JPS63266673A - 静止画像及び音楽の磁気記録再生方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の粧用分腎〉 本発明は静止画像及び音楽の磁気記録再生方式に関し、
静止画像に対応した音楽を簡単に磁気記録再生できるよ
う企図したものである。

〈従来の技術〉 電子スチルカメラ等、静止画の画像信号を磁気ディスク
に記録する装置は既に知られており、直径約４７ｗｍ、
厚さ約４０μｍのフロッピーディスクを用いるものが規
格化され、且つ実用化されている。フロッピーディスク
は３６００ｒｐｍで回転され、５０本のトラックにフィ
ールド記録では５０駒の静止画が、フレーム記録では２
５駒の静止画が記録される。トラック幅は６０μｍ１　
ドラックピッチは１００μｍとされ、トラック間に４０
μｍのガートバンドが設けられる。再生画像はテレビジ
フン受像機等のモニタに映出されたり、プリンタによっ
てハードコピーされる。

このようなフロッピーディスクに音声信号を記録するに
は時間軸圧縮が行われ、再生時には時間軸伸長が行われ
る。つまり、フロッピーディスクは１／６０秒で１回転
するため１トラック当り１／６０秒しか記録できないが
、時間軸を例えば１／６４０に圧縮することにより、約
１０秒の音声信号を記録することができる。

上記フロッピーディスクに、通常の音声の代わりに静止
画像に対応した音楽を記録し、再生時には静止画像の再
生及び音楽の再生を同時に行なう場合音楽信号をそのま
ま圧縮してこれを１トラツクに記録しただけでは、音質
のよい記録再生はできない。つまり、音楽はその演奏時
間が長いため（例えば３分）、これを記録するには圧縮
率をきわめて大きくしなければならず、この圧縮率の大
きさに比例して音質が低下するのである。

一方、近年ＦＭ音源などの開発によ秒、簡単な回路で電
子的な音を出力できるＩＣが実用化されている。最近で
は、特に音楽用にメロディ音源、リズム音源を持ち、約
束された符号により、メロディ音源、リズム音源を適宜
駆動し、音楽を奏するＩＣモジュールも出てきている。

〈発明が解決しようとするｌ’、”ｌ　８点〉本発明は
かかる音楽演奏モジュールの近い将来の普及を想定し、
前記ビデオフロッピーシステムにおける問題点に鑑み、
静止画像のみならず音楽をも良好且つ簡単に記録再生で
きる静止画像及び音楽情報の磁気記録再生方法を提供せ
んとするものである。

く問題点を解決するための手段〉 上記問題点を解決する本発明の構成は、音楽のメロディ
やリズム等、一定の秩序にしたがい経時的に変化する音
楽の各要素のディジタル情報と繰返し等の制御コードを
有する音楽演奏データを、磁気ディスクの音楽トラック
に記録する一方、映像信号を、前記磁気ディスクの前記
音楽トラックとは別の映像トラックに記録するとともに
、映像信号に対応する音楽演奏データが記録されている
音楽トラックのトラック情報を、映像トラック自身を含
めこの映像トラックとの関係が対応ずけられているトラ
ックに記録する一方、再生したトラック情報に基づきこ
のトラック情報に対応する音楽トラックの音楽演奏デー
タを再生してメモリに記憶せしめた後、映像トラックか
ら映像信号を再生するとともに、メモリに記憶した音楽
演奏データを解読して音楽を再生することを特徴とする
。

く作　　　月〉 上記構成の本発明によれば、再生時にはトラック情報を
再生することにより映像信号に対応する音楽演奏データ
が記録されている音楽トラックを指定することができる
ので、先ずこの音楽トラックの音楽演奏データを再生し
てメモリに記憶せしめ、その後映像信号を再生すると同
時にメモリに記憶した音楽演奏データを解読することに
より静止画像とこれに対応する音楽を同時に再生するこ
とができる。

