JPS63288296A - 紙の製造のための高強度湿潤ウエブ及びその製造方法 - Google Patents

紙の製造のための高強度湿潤ウエブ及びその製造方法

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JPS63288296A
JPS63288296A JP63107725A JP10772588A JPS63288296A JP S63288296 A JPS63288296 A JP S63288296A JP 63107725 A JP63107725 A JP 63107725A JP 10772588 A JP10772588 A JP 10772588A JP S63288296 A JPS63288296 A JP S63288296A
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fibers
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polymers
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JP63107725A
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ユン―ルン・フ
スン―イ・フアン
ロビン・ウイリアム・デクスター
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
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    • D21H17/00Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its constitution; Paper-impregnating material characterised by its constitution
    • D21H17/20Macromolecular organic compounds
    • D21H17/33Synthetic macromolecular compounds
    • D21H17/34Synthetic macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 それから製造した紙の湿潤時の強度を大きくするだめの
製紙用繊維の処理は、発展の長い歴史を有している。そ
のためには多くの異なる高分子材料が用いられている。
そのような重合体の中には、米国特許第3,556,9
32号に記載のビニルアミン重合体及び米国特許第2.
729.560号記載のアミノ−脂肪族重合体である。
後者の特許は20〜80%のアミド基がアミン基に転化
させであるアクリルアミド重合体の次亜塩素酸塩処理を
開示している。米国特許第2,890.978号は、そ
れに対して、15%未満のアミド基をアミノ基に分解さ
せる類似の次亜塩素酸塩処理と生成した重合体の使用に
よる紙への乾燥強度の付与を開示している。この文献中
では湿潤強度を付与することをも記してはいるが、しか
し、その点に関するデータは全く提供していない。これ
らの特許は共に、アルカリ条件下における次亜塩素酸塩
又は塩素Iこよるアクリルアミド重合体のホフマン反応
の最終分解生成物である、これらの重合体の添加を教示
している。
更に、米国特許第3,929,744号は、ポリオール
又はポリアミンによる架橋後に、コーティング組成物と
して有用な、イソノアナート官能性重合体を与えるため
の次亜塩素酸塩を用いる立体障害をもつアミド重合体の
反応を開示している。
米国特許第4,301.257号は、不活性溶剤中で7
を超えるpKa値を有する第三アミンとの低分子l塩素
化アクリルアミド重合体の反応によって生成させた類似
の重合体を開示している。仕込み重合体のアミド基の2
0〜100%をインシアナート基に転化させることを記
している。重合体の最高分子量は約10,000である
ことが記されている。
アクリルアミドの単独及び共重合体の多官能性N−クロ
ルアミド誘導体の製造方法は米国特許第4.356.2
89及び4,357,447号によって開示されており
、ここでは0〜40’Cの鉱酸の希水性懸濁液中の塩素
を用いている。やはり、きわめて低分子量の重合体が生
じる。
ベルギー特許第878.978号は前記の米国特許第4
,301.257号と類似しているが、この場合には、
アミド含有アクリル重合体を塩素化したのち、第三アミ
ンの存在でインシアナート基に転位させている。この重
合体はやはり、きわめて低分子量のものである。
日本特許第57,158,203号(82,158,2
03号)は、ポリアクリルアミドを次亜塩素酸塩(又は
CI□とアルカリ)と反応させてインシナート基を与え
、次いで更にジアミンと叉応させて紙の強化に有用なア
ミノ基含有重合体を与えている。
ハーンラ、アンゲバント マクロモレキュラーレ ヒエ
ミー、且(1)、53〜65(1976)は、ポリアク
リルアミドのHOCI 、M e 5COC+及びC1
,0による塩素化によって塩素化第ニアミドを与えるこ
とを記しているが、ここで重合体中の繰返し単位は −CH2−CH− C:0 −C1 であり、式中でR5はアルキル又はアリールである。
米国特許第4,090,992号においては、油中水形
ポリアクリルアミドエマルションを、40%未満の水を
含有する、該エマルションを一20℃において塩素ガス
と接触させることにより、塩素化させている。
本発明は、米国特許第2,729.560号及び米国特
許第2,890,978号のアミノ含有生成物ではなく
て、N−クロロ置換アクリルアミド重合体を開示してい
ることによって、これらの特許とは異なっている。
第一に、従来の製品は、はとんど水に不溶性であるが、
前記のように、有機溶剤中で良好な溶解性を有している
のに対して、本発明の生成物は完全に水溶性であり且つ
ほとんどすべての有機溶剤中で全く不溶性である。第二
