JPS63284094A - 水中呼吸装置 - Google Patents
水中呼吸装置Info
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- JPS63284094A JPS63284094A JP11861387A JP11861387A JPS63284094A JP S63284094 A JPS63284094 A JP S63284094A JP 11861387 A JP11861387 A JP 11861387A JP 11861387 A JP11861387 A JP 11861387A JP S63284094 A JPS63284094 A JP S63284094A
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Landscapes
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1) 産業上の利用分野
この発明は水中呼吸装置、さらに詳しくは約50mまで
の深さ、特に30m位までの深さの水中において実質的
な酸素あるいは空気の補給なしに水中の溶存酸素と呼気
中の二酸化炭素とを自動的に交換することのできる自給
式水中呼吸装置に関するものである。
の深さ、特に30m位までの深さの水中において実質的
な酸素あるいは空気の補給なしに水中の溶存酸素と呼気
中の二酸化炭素とを自動的に交換することのできる自給
式水中呼吸装置に関するものである。
(2)従来の技術
この種の水中呼吸装置として、例えば特公昭50−37
956号公報に記載されているものが知られている。こ
の装置はマスクに連なる呼吸気管がそれぞれ一方弁を具
えた呼気管および吸気管に分岐され、この分岐された呼
気管および吸気管の先端が接続されて閉鎖循環回路が形
成され、この回路中に気体交換部が設けられ、この気体
交換部が通気性補強体の外周にシリコーンゲルまたはシ
リコーンゴム等の薄膜よりなる管状交換膜を被覆したガ
ス交換用チューブによって構成されてなるものであり、
使用すると、回路中における呼気が気体交換部のガス交
換用チューブ内を通過する際、中の二酸化炭素とチュー
ブ外の水中における溶存酸素とがガス交換膜を介してた
がいに交換され、二酸化炭素が回路外の水中に放出され
るのと同時に、酸素が回路中に取り入れられて使用者に
供給される。
956号公報に記載されているものが知られている。こ
の装置はマスクに連なる呼吸気管がそれぞれ一方弁を具
えた呼気管および吸気管に分岐され、この分岐された呼
気管および吸気管の先端が接続されて閉鎖循環回路が形
成され、この回路中に気体交換部が設けられ、この気体
交換部が通気性補強体の外周にシリコーンゲルまたはシ
リコーンゴム等の薄膜よりなる管状交換膜を被覆したガ
ス交換用チューブによって構成されてなるものであり、
使用すると、回路中における呼気が気体交換部のガス交
換用チューブ内を通過する際、中の二酸化炭素とチュー
ブ外の水中における溶存酸素とがガス交換膜を介してた
がいに交換され、二酸化炭素が回路外の水中に放出され
るのと同時に、酸素が回路中に取り入れられて使用者に
供給される。
ところで、前記装置は気体交換部のガス交換膜面積を構
造的に大きくし難く、かつ使用されるシリコーンゲルま
たはシリコーンゴム等の薄膜は極めて弱いので、気体交
換用チューブの内圧が水圧より高くなると(換言すれば
、水中の深い位置から浅い位置に移動浮上すると)、薄
膜は通気性補強体より剥がれて膨脹し、パンクの可能性
を生ずる。つまり、水中での上下方向の移動は非常に危
険で、もし薄膜がバンクすれば致命的な事故となる。
造的に大きくし難く、かつ使用されるシリコーンゲルま
たはシリコーンゴム等の薄膜は極めて弱いので、気体交
換用チューブの内圧が水圧より高くなると(換言すれば
、水中の深い位置から浅い位置に移動浮上すると)、薄
膜は通気性補強体より剥がれて膨脹し、パンクの可能性
を生ずる。つまり、水中での上下方向の移動は非常に危
険で、もし薄膜がバンクすれば致命的な事故となる。
したがって、この装置は水中の一定の場所に固定して気
体の交換に当らせ、例えば小型の陸生動物を水中で飼育
するなどには適しているが、人間がこの装置を背負って
長時間、水中作業するのは向かないという欠点があった
。
体の交換に当らせ、例えば小型の陸生動物を水中で飼育