く実　施　例〉 以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。

く記録時〉 第１図に示すように、音楽演奏データ信号Ｓ１は、ＲＯ
Ｍ、ＲＡＭ、カセットテープ及びフロッピーディスク等
に既に書き込まれている音楽のメロディやリズム等、一
定の秩序にしたがい経時的に変化する音楽の各要素のデ
ィジタル情報と繰り返し等の制御コードを有するもので
、入力端子１に供給される。音楽−曲は、平均して４．
５にバイトの音楽演奏データ（３号Ｓ、で特定すること
ができる。入力端子１に供給された音楽演奏データ信号
Ｓはデータ変調回路２によりＦＭ変調等の信号処理が施
された後、切替スイッチ３を介して記録ヘッド４により
フロッピーディスク５の音楽トラックに記録される。こ
のフロッピーディスク５はモータ６によｌ）　３６００
　ｒｐｍで回転している。この場合の音楽トラック１周
の記憶容器は１６にバイトであるため、１本の音楽トラ
ックに約３曲分の音楽に相当する音楽演奏データ信号Ｓ
１を記録することができる。

また、音楽トラックはトラック幅が６０μｍの通常のト
ラックであっても、トラック幅が４０μｍのガートバン
ドに形成したものであっても良い。このときの音楽トラ
ックの位置はシステムコントローラ７に記憶される。

映像信号Ｓ２は入力端子８に、またこの映像信号Ｓ２に
対応する先に記録した音楽演奏データ信号Ｓ１が記録さ
れている音楽トラックの情報を表わすトラック情報信号
Ｓ３は入力端子９に夫々供給される。入力端子８に供給
された映像信号Ｓ２は映像信号処理回路１０でＦＭ変調
等の信号処理が施された後、また入力端子９に供給され
たトラック情報信号Ｓ３はＤＰＳＫ処理回路１１でＤＰ
ＳＫ処理が施された後、夫々混合器１２で混合されスイ
ッチ３を介して記録ヘッド４によりフロッピーディスク
４の映像トラックに多重記録される。このときのトラッ
ク情報信号Ｓ３はシステムコントローラ７に記録された
音楽トラックの位置情報に基づき形成される。また、ス
イッチ３はシステムコントローラ７により図中左側の接
点を選択するよう切替えられ、記録ヘッド４はシステム
コントローラ７により制御されるヘッド移動機構１３に
より所定トラックに占位せしめられる。

上述したようにして音楽演奏データ信号Ｓ１、映像信号
Ｓ２及びトラック情報信号Ｓ３を対にして次々とフロッ
ピーディスク５に記録していく。

〈再　生　時〉 再生時には、先ずシステムコントローラ７によりヘッド
移動機構１４を制御して再生ヘッド１５を映像トラック
に位置させる。この状態で再生ヘッド１５で再生した多
重化された映像信号ＳＱ及びトラック情報信号Ｓ３はス
イッチ１６を介して映像信号復調回路１７及びＤＰＳＫ
復調回路１８に供給される。この結果、映像信号Ｓ２は
映像信号復調回＄１７で復調されテレビ等のモニタ１９
に供給されることにより、このモニタ１９の画面に映像
として再生される。一方、トラック情報信号Ｓ３はＤＰ
ＳＫｍｉ１回１１１８で復調サレ、コノトラック情報信
号Ｓ３と多重化されている映像信号Ｓ２に対応する音楽
トラックのトラック情報としてシステムコントローラ７
に供給される。

その後、システムコント四−ラ７はヘッド移動機構１４
を制御して前記トラック情報に対応する音楽トラックに
再生ヘッド１５を位置させるとともに、スイッチ１６が
図中左側の接点を選択するよう切替える。この状態で再
生ヘッド１５で再生した音楽演奏データ信号Ｓ１はスイ
ッチ１６を介してデータ復調回路２０で復調されメモリ
（ＲＡＭ）に記憶される。

その後、システムコントローラ７でヘッド移動機構１４
を制御して再生ヘッド１５を前記映像トラックに位置さ
せ、スイッチ１６が図中右側の接点を選択するように切
替えてモニタ１９に映像信号Ｓ２を再生するとともに、
メモリ２１に記憶した音楽演奏データをスイッチ２２を
介して音楽演奏モジュール２３に供給しスピーカ２４を
介して音楽を再生する。

