JPS6329310B2 - - Google Patents
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- JPS6329310B2 JPS6329310B2 JP9520679A JP9520679A JPS6329310B2 JP S6329310 B2 JPS6329310 B2 JP S6329310B2 JP 9520679 A JP9520679 A JP 9520679A JP 9520679 A JP9520679 A JP 9520679A JP S6329310 B2 JPS6329310 B2 JP S6329310B2
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000005611 electricity Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 208000034423 Delivery Diseases 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は自動販売機における商品払出し装置の
払出し異常を検出する異常検知装置に関するもの
である。
払出し異常を検出する異常検知装置に関するもの
である。
従来の技術
モータに通電してプツシヤーをスライド移動さ
せ、積層された商品の最下端の商品をプツシヤー
で押し出して払い出すように構成された一般的な
商品払出し装置においては、前記モータに通電開
始を指示する信号でタイマーに計時を開始させ、
プツシヤーが所定位置に達したことをスイツチで
検出して1回の払出しが完了したと判断して前記
タイマーをリセツトするように構成されている。
前記モータが断線していてプツシヤーがスライド
移動しない場合や、商品が噛み込んでプツシヤー
が所定位置にまで復帰しない場合に前記タイマー
がタイムアツプを検出してモータへの通電を打ち
切るとともにその販売コラムを売切れ状態にセツ
トするよう構成されている。
せ、積層された商品の最下端の商品をプツシヤー
で押し出して払い出すように構成された一般的な
商品払出し装置においては、前記モータに通電開
始を指示する信号でタイマーに計時を開始させ、
プツシヤーが所定位置に達したことをスイツチで
検出して1回の払出しが完了したと判断して前記
タイマーをリセツトするように構成されている。
前記モータが断線していてプツシヤーがスライド
移動しない場合や、商品が噛み込んでプツシヤー
が所定位置にまで復帰しない場合に前記タイマー
がタイムアツプを検出してモータへの通電を打ち
切るとともにその販売コラムを売切れ状態にセツ
トするよう構成されている。
タイマーの規定時間は通常払出しに要する時間
よりも長く設定されており、タイマーが規定時間
の経過を検出したときに異常発生と判定される。
よりも長く設定されており、タイマーが規定時間
の経過を検出したときに異常発生と判定される。
発明が解決しようとする問題点
このような従来の構成では、次ような問題があ
る。モータでプツシヤーをスライド移動させて商
品を払い出す商品払出し装置においては、気温、
商品の積層高さによつてモータ負荷の大きさが変
わるため、通常払出しの所要時間が変化する。そ
のため、前記タイマーの規定時間は最大の所要時
間よりも更に長い時間に設定しておくことが必要
である。
る。モータでプツシヤーをスライド移動させて商
品を払い出す商品払出し装置においては、気温、
商品の積層高さによつてモータ負荷の大きさが変
わるため、通常払出しの所要時間が変化する。そ
のため、前記タイマーの規定時間は最大の所要時
間よりも更に長い時間に設定しておくことが必要
である。
しかし、このようにタイマーの規定時間を長く
設定した場合には、商品の噛み込みが発生して過
電流が流れているにもかかわらず、タイマーのタ
イムアツプ後でないと通電オフされないため、モ
ータが焼損するおそれがある。
設定した場合には、商品の噛み込みが発生して過
電流が流れているにもかかわらず、タイマーのタ
イムアツプ後でないと通電オフされないため、モ
ータが焼損するおそれがある。
本発明は商品の噛み込みの発生を検出して従来
よりも速やかに通電を打ち切つて売切れ状態に切
り換えることができ、しかもモータの断線におい
ても売切れ状態に切換えることができる自動販売
機を提供することを目的とする。
よりも速やかに通電を打ち切つて売切れ状態に切
り換えることができ、しかもモータの断線におい
ても売切れ状態に切換えることができる自動販売
