JPS6329284Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6329284Y2 JPS6329284Y2 JP18835782U JP18835782U JPS6329284Y2 JP S6329284 Y2 JPS6329284 Y2 JP S6329284Y2 JP 18835782 U JP18835782 U JP 18835782U JP 18835782 U JP18835782 U JP 18835782U JP S6329284 Y2 JPS6329284 Y2 JP S6329284Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laminate
- case
- center
- antenna
- straight line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 9
- 230000010287 polarization Effects 0.000 claims description 7
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 claims 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims 1
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 1
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 1
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Waveguide Aerials (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、マイクロ波用のアンテナに関す
る。
る。
背景技術とその問題点
マイクロ波の送受信を行う場合、移動無線など
では垂直偏波が用いられ、テレビ放送などでは水
平偏波が用いられることが多い。しかし、電界の
変動が激しい場合などには、垂直偏波(あるいは
水平偏波)で送信していても、水平偏波(あるい
は垂直偏波)で受信する方が良好な結果を得られ
ることがある。
では垂直偏波が用いられ、テレビ放送などでは水
平偏波が用いられることが多い。しかし、電界の
変動が激しい場合などには、垂直偏波(あるいは
水平偏波)で送信していても、水平偏波(あるい
は垂直偏波)で受信する方が良好な結果を得られ
ることがある。
考案の目的
この考案は、このような点にかんがみ、マイク
ロ波を垂直偏波及び水平偏波のどちらとしてでも
任意に送受信できるようにすると共に、特にこれ
を簡単な構成で実現したアンテナを提供しようと
するものである。
ロ波を垂直偏波及び水平偏波のどちらとしてでも
任意に送受信できるようにすると共に、特にこれ
を簡単な構成で実現したアンテナを提供しようと
するものである。
考案の概要
このため、この考案においては、アンテナをマ
イクロストリツプアンテナの構成とすると共に、
その放射軸を中心として90゜回転して配置できる
ようにしたものである。
イクロストリツプアンテナの構成とすると共に、
その放射軸を中心として90゜回転して配置できる
ようにしたものである。
従つて、マイクロ波を垂直偏波及び水平偏波の
どちらとしてでも任意に送受信できると共に、そ
の構成をきわめて簡単にできる。
どちらとしてでも任意に送受信できると共に、そ
の構成をきわめて簡単にできる。
実施例
第1図〜第4図はこの考案によるアンテナの一
例を示すもので、第1図はケース(カバー)を取
り外した状態の正面図、第2図は第1図を反時計
方向に90゜回転した状態の正面図、第3図はケー
スに入れた状態で、かつ、第1図(及び第2図)
のI−I線における断面図、第4図はその背面図
である。
例を示すもので、第1図はケース(カバー)を取
り外した状態の正面図、第2図は第1図を反時計
方向に90゜回転した状態の正面図、第3図はケー
スに入れた状態で、かつ、第1図(及び第2図)
のI−I線における断面図、第4図はその背面図
である。
そして、これらの図において、1は放射素子、
2は誘電体、3は接地導体を示し、これらは、素
子1が前方、誘電体2が中央、導体3が後方とな
るように互いに積層されている。この場合、素子
1は導電板により例えば長方形に形成され、誘電
体2は、例えばテフロン(登録商標)、ガラスエ
ポキシなどにより素子1よりも大きい長方形の板
状に形成されると共に、導体3は誘電体2よりも
大きい長方形の導電板により形成されている。ま
た、これら素子1〜3は、これらの中心が一致す
