JPS63266744A - 荷電粒子線装置の軸駆動装置 - Google Patents

荷電粒子線装置の軸駆動装置

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JPS63266744A
JPS63266744A JP10059787A JP10059787A JPS63266744A JP S63266744 A JPS63266744 A JP S63266744A JP 10059787 A JP10059787 A JP 10059787A JP 10059787 A JP10059787 A JP 10059787A JP S63266744 A JPS63266744 A JP S63266744A
Authority
JP
Japan
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shaft
motor
moving
shift
movement
Prior art date
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Pending
Application number
JP10059787A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Hirata
平田 義弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jeol Ltd
Original Assignee
Jeol Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63266744A publication Critical patent/JPS63266744A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、圧力差のある2つの空間を仕切る隔壁を貫通
して移動する移動軸の駆vJ装置に関し、特に、荷電粒
子線装置における移動軸の駆動装置に関する。
[従来の技術] 荷電粒子線等における軸駆動装置として、第2図に示す
ような構成の走査電子顕微鏡の軸駆動装置が知られてい
る。
第2図において1は筐体、2は試料室、3は移動軸、4
は移動板、5はねじ棒、6はモーター、Pはモーター6
の駆動用電源、7は駆動電源の操作部であり、移動軸の
左向きの移動を指示する押しボタンスイッチSLと右向
きの移動を指示する押しボタンスイッチS2を有してい
る。8はベローズ、9は移動棒に接続する試料台、Sは
試料である。
試料室2内部は真空に排気されており、筺体1外部の大
気圧に対して極めて低い圧力に保たれている。移動軸3
は前記筐体壁を貫通しているが、該筐体壁と移動軸3と
は金属性ベローズ8によって筐体内外の圧力差を保つよ
うにシールされている。該移動軸3の大気圧側の端部に
は移動板4が接続されている。該移動板4はねじ棒5に
螺合されており、モータ7の軸に直結されたねじ棒5の
回転を移動軸3の移動に変換する。この移動軸3の移動
によって試料室2内にある試料台9を移動させ、試料S
上の所望の位置に荷電粒子線を照射するようにしている
[発明が解決しようとする問題点] 上述のような従来装置における移動軸の駆動は、所望の
移動の向きに応じた操作部7の押しボタンを押すことに
よって、直流モーター6に印加する電源電圧の極性を変
えて、該モーター6の回転向きを変えることにより行な
っている。
ところで、該直流モーター6は一定電流が供給された場
合に一定のトルクで回転する。従って、大気圧側から真
空の試料室側へ移動軸を移動させる場合、該移動軸は大
気圧に助けられて移動するためその移動の速さは速くな
り、逆に大気圧側へ引き出すように移動させる場合には
大気圧に抗して移動するため移動の速さが遅くなる。こ
のように移動軸の移動する向きにより移動の速さが異な
ると、以下のような問題が生じる。即ち、第2図に示す
ような試料極111機構を備えた走査電子顕微鏡におい
て、オペレータが操作部7の押しボタンスイッチS2を
押して試料を大気圧に抗して微小移動させ、目標位置を
視野中心に位置付けようとした際に、目標位置をわずか
に通過してしまったとすると、同じ操作感覚(移動感覚
)で押しボタンスイッチS1を押して逆向きへの移動操
作を行なうと、該試料は大気圧に助けられて移動するた
め目標位置を更に大きく外してしまい、試料の位置合わ
せをスムーズに行なうことができない。
本発明は上記問題点を考慮し、移動軸の移動速さを移動
の向きによらずに一定にすることのできる荷電粒子線装
置の軸駆動装置を提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、隔壁によって仕切られた圧力差のある2つの
空間と、気密を保持しつつ該隔壁を貫通して移動可能に
設けられた移動軸と、該移動軸を移動させるためのモー
ターと、前記移動軸の所望の移動の向きに応じて該モー
ターを正転または逆転させるための電源とを備えた荷電
粒子I!装置における軸駆動装置において、ftI記移
動軸の移動の向きによらずに該移動軸の移動速さを一定
にするように前記電源は前記モーターの回転の向きに応
じて異なった絶対値の電流を自動的に該モーターに供給
するように構成されたことを特徴とする。
