JPS63295786A - 抄紙機用織成帯 - Google Patents
抄紙機用織成帯Info
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- JPS63295786A JPS63295786A JP63029034A JP2903488A JPS63295786A JP S63295786 A JPS63295786 A JP S63295786A JP 63029034 A JP63029034 A JP 63029034A JP 2903488 A JP2903488 A JP 2903488A JP S63295786 A JPS63295786 A JP S63295786A
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F1/00—Wet end of machines for making continuous webs of paper
- D21F1/0027—Screen-cloths
- D21F1/0036—Multi-layer screen-cloths
Landscapes
- Paper (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は抄紙機用の織成帯、ことに従来の織成構造体に
比し比較的低い長手方向伸長をもたらす改善された抄紙
機用織成帯に関するものである。
比し比較的低い長手方向伸長をもたらす改善された抄紙
機用織成帯に関するものである。
(従来技術)
抄紙機においては、エンドレスベルト状の抄紙ベルトは
機枠に回転可能に装着されている多数の金属製ロールに
支承され、かつこれらにより前進駆動せしめられる。こ
のベルトは抄紙処理の種々の工程を通じて紙を支承搬送
する。抄紙機ベルトは抄紙機におけるその使用部分に応
じて種々の名称を何する。抄紙機ベルトは例えば成形フ
ァブリツタ、ウェットプレスフェルト、ドライヤーフェ
ルト或は単にファブリツタなどと呼ばれる。多くの場合
、このベルト乃至ファブリックはその端部で接合されて
、無端ベルトをを形成し、抄紙機の一部を形成する種々
のロールによる支承され制御される。
機枠に回転可能に装着されている多数の金属製ロールに
支承され、かつこれらにより前進駆動せしめられる。こ
のベルトは抄紙処理の種々の工程を通じて紙を支承搬送
する。抄紙機ベルトは抄紙機におけるその使用部分に応
じて種々の名称を何する。抄紙機ベルトは例えば成形フ
ァブリツタ、ウェットプレスフェルト、ドライヤーフェ
ルト或は単にファブリツタなどと呼ばれる。多くの場合
、このベルト乃至ファブリックはその端部で接合されて
、無端ベルトをを形成し、抄紙機の一部を形成する種々
のロールによる支承され制御される。
このような抄紙機織成帯は、種々の異なる長手方向ヤー
ンにより構成される1層、2層、3月或はそれ以上の層
の織成構造面から成る。種々の名称で呼ばれるこのよう
な平面、帯片、届は横方向ヤーンに織り込まれる複数本
の長手方向ヤーンにより一体的に形成され、抄紙処理に
使用される部分に対応する所望の面持性、安定特性及び
透過特性を有する固有の織成帯を形成する。この点に関
し、最新の抄紙用織成帯織成に使用されるヤーンは、合
成樹脂製、例えばポリエステル、ポリアミドのモノフィ
ラメント、マルチフィラメントから成る。
ンにより構成される1層、2層、3月或はそれ以上の層
の織成構造面から成る。種々の名称で呼ばれるこのよう
な平面、帯片、届は横方向ヤーンに織り込まれる複数本
の長手方向ヤーンにより一体的に形成され、抄紙処理に
使用される部分に対応する所望の面持性、安定特性及び
透過特性を有する固有の織成帯を形成する。この点に関
し、最新の抄紙用織成帯織成に使用されるヤーンは、合
成樹脂製、例えばポリエステル、ポリアミドのモノフィ
ラメント、マルチフィラメントから成る。
抄紙機用の典型的な織成帯の織成構造のために、長手方
向ヤーンも横方向ヤーンも、それぞれ織り込まれるべき
ヤーンの上を越えて或は下をくぐって行(際に屈曲乃至
折曲せしめられる。この織成を終えた後、織成帯はその
織成緊密性に関係なく、ヤーンの所望の相対配置を固定
するために加熱及び緊張に服せしめられるが、織成帯が
緊張せしめられる際に屈曲された長手方向ヤーンの長さ
は増大し伸長する。このような結果は織成帯を長手方向
において伸長させ、長くする点において好ましくない。
向ヤーンも横方向ヤーンも、それぞれ織り込まれるべき
ヤーンの上を越えて或は下をくぐって行(際に屈曲乃至
折曲せしめられる。この織成を終えた後、織成帯はその
織成緊密性に関係なく、ヤーンの所望の相対配置を固定
するために加熱及び緊張に服せしめられるが、織成帯が
緊張せしめられる際に屈曲された長手方向ヤーンの長さ
