JPS63271129A - 荷重検出装置 - Google Patents
荷重検出装置Info
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- JPS63271129A JPS63271129A JP10321587A JP10321587A JPS63271129A JP S63271129 A JPS63271129 A JP S63271129A JP 10321587 A JP10321587 A JP 10321587A JP 10321587 A JP10321587 A JP 10321587A JP S63271129 A JPS63271129 A JP S63271129A
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- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、種々の物体に作用する荷重を検出する荷重検
出装置に関する。
出装置に関する。
ある物体又はある物体の特定部分に加わる荷重(力およ
びモーメント)を検出することは、多くの分野において
不可欠のことである。このような荷重を検出する荷重検
出装置として、平行たわみ梁構造又は放射たわみ梁構造
、あるいはその両者から成る優れた荷重検出装置が、特
開昭60−62497号公報により提案されている。こ
の公報には、前記平行たわみ梁構造、放射たわみ梁構造
を用いた種々の型の荷重検出装置が示されている。その
うちの1つの型の荷重検出装置を第3図により説明する
。
びモーメント)を検出することは、多くの分野において
不可欠のことである。このような荷重を検出する荷重検
出装置として、平行たわみ梁構造又は放射たわみ梁構造
、あるいはその両者から成る優れた荷重検出装置が、特
開昭60−62497号公報により提案されている。こ
の公報には、前記平行たわみ梁構造、放射たわみ梁構造
を用いた種々の型の荷重検出装置が示されている。その
うちの1つの型の荷重検出装置を第3図により説明する
。
第3図は従来の荷重検出装置の一部破断斜視図である。
図で、x、y、zは座標軸を示す。22は柱状体であり
、この柱状体22には張出部22a。
、この柱状体22には張出部22a。
22 b 、 22 c 、 22 dが形成され、中
心部に貫通孔23があけられるとともに、隣接する各張
出部間に上記貫通孔23に達する貫通孔を形成すること
により薄肉部24a、24a ”・・・・・・24d、
24d ’が形成される。各薄肉部の上下面における根
本中央部にはストレインゲージ25a〜25hが設けら
れている。26a、26b、26c、26dは各張出部
22a、22b、22c、22dにおいてZ軸方向にあ
けられた貫通孔であり、これらの貫通孔26 a’−2
6dにより薄肉部15a、15a′・・・・・・15d
、15d′が形成される。これら各薄肉部の根本中央部
にはストレインゲージ17Cが設けられている。対向す
る張出部22b。
心部に貫通孔23があけられるとともに、隣接する各張
出部間に上記貫通孔23に達する貫通孔を形成すること
により薄肉部24a、24a ”・・・・・・24d、
24d ’が形成される。各薄肉部の上下面における根
本中央部にはストレインゲージ25a〜25hが設けら
れている。26a、26b、26c、26dは各張出部
22a、22b、22c、22dにおいてZ軸方向にあ
けられた貫通孔であり、これらの貫通孔26 a’−2
6dにより薄肉部15a、15a′・・・・・・15d
、15d′が形成される。これら各薄肉部の根本中央部
にはストレインゲージ17Cが設けられている。対向す
る張出部22b。
22dの上部は、上部環状体16aにより連結され、他
の対向する張出部22a、22cの下部は、下部環状体
16bにより連結されている。そして、上部環状体16
aと張出部22a、22cの上面、および下部環状体1
6bと張出部22b、22dの下面との間には相当の隙
間を有する。
の対向する張出部22a、22cの下部は、下部環状体
16bにより連結されている。そして、上部環状体16
aと張出部22a、22cの上面、および下部環状体1
6bと張出部22b、22dの下面との間には相当の隙
間を有する。
