JPS63274113A - 摺動接点装置 - Google Patents

摺動接点装置

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Publication number
JPS63274113A
JPS63274113A JP62110323A JP11032387A JPS63274113A JP S63274113 A JPS63274113 A JP S63274113A JP 62110323 A JP62110323 A JP 62110323A JP 11032387 A JP11032387 A JP 11032387A JP S63274113 A JPS63274113 A JP S63274113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thick film
contact
sliding contact
pattern
conductor pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP62110323A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Fujishima
藤嶋 進
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tanaka Kikinzoku Kogyo KK filed Critical Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Priority to JP62110323A priority Critical patent/JPS63274113A/ja
Publication of JPS63274113A publication Critical patent/JPS63274113A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、計測器、各種機械等で、検出用、制御用、設
定用、発振器用などに使用されているボリュームスイッ
チ、ポテンシオメータ、トリマー(可変抵抗器の一種)
等で用いられる摺動接点装置の改良に関する。
(従来の技術とその問題点) 従来より上記のボリュームスイッチ、ポテンシオメータ
、トリマー等で用いられる摺動接点装置は、セラミック
ス基板上にカーボン(C)や酸化ルテニウム(RuOz
)などの抵抗ペーストを焼成して厚膜抵抗パターンを形
成して成る配線板と、この配線板の厚膜抵抗パターンに
対向して摺動し得るようになされたスプリング端子材に
Ag接点材をかしめ或いは溶接して成るすり接点とによ
り構成されているが、この摺動接点装置は、ノイズが発
生し易く、又接触抵抗がやや高く且つ幾分ばらつきがあ
って不安定であり、しかも摩耗し易くて寿命が短く、接
触信頼性にやや欠けるものであった。
この為、セラミックス基板上のカーボンや酸化ルテニウ
ムの厚膜抵抗パターンのすり接点と摺動する部分を、A
g−Pd系の導体ペーストに置き換えて焼成するかある
いは厚1!抵抗パターンのすり接点と摺動する部分にA
g−Pd系導体ペーストを重ねて焼成することにより、
接触信頼性を改善し、又すり接点のAg接点材を硫化防
止の為、Ag−Pd30〜50wt%に置き換えている
然し乍ら、厚膜導体パターンと接点材が同種の組合せの
為、容易に凝着、剥離が起こり、摩耗が促進される。又
Ag−Pd30〜50w t%の接点材はHv160〜
200で硬すぎるのに対し、Ag−Pd系の導体ペース
トの焼成物である厚膜導体パターンが軟らかい為、摩耗
が多くなり、早期に寿命となる。更にAg−Pd30〜
50w t%接点材は、電気伝導度(TAC33,8〜
5.5)が低い為、発熱する等の問題点があった。
(発明の目的) 本発明は、上記問題点を解決することのできる摺動接点
装置を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 前記の問題点を解決するための本発明の摺動接点装置は
、セラミックス基板上に、抵抗ペーストを焼成して厚膜
抵抗パターンを形成し、この厚膜抵抗パターンに接続し
てAg導体ペーストを焼成して厚膜導体パターンを形成
して成る配線板と、この配線板の厚膜導体パターンに対
向して摺動し得るようになされAg−酸化すず5〜15
wt%−酸化ビスマス2〜10wt%の接点材がスプリ
ング端子材に取付けられて成るすり接点とにより構成さ
れていることを特徴とする。
本発明の摺動接点装置に於いて、すり接点の接点材をA
g−M化すず5〜15wt%−酸化ビスマス2〜1lh
t%とした理由は、Ag中の酸化すずが5wt%或いは
酸化ビスマスが2wt%未満だと潤滑効果が薄く、その
すり接点がセラミックス基板上のAgの厚膜導体パター
ンとの接触に於いて凝着、剥離が生じ、酸化すずが15
wt%或いは酸化ビスマスが10wt%を超えると、ノ
イズの発生原因となるからである。
(作用) 上記の如く構成された摺動接点装置は、すり接点とセラ
ミックス基板上の厚膜導体パターンとの接触作用におい
て、すり接点のAg−酸化すず5〜15wt%−酸化ビ
スマス2〜10wt%接点材の硬さくHv120〜15
5)が軟らかく滑りやすいので、接触抵抗が低く安定し
ていて、Ag厚膜導体パターンを損耗することが無く、
又凝着、剥離が殆んど無くなり、摩耗が減少するので、
良好な接触が得られる。更にすり接点のAg−酸化すず
5〜15wt%−酸化ビスマス2〜10wt%接点材の
電気伝導度がlAC360〜70%と良好であるので、
発熱しない。
(実施例) 本発明の摺動接点装置の実施例を説明すると、図に示す
如き板厚0.6鶴、直径30m1の純度98%のAlz
Oz基板1上の外周に幅3srmでRub、の抵抗ペー
ストをスクリーン印刷し、800℃で焼成して厚さ10
μの厚膜抵抗パターン2を形成し、この厚膜抵抗パター
ン2に接続して、周方向に、Ag導体ペーストをスクリ
ーン印刷し、800℃で焼成して、0.21m間隔に幅
