JPS6329012A - 自動車用ラジエ−タキヤツプ - Google Patents

自動車用ラジエ−タキヤツプ

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JPS6329012A
JPS6329012A JP61171295A JP17129586A JPS6329012A JP S6329012 A JPS6329012 A JP S6329012A JP 61171295 A JP61171295 A JP 61171295A JP 17129586 A JP17129586 A JP 17129586A JP S6329012 A JPS6329012 A JP S6329012A
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pressure
positive pressure
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tank
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澄男 須佐
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敏夫 長良
Toshimi Muto
武藤 聡美
Atsushi Fukuda
淳 福田
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P11/00Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F01P1/00 - F01P9/00
    • F01P11/02Liquid-coolant filling, overflow, venting, or draining devices
    • F01P11/0204Filling
    • F01P11/0209Closure caps
    • F01P11/0238Closure caps with overpressure valves or vent valves

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)
  • Safety Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車用ラジェータの注水口パイプに嵌着せ
しめられるラジェータキャップに関するものである。
〔従来の技術〕
従来のラジェータキャンプを示すものとして、例えば米
国特許第3.265,048号明細書がある。
この明細書に示されるラジェータキャンプでは、ラジェ
ータタンク内の圧力が一定値以上になったら閉弁する正
圧弁体が、コイルスプリングの付勢力によって注水口の
シール座面に着座している。
この正圧弁体はラジェータタンク内の冷却水の沸点を上
昇させるためのもので、冷却水の温度が大気圧時の沸点
に達し、ラジェータタンク内がそれ相応の圧力(以下、
沸点相応圧力と呼ぶ)になっても正圧弁体は開弁じない
。そして、さらに圧力が上昇して初めて開弁じ、ラジェ
ータタンク内の圧力蒸気を開放している。
この正圧弁体の略中心部には、連通孔が穿設されており
、この連通孔を開閉する圧力調整弁が正圧弁体に配され
ている。
この圧力調整弁はラジェータタンク内の圧力が所定圧力
以下(少なくとも沸点相応圧力以下)の時にはこの圧力
を連通孔より開放し、ラジェータタンク内の大気圧に保
っておくことを目的としているもので、通常はその自重
により開弁位置に移動している。そして、ラジェータタ
ンク内の蒸気圧力が上昇し、圧力調整弁を閉弁方向に移
動させようとする力が圧力調整弁の自重より勝ると、圧
力調整弁は閉弁して前記連通孔を遮断する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
通常、ラジェータタンク内の圧力はエンジンの運転時間
に応じて徐々に上昇していくものであるが、エンジンの
急加速時あるいは空吹かし時には、冷却水を循環させて
いるウォータポンプが急回転し、ラジェータタンク内の
冷却水の動圧が瞬間的に上昇してしまうという現象が生
じる。
このような現象が生じるなかにあって、従来のラジェー
タキャンプでは、次のような問題がある。
