JPS63292046A - 吸収率測定方法 - Google Patents
吸収率測定方法Info
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- JPS63292046A JPS63292046A JP12875087A JP12875087A JPS63292046A JP S63292046 A JPS63292046 A JP S63292046A JP 12875087 A JP12875087 A JP 12875087A JP 12875087 A JP12875087 A JP 12875087A JP S63292046 A JPS63292046 A JP S63292046A
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Links
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、高出力レーザ用光学部品などの吸収特性の測
定方法に関するものである。
定方法に関するものである。
[従来技術]
従来、光学部品の吸収特性、たとえば吸収率測定方法と
して、熱電対レーザカロリメトリーが使用されている。
して、熱電対レーザカロリメトリーが使用されている。
前記装置の概略を第4図に示す。図において20は試料
室、21はレーザ光、22は多点データ処理装置fi、
23はパソコン、24はパワーメータを示し、25は試
料2Gに取付けた熱電対である。
室、21はレーザ光、22は多点データ処理装置fi、
23はパソコン、24はパワーメータを示し、25は試
料2Gに取付けた熱電対である。
試料26の吸収係数測定原理は、試料26にレーザ光2
1をある時間照射し、次いでレーザ光21を遮断した時
の試料の温度変化を求める時、試料2Bの吸収係数βは
透過パワーPrとある温度Ttにおける昇温時と降温時
の温度の時間的変化率 1d丁/dtlTi↑及びI d7/d t l Ti
↓より次式のように求められる。
1をある時間照射し、次いでレーザ光21を遮断した時
の試料の温度変化を求める時、試料2Bの吸収係数βは
透過パワーPrとある温度Ttにおける昇温時と降温時
の温度の時間的変化率 1d丁/dtlTi↑及びI d7/d t l Ti
↓より次式のように求められる。
ここでnは試料の屈折率、mは試料質量、Cpは試料比
熱、Lは試料長さである。
熱、Lは試料長さである。
この方法は吸収率を算出するレーザカロリメトリック法
であり、ツウスロープ法として知られている方法であっ
て、次の諸条件が満足されていることが必要である。
であり、ツウスロープ法として知られている方法であっ
て、次の諸条件が満足されていることが必要である。
(イ)吸収エネルギーは全て、試料の温度上昇に寄与し
、熱的以外の損失は生じない。
、熱的以外の損失は生じない。
(ロ)試料表面から放散される熱量は、試料温度と周囲
温度の差に比例する。
温度の差に比例する。
(ハ)吸収された熱は、短時間(数秒以内)に試料全体
に拡がる。すなわち、温度の上昇率が試料の到るところ
で等しくなる。
に拡がる。すなわち、温度の上昇率が試料の到るところ
で等しくなる。
この方法によれば、レーザシステムの主要構成部分であ
る内部ミラー(共振器)、金属ミラー、フェイズリター
ダ−1絶縁ミラー、集光レンズなどの吸収率を測定する
ことができる。
る内部ミラー(共振器)、金属ミラー、フェイズリター
ダ−1絶縁ミラー、集光レンズなどの吸収率を測定する
ことができる。
[解決すべき問題点]
以上従来の方法にもとづく測定装置は、レーザ源より出
たレーザ光そのものを測定試料に照射し、熱電対を用い
て、その吸収率を測定するように構成しているが、近年
、レーザ技術の著しい進歩に伴い、種々の外径(φ20
〜φ76)の光学部品を用いたレーザ/ステムが開発さ
れて、レーザ光自身の径も、大小さまざまのものがある
。従って吸収率71111定において、LIlll定用
レーザ光径もそれらに合わせる必要がでてきた。例えば
、測定用レーザ光径が測定試料径の172以上大きい場
合、レーザカワメトリー法の欠点である熱電対へのレー
ザ光散乱の影響が大きくなり、熱平衡状態が乱だされ、
吸収率の真値が求められないという問題がでてきた。
たレーザ光そのものを測定試料に照射し、熱電対を用い
て、その吸収率を測定するように構成しているが、近年
