JPS63294226A - 負荷制御装置 - Google Patents

負荷制御装置

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JPS63294226A
JPS63294226A JP62129159A JP12915987A JPS63294226A JP S63294226 A JPS63294226 A JP S63294226A JP 62129159 A JP62129159 A JP 62129159A JP 12915987 A JP12915987 A JP 12915987A JP S63294226 A JPS63294226 A JP S63294226A
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JP
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voltage
battery
load
time
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JP62129159A
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Seiji Hamahata
浜端 誠二
Ryutaro Omae
龍太郎 大前
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、電池から負荷に電力を供給する負荷制御装置
に関するものである。
〔背景技術〕
従来、一般に非常用照明器具等では、商用電源停電時に
非常用電源として電池から白熱灯等の負荷に電力を供給
するような構成の非常用点灯装置がよく用いられている
しかしながらこのような非常用点灯装置にあっては、第
9図の負荷電流特性aに示すように、停電後の電池容量
大の時には所定照度を得るに必要な定格電流値Iaより
負荷電流の方が非常に大きくなり、電池の放電時間が短
時間で終了したり、放電時間を長くするために必要量」
二の容量を持った電池を使用したり、電池の本数を増し
たりすること等が必要である。
従って、仕較的高価な電池を有効利用するために、電池
の電圧を検出して停電後の電池容堵人の時に負荷に流れ
る定格電流値1aより大きな電流を制御し、電池の必要
す」二の容量の減少を防ぐことで放電時間を長くするよ
うな構成の非常用点灯装置が用いられている。
第1図は、このような装置の一例を示すものであり、そ
の構成は、電池Bに電流制限手段のトランジスタQ1を
介して接続した白熱灯等の負荷りと、電池Bの両端に並
列接続し複数の検出電圧レベルを有し、電池電圧vbの
電圧レベルの低下に応じて電圧レベル検出信号を段階的
に出力すると共に、この電圧レベル検出信号に対応して
、負荷への電流が段階的に大きくなるように電流制御手
段としてのトランジスタQ1をオン・デユーティ制御し
、その制御出力端を前記トランジスタQ1のベース端に
接続した制御回路部1とよりなるものである。
前記制御回路部lは、前記電池Bの両端に並列接続され
る電源部2と、この電源部2に接続され電池電圧Vl)
を検出する電圧検出部3と、この電圧検出部3の出力を
受けてこの出力と発振器への出力とを比較動作する比較
部4と、この比較部4の出力により前記トランジスタQ
1のベース電流を所定の周期で、高繰り返し周波数にて
オン・オフ制御してなるベース制御部5とにより構成さ
れ、電池Bの放電による電圧低下に対して白熱灯等の負
荷りの電力が制御されている。
電源部2は、電池Bの両端に逆電流防止用ダイオードD
lを介して平滑コンデンサc1を接続し、抵抗R1とツ
ェナーダイオードZlの直列回路を前記平滑コンデンサ
C1に並列接続して構成され、前記トランジスタQ1の
オン・オフ動作により発生するリップル電圧を平滑し、
安定な電圧で制御回路部1を動作させると共に、電池電
圧vbの影響を受けないツェナー電圧Vzを得ている。
電圧検出部3は、電池Bに前記逆電流防止用ダイオード
D1を介して抵抗R2と抵抗R3との直列回路を並列接
続し、この抵抗R2と抵抗R3の接続点をコンパレータ