すなわち、ラジェータタンク内の瞬間的な圧力上昇によ
り圧力調整弁が閉弁してしまい、その瞬間的な圧力上昇
が消滅した後でも圧力調整弁は閉弁したままとなってし
まう。ラジェータタンク内の圧力はエンジン運転時にお
いては通常大気圧以上となっているので、−旦、圧力調
整弁が瞬間的な圧力上昇によって閉弁してしまうと、ラ
ジェータタンク内の通常圧力によって閉弁したままとな
っているのである。
このように、ラジェータタンク内の圧力が上記所定圧力
になるまでに、圧力調整弁が閉弁してしまうと、本来、
連通孔より外部に解放されるべき圧力がラジェータタン
ク内に残留したままとなり、この残留圧力がラジェータ
タンク壁や比較的薄肉板より成形されるチューブ壁に圧
力ダメージとして作用してしまうという問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明は上記問題点を解決するために、連通孔を
開閉させる圧力調整弁に、この圧力調整弁を所定の力で
開弁方向に付勢する圧力調整弁付勢スプリングを配した
〔作用〕
したがって、圧力調整弁は所定の力で開弁方向に付勢さ
れているので、ラジェータタンク内の圧力が瞬間的に上
昇しても閉弁することはなく、上述の所定圧力値以下の
時にはラジェータタンク内の圧力を連通孔を介して外部
に解放する。
〔発明の効果〕
よって、ラジェータタンク内に余分な圧力が残留するこ
とがないので、ラジェータタンク壁やチューブ壁に及ぼ
す圧力ダメージといった心配はなく、ひいては各壁の薄
肉化をより一層おしすすめることができる。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を図に基づき説明する。
第2図は自動車用ラジェータを示す正面図で、複数本並
設されたチューブ1の両端部には端板3゜4を介して上
タンク5、下タンク6が連結されている。複数本のチュ
ーブ1の間には、波形状をなすフィン2がロウ付等の手
段により接合されておリ、チューブ1内を流れるエンジ
ン冷却水とチューブ1外の大気との熱交換を促進させて
いる。
上タンク5にはエンジン(省図示)からの冷却水を導入
するための導入パイプ7、エンジン冷却水を補給するた
めの注水口パイプ9が形成されている。注水口パイプ9
には、注水口バイブ9内部とリザーブタンク(省図示)
とを結ぶためのパイプ10が形成されており、さらに注
水口パイプ9の開口端にはキャップ100が嵌着せしめ
られている。
下タンク6には、チューブ1内を流れて下タンク6内に
集合した冷却水を、再びエンジン側に導くための導出バ
イブ8が形成されている。
第1図は第2図の1−1断面図を示す図で、この図に基
づきながらキャップ100及び注水口9の形状について
説明する。
注水口9は上タンク5に接続される内筒体201と、こ
の内筒体201の中間外壁に接続され内筒体201の外
周を囲むように配される外筒体203とからなる。
内筒体201の開口端は円環状の正圧シール座面202
を形成し、また外筒体203の開口端は円環状の嵌着シ
ール座面204を形成している。
そして、嵌着シール座面204は正圧シール座面202
より上方に位置している。また、外筒体203の開口端
には、径方向外方に突出する円環状のフランジ部205
が形成されている。
キャンプ100の外蓋101は受は皿形状をなし、その
外周部には側壁部103を有し、さらに、この側壁部1
03の先端の一部には、中心に向けて折り曲がっている
折り曲げ爪部105を有している。この側壁部103が
フランジ部205の外周を覆い、折り曲げ爪部105が
フランジ部205に係合することにより、キャップ10
0が注水口パイプ9に嵌着される。
尚、円環状のフランジ部205の一部には切り欠き部(
省図示)が形成されており、この切り欠き部に折り曲げ
爪部105が位置するよう外蓋101を回転させること
により、キャップ100が注水口パイプ9より取りはず
される。
外蓋101の内方には、内蓋107が配されている。こ
の内蓋107も受は皿形状をなしており、その外周部に
は側壁部109を有し、さらに側壁部109の先端側に
は内方に向って突出する保合突出部111を有している
外蓋101の略中心部には円形孔102が形成されてお
り、また内蓋107の略中心部には円形窪み108が形
成されている。この円形孔102と円形窪み108とが
対向するように、外蓋101と内M107とを重ね合せ