機を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
本発明の自動販売機は、モータに通電してプツ
シヤーをスライド移動させ、プツシヤーで商品を
押し出すよう構成された自動販売機において、前
記モータへの通電回路に直列に介装された通電電
流検知素子と、第1の設定値と前記通電電流検知
素子の出力とを比較して通電電流値が正常動作時
の電流範囲の上限電流値を越えたことを検出する
第1のコンパレータと、第2の設定値と前記通電
電流検知素子の出力とを比較して通電電流値が正
常動作時の電流範囲の下限電流値の未満にあるこ
とを検出する第2のコンパレータと、第1、第2
のコンパレータによる異常状態検出時に計時を開
始し販売終了時にリセツトされるタイマーと、前
記タイマーがタイムアツプしたことを記憶する保
持回路と、前記保持回路が記憶しているコラムへ
の通電をオフして売切れ状態に切換える異常判定
制御手段とを設けたことを特徴とする。
シヤーをスライド移動させ、プツシヤーで商品を
押し出すよう構成された自動販売機において、前
記モータへの通電回路に直列に介装された通電電
流検知素子と、第1の設定値と前記通電電流検知
素子の出力とを比較して通電電流値が正常動作時
の電流範囲の上限電流値を越えたことを検出する
第1のコンパレータと、第2の設定値と前記通電
電流検知素子の出力とを比較して通電電流値が正
常動作時の電流範囲の下限電流値の未満にあるこ
とを検出する第2のコンパレータと、第1、第2
のコンパレータによる異常状態検出時に計時を開
始し販売終了時にリセツトされるタイマーと、前
記タイマーがタイムアツプしたことを記憶する保
持回路と、前記保持回路が記憶しているコラムへ
の通電をオフして売切れ状態に切換える異常判定
制御手段とを設けたことを特徴とする。
作 用
この構成によると、正常払出し時には第1、第
2のコンパレータが異常を検出しないためタイマ
ーは計時を開始しない。商品の噛み込みが発生し
てモータに過電流が流れた場合には第1のコンパ
レータがこれを検出してタイマーの計時を開始さ
せるため、タイマーの規定時間内に販売が終了し
ない場合に異常であると判定して、タイマーがタ
イムアツプしたことを保持回路が記憶し、異常判
定制御手段がそのコラムを売切れ状態に切り換え
る。モータの断線時には第2のコンパレータがこ
れを検出してタイマーの計時を開始させるため、
タイマーの規定時間内に販売が終了しない場合に
異常であると判断して、タイマーがタイムアツプ
したことを保持回路が記憶し、異常判定手段がそ
のコラムを売切れ状態に切り換える。
2のコンパレータが異常を検出しないためタイマ
ーは計時を開始しない。商品の噛み込みが発生し
てモータに過電流が流れた場合には第1のコンパ
レータがこれを検出してタイマーの計時を開始さ
せるため、タイマーの規定時間内に販売が終了し
ない場合に異常であると判定して、タイマーがタ
イムアツプしたことを保持回路が記憶し、異常判
定制御手段がそのコラムを売切れ状態に切り換え
る。モータの断線時には第2のコンパレータがこ
れを検出してタイマーの計時を開始させるため、
タイマーの規定時間内に販売が終了しない場合に
異常であると判断して、タイマーがタイムアツプ
したことを保持回路が記憶し、異常判定手段がそ
のコラムを売切れ状態に切り換える。
実施例
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図はA、Bの2種の商品が販売可能な自動
販売機の正面図を示し、1は商品表示窓、2は硬
貨投入口、3A,3BはそれぞれAコラムとBコラ
ムの商品選択押ボタンスイツチ、4A,4Bはそれ
ぞれAコラムとBコラムの売切れ表示ランプ、5
は商品取出口、6は再操作指示表示窓で、後述す
る装置によつて異常状態と判別されると「別のボ
タンを押して下さい。」等の表示が再操作される
まで透過照明して利用者に選択押ボタンスイツチ
3Aあるいは3Bの再操作を促す。
販売機の正面図を示し、1は商品表示窓、2は硬
貨投入口、3A,3BはそれぞれAコラムとBコラ
ムの商品選択押ボタンスイツチ、4A,4Bはそれ
ぞれAコラムとBコラムの売切れ表示ランプ、5
は商品取出口、6は再操作指示表示窓で、後述す
る装置によつて異常状態と判別されると「別のボ
タンを押して下さい。」等の表示が再操作される
まで透過照明して利用者に選択押ボタンスイツチ
3Aあるいは3Bの再操作を促す。
第2図は同装置の構成を示し、7は投入金計数
部、8は投入金額以内において販売可能なコラム
の商品選択ボタンスイツチにベンド信号8Aを出
