JPS6327590Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6327590Y2
JPS6327590Y2 JP15946484U JP15946484U JPS6327590Y2 JP S6327590 Y2 JPS6327590 Y2 JP S6327590Y2 JP 15946484 U JP15946484 U JP 15946484U JP 15946484 U JP15946484 U JP 15946484U JP S6327590 Y2 JPS6327590 Y2 JP S6327590Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
arc
mounting groove
mold plate
plates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15946484U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6174377U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15946484U priority Critical patent/JPS6327590Y2/ja
Publication of JPS6174377U publication Critical patent/JPS6174377U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6327590Y2 publication Critical patent/JPS6327590Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は食用コーン容器の焼成プレートに係
り、更に詳述すれば食用コーン容器(シユガーコ
ーン)の形成素材を焼成する焼成プレートに関す
るものである。
[従来の技術] アイスクリームの販売に当つては一般にシユガ
ーコーンと称する小麦粉を型焼きした容器素材を
円錐状に巻成したそれ自体が食し得る容器が用い
られている。
[考案が解決しようとする問題] このような従来の食用コーン容器用の素材は、
第6図に示すように格子状のV溝2と、この溝よ
りも十分に広幅で、コーン容器の高さを半径とす
る円弧の一部(略1/4)をなす仕切板合せ溝3が
刻成された下部焼成プレート1と、前記した仕切
板合せ溝3と同じ幅で同じようにコーン容器の高
さを半径とする円弧の一部をなす仕切板取付け溝
5が刻成され、この仕切板取付け溝5に第7図に
示すような略L字状の仕切り板6をねじ7で取付
けた上部焼成プレート4とを用いて焼成してい
る。
したがつて、このような焼成プレートで焼かれ
たコーン容器用の扇状をなす容器形成素材はこれ
を巻成時重り合う両端部分が他の部分に比し薄く
なつており、円錐状に巻成する際、重なり部分に
素材の厚みに等しい段が生じないように配慮され
ている。
しかし、第8図に示すように容器9の口元8と
なる弧状辺部分の厚さは一様であるため、コーン
容器とするための巻成作業の際および容器として
の形態完成後に尖頭部に薄紙製のスリーブを取付
け、一定個数づつ重積してから包装してユーザー
に送り出す際メーカ側での重積作業や輸送途中で
の衝撃、ユーザー側での取出しに、口元側の縁が
欠け、見栄が悪くなつてしまいこのようになつた
ものを客に供した際客が受ける印象が悪いので使
用出来ず、素材自体の脆さも手伝つて不良率が高
くなつてしまうと云う欠点があつた。
[考案の目的] この考案は従来の欠点を除去することを目的と
するもので、コーン容器の口元部分の欠けを防止
し得る形状、すなわち口元となる弧状辺部分の肉
厚を一定の幅他の部分に比し両側に膨出せしめ補
強鍔を形成することにより口元部の補強を行ない
縁欠けの生じにくい素材焼成プレートを提供する
ものである。
[考案の概要] この考案は上述した目的を達成するために、食
用コーン容器の高さを半径とする円弧に添う一定
の長さで一定幅の弧状の取付溝を刻成した下型プ
レートと、前記と同様の弧状の取付溝を刻成した
上型プレートとを枢軸で開閉可能に枢支するとと
もに、前記下型プレートの弧状の取付溝底には底
上げ用の板状部材を、上型プレートの取付溝内に
は上型プレートを閉じた際、前記底上げ用の板状
部材に当接し両プレート間に一定幅の間隙を形成
すると共に、両取付溝の一部と仕切つて間隙を形
成する突起を有する仕切板をそれぞれ取付け、両
プレートで焼成される素材の弧状辺部分を両側に
膨出させ補強鍔を形成せしめ得るようにしたもの
である。
[考案の実施例の構成] この考案の焼成プレート10は、第1図および
第2図に示すように、下型プレート11と上型プ
レート21とからなり、これらのプレート11と
21とはそれぞれ焼成加熱により高温となつた各
プレート11,21が容易に冷却されないよう熱
容量の充分大きな鋳鉄等の金属製のプレートから
なり、下型プレート11はその一面12に縦、横
方向に一定の間隔を存してV字状の溝13,14
を刻成すると共に、最終製品である食用コーン容
器Aの高さを半径長する円弧の略1/4の長さの弧
長を有する弧状の取付溝15が刻成され、この溝
