JPS6326719Y2 - - Google Patents

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JPS6326719Y2
JPS6326719Y2 JP1983121234U JP12123483U JPS6326719Y2 JP S6326719 Y2 JPS6326719 Y2 JP S6326719Y2 JP 1983121234 U JP1983121234 U JP 1983121234U JP 12123483 U JP12123483 U JP 12123483U JP S6326719 Y2 JPS6326719 Y2 JP S6326719Y2
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JP
Japan
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exhaust gas
hot air
grain dryer
heat exchanger
combustion
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JP1983121234U
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JPS6028391U (ja
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  • Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)
  • Combustion Of Fluid Fuel (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はライスセンターやカントリーエレベー
タの穀物乾燥器の熱風供給装置に関するものであ
る。
収穫した米や麦などの穀物を受け入れ乾燥して
籾摺り後出荷するライスセンターやカントリーエ
レベータにおける穀物の乾燥装置は、灯油燃焼に
よる熱風を利用しているが灯油の費用が嵩むこと
から省エネルギー化が要望されている。
一方籾摺時に発生するもみがらは野積焼却や簡
易な焼却炉で焼却しているが処理期間が長くかか
りまた焼却煤煙からの2次公害の牧題をかけえて
いる。
そこでこれを解決するため出願人は砂床を用い
た流動床式焼却炉でもみがらを焼却し、焼却灰を
燃焼ガスとともに熱交換器を介して排ガスサイク
ロンに送つて焼却灰を分離収集し、熱交換器で得
た熱を穀物乾燥器の熱源に用いるようにしたもみ
がらの焼却装置を開発した(実開昭57−36418
号)。
このもみがら焼却装置によれば短期間にもみが
らを完全燃焼でき廃熱を利用して穀物の乾燥熱源
に供し省エネルギが図れることから注目され実施
が進められている。
さて籾物乾燥の熱源にもみがらの焼却熱を利用
する場合はもみがらを常に供給できるように大容
量のもみがら貯蔵庫を必要とするがこれの建設費
と貯蔵スペースを考慮すると経済的とはいえな
い。
そこで穀物の貯蔵サイロの一部を利用してもみ
がらの貯蔵を行うが、籾摺作業と穀物乾燥との時
期的なずれがあるため、もみがらを早期に焼却し
てしまわなければならない場合や初年度のように
籾の乾燥に際していまだもみがらの貯蔵がない場
合があり、もみがらが不足する時期ができる。そ
こで穀物乾燥器の熱風供給配管に係合させて別途
灯油を用いた燃焼バーナ(ジエツトヒータ)を複
数台設置してもみがらが不足した場合の熱風供給
を行つている。このためジエツトヒータの設置ス
ペースを必要とするばかりでなく設備費が嵩む難
点があり改善が望まれていた。
本考案は上記の点に鑑み考案されたものでもみ
がらの不足した場合にも特別な熱風装置を設ける
ことなく安定して効率よく穀物乾燥器に熱風を供
給できる装置を得ることを目的としており、その
特徴とするところは、もみがらのない場合に灯油
を該流動床で燃焼させて熱効率よく穀物乾燥器へ
熱風を供給するため前記排ガスサイクロンから煙
突へ連結した配管と前記熱交換器から穀物乾燥器
へ連結した熱風供給用の配管とを連通する配管を
付設するとともに、灯油燃焼時煙突への排ガスの
流通を遮断するダンパを付設し、熱交換器で得た
熱風のほかに排ガスサイクロンを経た排ガスを穀
物乾燥器へ供給するようにしたものである。