に、従来の製品は10.000の分子量に制限されるの
に対して、本発明の製品は分子量の限定はなく、1,0
00゜000以上の高い分子量を臀することができる。
米国特許第4,090,992号は、塩素ガスによる重
合体エマルションの処理に関して、本発明者が知る限り
のもつとも近い将来の技術である。
しかしながら、この特許においては、油中水形エマルシ
ョンの含水量が、エマルション中の重合体と水の量に基
づいて、重量で40%未満でなければならないことが必
要である。この特許においては、塩素ガスとの接触を有
効ならしめる前に、先ずエマルションから過剰の水を除
去することが必要である。このような過剰の水の除去を
遂行しない場合には、重合体の凝固又は凝集が生じ且つ
系の安定性が失なわれるということを記している。
その上、従来のエマルションは真空蒸発によって乾燥を
行ない且つ重合体の溶液が生じる前に水に添加する゛ブ
レーカー′′界面活性剤の使用を必要とする。それ故、
4,090,992号の特許においては、重合体lOO
モル当りに9.5モルの塩素に相当する、全体で0.4
0モルの塩素を与えるために、乾燥したエマルションに
対して1時間にわたって塩素を添加する(実施例10参
照)。
この段階において、この特許の手順では、重合体の塩素
との反応は、生じるとしても、きわめて僅かであるにす
ぎない。実際に、エマルションの油中の塩素の溶液が生
じ、その塩素が引続く加温において遊離する。塩素化後
に、この特許は苛性ソーダの添加を開示している。それ
によって次亜塩素酸ナトリウムが生じ且つ高温においい
それがHoffman反応に従ってアミノ基含有重合体
の生成を伴なって反応する。4,090,992号の問
題点ハ、エマルションを脱水しないときには、塩素ガス
、水酸化ナトリウムエマルション及びブレーカ−界面活
性剤を添加することができないということである。この
特許の開示中で、仕込み重合体が塩素化を受けているこ
とを一度も述べ又は示唆すらしていない。
ここに、事前の脱水の必要なしに、アクリルアミド重合
体の塩素化を、実際に、乾燥条件下よりも迅速に、達成
することができるということが見出された。水の存在は
塩素化反応に対して必要な助剤である可能性すらある。
さらにまたN−塩素化重合体は、樹脂処理した原料を製
紙機の抄き網又はスクリーン上に送って通常のようにし
て成形させるときに、湿潤ウェブに対して実質的な程度
の引張強さを付与するということが見出されt:。これ
は紙の製造中のウェブの破れを低下させることによって
重要である。
発明の要約 新規部類のN−クロロアミド含有重合体及びその製造方
法が見出された。この重合体は水溶性の高分子量のもの
であり且つエマルション形態で存在するときに分解しな
い。これらは紙の製造中に紙原料から形成させた湿潤ウ
ェブに対して増大した引張強さを提供することが見出さ
れた。これらは繊維と組合わせて紙を形成させるときは
、すぐれた湿潤強度増強剤であることが認められた。こ
のように処理した紙は増大した乾燥強度をも表わす。紙
及びその製造方法もまた本発明の概念の部分を成してい
る。
本発明の第一の目的は、湿潤ウェブ強度及び湿潤引張強
さを付与するために、新規部類のN−クロロアミド重合
体を繊維と組合わせることによって紙、板紙及びその他
の繊維製品を提供することにある。本発明は部分的にビ
ータ−1原料槽、ヘンドボックス中で又は紙形成工程の
手前の他の適当な地点におけろ水和又は非水和製紙繊維
バルブの水性懸濁液へのこれらの重合体の添加あるいは
前もって形成させた紙の繊維への、単独の又は他の含浸
剤との混合物中の水性噴霧液又はタブ(tab)のり剤
として重合体の付与から成っている。
発明の説明 本発明に従って、種々のN−クロロアミド−含有重合体
と繊維の組合わせ及びそれから製造した材料を提供し且
つ本発明は特にフェルト状繊維湿潤ウェブ及び、たとえ
ば紙、板紙、成形バルブ製品などのような、それから製
造した材料に対して湿潤強度を付与するための方法に関
するものである。本発明は、更に、別の重要な特色とし
て、湿潤アルカリ条件下に強度を保持する永久的に強化
した紙、板紙などの製造をも包含する。本発明は、以下
に更に詳細に記すように、改良した繊維及び繊維製品自
体、並びにこれらの製品の製造方法、このような湿潤強
度を提供するN−クロロアミド含有重合体並びにそれら
の製造方法をも包含する。
ここで用いる場合の“紙”という用語は、希薄な水性繊
維懸濁液のドローダウンによって製造するどのような繊
維含有マント又はウェブをも包含するものとする。繊維
質の中には、セルロース、ガラス繊維、ポリアミド繊維
、ビスコース繊維など、及びそれらのいずれかの混合物
である。製品の例は、布帛、フェルト、板紙、成形製品
などである。
われわれは、上記及びその他の目的は、たとえばバルブ
のような繊維材料又は前もって形成させた紙の繊維に対
して、N−クロロアミド重合体として以下に説明する種
類の重合体材料を付与することによって達成される。わ
れわれは、この部類の重合体は、たとえば紙パルプ又は
水性懸濁液のような材料の繊維に対して本質的である:
すなわち、重合体は、繊維を含有するその希薄な水溶液
又は分散液から、溶液中の重合体の濃度に相当する量又
は形成させたのちのシート中に普通に残留する水中に含
まれるものに相当する量よりも遥かに多くの量で、選択
的に繊維によって吸収される。
それによって、水性堆積マットに対して湿潤ウェブ強度
を付与するために、抄き網又はスクリーン上にスラリー
を注下する以前に、バルブスラリー又は水性懸濁液に対
して重合体を添加することが可能となる。またこれは、
焼く0.1〜6%である、製紙機中で一般的に用いられ
るコンシスチンシー又は、特別な場合には、さらに高い
コンシスチンシーの希薄な水性懸濁液中に繊維がある間
に、望ましい程度の湿潤ウェブ強度を与えるために十分
な量の湿潤強度付与重合体の繊維への付与を可能とする
。本発明の実施において使用するN−クロロアミド鎖重
合体は、本発明に従って、重合体が水溶性であり、塩素