、レーザ技術の著しい進歩に伴い、種々の外径(φ20
〜φ76)の光学部品を用いたレーザ/ステムが開発さ
れて、レーザ光自身の径も、大小さまざまのものがある
。従って吸収率71111定において、LIlll定用
レーザ光径もそれらに合わせる必要がでてきた。例えば
、測定用レーザ光径が測定試料径の172以上大きい場
合、レーザカワメトリー法の欠点である熱電対へのレー
ザ光散乱の影響が大きくなり、熱平衡状態が乱だされ、
吸収率の真値が求められないという問題がでてきた。
逆に、測定用レーザ光径が小さすぎる場合、測定試料の
面内測定を行なわねばならず、多大の時間を要するとい
う問題がでてきた。
面内測定を行なわねばならず、多大の時間を要するとい
う問題がでてきた。
[発明の構成コ
本発明は上記の問題を解決する目的でなされたものであ
って、レーザ発振器と吸収率を測定する試料との間で、
焦点距離の等しいレンズを配置し、このレンズ系の位置
調整によりレーザ光径を縮小、拡大することによって、
任意に試料でのレーザ光径を調整し、従来の熱平衡の乱
れの防止、面内測定などの時間を短縮しようとするもの
である。
って、レーザ発振器と吸収率を測定する試料との間で、
焦点距離の等しいレンズを配置し、このレンズ系の位置
調整によりレーザ光径を縮小、拡大することによって、
任意に試料でのレーザ光径を調整し、従来の熱平衡の乱
れの防止、面内測定などの時間を短縮しようとするもの
である。
第1図は、本発明の実施例を示す。■は測定レーザ発生
源であるレーザ発振器、2,3は同じイ、収点距離を存
するレンズであり、レンズ3の外径はレンズ2の外径の
2倍となっており、両レンズ2.3は光学レール11上
に保持され、レンズ3はレンズ2との距離を:JR整す
ることができ、レーザ発振器1よりの平行レーザ光に対
し、レンズ2とレンズ3の距離をその焦点距離の2倍を
基阜としてレンズ3を光学レールII上で移動させれば
、試料5の位置における測定レーザ光径を縮小、拡大す
ることができる。なお4は反射ミラー、7は試料5に取
付けた熱電対、8は熱電対7よりの出力を入力とする温
度計、9は温度計に接続されたレコーダー、6は試料5
を通過したレーザ光を受は止めるパワーメーターであり
、10はレーザ発振器1より発するレーザ光の試料5へ
の照射、遮断を制御するンヤッターである。レンズ2,
3ミラー4、試料5、パワーメーター6がレーザ光路中
にあることはいうまでもない。
源であるレーザ発振器、2,3は同じイ、収点距離を存
するレンズであり、レンズ3の外径はレンズ2の外径の
2倍となっており、両レンズ2.3は光学レール11上
に保持され、レンズ3はレンズ2との距離を:JR整す
ることができ、レーザ発振器1よりの平行レーザ光に対
し、レンズ2とレンズ3の距離をその焦点距離の2倍を
基阜としてレンズ3を光学レールII上で移動させれば
、試料5の位置における測定レーザ光径を縮小、拡大す
ることができる。なお4は反射ミラー、7は試料5に取
付けた熱電対、8は熱電対7よりの出力を入力とする温
度計、9は温度計に接続されたレコーダー、6は試料5
を通過したレーザ光を受は止めるパワーメーターであり
、10はレーザ発振器1より発するレーザ光の試料5へ
の照射、遮断を制御するンヤッターである。レンズ2,
3ミラー4、試料5、パワーメーター6がレーザ光路中
にあることはいうまでもない。
同じ11点距離を有するレンズ1,2をその焦点距離の
2倍にセットすることにより、測定レーザ光の径はレン
ズ2通過後集光され調整用のレンズ3によって再び元の
径にもどされ、平行光となる。
2倍にセットすることにより、測定レーザ光の径はレン
ズ2通過後集光され調整用のレンズ3によって再び元の
径にもどされ、平行光となる。
ここで調整用のレンズ3をレンズ2に対し、矢印A、H
の各方向へ前後に移動させることによって幾何光学的に
、測定レーザ光径は各々、縮小、拡大させることができ
る。これにより任意(最大は調整用のレンズ3の外径)
に試料での測定レーザ光径を変化させることができる。
の各方向へ前後に移動させることによって幾何光学的に
、測定レーザ光径は各々、縮小、拡大させることができ
る。これにより任意(最大は調整用のレンズ3の外径)
に試料での測定レーザ光径を変化させることができる。
従って、小口径、大口径へのレーザ光散乱度合いを小さ
くすることができ、面内測定などの時間を短縮すること
ができる。以下、本発明の実施例を実際のデータで、従