以下本考案を実施例の図面に基づいて説明す
る。
1は穀物乾燥器で、2は流動床式の燃焼炉であ
る。この燃焼炉2の側壁部にはもみがらを燃焼炉
2内へ供給するためのスクリユコンベア形のもみ
がら供給機5が調整タンク3と連結して設けられ
ており、調整タンク3はもみがら貯蔵庫4内のも
みがらを送風機26の作動により受入れ上限レベ
ルスイツチ3aと下限レベルスイツチ3bにより
自動的に貯留されるように構成されている。
燃焼炉2の下部には多孔の分散板2aが設けら
れ、その下部に空気室2bが燃焼用空気の送風機
13と連通して設けられている。そして分散板2
aの上には珪砂等の流動媒体が適当量充填されて
いる。また燃焼炉2の側壁にはバーナ18が設け
られ、灯油タンク6と配管で接続され、配管途中
にはポンプ29と電磁弁32が設けられている。
また灯油に着火するためのプロパンガスのタンク
35が設けられている。
燃焼炉2上部には炉内圧が一定以上になると外
気と通じさせる安全弁2eが設けられている。ま
た燃焼炉2上部には排ガスの排気口2dが設けら
れ熱交換器7と配管20で連通されている。
なお、2cは炉内温度を調節するための2次空
気取入口で送風機12と配管で連通されている。
熱交換器7は送風機28からの新鮮空気を燃焼
炉2からの排ガスと間接接触させ熱風化する。そ
してこの熱風空気は穀物乾燥に供せられるように
配管25で穀物乾燥機1の熱風供給口と連通され
ている。一方排ガスは排ガスサイクロン8に搬送
されるように配管21で連通されている。
なお、熱交換器7に流入する排ガスにはもみが
らの焼却灰のほかに若干の流動媒体(珪砂)が混
じつているが、これは熱交換器7の下部に堆積す
るのでこれを送風機12から燃焼炉2の2次空気
取入口2cへ送る2次空気とともに搬送されるよ
うに構成されている。
排ガスサイクロン8は排ガスからこれに含有す
る焼却灰を分離するもので焼却灰は下部から送風
機12によつて灰貯留タンク9に搬送可能に構成
されている。排ガスサイクロン8は煙突10と配
管22,23によつて送風機14を介して連通さ
れており、この送風機14によつて燃焼炉2内の
排ガスを吸引する。さらに灯油のみを燃焼炉2で
燃焼する場合に排ガスも穀物乾燥機1へ穀物乾燥
熱風として送るため前記配管23と配管25とを
連通する配管24が設けられている。
なお配管途中に設けた15,17は炉内圧力を
調整するためのダンパで、16,30は穀物乾燥
機1へ供給する熱風の風量調整のためのダンパ、
31,33,34は送風機12の風量調整のため
のダンパである。
このように構成された本考案の熱風供給装置の
作用を次に説明する。
まずダンパ16を閉鎖し燃焼用空気を送風機1
3で空気室2bへ送り込み、この空気は分散板2
aを通して珪砂を流動化させる。次にこの中にバ
ーナ18から燃焼ガスを送り込み炉内全体を加熱
して450℃以上にする。その後もみがらをもみが
ら供給機5から連続的に炉内に投入する。
炉内に投入されたもみがらは燃焼しさらに炉内
温度を上げ完全燃焼が行われる。もみがらが燃焼
を始めたら燃料供給を停止し、後はもみがらの燃
焼熱が炉の温度を保つことになる。
焼却された灰は排ガスとともに排気口2dから
熱交換器7へ運ばれる。この灰の比重は0.2程度
であり珪砂の比重約2.0に比べて非常に軽いので
分散板2aを通して送風される燃焼用空気および
排ガス配管の途中に設けた排ガス吸引用の送風機
14によつて全て熱交換器7へ運ばれ珪砂上に堆
積されることはない。
なお排ガスの温度は分散板2aを通過する空気
量、もみがらの投入量などによつて調整され実用
上は800℃〜900℃が良好である。
また炉内圧力は排ガスの配管途中に設けたダン
パ17,15によつて送風機14の風量を調整
し、もみがら投入口付近で零近くにする。
これによりもみがらは炉2内にスムーズに供給
される。熱交換器7に運ばれた排気ガスは、送風
機28からの新鮮空気を暖め熱風化させて排ガス
サイクロン8に運ばれる。排ガスサイクロン8で
は灰とガスに分離され、灰は排ガスサイクロン8
下部から取出され灰貯留タンク9へ送られ、ガス
は煙突10を通して空気に排出される。熱交換器
7で得られる熱風空気は流路25を通り風量調整
のダンパ30を介して穀物乾燥機1へ供給され
る。
穀物乾燥機1へ供給された熱風は穀物を乾燥す
るとともにこれに含まれる粉塵を送風機27で吸
引して、排風処理設備へ送られ該粉塵を除去した
後外気に排出される。