ICI〜IC5の総ての+側端子に接続し、この抵抗R
3の電圧を検出電圧VR3として総てのコンパレータI
CI〜IC5の)側端子に加えている。また、前記ツェ
ナーダイオニドZ1の両端に抵抗R4〜抵抗R9の直列
回路を接続し、電池Hの検出電圧下限値を設定する抵抗
R9および抵抗値の等しい抵抗R4〜抵抗R8のそれぞ
れの接続点を11tJ記二JンバレータICI〜IC5
のそれぞれの一側端子にノλlシ、電圧として順次接続
し−C前記コンパレータIC1,−1c5の入力回路を
形成し−Cいる。前記ツェナーダイオードZ1の両端に
直列接続された抵抗RIOと抵抗R11の接続点には、
前記コンパレータICI〜IC5のそれぞれの出力端子
が抵抗R12〜抵抗R16を各々して接続されろ。ここ
で、コンパレータIC1〜IC5の出力は、それぞれの
コンパレータIG1〜IC5のそれぞれの基準電圧と前
記検出電圧VR3とを比較し、検出電圧VR3の方が基
べ(電圧より高くなったコンパレ〜りICI〜IC5の
出力がI−Iレベルとなり、逆に検出電圧VR3の方が
基準電圧より低くなったコンパレータICI〜IC5の
出力が1.レベルとなる。
従って、前記コンパレータICI〜IC5の出力が順次
■−7レベルになると抵抗R12〜抵抗R]、6が抵抗
R11に順次i1f+列接続されるようになっている比
較部4は、[)rj記抵抗RIOと抵抗R11の接続点
をコンパレータlc6の一側1γ;1(子に接続して、
電圧レベル検出信号である抵抗R11の両端電圧V[]
1を一側入力電圧としてコンパレータIC6に加えると
共に、前記ツェナーダイオードZ1の両端に発振器へを
接続している。ここで、発振器Aは第2図に示すように
一定周期の方形波状電圧を発生ずる発振器Δの出力端に
、抵抗R]7とコンデンサ02との直列回路を接続し、
この接続点をコンパレータIC6の+側端子に接続して
、第2図に示すようなコンデンサC2の充電電圧VC2
をコンパレータTC6の+側端子に加えて構成されてい
る。コンパレータIC6の出力は第2図のコンパL−9
TC6の出力に示すように、コンパレータIC6の一側
端子の電圧レベル検出信号VRI+ と+側端子のコン
デンサ充電電圧VC2とを比較12、コンデン刃充電電
圧VC2の方が電圧レベル検出信号VRIIより高くな
ると出力はI−iレベル(第2図に示す時刻T2] ま
たは時刻T22)となり、逆にコンデンサ充電電圧VC
2の方が電圧レベル検出信号VRIIより低くなると出
力はLレベル(第2図に示す時刻T23 )となる。
このように、一定周期の発振器出力期間に占必るコンパ
レータIC6のI(レベル期間を、電圧レベル検出信号
VRIIに応じて設定可能な構成としたのでトランジス
タQ2のオン・デユーディ制御が容易に行える。
ベース制御部5は、前記コンパレータIC6の出力端を
トランジスタQ2のベース端に接続し、前記ツェナーダ
イオードZ1のγノード側よりベース抵抗R18をトラ
ンジスタQ2のベース端に接続し、トランジスタQ2の
コレクタ端を抵抗R19を介して前記トランジスタQ1
のベース端に接続し、トランジスタQ2のエミッタ端を
前記電池Bの負極側に接続して構成されている。
以下、従来例の動作状態を説明する。
第3図は第1図に示す回路構成の動作を説明するための
等価回路図を示し、第9図は電池の検出電圧および負荷
電流のタイムチャートを示す。
ここで第3図に示すものは、説明の都合」−コンパレー
タICIの出力状態をスイッチSWIで示す。同様にコ
ンパレータICI〜IC5をスイッチSWI〜SW5に
て示す。また、コンパレータの出力がI(レベルの状態
ではスイッチは開き、■7レベルの状態ではスイッチは
閉じるものとする。
また、第9図に示すもので、aは何隻制御しないときの
白熱灯等の負荷I7に流れる負荷電流■の状態を示す負
荷電流特性、■)は前記制御回路1により制御され負荷
りに流れる負荷電流Iの状態を示す負荷電流特性、Cは
この時の電池両端電圧vbを抵抗R2と抵抗R3で分圧
し、この抵抗R3の両端電圧VR3を検出した検出電圧
特性、Iaは定格負荷電流値を示す。
゛  今、時刻10にて停電等が発生しこのときの電池