更′に評言すると、メモリ２１には三曲分の音楽に相当
する音楽演奏データを書き込むことができる。メモリ２
１に書き込まれた音楽演奏データはシステムコントロー
ラ７の制御に基づき読み出されて音楽演奏モジュール２
３に供給される。つまり、１曲分の音楽演奏データが書
き込まれているときはそのまま音楽演奏データが供給さ
れ、３曲分の音楽演奏データが書き込まれているときに
は、その中の１曲に相当するものだけを選んで送ったり
、３曲すべてを順次送ったりする。音楽演奏モジュール
２３は音楽演奏データを受けると、そのディジタル情報
を解読し、これを基に内蔵した音源部で音楽を作り出す
。即ち、音楽演奏モジュール２３とは、そのモジュール
内にメロディ音源部、リズム音源部、バッファメモリ、
ＣＰＵを有し、音楽演奏データとして音楽のメロディ−
やリズムなど一定の秩序に従い経時的に変化する音楽の
各要素をディジタル化した情報と、繰り返しなどの制御
コードとを入力することによりオーディオ出力を得るパ
ッケージ化されたモジュールを云う。

一方、システムコントローラ７の制御によりスイッチ２
２が図中下方の接点を選択するよう切替えて自動演奏シ
ステム２５に信号を供給し、この自動演奏システム２５
により音楽を得ても良い。

カ（テ、モニタ１９に映し出した画像に対応した音楽を
出力することができる。

以下同様にして再生ヘッド１５により映像トラック→音
楽トラック→映像トラックの再生を繰り返すことにより
映像とこれに対応する音楽を同時に順次再生することが
できる。

このとき映像信号復調回路１７とモニタ１９との間に映
像メモリを備えておき、再生ヘッド１５のヘッド送り時
に映像メモリに記憶した映像信号をモニタ１９で映し出
すようにしておけば、ヘッド送り時であっても影像を連
続して映し出しておくことができる。

なお、上記実施例ではトラック情報を映像トラックに多
重化して記録するようにしたが、映像トラックとの関係
が対応ずけられているトラックであれば特別な制限はな
い。従来技術の項でも述べたが、フロッピーディスク５
のガートバンドに音声信号を時間軸圧縮により記録する
ことが行なわれており、この場合には音声トラックにこ
れが対応する映像トラックの情報も記録している。そこ
で、この音声トラックζど前記トラック情報を記録して
も良い。

〈発明の効果〉 以上実施例とともに具体的に説明したように、本発明に
よれば、再生映像に対応した音楽を出力することができ
る。この場合の映像トラックに対応する音楽トラックの
検索もトラック情報により簡便、迅速に行なわれる。

このとき映像信号及び音楽演奏データは夫夫独立のトラ
ックに記録することができ、したがって音楽演奏トラッ
クは複数トラックに跨がって形成することもできる。更
に、トラック情報に複数トラックの情報を含ませること
により同一の音楽演奏データを複数の映像に対応させて
用いることもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すブ四ツク図である。 図面中、 Ｓｔは音楽演奏データ信号、 Ｓ２は映像信号、 Ｓ３はトラック情報信号、 ４は記録ヘッド、 ５はフロッピーディスク、 １５は再生ヘッド、 １７は映像信号復調回路、 １８、はＤＰＳＫ復調回路、 １９はモニタ１ ２０はデータ復調回路、 ２１はメモリ、 ２３は音楽演奏モジュールである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 音楽のメロディやリズム等、一定の秩序にしたがい経時
   的に変化する音楽の各要素のディジタル情報と繰返し等
   の制御コードを有する音楽演奏データを、磁気ディスク
   の音楽トラックに記録する一方、映像信号を、前記磁気
   ディスクの前記音楽トラックとは別の映像トラックに記
   録するとともに、映像信号に対応する音楽演奏データが
   記録されている音楽トラックのトラック情報を、映像ト
   ラック自身を含めこの映像トラックとの関係が対応ずけ
   られているトラックに記録する一方、 再生したトラック情報に基づきこのトラック情報に対応
   する音楽トラックの音楽演奏データを再生してメモリに
   記憶せしめた後、映像トラックから映像信号を再生する
   とともに、メモリに記憶した音楽演奏データを解読して
   音楽を再生することを特徴とする静止画像及び音楽の磁
   気記録再生方式。