JPS6330005Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6330005Y2 JPS6330005Y2 JP1664283U JP1664283U JPS6330005Y2 JP S6330005 Y2 JPS6330005 Y2 JP S6330005Y2 JP 1664283 U JP1664283 U JP 1664283U JP 1664283 U JP1664283 U JP 1664283U JP S6330005 Y2 JPS6330005 Y2 JP S6330005Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermocouple
- furnace wall
- furnace
- box
- seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 8
- 239000011819 refractory material Substances 0.000 description 7
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 7
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 3
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000010186 staining Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はボイラの火炉を構成する炉壁管の管群
に取付けられた熱電対が炉壁を貫通する部分のシ
ール装置に関するものである。
に取付けられた熱電対が炉壁を貫通する部分のシ
ール装置に関するものである。
一般に、ボイラではその安全運転を期するため
に、運転中に火炉を構成する炉壁管のメタル温度
を計測して管の安全性を確認したり、管内面の付
着スケール量を予知することが必要となる。この
方法として、管群に直接熱電対を取り付ける方法
がある。このとき、管群の炉内に面する側に取り
付けられた熱電対は炉壁を貫通することになり、
この貫通部から燃焼ガスが炉外へ洩れるのを防ぐ
ための対策を講じなければならない。
に、運転中に火炉を構成する炉壁管のメタル温度
を計測して管の安全性を確認したり、管内面の付
着スケール量を予知することが必要となる。この
方法として、管群に直接熱電対を取り付ける方法
がある。このとき、管群の炉内に面する側に取り
付けられた熱電対は炉壁を貫通することになり、
この貫通部から燃焼ガスが炉外へ洩れるのを防ぐ
ための対策を講じなければならない。
第1図に示す従来の方法は、管1に取付けられ
た熱電対2が炉壁貫通する部分5を耐火材支持板
4で囲みその内部に耐火材3を充填するものであ
る。しかし、この方法では、耐火材の割れや収縮
による隙間から燃焼ガスが洩れる場合があり、ひ
いてはそれが火炉を囲む保温材6の劣化や外面ケ
ーシング7の汚損に至らしめる。
た熱電対2が炉壁貫通する部分5を耐火材支持板
4で囲みその内部に耐火材3を充填するものであ
る。しかし、この方法では、耐火材の割れや収縮
による隙間から燃焼ガスが洩れる場合があり、ひ
いてはそれが火炉を囲む保温材6の劣化や外面ケ
ーシング7の汚損に至らしめる。
本考案は、熱電対が炉壁を貫通する部分からの
燃焼ガスの洩れを完全に防ぐためのシール装置を
提供することを目的としている。すなわち本考案
は、火炉を構成する炉壁管の管群に取付けられた
熱電対が炉壁を貫通する部分を囲むように炉壁に
ボツクスを設け、同ボツクスに断面がテーパ状の
メネジ手段を形成し、軸方向に熱電対が通る穴を
持ち、同穴に熱電対外表面に当接するパツキンが
固着された断面がテーパ状のオネジ手段を前記メ
ネジ手段に螺合させてなる、熱電対の炉壁貫通部
のシール装置にある。
燃焼ガスの洩れを完全に防ぐためのシール装置を
提供することを目的としている。すなわち本考案
は、火炉を構成する炉壁管の管群に取付けられた
熱電対が炉壁を貫通する部分を囲むように炉壁に
ボツクスを設け、同ボツクスに断面がテーパ状の
メネジ手段を形成し、軸方向に熱電対が通る穴を
持ち、同穴に熱電対外表面に当接するパツキンが
固着された断面がテーパ状のオネジ手段を前記メ
ネジ手段に螺合させてなる、熱電対の炉壁貫通部
のシール装置にある。
以下本考案を第2図a,bおよび第3図に示す
熱電対の炉壁貫通部のシール装置の実施例により
説明する。
熱電対の炉壁貫通部のシール装置の実施例により
説明する。
管1に取り付けられた熱電対2は炉壁を貫通し
て炉外へ導かれる。この炉壁貫通部5をシールす
るために鋼板製シールボツクス14が熱電対2の
炉壁貫通部5を囲うように炉壁に溶接して取り付
けられている。
て炉外へ導かれる。この炉壁貫通部5をシールす
るために鋼板製シールボツクス14が熱電対2の
炉壁貫通部5を囲うように炉壁に溶接して取り付
けられている。
熱電対2にはすでにメネジ手段すなわちフイツ
テイング11、オネジ手段すなわちロツクナツト
12が挿入されており、このフイツテイング11
を熱電対固定板15にねじ込んでから熱電対固定
板15をシールボツクス14に溶接する。
テイング11、オネジ手段すなわちロツクナツト
12が挿入されており、このフイツテイング11
を熱電対固定板15にねじ込んでから熱電対固定
板15をシールボツクス14に溶接する。
シールボツクス14の側面には開口部が設けら
れてあり、ここからロツクナツト12を締め付け
るが、第3図に示すようにロツクナツト12には
自由状態では熱電対とは摺動可能なパツキン13
がはめ込まれており、ロツクナツト12を締める
と、その縦割部を有するパツキンはめ込み部が周
方向に締められることによりパツキン13を押え
て、ロツクナツト12と熱電対2との間の隙間が
シールされる。
れてあり、ここからロツクナツト12を締め付け
るが、第3図に示すようにロツクナツト12には
自由状態では熱電対とは摺動可能なパツキン13
がはめ込まれており、ロツクナツト12を締める