、抑え板113によって両者を接合させる。
抑え板113は外周端にフランジを有するコツプ形状を
なしており、その底面は外蓋101の円形孔102を通
って内蓋107の円形富み108にスポット溶接されて
いる。従って、抑え板113と内蓋107とは相対移動
できないように溶接されているが、外蓋101は抑え仮
113のフランジと内蓋107とにより挟持されている
のみであるから、外蓋101は内蓋107及び抑え仮1
13に対して回転自在となっている。
外蓋101と内蓋107との間には、金属製薄板よりな
るばね板114が挾持されている。この板ばね114も
ただ単に挾持されるのみであるから、外蓋101及び内
蓋107に対して回転自在となっている。また、この板
ばね113の内面にはゴム材よりなる円環状の押さえパ
ツキン115が貼着されており、キャップ100を注水
口パイプ9に嵌着せしめた時、この押さえパツキン11
5は板ばね113の付勢力によって嵌着シール座面20
4に着座するようになっている。
内蓋107の内方には、正圧弁体であるボトムプレート
120が配されている。このボトムプレート120は、
段付コツプ形状をなすもので、内蓋107と向い合うよ
うに配されている。
ボトムプレート120は、底面部121、この底面部1
21の外縁より垂直に起立する側壁部123、この側壁
部123の端部より水平に延びる平面部125、この平
面部125の外縁より垂直に起立するフランジ部127
、このフランジ部127の先端部より水平方向に突出す
る係止部129を有する。
底面部121及び側壁部123の外径は、内筒′  体
201の内径よりも小さく設定されており、底面部12
1及び側壁部123は内筒体201の内部に位置してい
る。
平面部125は、内筒体201の外径より若干量外方に
拡がっており、平面部125の底面側であるシール部材
接合面にはゴム材よりなる円環状の正圧パツキン131
が貼着されている。そして、この正圧バ・ノキン131
が正圧シール座面202に着座することになる。
フランジ部127の外径は内蓋107の係合突出部11
1内径より微小量小さく設定されており、また、係止部
129の外径は内蓋107の側壁部109内径より微小
量小さく設定されている。その結果、フランジ部127
及び係止部129は内蓋107の側壁部109内に位置
することとなり、係止部129は側壁部109の内壁を
案内面とし、保合突出部111はフランジ部127の外
壁と案内面としながら、ボトムプレート120が内蓋1
O7内を上下に相対移動可能となる。
また、ボトムプレート120は、係止部129が係合突
出部111に係合することにより下方への抜は落ちが防
止されている。
底面部121の略中心部には、上下面を貫通する貫通孔
が穿設されており、この底面部121の内蓋107側の
面には前記貫通孔を囲むようにして略円筒状の中央壁1
33が形成されている。この中央壁133は上方に向っ
て延びており、その上方端には貫通孔の内方に向って延
びる円環状の係止部134が形成されている。
水平部125、側壁部123、底面部121、中央壁1
33の内蓋107に対向する面には、ボトムプレート1
20の強度を上げるために複数本のリブ135が形成さ
れている。
内11107とボトムプレート120との間には、ボト
ムプレート120を内筒体201に向けて付勢するコイ
ルスプリング137が配されている。
このコイルスプリング137の一端は、内蓋の内壁面に
当接し、他端は底面部121の上面壁に当接している。
ボトムプレート120の下面側には、圧力調整弁140
が配されている。圧力調整弁140は、円板状の平板部
141と、この平板部141の中心部に突出する中心棒
部143とからなる。平板部141のボトムプレート1
20側の面には、調圧パツキン147が貼着されている
。また、中心棒部143は先端にいくほど細くなる2段
先細り形状をなしており、中央壁133内に所定間隙を
介して挿入されている。
中心棒部143の先端部には止め板145が嵌着されて
おり、圧力調整弁140が中央壁133内部より抜は落
ちるのを防止している。
中心棒部143の外径は、中央壁133の内径より所定
量小さくなっているので、両者の間には所定間隙が確保
されており、この所定間隙が上タンク5内部とボトムプ
レート120上面とを連通ずる連通路150を形成して
いる。
中央壁133の係止部134の下面と、2段先細り形状