するなどには適しているが、人間がこの装置を背負って
長時間、水中作業するのは向かないという欠点があった
。
また、前記のような実情に鑑み、呼気のとき膨脹し、吸
気のとき収縮することによって内圧を調整する調圧器を
気体交換部と吸気弁間の回路中に設けているが、吸気側
にしか設けられていないことから、吸気は楽でも呼気は
苦しく、呼吸の抵抗にアンバランスを生じるとともに、
装置を背負って水中を泳ぐときのバランスをとりにくい
という欠点があった。
気のとき収縮することによって内圧を調整する調圧器を
気体交換部と吸気弁間の回路中に設けているが、吸気側
にしか設けられていないことから、吸気は楽でも呼気は
苦しく、呼吸の抵抗にアンバランスを生じるとともに、
装置を背負って水中を泳ぐときのバランスをとりにくい
という欠点があった。
(3) 目 的
この発明は上記従来のもののもつ欠点を排除し、使用者
に充分な酸素の供給を行なえて、水中での長時間作業を
可能とするとともに、水中での泳ぎにバランスをくずし
たりすることなく、円滑な作業を行なうことができる水
中呼吸装置を提供することを目的とする。
に充分な酸素の供給を行なえて、水中での長時間作業を
可能とするとともに、水中での泳ぎにバランスをくずし
たりすることなく、円滑な作業を行なうことができる水
中呼吸装置を提供することを目的とする。
(4)構 成
前記の目的を達成するため、この発明は。
前記のような水中呼吸装置において、気体交換部を、閉
鎖循環回路中に直列に設けた呼気側気体交換部と吸気側
気体交換部とによって構成し、かつ、この呼気側気体交
換部の出口と吸気側気体交換部の入口間の前記回路中に
呼気のとき膨脹し、吸気のとき収縮することによって内
圧を調整する弾性変形可能な圧力調整バッグを設けたこ
とを特徴とするものである。
鎖循環回路中に直列に設けた呼気側気体交換部と吸気側
気体交換部とによって構成し、かつ、この呼気側気体交
換部の出口と吸気側気体交換部の入口間の前記回路中に
呼気のとき膨脹し、吸気のとき収縮することによって内
圧を調整する弾性変形可能な圧力調整バッグを設けたこ
とを特徴とするものである。
以下、図面に示した一実施例を説明する61はマスクに
連なる呼吸気管で、この呼吸気管1は吸気管2と、呼気
管3とに分岐されており、各管2,3の呼吸気管1との
分岐部近くには吸気のときのみ開く一方弁4、呼気のと
きのみ開く一方弁5が設けられている。管1、2.3は
耐圧性のある、ゴムあるいはプラスチックなど柔軟な材
料から作られている。
連なる呼吸気管で、この呼吸気管1は吸気管2と、呼気
管3とに分岐されており、各管2,3の呼吸気管1との
分岐部近くには吸気のときのみ開く一方弁4、呼気のと
きのみ開く一方弁5が設けられている。管1、2.3は
耐圧性のある、ゴムあるいはプラスチックなど柔軟な材
料から作られている。
吸気管2の先端には配管6の一端が連通して接続され、
配管6の他端には多数の枝管7′をもった取付管7が設
けられている。取付管7の下方には同じように多数の枝
管8′をもった取付管8が一端に前記と天地を逆にして
相対向して設けられた配管IOが配置され、取付管8の
枝管8′と取付管7の枝管7′との間には吸気側気体交
換部11を形成する多数の気体交換用中空細管12が連
通して配設されている。一方、呼気管3の先端には配管
13の一端が連通して接続され、配管13の他端には多
数の枝管14′をもった取付管14が設けられている3
取付管14の下方には同じように多数の枝管15’をも
った取付管15が一端に前記と天地を逆にして相対向し
て設けられた配管17が配置され、取付管15の枝管1
5′と取付管14の枝管14′との間には呼気側気体交
換部18を形成する多数の気体交換用中空細管20が連
通して配設されている。21は球状に形成されて、配管
13に設けられた除水器であり、呼気中に含まれる水分
を除去する。
配管6の他端には多数の枝管7′をもった取付管7が設
けられている。取付管7の下方には同じように多数の枝
管8′をもった取付管8が一端に前記と天地を逆にして
相対向して設けられた配管IOが配置され、取付管8の
枝管8′と取付管7の枝管7′との間には吸気側気体交
換部11を形成する多数の気体交換用中空細管12が連
通して配設されている。一方、呼気管3の先端には配管
13の一端が連通して接続され、配管13の他端には多