化後に沈澱することがなく且つ第一アミド基を有してい
る限りは、広い範囲の重合体から製造することができる
。この種の多くの重合体及び共重合体は公知であり、且
つ原材料として使用することができる。しかしながら、
好適な材料は、アクリルアミドの重合体、ポリメタクリ
ルアミド及びポリエチレンアクリルアミドのような、低
級アルキル置換アクリルアミド及び水溶性の重合体の生
成をもたらすアクリルアミドと他の共重合可能な単量体
との共重合体である。
上記の出発物質は、比較的低分子量の重合体及び比較的
高分子量の重合体の両方の形態で存在していることが公
知であり、且ついずれの形態でも本発明の実施において
使用することができる。たとえば、制御した分子量のポ
リアクリルアミドは、容量で焼く5〜40%の、たとえ
ばエタノール又はインプロパツールのような、水と混合
性のアルコールを含有する水中におけるアクリルアミド
の重合によって取得することができることが公知である
。この手順によって、低くは2000又は高くは300
0.000の分子量を有する重合体を製造することかで
さる。同様な手順は前記の共重合体の製造においても使
用することができ且つ生じる生成物の分子量も匹敵する
もの、すなわち、低分子量重合体においては約2,00
0〜約40゜000、高分子量の重合体においては50
.000〜500,000の範囲となる。10,000
゜000のような高い分子量を有するポリアクリルアミ
ド又は前記の共重合体は、逆乳化重合として公知の手順
によって製造することができる以下に例証するように、
いずれの部類の重合体及び共重合体をも、繊維との組合
わせによって湿潤ウェブ強度及び紙に対する湿潤強度を
付与するために有用な、相当するN−クロロアミド鎖重
合体の形成において使用することができる。
N−ハロアミド重合体は、なかでも、水溶液、逆エマル
ション、分散液、又は二相反応媒体中における塩素の作
用によって、前記の部類の線状炭素鎖重合体のカルボン
酸アミド基の一部をN−クロロアミド基に転化させるこ
とによって製造する。
このアミド基のN−ハロアミド基への転化は公知であっ
て、実質的に非重合化合物に対して古くから適用されて
いる。以下に記す反応条件の使用によって、ポリアクリ
ルアミド及びアクリルアミド共重合体のアミド基の一部
を、望ましい樹脂生成物の形成と共にN−ハロアミド基
に転化させることができる。
本発明の新規N−ハロアミド重合体は、それらの固有粘
度に基づくと、少なくとも約100,000の分子量を
有しているが、しかしながら、セルロース繊維と組合わ
せて紙を形成させるために有用な重合体は、約2000
のような低い分子量及び好ましくはto、oooの分子
量を有している。
本発明の新規製品はN−ハロアミド基を含有する重合体
又は共重合体である。ポリアクリルアミドのこれらの反
応生成物は実質的に下式に相当する: 式中でRは水素又はメチルであり、Xのyに対する比は
、それぞれ、約99.9:0.1乃至約50:50、好
ましくは、同じ基準で、98:2乃至85:15であり
、Xはハロゲンであり且つ分子量は少なくとも100.
000である。
カチオン性アクリルアミド共重合体の新規反応生成物は
実質的に下式に相当する: 式中で、それぞれ、R,X及びXのyに対する比は上記
のとおりであり、(x+y)の2に対する比は約99.
9:0.1乃至約50:50、好ましくは約95=5乃
至約85:15の範囲であり、Zはアクリルアミドと共
重合できる一種以上のカチオン性単量体の重合残基を表
わし、且つ分子量は少なくとも約100.000である
あるいは、式I又はHの成分又は、生成する重合体が水
溶性である限りは、非イオン性の単量体に取り換えても
よい。すなわち、式■又は■中の成分Xは、たとえば、
N−ビニルピロリドンのような非イオン性の単量体に取
り換えてもよい。重合体は重量で約1〜20%の非イオ
ン単量体に取り換えた成分Xを含有することが好ましい
。このような重合体は、非イオン単量体とアクリルアミ
ド(又は単量体2を含む)の出発共重合体を、下記の1
俣に仕込むことによって、製造することができる。
下表は有用なカチオン単量体及び相当する2の構造のい
くつかの例を示す。
カチオン性単量体       [ひ Zは、塩素化の前又は後に、重合体の修飾によって生成
物中に導入し;それによって生成物をカチオン性とする
こともできる。(たとえば、ポリアクリルアミドに対す
るマンニッヒ反応によってカナオン性重合体を製造する
ことができ、次いでマンニッヒポリアクリルアミドを塩
素化することによってカチオン性N−クロロアミド重合
体を生じさせることができる。) この場合(Zヂは 4 CH,−CH)   である。
C:0 H 2皿 R1はCH,、C,H,、などとすることができる。
XIはCH,05O3−1などとすることができる。
この分野の専門家には公知のその他のカチオン性単量体
、すなわち、アクリルアミドと共重合できる、かかる単
量体をも用いることができる。
本発明のN−ハロアミド重合体の製造においては、カル
ボン酸アミド基を含有する中性、カチオン性、天然又は
合成重合体を包含する重合体、好ましくはカルボン酸ア
ミド基が重合体形成鎖の炭素原子に結合している線状脂
肪族鎖状重合体及び共重合体を、約−1O℃〜80°C
1好ましくは0〜40℃の温度において、ハロゲン、好
ましくは塩素と反応させる。この反応の遂行においては
、重合体又は共重合体を、水溶液又は油中に分散させた
重合体溶液の分散物の形態で、反応器中に導入する。重
合体又は共重合体を、有機相と水相を含有する二相溶剤
系中に分散させることもできる。
有機相は、たとえば値へブタンのような炭素水素溶剤及
び/又は塩素化炭化水素溶剤、たとえば塩化メチレンか
ら成ることができる。重合体又は共重合体は二相系中に
可溶であっても、あるいは、固体の形態で分散させても
よい。仕込み重合体の油中水形のエマルションを用いる
ときは、それは該重合体と水の合計重量に基づいて、重
量で40%を超える水を含有していなければならない。
ハロゲンの添加の前に、反応混合物を確実に中性又は僅