Bの検出電圧VR3を電圧VOとすると、電圧VOはコ
ンパレータTCIの基準電圧V1より高く、いずれのコ
ンパレータICI〜IC5も出力はト■レベルとなる。
従って、第3図に示すスイッチSWI 〜SW5は総て
オフ状態となり、抵抗RIOと抵抗R11のみで分圧さ
れた電圧VRIIが電圧レベル検出信号として次の比較
部4の入力端子となる。仕較部4では、第2図にaで示
すような電圧レベル検出信号VR11がコンパレータT
C6の一側端子に印加され、この電圧レベル検出信号V
R11とコンパレータIC6の+側端子の第2図にVC
2で示すような一定周期で充電するコンデンサC2の充
電電圧VC2とが比較される。ここで、コンパレータI
C6の動作状態は、すでに説明したコンパレータICI
〜IC5の動作と同様であり、電圧レベル検出信号VR
IIよりコンデンザ充電電圧VC2が低い間はコンパレ
ータIC6の出力はLレベル(第2図に示ず時刻TO〜
時刻1’22)を維持するが、前記電圧レベル検出信号
VRIIより電圧VC2が高くなるとコンパレータIC
6の出力は■−■レベル(第2図に示す時刻T22〜時
刻T23)となる。
ベース制御部5では前記コンパレータIC6の出力がL
レベルの間は、トランジスタQ2のベースとエミッタ間
をコンパレータIC6の出力端子にて短絡し、トランジ
スタQ2をオフ状態に維持しているが、コンパレータI
C6の出力がHレベルになるとトランジスタQ2のベー
ス電位が上昇し、抵抗R18を介してトランジスタQ2
にベース電流が流れオン状態となる。そして、トランジ
スタQ2がオン状態になると、電池Bがらトランジスタ
Q1のエミッタとベースを介して抵抗RI9とトランジ
スタQ2に至る閉回路が形成され、トランジスタQ1に
ベース電流が流れてオン状態となる。
このようにして、トランジスタQlが第2図に示すよう
なオン期間(時刻T22〜時刻T23)を有して、一定
周期(時刻TO〜時刻T24)の高繰り返し周波数にて
オン・オフ動作することにより、白熱灯等の負荷りにオ
ン・デユーティ制御された第9図に示すような実効値1
0の初期電流が流れる。
電池電圧vbが低下すると、トランジスタQ1のオン期
間が固定のために負荷電流Iは徐々に減少する。
時刻t1に至ると、負荷電流■は定格負荷電流値1aと
なる。この時、電池電圧vbを抵抗R3で検出した検出
電圧VR3は、基呻3電圧v1と等しくなるように設定
されているために、検出電圧VR3は基準電圧V1七等
しくなるが、すぐに電池電圧vbの低−ドにより検出電
圧VI13は基準電圧V1より低くなり、前記コンパレ
ータTCIのみが動作し、出力をLレベルとする。
第3図に示すようにコンパレータICI はスイッチS
WIに相当し、これが閉じることで抵抗R11に抵抗R
I2が並列接続され抵抗RIOとで分圧された電圧VR
IIが低下し次の比較部4の入力端子となる。この低下
した電圧レベル検出信号VRIIは、第2図のbで示す
ような電圧レベル検出信号VRII としてコンパレー
タIC6の一側端j′−に印加され、この電圧レベル検
出信号V旧1とコンパレータIC6の+側端子に第2図
のVC2で示すような一定周期で充電するコンデンサC
2の電圧VC2と比較される。この電圧レベル検出信号
VRIIとコンデンサの充電電圧VC2との比較により
、コンデンサの充電電圧VC2が電圧レベル検出信号V
[ン11より低い間はコンパレータTC6の出力はLレ
ベル(第2図に示ず時刻TO〜時刻T” 2 ] )を
維持し、コンデンサの充電電圧VC2が前記電圧V旧1
より電圧VC2が高くなるとコンパレータIC6の出力
は1ルベル(第2図に示す時刻T21〜時刻T 23 
)となる。このコンパレータIC6の出力ヲ受(Jて、
すでに説明したようにトランジスタQ2が動作し、それ
に伴ってトランジスタQ1がオン・詞)動作を行うので
ある。
このように、時刻tO〜時刻t1の期間の時のコンパレ
ータIC6の1−ルベルの出力期111]は、第2図に
示す時刻[22〜時刻シ23の期間の繰り返しであった
ものが、時刻L1以降の時の出力期間は、同図に示ず時
刻t21〜■47刻t23の期間の繰り返しとなり、コ
ンパレータIC6の1(レベルの出力期間は、電池電圧
