JPS63267472A - 液状物質塗布装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は低粘度から高粘度までの各種液体（接着材、潤
滑油、エポキシ樹脂、薬品等）を簡単な装置によって充
填槽内に確実に充填し、更に充填後の液面を平滑にする
機能を備えた液状物質塗布装置に関するものである。

従来の技術 従来、この種の液状物質塗布装置は材料タンク。

吐出部、加圧圧送部、液量制御部より構成された液体補
給装置と、充填槽と、液面を平滑にする液面欠き落し装
置からなっている。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の液状物質塗布装置においては、電源空
圧源を必要とするばかりでなく構造が複雑なために、保
守、調整、欠き落した液体の回収や作業終了後の処理洗
浄等手間がかかるという問題点があった。

本発明は、このような従来の問題点を解決するだめのも
のであり、主としてエポキシ、シリコン樹脂による電子
部品の注型、浸漬、塗布作業の省力化、自動化に最適な
液状物質塗布装置を提供するものである。

問題点を解決するための手段 その技術的手段は、底部に吐出口を有し液状物質を貯え
る材料タンクと、この材料タンクの吐出口から液状物質
が充填される溝の周囲に材料夕／りの吐出口を閉塞する
平滑面を有する充填槽とを有し、前記材料タンクの吐出
口の周囲に前記溝の開口より大きく前記充填槽の平滑面
に密接する平滑面を有するシール板を固定し、前記材料
タンクを充填槽上で摺動させることにより前記充填槽の
溝に液状物質を充填するものである。

作用 このような本発明の液状物質塗布装置によれば、低粘度
から高粘度の液状物質の目的とする充填部へ一定量追従
充填することができるため、電源、空気源が不必要で保
守、調整等の手間が省ける。

実施例 以下本発明の液状物質塗布装置につき、この一実施例を
示す第１図〜第６図の図面と共に説明する。

図において、１は液状物質、２はこの液状物質１を貯え
る材料タンクで、この底部に設けた吐出口３の周囲には
、液漏れ防止と液面を平滑にするためのシール板４がネ
ジ９により材料タンク２に締結することにより配役され
ている。５は充填槽で、この充＊槽５は、材料タンク２
から吐出される液状物質１を充填する溝６を有し、この
充填槽６とシール板４は互いに第３図のＹ方向に直線的
に移動可能なように間隙７を設は組合わされている。な
お、シール板４の平滑な下面と充填槽５の平滑な上面は
液漏れ防止のために完全に密接して組合わされている。

また、前述したようにシール板４は充填槽６の溝６より
も大きく形成されている。８は被塗布部品である。

次に、上記構成における液状物質塗布装置の動作につい
て説明する。第２図〜第４図に動作順序を示している。

まず第２図に示すように、充填槽６の溝６が材料タンク
２の吐出口３の直下に位置する状態において、あらかじ
め定量の液状物質１を材料タンク２内に投入すると、液
状物質１は吐出口３から溝６に流れ込み、材料タンク２
内に貯えられると同時に、溝６に液状物質１１Ｌが充填
される。ここでは、材料タンク２も充填槽５も静止した
状態にある。次に、第３図のように、充填槽５を駆動装
置（図示せず）によってＹ方向に移動させると、溝ｅ内
の液状物質１ａはシール板４のムーＢ方向を通過するこ
とによって材料タンク２内の液状物質１と分離され、溝
ｅ内への定量充填が完了し、擦り切られた平滑な液面が
得られる事になる。この時、材料タンク２の吐出口３は
充填槽５の平滑な上面によってシールされているため材
料タンク２内の液状物質１はそのまま材料タンク２内に
貯えられている。次に、第４図のように被塗布部品８を
溝θ内の液状物質１ａに浸漬して引き上げ、被塗布部品
８に液状物質１を塗布する。ここで、以上述べた動作が
逆になり、充填槽６をＹ′方向に後退させ、元の位置（
第２図）に戻すと、被塗布部　４品８に付着して取り去
られた液状物’１１ｂと同分量の液量だけが材料タンク
２から溝６の中へ追加される。以上のような動作が繰り
返されることによって、溝６へ常に一定しだ液量が充填
されることになる。なお、第６図に示す動作は、特に高
粘度の液状物質１を使用する場合に、溝６を吐出口３の
直下から一旦Ｙ′方向に更に後退させ、材料タンク２内
の残り少ない液状物質１を最後まで確実に充填するため
の補足動作である。勿論、低粘度から中粘度の液状物質
１において、この動作を使用しても差し支えない。

発明の詳細 な説明したように本発明の液状物質塗布装置によれば液
状物質を確実に定量充填できると共に、平滑な液面が得
られる。また、装置も極めて簡単であり、保守、調整９
作業終了後の処置洗浄等も容易となシ、特に電子部品等
の注型、塗布作業の自動機に利用する塗布装置としての
その効果は犬なるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による液状物質塗布装置の主
要部の正面図、第２図〜第４図は同装置動作を示す第１
図のイーイ線切断断面図、第５図は同装置における補足
動作を示す断面図である。 １・・・・・・液状物質、２・・・・・・材料タンク、
３・・・・・・吐出口、４・・・・・・シール板、５・
・・・・・充填槽、６・・・・・・溝。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 底部に吐出口を有し液状物質を貯える材料タンクと、こ
   の材料タンクの吐出口から液状物質が充填される溝の周
   囲に材料タンクの吐出口を閉塞する平滑面を有する充填
   槽とを有し、前記材料タンクの吐出口の周囲に前記溝の
   開口より大きく前記充填槽の平滑面に密接する平滑面を
   有するシール板を固定し、前記材料タンクを充填槽上で
   摺動させることにより前記充填槽の溝に液状物質を充填
   することを特徴とする液状物質塗布装置。