JPS63271305A - 光学装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、主に固体撮像素子に直接レンズ等の光学手段
を固定して取付けることを可能とした光学装置に関する
。

（従来の技術） 従来、例えば民生用、工業用、あるいは屋外監視用の撮
像用カメラにおいて、撮像した画像を電気信号に変換す
るための手段として固体搬像素子が広く使用されている
。

この固体撮像素子は、光電変換と電荷蓄積の機能をもつ
素子群と、各素子に蓄積された信号電荷を順次取り出ず
走査機能を持つ回路を一体に構成した素子であって、走
査方式によりＸ−Ｙアドレス走査形と電荷転送形に分類
される。

以下、各画素に対応した転送電極下に形成されたポテン
シャル井戸に蓄積された信号電荷を印加電圧を移動させ
ることにより、隣接する転送電極のポテンシャル井戸に
一方向に順次転送しながら信号として取り出す電荷転送
形素子の一種であるＣ　ＣＤ　（Ｃｈａｒａａ　　Ｃｏ
ｕｐｌｅｄ　　Ｄ　ｅｖｉｃｅ　）を例に説明する。

従来の撮像用カメラの光学装置は、ＣＯＤ等を実装した
プリント配線板をカメラ本体に取付けるための取付台と
、一方の開口端にＣＯＤの受光面に光学像を結像するた
めのレンズ等の光学手段を装着するためのレンズマウン
ト部を構成し、使方の開口端を上記取付台にＷ！着して
取付可能に構成した外光遮光用の箱状体である遮光箱等
によって構成されていた。

また、光学手段から入射した入射光の光軸をＣＯＤの受
光面に対して垂直であるように調整する、いわゆる平面
度調整を行うために、上記プリント配線板は圧縮コイル
バネ等を介在させて、取付台に通常３本の調整用ビスを
用いて取付けられていた。

従って、平面度調整を行ってＣＯＤをプリント配線板に
実装する際に生じる誤差等を補正する際には、上記３木
のビスの締め具合を調整することによって行っていた。

（発明が解決しようとする問題点） 上述したように従来の搬像用カメラにおいては、外乱光
である外光を遮断するためにＣＯＤ全体を収納するため
の遮光箱が必要となるため、装置全体としての小形化、
軽量化に限界があり、また平面度調整を上記３木のビス
の回転によって行うため熟練と多大な調整時間が必要と
された。

本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とし
ては、小型、軽はでかつ平面度調整の容易な光学装置を
提供することにある。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するため、本発明は、受光した光学像を
電気信号に変換処理する固体撮像素子と、この固体Ｉｌ
ｌｌ素像の受光部に光学像を結像するための光学手段と
、この光学手段を支持する筒状の支持体と、この支持体
を前記固体撮像素子に取付けるための取付板と、この取
付板と上記支持体の間にあって、それぞれに密着して配
設されて外光を遮光する遮光体とを有して構成した。

（作用） 本発明における光学装置においては、通常非常に高い成
形精度を有する固体Ｉｉ像素子の例えば上面を基準にし
て、この上面に取付板を介して支持体を取付けるように
したので、支持体の取付精度を非常に高いものとするこ
とができ、またこの取付板と支持体の間には遮光体を密
着するように配設したので固体ｍｌ素像に対する外光の
影響を完全に防止することができる。また上記支持体に
光学手段を支持させるようにしたので、容易にかつ高い
精度で光学手段を上記固体撮像素子に取り付けることが
できる。また支持体は、一旦取付板を介して取付けるよ
うにしたので、この光学装置の組立時における作業性を
優れたものとすることができた。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を示す図面を用いて詳細に説明
する。第１図は断面図、第２図は斜視図をそれぞれ示す
。

以下、各部の構成および形状を説明する。

Ｃ０Ｄ２は、受光部から受光した光学像を電気信号に変
換処理する固体ｍｌ素像であって長方形の厚板状の基台
２ａの中央部分に受光部を形成し、この基台２ａの周囲
には、このＣＣＤ２を固定するための鍔部２ｂを形成し
てなる。このＣＯＤの成形精度は非常に高く、また基台
２ａ上面および鍔部２ｂ上面は受光面と精密に平行に構
成される。