るように、かつ、それらの長辺及び短辺が互いに
平行となるように互いに密着して積層されてい
る。
2は誘電体、3は接地導体を示し、これらは、素
子1が前方、誘電体2が中央、導体3が後方とな
るように互いに積層されている。この場合、素子
1は導電板により例えば長方形に形成され、誘電
体2は、例えばテフロン(登録商標)、ガラスエ
ポキシなどにより素子1よりも大きい長方形の板
状に形成されると共に、導体3は誘電体2よりも
大きい長方形の導電板により形成されている。ま
た、これら素子1〜3は、これらの中心が一致す
るように、かつ、それらの長辺及び短辺が互いに
平行となるように互いに密着して積層されてい
る。
さらに、素子1の一方の長辺の中央の点Aが給
電点とされると共に、導体3の給電点Aと対向す
る位置にコネクタ4が設けられ、給電点Aとコネ
クタ4のホツト側接点とが、素子2,3を貫通す
る導線5により接続され、コネクタ4のコールド
側接点が導体3に接続されている。
電点とされると共に、導体3の給電点Aと対向す
る位置にコネクタ4が設けられ、給電点Aとコネ
クタ4のホツト側接点とが、素子2,3を貫通す
る導線5により接続され、コネクタ4のコールド
側接点が導体3に接続されている。
また、6はケース(カバー)を示し、これは非
導電性及び非磁性のプラスチツク材により偏平な
長方体状の箱状に形成され、この中に素子1〜3
が配置されている。この場合、第3図に示す例に
おいては、導体3の背面がケース4の背板の内側
表面に密着されて素子1〜3はケース4に対して
固定されている。なお、このとき、コネクタ4は
ケース6の背板に形成された透孔を通じて外部に
突出させられている。
導電性及び非磁性のプラスチツク材により偏平な
長方体状の箱状に形成され、この中に素子1〜3
が配置されている。この場合、第3図に示す例に
おいては、導体3の背面がケース4の背板の内側
表面に密着されて素子1〜3はケース4に対して
固定されている。なお、このとき、コネクタ4は
ケース6の背板に形成された透孔を通じて外部に
突出させられている。
さらに、第3図及び第4図に示すように、ケー
ス6の背板の中央上部、左側及び右側にはアンテ
ナ固定用の透孔7A〜7Cがそれぞれ形成されて
いる。
ス6の背板の中央上部、左側及び右側にはアンテ
ナ固定用の透孔7A〜7Cがそれぞれ形成されて
いる。
なお、一例として、950MH8用に設計した場
合、素子1の大きさは14cm×9.6cm、素子2,3
は同形同大で18cm×13.6cmである。
合、素子1の大きさは14cm×9.6cm、素子2,3
は同形同大で18cm×13.6cmである。
このような構成によれば、例えば送信時には、
マイクロ波は第3図における左側に向かつて送出
され、素子1と直交する軸が放射軸となる。
マイクロ波は第3図における左側に向かつて送出
され、素子1と直交する軸が放射軸となる。
そして、この場合、壁や柱などにフツクを設
け、これに透孔7Aを引つかければ、素子1〜3
は第1図に示すように、給電点Aと中心点とを結
ぶ直線I−Iが垂直方向となるので、このアンテ
ナにより送受信されるマイクロ波は垂直偏波とな
る。
け、これに透孔7Aを引つかければ、素子1〜3
は第1図に示すように、給電点Aと中心点とを結
ぶ直線I−Iが垂直方向となるので、このアンテ
ナにより送受信されるマイクロ波は垂直偏波とな
る。
また、フツクに透孔7B(または7C)を引つ
かければ、素子1〜3は第2図に示すように、給
電点Aと中心点とを結ぶ直線I−Iが水平方向と
なるので、このアンテナにより送受信されるマイ
クロ波は水平偏波となる。
かければ、素子1〜3は第2図に示すように、給
電点Aと中心点とを結ぶ直線I−Iが水平方向と
なるので、このアンテナにより送受信されるマイ
クロ波は水平偏波となる。
こうして、この考案によれば、マイクロ波を垂
直偏波及び水平偏波のどちらとしてでも任意に送
受信でき、従つて、適切な送受信を行うことがで
きる。
直偏波及び水平偏波のどちらとしてでも任意に送
受信でき、従つて、適切な送受信を行うことがで
きる。
しかも、その場合、ケース6に透孔7A〜7C
を形成しておくだけでよいので、構成が簡単であ
り、コストアツプがない。
を形成しておくだけでよいので、構成が簡単であ
り、コストアツプがない。
第5図及び第6図はこの考案の他の例を示す背
面図で、このアンテナにおいては第7図に示すよ
うに三脚20に取り付けて使用できるようにした
場合である。
面図で、このアンテナにおいては第7図に示すよ
うに三脚20に取り付けて使用できるようにした
場合である。
すなわち、ケース6の一方の側板には一対のね
じ孔11Aが形成されると共に、90゜ずれた隣り
の側板にも一対のねじ孔11Bが形成されてい
る。そして、三脚20用のねじ孔を有するアダプ
タ12が、ねじ孔11Aまたは11Bと、これに
