JPS63276338A - 音声ディジタル伝送装置 - Google Patents

音声ディジタル伝送装置

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JPS63276338A
JPS63276338A JP62110608A JP11060887A JPS63276338A JP S63276338 A JPS63276338 A JP S63276338A JP 62110608 A JP62110608 A JP 62110608A JP 11060887 A JP11060887 A JP 11060887A JP S63276338 A JPS63276338 A JP S63276338A
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JP
Japan
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sampling
pseudo
phase
random pattern
transmission
Prior art date
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JP62110608A
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English (en)
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Noboru Kawayanai
川谷内 登
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は音声ディジタル伝送装置に関し、特に音声信号
を符号化してディジタル伝送するときに、符号化データ
に同期用ビットを付加することな(伝送を可能とする音
声ディジタル伝送装置に関する。
〔従来の技術〕
音声信号を符号化して伝送する方式としては、CCIT
Tレフトブックに記された勧告G、721の32kbi
t/s Adaptive Differential
 Pu1se Code M。
dulation (A D P CM)が知られてお
り、その他にも種々のバリエーションが存在し、音声伝
送に用いられている。
このようなADPCM方式では、符号器側では音声信号
を1標本化周期ごとに適応予測器を用いて予測し、予測
誤差を量子化レベル数の少ない(例えばCCITT勧告
G、721では16レベル)適応量子化器で量子化し、
符号化して伝送している。
このとき適応量子化器の量子化レベル数が16レベルで
あれば、4ビツトの2進符号に符号化されて伝送される
。復号器側では、1標本化につき4ビツトずつ伝送され
てくる符号化データを受信し、復号化処理を行って、も
との音声信号に再生する。
音声信号を符号化して伝送する方式で従来標準的に使用
されているものに、CCITT勧告G、711に示され
ているPCM方式がある。このPCM方式は音声信号を
3kHzで標本化し、量子化レベル数2”=256の量
子化器で量子化し、8ビツトに符号化して伝送するもの
であり、音声信号1個当たりの伝送ビット速度は8 X
 8 =64kb/sとなっている。
一方、ADPCM方式では4ビツトに符号化するので、
PCM方式の半分の32kb八で伝送することができる
高能率な方式である。
このようなPCM方式やADPCM方式などの音声信号
を1標本化ごとに符号化して伝送する方式では、符号化
データは固定ビア)長の符号語(ワード)単位に区切ら
れたものとなっている。
例えば量子化レベル数が16レベルのA D P CM
方式では、1標本化当たりの符号化ビ、ノド数の4ビツ
トで1符号語が構成されて伝送される。従って復号器側
で受信した符号化データからもとの音声信号を再生する
ためには、符号語のビット長に同期した信号、すなわち
ワード同期信号を作成した上で、符号化データから符号
語を読み取り、復号化処理をしなければならない。
ワード同期信号を作る従来の方法としては、送信側にお
いてワード同期信号作成のための同期ビットを符号化デ
ータに付加し7て伝送する方法が広く用いられており、
音声伝送においても、PCM方式による24チヤンネル
多重化伝送方式であろPCM−24方式など、種々の多
重化伝送方式で使用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、このような同期ビットを付加する伝送方式では
、伝送速度の増大が生じる。例えば前記のPCM−24
方式では、音声信号1チヤンネルはPCM方式により6
4kb/sの符号化データとなり、24チャンネル多重
化されて合計1536kb/5(IDデータとなるが、
このデータの192  (=8ビット×24チャンネル
)ビットごとに同期ビットを1ビツト付加することによ