V bの低下に伴って長くなるようにオン・デユーティ
制御される。これにより第9図に示すように定格負荷電
流値1aより大きな電流11が初期の電流として負荷り
に流れる。この時のトランジスタQ1のオン期間は、時
刻11〜時刻[2の間ずなわぢ基?(ス、電圧Vl >
検出電圧VI13> )11 /<I−電圧v2の間、
一定に紐持されているために電池電圧vbの低下に伴っ
て負荷電流■が徐々に減少する。
このような繰り返しにより時刻t2〜時刻t8において
も同様に動作し、トランジスタQ1のオン期間を電池電
圧vbの低下に伴って長くなるようにオン・デユーティ
制御し、定格負荷電流値Iaより大きな電流が流れるの
を十分抑制した電流を白熱灯等の負荷りに供給している
従って、電池電圧vbの低下の大きい停電直後の放電初
期(tO〜t4)は、短い時間の間隔にて検出制御でき
るのであるが、電池電圧vbが略一定な放電中期(t4
〜t8)では、等しい抵抗値の抵抗R4〜R8にて等し
い電圧間隔に設定した基準電圧V5により電池電圧vb
を検出制御するために、検出時間の間隔が時刻t4〜時
刻t5のように長くなるのである。
このように電池Bの電圧低下を検出した検出電圧VR3
と、ツェナー電圧VZIを等間隔に分圧した基準電圧V
l 、V2.V3.V4.V5とを電池電圧vbの低下
に伴って順次1ヒ較し、所定の分圧抵抗R11に抵抗R
12,R13,R]、4.  R1,5,R]6を順次
並列接続し、抵抗R11の電圧VRIIを電池Bの電圧
低下に伴って段階的に低下させ、この電圧レベル検出信
号VRII と、コンデンサC2の充電電圧VC2とを
比較することにより、トランジスタQ1のオン期間を電
池電圧vbの低下に伴って段階的に長くなるようにオン
・デユーティ制御し、定格負荷電流値Taより大きな電
流が流れるのを十分抑制した電流を白熱灯等の負荷りに
供給しているのである。
従って、第9図に示すように従来例で何隻制御しない負
荷電流特性aの負荷電流■が定格負荷電流値1aを超え
て負荷りに流れる無駄な電力量W1−11と、制御回路
1により制御された負荷電流特性l〕の負荷電流■が定
格負荷電流値1aを超えて負荷りに流れる無駄な電力量
WH2との差とを比較すると、△WH2の電力債の差が
生じ、この電力量の差△Wl−12に相当する時間分、
電池から白熱灯等の負荷りに供給される放電時間が時刻
t 7−、−・時刻[9まで長くでき、電池I3の限ら
れた容量を利用できるのである。
しかしながら、このように電池Bの電圧低下を検出した
検出電圧VR3と、ツェナー電圧■Z1を等間隔に分圧
した基準電圧とを電池電圧vbの低下に伴って順次比較
し、高繰り返し周波数にてオン・オフするトランジスタ
Q1のオン期間を電池電圧vbの低下に伴って段階的に
長くなるようにオン・デユーティ制御したので、電池電
圧vbの低下の大きい放電初期(tO〜14)では、等
間隔に分圧した基準電圧を用いていることにより電池電
圧vbの変化を短い時間の間隔にて検出制御できるので
あるが、電池電圧vbの低下の小さい放電中期(t4〜
t8)、すなわち鉛電池やNi−Cd電池等のように電
池固有の特性で長時間電池電圧の安定している期間、で
は等間隔に分圧した基準電圧を用いていることにより電
池電圧vbの変化を長い時間間隔でしか検出制御するこ
とができず、負荷電流Iが定格負荷電流値1aを超えて
負荷りに流れる無駄な電力を長時間使用することになり
、電池Bの限られた容量を十分に有効利用することがで
きないきいう問題があった。
〔発明の目的〕
本発明は、」−記問題点を改善するためになされたもの
で、その目的とするところは、電池の放電特性を十分活
用し、電池の限られた容量を十分に有効利用することの
できる負荷制御装置を提供することにある。
〔発明の開示〕
本発明は、電池と、この電池より給電される白熱灯等の
負荷と、前記電池および前記負荷間に介在し、この負荷
に流れる電流を制御するトランジスタ等の電流制御手段
と、複数の検出電圧レベルを有し、電池電圧の電圧レベ
ルの低下に応じて電圧レベル検出信号を段階的に出力す
る電圧検出部と、」―配電圧レベル検出信号に対応して
、白熱灯等の負荷への電流が段階的に大きくなるように