この構成において、上部環状体16aと下部環状体16
bとの間にZ軸方向の力Fz、X軸、Y軸まわりのモー
メントMに1MVが作用すると、貫通孔23に連通ずる
貫通孔で構成される十文字状平行たわみ梁構造部分の薄
肉部24a、24a′・・・・・・24d、24d′の
うちの対応する薄肉部に変形を生じる。又、上部環状体
16aと下部環状体16bとの間にX軸、Y軸方向の力
FX、FY、Z軸まわりのモーメントMzが作用すると
、各張出部に形成された平行たわみ梁構造の薄肉部15
a。
bとの間にZ軸方向の力Fz、X軸、Y軸まわりのモー
メントMに1MVが作用すると、貫通孔23に連通ずる
貫通孔で構成される十文字状平行たわみ梁構造部分の薄
肉部24a、24a′・・・・・・24d、24d′の
うちの対応する薄肉部に変形を生じる。又、上部環状体
16aと下部環状体16bとの間にX軸、Y軸方向の力
FX、FY、Z軸まわりのモーメントMzが作用すると
、各張出部に形成された平行たわみ梁構造の薄肉部15
a。
153′・・・・・・15d、15d’のうちの対応す
る薄肉部に変形を生じる。これらの変形は該当部分のス
トレインゲージにより検出され、各ストレインゲージで
適宜のホイートストンブリッジ回路を構成することによ
り、上記答方およびモーメントが検出される。各薄肉部
の変形やホイートストンブリッジ回路等については前記
公開公報に詳述されている。結局、この荷重検出装置は
、X軸、Y軸およびZ軸方向に作用する力、ならびにX
軸、Y軸およびZ軸まわりに作用するモーメントの6つ
の荷重成分を検出することができる。
る薄肉部に変形を生じる。これらの変形は該当部分のス
トレインゲージにより検出され、各ストレインゲージで
適宜のホイートストンブリッジ回路を構成することによ
り、上記答方およびモーメントが検出される。各薄肉部
の変形やホイートストンブリッジ回路等については前記
公開公報に詳述されている。結局、この荷重検出装置は
、X軸、Y軸およびZ軸方向に作用する力、ならびにX
軸、Y軸およびZ軸まわりに作用するモーメントの6つ
の荷重成分を検出することができる。
ところで、平行たわみ梁構造、放射たわみ梁構造を用い
た上記のような荷重検出装置においては、当然ながらよ
り大きな出力感度が要求される。そして、出力感度を上
げるためには、定格荷重作用時の平行たわみ梁構造、放
射たわみ梁構造の応力をできるだけ大きくする必要があ
る。ところが、このように応力を大きくした場合、もし
一定限度を超える過荷重、例えば定格荷重の何倍かの大
きな荷重が作用すると、たわみ梁における応力値が過大
になり、その部分に塑性変形を生じるか又は破損してし
まう。そして、このような過大な荷重の作用は、実際に
検出対象荷重が過大となる以外に、荷重検出装置を取付
けた機械、装置の誤操作や、荷重検出装置自体を落す等
の取扱い上の誤り等によっても発生するものである。
た上記のような荷重検出装置においては、当然ながらよ
り大きな出力感度が要求される。そして、出力感度を上
げるためには、定格荷重作用時の平行たわみ梁構造、放
射たわみ梁構造の応力をできるだけ大きくする必要があ
る。ところが、このように応力を大きくした場合、もし
一定限度を超える過荷重、例えば定格荷重の何倍かの大
きな荷重が作用すると、たわみ梁における応力値が過大
になり、その部分に塑性変形を生じるか又は破損してし
まう。そして、このような過大な荷重の作用は、実際に
検出対象荷重が過大となる以外に、荷重検出装置を取付
けた機械、装置の誤操作や、荷重検出装置自体を落す等
の取扱い上の誤り等によっても発生するものである。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり
、その目的は、過大な荷重が作用しても性能劣化や破損
を防止することができる荷重検出装置を提供するにある
。
、その目的は、過大な荷重が作用しても性能劣化や破損
を防止することができる荷重検出装置を提供するにある
。
上記の目的を達成するため、本発明は、たわみ部を有す
る剛体ブロックと、この剛体ブロックに異なる所定個所
で連結される2つの剛体部とで構成され、これら2つの
剛体部間に作用する荷重を検出する荷重検出装置におい
て、前記2つの剛体部の少なくとも1つから他の剛体部
と連結された個所の前記剛体ブロックの端面に面して伸