力する価格設定部、9は各装置の制御部で、操作
された第2選択押ボタンスイツチに応じて商品払
出し装置10を駆動するとともに、いずれかの商
品選択押ボタンスイツチ3Aまたは3Bが操作され
たことを検出して前記価格設定部8のヘツド信号
8Aの出力をリセツトする。なお、商品払出し装
置10は、コラム毎に設けられた駆動装置として
のモータ11A,11Bと、制御部9の出力によつ
て制御され、モータ11A,11Bへの通電をそれ
ぞれオン−オフ制御するリレー12A,12Bと、
売切れ検出スイツチ13A,13Bを有している。
14は判別回路としての異常検知装置で、第3図
に示すように各モータ11A,11Bの電源回路に
直列に介装された通電電流検知素子としての抵抗
15の端子電圧VSAと抵抗16Aと17Aとの分圧
比で決定される上限基準電圧VRAとを比較し、
VRA<VSAの状態のときにそれぞれ出力が論理レ
ベル“H”に反転する第1のコンパレータ18A
1,18B1と、抵抗16B,17Bの分圧比で決定さ
れる下限基準電圧VRBと前記の端子電圧VSAとを
比較して、VRB>VSAの状態のときにそれぞれ出
力が論理ベレベル“H”に反転する第2のコンパ
レータ18A2,18B2と、第1、第2のコンパレ
ータ18A1,18A2,18B1,18B2のうちいず
れかが“H”レベルに反転したことを検出するオ
アゲート34と、オアゲート34の出力が論理レ
ベル“H”の状態において計時を開始し、計時内
容が規定時間に達したときに出力が論理レベル
“H”に反転し、かつ選択商品払出し終了時には
計時内容がリセツトされるタイマー19と、タイ
マー19の出力とAコラム、Bコラムの払出し信
号との一致をそれぞれ検出するアンドゲート20
A,20Bと、アンドゲート20A,20Bの出力に
よつてそれぞれセツトされる保持回路としてのR
−Sフリツプフロツプ21A,21Bとを有する。
なお22,23はリレー12Aのa接点、24,
25はリレー12Bのa接点で、ここでa接点2
3,25の一端は論理レベル“H”に接続されて
いる。またタイマー19の出力はベンド信号発生
回路としての価格設定部8に入力され、再びベン
ド信号8Aを出力するよう作用し、制御部9はア
ンドゲート20A,20B出力によつてセツトされ
たR−Sフリツプフロツプ21A,21Bの該当コ
ラムを売切れ状態に切換えるよう指示され、前記
該当コラムの売切れ表示ランプ4Aあるいは4Bを
点灯させる。26は前記再操作指示表示窓6に所
定項目の内容を映し出すランプ〔図示せず〕のス
イツチング回路で、タイマー19の出力によつて
点灯開始が指示され、制御部9が再操作を確認し
たときに消灯するように構成されている。35,
36,37,38はモニター用の発光ダイオード
であつて、自動販売機内部に配設され、例えばコ
ンパレータ18A1,18B1の基準値をモータ11
A,11Bの上限電流値、コンパレータ18A2,1
8B2の基準値をモータ11A,11Bの下限電流値
に対応して設定してあるため、A、Bコラムの商
品の噛込みを検出して発光ダイオード35,37
がそれぞれ点灯し、断線や商品の売切れ時には発
光ダイオード36,38がそれぞれ点灯するよう
アンドゲート35A,36A,37B,38Bによつ
て制御されている。
部、8は投入金額以内において販売可能なコラム
の商品選択ボタンスイツチにベンド信号8Aを出
力する価格設定部、9は各装置の制御部で、操作
された第2選択押ボタンスイツチに応じて商品払
出し装置10を駆動するとともに、いずれかの商
品選択押ボタンスイツチ3Aまたは3Bが操作され
たことを検出して前記価格設定部8のヘツド信号
8Aの出力をリセツトする。なお、商品払出し装
置10は、コラム毎に設けられた駆動装置として
のモータ11A,11Bと、制御部9の出力によつ
て制御され、モータ11A,11Bへの通電をそれ
ぞれオン−オフ制御するリレー12A,12Bと、
売切れ検出スイツチ13A,13Bを有している。
14は判別回路としての異常検知装置で、第3図
に示すように各モータ11A,11Bの電源回路に
直列に介装された通電電流検知素子としての抵抗
15の端子電圧VSAと抵抗16Aと17Aとの分圧
比で決定される上限基準電圧VRAとを比較し、
VRA<VSAの状態のときにそれぞれ出力が論理レ
ベル“H”に反転する第1のコンパレータ18A
1,18B1と、抵抗16B,17Bの分圧比で決定さ
れる下限基準電圧VRBと前記の端子電圧VSAとを
比較して、VRB>VSAの状態のときにそれぞれ出
力が論理ベレベル“H”に反転する第2のコンパ