は増大し伸長する。このような結果は織成帯を長手方向
において伸長させ、長くする点において好ましくない。
織成帯の緊張は抄紙処理の間一定に保持されねばならな
いから、織成帯伸長は抄紙機の対応緊張処理能力を越え
て織成帯長さを増大させる場合があり得るが、この場合
には緊張が失われ、その織成帯は廃棄されねばならない
。仮にこの織成帯に及ぼされる緊張力が比較的小さい場
合には織成帯は逆に収縮して、抄紙機の織成帯長さ側御
能力を越えることになる。この場合には緊張力が形成さ
れ、抄紙機に故障をもたらす場合がある。更に事態を複
雑にするのは、織成帯走行中これに生ずる緊張が一定で
その全長にわたり均斉でない場合には、抄紙機中におけ
る織成帯走行に動揺をもたらすことがある。
いから、織成帯伸長は抄紙機の対応緊張処理能力を越え
て織成帯長さを増大させる場合があり得るが、この場合
には緊張が失われ、その織成帯は廃棄されねばならない
。仮にこの織成帯に及ぼされる緊張力が比較的小さい場
合には織成帯は逆に収縮して、抄紙機の織成帯長さ側御
能力を越えることになる。この場合には緊張力が形成さ
れ、抄紙機に故障をもたらす場合がある。更に事態を複
雑にするのは、織成帯走行中これに生ずる緊張が一定で
その全長にわたり均斉でない場合には、抄紙機中におけ
る織成帯走行に動揺をもたらすことがある。
このような抄紙機に使用される織成帯の伸長に対処する
ための一法は、織成帯製造装置による仕上げ処理の際の
過剰伸長処理であった。しかしながら、高伸長力を使用
して織成帯を仕上げ処理すると、高収縮がもたらされ、
従ってこの収縮力は織成帯を抄紙機に使用する場合緊張
形成点にもたらし、従って抄紙機に故障をもたらすこと
が経験された。他方において、低伸長力を使用して織成
帯の仕上げ処理をすること、この織成帯を抄紙機に使用
する場合に抄紙機を低緊張点にもたらすが、これは抄紙
機の高緊張点において織成帯の伸長を増大させる。しか
しながら多くの場合、織成帯製造装置も織成帯を使用す
る抄紙機も、どのように織成帯を緊張させて操作すべき
かを正確には予定できないから、常に織成帯の過度の伸
長か或は収縮かをもたらす可能性が存在する。
ための一法は、織成帯製造装置による仕上げ処理の際の
過剰伸長処理であった。しかしながら、高伸長力を使用
して織成帯を仕上げ処理すると、高収縮がもたらされ、
従ってこの収縮力は織成帯を抄紙機に使用する場合緊張
形成点にもたらし、従って抄紙機に故障をもたらすこと
が経験された。他方において、低伸長力を使用して織成
帯の仕上げ処理をすること、この織成帯を抄紙機に使用
する場合に抄紙機を低緊張点にもたらすが、これは抄紙
機の高緊張点において織成帯の伸長を増大させる。しか
しながら多くの場合、織成帯製造装置も織成帯を使用す
る抄紙機も、どのように織成帯を緊張させて操作すべき
かを正確には予定できないから、常に織成帯の過度の伸
長か或は収縮かをもたらす可能性が存在する。
従って、この分野の技術的課題、すなわち本発明の目的
は、従来の織成帯構造に関連する上述の問題点を回避克
服し、伸長に対する改善された対抗力を有し、従って種
々の運転条件下に作動する種々の抄紙機に対してよく対
応して使用され得る織成帯を提供することである。
は、従来の織成帯構造に関連する上述の問題点を回避克
服し、伸長に対する改善された対抗力を有し、従って種
々の運転条件下に作動する種々の抄紙機に対してよく対
応して使用され得る織成帯を提供することである。
(発明の要約)
しかるに、あらかじめ選択された織成パターンで複数体
の長手方向ヤーンと複数本の横方向ヤーンとを織込んで
、少なくとも横方向ヤーンの表面層及び底面層と、長手
方向に延び、上記横方向ヤーンの上記表面層及び底面層
の間に存在する複数本の荷重制御ヤーンとを存する織成
構造体を形成し、上記荷重制御ヤーンが織成構造体内を
実質的に屈曲することなく直線状に延び、認め得る伸長
をもたらすことなく上記長手方向ヤーンよりも高い張力
荷重に耐え得る合成樹脂から構成されている抄紙機用扁
平織成帯により上記した本発明の目的は達成され、技術
的課題は解決される。
の長手方向ヤーンと複数本の横方向ヤーンとを織込んで
、少なくとも横方向ヤーンの表面層及び底面層と、長手
方向に延び、上記横方向ヤーンの上記表面層及び底面層
の間に存在する複数本の荷重制御ヤーンとを存する織成
構造体を形成し、上記荷重制御ヤーンが織成構造体内を
実質的に屈曲することなく直線状に延び、認め得る伸長
をもたらすことなく上記長手方向ヤーンよりも高い張力
荷重に耐え得る合成樹脂から構成されている抄紙機用扁
平織成帯により上記した本発明の目的は達成され、技術
的課題は解決される。
(発明の構成)
添付図面を参照して、若干の実施例につき本発明の構成
を更に詳細に説明する。