びた突出部と、この突出部を貫通し前記端面にあけられ
た穴と、前記伸長部に固定され前記穴に所定の間隙を有
して挿入されるピン部材とを設けたことを特徴とする。
る剛体ブロックと、この剛体ブロックに異なる所定個所
で連結される2つの剛体部とで構成され、これら2つの
剛体部間に作用する荷重を検出する荷重検出装置におい
て、前記2つの剛体部の少なくとも1つから他の剛体部
と連結された個所の前記剛体ブロックの端面に面して伸
びた突出部と、この突出部を貫通し前記端面にあけられ
た穴と、前記伸長部に固定され前記穴に所定の間隙を有
して挿入されるピン部材とを設けたことを特徴とする。
2つの剛体部間に、ある一定限度内の荷重が作用する場
合には、当該荷重は2つの剛体部間にたわみ部を介して
伝達される。しかし、2つの剛体部間に作用する荷重が
前記一定限度を超えると、剛体部が大きく変位すること
により穴の内壁面とピン部材とが接触し、当M+q重は
たわみ部を介することなく2つの剛体部間で伝達される
。
合には、当該荷重は2つの剛体部間にたわみ部を介して
伝達される。しかし、2つの剛体部間に作用する荷重が
前記一定限度を超えると、剛体部が大きく変位すること
により穴の内壁面とピン部材とが接触し、当M+q重は
たわみ部を介することなく2つの剛体部間で伝達される
。
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例に係る荷重検出装置の斜視図で
ある。図で、第3図に示す部分と同一部分には同一符号
を付して説明を省略する。30a。
ある。図で、第3図に示す部分と同一部分には同一符号
を付して説明を省略する。30a。
30b、30c、30dはそれぞれ各張出部22a。
22 b 、 22 c 、 22 dに構成されるス
トッパである。
トッパである。
16a、、16azはそれぞれ上部環状体16aから下
方に突出した突出部、16b+、16bzはそれぞれ下
部環状体16bから上方に突出した突出部であり、これ
ら各突出部 16a +、16a z、16b I+1
6b2はストッパ30a、30b、30c、30dの構
成の一部を成す。本実施例では、上記各ストッパ30a
〜30dを含む荷重検出装置を1つの剛体ブロックから
製造するために各スリットs、s′。
方に突出した突出部、16b+、16bzはそれぞれ下
部環状体16bから上方に突出した突出部であり、これ
ら各突出部 16a +、16a z、16b I+1
6b2はストッパ30a、30b、30c、30dの構
成の一部を成す。本実施例では、上記各ストッパ30a
〜30dを含む荷重検出装置を1つの剛体ブロックから
製造するために各スリットs、s′。
S“が形成される。このようなスリットを張出部22a
を例にとって説明する。
を例にとって説明する。
張出部22aの張出端は第3図に示すように上部環状体
16aとは連結されていない。しかし、本実施例の荷重
検出装置の製造工程においては、張出部22aの張出端
と上部環状体16aは連結された状態で形成され、次い
で両者を分離するため上部環状体16aに図示のように
張出部22aの幅と等しいかそれより大きい幅の口状の
スリットSを形成する。そして、スリットSの上部環状
体16aに沿った部分はそのまま張出部22aの張出端
を縦断して(スリツ)S’)下部環状体16bに達する
。次に、゛外面からスリットS#を形成することにより
、張出端を縦断したスリットS′は当該外面からのスリ
ットS“と連結される。
16aとは連結されていない。しかし、本実施例の荷重
検出装置の製造工程においては、張出部22aの張出端
と上部環状体16aは連結された状態で形成され、次い
で両者を分離するため上部環状体16aに図示のように
張出部22aの幅と等しいかそれより大きい幅の口状の
スリットSを形成する。そして、スリットSの上部環状
体16aに沿った部分はそのまま張出部22aの張出端
を縦断して(スリツ)S’)下部環状体16bに達する
。次に、゛外面からスリットS#を形成することにより
、張出端を縦断したスリットS′は当該外面からのスリ
ットS“と連結される。
これにより張出部22aと上部環状体16aとが分離さ
れる。この外面からのスリットS#は、張出部22aと
同一構造の張出部22c側において図示されている。こ
の結果、上部環状体16aからは、張出部22aおよび