レータ18A2,18B2と、第1、第2のコンパレ
ータ18A1,18A2,18B1,18B2のうちいず
れかが“H”レベルに反転したことを検出するオ
アゲート34と、オアゲート34の出力が論理レ
ベル“H”の状態において計時を開始し、計時内
容が規定時間に達したときに出力が論理レベル
“H”に反転し、かつ選択商品払出し終了時には
計時内容がリセツトされるタイマー19と、タイ
マー19の出力とAコラム、Bコラムの払出し信
号との一致をそれぞれ検出するアンドゲート20
A,20Bと、アンドゲート20A,20Bの出力に
よつてそれぞれセツトされる保持回路としてのR
−Sフリツプフロツプ21A,21Bとを有する。
なお22,23はリレー12Aのa接点、24,
25はリレー12Bのa接点で、ここでa接点2
3,25の一端は論理レベル“H”に接続されて
いる。またタイマー19の出力はベンド信号発生
回路としての価格設定部8に入力され、再びベン
ド信号8Aを出力するよう作用し、制御部9はア
ンドゲート20A,20B出力によつてセツトされ
たR−Sフリツプフロツプ21A,21Bの該当コ
ラムを売切れ状態に切換えるよう指示され、前記
該当コラムの売切れ表示ランプ4Aあるいは4Bを
点灯させる。26は前記再操作指示表示窓6に所
定項目の内容を映し出すランプ〔図示せず〕のス
イツチング回路で、タイマー19の出力によつて
点灯開始が指示され、制御部9が再操作を確認し
たときに消灯するように構成されている。35,
36,37,38はモニター用の発光ダイオード
であつて、自動販売機内部に配設され、例えばコ
ンパレータ18A1,18B1の基準値をモータ11
A,11Bの上限電流値、コンパレータ18A2,1
8B2の基準値をモータ11A,11Bの下限電流値
に対応して設定してあるため、A、Bコラムの商
品の噛込みを検出して発光ダイオード35,37
がそれぞれ点灯し、断線や商品の売切れ時には発
光ダイオード36,38がそれぞれ点灯するよう
アンドゲート35A,36A,37B,38Bによつ
て制御されている。
第4図は商品払出し装置10の構造を示す。こ
こではAコラム、Bコラムともに同じ構造である
ため以下Aコラムについて説明する。27は商品
28を収納するストツカーで、底壁、前壁下部お
よび後壁下部にはそれぞれ商品払出し用プツシヤ
ー29の通過孔30a,30b,30cが形成さ
れている。31は前記売切れ検知用スイツチ13
Aの感知レバー32Aの挿入用孔である。なおプツ
シヤー29はマングル等の回転←→直線往復運動変
換機構〔図示せず〕を介して前記モータ11Aに
よつて、仮想線位置まで移動可能に構成されてお
り、制御部9は商品払出しに伴つて、この往復運
動ができるよう所定期間リレー12Aに通電する
よう構成されている。33はストツカー27から
プツシヤー29によつて払出された商品28を前
記取出口5に臨むところまで導くシユートであ
る。
こではAコラム、Bコラムともに同じ構造である
ため以下Aコラムについて説明する。27は商品
28を収納するストツカーで、底壁、前壁下部お
よび後壁下部にはそれぞれ商品払出し用プツシヤ
ー29の通過孔30a,30b,30cが形成さ
れている。31は前記売切れ検知用スイツチ13
Aの感知レバー32Aの挿入用孔である。なおプツ
シヤー29はマングル等の回転←→直線往復運動変
換機構〔図示せず〕を介して前記モータ11Aに
よつて、仮想線位置まで移動可能に構成されてお
り、制御部9は商品払出しに伴つて、この往復運
動ができるよう所定期間リレー12Aに通電する
よう構成されている。33はストツカー27から
プツシヤー29によつて払出された商品28を前
記取出口5に臨むところまで導くシユートであ
る。
なお第3図においてSWA,SWBはそれぞれモ
ータ11A,11Bと連動するスイツチで、プツシ
ヤー29の動作開始位置への復帰時にタイマー1
9をリセツトするよう作用している。
ータ11A,11Bと連動するスイツチで、プツシ
ヤー29の動作開始位置への復帰時にタイマー1
9をリセツトするよう作用している。
このように構成したため、前記コンパレータ1
8A1,18B1の基準値VRAをそれぞれモータ11
A,11Bの正常払出し運転時における電流範囲の
上限電流値の対応した値に設定しておけば、例え
ばストツカー27内においてプツシヤー29が商
品を噛み込んで、商品払出しが不能となつた場合
には、回転トルクと消費電流の関係からモータ1
1Aへの通電電流が前記上限電流値を越える値と
なり、コンパレータ18Aの出力が論理レベル
“H”に反転する。タイマー19がタイムアツプ