数の枝管14′をもった取付管14が設けられている3
取付管14の下方には同じように多数の枝管15’をも
った取付管15が一端に前記と天地を逆にして相対向し
て設けられた配管17が配置され、取付管15の枝管1
5′と取付管14の枝管14′との間には呼気側気体交
換部18を形成する多数の気体交換用中空細管20が連
通して配設されている。21は球状に形成されて、配管
13に設けられた除水器であり、呼気中に含まれる水分
を除去する。
呼気側気体交換部18の出口となる配管17の他端と、
吸気側気体交換部11の入口となる配管10の他端との
間には圧力調整バッグ23が設けられている。圧力調整
バッグ23は−っの面(図面では下面)が開口し、他の
すべての面が閉塞された中空箱形のケーシング24と、
柔らかいゴム等の材料からなり、ケーシング24の前記
開口部を覆うように取付けられた弾性変形可能な膜25
とを具え、この膜25が呼気のときケーシング24の下
面より外方へ突出するように膨脹し、かつ吸気のときケ
ーシング24の下面より内方へ凹むように収縮すること
によって内圧を調整するようになっている。膜25の内
面中央部にはひもなど連結部材26の一端が固着され、
連結部材26の他端は、一端がケーシング24の一側部
に枢支された揺動レバー27の他端に固着されている。
吸気側気体交換部11の入口となる配管10の他端との
間には圧力調整バッグ23が設けられている。圧力調整
バッグ23は−っの面(図面では下面)が開口し、他の
すべての面が閉塞された中空箱形のケーシング24と、
柔らかいゴム等の材料からなり、ケーシング24の前記
開口部を覆うように取付けられた弾性変形可能な膜25
とを具え、この膜25が呼気のときケーシング24の下
面より外方へ突出するように膨脹し、かつ吸気のときケ
ーシング24の下面より内方へ凹むように収縮すること
によって内圧を調整するようになっている。膜25の内
面中央部にはひもなど連結部材26の一端が固着され、
連結部材26の他端は、一端がケーシング24の一側部
に枢支された揺動レバー27の他端に固着されている。
レバー27の一端部近傍にはセンサ28が取付けられ、
膜25が限度を越えて膨脹し、レバー27が実線のよう
な位置となると、これを検知して図示しない制御部材を
介してケーシング24に設けた自動圧力リーク弁30を
開き、内部の空気を水中に放出する一方、膜25が限度
を越えて収縮し、レバー27が鎖線のような位置となる
と、これを検知して制御部材を介してケーシング24に
設けた補助ボンベ31の自動開閉弁32を開き、補助ボ
ンベ31内の空気を圧力調整バッグ23内に送れるよう
になっている。33は一次減圧弁としての圧力調整弁、
34は圧力ゲージを示す。
膜25が限度を越えて膨脹し、レバー27が実線のよう
な位置となると、これを検知して図示しない制御部材を
介してケーシング24に設けた自動圧力リーク弁30を
開き、内部の空気を水中に放出する一方、膜25が限度
を越えて収縮し、レバー27が鎖線のような位置となる
と、これを検知して制御部材を介してケーシング24に
設けた補助ボンベ31の自動開閉弁32を開き、補助ボ
ンベ31内の空気を圧力調整バッグ23内に送れるよう
になっている。33は一次減圧弁としての圧力調整弁、
34は圧力ゲージを示す。
前記のような配管系、すなわち呼気管3、配管13、呼
気側気体交換部18、配管17、圧力調整バッグ23、
配管10、吸気側気体交換部11、配管6、吸気管2に
よって閉鎖循環回路が形成される。
気側気体交換部18、配管17、圧力調整バッグ23、
配管10、吸気側気体交換部11、配管6、吸気管2に
よって閉鎖循環回路が形成される。
前記において呼吸気管1、吸気管2および呼気管3以外
の部材は図面で鎖線で示す略直方体形状の中空箱体36
内に収納され、該箱体36は好ましくは非磁性材料から
作られ、使用者が背負って泳ぐとき水が自由に内部に入
って通過しうるようにその上下面は実質的に開放された
構造となっている。また、この収納に際し、図のように
両気体交換部11.18を左右にバランスよく配置し、
かつ両者の中間に圧力調整バッグ23と補助ボンベ31
を配置することにより、背負って泳ぐときのバランスを
保つことが可能となる。
の部材は図面で鎖線で示す略直方体形状の中空箱体36
内に収納され、該箱体36は好ましくは非磁性材料から
作られ、使用者が背負って泳ぐとき水が自由に内部に入
