナ放電が起こってプラス及
びマイナスの電離イオンが生成し、フィルム１が除電さ
れる。一般に、高周波除電ではなかなか零電位までは除
電できなく、また除電し過ぎて逆極性帯電になることも
あるため、ここでの高周波除電では、それを避けつつ、
フィルム１の表面の不均一な帯電を均一にすることを意
図している。その作用は高周波であるため、フィルム１
の走行速度が速くとも的確に行われる。
帯電電位が第１の電位検出器５によって検出され、その
検出電位に応じた高周波電圧が高周波除電器６の多数本
の針状除電電極ｌＯに印加され、それとアースローラ３
の外周面との間に高周波コロナ放電が起こってプラス及
びマイナスの電離イオンが生成し、フィルム１が除電さ
れる。一般に、高周波除電ではなかなか零電位までは除
電できなく、また除電し過ぎて逆極性帯電になることも
あるため、ここでの高周波除電では、それを避けつつ、
フィルム１の表面の不均一な帯電を均一にすることを意
図している。その作用は高周波であるため、フィルム１
の走行速度が速くとも的確に行われる。
直流除電２′＆６は、上記のように第２の電位検出器８
によって検出されたフィルム１の帯電極性がプラスのと
きは、マイナスの直流電圧を印加され、フィルムｌの帯
電極性がマイナスのときは、プラスの直流電圧を印加さ
れるため、上記のように帯電を均一化されたフィルム１
は、直流除電器７によるプラスまたはマイナスの直流コ
ロナ放電により中和除電される。しかも、直流除電器６
に印加される電圧は、それによる中和除電後のフィルム
ｌの帯電電位が高電位のときはそれに比例して高く、低
電位のときは低くなるように時々刻々に自動制御される
ため、高周波コロナ放電による除電後の残留電位は的確
に中和除電される。
によって検出されたフィルム１の帯電極性がプラスのと
きは、マイナスの直流電圧を印加され、フィルムｌの帯
電極性がマイナスのときは、プラスの直流電圧を印加さ
れるため、上記のように帯電を均一化されたフィルム１
は、直流除電器７によるプラスまたはマイナスの直流コ
ロナ放電により中和除電される。しかも、直流除電器６
に印加される電圧は、それによる中和除電後のフィルム
ｌの帯電電位が高電位のときはそれに比例して高く、低
電位のときは低くなるように時々刻々に自動制御される
ため、高周波コロナ放電による除電後の残留電位は的確
に中和除電される。
帯電走行物体として、表面抵抗１００ＴΩ以上、厚さ６
μ〜４０μのポリエステルフィルムを使用し、これを次
のような条件で除電したところ、はぼ零電位に除電でき
ることが確証された。
μ〜４０μのポリエステルフィルムを使用し、これを次
のような条件で除電したところ、はぼ零電位に除電でき
ることが確証された。
゛ 、 ６の−
印加電圧・・・・・・ＡＣ２，５ＫＶ〜ｌ０ＫＶ針状除
電電極・・・・・・０．９■φ、１．０ｆｆ１１間隔、
１列アースローラとの距離Ｌ１・・・・・・約３０ｍｍ
フィルムとの距離Ｌ２・・・・・・８〜１０ｎｎ除電有
効幅・・・・・・５８００ｍｍ 最高除電速度・・・・・・３００ｍ／ｍｉｎ官Ｕ轡 ７
の蕾 印加電圧・・・・・・Ａ Ｃ２，５ＫＶ〜１５ＫＶ針状
除電電極−−０，９ｗφ、１．００１Ｑ＋間隔、１列ア
ースローラとの距離Ｌ１・・・・・・約５０ｍフィルム
との距離Ｌ２・・・・・・３０〜４０ＩＩＩＩｌ除電を
効幅・・・・・・５８００ａｍ 最高除電速度・・・・・・３００ ｍ／ｍｉｎ「発明の
効果」 以上の通り本発明の除電方法は、高周波数コロナ放電に
よっである程度のところまで除電するとともに帯電の均
一化を図った後、残留電位とは逆捲性の直流コロナ放電
によって中和除電するため、長尺なプラスチックフィル
ム等をその走行速度が高速でもほぼ零電位まで的確に除
電できる。
電電極・・・・・・０．９■φ、１．０ｆｆ１１間隔、
１列アースローラとの距離Ｌ１・・・・・・約３０ｍｍ
フィルムとの距離Ｌ２・・・・・・８〜１０ｎｎ除電有
効幅・・・・・・５８００ｍｍ 最高除電速度・・・・・・３００ｍ／ｍｉｎ官Ｕ轡 ７
の蕾 印加電圧・・・・・・Ａ Ｃ２，５ＫＶ〜１５ＫＶ針状
除電電極−−０，９ｗφ、１．００１Ｑ＋間隔、１列ア
ースローラとの距離Ｌ１・・・・・・約５０ｍフィルム
との距離Ｌ２・・・・・・３０〜４０ＩＩＩＩｌ除電を
効幅・・・・・・５８００ａｍ 最高除電速度・・・・・・３００ ｍ／ｍｉｎ「発明の
効果」 以上の通り本発明の除電方法は、高周波数コロナ放電に
よっである程度のところまで除電するとともに帯電の均
一化を図った後、残留電位とは逆捲性の直流コロナ放電
によって中和除電するため、長尺なプラスチックフィル
ム等をその走行速度が高速でもほぼ零電位まで的確に除
電できる。
図面は本発明の一実施例を説明する説明図である。
１・・・・・・プラスチックフィルム、６・・・・・・
高周波除電器、７・・・・・・直流除電器。
高周波除電器、７・・・・・・直流除電器。
Claims (1)
- １、帯電している走行物体を高周波除電器による高周波
コロナ放電で除電した後、さらにその残留電位を、直流
除電器によって残留帯電極性とは逆極性の直流コロナ放
電を生じさせて中和除電することを特徴とする帯電走行