電流制御手段を制御する制御回路部々を具備した負荷制
御装置において、上記複数の検出電圧レベル間の間隔を
、電圧の高い側の方が低い側より広くなるように設定し
たものである。
従って、電池固有の放電特性を積極的に活用したことに
より、電池の電圧低下の著しい放電初期に、電池電圧を
検出する基準電圧の間隔を広く粗くしても電池電圧が短
時間に低下することで検出制御する時間の間隔は短く、
無駄な電力となる量が少なくなると共に、電池の電圧低
下が小さく長時間続く放電中期に、電池の電圧を検出す
る基準電圧の間隔を狭くし僅かな電池の電圧変化を検出
し制御する時間の間隔を短くして効率良く制御できるよ
うにしたので、電池の限られた容量を十分に有効利用す
ることができるものである。
(実施例) 本発明の第1の実施例を第1図示の回路を用いて説明す
る。
本実施例では先の第1図において、電圧検出部3の基準
電圧Vl、V2.V3.V4.V5を設定する抵抗R4
、R5,R6,R7,R8の抵抗値を従来のように等し
くするのではなく、抵抗値をR4>R5>R6>R7>
R8のように順次率さく設定し、電池Bの電圧低下を検
出した検出電圧VR3と、ツェナー電圧VZIを電池電
圧vbの電圧変化が小さくなるに伴い基準電圧の間隔を
段階的に狭くした基準電圧とを、電池電圧vbの低下に
伴って順次比較し制御する構成としたものである。
第4図に示すものは、本実施例により制御された電池の
検出電圧および負荷電流のタイトチャートで、aは何隻
制御しないときの白熱灯等の負荷りに流れる負荷電流T
の状態を示す負荷電流特性、dは本制御回路1により制
御され負荷りに流れる負荷電流Iの状態を示す負荷電流
特性、Cはこの時の電池両端電圧vbを抵抗R2と抵抗
R3で分圧し、この抵抗R3の両端電圧VR3を検出し
た検出電圧特性、Taは定格負荷電流値を示す。
すでに説明した従来例と同様に動作を行うのであるが、
本実施例にあっては、電池電圧Vl)の電圧変化が小さ
くなるに伴い電圧の間隔を段階的に狭く設定した基べ1
電圧と、電池電圧V l)を検出した検出電圧v1(3
とを用いて順次比較し制御してぃるだめに、電池電圧v
bの低下の大きい停電直後の放電初期(tO−1:43
 )では、電池電圧vbを検出する基準電圧の間隔を広
く粗くしても、電池電圧vbが短時間に低下することで
検出制御する時間の間隔が短くなると共に、電池電圧v
bの電圧変化が小さく略一定な放電中期(t43〜t4
8)では、電池の電圧を検出する基準電圧の間隔を狭く
することで、僅かな電池Bの電圧変化を検出制御して、
検出する時間の間隔を短くすることができる。
このために、高繰り返し周波数にてオン・オフするトラ
ンジスタQ1のオン期間を、電池Bの放電期間全域にお
いて精度良く調整でき、このオン・デユーティ制御によ
り定格負荷電流値1aより大きな電流が流れるのを十分
抑制した電流を白熱灯等の負荷りに供給しているのであ
る。
従って、第1図に示すように従来例で何等制御しない負
荷電流特性aの負荷電流Iが定格負荷電流値1aを超え
て負荷I7に流れる無駄な電力量WH1と、本制御回路
1により制御された負荷電流特性dの負荷電流Iが定格
負荷電流値1aを超えて負荷りに流れる無駄な電力量W
H3との差吉を仕較すると、△WH3の電力量の差が生
じ、この電力量の差△WIi3に相当する時間分、電池
から白熱灯等の負荷りに供給される放電時間が時刻t4
7→時刻[49まで長くなる。
また、本実施例は複数の検出電圧レベル間の間隔を、電
圧の高い側の方が低い側より広くなるように設定したの
で、僅かな電池Bの電圧変化を検出制御する時間の間隔
を短くすることができ、精度良く検出制御できることよ
り、長くなった放電時間(10〜t49)は、すでに説
明した従来例の放電時間(tO〜t9)より長くなると
いう効果を有しているのである。
このように単に等間隔に基べh電圧を設定して制御した
従来例と異なり、電池固有の放電特性を積極的に活用し
たことにより、電池Bの電圧低下の著しい放電初期(1
0〜シ43)に、電池電圧vbを検出する基準電圧の間
隔を広< I’ll < しても電池電圧V bが短時
間に低ドすることで検出制御する時間の間隔は短く、無