内には第3図aに示すよように、その溝深さの1/
2の厚さで、溝内に嵌合し得る幅を有し、前記取
付溝と同じ半径長の弧状の砲金又は真鍮製板状部
材16をねじ17で取付けた構成のものである。
尚板状部材16の上面にはメーカ名や製造年月等
の凹状の文字や記号18が刻成され、プレート部
材12の一辺には上型プレートを取付けるための
軸穴20を穿設した複数個の取付突起19が設け
られている。
上型プレート21は、前記下型プレートと同じ
材料のプレート部材22の一面には、前述した取
付溝と同じ溝深さと幅で同じ半径長の円弧の略1/
4の長さの弧長を有する弧状の取付溝23が刻成
され、この溝内には、第3図bに示すように、そ
の溝その溝深さの1/2の厚さで、溝内に嵌合し得
る幅を有し、中央より若干内側縁側によつた位置
に、先端を外側より内側に傾めに切削した前記取
付溝の溝深さに相当する高さの仕切突起25を突
出せしめた仕切板24をねじ26で取付けた構成
のものである。尚このプレート部材22の一辺に
は下型プレートを取付けるための軸穴28を穿設
した複数個の取付突起27が設けられている。
この両プレート11,21は前記突起19,2
7の軸穴20,28に連結軸29を挿着し、この
軸を中心に上型プレート21が下型プレート11
面上より90゜以上展開し得るようになつている。
[考案の作用] この考案の焼成プレート10は以上のように構
成されており、焼成装置としては第1図に示すよ
うに縦方向に刻成されたV字状の溝13のピツチ
と同じピツチで断面が逆三角形状の残滓除去爪3
1を溝13の本数だけ形成し、焼成素材を下型プ
レートより除去する焼成素材除去部材30と、図
示してない上型プレート11を展開する流体圧手
段、上、下型プレート11,21を加熱する加熱
手段、上、下型プレート11,21を移動させる
移動手段および下型プレート11に焼成原料を供
給する手段等により構成されている。
食用コーンカツプ容器の製造に当つては、小麦
紛を水等で練成した原料を適量前記供給手段をも
つて上型プレート21が展開した際、下型プレー
ト11上の特定の位置に所定量供給し、上型プレ
ート21を閉めることにより、第2図に示すよう
に上、下両プレート11,21間で原料は押拡げ
られ、仕切板24の仕切突起25の先端が板状部
材16の上面に当接することにより、上下両プレ
ート間に一定の間隙32が保持されると共に、前
記仕切突起25と、取付溝15,23の一部とで
前記間隙の一端側に前記間隙幅よりも幅の広い弧
状の間隙33が形成され、両間隙32,33によ
り第4図に示すように一定の厚さの主体部分35
の一面側に溝13,14による格子状の突起が弧
状の前記間隙33により第5図bに示すように主
体部分35の両側に膨出する口元を補強する補強
鍔36がそれぞれ形成した扇状の容器形成素材3
4が焼成し、上型プレート21の展開と焼成プレ
ート10の矢印方向の移動により、焼成素材除去
部材30によりカツプ成形素材34は剥ぎ取られ
プレート外に排出される。
このカツプ成形素材34の口元補強鍔26の外
側面には文字や記号が板状部材16に刻成された
文字、記号18により凸状に表出する。
このように焼成されたカツプ成形素材34は、
図示してない周知のコーン容器形成棧により、第
5図aに示すように円錐状に巻成されて食用コー
ン容器Aとなる。
[考案の効果] 以上述べたようにこの考案は食用コーン容器の
高さを半径とする円弧に添う一定の長さで一定幅
の弧状の取付溝を刻成した下型プレートと、前記
と同様の弧状の取付溝を刻成した上型プレートと
を枢軸で開閉可能に枢支するとともに、前記下型
プレートの弧状の取付溝底には底上げ用の板状部
材を、上型プレートの取付溝内には上型プレート
を閉じた際、前記底上げ用の板状部材に当接し両
プレート間に一定幅の間隙を形成すると共に、両
取付溝の一部と仕切つて間隙を形成する突起を有
する仕切板をそれぞれ取付け、両プレートで焼成
される素材の弧状辺部分を両側に膨出させ補強鍔
を形成せしめ得るようにしたので、底上げ用板状
部材を砲金等で作ることにより仕切り突起の破損
や摩損を防げるとともに、製造メーカ名等の文字
や記号を取り換える場合や底上げ用板状部材の摩
耗した場合あるいは補強鍔の出づらを変更する場
合には、板状部材を単に交換すれば良いので能率
良く、歩留りを良好で生産コストの引下げが可能
であり、また特にこの考案による食用コーン容器
は口元の補強鍔により縁欠けが生じないというよ
うな多くの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図はいずれもこの考案に関する
一実施例で、第1図は焼成プレートの斜視図、第
2図は要部の拡大断面図、第3図aは板状部材の
斜視図、第3図bは仕切板の斜視図、第4図は容
器素材の斜視図、第5図aはこの焼成プレートで
焼成された容器素材をもつて形成された食用コー
ン容器の斜視図、第5図bは補強鍔部分の拡大断
面図、第6図乃至第8図は従来例を示すもので、
第6図は焼成プレートの要部拡大断面図、第7図
は仕切板の斜視図、第8図は焼成された容器素材
をもつて形成された食用コーン容器の斜視図であ
る。 11……下型プレート、22……プレート部
材、13,14……溝,15,23……取付溝1
6……板状部材、18……文字、記号、19……
27……突起、20,28……軸穴、21……上