って通過しうるようにその上下面は実質的に開放された
構造となっている。また、この収納に際し、図のように
両気体交換部11.18を左右にバランスよく配置し、
かつ両者の中間に圧力調整バッグ23と補助ボンベ31
を配置することにより、背負って泳ぐときのバランスを
保つことが可能となる。
前記の中空細管12.20の材質としては現在のところ
ジメチルポリシロキサンが最も望ましく、また中空細管
12.20の内径、外径、長さはそれぞれ0.9mm+
、 1,2mn、 200mn+であり、このような細
管を38000本使用しており、この設計例での二酸化
炭素の透過係数(πC02)は、 であった。
ジメチルポリシロキサンが最も望ましく、また中空細管
12.20の内径、外径、長さはそれぞれ0.9mm+
、 1,2mn、 200mn+であり、このような細
管を38000本使用しており、この設計例での二酸化
炭素の透過係数(πC02)は、 であった。
次に、前記のものの作用を説明する。
マスクを経て呼気管3側へ送られる呼気は除水器21で
水分を除去されたうえ、呼気側気体交換部18の多数の
中空細管20を通過し、さらに圧力調整バッグ23内に
送られて膜25を膨脹させるとともに、吸気側気体交換
部11の多数の中空細管12を通過する。そして、呼気
が前記中空細管20.12を通過する際、その中の二酸
化炭素と、水中の酸素とが自動的に交換され、二酸化炭
素が閉鎖循環回路外の水中に放出されるのと同時に、水
中の酸素が該回路内に取り入れられる。
水分を除去されたうえ、呼気側気体交換部18の多数の
中空細管20を通過し、さらに圧力調整バッグ23内に
送られて膜25を膨脹させるとともに、吸気側気体交換
部11の多数の中空細管12を通過する。そして、呼気
が前記中空細管20.12を通過する際、その中の二酸
化炭素と、水中の酸素とが自動的に交換され、二酸化炭
素が閉鎖循環回路外の水中に放出されるのと同時に、水
中の酸素が該回路内に取り入れられる。
そして、この回路内に取り入れられた酸素が吸気に際し
、マスクを経て使用者に供給され、バッグ23の膜25
はこの吸気によって収縮させられる。このように、酸素
は呼気側および吸気側の各気体交換部の多数の中空細管
20゜12によって大量に取り入れられるから、従来の
ような酸素不足が起こることがない。
、マスクを経て使用者に供給され、バッグ23の膜25
はこの吸気によって収縮させられる。このように、酸素
は呼気側および吸気側の各気体交換部の多数の中空細管
20゜12によって大量に取り入れられるから、従来の
ような酸素不足が起こることがない。
非常事態の発生等により、使用者が急に水面に浮上しよ
うとすると、バッグ23内の圧力が外圧と一定差以上と
なり、膜25が限度を越えて膨脹することがある。この
ようなときはセンサ28の検知によりリーク弁30が自
動的に開かれ、バッグ23内の空気が放出されて圧力が
調整される。また、使用者が水中深く潜水しすぎると、
逆にバッグ23の膜25が限度を越えて収縮することが
あるが、このときもセンサ28の検知により開閉弁32
が自動的に開かれ、補助ボンベ31から必要量の空気が
バッグ23内に補給されて圧力が調整される。
うとすると、バッグ23内の圧力が外圧と一定差以上と
なり、膜25が限度を越えて膨脹することがある。この
ようなときはセンサ28の検知によりリーク弁30が自
動的に開かれ、バッグ23内の空気が放出されて圧力が
調整される。また、使用者が水中深く潜水しすぎると、
逆にバッグ23の膜25が限度を越えて収縮することが
あるが、このときもセンサ28の検知により開閉弁32
が自動的に開かれ、補助ボンベ31から必要量の空気が
バッグ23内に補給されて圧力が調整される。
尚、前記実施例は好ましい一例を示したにすぎず、細部
の設計は要旨を変更しない範囲で種々に変更することが
でき、例えば中空細管12.20の取付部を別の設計と
したり、あるいは圧力調整バッグをゴム風船のような製
形としたりできるものである。また、図面では呼気側あ
るいは吸気側気体交換部としてそれぞれ1個ずつしか示
さなかったが、これらを2個以上ずつ設けてもよい。
の設計は要旨を変更しない範囲で種々に変更することが
でき、例えば中空細管12.20の取付部を別の設計と
したり、あるいは圧力調整バッグをゴム風船のような製
形としたりできるものである。また、図面では呼気側あ
るいは吸気側気体交換部としてそれぞれ1個ずつしか示