り、1536 X (192+ 1 )÷192=15
44kb/sの速度で伝送されている。この場合の伝送
速度の増大分は8 kb/sであり、割合では0.5%
程度でわずかなものとなっている。しかしながら、多重
化数の少ない小容量通信や、符号化ビット数の少ない高
能率符号化方式の場合、極めて大きな割合となり、符号
化データの伝送容量に大きな制約を与える。例えば前述
の32kb/sA D P CM方式にて音声信号を1
チヤンネル伝送する場合、1符号語(4ビツト)当たり
1ビツトの同期ビットを付加して伝送しようとすれば2
5%増の40kb/sの伝送速度が必要となり、経済性
から見ても損失が大きい。
同期ビットを付加した上で、伝送速度の増大のない方法
としては、符号化データを一定周期毎に同期ビットに置
換するビットスチール方式1.あるいは十分大きな一定
数量の符号語ごとに同期ビットを付加し、フレームを構
成して伝送する方式がある。しかしピントスチール方式
では符号化データが周期的に欠落するため、音声信号を
再生したとき雑音が増大してしまう。また、フレームを
構成して伝送する方式では、伝送速度の増大をなくすに
は標本化周波数を8kHzよりも少し低めにしなければ
ならない。例えば4ビツトで構成される符号語を16個
ごとにまとめ、1ビツトの同期ビットを付加して16X
 4 + 1 =65ビットで1フレームを構成し、3
2kb/sの伝送速度で伝送しようとする場合、標本化
周波数f、は ’ s =        X32=7.8769 [
k 1(z )16X 4 + 1 が必要となるつしかしこのような標本化周波数を用いた
場合、8kHzを標本化周波数としているPCM方式と
ADPCM−PCM相互変換にてディジタル接続するこ
とは、標本化周波数の差異のため非常に困難となる。ま
た、アナログ接続すれば雑音の増大が生じる。このこと
は、ディジタル通信網の拡大および柔軟な運用を図る上
でも好ましくない。
本発明の目的は、上述のような問題を解決し、符号化デ
ータに同期用ビットを付加することなく伝送を可能とす
る音声ディジタル伝送装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、音声信号を符号化してディジタル伝送する装
置において、 送信側では、音声信号を帯域制限し帯域外成分を除去す
る手段と、帯域制限した音声信号を標本化周期ごとに符
号化する手段と、標本化周期の整数倍の周期でリセット
されて擬似ランダムパターンを発生する手段と、擬似ラ
ンダムパターンにて符号化データをスクランブルして送
出する手段とを有し、 受信側では、標本化周期の整数倍(送信側と同数倍)の
周期でリセットされ、送信側と同一の擬似ランダムパタ
ーンを発生する手段と、受信データを擬似ランダムパタ
ーンでスクランブルする手段と、スクランブルした受信
データを標本化周期ごとに復号する手段と、復号信号に
含まれる送信側で除去した帯域の電力を検出する手段と
、検出された電力が基準値を超えたときに標本化位相お
よび擬似ランダムパターンの位相を符号化データの1ビ
ット時間分遅延させる手段とを有することを特徴として
いる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は本発明の一実施例のブロック図である。
送信側は、音声信号を帯域制限し、帯域外成分を除去す
るバンドパス・フィルタ2と、帯域制限した音声信号を
標本化周期ごとに符号化する符号器3と、標本化周期の
整数倍の周期でリセットされて擬似ランダムパターンを
発生する擬似ランダムパターン発生器(PNパターン発
生器)5と、符号化データをこの擬似ランダムパターン
でスクランブルして送出する排他的論理和回路で構成さ
れるスクランブル回路4と、擬似ランダムパターン発生
器5に送信リセットパルスを発生するカウンタ6と、符
号器3およびカウンタ6に標本化クロックを発生するカ
ウンタ7とを有している。
受信側は、標本化周期の整数倍(送信側と同数倍)の周
期でリセットされて送信側と同一の擬似ランダムパター
ンを発生する擬似ランダムパターン発生器(PNパター
ン発生器)51と、受信データをこの擬似ランダムパタ
ーンでスクランブルする、排他的論理和回路で構成され
るスクランブル回路41と、スクランブルした受信デー
タを標本化周期ごとに復号する復号器10と、復号信号
に含まれる、送信側で除去した周波数帯域の電力を検出
する検出回路13と、検出された電力が基準値を超えた
ときリセットパルスを発生するリセット信号発生回路1
4と、受信クロックとリセットパルスの論理積を出力す
るゲート回路15と、標本化パルスを発生するカウンタ
71と、受信リセットパルスを発生するカウンタ61と
、復号信号中の音声帯域周波数成分を通過させて音声信
号を再生する低域フィルタ11とから構成されている。
以上のような構成の音声ディジタル伝送装置の送信側の
構成をさらに詳細に説明する。第2図は、送信側のタイ