を更に詳細に説明する。
特に第1図横断面において、複数本の横方向ヤーン12
乃至22と複数本の長手方向ヤーンとを織成して準二重
織成構造の、抄紙機用織成帯10の一部分が図示されて
いる。この第1図より明確に示されるように、織成帯の
基本部分乃至織成部分が3本の経糸(長手方向ヤーン)
及び6本の打込み繰返しを特徴とする。
乃至22と複数本の長手方向ヤーンとを織成して準二重
織成構造の、抄紙機用織成帯10の一部分が図示されて
いる。この第1図より明確に示されるように、織成帯の
基本部分乃至織成部分が3本の経糸(長手方向ヤーン)
及び6本の打込み繰返しを特徴とする。
この織成帯10は、複数本の荷重制御ヤー740(第1
図ではその1本のみが図示されている)を有し、これは
織成帯の中心部を貫通し相互に平行に配列されて、上方
横方向ヤーン12.14及び16により形成される平面
と下方横方向ヤーン18.20及び22により形成され
る平面との間において、織成帯内の中間平面を形成する
。此の荷重制御ヤーン40は屈曲することなく織成帯内
を貫通することにより、横方向ヤーンで織り込まれた長
手方向ヤーンに比較して、本質的な伸長をもたらすこと
なく高い引張り荷重に対抗することができる。
図ではその1本のみが図示されている)を有し、これは
織成帯の中心部を貫通し相互に平行に配列されて、上方
横方向ヤーン12.14及び16により形成される平面
と下方横方向ヤーン18.20及び22により形成され
る平面との間において、織成帯内の中間平面を形成する
。此の荷重制御ヤーン40は屈曲することなく織成帯内
を貫通することにより、横方向ヤーンで織り込まれた長
手方向ヤーンに比較して、本質的な伸長をもたらすこと
なく高い引張り荷重に対抗することができる。
上記荷重制御ヤーンを除いて、互いに織り込まれる織成
帯形成用に使用されるヤーンは、ポリエステル、ポリア
ミドなどのような種々の合成樹脂の何れによっても形成
され得る。しかしながら、例えばポリアミド乃至ナイロ
ンは秀れた耐摩耗性を有するが、これを使用すると伸長
、収縮が大きくなる。従って、標準的温度及び加水分解
耐性の経糸構造をもたらすために選択され得る長手方向
ヤーンは、ポリエステル、ナイロン及びアクリル系ポリ
マーの各ヤーンを組合わせて各ヤーンの最善の特性を兼
ね備えるように処理したものが好ましい。例えばポリエ
ステル、ナイロンヤーンは耐摩耗性、ナイロン、アクリ
ルポリマーヤーンは耐加水分解性、ポリエステル、アク
リルポリマーヤーンは耐熱性に秀れており、ポリエステ
ルヤーンは織成帯の安定性をもたらす。同様にして耐熱
、耐加水分解性に秀れた緯糸構造をもたらすものとして
、ポリエステル、ナイロン、アクリル樹脂、ノメックス
(Nomex )及びケブラー(Kevlar)の各ヤ
ーンの組合わせが好ましい。この場合、ポリエステル、
ナイロンヤーンは耐摩耗性、アクリル樹脂、ナイロン、
ノメックスヤーンは耐加水分解性、ホリエステル、アク
リル樹脂、ノメックスヤーンは耐熱性に秀れており、ポ
リエステル、ケブラーヤーンは織成帯に安定性を与える
。
帯形成用に使用されるヤーンは、ポリエステル、ポリア
ミドなどのような種々の合成樹脂の何れによっても形成
され得る。しかしながら、例えばポリアミド乃至ナイロ
ンは秀れた耐摩耗性を有するが、これを使用すると伸長
、収縮が大きくなる。従って、標準的温度及び加水分解
耐性の経糸構造をもたらすために選択され得る長手方向
ヤーンは、ポリエステル、ナイロン及びアクリル系ポリ
マーの各ヤーンを組合わせて各ヤーンの最善の特性を兼
ね備えるように処理したものが好ましい。例えばポリエ
ステル、ナイロンヤーンは耐摩耗性、ナイロン、アクリ
ルポリマーヤーンは耐加水分解性、ポリエステル、アク
リルポリマーヤーンは耐熱性に秀れており、ポリエステ
ルヤーンは織成帯の安定性をもたらす。同様にして耐熱
、耐加水分解性に秀れた緯糸構造をもたらすものとして
、ポリエステル、ナイロン、アクリル樹脂、ノメックス
(Nomex )及びケブラー(Kevlar)の各ヤ
ーンの組合わせが好ましい。この場合、ポリエステル、
ナイロンヤーンは耐摩耗性、アクリル樹脂、ナイロン、
ノメックスヤーンは耐加水分解性、ホリエステル、アク
リル樹脂、ノメックスヤーンは耐熱性に秀れており、ポ
リエステル、ケブラーヤーンは織成帯に安定性を与える
。
横方向ヤーンの場合、このヤーンは一般にガラス、ポリ
エステル及びナイロンを組合わせ、処理して、秀れた横
方向安定性及び高透過性をもたらす。長手方向浮織り面
を有する構造は、第14図に示されるように平滑面を有
する織成帯をもたらすために使用される。これは標準的
横方向ヤーンで構成され得るが、超平滑性をもたらすた
めにはガラス及びアクリル樹脂製ヤーン乃至これに類す
る横方向ヤーンが使用され得る。