かに酸性とすることが好ましい。反応混金物がアルカリ
性であるときは、反応混合物のp Hを約7又はそれよ
りも僅かに低くまで調節しなければならない。これは緩
衝溶液又は水性鉱酸の添加によって行なうことができる
。適当な水性の鉱酸は冷水性塩酸、硫酸、りん酸などで
ある。
希塩酸又は硫酸を用いることが好ましい。次いで望まし
い量のハロゲンを反応混合物中に導入する。
ハロゲン化は発熱的に進行且つ約5分乃至約4時間にわ
たって、好ましくは撹拌し且つ反応温度を約0°C乃至
約40°Cの範囲内に保ちながら、行なわれる。反応は
光の存在で又は暗所中で行なうことができる。約40°
Cよりも高い温度又は約1時間よりも長い反応時間の使
用は、加水分解によって多少のカルボキシル基が生じる
可能性があるので、特に望ましくない。存在させるハロ
ゲンの量は、望ましい生成物を与えるように注意深く調
節する。反応混合物に加えるハロゲンの量は、該重合体
又は共重合体中に存在するカルボン酸アミド基の繰返し
のモル数によって計算する。このようにして計算した、
該重合体又は共重合体に対するハロゲンのモル比は、そ
れぞれ、約0.1:99.9から約50:100まで変
えることができる。しかしながら、このモル比は約l:
99から約20:100の範囲内であることが好ましい
。ハロゲン化は常圧又は加圧下に行なうことができる。
圧力の上昇と共に必要な反応時間は低下するが、経済上
の理由によって、好適圧力は約1万乃至約6気圧のゲー
ジ圧力の範囲である。ハロゲン化工程中には、反応混合
物を適切に混合することが好ましい。反応混合物を、少
なくとも撹拌できるような程度まで希釈するか、又は、
何らの困難なく、他の手段によって混合することができ
る。上記の条件を保つときには、ハロゲン化は、約5分
乃至約4時間、好ましくは約10分乃至約2時間で完了
する。反応中で使用するハロゲンの量、重合体又は共重
合体の組成、及び反応条件に依存して、カルボン酸アミ
ド基を、約1%乃至約100%、好ましくは約5〜20
%の異なる範囲で、N−ハロアミド基に変換することが
できる。N−ハロアミド基の含量は“活性ハロゲン滴定
”法によって定量することができる。重量で約20%以
下、好ましくは10%以下までの、生成する塩素化重合
体の油中水エマルションの脱水が、系を劣化に対して安
定化するために、好適である。
生成物の単離の方法は種々の要因に依存する。
これらの要因は、重合体又は共重合体の組成、カルボン
酸アミド基のN−ハロアミド基への転化の範囲、及び反
応混合物の物理的形態、すなわち、水溶液、油中の重合
体溶液のエマルション、二相溶液、水中の重合体又は共
重合体の固体分散物など、を包含する。一般に、カルボ
ン酸アミド基のN−ハロアミドへの転化が高率、すなわ
ち、約50%であるときは、反応生成物は、ハロゲン化
反応の反応中又は完了後に反応溶液から沈澱する。
それ故、通常の手段により、たとえば、濾過又は遠心分
離によって、反応混合物から生成物を分離することがで
きる。比較的高度に塩素化した重合体はD M S O
中に可溶である。ハロゲン化の完了後に生成物が反応混
合物中に可溶の場合には、一般的に公知の沈澱方法によ
って、すなわち、たとエバ、メタノール、エタノール、
グロバノールのような、水溶性有機溶媒の反応混合物へ
の添加によって、又は反応混合物を上記のような水溶性
有機溶媒中に注下することによって、反応混合物から生
成物を分離することができる。沈澱のために使用する水
溶性有機溶媒の量は一般に、反応混合物とほぼ等量から
反応混合物の要領の約10倍の量の間である。反応生成
物は上記の種々の手段によって反応混合物から分離する
ことができるけれども、必ずしも常に反応混合物から生
成物を分離する必要はなく、反応混合物をそのまま直接
に使用することもできる。
上に簡単に記したように、上記のようにして製造したN
−クロロアミド重合体は、所望するならば、タブ適用方
法によって、紙製品に対して付与することができる。た
とえば亜硫酸バルブ、硫酸バルブ又はたとえば粉砕木材
のような機械バルブ又はそれらの任意の混合物から調製
した、前もって形成させ且つ完全に又は部分的に屹燥し
た紙を、重合体の1〜5%水溶液又は分散液中に浸漬す
るか又はそれによって噴霧して、紙の重量に基づいて、
約50〜100%含浸させる。次いで紙を、それが乾燥
し且つそのフィブリルの重合体との結合が生じる温度に
おいて、約0.1〜60分加熱すればよい。生じる紙は
湿潤強度が増大しており、それ故、この方法は紙タオル
、吸収ティッシュなど、及び、たとえばクラフト包装紙
、袋用紙、板紙品級などのような、さらに重質の紙の含
浸に対してよく適している。
しかしながら、セルロース繊維に対するN−ハロアミド
重合体の実質的な性質の故に、すなわち、炭酸カルシウ
ム又はその他のアルカリ性のり剤を包含する、紙仕上げ
材料の調製において一般に用いられる条件下に、水溶性
であるか又はコロイド溶液の形態で水分散性であるとい
う性質の故に、それらの重合体は、セルロース紙原料の
繊維上に吸着又は吸収によって選択的に付着することが
できる。それ故、重合体を紙原料の水性懸濁液中に溶解
することが好ましく、あるいは重合体をあらかじめ溶解
した水溶液として該懸濁液に添加することもできる。こ
の添加は、ビータ−1原料槽、ジョルダンエンジン、フ
ァンポンプ、ヘッドボックス又は抄き網又はスクリーン
の手前のその他の適当な地点で、行なうことができ、そ
の後に、処理した繊維を抄き網又はシリンダー上でフェ
ルト状製品とする。湿潤ウェブ強度の増大が望ましい゛
場合は、抄き網又はスクリーンの手前におけるセルロー
ス紙原料への本発明の重合体の添加を用いる必要がある
重合体の添加の場所におけるパルプ懸濁液のpHは重要
ではなく、たとえば処理が炭酸カルシウムのようなアル
カリに反応する充填剤の存在に耐えることができるよう
に、約4〜9の間の任意の値とすればよい。最適の強度
は一般に約4.5〜8.0のpHで発現するので、望む
ならば、工程を完全にアルカリ側で行なってもよい。こ
のようにして、0.1%というような僅かな重合体を吸