ミング図である。
音声入力端子1に与えられた音声信号はバンドパス・フ
ィルタ2によって300Hzから3400Hzまでの音
声周波数帯域に制限され符号器3に加えられる。符号器
3は帯域制限された音声信号AINを標本化クロックS
Cによって標本化し、符号化した後、送信クロック入力
端子8からの送信クロックSTのタイミングに従って、
符号化データSDをスクランブル回路4に送る。カウン
タ7は符号化データSDを構成する符号語長と同じ周期
を有し、送信クロックSTをカウントして標本化パルス
SCを発生する。カウンタ6は標本化周期の整数倍の周
期を有し、標本化クロックSCをカウントして送信リセ
ットパルスSRを発生する。
擬似ランダムパターン発生器5は送信クロックSTのタ
イミングに従って擬似ランダムパターン列SPを発生し
、スクランブル回路4に送っている。
擬似ランダムパターン発生器5は送信リセットパルスS
Rが入力するごとに、擬似ランダムパターン列SPを初
期値に戻す。スクランブル回路4は符号化データSDを
擬似ランダムパターン列SPでスクランブルし、送出す
る。
第2図のタイミング図では標本化パルスSCの繰り返し
周波数は8kHz、1標本化当たりの符号化データSD
のビット数(符号語長)は4ビツトで、送信クロックS
Tの周波数は32kHzとなっている。
擬似ランダムパターン発生器5の回路構成例を第3図に
示す。この擬似ランダムパターン発生器は、微分回路3
1と、第1〜第6のレジスタ32〜37と、排他的論理
和回路38とで構成されている。レジスタ段数は6段で
、パターンの周期は63ビツトとなっている。各レジス
タは、送信リセットパルスSRが印加されるごとに第ル
ジスタ32.第2レジスタ33.第3レジスタ34は“
1”に、第4レジスタ35.第5レジスタ36.第6レ
ジスタ37は“0゛に初期設定される。
カウンタ7は送信クロックSTを4回(符号語長)カウ
ントするごとに標本化パルスSCを発生し、カウンタ6
は標本化パルスSCが16回印加されるごとに送信リセ
ットパルスSRを発生する。
次に、受信側の構成をさらに詳細に説明する。
第4図は、受信側のタイミング図である。
伝送路を介して受信した符号化データを受信側のスクラ
ンブル回路41にて再スクランブルしてから、受信デー
タRDを復号器10にて復号化する。
受信側の擬似ランダムパターン発生器51は、送信側と
同一の第3図の構成となっており、受信側のカウンタ6
1の発生する受信リセットパルスRRにて周期的に初期
設定されながら擬似ランダムパターン列RPを発生して
スクランブル回路41に与える。受信側のカウンタ61
は、送信側のカウンタ6と同一構成のものであり、標本
化パルスRCが16回印加されるごとに受信リセットパ
ルスRRを発生する。受信側のカウンタ71も送信側の
カウンタ7と同一構成のものであり、ゲート回路15の
出力するクロックRGを4回カウントするごとに標本化
パルスRCを発生する。ゲート回路15は受信クロック
入力端子9からの受信クロックRTとリセットパルスR
3の論理積を出力するものであり、リセットパルスR3
の論理値が“1”のときは受信クロックRTをカウンタ
71に与え、′0”のときは禁止する働きをする。
復号器10は、スクランブル回路41にて再スクランブ
ルして得た受信データRDを、標本化パルスRCが印加
されるごとに1符号語分ずつ取り込んだデータを復号化
し、低域フィルタ11および検出回路13に復号信号A
OUTを送る。
低域フィルタ11は復号信号AOUT中の3400Hz
以下の成分、すなわち音声帯域周波数成分を通過させて
音声信号を再生し、音声出力端子12に出力する。
検出回路13は復号信号AOUTに含まれる音声周波数
帯域外の成分について、その電力を計算し、基準値と比
較して、比較結果を比較信号CMPとしてリセット信号
発生回路14に送る。
第5図は検出回路13の回路構成を示しており、低域フ
ィルタ131 と、高域フィルタ132 と、2個の2
東回路133と、2個の平滑フィルタ134と、比較器
135とから構成される。
この検出回路13では、低域フィルタ131と高域フィ
ルタ132により、復号信号AOUTに含まれる音声周
波数帯域外成分を抽出し、各々の電力を求めている。各
成分の振幅値は2東回路133によって電力値に交換さ
れ、平滑フィルタ134によってその平均値が得られる
。比較器135は各平均電力値と基準値とを比較し、少
なくとも低域の帯域外成分または高域の帯域外成分のい
ずれか一方の電力が基準値以下のときは比較信号CMP
の出力レベルを“0”にし、いずれも同時に基準値を超
えたときには“1′にして送出する。
リセット信号発生回路14は、レジスタ141.142
と、論理積回路143と、単安定マルチバイブレータ(
MM)144と、インバータ145とから構成されてい
る。このリセット信号発生回路14によれば、比較信号
CMPが“0”すなわち「音声周波数帯域外に電力なし