エステル及びナイロンを組合わせ、処理して、秀れた横
方向安定性及び高透過性をもたらす。長手方向浮織り面
を有する構造は、第14図に示されるように平滑面を有
する織成帯をもたらすために使用される。これは標準的
横方向ヤーンで構成され得るが、超平滑性をもたらすた
めにはガラス及びアクリル樹脂製ヤーン乃至これに類す
る横方向ヤーンが使用され得る。
荷重制御ヤーンの場合には、高い強度を有するが、引抜
き摩耗耐性は弱いケブラーを使用するのが好ましい。し
かしながら、織成帯内を直線的に貫通する荷重制御ヤー
ンとしてケブラーを使用することにより、その低伸長、
高強度特性を利用して織成帯全体の伸長を制御し得る利
点がある。織成帯内に位置することにより、ケブラーヤ
ーンは摩耗から完全に保護され、従ってその比較的弱い
耐摩耗特性により抄紙機における織成帯使用時間にわた
りその強度低下をもたらすことはない。同様にしてナイ
ロンをその織成基本ヤーンに使用する場合、ナイロンは
秀れた耐摩耗性を有するが、伸長、収縮に対するナイロ
ンの貧弱な特性は、織成帯内を貫通するケブラーヤーン
により制御され、補充される。ケブラーヤーンが抄紙機
織成帯において、ことに荷重制御ヤーンとして使用する
のに適当であるということは、ケブラーヤーンが屈曲に
際して物理的損傷を受は易く、織成帯の長手方向ヤーン
は抄紙機において無端走行するに際し反覆して屈曲乃至
折曲せしめられる所から、全く予想もされ得なかった事
実である。しかるにケブラーヤーンを上述したように使
用するときは極めて秀れた効果を発揮する。ことにケブ
ラー長手方向貫通ヤーンがこのヤーンに固有の欠点を示
さないのは、一般的に長手方向ヤーンが屈曲せしめられ
るのに対しケブラーヤーンを直線的に配置したことによ
るのみでなく、他のヤーンにより保護されている所によ
るものと考えられる。ケブラーの挙動は予想された所を
はるかに越える良好なものであった。
き摩耗耐性は弱いケブラーを使用するのが好ましい。し
かしながら、織成帯内を直線的に貫通する荷重制御ヤー
ンとしてケブラーを使用することにより、その低伸長、
高強度特性を利用して織成帯全体の伸長を制御し得る利
点がある。織成帯内に位置することにより、ケブラーヤ
ーンは摩耗から完全に保護され、従ってその比較的弱い
耐摩耗特性により抄紙機における織成帯使用時間にわた
りその強度低下をもたらすことはない。同様にしてナイ
ロンをその織成基本ヤーンに使用する場合、ナイロンは
秀れた耐摩耗性を有するが、伸長、収縮に対するナイロ
ンの貧弱な特性は、織成帯内を貫通するケブラーヤーン
により制御され、補充される。ケブラーヤーンが抄紙機
織成帯において、ことに荷重制御ヤーンとして使用する
のに適当であるということは、ケブラーヤーンが屈曲に
際して物理的損傷を受は易く、織成帯の長手方向ヤーン
は抄紙機において無端走行するに際し反覆して屈曲乃至
折曲せしめられる所から、全く予想もされ得なかった事
実である。しかるにケブラーヤーンを上述したように使
用するときは極めて秀れた効果を発揮する。ことにケブ
ラー長手方向貫通ヤーンがこのヤーンに固有の欠点を示
さないのは、一般的に長手方向ヤーンが屈曲せしめられ
るのに対しケブラーヤーンを直線的に配置したことによ
るのみでなく、他のヤーンにより保護されている所によ
るものと考えられる。ケブラーの挙動は予想された所を
はるかに越える良好なものであった。
次に第2図を参照して、二重長手方向ヤーン42.44
及び46.48が更に織成帯の表面耐摩耗性を増大させ
るために横方向ヤーンの各外方面をそれぞれ乗り越えて
延びている他の実施例による織成帯を説明する。この特
殊な織成帯は、例えば抄紙機において粗面ロールが使用
される場合に生ずる高度の摩耗に対抗すべき場合に特に
適する。なお、この第2図実施例の場合2本の荷重制御
ヤーン52.54が織成パターンの各繰返しごとに同一
平面に配置されている。
及び46.48が更に織成帯の表面耐摩耗性を増大させ
るために横方向ヤーンの各外方面をそれぞれ乗り越えて
延びている他の実施例による織成帯を説明する。この特
殊な織成帯は、例えば抄紙機において粗面ロールが使用
される場合に生ずる高度の摩耗に対抗すべき場合に特に
適する。なお、この第2図実施例の場合2本の荷重制御
ヤーン52.54が織成パターンの各繰返しごとに同一
平面に配置されている。
第3図は、緯糸、すなわち横方向ヤーン56の3層と経
糸、すなわち長手方向ヤーン58とが織成され、各緯糸
ヤーンの間に直線走行荷重制御ヤーン52.54が配置
されている織成帯を図示している。
糸、すなわち長手方向ヤーン58とが織成され、各緯糸
ヤーンの間に直線走行荷重制御ヤーン52.54が配置
されている織成帯を図示している。
この織成帯実施例において、横方向ヤーン56は、55
