JPS6328313B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6328313B2
JPS6328313B2 JP54131853A JP13185379A JPS6328313B2 JP S6328313 B2 JPS6328313 B2 JP S6328313B2 JP 54131853 A JP54131853 A JP 54131853A JP 13185379 A JP13185379 A JP 13185379A JP S6328313 B2 JPS6328313 B2 JP S6328313B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
feature points
input
value
points
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54131853A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5655995A (en
Inventor
Hiroshi Ichikawa
Akio Komatsu
Kazuhiro Umemura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP13185379A priority Critical patent/JPS5655995A/ja
Publication of JPS5655995A publication Critical patent/JPS5655995A/ja
Publication of JPS6328313B2 publication Critical patent/JPS6328313B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はパタンマツチング方式、特に系列パタ
ンのマツチング方式に関するものである。
系列パタン、たとえば、時系列パタンとしての
音声や手書オンライン文字パタンは、発生速度の
変動によりパタン毎に非線形な伸縮をしている。
したがつて、系列パタンを認識する装置では、入
力パタンと標準パタンの比較評価を行なう場合、
非線形な対応づけを行なう必要があり、広く知ら
れているようにDP(ダイナミツクプログラミン
グ)マツチングの手法などが用いられている(特
開昭47−30242号参照)。系列パタンは通常パタン
の変化に対し十分細かい一定間隔で分析され、
DPマツチング手法を用いてマツチングを取り類
似性を、評価される。この従来手法はDPの考え
方を導入しているため、非線形な対応をすべて考
慮する手法に比し、大幅に処理効率が向上してい
るが、その処理量はなおかつ大きいといわざるを
えない。すなわち、分析点毎にあらかじめ定めた
一定の個数(DPの幅と呼ぶ。)の対応関係を評価
する必要がある。すなわち、DPの幅をK、分析
点数をTとすると、ほぼK×T点の対応を評価す
ることになる。
本発明の目的はこのような従来手法の問題点を
改善し処理能力の向上をはかるパターンマツチン
グ方式を提供することにある。
すなわち、本発明においては、先ずパタンの特
徴点のみを選択して分析点数Tを減らし、この時
に入力と標準のパタンの特徴点を効率良く対応づ
ける手法を与えることにより、DPの幅Kに対応
する処理数も減少させ、全体としての処理量KT
を大幅に縮小させる能率的パタンマツチング方式
を与えるものである。言い換れば、本発明の目的
は系列パタンが特徴点の系列で表現されている場
合の効率的パタンマツチング方式の実現にある。
先ず、本発明のマツチング方式に使用する特徴
点を検出する方法の例を述べる。
第1図は、例えば“こちらは”という音声の電
力変化を示したものであり、横軸に時間t、縦軸
に電力Pを示す。本発明では、このような電力の
極大および極小値を一定の手順で特徴点として定
める。電力の極大又は極小値から一定値内の変動
は無視することにより、各音韻毎にほぼ一区間の
程度の特徴点を抽出することができる。白丸印が
電力の極大、黒丸印が極小点であり、10ミリ秒毎
に分析した原分析点の約10分の1に特徴点が圧縮
されている。電力の極大と極小点は必ず交互に生
じる。今、×印で示した極小値がさらに小さい場
合、この点と三角印の極大値の対が特徴点として
追加され、“ら”の“a”の部分は3点の特徴点
を持つことになる。また、逆に、特徴点のいくつ
かは脱落する可能性も当然あると考えねばならな
い。しかし、この例のように、あるパラメータの
極値の時点を特徴点とする場合は、前述したよう
に、極大と極小という性質の異なる特徴点が必ず
交互にあらわれる。また、各音韻毎に1ないし数
個の特徴点が選択される場合は、入力パタンと標
準パタンの特徴点の対応付けにおいて1対多の組
み合せはほとんど生じないと見て良い。まして、
同一カテゴリのパタンの対応で系列順序が逆にな
ることはありえない。本発明ではこのような性質
を考慮して、以下のように能率よく対応関係を見
い出しマツチングをとる方法を提供する。
第2図に本発明によるマツチングの手順を示す
一つの実施例を示す。横軸が入力(j)、縦軸が標準
(s)のパタンであるとする。軸の矢印は系列の
順を示す。パタンの黒丸印と白丸はパタンの特徴
点の性質(たとえば、あるパラメータの極小と極
大点)を示すものとし、×印と三角印は同じく必
要以上に付加された黒丸印と白丸印とする。な
お、特徴点の脱落の場合は、入力と標準パターン
の関係を逆に見れば良い。さて、先ず入力および
標準パタンのそれぞれの先頭から同一の性格の一
方の特徴点(図では黒丸印の位置)のデータをそ
れぞれn個およびn′個(図の例では、n=n′=
2)取り出し、実線で結ばれたn+n′−1個の入
力一標準パターンの特徴点の組み合せについて類
似の程度を評価比較し、最も類似性の高い組み合
せを選択する。この選択された組み合わせをI、
Jとし、その類似の程度をSI、Jとする。n、
n′の値は十分特徴点が取り出されていれば2程度
で十分であるが、脱落や付加が多い場合は増す方
が望ましい。本例のようなパラメータを使用する