下部環状体16bと切離され、かつ、張出部22aの端
面に面した突出部16a+が突出形成される。突出部1
6atの形成、下部環状体16bからの突出部16b+
。
れる。この外面からのスリットS#は、張出部22aと
同一構造の張出部22c側において図示されている。こ
の結果、上部環状体16aからは、張出部22aおよび
下部環状体16bと切離され、かつ、張出部22aの端
面に面した突出部16a+が突出形成される。突出部1
6atの形成、下部環状体16bからの突出部16b+
。
16b2の形成も同様の方法により行なわれる。
次に、各ストッパ30a〜30dの構成を説明するが、
これら各ストッパの構成は同じであるので、ストッパ3
0bの構成についてのみ説明する。
これら各ストッパの構成は同じであるので、ストッパ3
0bの構成についてのみ説明する。
第2図はストッパ30bの断面図である。図で、第1図
に示す部分と同一部分には同一符号が付しである。31
は突出部16b、において張出部22bの端面に対向す
る部分にあけられた貫通孔である。32は張出部22b
の端面から薄肉部15b、15b”を形成する貫通孔2
6bまで貫通する貫通孔であり、貫通孔31と同軸で同
一径に形成される。33は大径部33aと小径部33b
とを有する段付ピンであり、貫通孔31.32に挿入さ
れる。この段付ピン33の挿入において、大径部33a
は貫通孔31に圧入され、これにより段付ピン33は突
出部16b、に固定される。
に示す部分と同一部分には同一符号が付しである。31
は突出部16b、において張出部22bの端面に対向す
る部分にあけられた貫通孔である。32は張出部22b
の端面から薄肉部15b、15b”を形成する貫通孔2
6bまで貫通する貫通孔であり、貫通孔31と同軸で同
一径に形成される。33は大径部33aと小径部33b
とを有する段付ピンであり、貫通孔31.32に挿入さ
れる。この段付ピン33の挿入において、大径部33a
は貫通孔31に圧入され、これにより段付ピン33は突
出部16b、に固定される。
段付ピン33が固定された状態において、その小径部3
3bの外周面と貫通孔32の内壁面との間にはギャップ
gが存在する。このギャップgは予め定められた寸法に
選定されており、この寸法は段付ピン33の小径部33
bの径を選ぶことにより得られる。
3bの外周面と貫通孔32の内壁面との間にはギャップ
gが存在する。このギャップgは予め定められた寸法に
選定されており、この寸法は段付ピン33の小径部33
bの径を選ぶことにより得られる。
ここで、本実施例の動作を説明する。今、上部環状体1
6aに第1,2図に示すZ軸方向下向きの力F2が作用
すると、この力F2は張出部22b。
6aに第1,2図に示すZ軸方向下向きの力F2が作用
すると、この力F2は張出部22b。
22dを介して柱状体22に作用する。このため、各薄
肉部24a、24a ’・・・=−24d、24d ”
にはこの力に応じた変形が生じる。この変形は各薄肉部
のストレインゲージによりヰ食出され、これらストレイ
ンゲージで構成されるホイートストンブリッジ回路によ
り力F2に比例した信号を得ることができる、この動作
中、上部環状体16aは柱状体22の各薄肉部の変形に
より、図で下方に変位する。このため、段付ピン33の
小径部33bの外周面と貫通孔32の上部内壁とのギャ
ップgは小さくなり、下部内壁とのギャップgは大きく
なる。
肉部24a、24a ’・・・=−24d、24d ”
にはこの力に応じた変形が生じる。この変形は各薄肉部
のストレインゲージによりヰ食出され、これらストレイ
ンゲージで構成されるホイートストンブリッジ回路によ
り力F2に比例した信号を得ることができる、この動作
中、上部環状体16aは柱状体22の各薄肉部の変形に
より、図で下方に変位する。このため、段付ピン33の
小径部33bの外周面と貫通孔32の上部内壁とのギャ
ップgは小さくなり、下部内壁とのギャップgは大きく
なる。
ところで、何等かの原因により上部環状体16aに過大
な下向きの力F2が作用すると、上部環状体16aの変
位量は極めて大きくなり、小径部33bと貫通孔32の
上部内壁とのギャップgはOとなり、両者は当接する。
な下向きの力F2が作用すると、上部環状体16aの変
位量は極めて大きくなり、小径部33bと貫通孔32の
上部内壁とのギャップgはOとなり、両者は当接する。