0d texのポリエステルヤーンで二重被覆されたラ
テックス被覆マルチフィラメントがガラスヤーンを有し
、長手方向ヤーン58は0.2mmモノフィラメントポ
リエステル(例えばTrevira Mon。
0d texのポリエステルヤーンで二重被覆されたラ
テックス被覆マルチフィラメントがガラスヤーンを有し
、長手方向ヤーン58は0.2mmモノフィラメントポ
リエステル(例えばTrevira Mon。
filament 900C) 、235d texナ
イロン(例えばMon5anto Nylon AO2
)及び220d texアクリル樹脂(例えばDral
on T)から成り、加熱セット処理した0、2層mモ
ノフィラメントから成る。
イロン(例えばMon5anto Nylon AO2
)及び220d texアクリル樹脂(例えばDral
on T)から成り、加熱セット処理した0、2層mモ
ノフィラメントから成る。
荷重制御ヤーン52.54は、同様に3重構造のもので
、2本の280d texポリエステル(例えばTer
yleneタイプ129)相互に、かつ1本の440d
texケブラーヤーン(例えばKevlar 29
)と共に撚って形成される。
、2本の280d texポリエステル(例えばTer
yleneタイプ129)相互に、かつ1本の440d
texケブラーヤーン(例えばKevlar 29
)と共に撚って形成される。
パターン反覆は12本のシャフト用に、6本の経糸及び
6本の打込みで構成されるが、ドラフトは32木の経糸
で繰返され、織成及びドラフトの・図表が第3A及び3
B図に示されており、第3A図の2部分で特殊ヤーンの
ため同様の照合一致が使用されている。
6本の打込みで構成されるが、ドラフトは32木の経糸
で繰返され、織成及びドラフトの・図表が第3A及び3
B図に示されており、第3A図の2部分で特殊ヤーンの
ため同様の照合一致が使用されている。
織機における経糸密度は典型的な10c+a毎に142
本であり、対応する荷重制御ヤーン密度は10c11毎
に47本である。リード、すなわちオサは1m毎に47
2の条溝を何し、経糸及び荷重制御ヤーンは1条溝毎に
8本を通し、各条溝に6本の経糸と2本の荷重制御ヤー
ンを配置する。
本であり、対応する荷重制御ヤーン密度は10c11毎
に47本である。リード、すなわちオサは1m毎に47
2の条溝を何し、経糸及び荷重制御ヤーンは1条溝毎に
8本を通し、各条溝に6本の経糸と2本の荷重制御ヤー
ンを配置する。
緯糸はioam毎に132の打込みを行うように導入さ
れる。
れる。
第3図の織成帯は、従って長手方向に延びる間隔を置い
た帯状片をもたらし、各帯状片ごとに2本の荷重制御ヤ
ーンをオサの同一条溝を通る他の長手方向ヤーン間に、
これにより保護されるように配置する。この帯状柱構造
は第3図Cに示され、荷重制御ヤーンの、同一条溝を通
る他の長手方向ヤーンに対する配列は第3図Bより明ら
かである。
た帯状片をもたらし、各帯状片ごとに2本の荷重制御ヤ
ーンをオサの同一条溝を通る他の長手方向ヤーン間に、
これにより保護されるように配置する。この帯状柱構造
は第3図Cに示され、荷重制御ヤーンの、同一条溝を通
る他の長手方向ヤーンに対する配列は第3図Bより明ら
かである。
荷重制御ヤーン52.54の存在により織成帯伸長に対
する最大限の対抗力をもたらすために、これらヤーンは
織成帯端部で返えし縫いで固定される。
する最大限の対抗力をもたらすために、これらヤーンは
織成帯端部で返えし縫いで固定される。
荷重制御ヤーンの存在によりもたらされる、織成帯の長
手方向における改善された寸法安定性は各ヤーン間の隙
間がほぼ均等寸法で形成され、従って織成帯構成の幾何
学的形態に極めて近接するため、透過性に関して良好な
効果をもたらす。条溝走行及びドラフトパターンにおい
てコードヤーンが保持される態様、コードヤーンが揺動
ならびに拡開しないように保持される態様が本発明にお
ける改善に寄与する。
手方向における改善された寸法安定性は各ヤーン間の隙
間がほぼ均等寸法で形成され、従って織成帯構成の幾何
学的形態に極めて近接するため、透過性に関して良好な
効果をもたらす。条溝走行及びドラフトパターンにおい
てコードヤーンが保持される態様、コードヤーンが揺動
ならびに拡開しないように保持される態様が本発明にお
ける改善に寄与する。
経糸ヤーン50目体及び荷重制御ヤーン52.54の破
断荷重はほぼ同じであるが、これらヤーンの破断時伸び
は著しく相違し、前者ではほぼ25%であるが、後者で
は4%程度である。
断荷重はほぼ同じであるが、これらヤーンの破断時伸び
は著しく相違し、前者ではほぼ25%であるが、後者で
は4%程度である。
更に本発明による荷重制御ヤーンを使用した場合に採用
されるべき織成帯構造のその他の3層実施例が、第4.
