JPS63284490A - 加圧水型原子炉用燃料要素 - Google Patents

加圧水型原子炉用燃料要素

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JPS63284490A
JPS63284490A JP63102324A JP10232488A JPS63284490A JP S63284490 A JPS63284490 A JP S63284490A JP 63102324 A JP63102324 A JP 63102324A JP 10232488 A JP10232488 A JP 10232488A JP S63284490 A JPS63284490 A JP S63284490A
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nuclear fuel
pressurized water
fuel element
weight
zirconium
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JP63102324A
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ハリー・マックス・フェラーリ
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Westinghouse Electric Corp
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    • G21C3/04Constructional details
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    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C3/00Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
    • G21C3/02Fuel elements
    • G21C3/04Constructional details
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    • GPHYSICS
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    • G21C3/04Constructional details
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、核分裂反応から電気的エネルギを発生させる
ための加圧水型原子炉で用いられる改良型核燃料容器に
関する。
加圧水型原子炉システムから電気的エネルギを取出す場
合、原子炉はタービンの駆動に用いられる蒸気を生ぜし
めるための熱を発生する。加圧水型原子炉内の燃料要素
又は燃料棒は酸化ウランのような核燃料を収容する容器
又は被覆材を有するが、この核燃料は容器内に封入され
ている。
容器の形成に使用する被覆材として種々のものが提案さ
れているが、被覆材は大抵の場合ジルコニウム合金であ
る。というのは、原子炉の運転条件下ではこれらジルコ
ニウム合金は強度及び耐食性があり、しかも中性子吸収
性が低いからであるかかる燃料要素の設計者は前々から
、ジルコニウムを基材とする被覆材の強度を増すため少
量の合金元素及び/又は格子間元素、例えば酸素又は炭
素を意図的にジルコニウムに添加している。一般に、現
行の仕様ではジルコニウム合金被覆材、例えばジルカロ
イの酸素含有量は約1000〜1550重量ppmの範
囲内であると定められている。かかる酸素含有量を得る
ためには酸素を被覆材の形成に用いられるジルカロイ・
インゴットにわざわざ添加しなければならない。
酸素を特定の量的範囲まで添加するとジルカロイの強度
が増して所望の性質が得られるが、その反面、このよう
にして酸素が存在することになるためにペレットと被覆
の相互作用(PCI)に対する被覆材の耐破損性が低下
することになる。1986年10月17日に出願された
本出願人の米国特許出願第919,943号で指摘され
ているように、原子炉の運転中に核燃料から核分裂性物