一方、段付ピン33の大径部33aが固定されている突
出部16blは下部環状体16bに連結されているので
、上部環状体16aをそれ以上変位させようとする力、
即ち柱状体22の各薄肉部をそれ以上変形させようとす
る力は、上部環状体16aから張出部22b、小径部3
3b1大径部33a、突出部16b1、を介して下部環
状体16bに伝達される。他のストッパ30 a、
30 c、 30 dにも同様の動作が生じる。この
結果ミ上部環状体16aに過大な力F2が加えられても
、柱状体22の各薄肉部は所定量以上の変形はせず、塑
性変形や破損を生じることはなく、完全に保護される。
出部16blは下部環状体16bに連結されているので
、上部環状体16aをそれ以上変位させようとする力、
即ち柱状体22の各薄肉部をそれ以上変形させようとす
る力は、上部環状体16aから張出部22b、小径部3
3b1大径部33a、突出部16b1、を介して下部環
状体16bに伝達される。他のストッパ30 a、
30 c、 30 dにも同様の動作が生じる。この
結果ミ上部環状体16aに過大な力F2が加えられても
、柱状体22の各薄肉部は所定量以上の変形はせず、塑
性変形や破損を生じることはなく、完全に保護される。
この場合、図で上下のギャップgは、荷重が全く作用し
ていない状態において(この状態で上下のギャップgの
寸法は等しい)、定格値の力F2が作用した場合に生じ
る上部環状体16aの変位量の所定倍に選定される。こ
の倍数値は主として薄肉部の特性に基づいて定められる
。
ていない状態において(この状態で上下のギャップgの
寸法は等しい)、定格値の力F2が作用した場合に生じ
る上部環状体16aの変位量の所定倍に選定される。こ
の倍数値は主として薄肉部の特性に基づいて定められる
。
上記の説明では、力F2が作用した場合について述べた
が、力FX、Fv、モーメントM X、 M v、 M
zが作用した場合も、各ストッパ30a〜30dにお
ける上記に準じた動作により各薄肉部が保護される。
が、力FX、Fv、モーメントM X、 M v、 M
zが作用した場合も、各ストッパ30a〜30dにお
ける上記に準じた動作により各薄肉部が保護される。
このように、本実施例では、各張出部とその端面に面し
て上下の環状体から突出した突出部との間に段付ピンを
挿入してストッパを構成したので、定格荷重の所定倍以
上の荷重が作用しても各薄肉部にはそれ以上の荷重が作
用せず、過大な荷重による薄肉部の塑性変形や破損を防
止することができる。又、ストッパを柱状体の中央部に
配置する構成としたので、大きな荷重に充分耐えること
ができる大径の段付ピンを使用することができ、さらに
、この大径の段付ピンを取付けるため上下環状体と一体
の突出部を構成したので、取付部が上下環状体からはみ
出すことはなく、荷重検出装置の寸法を増加させること
はない、又、突出部が上下環状体と一体構成であること
、およびストッパの各貫通孔が突出部外面から薄肉部形
成用貫通孔まで突抜ける同軸同径の貫通孔であることか
らストッパ構成のための加工を極めて容易に行なうこと
ができる。さらに又、段付ピンを用いたので、その小径
部の径を選択することによりギャップg即ちストッパが
作動する荷重を容易に調整することができる。
て上下の環状体から突出した突出部との間に段付ピンを
挿入してストッパを構成したので、定格荷重の所定倍以
上の荷重が作用しても各薄肉部にはそれ以上の荷重が作
用せず、過大な荷重による薄肉部の塑性変形や破損を防
止することができる。又、ストッパを柱状体の中央部に
配置する構成としたので、大きな荷重に充分耐えること
ができる大径の段付ピンを使用することができ、さらに
、この大径の段付ピンを取付けるため上下環状体と一体
の突出部を構成したので、取付部が上下環状体からはみ
出すことはなく、荷重検出装置の寸法を増加させること
はない、又、突出部が上下環状体と一体構成であること
、およびストッパの各貫通孔が突出部外面から薄肉部形
成用貫通孔まで突抜ける同軸同径の貫通孔であることか
らストッパ構成のための加工を極めて容易に行なうこと
ができる。さらに又、段付ピンを用いたので、その小径
部の径を選択することによりギャップg即ちストッパが
作動する荷重を容易に調整することができる。
なお、上記実施例の説明では、X軸、Y軸、Z軸のそれ