5図及び第7.12.14図に示されている。この場合
いずれも荷重制御ヤーン52.54の1対の平面が形成
される。この両年面は、それぞれ長手方向に延びる複数
本の荷重制御ヤーンにより形成され、織成帯中心面に対
して対称的に、かつその両側においてこの中心面から等
しい間隔を置いて設けられる。第6及び8図から第11
及び14図において、2層織成帯が図示されており、各
層は織成帯の各反覆パターンにおいて同一平面にある2
本の荷重制御ヤーン52.54を有する。図示の各織成
帯で荷重制御ヤーン52.54は、横方向ヤーンに織り
込まれることなく、織成帯内を貫通する1平而乃至複数
平面を形成する。荷重制御ヤーンは織成帯中心平面中に
或は第4.5.7.12及び13図に示される織成構造
におけるように荷重制御ヤーンにより複数面が形成され
る場合には上記織成帯中心平面に関し対称的に配置され
る複数平面中に在るのが好ましい。しかしながら、第6
図に示されるように、織成帯中心面の一方の側に単一平
面を形成するように荷重制御ヤーン52.54を配置す
ることも可能である。
されるべき織成帯構造のその他の3層実施例が、第4.
5図及び第7.12.14図に示されている。この場合
いずれも荷重制御ヤーン52.54の1対の平面が形成
される。この両年面は、それぞれ長手方向に延びる複数
本の荷重制御ヤーンにより形成され、織成帯中心面に対
して対称的に、かつその両側においてこの中心面から等
しい間隔を置いて設けられる。第6及び8図から第11
及び14図において、2層織成帯が図示されており、各
層は織成帯の各反覆パターンにおいて同一平面にある2
本の荷重制御ヤーン52.54を有する。図示の各織成
帯で荷重制御ヤーン52.54は、横方向ヤーンに織り
込まれることなく、織成帯内を貫通する1平而乃至複数
平面を形成する。荷重制御ヤーンは織成帯中心平面中に
或は第4.5.7.12及び13図に示される織成構造
におけるように荷重制御ヤーンにより複数面が形成され
る場合には上記織成帯中心平面に関し対称的に配置され
る複数平面中に在るのが好ましい。しかしながら、第6
図に示されるように、織成帯中心面の一方の側に単一平
面を形成するように荷重制御ヤーン52.54を配置す
ることも可能である。
本発明者実施例による織成帯両端部は当分野の技術者に
周知の縫合手段により相接合されて無端ベルトを形成す
る。
周知の縫合手段により相接合されて無端ベルトを形成す
る。
従来公知の織成帯に比し伸長可能性の低い織成帯を提供
するだけでなく、これを貫通する荷重制御ヤーンををす
る上述の各織成帯は、使用されるヤーンの種類及び織成
方法に応じてO乃至600cfmの範囲の透過性を何す
るように種々に設計構成され得る。
するだけでなく、これを貫通する荷重制御ヤーンををす
る上述の各織成帯は、使用されるヤーンの種類及び織成
方法に応じてO乃至600cfmの範囲の透過性を何す
るように種々に設計構成され得る。
上述の通り織成パターンの範囲は、既述の荷重制御ヤー
ンの低伸長特性を利用するように種々に変えることがで
きるが、抄紙機用に使用される好ましい織成帯構造は第
1.2及び3図に示される構造である。
ンの低伸長特性を利用するように種々に変えることがで
きるが、抄紙機用に使用される好ましい織成帯構造は第
1.2及び3図に示される構造である。
ケブラーヤーン、すなわちバラリンク状アラミド繊維か
ら成るヤーンは、熱及び水分に対し高度の耐性を存する
が、長時間にわたる熱及び水分に対する被曝により悪影
響を受ける明白な証拠があり、従って抄紙機用の、こと
に乾燥用織成帯については用途が限定されるとするのが
一般的な見解であった。しかるに本発明者らは本発明に
よる態様でケブラーヤーンを抄紙機織成帯に使用すると
きは、劣悪な条件下にもかかわらず実質的に劣化するこ
となく、織成帯に要求される十分な耐用寿命を有するこ
とを見出した。
ら成るヤーンは、熱及び水分に対し高度の耐性を存する
が、長時間にわたる熱及び水分に対する被曝により悪影
響を受ける明白な証拠があり、従って抄紙機用の、こと
に乾燥用織成帯については用途が限定されるとするのが
一般的な見解であった。しかるに本発明者らは本発明に
よる態様でケブラーヤーンを抄紙機織成帯に使用すると
きは、劣悪な条件下にもかかわらず実質的に劣化するこ
となく、織成帯に要求される十分な耐用寿命を有するこ
とを見出した。
何故このようなケブラーヤーンの強度特性が維持される
のかの理由は明確ではないが、織成帯中においてケブラ
ーヤーンが残余のヤーンに包囲されてこの荷重制御ヤー
ンを長時間にわたる熱及び水分による悪影響を遮断する
とき、ことにケブラーヤーンが長手方向ヤーンの帯状片
内に存在し、核を形成する第3図実施例におけるように
配置した場合にその結果は顕著である。
のかの理由は明確ではないが、織成帯中においてケブラ
ーヤーンが残余のヤーンに包囲されてこの荷重制御ヤー
ンを長時間にわたる熱及び水分による悪影響を遮断する
とき、ことにケブラーヤーンが長手方向ヤーンの帯状片
内に存在し、核を形成する第3図実施例におけるように
配置した場合にその結果は顕著である。
本発明は上述の実施例における厳格な詳細に限定される
べきものではなく、当業者により各様各様の改変を行う
ことが可能である。従って、例えばケブラー(Kevl
ar)以外のバラリンク状アラミドヤーン(例えばTW
ARON)はもちろん、芳香族エーテルアミド含有ヤー
ン(例えばTECNORA ’)も使用され得る。
べきものではなく、当業者により各様各様の改変を行う