取付板３は、円板状の金属板の中心にＣＯＤ　２の受光
部の中心を一致させ、かつこのＣ０Ｄ２の受光部を含む
基台２８部分を嵌合し得るように外形の形状を一致させ
ざらに一側方向に切欠いた方形状の切欠部を有してなる
。

遮光体４は、弾力性と遮光性を有するスポンジ状の樹脂
よりなる板状体であって、中央部には上記Ｃ０Ｄ２の基
台２ａの外形よりわずかに大である孔を有し、円周部分
の一部は切欠いてなる。

ホルダ５は、後述する鏡胴６を支持する支持体であって
、金属製の円筒体の一端に、中央部分に円形孔を円周部
分には前記遮光体を擁して前記取付板３に密着する立上
り部分を有する円板を配設してなる。

また、上記遮光体４は、上記ホルダ５の円板部分に孔の
中心をそれぞれ一致させて、接着剤等によって接着され
る。

鏡胴６は、絞りおよび、４乃至６枚のレンズ８を内装す
る略円筒状の光学手段であって、後部側（第１図上で右
側、以下同様）を上記ホルダ５に、前後に摺動自在であ
るように内装されてなる。またこの鏡胴６は合焦点の調
整終了後は上記ホルダ５に配設したビス９Ｃによって固
定される。

尚、上記絞りは、アイリス絞りを光量によって自動的に
調整するオートアイリス７を使用している。

以下、本実施例の組立て手順を、主に第２図を参照して
説明する。

印刷配線を用いて配線された、いわゆるプリント配線板
１の所定の位置に、Ｃ０Ｄ２およびＣＣＤ２を作動し、
変換処理された電気信号を調整して外部に出力する駆動
回路部品等を実装する。

次に取付板３を、この取付板３の切欠部をＣＣＤ２の基
台２ａに嵌合して、このＣ０Ｄ２の鍔部２ｂに取付板３
を密着させて、さらにプリント配線板１の裏面（ＣＣＤ
２の実装面に対する裏面）から、Ｃ０Ｄ２を挾むように
してビス止めする。

次に、この取付板３に遮光体４を接着したホルダ５を前
側からビス９ｂを用いてビス止めによって取付は固定す
る。

さらにこのホルダ５に鏡胴６を組込み、組み立てを終了
する。

以上説明したように、本実施例では、固体Ｒ機素子に直
接取付板を取付け、この取付板に光学手段を支持する支
持体を取付けるようにしたので、組立て時に支持体を取
付ける以前においては、固体１１ｉ１＠素子と取付板を
実装したプリント配線板の移動や保管等が容易で、支持
体及び光学手段の取付時にあっては平面度調整を行う必
要がないので取付工程が非常に簡略化される等の生産性
の向上が望めるものである。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば固体搬像素子に直
接取付板を取付けることによって光学系の位置が決定さ
れるので平面度調整が容易となり、また遮光体によって
外光を遮光するようにしたので光学装置全体を小型かつ
軽量なものとすることができる等の効果を奏するもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の構成を示す断面図、第２
図は組立て手順を示す斜視図である。 １・・・プリント配線板　２・・・Ｃ０Ｄ３・・・取付
板　　　　　４・・・遮光体５・・・ホルダ　　　　　
６・・・鏡胴７・・・オートアイリス　８・・・レンズ
９・・・ビス

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 受光した光学像を電気信号に変換処理する固体撮像素子
   と、 この固体撮像素子の受光部に光学像を結像するための光
   学手段と、 この光学手段を支持する筒状の支持体と、 この支持体を前記固体撮像素子に取付けるための取付板
   と、 この取付板と上記支持体の間にあって、それぞれに密着
   して配設されて外光を遮光する遮光体と、を有すること
   を特徴とする光学装置。