駄な電力となる竜が少なく回路構成の簡略化が図れると
共に、電池Bの電圧低下が小さく長時間続く放電中期(
143〜も48)に、電池電圧vbを検出する基準電圧
の間隔を狭くし僅かな電池Bの電圧変化でも検出制御す
る時間の間隔を短くして効率良く制御できるようにした
ので、電池Bの限られた容量を十分に有効利用すること
ができるものである。
次に、第5図および第6図は本発明の第2の実施例を示
すもので、前記第1の実施例と異なる構成は、電圧検出
部6の基準電圧の設定を三段階から三段階にしたことで
あり、これにより回路構成を簡略化したものである。こ
こで第5図に示すものは、本実施例により制御された電
池の検出電圧および負荷電流のタイムチャートで、aは
何等制御しないときの白熱燈等の負荷■−に流れる負荷
電流■の状態を示す負荷電流特性、eは本制御回路]に
より制御され負荷りに流れる負荷電流Iの状態を示す負
荷電流特性、Cはこの時の電池両端電圧vbを抵抗R2
と抵抗R3で分圧し、この抵抗R3の両端電圧VR3を
検出した検出電圧特性、Iaは定格負荷電流値を示す。
本実施例の動作は、すでに説明した第1の実施例と同様
の動作を行うのであるが、本実施例にあっては、電池電
圧vbの電圧低下の著しい放電初期(tO〜161)に
は、時刻tQのみ電池電圧V−を検出制御するだけで放
電途中に全く電池Bの電圧を検出aiu御せず、電池電
圧vbの電圧低下が小さく長時間続く放電中期(を旧〜
t66)では、前記第1の実施例と同様に基準電圧V3
.V4゜V5を設定して検出制御する動作を行っている
のである。
このように、電池固有の放電特性を積極的に活用し、電
池Bの電圧低下の著しい放電初期(10〜t61)に、
時刻10のみ電池電圧vbを検出制御するだけで放電途
中に全く電池Bの電圧を検出制御しなくても、電池電圧
vbが短時間に低下するこ七で無駄な電力りなる量が少
なく回路構成の簡略化が図れると共に、電池Bの電圧低
下が小さく長時間続く放電中期(し61〜166)に、
電池電圧vbを検出ずろ基準電圧の間隔を狭くし僅かな
電池Bの電圧変化でも検出制御する時間の間隔を短くし
て効率良く制御できるようにしたので、電池Bの限られ
た容量を十lJ)に有効利用することができるものであ
る。
従って、第6図に示すように従来例で何隻制御しない負
荷電流特性aの負荷電流■が定格負荷電流値1aを超え
て負荷りに流れる無駄な電力量WHIと、本制御回路1
により制御された負荷電流特性eの負荷電流Iが定格負
荷電流値1aを超えて負荷りに流れる無駄な電力iWH
/lとの差とを比較すると、△WI(4の電力量の差が
生じ、この電力量の差△Wl−14に相当する時間分、
電池から白熱灯等の負荷I、に供給される放電時間が時
刻t65−・時刻t、6Tまで長くなるという効果を有
しているのである。また、本実施例により長くなった放
電時間(tO〜[67)は、すでに説明した従来例の放
電時間(10〜t9)より長くなるという効果を有して
いるのである。
第7図は本発明の第3の実施例を示すもので、電池Bの
両端に発振トランスOTの1次捲線N1とトランジスタ
Q1の直列回路を接続し、発振トランスOTの2次捲線
N2の両端に螢光灯等の負荷りとコンデンサC3等の限
流インピーダンスの直列回路を接続し、制御回路部1に
より前記トランジスタQ1のオン・オフの高繰り返し動
作による発振周波数を可変制御し、直流を高周波電力に
変換し負荷I、に電力を供給するものである。
前記第1の実施例と異なる制御回路部1の構成はV−F
コンバータ部7を備えてなる点である。
本実施例の電源部2および電圧検出部3の動作は、すで
に説明した第1の実施例と同様の動作を行い、複数の検
出電圧レベルを有し、電池電圧の電圧レベルの低下に応
じて段階的に出力する電圧検出部の電圧レベル検出信号
VRIIをV−Fコンバータ部7に入力し、このV−F
コンバータ部7により入力端子の低下に伴って出力周波
数を一]二昇するように制御し、この出力周波数により
トランジスタQ1のオン・オフの高繰り返し動作を行わ
せているのである。
従って、電池電圧vbの低下に伴って発振トランスOT
の発振周波数を段階的に」1昇させるように制御すると