質が生じることに起因して管状金属被覆材が応力腐食を
惹き起こし、場合によっては破損するという問題が生じ
る。ジルコニウム合金管材料と揮発性の核分裂性物質と
が化学的に反応すると、被覆材の作用応力と相俟って、
ジルコニウム合金被覆材には応力腐食によるクラックが
生じ、その結果管壁に穴の空くことがある。ペレットと
被覆の相互作用による破損を防ぐため、被覆材の内側に
管状の内張りを使用すること、例えば燃料ペレットとジ
ルカロイ被覆材との間にジルコニウムの内張りを施すこ
とが提案されている。かかる管状の内張りは米国特許第
4,2QQ、492号及び米国特許第4,372,81
7号に記載されている形式のものである。米国特許第4
,200.492号は°、内面にスポンジ・ジルコニウ
ムの障壁が冶金学的に結合されたジルコニウム合金管を
有する核燃料要素を開示している。スポンジジルコニウ
ム障壁の厚さはジルコニウム合金管の厚さの1%〜30
%なのでジルコニウム合金管は収容した核燃料の影響か
ら保護される。スポンジ・ジルコニウムの内張りは照射
中は軟らかい状態を保って、核燃料要素の局部歪を最少
限に抑え、ジルコニウム合金管を応力腐食によるクラブ
キング又は液体金属による脆化から保護すると云われて
いる。スポンジ・ジルコニウムの内張りは不純物を10
00〜5000ppm含有するが、不純物の酸素含有量
は約200〜1200ppmである。米国特許第4,3
72,817号は米国特許第4゜200.492号と関
連があるが、この米国特許の核燃料要素と類似した核燃
料要素を開示している。米国特許第4,372,817
号の請求の範囲には、ジルコニウム合金管がジルコニウ
ム以外の成分を11000pp以上の量含み、連続障壁
層が不純物の含有量が500ppm以下のジルコニウム
金属から成り、不純物の酸素含有量が約200ppm以
下であることが記載されている。かかる内張りはジルコ
ニウム合金被覆材をペレットと被覆の相互作用の影響と
の関連で生じる問題から保護するために使用される障壁
層として記載されている。
高純度で低酸素含有量のジルコニウム内張りをジルカロ
イ被覆材の内側に使用すると延性がかなり高くなるので
、ジルカロイ被覆材と燃料及び核分裂生成物との相互作
用により小さなりラックがジルカロイ被覆材の内面に生
じても内張りがクランクの広がりを妨げペレットと被覆
の相互作用と関連した問題を軽減させる。しかしながら
、かかる内張り用管材は高価なのでユーザーの費用負担
が増大することになってしまう。
ペレットと被覆の相互作用の問題を解決するための対策
が他にも提案されている。たとえば、米国特許出願第5
89,390号(この特許出願は1984年3月14日
にレイモンド・エフ・ボイルの名儀で出願され、そして
本願出願人に譲渡された)では、ペレット被覆相互作用
に対して耐破損性があり、互いに冶金学的に接合された
ジルコニウム合金の2つの同心層又は同心管を含む複合
核燃料棒用被覆管が記載゛されている。外側の管は強度
が高く且つ耐水腐食性に優れた、例えばジルカロイ−2
又はジルカロイ−4のような在来のジルコニウム合金で
構成され、内側の管は錫を約0.2〜0.6重量%、鉄
を0.3〜0.11重量%及び酸素を最高約350pp
m含有したジルコニウム合金で構成されている。この複
合被覆材を用いた燃料要素には約2〜5気圧(29,4
〜73.5psi又は0.203〜0.507MPa)
まで加圧された不活性ガス、例えばヘリウムが入ってい
る。かかるヘリウムの加圧を行なうのは主として燃料棒
内の熱伝達を良好にするためである。
もう一つの対、策として、米国特許出願第790.G。
5号(この特許出願は1985年10月22日にジョン
・ピー・フォスター及びジョー9・ピー・サボルの名儀
で出願され、そして本願出願人に譲渡された)では、好
ましくは全体に亙り冷間加工され且つ応力除去された微
細構造を有する単一のジルコニウム合金で構成された被
覆管が記載されているが、かかる米国特許出願を本明細
書の一部を形成するものとして引用する。この被覆材は
元素組成、及び微細構造中の再結晶化等軸晶系粒子が1
0容量%以下で、好ましくは観察しつるほど存在しない
ので、機械的性質が良好であるばかりか耐水腐食性も優
れ、しかもペレット被覆相互作用によるクシツクの伝播
を抑える能力も優れている。ジルコニウム合金の不純物