を検出すると直ちにR−Sフリツプフロツプ21
AがセツされてAコラムが売切れ状態に自動的に
切換えられ、かつ再びベンド信号8Aが出力され
る。なおベンド信号8Aが再び発生して商品選択
押ボタンスイツチ3Bの再操作が可能なことは、
前述のようにスイツチング回路26を介して再操
作指示窓6に表示されている。各モータ11A,
11Bについてコンパレータ18A2,18B2への基
準値を下限電流値に対応して設定してあるため、
例えばモータ11Aが断線した場合、または売切
れ検出スイツチ13Aの系統の不良発生のために
ストツカー27の商品切れを検出できなかつた場
合には、直流モータ11Aの駆動電流が前記下限
電流値未満の状態となるため、同様にタイマー1
9が計時を行ない、タイマー19の計時内容が規
定時間に達すると異常の発生したAコラムを売切
れ状態に切換え、かつ商品選択押ボタンスイツチ
3Bの再操作が可能な状態に切り換えられる。
8A1,18B1の基準値VRAをそれぞれモータ11
A,11Bの正常払出し運転時における電流範囲の
上限電流値の対応した値に設定しておけば、例え
ばストツカー27内においてプツシヤー29が商
品を噛み込んで、商品払出しが不能となつた場合
には、回転トルクと消費電流の関係からモータ1
1Aへの通電電流が前記上限電流値を越える値と
なり、コンパレータ18Aの出力が論理レベル
“H”に反転する。タイマー19がタイムアツプ
を検出すると直ちにR−Sフリツプフロツプ21
AがセツされてAコラムが売切れ状態に自動的に
切換えられ、かつ再びベンド信号8Aが出力され
る。なおベンド信号8Aが再び発生して商品選択
押ボタンスイツチ3Bの再操作が可能なことは、
前述のようにスイツチング回路26を介して再操
作指示窓6に表示されている。各モータ11A,
11Bについてコンパレータ18A2,18B2への基
準値を下限電流値に対応して設定してあるため、
例えばモータ11Aが断線した場合、または売切
れ検出スイツチ13Aの系統の不良発生のために
ストツカー27の商品切れを検出できなかつた場
合には、直流モータ11Aの駆動電流が前記下限
電流値未満の状態となるため、同様にタイマー1
9が計時を行ない、タイマー19の計時内容が規
定時間に達すると異常の発生したAコラムを売切
れ状態に切換え、かつ商品選択押ボタンスイツチ
3Bの再操作が可能な状態に切り換えられる。
上記実施例では、各直流モータ11A,11Bの
電源回路にそれぞれ抵抗15,15を介装した
が、モータ11A,11Bは同時に作動することが
ないため、第5図に示すようにモータ11A,1
1Bのコモン側に1つの抵抗15を介装して検知
することもできる。
電源回路にそれぞれ抵抗15,15を介装した
が、モータ11A,11Bは同時に作動することが
ないため、第5図に示すようにモータ11A,1
1Bのコモン側に1つの抵抗15を介装して検知
することもできる。
発明の効果
以上のように本発明によると、商品払出し開始
と同時ではなくて第1のコンパレータが過電流を
検出してからタイマーが計時を開始する構成であ
るため、気温や商品の積層高さによつてモータ負
荷が変化して通常払出し時間が変動する場合であ
つてもタイマー時間を十分に長く設定するような
必要がなく、過電流検出後に短いタイマー時間の
経過を検出しても払い出しが終了していない場合
には異常判定制御手段がそのコラムを売切れ状態
に切り換えてモータへの通電をオフし、従来より
も短かい時間でモータへの通電をオフして、モー
タを焼損から守ることができる。モータの断線時
には商品払出し開始と同時に第2のコンパレータ
がこれを検出してタイマーが計時を開始するた
め、この場合にも従来よりも迅速に売切れ状態に
切り換えることができるものである。
と同時ではなくて第1のコンパレータが過電流を
検出してからタイマーが計時を開始する構成であ
るため、気温や商品の積層高さによつてモータ負
荷が変化して通常払出し時間が変動する場合であ
つてもタイマー時間を十分に長く設定するような
必要がなく、過電流検出後に短いタイマー時間の
経過を検出しても払い出しが終了していない場合
には異常判定制御手段がそのコラムを売切れ状態
に切り換えてモータへの通電をオフし、従来より
も短かい時間でモータへの通電をオフして、モー
タを焼損から守ることができる。モータの断線時
には商品払出し開始と同時に第2のコンパレータ
がこれを検出してタイマーが計時を開始するた
め、この場合にも従来よりも迅速に売切れ状態に
切り換えることができるものである。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は自動販