をなす中心棒部143の段肩部との間には、圧力調整弁
140を開弁方向(第1図中下方)に向って付勢する圧
力調整弁付勢スプリング148が配されている。この圧
力調整弁付勢スプリング14日は比較的弱いバネ力しか
有しておらず、上タンク5内の圧力が約0.4〜0.6
kg/cn1以上になると、この圧力に打ち負けて、圧
力調整弁140が閉弁方向に移動する。尚、エンジンを
急加速、空吹かしした時には、冷却水を循環させるウォ
ータポンプ(省図示)が急回軸し、これにより上タンク
5内の圧力が瞬間的に約0.4〜0.6 kg / c
Iil上昇するものである。
また、圧力調整弁140が図中上方に押しあげられ、調
圧パツキン147が底面部121の下面に着座している
時には、連通路150の連通は遮断される。
上タンク5の開口端である足部51は、コアプレート3
の外周部に形成された溝部内に0リング53を介して嵌
入されており、この嵌入部を外方より絞めプレート55
で包むようにして絞め下降することによりコアプレート
3と上タンク5との連結がなされている。
尚、下タンク6とコアプレート4とも、同様にして連結
されている。
次に、本実施例の作動について説明する。ボトムブレー
)120の図中上方の空間は、パイプ10によって図示
しないリザーブタンクに連通しているので、常に大気圧
に保たれている。
そこで、上タンク5内の圧力が圧力調整弁140を押し
上げる圧力より、それ以下に低下すると、圧力調整弁1
40は図中下方に移行し、調圧バフキンン147がボト
ムプレート120の底面部121より開離する。その結
果、圧力調整弁140の中心棒部143と中央壁133
との間に形成されている連通路150が連通ずる。そし
てさらに上タンク5内の圧力が大気圧以下に低下すると
、リザーブタンク内に蓄えられている冷却水がパイプ1
0.ボトムプレート120上方空間、連通路150を介
して、上タンク5内に吸い込まれる。
一方、エンジンが始動するなどして、上タンク5内の圧
力及び連通路150を通る圧力蒸気によって圧力調整弁
104を上方に吸い上げる力が圧力調整弁付勢スプリン
グの付勢力に相当する圧力より高くなると、圧力調整弁
140はボトムプレート120の底面部121に向けて
移動する。すなわち、調圧パツキン147が底面部12
1に密着し、連通路150が遮断される。
さらに、上タンク5内の圧力が上昇し、この圧力によっ
てボトムプレート120が図中上方に向けて受ける力が
、コイルスプリング137によって図中下方に向けて受
ける力より大きくなると、ボトムプレート120は図中
上方に移動する。
すなわち、ボトムプレート120に貼着されている正圧
パツキン131が、内筒体201の正圧シール座面20
2より開離し、上タンク5内の高圧になった蒸気が、正
圧パツキン131と正圧シール座面202との間を通過
し、さらに外筒体203と内筒体201との間の空間、
及びパイプ9を介してリザーブタンクへと流出する。
エンジン(省図示)の急加速した場合や、空吹かしした
時に、エンジン冷却水を循環させるウォータポンプが急
回転し、その結果、上タンク5内も含むラジェータ内の
系統圧が瞬間的に上昇することがある。しかし、本例で
はこの上昇圧力に対しては圧力調整弁140が圧力調整
弁付勢スプリング148の付勢力によって閉弁すること
はな(開弁じたままとなっているので、上タンク5内の
上昇圧力は連通路150を通ってリザーブタンク側に逃
がされる。
次に、本実施例における正圧弁体(ボトムプレーl−1
20)に作用する力を、従来例と比較しながら説明する
第3図は従来の正圧弁体と注水口端面とを模式的に示す
図で、符号501が注水口の端面、符号503が正圧弁
体、矢印F0が、コイルスプリングが正圧弁体503に
及ぼす付勢力である。
コイルスプリングの付勢力F0は、正圧弁体503の表
面505に対し、常に鉛直方向に作用しているので、正
圧弁体503が第3図に示す様、点Oを中心として偏開
きした場合、正圧弁体503の表面505には、その表
面505と平行な分力F、が作用することになる。
正圧弁体503の偏開き角をθ、正圧弁体503の表面
505からシール507までの距離をDとすると、分力
F1は、 F、=Fosin θ       トナリ、また、点
0に関して、 MO=FI XD という回転モーメントが、図中矢印R方向に作用する。
この回転モーメントはMoが、矢印R方向に作用すると
いうことは、正圧弁体503を開弁方向に付勢させると