含有量は1500重量ppm以下であり、不純物の酸素
含有量は600ppm以下、好ましくは400ppm以
下である。
本発明の目的は、ジルコニウム又はジルコニウム合金一
体液覆材を用いるが、該被覆材に内張り又は被覆を施す
必要がなく、或いは被覆材を特定の粒子構造にする必要
がない核燃料要素を提供することにある。
本発明の加圧水型原子炉用核燃料要素はジルコニウム又
はジルコニウム合金の単一層から成る被覆材を有する。
ジルコニウム又はジルコニウム合金の合金材料含有量、
酸素含有量はそれぞれ4重量%、600重量ppm以下
でなければならない。かかる合金の使用に起因する強度
の低下を補償するために、核燃料を含む密閉された被覆
容器はヘリウム雰囲気で150〜500ps i  (
1,03〜3.45MPa)まで加圧される。
本発明は添付図面に例示的に示すに過ぎない好ましい実
施例についての以下の説明から一層容易に明らかになろ
う。
本発明によれば、(1)ペレット被覆相互作用による破
損を防ぐには強度よりも延性を高くすることが重要であ
ること、及び(2) クラッドに作用する実質的な応力
を減じるために燃料要素の内部をヘリウムで加圧するこ
とにより強度の低下をかなりの程度まで補償することが
できるということを認識することにより、単一のジルコ
ニウム被覆材を用いて、ジルコニウム合金被覆材に通常
関連するペレット被覆相互作用の問題点を解消する。本
発明は酸素及び合金元素含有量が低いジルコニウム被覆
材料を使用するが、通常、酸素含有量が低いことに起因
する強度の低下は内部を加圧するヘリウムガスによって
補償される。
使用する金属被覆材料は酸素含有量が600重量ppm
以下の状態で酸素を含む合金材料を4重量%以下含むジ
ルコニウム又はジルコニウム合金である。かかるジルコ
ニウム合金はニオブ、錫、鉄、クロム、ニッケル、モリ
ブデン、銅、バナジウム等の元素及び酸素を含むことが
ある。特に有効な合金はニオブを約1〜3重量%、好ま
しくは2.5重量%含有したジルコニウム合金及び錫を
約1.2〜1.7重量%、鉄を0.07〜0.2重量%
、ニッケルを0〜0.8重量%、クロムを0.05〜0
.15重量%含有したジルコニウム合金である。後者の
ジルコニウム合金の例としては、錫を約1.2〜1.7
重量%、鉄を0.07〜0.2重量%、クロムを0.0
5〜0.15重量%、ニッケルを0.03〜0.08重
量%含有し、残部がジルコニウムのジルカロイ−2、及
び錫を約1.2〜1.7重量%、鉄を0.12〜0.1
8重量%、クロムを0.05〜0.15重量%含有し、
残部がジルコニウムのジルカロイ−4が挙げられる。し
かしながら、ジルコニウム又はジルコニウム合金の酸素
含有量は約60 ′Op p m以下、例えば50〜6
00Ppmでなければならない。
燃料要素は上述の被覆材から形成した容器内に所定量の
核燃料及び加圧ヘリウムを密封して構成される。核燃料
は二酸化ウラン、二酸化ウランと二酸化プルトニウムの
混合物、又はウラニウム235同位体を濃縮した二酸化
ウランを含み、全体的にディスク状の円筒形焼結ペレッ
トの形をしている。
上述したように、ジルコニウム又はジルコニウム合金被
覆材料中には少量であるが酸素が含有されているために
金属被覆材の引張り強度が低下することになる。たとえ
ば、約1200PPmの酸素を含む被覆材では降伏強さ
は約45.ooopsi (310MPa)、約600
ppmの酸素を含む被覆材では降伏強さは約36,00
0psi(248MPa)、約50ppmの酸素を含む
被覆材では降伏強さは約25,000psi (172
MPa)である。しかしながら、本発明によれば、被覆
材の降伏強度の低下は密閉された金属容器内を加圧ヘリ
ウム雰囲気にすることにより相殺されるので降伏強度の
低下は実質的には補償される。被覆容器内に封入された
ヘリウム雰囲気は室温(20°C)では最小圧力が15
0psi (10.2気圧又は1.03MPa)、最大
圧力が500psi (34気圧又は3.45MPa)
でなければならず、好ましくは200〜500pSi(
1,38〜3.45MPa)である。加圧水型原子炉の
運転中に燃料要素内の圧力は周囲の非運転条件における
圧力の2.5倍になる。かくして、初期圧力を150p
si (t、03MPa)にすれば被覆材が少量といえ
ども酸素を含有していることに起因する被覆材の強度の