次に穀物乾燥に際してもみがらのない場合即ち
燃焼炉2で灯油を燃焼させて穀物乾燥器1に熱風
を供給する場合について説明する。
まずダンパ15を閉鎖しダンパ16を開放す
る。そして送風機13で燃焼用空気を空気室2b
へ送り珪砂を流動化させる。次にポンプ29を作
動させて灯油を灯油タンク6からバーナ18へ送
るとともに送風機12から圧縮空気を送り、プロ
パンガスのタンク35からガスを送りこれに点火
しバーナ18から燃焼ガスを噴出させる。灯油の
供給量は穀物乾燥器に供給される熱風温度によつ
て調整される。排ガスは上記もみがら燃焼の場合
と同様に熱交換器7で新鮮空気を熱風化し、この
熱風空気は配管25を通して穀物乾燥器1へ供給
される。
即ち穀物乾燥器1に供給される熱風は熱交換器
7で得られる熱風と排ガスサイクロン8を通した
清浄な排ガスの両者であるので燃焼した排ガスの
熱エネルギを効率よく利用することができる。
以上説明したように本考案装置によれば、もみ
がらが不足した場合にもジエツトヒータ等特別な
熱風発生装置を設けることなくもみがら燃焼炉で
灯油を燃焼させ効率よく熱風を穀物乾燥器に供給
できるばかりでなく既設の装置に対しても大きな
改造を必要とせず(配管24とダンパ15,16
を付設するのみ)に簡便に実施でき実用上多大の
効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る穀物乾燥器の熱風供給装置の
一実施例を示す系統図である。 1は穀物乾燥器、2は燃焼炉、2aは分散板、
2bは空気室、2cは2次空気取入口、2dは排
気口、2eは安全弁、3は調整タンク、3aは上
限レベルスイツチ、3bは下限レベルスイツチ、
4はもみがら貯蔵庫、5はもみがら供給機、6は
灯油タンク、7は熱交換器、8は排ガスサイクロ
ン、9は灰貯留タンク、10は煙突、11は分岐
管、12は送風機、13は送風機、14は送風
機、15,16,17はダンパ、18はバーナ、
20,21,22,23,24,25は配管、2
6は送風機、27は送風機、28は送風機、29
はポンプ、30,31はダンパ、32は電磁弁、
33,34はダンパ、35はタンクである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 炉体側部にもみがらの供給口を有し、下部の分
    散板上に充填した珪砂を炉体下方から送る燃焼空
    気によつて流動化させてもみがらを焼却する流動
    床炉に熱交換器と焼却灰を収集する排ガスサイク
    ロンとを順次連通し、熱交換器で得た熱風を穀物
    乾燥器へ供給するようにした穀物乾燥器の熱風発
    生装置において、もみがらのない場合に灯油を該
    流動床で燃焼させて熱効率よく穀物乾燥器へ熱風
    を供給するため前記排ガスサイクロンから煙突へ
    連結した配管と前記熱交換器から穀物乾燥器へ連
    結した熱風供給用の配管とを連通する配管を付設
    するとともに、灯油燃焼時煙突への排ガスの流通
    を遮断するダンパを付設し、熱交換器で得た熱風
    のほかに排ガスサイクロンを経た排ガスを穀物乾
    燥器へ供給するようにしたことを特徴とする穀物
    乾燥器の熱風供給装置。
JP12123483U 1983-08-03 1983-08-03 穀物乾燥器の熱風供給装置 Granted JPS6028391U (ja)

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JP12123483U JPS6028391U (ja) 1983-08-03 1983-08-03 穀物乾燥器の熱風供給装置

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JPS6028391U JPS6028391U (ja) 1985-02-26
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JPS5730699B2 (ja) * 1975-09-09 1982-06-30

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JPS6125559Y2 (ja) * 1981-03-16 1986-08-01

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