[作用] 本発明における荷電粒子線装置の軸駆動装置においては
、モーターに供給されるN流の絶対値がモーターの回転
の向きに応じて自動的に切り変えられるため、圧力差の
ある空間を仕切る隔壁を貫通して移動する移動軸の移動
速さが、移動の向きによらずに一定になる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は本発明の1実施例の要部を説明するための回路図で
、第2図に示す従来の軸駆動装置における駆動電源及び
その操作部に対応している。
第1図において11は基準電源、12は速さ設定用可変
抵抗、13は速さバランス用分圧抵抗、14は演算増幅
器、6はモーター、S+及びS2はスイッチである。
基準電源11によって発生した電圧から速さ設定用可変
抵抗12によって所望の速さに応じた電圧を抽出すると
共に、該電圧を更にバランス抵抗13a、13bを介し
て分割し電圧e (+ 82(e、、 >e2 )を抽
出している。この電圧el。
e2の比は移動の向きによらずに移動軸3の移動の速さ
が同じになるように設定される。
ここで、スイッチS1が閑でスイッチS2が開。
であるような場合、電圧e2が演算増幅器14の非反転
入力に供給され、該演算増幅器の出力電圧は入力時の極
性を保ったままモーター6に印加される。そのため、モ
ーター6には正極性の所定電流が流れるため該モーター
は所定のトルクで正転し、移動軸3を試料室2側へ移動
する。また、スイッチS2が閉でスイッチS1が間であ
るような場合、電圧e1が演梓増幅器14の反転入力に
供給され、該演算増幅器は入力時と逆穫性の出力電圧を
モーター6に供給する。該演算増幅器の増幅率は反転増
幅、非反転増幅共に演算増幅器に接続される抵抗器R1
〜R3の抵抗値によって決定されるが、該抵抗値を全て
等しくして反転回路と非反転回路の増幅率を等しくして
いるため、該演算増幅器の出力電圧の絶対値はバランス
抵抗13a。
13bによって分割された電圧e1と02の分割比をそ
のまま維持したものとなる。従って、スイッチS2が閉
でスイッチSIが開である後者の場合には、最初の場合
よりも絶対値の大きな逆転用電流が流れるため、モータ
ー6は最初の場合より大きなトルクで逆転する。そのた
め、移動軸3を試料室側へ移動する移動速さと同じ速さ
で大気側へ移動させることができる。従って、走査電子
顕微鏡等を用いて試料を移動させて視野合わせを行なう
際に、試料の移動をスムーズに行なうことができる。
上述した実施例は本発明の一実施例に過ぎず、本発明は
変形して実施することができる。
例えば、上述した実施例においては、本発明を走査電子
類゛微鏡の試料移動軸の駆動装置に適用したが、本発明
はイオンビーム露光装置の露光材料を移動させるための
軸駆動装置にも同様に適用できる。
また、本発明は電子顕微鏡における絞りを移動させるた
めの移動軸の駆動装置にも同様に適用できる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によればモータ
ーのトルクを移動軸の移動方向によって変えるための手
段を設け、該移動軸を低圧側から高圧側へ移動する場合
に、高圧側から低圧側へ移動する場合よりも大きなトル
クを前記モーターに与えるようにしたため、該移動軸が
ガス圧に助けられて移動する場合と、該移動軸がガス圧
に抗して移動する場合の移動速さを一定にすることが可
能となった。そのため、移動対象を微小移動してこの対
象上の目標位置に荷電粒子線を照射しようとするような
場合、従来のように目標位置を大きく外したりすること
なく、スムーズに対象の位置合わせを行なうことが可能
となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を説明するための回路図、第
2図は従来例を説明するための図である。 11・・・基準電源、12・・・速さ設定用可変抵抗、
13・・・速さバランス用分圧抵抗、14・・・演算増
幅器、6・・・モーター、SL及びS2・・・スイッチ
、R1−R3・・・抵抗器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 隔壁によって仕切られた圧力差のある2つの空間と、気
    密を保持しつつ該隔壁を貫通して移動可能に設けられた
    移動軸と、該移動軸を移動させるためのモーターと、前
    記移動軸の所望の移動の向きに応じて該モーターを正転
    または逆転させるための電源とを備えた荷電粒子線装置
    における軸駆動装置において、前記移動軸の移動の向き
    によらずに該移動軸の移動速さを一定にするように前記
    電源は前記モーターの回転の向きに応じて異なった絶対
    値の電流を自動的に該モーターに供給するように構成さ
    れたことを特徴とする荷電粒子線装置の軸駆動装置。
JP10059787A 1987-04-23 1987-04-23 荷電粒子線装置の軸駆動装置 Pending JPS63266744A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017085875A1 (ja) * 2015-11-20 2017-05-26 クレイトス アナリティカル リミテッド 真空処理装置および質量分析装置

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