収させる場合にも、かなりの湿潤強度が認められるけれ
ども、通常は、紙原料の乾燥重量に基づいて、約0.2
〜5%又はそれ以上の樹脂固形物の範囲内の量を添加す
ることが望ましい。最終材料中に重合体を添加し且つ混
入したのちに、通常のようにしてフェルト製品を、好ま
しくは75〜300″Fにおいて、約0.1〜60分間
加熱して、水を蒸発させる。この加熱もまた、最終製品
中の湿潤強度をもたらすセルロースフィブリル間の重合
体結合を、増大又は一層発現させる。室温で乾燥した紙
においても、かなりの湿潤強度を取得することができる
。けれども、紙を加熱によって乾燥するときには、更に
高度の湿潤強度が得られることが、試験によって認めら
れている。
本発明の重合体は水溶性であり、且つそれらはアクリル
アミドとカチオン性単量体との共重合体から、又はアク
リルアミドと前記のような非イオン又はカチオン性単量
体との三元共重合体がら、製造することができる。非イ
オン性の共単量体は下記のグループから選ぶことができ
る:メタクリルアミド、N−メチルアクリルアミド、N
、N−ジメチルアクリルアミド、アクリロニトリノb、
N−ビニルピロリドン、アクリル酸エチル、酢酸ビニル
、(メタ)アクリル酸メチル、その他。フリーラジカル
重合が可能な、この分野の専門家には公知の、その他の
非イオン共単量体をも、本発明において有用なものとし
て包含せしめる。塩素化以前の、好適な水溶性重合体は
、前記のカチオン的に荷電した単量体、すなわち、MA
PTAC(メタクリルアミドプロピル トリメチル ア
ンモニウム クロリド) 、DADM (ジアリルジメ
チルアンモニウム クロリド)、DMAPMA (ジメ
チルアミノプロピル メタクリルアミド)、DMAEM
(ジメチルアミノ エチル メタクリレート) 、DM
AEA (ジメチルアミノ エチルアクリレート)及び
それらの第四アンモニウム塩による重合体である。非イ
オン性単量体におけると同様に、この分野の専門家に公
知であり且つフリーラジカル重合体が可能なその他のカ
チオン性単量体をも用いることができ且つ本発明中に包
含されるべきものとする。
好適実施形態の説明 以下の実施例は例証のためにのみ記したものであって、
特許請求の範囲記載以外は本発明を制限するだめのもの
ではない。部数及び百分率は、他のことわりがない限り
は、すべて重量による。
本明細書中で用いる“標準粘度“の用語は、ULアダプ
ターを付したブルックフィールド粘度計により速度60
「prIlで25℃において測定した、IM  NaC
Q中の重合体の0.1%溶液のセンチポアズ単位での粘
度を意味する。
実施例 l 適当な反応器に250部の10%ポリアクリルアミド溶
液(分子量約267.000)を仕込む。
この溶液を250部の水の添加によって希釈したのち、
0°Cに冷却する。溶液中に塩素ガスを1分間当りに3
9.33−の速度で20分間にわたって撹拌下に導入す
る。(全体で10モル%の塩素を仕込む)。塩素ガスの
仕込みの間に反応器を氷水浴中に浸漬して反応温度を0
〜1℃に保つ。塩素の添加の完了後に、反応溶液を、徐
々に3000部のメタノール中に、撹拌と共に注下する
。重合体は10モル%のN−クロロアミド基を含有して
おり且つ水溶性である。
実施例 2〜7 ポリ(アクリルアミド−MAPTAC)(アクリルアミ
ドのMAPTACに対するモル比は90:lOである)
の高分子量固体共重合体30部を2970部の水中に溶
解することにより、1%水溶液を調製する。ウオーリン
 ブレングー中で溶液に剪断力を加えることによって1
.95cpsの標準粘度とする。500部ずつの上記溶
液を用いて、異なるN−り四日含量を有するN−塩素化
重合体を調製する。すなわち、500部の溶液を25°
Cにおいて撹拌と共に塩素ガスの添加によって塩素化す
る。各塩素化に対して、塩素ガスの添加速度を、塩素化
が5分以内に完了するように、調節する。反応溶液の温
度は30°C以下に保つ。
各樹脂溶液のN−クロロ含量を活性塩素定量法によって
分析する。各樹脂に対するN−塩素化アクリルアミド単
位のモル%を第1表中に示す。
第1表 単位のモル% 23.1 36.3 4          11.5 5          15.4 78.3 実施例 8〜12 アクリルアミドとQ−DMAEMメト硫酸塩(アクリル
アミドのQ−DMAEMメト硫酸塩に対するモル比はq
o:toである)の共重合体の、活性固体32.51%
を含有する、95%の高分子量エマルジョンを、1.7
部の市販のエマルション ブレーカ−と2991.75
部の水の混合物中に溶解することによって、1%水溶液
を調製する。この溶液にウオーリン ブレングー中で剪
断力を加えることにより、標準粘度1.8cpsの重合
体とする。実施例2〜7の方法を繰返す。調製した重合
体及び樹脂に対するN−塩素化アクリルアミド単位のモ
ル%を第2表に示す。
第2表 単位のモル% 83.5 to           11.5 11          17.4 実施例 13 75重量%のアクリルアミドと25重量%のDADMの
重合体によって分子量180.000のアクリルアミド
−DADMの20%固体共重合体を調製する。50部の
共重合体を反応フラスコ中で150部の水で希釈する。
150部のn−へブタンを加え、その混合物を撹拌しな
がら外部から0℃に冷却する。外部的な冷却により塩素
化処理中の反応混合物の温度を0〜2°Cに保ちながら
、15分にわたって1598ccの塩素を反応混合物中
に導入する。反応混合物を次いで撹拌と共に徐々に2Q
のエタノール中に注下する。生成物重合体が沈澱する。
沈澱物を濾過によって集めて乾燥する。分析によって生
成重合体が26.2モル%のN−グロロアミド単位を含
有することが認められる。
実施例 14〜18 10モル%のQ−DMAEMメト硫酸塩を含有するアク
リルアミドとQ−DMAEMメト硫酸塩のエマルション
共重合体を標準的な方法によって調製する。エマルショ
ンの固体含量は38.3%(重量)であり且つl 、 
5 cpsの標準粘度を有している。200部のエマル
