JPS6329363Y2 - - Google Patents

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JPS6329363Y2
JPS6329363Y2 JP1982054424U JP5442482U JPS6329363Y2 JP S6329363 Y2 JPS6329363 Y2 JP S6329363Y2 JP 1982054424 U JP1982054424 U JP 1982054424U JP 5442482 U JP5442482 U JP 5442482U JP S6329363 Y2 JPS6329363 Y2 JP S6329363Y2
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JP
Japan
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seeds
blade
skin
rubber ring
grains
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JP1982054424U
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English (en)
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JPS58158619U (ja
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Landscapes

  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
  • Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
  • Cereal-Derived Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 外皮の固い種子として朝顔の種子を例にとり説
明すれば、普通の家庭ではそのまま土に埋めて発
芽を待ち、もし発芽しなければ再度播くことが当
然の如く考えられるが、その栽培を業としている
者にとつては、一刻も早く確実に発芽し、早く花
を咲かせることを待望するのである。
然し朝顔の種子の外皮は種子の中でも固い方で
あるから中には内部に水分を送らないものもあり
不発芽となるものもある。然し品種改良等の試験
品或いは優良品種の種子は一粒一粒が貴重なもの
で、不発芽は業者にとつては重大問題である。
従つて朝顔の種子を確実に発芽させるために
は、その固い外皮を人工的に破つて土中の水分を
吸収できる様にしなければならない。それについ
て従来行われていることは、栽培業者が朝顔の種
子を一粒一粒、人間用の爪切器を用いて外皮の一
角をつみ切つているのである。又オクラという野
菜の種子は直径3粍位であるが、外皮が非常に固
く畑に播かれても、発芽することが稀といわれ
る。従つてこの外皮を切ることが出来れば、農業
に著しく貢献することが出来る訳である。
又穀類の例として玄米をとれば、この場合は薄
皮であるが、煮るのに時間或いは圧力等を必要と
するので、栄養があると云われているにも拘らず
玄米食は普及しない。然しこの薄皮に切れ目があ
れば普通の米と同様に炊飯することができ、米食
民族の栄養に貢献すること大であると考えられ
る。
本考案は上記の如き、固い外皮をもつた種子或
は外皮及び薄皮をつけた穀類など種子又は穀類の
皮に切り目を入れる装置に関するものである。
本装置の原理について説明する。二個以上のゴ
ム状物質にて製作した鉄芯入り輪(以下ゴム輪と
いう)を近接して円筒状に並べ等速回転させる。
ゴム輪の断面はほぼ砲弾状をなしているので、各
ゴム輪の間にはV字形の深い谷状空間が出来る。
この空間に少量宛の種子又は穀類を落し込む。そ
の量は種子又は穀類が一列であつて、重ならない
程度である。この一列状の種子又は穀類を押し込
み板の下を通過させるとゴム輪深く押し込まれる
が、押された部分は一円周上に揃う。かくして両
側のゴム輪に挾まれ保持された種子又は穀類は回
転に伴つて、次の刃物の下を押へ付けられながら
通過する。刃物は刃を皮の厚さだけ出して両側か
ら金属板で挾さんだものであるから皮の厚さ以上
に切込むことはない。皮を切られた種子又は穀類
は、ゴム輪の谷に深く挿入されたバーに引掛かり
すくい出されて集められる。
次に実施例を図面について説明する。
第1実施例、第1図は側面B−B断面図、第2
図は正面A−A断面図、第3図はゴム輪断面図、
第4図は円板刃物の部分側面図、及び第5図は棒
状刃物の側面図である。1はゴム輪で2個以上の
ゴム輪1を使用する。従つて1箇以上の谷2を形
成している。これらのゴム輪1はリス車3に近接
して嵌められ、電動機(図示省略)によりVベル
ト機構(一部図示省略)を経て減速され、矢印方
向に回転されている。ゴム輪1の互の間隔は皮を
切られる種子又は穀類の粒の大きさにより定めら
れる。
原料ホツパー4に入れられた朝顔の種子は、連
槓6により振動を与えられる振動コンベヤー7に
より運ばれゴム輪1の谷2に落される。その量は
ホツパー4に付属するダンパー5により調節され
る。振動コンベヤー7から落された種子はゴム輪
1の断面形状により必ず谷2に落ち、ゴム輪1の
回転と共に移動するが、谷2内で重ならない様に
量を調節される。尚振動コンベヤー7の先端はゴ
ム輪1の断面に合わせて切込まれ、小さな振巾で
振動しているので種子がこぼれ落ちることはな
い。
ゴム輪1と共に移動した種子は、押し込み円板
8により谷2の中に深く押し込まれ、種子の押さ
れた部分は1円周上に並び、2個のゴム輪間で堅
く保持される。次いで刃物9の下を通過する。こ
の実施例においては刃物9は第4図の如く円板周
辺に刃を作り、両側よりつば板10で挾み、種子
の皮の厚さのみ刃を出したものである。刃物9は
上記種子の並ぶ円周に僅か食い込んで回転してい
るので、種は刃物9のつば板10に多少押し下げ
られながら皮のみ切られる。次に取出バー11に
よりゴム輪1外に取出されシユート12に落下し
て集められる。尚13はゴム輪1の間隔を保持す
るための間隔ローラーであり、14は鉄芯であ
る。
第2実施例第1実施例の刃物9が回転円板であ
つて、取出バー11が種子の取出し具となつてい
たのに対し、本実施例は上記両者を兼ねた刃物兼
用取出しバー15を取出バー11の位置に取付け
るものである。この場合も前例と同じく刃物15
は刃16を切るべき皮の厚さだけ出して両面から
金属板で挾んだものである。
上述の如く本考案によれば種子又は穀類の皮を
100%切ることが可能となり、朝顔の種子の例に
よれば人手で2日間を要した皮の爪切りの量をゴ
ム輪3個で僅か10分間で切ることが出来る。玄米
の皮切りもゴム輪の数次第で町の米屋にある精米
機程度の能力を出すことが出来る。更にあらゆる
種子の外皮を切ることが出来て発芽率の低い野菜
類の増産をも可能にするものと思われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は側面B−B断面図、第2図は正面A−
A断面図、第3図はゴム輪断面図、第4図は円板
刃物側面図及び第5図は棒状刃物側面図である。 1……ゴム輪、3……リス車、7……振動コン
ベヤー、8……押し込み板、9……円板刃物、1
1……取出しバー、12……製品シユート、13
……間隔ローラー、15……棒状刃物。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 断面が船形で舳先部を外周とするゴム輪の複
    数個を軸を共通に近接して配列し、各ゴム輪間
    に谷状空間を形成させて等速回転し、各谷状空
    間に種子又は穀類を押し込み揃える押込みロー
    ラー、刃物及び取出しバーを挿入する種子又は
    穀類の皮切機。 (2) 刃物は刃を皮の厚さだけ出して両面を板で挾
    んだことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の種子又は穀類の皮切機。
JP1982054424U 1982-04-16 1982-04-16 種子又は穀類の皮切機 Granted JPS58158619U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982054424U JPS58158619U (ja) 1982-04-16 1982-04-16 種子又は穀類の皮切機

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982054424U JPS58158619U (ja) 1982-04-16 1982-04-16 種子又は穀類の皮切機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58158619U JPS58158619U (ja) 1983-10-22
JPS6329363Y2 true JPS6329363Y2 (ja) 1988-08-08

Family

ID=30065046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982054424U Granted JPS58158619U (ja) 1982-04-16 1982-04-16 種子又は穀類の皮切機

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JP (1) JPS58158619U (ja)

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JPS58158619U (ja) 1983-10-22

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