ことが可能である。従って、例えばケブラー(Kevl
ar)以外のバラリンク状アラミドヤーン(例えばTW
ARON)はもちろん、芳香族エーテルアミド含有ヤー
ン(例えばTECNORA ’)も使用され得る。
添付図面中、第1図は本発明により構成され、長手方向
で織成帯内を貫通する荷重制御ヤーンを有する織成帯の
一実施例を示す、長手方向に沿って切断された横断面部
分図、 第2図は本発明により荷重制御ヤーンを含有する他の織
成帯構造の同様の横断面部分図、第3図は本発明により
荷重制御ヤーンを含有する更に他の織成帯構造の第1図
と同様の横断面部分図、 第3A及び3B図は、第3図織成帯の織成構造を詳細に
示す図面、第3C図はこのような織成帯の一部分の略図
的平面図、 第4乃至14図は、本発明により荷重制御ヤーンを含有
する、更に他の実施態様をそれぞれ示す図面である。 本発明の主要部分と符号との対応関係は以下の通りであ
る。 10・・・抄紙機用織成帯、12乃至22・・・横方向
ヤーン、32乃至36・・・長手方向ヤーン、40・・
・荷重制御ヤーン、42,44.46.48・・・二重
長手方向ヤーン、52.54・・・荷重制御ヤーン、5
6・・・横方向ヤーン、58・・・長手方向ヤーン代理
人弁理士 1)代 蒸 治 手続補正書(方式) 昭和63年6月13日
で織成帯内を貫通する荷重制御ヤーンを有する織成帯の
一実施例を示す、長手方向に沿って切断された横断面部
分図、 第2図は本発明により荷重制御ヤーンを含有する他の織
成帯構造の同様の横断面部分図、第3図は本発明により
荷重制御ヤーンを含有する更に他の織成帯構造の第1図
と同様の横断面部分図、 第3A及び3B図は、第3図織成帯の織成構造を詳細に
示す図面、第3C図はこのような織成帯の一部分の略図
的平面図、 第4乃至14図は、本発明により荷重制御ヤーンを含有
する、更に他の実施態様をそれぞれ示す図面である。 本発明の主要部分と符号との対応関係は以下の通りであ
る。 10・・・抄紙機用織成帯、12乃至22・・・横方向
ヤーン、32乃至36・・・長手方向ヤーン、40・・
・荷重制御ヤーン、42,44.46.48・・・二重
長手方向ヤーン、52.54・・・荷重制御ヤーン、5
6・・・横方向ヤーン、58・・・長手方向ヤーン代理
人弁理士 1)代 蒸 治 手続補正書(方式) 昭和63年6月13日
Claims (12)
- (1)あらかじめ選択された織成パターンで複数本の長
手方向ヤーンと複数本の横方向ヤーンとを織込んで、少
なくとも横方向ヤーンの表面層及び底面層と、長手方向
に延び、上記横方向ヤーンの上記表面層及び底面層の間
に存在する複数本の荷重制御ヤーンとを有する織成構造
体を形成し、上記荷重制御ヤーンが織成構造体内を実質
的に屈曲することなく直線状に延び、認め得る伸長をも
たらすことなく上記長手方向ヤーンよりも高い張力荷重
に耐え得る合成樹脂から構成されている抄紙機用扁平織
成帯。 - (2)請求項(1)による抄紙機用織成帯であって、上
記複数本の荷重制御ヤーンが上記横方向ヤーンの表面層
及び底面層の間で単一平面において存在する織成帯。 - (3)請求項(1)による抄紙機用織成帯であって、上
記荷重制御ヤーンが上記横方向ヤーンの表面層及び底面
層の間の中途に単一平面を形成する織成帯。 - (4)請求項(1)による抄紙機用織成帯であって、上
記荷重制御ヤーンが織成帯内で相互に間隔を置いて複数
平面を形成する織成帯。 - (5)請求項(4)による抄紙機用織成帯であって、上
記荷重制御ヤーンが織成帯中心面の両側に間隔を置いて
2平面を形成する織成帯。 - (6)請求項(5)による織成帯であって、上記荷重制
御ヤーンが織成帯中心面に関して対称的に相互に僅かな
間隔を置いて2平面を形成する織成帯。 - (7)請求項(4)乃至(6)の何れかによる織成帯で
あって、上記横方向ヤーンの表面層及び底面層の間にこ
のヤーンの少なくとも更に1平面層が形成されている織
成帯。 - (8)請求項7による織成帯であって、横方向ヤーンの
更に1平面層が上記荷重制御ヤーンの隣接両平面間に形
成されている織成帯。 - (9)上記請求項の何れかによる織成帯であって、上記
荷重制御ヤーンがそれぞれの対向両端において織成帯に
固定されている織成帯。 - (10)上記請求項の何れかによる織成帯であって、上
記長手方向ヤーンが相互に間隔を置いた帯状片として存
在し、上記荷重制御ヤーンが全体的にこの帯状片内にあ
ってこの帯状片ヤーンにより保護されている織成帯。 - (11)請求項(10)織成帯において、上記各帯状片
が少なくとも1本の荷重制御ヤーンを含有している織成
帯。 - (12)上記請求項の何れかによる織成帯であって、上
記荷重制御ヤーンがケブラーを含有する織成帯。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US1439787A | 1987-02-13 | 1987-02-13 | |
US7/014397 | 1987-02-13 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63295786A true JPS63295786A (ja) | 1988-12-02 |
Family
ID=21765253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63029034A Pending JPS63295786A (ja) | 1987-02-13 | 1988-02-12 | 抄紙機用織成帯 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0278769A3 (ja) |