ジョン共重合体を反応器に仕込み、エマルジョンを外部
からの冷却により10°Cに冷却する。次いでエマルシ
ョンを塩素ガスの添加によって塩素化する。反応混合物
の温度は塩素化処理の間に約lθ℃に保つ。生成重合体
を種々の塩素化時間後に回収して、活性塩素定量法によ
って、それぞれの活性塩素含量を定量する。
その結果を第3表に示す。
第3表 14        0.7 15       1.6 16       2.4 17       4.1 18       6.7 実施例 19〜23 15モル%のQ−DMAEMメト硫酸塩を含有し且つ1
.5cpsの標準粘度を有するアクリルアミド−A−D
MAEMメト硫酸塩共重合体のエマルション共重合体(
,38,3%固体)200部を用い実施例14〜18の
手順を繰返す。生じた重合体の活性塩素含量を第4表に
示す。
寒土ス 19           0.7 20           2、1 21           3.0 22          5.6 23           9.0 実施例 24〜27 200部のエマルション共11!合体(65,9%の全
固体)と90.4%内部固体(エマルションの水相中の
90.4%重合体)の実施例19〜23の共重合体を用
いて実施例14〜18の手順を再び繰返す。回収した重
合体の活性塩素含量を第5表中に示す。
第5表 24       1.0 25       2.1 26       3.1 27       4.5 実施例 28 実施例1の重合体を水中に溶解して2%の水溶液を調製
する。この水溶液を浸漬のり付は試験において使用する
。浸漬のり付は試験は、先ず溶液の自然のpH(3,0
)において、次いで溶液のpHを6.0に調節したのち
に、行なう。23°Cで2日間放置したのちの同一溶液
をも使用して、浸漬のり付は試験を行なう。紙を溶液槽
中でのり付けし且つ吸取紙上で乾燥したのち、重合体溶
液の吸収率%を計算する。紙をドラム乾燥機上で240
下において1分間乾燥する。105°Cにおいて5分間
の追加の乾燥をも紙に与える。処理した紙について耐ア
ルカリ試験(湿潤耐アルカリ性を試瞼するための市販の
1%アルカリ洗浄剤溶液中の標準的な30秒の浸漬)を
行なう。試験結果を第6表に示す。引張強さくQb/i
n)は、25”X4“1500連当り50ボンドの坪量
に対して標準化する。表中で明らかなように、本発明の
新規湿潤強化剤で処理した紙は、すぐれた耐アルカリ性
、永続性及び熱処理応答性を示す。
実施例 29 1部の固体重合体を99部の水中に溶解することによっ
て実施例13の重合体の1%水溶液を調製する。15m
Qの重合体溶液をパルプ試料に加える。各バルブ試料を
下表中に示すpH値に調節する。繊維の乾燥重合に基づ
いて1.5%に相当する重合体溶液を加える。各パルプ
試料を穏やかに5分又はIO′分撹拌したのち、試験用
手抄き紙を製造する。その紙をドラム乾燥機上で240
″Fで1分間乾燥し、次いで220Tにおいて5分間後
熱処理する。
第7表中に示した湿潤強度は25″×40″1500連
当り5011bの坪量に標準化しである。
第7表 2   4     5分      3.303  
 4     10分      3.364    
6     5分      2.385   6  
   10分      1.816   8    
 5分      0.607    8     1
0分      0.94実施例 30〜157 以下の実施例は向上した湿潤強度を存する紙を与えるめ
たの湿式添加方法による本発明の重合体の付与を例証す
る。
試験のために、よくこう解したバルブの試験用マスター
バッチの部分試料を採取する。漂白ノクルプを用いる(
広葉樹二針葉樹、50:50)。各バルブ部分試料を表
中に示すpH値に調節したのち、それぞれに、同じ表中
に示したN−タロロアミド重合体の一つを、繊維の乾燥
重量に基づいて0.5〜1%の量で、加える。重合体は
0.5%水溶液として加える。部分試料を静かに1分間
撹拌して吸着の平IM(実質的な完了と同じ)を達成す
る。懸濁液[大きな試験用抄紙機上で25″X40″1
500連当り約50Qbの坪量で抄紙し、紙全回転ドラ
ム機上で240Tで1分間乾燥する。
次いで紙を状態調節し、乾燥したのちTAPPI法によ
り湿潤引張強さを測定する。
第8及び9表中の引張強さは25”X 407500連
当り5ocbの坪量に標準化しである。表中でADMは
アクリルアミドである。
((\   \   \   \   (−瓢   (
瓢   ((\    (飄    \    (\ 
   −−(\    \    \    飄   
 \n  !  の  (QCN   の  マ  の
  ロ  ト  へ  の  寸  −[F]トω■0
−へ(fI寸Ll”l Co h(1)■〇−の0ωマ
でマ寸ママ!マ寸でのの 0り U) (\    (((((\    ((ζ    (\
    ζ    \    %+    −(曳  
  ((覧    ((寸Ll″)   (1コ  へ
  Cつ  !デ  Ll”)   i−〇’J   
CQ   !V500−へ■寸−Cトω■O u)  qコ   qコ   qコ   αコ   α
コ   αコ  αコ   αコ   αコ   αコ
  C−α 05 (7) 0−IW (−1’) ? Ll”l 
COh 00 C) 0  ’Jf’−h   00 
  eI5   ω  ■  (1)  ■  ■  
(1)  ω  ■  ■      黄実施例158 実施例71のGの代りにQ−DMAEM塩化メチルを用
いて実質的に同一の結果を達成する。
実施例159 実施例91中のGの代りにQ−DMAEMを用いて同様
な結果を達成する。
実施例160 MAPTACの代りにDADMを用いる以外は実施例2
を繰返す。やはり、共重合体の良好な塩素化が達成され
る。
実施例161−167 仕込み重合体を変える以外は実施例1に従かう。
異なる仕込み重合体及び生成するN−塩素化アミノ基の
量を第1O表中に示す。
第1O表 AMD  NNAMD  ACN  MA  MAMD