いうことである。すわなち、本来付勢力F6は正圧弁体
503を閉弁方向に付勢するものであるにもかかわらず
、その分力F、が開弁方向に作用することとなり、その
結果として、正圧弁体503の着座性が損なわれるとい
う問題が生じるのである。
第4図は、本実施例のラジェータキャップの正圧弁体と
、注水口端面を模式的に示す図である。
コイルスプリングと正圧弁体603との当接点が、正圧
弁体603のシール面607より匣内蓋側、すなわち図
中下方に位置しているので、コイルスプリングの付勢力
F0の作用点も正圧弁体603のシール面より下方に位
置する。
第3図の説明で述べたのと同様、正圧弁体6゜3の表面
605には、表面605と平行方向に付勢力F0の分力
F、が作用している。正圧弁体603の表面605から
シール面607の延長線までの垂直距離をり、とすると
、点0を中心にM、=F、XD。
という回転モーメントが矢印P方向に作用する。
すなわち、正圧弁体603に対して閉弁方向の回転力が
作用することになる。
このように本実施例のラジェータキャップでは正圧弁体
が偏開きした場合、正圧弁体を閉弁方向に付勢するコイ
ルスプリングの付勢力は、常に正圧弁体に対し閉弁方向
への回転力として作用するので、正圧弁体は常に良好に
着座することとなり、着座性の向上を図ることができる
正圧弁体の着座性が向上するということは、正圧弁体が
常に同じ位置で注水口パイプのシール座面に着座すると
いうことであり、正圧弁体に接合されているシール部材
が常に同じ位置で注水口パイプのシール座面に当接する
ということである。
シール部材は、注水口パイプのシール座面との当接によ
り、その表面に当接溝が永久歪みとして形成されるので
、もしシール部材とシール座面との当接位置が閉弁のた
びごとに異なると、当接点以外の箇所に当接溝が位置す
ることとなり、シール部材とシール座面との間のシール
が損なわれるという問題が生じるが、本実施例ではこの
ような問題はない。
尚、上述の実施例では、圧力調整弁140に貼着せしめ
る調圧パツキン147を、平板状の円環パツキンとした
が、このような形状に限られるものではなく、例えば従
来公知の0リング401としてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は一第1実施例を示す断面図で、第2図のI−1
断面図、第2図は自動車用ラジェータを示す正面図、第
3図は従来例を示す模式図、第4図は本発明実施例を示
す模式図である。 5・・・上タンク、101・・・外蓋、107・・・内
蓋。 120・・・コイルプレート(正圧弁体)、137・・
・コイルスプリング、140・・・圧力調整弁。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動車用ラジエータのタンク部に形成された注水
    口パイプに嵌着せしめられるラジエータキャップであっ
    て、 前記注水口パイプに係合する外蓋と、 この外蓋の内方であって、この外蓋と相対回転自在に接
    合される内蓋と、 この内蓋に相対する位置に軸方向移動自在に配され、前
    記内蓋とは反対側の面にシール部材を接合するためのシ
    ール部材接合面を有する正圧弁体と、 この正圧弁体のシール部材接合面に接合され、前記注水
    口パイプのシール座面に着座するシール部材と、 前記正圧弁体を前記注水口パイプのシール座面に向けて
    付勢するスプリング手段と、 前記正圧弁体に設けられ、前記正圧弁体の上方空間と下
    方空間とを結ぶ連通孔の連通・遮断を行う圧力調整弁と
    、 この圧力調整弁を所定の力で開弁方向に付勢する圧力調
    整弁付勢スプリングとを備える自動車用ラジエータキャ
    ップ。
  2. (2)前記スプリングの手段の一端は前記内蓋に当接し
    、他端は前記正圧弁体のシール部材接合面の延長面上、
    もしくは、この延長面より前記内蓋の反対側位置にて前
    記正圧弁に当接している特許請求の範囲第1項記載の自
    動車用ラジエータキャップ。
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JPH0438892B2 (ja) 1992-06-25

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