型プレート、24……仕切板、25……仕切突
起、29……枢軸、A……食用コーン容器、36
……補強鍔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 食用コーン容器の高さを半径とする円弧に添う
    一定の長さで一定幅の弧状の取付溝を刻成した下
    型プレートと、前記と同様の弧状の取付溝を刻成
    した上型プレートとを枢軸で開閉可能に枢支する
    とともに、前記下型プレートの弧状の取付溝底に
    は底上げ用の板状部材を、上型プレートの取付溝
    内には上型プレートを閉じた際、前記底上げ用の
    板状部材に当接し両プレート間に一定幅の間隙を
    形成すると共に、両取付溝の一部と仕切つて間隙
    を形成する突起を有する仕切板をそれぞれ取付
    け、両プレートで焼成される素材の弧状辺部分を
    両側に膨出させ補強鍔を形成せしめ得るようにし
    たことを特徴とする食用コーン容器の焼成プレー
    ト。
JP15946484U 1984-10-22 1984-10-22 Expired JPS6327590Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15946484U JPS6327590Y2 (ja) 1984-10-22 1984-10-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15946484U JPS6327590Y2 (ja) 1984-10-22 1984-10-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6174377U JPS6174377U (ja) 1986-05-20
JPS6327590Y2 true JPS6327590Y2 (ja) 1988-07-26

Family

ID=30717420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15946484U Expired JPS6327590Y2 (ja) 1984-10-22 1984-10-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6327590Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6174377U (ja) 1986-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4395015A (en) Cake mold
JP3776418B2 (ja) 造形食品を形成する可調式型
CA2591811C (en) A food preparation mould
EP1433386B1 (en) Food product formed from at least two shell halves of wafer sheet
US5366201A (en) Indented, invertable food mold with raised center
US7070070B2 (en) Content lifting and removing container assembly
JPS6251579B2 (ja)
ITMI952136A1 (it) Contenitore commestibile procedimento ed apparecchio per la sua produzione
KR100854042B1 (ko) 강화된 유연성 몰드 플레이트
US3322074A (en) Dough mold
US4759706A (en) Multipurpose cutting and forming device
US1811566A (en) Corrugated baking pan liner
JPS6327590Y2 (ja)
US2589823A (en) Baked confection and mold for same
JPS6327589Y2 (ja)
US2200956A (en) Ice cream cone and process of making
WO2004009457A1 (en) A container
US4431394A (en) Marshmallow mold
SE2051219A1 (en) An expansible press plunger, an attachment unit for attaching a container element to a container body and a method for sealing a packaging container
US3230092A (en) Packaged bakery product
JPH10305827A (ja) プラスチック製の杯状の容器
CA1246884A (en) Foldable circular baking mold
EP1236648A1 (en) Container for food and the like
CN2361592Y (zh) 一种改进的蛋糕包装盒的盒盖
CN2175191Y (zh) 防滑隔热纸制容器