来例の測定データと対比して示す。
くすることができ、面内測定などの時間を短縮すること
ができる。以下、本発明の実施例を実際のデータで、従
来例の測定データと対比して示す。
[目測走用レーザ光径φ13+u貫、測定試料径φ25
.4mm、従来例では測定用レーザ光径はφ13mmそ
のまま、本発明では、調整してレーザ光径φ8■で実施
したものである。
.4mm、従来例では測定用レーザ光径はφ13mmそ
のまま、本発明では、調整してレーザ光径φ8■で実施
したものである。
第2図(イ)は従来例について、測定試料にレーザ光照
射、遮断の時間、温度特性を示し、(ロ)図は本発明に
ついて、同様特性を示す。
射、遮断の時間、温度特性を示し、(ロ)図は本発明に
ついて、同様特性を示す。
(イ)図では、レーザ光照射、遮断直後に急激な温度変
化が見られ、レーザ光散乱光が熱電対に直接照射されて
いたものと考えられる。このため真値に比べて大きな測
定値が示された。吸収率は0.38%である。
化が見られ、レーザ光散乱光が熱電対に直接照射されて
いたものと考えられる。このため真値に比べて大きな測
定値が示された。吸収率は0.38%である。
(ロ)図では、レーザ光照射、遮断直後に、なめらかな
温度変化が見られ、熱電対は、試料の温度のみをn1定
しているものと認められる。吸収率は0.20%である
。
温度変化が見られ、熱電対は、試料の温度のみをn1定
しているものと認められる。吸収率は0.20%である
。
[2コ測定用レーザ光径φ131、測定試料径φ78.
2mm、従来例では測定用レーザ光径はφ13mmであ
るため、測定試料中央部φ2[iwの範囲を測定するた
め、φ26m會に相当するように、φ26冒−の範囲内
Q面4点の測定を行っていたが、本発明ではレーザ光径
をφ26嘗■に調整して1回で済むことになった。この
結果従来例では測定時間は80分であったが、本発明で
は20分に短縮できた。
2mm、従来例では測定用レーザ光径はφ13mmであ
るため、測定試料中央部φ2[iwの範囲を測定するた
め、φ26m會に相当するように、φ26冒−の範囲内
Q面4点の測定を行っていたが、本発明ではレーザ光径
をφ26嘗■に調整して1回で済むことになった。この
結果従来例では測定時間は80分であったが、本発明で
は20分に短縮できた。
第3図(()と(ロ)とはそれぞれ従来の測定法と本発
明の一1定法の概略をフローチャートで示しているが、
上記時間の差は、従来法では市内測定点4点位置の移動
の調整に時間を要するのが、本発明では1回の調整で済
むからである。
明の一1定法の概略をフローチャートで示しているが、
上記時間の差は、従来法では市内測定点4点位置の移動
の調整に時間を要するのが、本発明では1回の調整で済
むからである。
本発明は、CO2,Co、 YAG、 Iなどの高出力
レーザ用光学部品、例えばZn5e+ ZnS+ Ge
t GaAs+InP、 InSb、 siなどの半導
体、KCQ+ NaCQ。
レーザ用光学部品、例えばZn5e+ ZnS+ Ge
t GaAs+InP、 InSb、 siなどの半導
体、KCQ+ NaCQ。
AgCQなどのアルカリハライド系などの吸収率測定に
利用すると効果的である。
利用すると効果的である。
[効果コ
以上説明したように、本発明によれば、種々の外径の測
定試料の吸収率測定において、調整用のレンズの位置を
移動させることにより、測定試料位置での測定用レーザ
光を適切に調整することができる。
定試料の吸収率測定において、調整用のレンズの位置を
移動させることにより、測定試料位置での測定用レーザ
光を適切に調整することができる。
従って、小口径、大口径試料の測定に際し、熱平衡の乱
れの防止(熱電対へのレーザ光散乱度合を小さくする)
や、面内測定などの時間を短縮することができる。
れの防止(熱電対へのレーザ光散乱度合を小さくする)
や、面内測定などの時間を短縮することができる。
第1図は本発明の実施例を示す。
第2図(イ)は従来の測定法による測定試料にレーザ光
照射、遮断の時間、温度特性を示し、(ロ)図は本発明
による(イ)図同様の特性を示す。 第3図(イ)は従来の測定法の概略をフローチャートで
示し、(ロ)図は本発明の測定法の概略をフローチャー
トで示す。 第4図は熱電灯レーザカロリメトリー装置の概略を示す
。 1・・・レーザ発振器、2・・・レンズ、3・・・調整
用レンズ、4・・・ミラー、5・・・試料、6・・・パ