JP (1) | JPS63295786A (ja) |
AU (1) | AU606385B2 (ja) |
CA (1) | CA1311400C (ja) |
FI (1) | FI880672A (ja) |
GB (1) | GB2201695B (ja) |
NZ (1) | NZ223511A (ja) |
ZA (1) | ZA88999B (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DD295886A5 (de) * | 1989-09-19 | 1991-11-14 | Jwi Ltd.,Ca | Entwaesserungsgewebe fuer einen pressabschnitt |
US5713396A (en) * | 1990-06-06 | 1998-02-03 | Asten, Inc. | Papermakers fabric with stacked machine and cross machine direction yarns |
GB9115120D0 (en) * | 1991-07-13 | 1991-08-28 | Scapa Group Plc | Improvements to papermakers and like fabrics |
AU2003295679A1 (en) * | 2003-11-18 | 2005-07-14 | Mol Belting Company | Interwoven belt fabric |
FI123628B (en) * | 2012-03-21 | 2013-08-30 | Voith Patent Gmbh | Paper making materials |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB383097A (en) * | 1931-12-29 | 1932-11-10 | Rowland Spencer | Improvements in dryer-felts for paper machines |
US2797713A (en) * | 1954-03-03 | 1957-07-02 | Mount Vernon Mills Inc | Drier felt |
GB1273528A (en) * | 1968-05-14 | 1972-05-10 | Btr Industries Ltd | Improvements in or relating to fabrics and to conveyors belts composed of such fabrics |
US3885603A (en) * | 1973-11-21 | 1975-05-27 | Creech Evans S | Papermaking fabric |
-
1988
- 1988-02-10 CA CA000558650A patent/CA1311400C/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-02-12 FI FI880672A patent/FI880672A/fi not_active IP Right Cessation
- 1988-02-12 AU AU11688/88A patent/AU606385B2/en not_active Expired - Fee Related
- 1988-02-12 NZ NZ223511A patent/NZ223511A/xx unknown
- 1988-02-12 EP EP88301172A patent/EP0278769A3/en not_active Ceased
- 1988-02-12 GB GB8803256A patent/GB2201695B/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-02-12 ZA ZA880999A patent/ZA88999B/xx unknown
- 1988-02-12 JP JP63029034A patent/JPS63295786A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2201695A (en) | 1988-09-07 |
GB2201695B (en) | 1991-01-02 |
EP0278769A2 (en) | 1988-08-17 |
EP0278769A3 (en) | 1988-09-21 |
NZ223511A (en) | 1990-07-26 |
AU1168888A (en) | 1988-08-18 |
FI880672A0 (fi) | 1988-02-12 |
FI880672A (fi) | 1988-08-14 |
GB8803256D0 (en) | 1988-03-09 |
ZA88999B (en) | 1988-08-10 |
AU606385B2 (en) | 1991-02-07 |
CA1311400C (en) | 1992-12-15 |
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