と、その縦割部を有するパツキンはめ込み部が周
方向に締められることによりパツキン13を押え
て、ロツクナツト12と熱電対2との間の隙間が
シールされる。
又、耐火材3もシールボツクス14の開口部よ
り流し込む。最後に、蓋16とシールボツクス1
4および熱電対固定板15とを溶接する。
り流し込む。最後に、蓋16とシールボツクス1
4および熱電対固定板15とを溶接する。
上記のようにシール装置を設けたことにより、
熱電対2がシールボツクス14を貫通する部分を
ねじ取合方式とし、ねじ部はパツキンシールと
し、耐火材の使用と組合せることで完全なシール
が図れる。
熱電対2がシールボツクス14を貫通する部分を
ねじ取合方式とし、ねじ部はパツキンシールと
し、耐火材の使用と組合せることで完全なシール
が図れる。
第1図は従来の熱電対の炉壁貫通部のシール装
置の断面図、第2図aおよびbは本考案による熱
電対の炉壁貫通部の正面および側面断面図、およ
び第3図は熱電対のシールボツクス貫通部の拡大
縦断面図である。 1……管、2……熱電対、3……耐火材、4…
…耐火材支持板、5……炉壁貫通部、6……保温
材、7……外面ケーシング、11……フイツテイ
ング、12……ロツクナツト、13……パツキ
ン、14……シールボツクス、15……熱電対固
定板、16……蓋。
置の断面図、第2図aおよびbは本考案による熱
電対の炉壁貫通部の正面および側面断面図、およ
び第3図は熱電対のシールボツクス貫通部の拡大
縦断面図である。 1……管、2……熱電対、3……耐火材、4…
…耐火材支持板、5……炉壁貫通部、6……保温
材、7……外面ケーシング、11……フイツテイ
ング、12……ロツクナツト、13……パツキ
ン、14……シールボツクス、15……熱電対固
定板、16……蓋。
Claims (1)
- 火炉を構成する炉壁管の管群に取付けられた熱
電対が炉壁を貫通する部分を囲むように炉壁にボ
ツクスを設け、同ボツクスに断面がテーパ状のメ
ネジ手段を形成し、軸方向に熱電対が通る穴を持
ち、同穴に熱電対外表面に当接するパツキンが固
着された断面がテーパ状のオネジ手段を前記メネ
ジ手段に螺合させてなる、熱電対の炉壁貫通部の
シール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1664283U JPS59124805U (ja) | 1983-02-09 | 1983-02-09 | 熱電対の炉壁貫通部のシ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1664283U JPS59124805U (ja) | 1983-02-09 | 1983-02-09 | 熱電対の炉壁貫通部のシ−ル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59124805U JPS59124805U (ja) | 1984-08-22 |
JPS6330005Y2 true JPS6330005Y2 (ja) | 1988-08-11 |
Family
ID=30147915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1664283U Granted JPS59124805U (ja) | 1983-02-09 | 1983-02-09 | 熱電対の炉壁貫通部のシ−ル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59124805U (ja) |
-
1983
- 1983-02-09 JP JP1664283U patent/JPS59124805U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59124805U (ja) | 1984-08-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0520234B1 (en) | Tank and tank connector construction therefore | |
GB1522541A (en) | Pressure vessel wall penetration apparatus | |
EP0146205B1 (en) | Repeating thermocouple | |
JPS6330005Y2 (ja) | ||
JPH01254896A (ja) | シール装置 | |
US2002532A (en) | Thermocouple | |
JPS60102559A (ja) | セラミツクフアイバ−溶融金属試料採取器 | |
US1921709A (en) | Pipe coupling | |
CN205133528U (zh) | 一种煤气发生炉探火孔水封装置 | |
JPS6068143A (ja) | ポ−ラス耐火物のガスシ−ル方法 | |
JPS6330006Y2 (ja) | ||
US2849389A (en) | Corrosion resistant jacketed metal body | |
US3370742A (en) | Handhole closure | |
KR200180997Y1 (ko) | 용광로의 철피 크랙 봉합장치 | |
JPS6211953Y2 (ja) | ||
JPS623759Y2 (ja) | ||
JPS6128548Y2 (ja) | ||
JPH0531538Y2 (ja) | ||
JPS6134308Y2 (ja) | ||
JPS6114787Y2 (ja) | ||
JPS63259453A (ja) | センサ用プラグ | |
JPS6127644B2 (ja) | ||
SU904953A1 (ru) | Устройство дл защиты обратной стороны сварного шва | |
RU2059556C1 (ru) | Устройство для подогрева раствора | |
JPH07331312A (ja) | 冶金炉炉壁スタンプ部の補修方法 |