、限流インピーダンスがコンデンサC3のため段階的に
限流インピーダンスが減少することになり、負荷電流I
Lの電流を段階的に増加する制御が行える。
このように、電池電圧vbの低下に伴って制御回路部I
により第1の実施例よ同様の動作を行うことにより、ト
ランジスタQ1のオン・オフの高繰り返し動作の発振周
波数を可変制御して、定格負荷電流値Taより大きな電
流が流れるのを十分抑制した電流を白熱灯等の負荷りに
供給し、電池Bの限られた容量を十分に有効利用するこ
とができるのである。
尚、限流インピーダンスはコイルでもよく、この場合は
逆に周波数を減少させる方向に制御すればよいことは言
うまでもない。
また、検出手段としてはすでに説明したように電池電圧
vbを多段階に分割して検出するモ14成に限らず、例
えば第8図に示すように、電池Bの放電防間(tO〜t
87)を複数の間隔(等間隔でもよい)に分割して検出
する構成でもよく、要は電池電圧vbの電圧変化が小さ
くなるに伴い、電池電圧vbの電圧検出の間隔を狭くし
てなるものであればどもような構成でもよいのである。
尚また、負荷制御装置としては非常用点燈装置に限らず
電池を用いるものであればどのようなものでもよい。
〔発明の効果〕
本発明は上記のように、複数の検出電圧レベル間の間隔
を、電圧の高い側の方が低い側より広くなるように設定
したことにより、電池の電圧低下の著しい放電初期に、
電7’t!!電圧を検出する基準電圧の間隔を広く粗く
しても電池電圧が短時間に低下することで検出制御する
時間の間隔は短く、無駄な電力となる量が少なくなると
共に、電池の電圧低Fが小さく長時間続く放電中期に、
電池の電圧を検出する基準電圧の間隔を狭くし僅かな電
池の電圧変化でも検出制御する時間の間隔を短くして効
率良く制御できるようにしたので、電池の限られた容量
を1−分に有効利用するこ吉ができるという顕著な効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成を説明するための回路構成図
、第2図は同上の動作を説明するタイムチャート、第3
図は同」二の動作を説明する等価回路図、第4図は同上
め動作説明図、第5図は本発明の第2の実施例を示す回
路構成図、第6図は同上の動作説明図、第7図は本発明
の第3の実施例を示す回路構成図、第8図は本発明の更
に異なる実施例を示す動作説明図、第9図は従来例を示
す動作説明図である。 1・・・制御回路部、3.6・・・電圧検出部、B・・
・電池、Ql ・・電流制御手段、L・・・負荷部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電池と、この電池より給電される負荷と、前記電
    池および前記負荷間に介在し、この負荷に流れる電流を
    制御する電流制御手段と、複数の検出電圧レベルを有し
    、電池電圧の電圧レベルの低下に応じて電圧レベル検出
    信号を段階的に出力する電圧検出部と、上記電圧レベル
    検出信号に対応して、負荷への電流が段階的に大きくな
    るように電流制御手段を制御する制御回路部とを具備し
    た負荷制御装置において、上記複数の検出電圧レベル間
    の間隔を、電圧の高い側の方が低い側より広くなるよう
    に設定したことを特徴とする負荷制御装置。
JP62129159A 1987-05-26 1987-05-26 負荷制御装置 Pending JPS63294226A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012084485A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Panasonic Corp 照明装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012084485A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Panasonic Corp 照明装置

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