場合はn=2で十分であり、DPマツチングのDP
幅と対応付けると、幅3以下に相当する。次に、
入力パターンの特徴点すなわち、同一の性格の他
の特徴点(図では白丸印の位置)をI+1からn
個取り出し標準パターンからは同様にJ+1から
n′個その特徴点を取り出し、前回と同様実線で結
ばれたn+n′−1個の組み合せについて詳細比較
し、その最も類似性の高い組み合せを選択する。
この選択された組み合せをI′、J′とし、その類似
の程度をSI′、J′とする。以下同様に図の例では
黒丸印と白丸印について交互に(一般にはN種の
性格が特徴点にあれば、その性格毎に順に)類似
点の組み合せを求め、その最も類似性の高いもの
の値Sを順次求め、そのパターン全体の和を組み
合せの個数で割つた値(sの平均値)を持つて入
力と標準パターンの類似性と定義する。第2図の
例では、このような手順を取ることにより付加さ
れた×印と三角印の点は飛ばされていることがわ
かる。しかし使用するパターンの内溶によつては
付加が本質的な場合がある。たとえば音声単語
「城山」(shiroyama)と「白き山」
(shirokiyama)では“ki”に対応する黒丸印と
白丸印の特徴点の二個が両者の本質的差をあらわ
しているが、先の例では、この2点は飛ばされ、
両パターンは同一のものと評価されるおそれがあ
る。しかし、このような問題に対しては飛ばした
特徴点の個数に対応して類似性の値を低く評価し
なおすか、あるいは最長マツチングの論理を最終
判定の論理の内に導入することなどにより防止す
ることが可能である。
以上の説明では黒丸、白丸印などを一つの点
(区間)としたが、各黒丸印又は白丸印が複数個
の点(区間)であつても良い。この場合の一例と
して黒丸印と白丸印の対を一つの区間群としてあ
つかうこともできることはいうまでもない。また
区間群のデータをまとめて一つのベクトルとして
あつかうことができることもまたいうまでもな
い。
類似性の尺度としては従来から用いられている
相関や距離などのような尺度を用いても良い。た
とえば、入力パターンのある分析点をm個の特徴
パラメータによるベクトル{X1、X2、……、
xm}で、同じく標準パターンのある点を{y1
y2、……、ym}であらわし、類似性Sを距離で
定義すれば、 S=√(112 とあらわすことができる。距離は値が小さいほど
類似性が高い。相関で定義した場合は値が大きい
ほど類似性は高い。
第3図は本発明によるパターンマツチング方式
を実現する装置の一構成例である。音声入力1
は、A/D変換器2を経て、自己相関器3で例え
ば10ミリ秒毎に0〜10次の自己相関係数v0〜v10
に変換される。制御部4は例えばマイクロコンピ
ータよりなり、分析された0次の自己相関係数v0
を調べ、その極大又は極小の場合のみ、係数v0
v10の値を距離計算部6に送ると共に標準パター
ンメモリ5からも必要な標準パターンの係数v0
v10を距離計算部6に送る。計算された距離をさ
らに最小値検出部7に送る。第2図の処理に必要
な距離データがそろうと最小値検出部7は最小値
とそれに対応する入力および標準のフレーム番号
を制御部4に送る。制御部4は所定のプログラム
に従がい第2次の処理を続けるよう制御して行
く。入力が終り、すべての標準との比較が終る
と、入力がどのパターンかを判定し出力部8を径
て信号9として出力する。
第4図、第5図および第6図はそれぞれ第3図
の自己相関器3、距離計算部6および最小値検出
部7の具体的構成の一例を示す。
以下、これらの動作につき詳細に説明する。
第4図は第3図の自己相関器3の一例を説明す
る図である。入力30をシフトレジスタ31に順
次入力する。このシフトレジスタの内容は、入力
がある毎に順次31−1→31−2→……→31−
n+1のレジスタへシフトされる。マルチプレク
サ32は入力がある毎に、シフトレジスタ31−
1〜31−(n+1)の内容を順次高速掛算器3
3に送りシフトレジスタ31−1の内容と掛け算
し、その結果をマルチプレクサ37の出力ととも
に加算器34で加える。加算器34の出力はマル
チプレクサ32に同期したマルチプレクサ35に
より順次レジスタ36−1、……、36−)n+
1に送り込まれる。マルチプレクサ37はマルチ
プレクサ32に同期して対応するレジスタ36−
1、……36−(n+1)の内容を順次選択し信
号38として出力するとともに加算器34に送
る。このようにして、入力データをxtとすれば、
次の式に示す自己相関係数vi vi=Σxt×xt+i i=0、……、n をレジスタ36−1、……、36−(n+1)に
得ることができる。
第5図は第3図の距離計算部6を説明する図で
ある。
バス60を通して、i番目の入力と標準パター
ンのデータxiとyiをレジスタ61と62に順次送
る。両者の差を引算回路63で求め掛算器64で
自乗した後、加算器65により、それまでに求め
られたi=1j=1 (xj−yj)2の値をレジスタ66より引き
出して加え、再びレジスタ66に ij=1 (xj−yj)2 として格納する。必要次数まで同様の演算をする
ことによりΣ(xj−yj)2の値を求めることができ
る。この最終値をバス60経由で第3図のマイク
ロコンピユータよりなる制御部4に取り込み、よ
く知られたニユートンラプソン法で開平すること
により距離を求めることができる。
第6図は最小値検出回路である。a、b、c3つ
の値の最小値を求める例である。値a、b、cを
バス70を介してレジスタ71,72,73に格
納する。比較器74により先ずa、bを比較し小
さい方の値をスイツチ75で選択し、その結果と
値c(レジスタ73内)とを比較器76で比較す
る。そして、その結果をスイツチ77で選択し最
小値78として出力する。比較器74と76の出
力より論理回路79によりレジスタ71,72,
73のどの内容が最小かを示す値を求め出力す
る。論理回路79は、例えば、レジスタ75の値
が最小の場合は、レジスタ71又は72を示すコ
ードを0とするコード“10”を、レジスタ71又
は72が最小の場合はレジスタ75を示すコード
を0とするコード“00”又は“01”を出力するも
ので当業者には極く簡単に構成できる。