ぞれについての力およびモーメントを検出する荷重検出
装置を例示して説明したが、これに限ることはなく、剛
体ブロック内に薄肉部を有するものであればどのような
荷重検出装置であっても適用可能である。又、ストッパ
の数は検出対象荷重に対応して定めることができる。又
、突出部は必ずしも環状体と一体構成である必要はなく
別体のものを環状体に取付けてもよい。
ぞれについての力およびモーメントを検出する荷重検出
装置を例示して説明したが、これに限ることはなく、剛
体ブロック内に薄肉部を有するものであればどのような
荷重検出装置であっても適用可能である。又、ストッパ
の数は検出対象荷重に対応して定めることができる。又
、突出部は必ずしも環状体と一体構成である必要はなく
別体のものを環状体に取付けてもよい。
以上述べたように、本発明では、剛体ブロックと、その
端面に面して剛体部から突出した突出部との間にピン部
材を挿入してストッパを構成したので、定格荷重の所定
倍以上の荷重が作用しても各薄肉部にはそれ以上の荷重
が作用せず、過大な荷重による薄肉部の塑性変形や破損
を防止することができる。又、荷重検出装置自体の寸法
を増加させることなくピン部材として大荷重に充分耐え
得る大径のピンを用いることができる。
端面に面して剛体部から突出した突出部との間にピン部
材を挿入してストッパを構成したので、定格荷重の所定
倍以上の荷重が作用しても各薄肉部にはそれ以上の荷重
が作用せず、過大な荷重による薄肉部の塑性変形や破損
を防止することができる。又、荷重検出装置自体の寸法
を増加させることなくピン部材として大荷重に充分耐え
得る大径のピンを用いることができる。
第1図は本発明の実施例に係る荷重検出装置の一部破断
斜視図、第2図は第1図に示すストッパ部分の断面図、
第3図は従来の荷重検出装置の一部破断斜視図である。 15a〜15d”、24a〜24d’・・・・・−薄肉
部、16a・・・・・・上部環状体、16b・・・・・
・下部環状体、16a+、16az、16b+、16b
z ・・””突出部、22・・・・・・柱状体、22a
〜22d・・・・・・張出部、30a〜30d・・・・
・・ストッパ、31.32・・・・・・貫通孔、33・
・・・・・段付ピン。 第1図 3Ql17−30d:ズトv/l’ 第2図 33σ:大径部 33b:小径台β 第3図
斜視図、第2図は第1図に示すストッパ部分の断面図、
第3図は従来の荷重検出装置の一部破断斜視図である。 15a〜15d”、24a〜24d’・・・・・−薄肉
部、16a・・・・・・上部環状体、16b・・・・・
・下部環状体、16a+、16az、16b+、16b
z ・・””突出部、22・・・・・・柱状体、22a
〜22d・・・・・・張出部、30a〜30d・・・・
・・ストッパ、31.32・・・・・・貫通孔、33・
・・・・・段付ピン。 第1図 3Ql17−30d:ズトv/l’ 第2図 33σ:大径部 33b:小径台β 第3図
Claims (5)
- (1)たわみ部を有する剛体ブロックと、この剛体ブロ
ックに異なる所定個所で連結される2つの剛体部とで構
成され、これら2つの剛体部間に作用する荷重を検出す
る荷重検出装置において、前記2つの剛体部の少なくと
も1つから他の剛体部と連結された個所の前記剛体ブロ
ックの端面に面して伸びた突出部と、この突出部を貫通
し前記端面にあけられた穴と、前記突出部に固定され前
記穴に所定の間隙を有して挿入されるピン部材とを設け
たことを特徴とする荷重検出装置。 - (2)特許請求の範囲第(1)項において、前記剛体ブ
ロックは、ほぼ十文字状を形成する2組の張出部を備え
ていることを特徴とする荷重検出装置。 - (3)特許請求の範囲第(2)項において、前記各組の
張出部は、それぞれ前記2つの剛体部の一方および他方
に連結されていることを特徴とする荷重検出装置。 - (4)特許請求の範囲第(1)項において、前記ピン部
材は、前記穴に挿入される部分が小径部である段付ピン
であることを特徴とする荷重検出装置。 - (5)特許請求の範囲第(1)項において、前記所定の
間隙は、前記荷重が定格値を超える定められた値以上で
あるとき前記突出部材と前記穴との接触が生じるような
