JPS63283799A - 汚泥処理方法 - Google Patents

汚泥処理方法

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JPS63283799A
JPS63283799A JP62116662A JP11666287A JPS63283799A JP S63283799 A JPS63283799 A JP S63283799A JP 62116662 A JP62116662 A JP 62116662A JP 11666287 A JP11666287 A JP 11666287A JP S63283799 A JPS63283799 A JP S63283799A
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JP
Japan
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sludge
granulation
primary
amount
calorific value
Prior art date
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Pending
Application number
JP62116662A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromichi Fujiwara
弘道 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、汚泥の焼却処理方法に係り、特に脱水汚泥の
発熱量を向上させるに好適な汚泥処理方法に関するもの
である。
〔従来の技術〕
現在の汚泥の焼却処理においては、油性余剰汚泥が混入
される場合など、脱水汚泥の水分は75〜85%と高く
、焼却処理に際しては多量の補助燃料を必要としている
。一方、汚泥の乾燥固形分の発熱量は、2500〜45
00KcaJ/l+1程度と低品位石炭並み熱量であり
、その意味で汚泥中の水分を低減すれば熱量的価値が大
幅に向上することになる。
汚泥水分を低減させる方法として、脱水ケーキをさらに
高圧で圧搾脱水し、汚泥水分を大幅に減少させる2次脱
水法が知られている。この方法と焼却炉とを組合わせた
プロセスフローを第1図に示す。このプロセスは、従来
の1次脱水機1で得られる水分75〜85%程度の汚泥
に焼却系で得られる焼却灰3を添加し、造粒調質装置4
で造粒後、2次脱水機5で高圧圧搾脱水することにより
汚泥中の水分を機械的に除去し、それにより水分40〜
50%という低水分・高カロリの脱水ケーキ6を得、こ
れを必要に応じて助燃料7の供給下に焼却炉8で自燃焼
却させるものである。9は排ガスである。しかし、上記
方法においても、消化汚泥など固形分発熱量の低い場合
、得られる2次脱水汚泥の発熱量は比較的低い。また粘
稠性の高い、親水性の悪い汚泥の場合、造粒調質に要す
る焼却灰量が増加し、それに応じて固形分発熱量が低下
する。その結果、焼却炉での自燃が困難となり、補助燃
料が必要となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記した従来技術においては、消化汚泥など固形分発熱
量の低い汚泥や粘稠性の高い、難脱水汚泥の場合、焼却
炉での自燃焼却が難しく、また熱エネルギーの回収度も
少なくなる問題があった。
本発明の目的は、造粒調質剤として添加する焼却灰量を
低減し、2次脱水汚泥の発熱量を向上させ、焼却炉での
自燃および熱エネルギーの回収率を増加させる汚泥処理
方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、1次脱水汚泥に造粒調質剤として焼却灰を添
加後、2次脱水を行ない、当該2次脱水汚泥を焼却処理
する汚泥処理方法において、前記1次または2次脱水汚
泥の一部を乾燥して得られた乾燥汚泥粉を前記造粒調質
剤の少なくとも一部として1次脱水汚泥に添加し、2次
脱水処理を行なうことを特徴とする。
本発明において、造粒調質は公知の造粒機、例えば転勤
式造粒機、皿型造粒機等に添加剤(造粒調質剤)を加え
て行なわれる。
また本発明において、造粒調質剤として用いる焼却灰と
乾燥汚泥粉は、その混合割合を変えて造粒調質装置に添
加することにより、焼却炉大熱量を制御することが可能
である。
〔作用〕
2次脱水工程で添加される焼却灰の役目は、細粒化され
た汚泥の表面をコーティングし、脱水圧搾時に排出され
る水分の抜は道(透水層)を確保するものであり、した
がって造粒EJHTに用いられる添加剤は、50kg/
co!程度の圧力下でも透水性を失わない微粒子であれ
ば原則的に利用可能である。その点から、水分の少ない
乾燥汚泥粉は充分使用に耐えるものであり、造粒調質剤
として有効に利用できる。乾燥汚泥粉は、水分が極めて