さなかったが、これらを2個以上ずつ設けてもよい。
(5)効 果
この発明は前記のようであって、気体交換部を閉鎖循環
回路中に直列に設けた呼気側気体交換部と吸気側気体交
換部とによって構成したので、該両交換部の多数の中空
細管によってガスの交換を多くして、使用者に充分な酸
素の供給を行なうことができ、従来困難であった水中で
の長時間作業を可能なものとした。また、左右に配置さ
れた呼気側気体交換部の出口と吸気側気体交換部の入口
との間の回路中に圧力調整パックを配設したので、装置
を背負って水中を泳ぐときのバランスを取り易く、水中
での作業を円滑かつ能率的に行なうことができる等の優
れた効果がある。
回路中に直列に設けた呼気側気体交換部と吸気側気体交
換部とによって構成したので、該両交換部の多数の中空
細管によってガスの交換を多くして、使用者に充分な酸
素の供給を行なうことができ、従来困難であった水中で
の長時間作業を可能なものとした。また、左右に配置さ
れた呼気側気体交換部の出口と吸気側気体交換部の入口
との間の回路中に圧力調整パックを配設したので、装置
を背負って水中を泳ぐときのバランスを取り易く、水中
での作業を円滑かつ能率的に行なうことができる等の優
れた効果がある。
図面はこの発明の一実施例を示す全体の概略説明図であ
る。 1・・・呼吸気管 2・・・吸気管3・・・呼気
管 4,5・・・一方弁7.8,14,15・
・・取付管 7’ 、8’ 、14’ 、15’・・・枝管11・・
・吸気側気体交換部 12.20・・・中空細管 18・・・呼気側気体交
換部21・・・除水器 23・・・圧力調整バ
ッグ24・・・ケーシング 25・・・膜27・・
・揺動レバー 28・・・センサ31・・・補助ボ
ンベ
る。 1・・・呼吸気管 2・・・吸気管3・・・呼気
管 4,5・・・一方弁7.8,14,15・
・・取付管 7’ 、8’ 、14’ 、15’・・・枝管11・・
・吸気側気体交換部 12.20・・・中空細管 18・・・呼気側気体交
換部21・・・除水器 23・・・圧力調整バ
ッグ24・・・ケーシング 25・・・膜27・・
・揺動レバー 28・・・センサ31・・・補助ボ
ンベ
Claims (1)
- 1、マスクに連なる呼吸気管がそれぞれ一方弁を具えた
呼気管および吸気管に分岐され、この分岐された呼気管
および吸気管の先端が接続されて閉鎖循環回路が形成さ
れ、この回路中に並列して配置された多数の気体変換用
中空細管からなる気体交換部が設けられている水中呼吸
装置において、気体交換部が前記回路中に直列に設けら
れた呼気側気体交換部と吸気側気体交換部からなってお
り、この呼気側気体交換部の出口と吸気側気体交換部の
入口間の前記回路中に呼気のとき膨脹し、吸気のとき収
縮することによって内圧を調整する弾性変形可能な圧力
調整バッグが設けられていることを特徴とする水中呼吸
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11861387A JPS63284094A (ja) | 1987-05-15 | 1987-05-15 | 水中呼吸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11861387A JPS63284094A (ja) | 1987-05-15 | 1987-05-15 | 水中呼吸装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63284094A true JPS63284094A (ja) | 1988-11-21 |
Family
ID=14740882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11861387A Pending JPS63284094A (ja) | 1987-05-15 | 1987-05-15 | 水中呼吸装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63284094A (ja) |
-
1987
- 1987-05-15 JP JP11861387A patent/JPS63284094A/ja active Pending
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