寸法に設定されていることを特徴とする荷重検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10321587A JPS63271129A (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 荷重検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10321587A JPS63271129A (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 荷重検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63271129A true JPS63271129A (ja) | 1988-11-09 |
JPH0577253B2 JPH0577253B2 (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=14348280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10321587A Granted JPS63271129A (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 荷重検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63271129A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0288138U (ja) * | 1988-12-26 | 1990-07-12 | ||
JP2010032416A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Kayaba System Machinery Kk | 揺動回転試験装置 |
JP2010122153A (ja) * | 2008-11-21 | 2010-06-03 | Kayaba System Machinery Kk | 揺動回転試験装置 |
JP2010122154A (ja) * | 2008-11-21 | 2010-06-03 | Kayaba System Machinery Kk | 揺動回転試験装置 |
JP2010249731A (ja) * | 2009-04-17 | 2010-11-04 | Yamato Scale Co Ltd | 過負荷防止機構を備えたロードセル |
US9046434B2 (en) | 2010-10-15 | 2015-06-02 | Yamato Scale Co., Ltd. | Load cell including excess load preventing mechanism |
Citations (2)
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---|---|---|---|---|
JPS4917552A (ja) * | 1972-06-12 | 1974-02-16 | ||
JPS5888633A (ja) * | 1981-11-24 | 1983-05-26 | Yotaro Hatamura | 荷重変換器 |
-
1987
- 1987-04-28 JP JP10321587A patent/JPS63271129A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4917552A (ja) * | 1972-06-12 | 1974-02-16 | ||
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US9046434B2 (en) | 2010-10-15 | 2015-06-02 | Yamato Scale Co., Ltd. | Load cell including excess load preventing mechanism |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0577253B2 (ja) | 1993-10-26 |
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