低下は十分補償される。初期圧力を約500psi (
3,45MPa)にすると運転中の圧力は約1250p
s i(8,62MPa)になるが、核分裂反応中に生
じるガスにより圧力が増大することを考慮して、過剰圧
力の発生又は被覆材の壁の破裂を防ぐために初期圧力を
500psi以上にするべきではない。
実験結果として、表1は酸素を少量含有した被覆材の降
伏強さの低下が内部ヘリウム圧力により相殺されている
ことを示している。分類Aは、酸素含有量が多く(約1
200ppm)、降伏強さくホット)が約45000p
si (310MPa)の従来の非加圧被覆材を示し、
分類B、Cは酸素含有量が少なく(約600ppm)、
降伏強さが約36,0OOpsi (248MPa)の
被覆材を示している。酸素含有量の少ない被覆材を用い
た場合、強度の低下は9000psi (62MPa)
 、換言すると、約20%である。
以  下  余  白 表に示すように、分類Aにおける差圧ΔP(ホット)は
2250psi (15,5MPa)である。しかしな
がら、内部圧力(コールド)が200ps i (1,
38MPa)の分類Bでは、差圧ΔP(ホット)は17
50psi  (12,1MPa)となり、分類Aと比
較して、(2250−1750)/2250、即ち約2
2%改善される。
内部圧力(コールド)が500psi (3,54MP
a)の分類Cでは、差圧ΔP(ホット)は1000ps
i (6,9MPa)となり、分類Aと比較して、(2
250−1000)/2250、即ち約55%改善され
、したがって被覆材が酸素を少量含有していることに起
因する降伏強さの低下は十二分に補償される。
かくして、管状被覆材内部のヘリウムの圧力により、酸
素含有量の少ない被覆材の使用により生じる降伏強さの
低下が相殺される。内部圧力は、被覆材中の酸素含有量
が少ない場合には150〜500psi (1,03〜
3.45MPa)の範囲の上限の方にあり、酸素含有量
が50〜600ppmの範囲の上限の方にある場合には
150〜500psiの範囲の下限の方にあるべきであ
る。要するに、従来型のものよりも酸素含有量が少ない
ことによる被覆材の降伏強さの低下は、燃料要素内に加
圧されたヘリウム雰囲気を用いることにより、実質的に
相殺される。
本発明による加圧水型原子炉用燃料要素が添付の図面に
示されている。第1図に示すように、加圧水型原子炉用
燃料要素1は核燃料物質5を収容した金属被覆管状部材
3を有する。核燃料物質5は一般に、二酸化ウラン又は
その他の核燃料の焼結円筒体7として形成されているが
、この核燃料物質5は、ジルコニウム又はジルコニウム
合金で作られ且つ、被覆材に溶接された下部端栓9及び
同様にジルコニウム又はジルコニウム合金で作られ且つ
、被覆材に溶接された上部端栓11によって被覆管状部
材3内に保持されている。最も上方の燃料ペレット5”
と上部端栓11どの間には空所又はブレナム13が形成
され、このブレナム13の中にはスプリング15のよう
な付勢手段が上部端栓及び最も上方のペレットに接触し
た状態で挿入されているのでペレットは被覆材の内に拘
束される。
核燃料ペレット7と被覆材の内面19との間にはすきま
空間又はギャップ17が形成されている。このすきま空
間17は、核燃料ペレット7の外径を被覆材3の内径よ
りも約0.008インチ(0.020cm)小さくする
ことにより得られる。核燃料円筒形ペレット7は一般に
、使用中の燃料ペレット7の中央部分の相対的な軸方向
膨張を最少限に抑えるために凹面に形成された端部21
を有している。また、各ペレットの端23は第2図に示
すように面取りされている。
核燃料ペレットを管状被覆材内に入れ、スプリング15
を定位置にセットすると、管の内部はヘリウムガスによ
り周囲温度において150〜500psi (1,03
〜3.45MPa)の圧力まで加圧されるが、このヘリ
ウムガスはすきま空間又はギャップ17を通ってブレナ
ム13に流入するので管状被覆材3の内壁19には外方
向の圧力がかかる。
かかる燃料要素の横断面寸法を述べると、被覆材3の外
径は約0.419インチ(1,06cm)、被覆材の単
一の壁の厚さは約0.022インチ(0.057cm)
である。
したがって、被覆材の内径は約0.375インチ(0.
96cn)になるが、これにより長さが約0.4〜0.