以上説明したように、本発明によれば、系列パ
ターンを効率よく認識するパターンマツチング方
式を与える。特徴点のみをおさえることにより約
1/6〜1/10にデータ量が圧縮され、また、通常の
DPマツチング法がDP幅約7〜10を要するのに対
し実行的に3以下の幅でマツチングすることがで
き、処理すべきデータを著るしく減少できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る特徴点の例を示す図、第
2図は本発明によるパターンマツチング方式の一
例を説明する図、第3図は本発明によるパターン
マツチング方式を実現する装置の一例の構成図、
第4図〜第6図は第3図の一部の具体的構成の一
例の構成図である。 3……自己相関器、6……距離計算部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力された音声の特徴点を抽出し、抽出され
    た特徴点のパタンと予め記憶された標準パタンと
    のマツチングを行い上記音声を認識するパタンマ
    ツチング方法において、上記特徴点は上記入力さ
    れた音声の電力の極大及び極小点とし、上記入力
    音声の特徴パタンと標準パタンのマツチングは両
    者の上記特徴点の性質が同一である点のみについ
    て行うことを特徴とするパタンマツチング方法。
JP13185379A 1979-10-15 1979-10-15 Pattern matching system Granted JPS5655995A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13185379A JPS5655995A (en) 1979-10-15 1979-10-15 Pattern matching system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13185379A JPS5655995A (en) 1979-10-15 1979-10-15 Pattern matching system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5655995A JPS5655995A (en) 1981-05-16
JPS6328313B2 true JPS6328313B2 (ja) 1988-06-08

Family

ID=15067642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13185379A Granted JPS5655995A (en) 1979-10-15 1979-10-15 Pattern matching system

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5655995A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0681213U (ja) * 1993-05-12 1994-11-22 康宏 飯島 トラクタ用肥料まき機における肥料送り出し装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0681213U (ja) * 1993-05-12 1994-11-22 康宏 飯島 トラクタ用肥料まき機における肥料送り出し装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5655995A (en) 1981-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111292764B (zh) 辨识系统及辨识方法
Hu et al. A multiscale fusion convolutional neural network for plant leaf recognition
CN106297776B (zh) 一种基于音频模板的语音关键词检索方法
JPH02160298A (ja) 雑音除去方法、それに用いるニューラルネットワークの学習方法
CN103943107A (zh) 一种基于决策层融合的音视频关键词识别方法
CN110148425A (zh) 一种基于完整局部二进制模式的伪装语音检测方法
US20050192805A1 (en) Voice analysis device, voice analysis method and voice analysis program
JPS6131477B2 (ja)
CN110287770B (zh) 一种基于卷积神经网络的水中个体目标匹配识别方法
JP6408729B1 (ja) 画像評価装置、画像評価方法及びプログラム
JPS6328313B2 (ja)
JP2009093500A (ja) データ処理装置
CN115546862A (zh) 基于跨尺度局部差异深度子空间特征的表情识别方法和系统
JPH01321591A (ja) 文字認識装置
CN115349142A (zh) 图像处理装置、图像处理方法和计算机可读存储介质
CN112863542B (zh) 语音检测方法和装置、存储介质及电子设备
US5956677A (en) Speech recognizer having a speech data memory storing speech data and a reference pattern memory storing partial symbol trains of words for recognition
JPS605960B2 (ja) 音声認識方式
JPS60160488A (ja) パタン認識における標準パタン作成方式
JPS6346496A (ja) 音声認識装置
JPH11119795A (ja) 特徴量の濃縮合成方法、及び特徴量の濃縮合成装置
JPS61215596A (ja) 音声認識方法
JPH073670B2 (ja) ストロ−ク間距離計算方式
JPH08220210A (ja) 目標自動類識別方法
JPH0268684A (ja) 文字認識装置