少なければ、発熱量は、汚泥固形分宛pp!量と同等と
なり、従来技術で用いられている灰添加と比較して、焼
却に際して有効エネルギーが大幅に向上し、またこれら
の混合量を調整することにより大熱量の制御も可能にな
る。
本発明の実施例を第1図および第2図に示す。
第1図は、1次脱水機lの脱水汚泥の一部を乾燥機10
で乾燥した後、粉砕機11で粉砕し、乾燥汚泥粉12と
して造粒調質装置に供給するようにしたものである。ま
た第2図は、2次脱水機5で得られた脱水汚泥の一部を
乾燥機10に供給し、粉砕機11で粉砕した後、乾燥汚
泥粉12として造粒調質装置4に供給するものである。
なお、いずれの実施例においても、乾燥機lOの熱源と
して、焼却炉8に廃熱ボイラ13を設け、これより得ら
れた蒸気14を用いている。
次に実施例1および2に従ってそれぞれ下記の条件で汚
泥処理を行なった場合の試算結果を従来例と比較して第
1表に示す。%は当量%を8味する。
1次汚泥水分=80% 汚泥固形分低位発熱1 : 2500 K c a 1
 / kg汚汚泥固形分天灰分45%(D、B) 造粒a湿剤添加率:20%(対1次脱水汚泥)2次脱水
汚泥水分:45% 注)なお、灰および乾燥汚泥粉の造粒調質効果は相違な
いことを脱水テストで確認した。
gi4課 第  1  表 第  1  表較き) 注(1)本発明の添加剤はすべて乾燥汚泥粉で賄うもの
とした。
(2)乾燥機の形式は蒸気間接加熱式とした。
上述の結果のように、実施例では、炉投入汚泥の発熱量
は従来技術に比較し大幅に向上する。その結果、炉での
自燃が達成される。汚泥乾燥に要する熱量を考慮した全
体システムのヒートバランスからは、第2図の実施例の
ほうが有効エネルギー回収量が大となり、熱効率の高い
システムとなる。したがって汚泥乾燥機の容量も小さく
できるメリットがある。一方、第1図の実施例は、エネ
ルギー回収をあまり考慮しないプラントで、2次脱水装
置の規模を小さくしたい場合に好適である。
造粒添加剤として全量焼却灰の場合(第4図)と全量乾
燥汚泥粉の場合(第1〜2図)を見ると、炉投入汚泥の
発熱量は418〜1105Kca//kg、また入熱量
は30,400〜42,200Kcalの範囲にあるこ
とがわかる。したがって、造粒調質剤として灰と乾燥汚
泥粉の量比率を制御することにより、炉入熱量を制御す
ることも可能である。このように炉大熱量を制御する場
合の制御例を第3図に示す。炉温16を検出し、温度調
節計17および比較設定器18により、設定温度との差
を比較し、その差に応じて制御信号19を焼却灰および
乾燥汚泥粉のフィーダ20および21に送り、造粒調質
装置4への添加量3および乾燥汚泥粉12の添加量を調
節するものである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、2次脱水汚泥の発熱量を大幅に向上で
きるので、例えば(1)消化汚泥などの固形分発熱量の
低い汚泥や粘稠性の高い、難脱水性汚泥に対しても、焼
却処理において自燃焼却が達成できる、(2)さらに、
有効エネルギー回収量が大幅に増加し、汚泥エネルギー
の有効利用が可能となる、(3)灰量も従来技術に比較
して少なくなり、焼却排ガス中ダストの問題が軽減され
る、(4)造粒調質剤としての灰および乾燥汚泥粉の量
比例を調節することにより、炉温を制御することができ
る、の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は、それぞれ本発明の実施
例を示す汚泥処理のフローを示す図、第4図は、従来技
術の例を示すフロー図である。 1・・・1次j挽水機、2・・・1次脱水汚泥、3・・
・添加量、4・・・造粒調質装置、5・・・2次脱水機
、6・・・2次脱水汚泥、7・・・助燃料、8・・・焼
却炉、9・・・排ガス、lO・・・乾燥機、11・・・
粉砕機、12・・・乾燥汚泥粉、13・・・廃熱ボイラ
、14・・・乾燥用蒸気、15・・・有効回収蒸気。 代理人 弁理士 川 北 武 長 第1図 第2図 8:焼却炉 第3図 第4図 16:炉温 1丁:温度調節計 18:比較設定器 19:制御信号 20:灰フィーダ 21:乾燥汚泥粉フ(−ダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1次脱水汚泥に造粒調質剤として焼却灰を添加後
    、2次脱水を行ない、当該2次脱水汚泥を焼却処理する
    汚泥処理方法において、前記1次または2次脱水汚泥の
    一部を乾燥して得られた乾燥汚泥粉を前記造粒調質剤の
    少なくとも一部として1次脱水汚泥に添加し、2次脱水
    処理を行なうことを特徴とする汚泥処理方法。
JP62116662A 1987-05-13 1987-05-13 汚泥処理方法 Pending JPS63283799A (ja)

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