0.2mm、長さ7ml、厚さ10μの厚膜導体パター
ン3を形成して配線板4とした。一方、この配線板4の
厚膜導体パターン3に対向して夫々摺動するようになさ
れた2種のすり接点5は、Ag−酸化すず8wt%−酸
化ビスマス6wt%とAg−酸化すず10wt%−酸化
ビスマス6wt%−酸化ニソケル0.1wt%の2種の
接点線材(直径311)から作製した頭部径3龍、頭部
厚さ0 、6 mm、脚部径1.5N、脚部長1.51
1の2種のリベント接点6を、夫々幅4 +n、厚さ0
.15mmのBe−Cuより成るスプリング端子材7の
接点取付穴に挿入しかしめて成るものである。
このように構成された実施例1.2の摺動接点装置と、
Ag  Pd30wt%接点材を有するすり接点を配線
板のA g −P d30wt%の厚膜導体パターンと
対向させて成る従来の摺動接点装置とを、下記の試験条
件にて摺動開閉試験を行った処、下記の表に示すような
結果を得た。
試験条件 接触カニIOg、動作二回転往復型(55度)、駆動二
60ストローク/min、通電=12■、100mA(
以下余白) 上記の表で明らかなように実施例1.2の摺動接点装置
は、従来例の摺動装置に比し、寿命が大概倍増している
ことが判る。これはひとえにすり接点5のAg−a化す
ず5〜15wt%−酸化ビスマス2〜10wt%接点材
の硬さが軟らかく滑りやすい為、対向するAgの厚膜導
体パターン3を損耗することが無く、又凝着、剥離する
ことが無く、摩耗が減少し、更にAg−酸化すず5〜1
5ivt%−酸化ビスマス2〜10wt%の接点材の電
気伝導度が良好で発熱することが無いからである。
尚、前記の寿命は、厚膜導体パターン3の摩耗により、
すり接点5がAlt03基板との接触となって、オープ
ン状態(接触抵抗無限大)となった場合と、厚膜導体パ
ターン3間のスリット部の目詰まりによりショートした
場合で判定した。
尚、上記実施例の摺動接点装置の配線板4は円形である
が、矩形でも良いものである。その場合、厚膜抵抗パタ
ーンは矩形の配線板の一例端に形成し、厚膜導体パター
ンは厚膜抵抗パターンに接続してその長手方向に一定間
隔に平行に形成すると良い。そしてすり接点は厚膜導体
パターンに対向して厚膜抵抗パターンの長手方向に摺動
し得るようにする。またセラミックス基板上にベローズ
形状に前後に往復させた厚膜抵抗パターンを形成し、そ
の上に厚膜導体パターンを一定間隔に並べて形成した配
線板と、この配線板の厚膜導体パターンに対向して摺動
するようにしたすり接点とより成る摺動接点装置として
も良い。
さらに実施例2のように酸化すず或いは酸化ビスマスの
一部を0.01〜1wt%の範囲で鉄族元素の酸化物で
置き換えてもよいものである。
(発明の効果) 以上の説明で判るように本発明の摺動接点装置は、すり
接点のAg−酸化すず5〜15wt%−酸化ビスマス2
〜10wt%が硬さくHv 120〜155)が軟らか
く滑りやすいので、接触作用においてセラミックス基板
上のAg厚膜導体パターンが損耗することが無く、又凝
着、剥離が殆んど無くなり、摩耗が減少するので、良好
な接触が得られる。
従って、接触信頼性が向上し、摺動接点装置の寿命が著
しく増長する。更にすり接点のAg−酸化すず5〜15
wt%−酸化ビスマス2〜10wt%接点材の電気伝導
度が良好であるので、接触作用において、発熱せず、溶
着が起こりにくい。従って、摺動接点装置の耐溶着性が
著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の摺動接点装置の一実施例を示す概略斜視図
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. セラミックス基板上に、抵抗ペーストを焼成して厚膜抵
    抗パターンを形成し、この厚膜抵抗パターンに接続して
    Ag導体ペーストを焼成して厚膜導体パターンを形成し
    て成る配線板と、この配線板の厚膜導体パターンに対向
    して摺動し得るようになされAg−酸化すず5〜15w
    t%−酸化ビスマス2〜10wt%の接点材がスプリン
    グ端子材に取り付けられて成るすり接点とにより構成さ
    れていることを特徴とする摺動接点装置。
JP62110323A 1987-05-06 1987-05-06 摺動接点装置 Pending JPS63274113A (ja)

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JP62110323A JPS63274113A (ja) 1987-05-06 1987-05-06 摺動接点装置

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JP62110323A JPS63274113A (ja) 1987-05-06 1987-05-06 摺動接点装置

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JPS63274113A true JPS63274113A (ja) 1988-11-11

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JP62110323A Pending JPS63274113A (ja) 1987-05-06 1987-05-06 摺動接点装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6025629A (ja) * 1983-07-23 1985-02-08 フイルマ オツト− ビルツ、ベルクツオイグフアブリク 工具ホルダー

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6025629A (ja) * 1983-07-23 1985-02-08 フイルマ オツト− ビルツ、ベルクツオイグフアブリク 工具ホルダー

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