物体の除電方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13776387A JPS63301495A (ja) | 1987-06-02 | 1987-06-02 | 帯電走行物体の除電方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13776387A JPS63301495A (ja) | 1987-06-02 | 1987-06-02 | 帯電走行物体の除電方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63301495A true JPS63301495A (ja) | 1988-12-08 |
| JPH0515040B2 JPH0515040B2 (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=15206261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13776387A Granted JPS63301495A (ja) | 1987-06-02 | 1987-06-02 | 帯電走行物体の除電方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63301495A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0766501A1 (en) * | 1995-09-25 | 1997-04-02 | Kasuga Denki, Incorporated | Discharging and dust removing method and apparatus |
| US5683556A (en) * | 1994-12-15 | 1997-11-04 | Kasuga Denki, Incorporated | Discharging and dust removing method and discharging and dust removing apparatus |
| JP2005222925A (ja) * | 2003-07-29 | 2005-08-18 | Toray Ind Inc | 電気絶縁性シートの除電装置および除電方法、電気絶縁性シートの製造方法、ならびに、電気絶縁性シート |
| JP2007317463A (ja) * | 2006-05-25 | 2007-12-06 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 除電装置、除電方法および該除電装置を備えた基板処理装置 |
| JP2010287579A (ja) * | 2003-07-29 | 2010-12-24 | Toray Ind Inc | 電気絶縁性シートの除電方法、電気絶縁性シートの製造方法、ならびに、電気絶縁性シート |
-
1987
- 1987-06-02 JP JP13776387A patent/JPS63301495A/ja active Granted
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5683556A (en) * | 1994-12-15 | 1997-11-04 | Kasuga Denki, Incorporated | Discharging and dust removing method and discharging and dust removing apparatus |
| US5895632A (en) * | 1994-12-15 | 1999-04-20 | Kasuga Denki, Incorporated | Discharging and dust removing method and discharging and dust removing apparatus |
| EP0766501A1 (en) * | 1995-09-25 | 1997-04-02 | Kasuga Denki, Incorporated | Discharging and dust removing method and apparatus |
| JP2005222925A (ja) * | 2003-07-29 | 2005-08-18 | Toray Ind Inc | 電気絶縁性シートの除電装置および除電方法、電気絶縁性シートの製造方法、ならびに、電気絶縁性シート |
| JP2010287579A (ja) * | 2003-07-29 | 2010-12-24 | Toray Ind Inc | 電気絶縁性シートの除電方法、電気絶縁性シートの製造方法、ならびに、電気絶縁性シート |
| JP2007317463A (ja) * | 2006-05-25 | 2007-12-06 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 除電装置、除電方法および該除電装置を備えた基板処理装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0515040B2 (ja) | 1993-02-26 |
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Legal Events
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