ワーメータ、7・・・熱電対、8・・・温度計、9・・
・レコーダー、!0・・・シャッター、11・・・光学
レール。 % 1 図 ′ 莫 2 図 (イ)(゛口〕
照射、遮断の時間、温度特性を示し、(ロ)図は本発明
による(イ)図同様の特性を示す。 第3図(イ)は従来の測定法の概略をフローチャートで
示し、(ロ)図は本発明の測定法の概略をフローチャー
トで示す。 第4図は熱電灯レーザカロリメトリー装置の概略を示す
。 1・・・レーザ発振器、2・・・レンズ、3・・・調整
用レンズ、4・・・ミラー、5・・・試料、6・・・パ
ワーメータ、7・・・熱電対、8・・・温度計、9・・
・レコーダー、!0・・・シャッター、11・・・光学
レール。 % 1 図 ′ 莫 2 図 (イ)(゛口〕
Claims (1)
- (1)レーザ発振器より出たレーザ光を試料へ導くよう
にし、シャッターによるレーザ光の照射、遮断に伴う試
料の温度変化を熱電対によって測定するとともに、前記
試料に対するレーザ光の透過パワー等を求め、ツウスロ
ープ法で前記試料を算出する吸収率測定方法において、
前記レーザ光の試料への光路中に、同じ焦点距離を有す
る2枚のレンズを配置し、前記レンズの焦点距離の2倍
を基準として、前記2枚のレンズのうち試料側にあるレ
ンズを他方のレンズに対して前後させ、前記試料におけ
るレーザ光径を調整することを特徴とする吸収率測定方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12875087A JPS63292046A (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 吸収率測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12875087A JPS63292046A (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 吸収率測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63292046A true JPS63292046A (ja) | 1988-11-29 |
Family
ID=14992539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12875087A Pending JPS63292046A (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 吸収率測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63292046A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006275916A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Olympus Corp | 多光子励起型観察装置および多光子励起型観察用光源装置 |
JP2014032193A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-20 | Netzsch-Geraetebau Gmbh | 試料を光熱分析するための分析装置及び分析方法 |
-
1987
- 1987-05-26 JP JP12875087A patent/JPS63292046A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006275916A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Olympus Corp | 多光子励起型観察装置および多光子励起型観察用光源装置 |
JP4642525B2 (ja) * | 2005-03-30 | 2011-03-02 | オリンパス株式会社 | 多光子励起型観察装置 |
JP2014032193A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-20 | Netzsch-Geraetebau Gmbh | 試料を光熱分析するための分析装置及び分析方法 |
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