売機の正面図、第2図は同装置の全体構成図、第
3図は異常検知装置の一実施例の構成図、第4図
は払出し装置の縦断面図、第5図は他の実施例の
要部構成図である。 5……商品取出口、6……再操作指示窓、11
A,11B……モータ、12A,12B……リレー、
14……異常検知装置、15……抵抗〔通電電流
検知素子〕、18A1,18B1……第1のコンパレ
ータ、18A2,18B2……第2のコンパレータ、
19……タイマー、20A,20B……アンドゲー
ト、21A,21B……R−Sフリツプフロツプ
〔保持回路〕、27……ストツカー、28……商
品、29……プツシヤー。
売機の正面図、第2図は同装置の全体構成図、第
3図は異常検知装置の一実施例の構成図、第4図
は払出し装置の縦断面図、第5図は他の実施例の
要部構成図である。 5……商品取出口、6……再操作指示窓、11
A,11B……モータ、12A,12B……リレー、
14……異常検知装置、15……抵抗〔通電電流
検知素子〕、18A1,18B1……第1のコンパレ
ータ、18A2,18B2……第2のコンパレータ、
19……タイマー、20A,20B……アンドゲー
ト、21A,21B……R−Sフリツプフロツプ
〔保持回路〕、27……ストツカー、28……商
品、29……プツシヤー。
Claims (1)
- 1 モータに通電してプツシヤーをスライド移動
させ、プツシヤーで商品を押し出すよう構成され
た自動販売機において、前記モータへの通電回路
に直列に介装された通電電流検知素子と、第1の
設定値と前記通電電流検知素子の出力とを比較し
て通電電流値が正常動作時の電流範囲の上限電流
値を越えたことを検出する第1のコンパレータ
と、第2の設定値と前記通電電流検知素子の出力
とを比較して通電電流値が正常動作時の電流範囲
の下限電流値の未満にあることを検出する第2の
コンパレータと、第1、第2のコンパレータによ
る異常状態検出時に計時を開始し販売終了時にリ
セツトされるタイマーと、前記タイマーがタイム
アツプしたことを記憶する保持回路と、前記保持
回路が記憶しているコラムへの通電をオフして売
切れ状態に切換える異常判定制御手段とを設けた
商品払出し異常検知装置付自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9520679A JPS5619190A (en) | 1979-07-25 | 1979-07-25 | Vendor having merchandise discharge abnormality detector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9520679A JPS5619190A (en) | 1979-07-25 | 1979-07-25 | Vendor having merchandise discharge abnormality detector |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5619190A JPS5619190A (en) | 1981-02-23 |
JPS6329310B2 true JPS6329310B2 (ja) | 1988-06-13 |
Family
ID=14131267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9520679A Granted JPS5619190A (en) | 1979-07-25 | 1979-07-25 | Vendor having merchandise discharge abnormality detector |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5619190A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0446530A (ja) * | 1990-06-12 | 1992-02-17 | Pfu Ltd | バッテリ異常検出回路 |
-
1979
- 1979-07-25 JP JP9520679A patent/JPS5619190A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5619190A (en) | 1981-02-23 |
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