   Z   中のN−C12% 16+   2080  −−−  −  15AMD
      =アクリルアミド NNAMD    =N、N−ジメチルアクリルアミド
ACN      =アクリロニトリルMA     
  =アクリル酸メチルNAMD     =メチルア
クリルアミドZ         =Q−DMAEMメ
ト硫酸塩実施例168 パルプ=50%漂白広葉樹りラフト 50%漂白針葉樹クラフト 自由度:500mQカナダ規格 添加剤:(A)モル比90/I Oのアクリルアミドと
メタクリル酸ジメチルアミノ エチル第四アンモニウムメト硫酸 塩から調製し且つ実施例1の手順 によりり7.4%のCQを含有する ように塩素化した90/IOAM D/Q−5共重合体の0.28% 水溶液 (B)  カイメン0557、バーキュレス社製のポリ
アミド製紙用添加剤、 の0,28%水溶液 胆: 4061の0.69%コンシスチンシーのパルプ
を、8にpH調節した樹脂水溶液により、1分間の接触
時間で処理した。
処理したパルプをpH8の希釈水を含有するノープルア
ンドウッド試験用抄紙デツケルに加えた。湿潤ウェブを
常法によって形成させた。吸取紙を用いて抄紙機からの
湿潤ウェブの水分を除去した。別の吸取紙を機械側に当
てたのち、ノープルアンドウッドローラープレス中で、
羊毛フェルト間で圧搾した。湿ったウェブを密封したプ
ラスチック袋中で吸取紙間に保った。試験の直前に、1
″×4″の試料を、なお吸取紙の間で、切り取った。
できるだけ迅速に、試験の直前に吸取紙を除いたウェブ
について、引張試験を行なった。なおプラスチックの袋
中にあるウェブの未使用部分のコンシスチンシーを熱盤
上の一定重量までの乾燥によって測定した。
屹l: なし   −−−500−65052,5B    1
.0    500−600   52.7A    
1.0    ”800−1000   53.71 
オーブン乾燥繊維に対する固体(%)実施例169 各試験紙に対して700+nQの0.72%フンシスチ
ンシーのパルプを用い:ローラープレスに対する圧縮重
量を変えることによって湿潤ウェブのコンシスチンシー
を変え;且つパルプと希釈水のpHを6とするほかは、
実施例+68と同一のパルプと手順を用いた。
添加剤:(A)7.4%のCQを含有する実施例168
におけると同じ90/IOA MD/Q−5共重合体の0.40 %水溶液。
(B)  バレズ■631NC,製紙用添加剤としてア
メリカン シアナミド 社から市販のアクリルアミドとD ADMの共重合体、の0.50% 水溶液。
結果: f2b/in  %     % なし   −00,45−−−34,8A    1 
 0   1.245.o    34.7B    
I   O0,944,837,0なし   −11,
135,542,9A    I   +    1.
784.7   42.38    +   1   
1.625.2   43.9なし   −21,74
5,247,5A     1   2    3.1
55.5    46.2B     l    2 
   2.355.3    48.7なし   −3
2,304,949,8A     I    3  
  3.165.3    51.8B     1 
  3    3.305.4    51.91 オ
ーブン乾燥繊維に対する固体% 実施例170 ローラープレス上のプレス重さを変えることによって湿
潤ウェブコンシスチンシーを変える以外は、実施例16
8と同一のパルプと手順を用いた。
パルプと希釈水のpHは8とした。
添加剤:(A)  4.25%(1)CQを含有する9
0/10^MD/Q−5共重合体の0゜ 89%水溶液。
(B)カイメン0557の0.5%水溶液。
(C)カルボキシメチルセルロースの0゜5%水溶液。
屹i: 湿潤   ウェブ  ウェブ Qb/in   %      % ^   1.9   0    2.33   5.8
    38.8B/CO,810,200,575,
238,6A    1.9  .1    3.59
   6.8    43.6B/CO,810,21
0,884,643−3A    1.9   2  
  5.82   6.9    49.58/CO,
810,22+、20   4.3    48.0^
   1.9   3    8.05   7.6 
   53.68/CO,810,231,774,0
51,21オーブン乾燥繊維に基づく固体(%)上記の
特許、特許願、出版物及び試験方法を参考としてここに
包含させる。
上記の実施例から本発明の使用によってすぐれた結果を
達成することができるということは明白であるる。湿潤
強度の増大と共に、湿潤ウェブの強度の増大という予想
外の結果もまた、上記の結果から明白である。
本発明の主な特徴および態様は以下のとおりである。
■、織繊維対して、その重量に基づいて重量で約0.1
%乃至約5.0%の、式: 式中で、それぞれ、Rは水素又はメチルであり、Xはハ
ロゲン原子であり且つXのyに対する比は約99.9:
0.1乃至約50 : 50の範囲である、 の繰返し単位から成る重合体を付与し且つ該繊維を湿潤
ウェブの形態とすることを特徴とする、紙繊維ウェブに
おける湿潤ウェブ強度の発現のための方法。
2、生成した湿潤ウェブを、その繊維間に重合体の結合
を生成させるために、乾燥することを包含する、上記l
に記載の方法。
3、Rは水素である上記lに記載の方法。
4、Xは塩素である上記3に記載の方法。
5.湿潤ウェブを約75”F乃至約300下の温度にお
いて約0.1乃至約60分の時間にわたって加熱するこ
とによって乾燥する上記2に記載の方法。
6、該繊維はセルロース繊維である上記1に記載の方法
7、繊維に対して、その重量に基づいて重量で約0.1
乃至約5.0%の、式: 式中で、それぞれ、Rは水素又はメチルであり、Xはハ
ロゲン原子であり、Xのyに対する比は約99−9:0
.1乃至約50 : 50の範囲であり、(x+y)の
2に対する比は約99.9:0.1乃至約50 : 5