」から、“1”すなわち「音声周波数帯域外に電力あり
」に変化したとき、受信クロックRTの1周期時間幅の
負極性のリセットパルスR3を発生し、ゲート回路15
の一方の入力に与える。リセットパルスR3は、また、
復号器10に入力されており、復号器10はリセットパ
ルスR8が印加されたとき、その内部状態を初期状態に
リセットされ、リセットパルスR3が復旧すると復号動
作を再開する。
リセット信号発生回路14は、更に、リセットパルスR
3の発生と同時に、単安定マルチバイブレータMMを用
いて、持続時間を長くしたリセットパルスR3Lを発生
し、検出回路13に与える。
以上のような構成の音声ディジタル伝送装置では、送信
側でバンドパス・フィルタ2によって300Hzから3
400Hzまでに帯域制限した音声信号を符号化して伝
送しているので、受信側で正常に復号が行われていると
きは、復号信号AOUT中には300Hz以下および3
400Hz以上の信号成分は含まれない。
第6図(a)はバンドパス・フィルタ2の減衰特性例を
示したものであり、通過域は300Hzから3400H
z 、阻止域は100Hz以下および3600Hz以上
となっている。これに対し受信側の検出回路13内の低
域フィルタ131の減衰特性例は第6図(b)に示され
ており、通過域は100Hz以下、阻止域は300Hz
以上となっている。また、検出回路13内の高域フィル
タ132の減衰特性例は第6図(c)に示されており、
通過域は3600Hz以上、阻止域は3400Hz以下
となっている。従って、正しく復号が行われていれば、
低域フィルタ131および高域フィルタ132の出力は
ほぼ零であり、検出回路13から出力する比較信号CM
Pは“0”となり、復号動作はそのまま続けられる。
さて、このような本発明の一実施例においては、符号化
データに対する送信側のスクランブルと受信側の再スク
ランブルの位相が一致していないと受信データRDは符
号化データSDに等しくならない。符号化データSDを
スクランブルおよび再スクランブルする擬似ランダムパ
ターンSPおよびRPは、第3図の構成の擬似ランダム
パターン発生器5および51によってそれぞれ作られて
いる。
第3図の擬似ランダムパターン発生回路は、特性多項式
x’+x+lによって構成されており、26−1−63
ビット周期の擬似ランダムパターンを発生し、63ビツ
ト中の“1”の個数は32個、′0”の個数は31個と
なっている。従って、スクランブルおよび再スクランブ
ルのための擬似ランダムパターンSPおよびRPの位相
が不一致の場合は、受信データRDにはほぼ1/2の割
合でランダム符号誤りが加わったものとなる。擬似ラン
ダムパターンSPの位相は擬似ランダムパターン発生器
5に加えられる送信リセットパルスSRの発生タイミン
グによって定まっており、一方再スクランプルのための
擬似ランダムパターンRPの位相は受信リセットパルス
RRの発生タイミングによって定まっている。
第1図に示したように、これらの送信および受信リセッ
トパルスは標本化パルスSCおよびRCをカウンタ6お
よびカウンタ61にて同じ回数計数するごとに発生する
ようになっているから、第2図に示したように標本化パ
ルス(SC)の位相に同期し、かつその整数倍(本例で
は16倍)の周期で発生する。これは受信側においても
同様である。
今、送信側から送られたデータの符号語に対し、受信側
での標本化パルスRCの位相が一致していない場合は、
受信リセットパルスRRの発生タイミングは送信側とは
一致しないから、再スクランブルの位相はスクランブル
位相と一致せず、受信データRDはビット誤り率1/2
という大きなランダム誤りが生じる。従って、復号器1
0の復号信号AOUTにはランダム雑音が出力され、復
号周波数帯域全体にわたって広く電カスベクトルが分布
する。すなわち送信側で符号化する際に帯域制限し除去
した300Hz以下および3400Hz以上の周波数成
分がこのとき生じる。検出回路13はこれら帯域外成分
を検出し、比較信号CMPは“0”から“1”に変化す
る。リセット信号発生回路14は、これを受けてリセッ
トパルスR3を受信クロックRTの1周期時間出力する
カウンタ71に与えられている受信カウンタRGは、こ
のときゲート回路15によって1クロック分停止するの
で、標本化パルスRCの位相はこれまでより受信データ
1ビツト分遅延したものとなり、従って再スクランブル
位相も1ビット分遅延する。
復号器10はこのときリセットパルスR3を受けて内部
状態をリセットし過去の履歴を除去した上で、新しい標
本化位相によって受信データRDの復号を開始する。検
出回路13はリセット信号発生回路14よりリセットパ
ルスR3Lを受けて平滑フィルタ134の出力を零にク
リアし、復号器10の復号信号AOUTが十分立ち上が
った頃、リセットパルスR3Lが解除されて新しい位相
状態における検出動作を開始する。このとき、新しい位