螺入されたねじ13とによりケース6に固定され
る。
じ孔11Aが形成されると共に、90゜ずれた隣り
の側板にも一対のねじ孔11Bが形成されてい
る。そして、三脚20用のねじ孔を有するアダプ
タ12が、ねじ孔11Aまたは11Bと、これに
螺入されたねじ13とによりケース6に固定され
る。
従つて、第5図に示すように、ねじ孔11Aを
使用してアダプタ12をケース6に固定すると共
に、このアダプタ12によりアンテナを第7図に
示すように三脚20に固定すれば、このアンテナ
は例えば垂直偏波用となる。また、第6図に示す
ように、ねじ孔11Bを使用してアダプタ12を
ケース6に固定すると共に、このアダプタ12に
よりアンテナを第7図に示すように三脚20に固
定すれば、このアンテナは例えば水平偏波用とな
る。
使用してアダプタ12をケース6に固定すると共
に、このアダプタ12によりアンテナを第7図に
示すように三脚20に固定すれば、このアンテナ
は例えば垂直偏波用となる。また、第6図に示す
ように、ねじ孔11Bを使用してアダプタ12を
ケース6に固定すると共に、このアダプタ12に
よりアンテナを第7図に示すように三脚20に固
定すれば、このアンテナは例えば水平偏波用とな
る。
なお、上述において、透孔7A〜7Cにあるい
はねじ孔11A,11Bは、誘電体2に直接形成
してケース6に収納しなくてもよい。
はねじ孔11A,11Bは、誘電体2に直接形成
してケース6に収納しなくてもよい。
考案の効果
マイクロ波を垂直偏波及び水平偏波のどちらと
してでも任意に送受信できると共に、構成がきわ
めて簡単である。
してでも任意に送受信できると共に、構成がきわ
めて簡単である。
第1図〜第7図はこの考案の一例を示す図であ
る。 1は放射素子、2は誘電体、3は接地導体であ
る。
る。 1は放射素子、2は誘電体、3は接地導体であ
る。
Claims (1)
- それぞれ板状の放射素子と、誘電体と、接地導
体とが一体に積層されて積層体が形成され、この
積層体の上記放射素子の中心からはずれた点に給
電点が形成されると共に、上記中心と上記給電点
とを結ぶ直線上における上記積層体の辺部付近に
第1の固定手段が設けられ、上記直線と直交し、
かつ、上記中心を通る直線上における上記積層体
の辺部付近に第2の固定手段が設けられ、上記第
1または第2の固定手段を通じて上記積層体を固
定することにより、偏波面が90゜変更されて固定
されるようにしたマイクロ波用アンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18835782U JPS5991017U (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | マイクロ波用アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18835782U JPS5991017U (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | マイクロ波用アンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5991017U JPS5991017U (ja) | 1984-06-20 |
JPS6329284Y2 true JPS6329284Y2 (ja) | 1988-08-08 |
Family
ID=30406364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18835782U Granted JPS5991017U (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | マイクロ波用アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5991017U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2792320B2 (ja) * | 1992-02-29 | 1998-09-03 | 日本電気株式会社 | マイクロ波通信装置 |
JP6132645B2 (ja) * | 2013-04-24 | 2017-05-24 | 日本放送協会 | 無線通信装置 |
-
1982
- 1982-12-13 JP JP18835782U patent/JPS5991017U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5991017U (ja) | 1984-06-20 |
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