6インチ(1,02〜1.52cm)、長さ対直径の比
が1.7:1以下、好ましくは約1.2:1の円筒形核
燃料ペレットが収容できるが、ペレット7と被覆材の内
面19との間にギャップ17を形成するためにペレット
の直径は被覆材の内径よりも約o、oooaインチ(0
.0020cm)小さくする。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の加圧水型原子炉用燃料要素の部分断
面概略図である。 第2図は、第1図の燃料要素の直径方向且つ方向平面に
おける拡大横断面図である。 1は加圧水型原子炉用核燃料要素、3は被覆材又は被覆
管状部材、5は核燃料物質、7は核燃料ペレット、9は
下部端栓、11は上部端栓、13は空所又はブレナム、
15はスプリング、1フはすきま空間又はギャップ、1
9は被覆材の内面、21は凹状端部、23は面取り端部
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)内壁を備え且つ本質的にジルコニウム又はジルコ
    ニウム合金から選択された被覆材料から成る細長い密閉
    管状被覆容器と、前記内壁との間にギャップを形成した
    状態で前記被覆容器内に封入された核燃料物質とを有し
    、前記密閉容器のギャップ内にはヘリウムガス雰囲気が
    存在する加圧水型原子炉用核燃料要素において、前記被
    覆材料は、酸素含有量が600重量ppm以下の合金材
    料を4重量%以下含有し、前記ヘリウムガスは周囲温度
    において150〜500psi(1.03〜3.45M
    Pa)の圧力まで加圧されていることを特徴とする加圧
    水型原子炉用核燃料要素。 (2)前記被覆材料はジルコニウム金属であることを特
    徴とする請求項第(1)項記載の加圧水型原子炉用核燃
    料要素。 (3)前記被覆材料はジルコニウム合金であることを特
    徴とする請求項第(1)項記載の加圧水型原子炉用核燃
    料要素。 (4)前記ジルコニウム合金はニオブを約2.5重量%
    含有することを特徴とする請求項第(3)項記載の加圧
    水型原子炉用核燃料要素。 (5)前記ジルコニウム合金は、錫を約1.2〜1.7
    重量%、鉄を0.07〜0.20重量%、ニッケルを0
    〜0.8重量%及びクロムを0.05〜0.15重量%
    含有することを特徴とする請求項第(3)項記載の加圧
    水型原子炉用核燃料要素(6)前記ジルコニウム合金は
    ジルカロイ−2であることを特徴とする請求項第(5)
    項記載の加圧水型原子炉用核燃料要素。 (7)前記ジルコニウム合金はジルカロイ−4であるこ
    とを特徴とする請求項第(5)項記載の加圧水型原子炉
    用核燃料要素。 (8)前記管状被覆容器の壁厚は約0.022インチ(
    0.057cm)であることを特徴とする請求項第(1
    )項記載の加圧水型原子炉用核燃料要素。 (9)前記核燃料物質は、長さが約0.4〜006イン
    チ(1.02〜1.52cm)、長さ対直径の比が約1
    .2:1の円筒形ペレット状に構成されていることを特
    徴とする請求項第(8)項記載の加圧水型原子炉用核燃
    料要素。 (10)前記ヘリウムガスは周囲温度において200〜
    500psi(1.38〜3.45MPa)の圧力まで
    加圧されていることを特徴とする請求項第(1)項記載
    の加圧水型原子炉用核燃料要素。 (11)内壁を備え且つ本質的に錫を約1.2〜1.7
    重量%、鉄を0.07〜0.20重量%、ニッケルを0
    〜0.8重量%及びクロムを0.05〜0.15重量%
    含有するジルコニウム合金から成る細長い密閉管状被覆
    容器と、前記被覆容器内に封入された核燃料物質の円筒
    形ペレットとを有し、前記ペレットの外径は前記ペレッ
    トと前記内壁との間にギャップを形成するように管状被
    覆容器の内径よりも約0.008インチ(0.020c
    m)小さく、さらに、前記容閉容器の前記ギャップ内に
    はヘリウムガス雰囲気が存在し、前記ジルコニウム合金
    は、酸素含有量が600重量ppm以下の合金材料を総
    計4重量%以下含有し、前記ヘリウムガスは周囲温度に
    おいて150〜500psi(1.38〜3.45MP
    a)の圧力まで加圧されていることを特徴とする加圧水
    型原子炉用燃料要素。
JP63102324A 1987-04-24 1988-04-25 加圧水型原子炉用燃料要素 Pending JPS63284490A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US042,190 1987-04-24
US07/042,190 US4778648A (en) 1987-04-24 1987-04-24 Zirconium cladded pressurized water reactor nuclear fuel element

Publications (1)

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EP (1) EP0287875B1 (ja)
JP (1) JPS63284490A (ja)
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