相状態が送信側と一致していなければ再度上記一連の動
作を操り返し、更に1ビット分ずつ受信側の位相をシフ
トし、送信側のスクランブル位相に受信側の再スクラン
ブル位相が一致するまで続けられる。
両位相が一致したときには受信データRDにはビット誤
りは生じず、また、標本化クロックRCの位相は受信デ
ータRDの符号語の位相に一敗しているから、復号器1
0は正しくデータを復号して復号信号AOUTを出力す
る。正しく復号された復号信号AOUTには300Hz
以下および3400Hz以上の成分が現れないから、リ
セットパルスR3は発生せず、位相シフト動作は停止す
る。
なお、本発明においては、擬似ランダムパターン列の長
さを符号語長より十分長くすることにより送受のスクラ
ンブル位相が不一致のときに、符号化データSDによら
ず受信データRDのビット誤り率をほぼ1/2にできる
。このため、音声信号のレベル変動やスペクトラム分布
の変化、あるいは符号器3の符号化方式に拘わらす復号
信号AOUTにランダムな雑音が出力されるから、位相
の一致/不一致状態を安定に検出することができる。
また、本発明においては音声入力信号および音声出力信
号として特にアナログ信号、ディジタル信号の区別は必
要とせず、いずれにても実施することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明では送信側および受信側に
おいて標本化クロ7りに同期し、かつ標本化クロック周
期の整数倍の周期で符号化データに対しスクランブルを
行い、送受のスクランブル位相が不一致のとき、受信側
の復号信号中に送信側で除去した音声帯域外周波数成分
が生じることを検出し、受信側の位相をシフトする動作
を行うので、常に送受のスクランブル位相および標本化
位相が同期する。このため、同期用ビットの挿入や符号
化データと同期用ビットとの置換が不要となり、伝送ビ
ット速度の増大あるいは符号化雑音の増大のない音声の
ディジタル伝送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の音声ディジタル伝送装置の一実施例の
ブロック図、 第2図は第1図の送信側のタイミング図、第3図は擬似
ランダムパターン発生器の構成図、第4図は第1図の受
信側のタイミング図、第5図は検出回路の構成図、 第6図は各フィルタの減衰特性図である。 ′ 1・・・・・音声入力端子 2・・・・・バンドパス・フィルタ 3・・・・・符号器 4.41・・・スクランブル回路 5.51・・・擬似ランダムパターン発生器6、61.
 7.71・・・カウンタ 8・・・・・送信クロック入力端子 9・・・・・受信クロック入力端子 10・・・・・復号器 11・・・・・低域フィルタ 12・・・・・音声出力端子 13・・・・・検出回路 14・・・・・リセット信号発生回路 15・・・・・ゲート回路 131  ・・・・低域フィルタ 132  ・・・・高域フィルタ 133 ・・・・2乗回路 134  ・・・・平滑フィルタ 135  ・・・・比較器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)音声信号を符号化してディジタル伝送する装置に
    おいて、 送信側では、音声信号を帯域制限し帯域外成分を除去す
    る手段と、帯域制限した音声信号を標本化周期ごとに符
    号化する手段と、標本化周期の整数倍の周期でリセット
    されて擬似ランダムパターンを発生する手段と、擬似ラ
    ンダムパターンにて符号化データをスクランブルして送
    出する手段とを有し、 受信側では、標本化周期の整数倍(送信側と同数倍)の
    周期でリセットされ、送信側と同一の擬似ランダムパタ
    ーンを発生する手段と、受信データを擬似ランダムパタ
    ーンでスクランブルする手段と、スクランブルした受信
    データを標本化周期ごとに復号する手段と、復号信号に
    含まれる送信側で除去した帯域の電力を検出する手段と
    、検出された電力が基準値を超えたときに標本化位相お
    よび擬似ランダムパターンの位相を符号化データの1ビ
    ット時間分遅延させる手段とを有することを特徴とする
    音声ディジタル伝送装置。
JP62110608A 1987-05-08 1987-05-08 音声ディジタル伝送装置 Pending JPS63276338A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS526748U (ja) * 1975-06-28 1977-01-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS526748U (ja) * 1975-06-28 1977-01-18

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