0の範囲であり、且つ2は共重合したカチオン性単量体
の残基である、 を有する重合体を付与し且つ該繊維を湿潤ウェブの形態
とすることを特徴とする、紙繊維ウェブにおける湿潤ウ
ェブ強度の発現のための方法。
8、生成する湿潤ウェブを、その繊維間に重合体の結合
を生成させるために、乾燥することを包含する、上記7
に記載の方法。
9、Rは水素である上記7に記載の方法。
108Xは塩素である上記9に記載の方法。
11、湿潤ウェブを約75″F′乃至約300下の温度
において約0.1乃至約60分の時間にわたって加熱す
ることによって乾燥する上記8に記載の方法。
12.2はジアリルジメチルアンモニウムクロリド重合
残基、メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウ
ムクロリド重合残基、ジメチルアミノエチルメタクリレ
ート第四アンモニウム塩重合残基、ジメチルアミノアク
リレート第四アンモニウムクロリド重合残基、ナトリウ
ムアクリレート重合残基、アクリル酸重合残基又は上記
の重合残基のいずれかの混合物である上記7に記載の方
法。
13.2はナトリウムアクリレート及びアクリル酸重合
残基の混合物である上記12に記載の方法。
14、該繊維はセルロース繊維である上記7に記載の方
法。
15、湿潤ウェブは、繊維の乾燥重量に基づいて、重量
で約0.1%乃至5.0%の、式:式中で、それぞれ、
Rは水素又はメチルであり、Xはハロゲン原子であり且
つXのyに対する比は約99.9:0.1乃至約50 
: 50の範囲である、 を有する重合体の均一な含量ををすることを特徴とする
、紙の製造において使用するために適応させた繊維の湿
潤ウェブ。
16、Rは水素である上記15に記載の湿潤ウェブ。
17、Xは塩素である上記16に記載の湿潤ウェブ。
18、湿潤ウェブは、繊維の乾燥重量に基づいて、重量
で約0.1乃至5.0%の、式:式中で、それぞれ、R
は水素又はルメチルであり、Xはハロゲン原子であり、
且っXのyに対する比は約99.9:0.1乃至約50
=50の範囲であり、(x+y)の2に対する比は約9
9.9:0.1乃至約50:50(7)iiI囲であり
且つZは共重合したカチオン性単量体の残基である、 を有する重合体の均一な含量を有することを特徴とする
、紙の製造において使用するために適応させた繊維の湿
潤ウェブ。
19、Rは水素である上記18に記載の湿潤ウェブ。
20、Xは塩素である上記19に記載の湿潤ウェブ。
21.2はジアリルジメチルアンモニウムクロリド重合
残基、メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウ
ムクロリド重合残基、ジメチルアミンエチルメタクリレ
ート第四アンモニウム塩重合残基、ジメチルアミノアク
リレート第四アンモニウムクロリド重合残基、ナトリウ
ムアクリレート重合残基、アクリル酸重合残基又は上記
の重合残基のいずれかの混合物である上記18に記載の
湿潤ウェブ。
22、zはナトリウムアクリレート及びアクリル酸重合
残基の混合物である上記21に記載の湿潤ウェブ。
23、該繊維はセルロース繊維である前記15に記載の
湿潤ウェブ。
2倭4.該繊維はセルロース繊維である前記18に記載
の湿潤ウェブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、繊維に対して、その重量に基づいて重量で約0.1
    %乃至約5.0%の、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中で、それぞれ、Rは水素又はメチルであり、Xはハ
    ロゲン原子であり且つxのyに対する比は約99.9:
    0.1乃至約50:50の範囲である、 の繰返し単位から成る重合体を付与し且つ該繊維を湿潤
    ウェブの形態とすることを特徴とする、紙繊維ウェブに
    おける湿潤ウェブ強度の発現のための方法。 2、繊維に対して、その重量に基づいて重量で約0.1
    乃至約5.0%の、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中で、それぞれ、Rは水素又はメチルであり、Xはハ
    ロゲン原子であり、xのyに対する比は約99.9:0
    .1乃至約50:50の範囲であり、(x+y)のzに
    対する比は約99.9:0.1乃至約50:50の範囲
    であり、且つZは共重合したカチオン性単量体の残基で
    ある、 を有する重合体を付与し且つ該繊維を湿潤ウェブの形態
    とすることを特徴とする、紙繊維ウェブにおける湿潤ウ
    ェブ強度の発現のための方法。 3、湿潤ウェブは、繊維の乾燥重量に基づいて、重量で
    約0.1%乃至5.0%の、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中で、それぞれ、Rは水素又はメチルであり、Xはハ
    ロゲン原子であり且つxのyに対する比は約99.9:
    0.1乃至約50:50の範囲である、 を有する重合体の均一な含量を有することを特徴とする
    、紙の製造において使用するために適応させた繊維の湿
    潤ウェブ。 4、湿潤ウェブは、繊維の乾燥重量に基づいて、重量で
    約0.1乃至5.0%の、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中で、それぞれ、Rは水素又はメチルであり、Xはハ
    ロゲン原子であり、xのyに対する比は約99.9:0
    .1乃至約50:50の範囲であり、(x+y)のzに
    対する比は約99.9:0.1乃至約50:50の範囲
    であり、且つZは共重合したカチオン性単量体の残基で
    ある、 を有する重合体の均一な含量を有することを特徴とする
    、紙の製造において使用するために適応させた繊維の湿
    潤ウェブ。
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