JPS6326400B2 - - Google Patents

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JPS6326400B2
JPS6326400B2 JP54104669A JP10466979A JPS6326400B2 JP S6326400 B2 JPS6326400 B2 JP S6326400B2 JP 54104669 A JP54104669 A JP 54104669A JP 10466979 A JP10466979 A JP 10466979A JP S6326400 B2 JPS6326400 B2 JP S6326400B2
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JP54104669A
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Hiroaki Sekoe
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP10466979A priority Critical patent/JPS5629292A/ja
Priority to US06/175,798 priority patent/US4326101A/en
Publication of JPS5629292A publication Critical patent/JPS5629292A/ja
Publication of JPS6326400B2 publication Critical patent/JPS6326400B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L15/00Speech recognition
    • G10L15/08Speech classification or search
    • G10L15/12Speech classification or search using dynamic programming techniques, e.g. dynamic time warping [DTW]
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L15/00Speech recognition

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は連続音声認識装置に関し、特に、有限
状態オートマトン言語の形式で入力される文(ま
たは句)を矛循なく効率良く認識する連続音声認
識装置に関する。
音声認識装置は計算機等にデータや制御命令を
入力する手段として多くの優れた特徴を持つてい
る。特に「特開昭52−55413(特132003号)明細
書」記載の連続音声認識装置は数字列等を区切る
ことなく連続発声入力できる点で、存来の単語認
識装置よりも高能率であるとされている。
しかし、連続音声中の単語は調音結合等のため
歪みやすく正確な認識が困難な場合が多い。例え
ば、“5703円”(5千7百3円,/gosen―
nanahyaku―san―en/)と金額を発声したと
き、上記文献の方法では、“5千7百千円”と誤
認識される場合が生じる。これは/san/と/
sen/が極めて類似しているためである。しかし、
上記の読み方で金額を発声するには一定の規則が
あるので、この規則を認識装置に組み込んでやれ
ば、“5千7百千円”という様な規則に違反した
認識結果を排除して、規則に合つた正しい認識結
果を出力するようにできる。
本発明の目的は予め定めた規則で発声された音
声を規則で許される範囲内で判定することによつ
て誤認識の少ない認識を行なう連続音声認識装置
を提供することにある。特に、本発明は、有限状
態オートマトンの規則で制御される言語を対象と
している。
本発明の構成を述べるに先だつて、連続音声認
識と有限状態オートマトンに関する基礎的事項を
説明する。
前記特開昭52−55413号明細書には連続音声認
識の原理が述べられている。その要旨は次のよう
である。音声パタンはベクトルの時系列として表
現される。いま、単語セツトn=1,2,……,
Nを考えることとして、それぞれに標準パタン Bn=〓n 1,〓n 2,……,〓n j,……〓n Jn (1) を用意する。また、いくつかの単語を連続発声し
た連続音声パタンを、 A=〓1,〓2,……,〓i,……,〓r (2) と示す。第1a図に示すように部分パタン A(l,m)=〓l+1,〓l+2,……,〓n (3) を定義する。このように定義される部分パタンA
(l,m)と(1)式の標準パタンとの比較が行なわ
れ、類似性の尺度として距離 D(l,m,n)=D(A(l,m),Bn) (4) が算出される。以下ではこの距離を個別距離と称
する。
次に、この個別距離を比較することによつて、 部分距離 D^(l,m)= min n〔D(l,m,n)〕 部分半定 N^(l,m)= argmin n〔D(l,m,n)〕 が算出される。ここに、 min n〔 〕なる記号は
〔 〕内の値のnに関する最小値を、 argmin n
〔 〕なる記号は〔 〕内の値を最小化するnの
値を、それぞれ選定することを意味する。
このような部分距離D^(l,m)と部分判定N^
(l,m)とはすべての部分パタンA(l,m)、
すなわち、始端lと終端mとのあらゆる組み合わ
せ(l<m)に対して計算される。
入力パタンAの時間軸上に、(k−1)個の区
分点l(1),l(2)……l(k−1)を仮定してk個
の部分パタン群 A(l(0),L(1)),A(l(1),l(2)),……, …,A(l(x−1),l(x)),……, ……,A(l(k−1),l(k) (6) に分割する。ここにl(0)=0,l(k)=Iとす
る。これら部分パタン群に対して計算されている
(5)式の部分距離 D^(l(x−1),l(x))の総
和を区分点l(x)の群及び区分点の個数に関し
て最小化するという問題が計算される。すなわ
ち、 T= min k,l(x)〔kx=1 D^(l(x−1),l(x))〕 (7) この最小値を与える区分点の個数k^と区分点群l^
(1),l^(2),……,l^(x),……,l^(k)を定める事
によ
つて、次のように認識結果が得られる。
n^(x)=N^(l^(x−1),l^(x)), x=1,2,……k^ (8) 前記特開昭52−55413号明細書には、この原理
を効率良く実行する方法が示されている。
次に有限状態オートマトン(以後オートマトン
と略称)について説明する。これに関する一般的
な説明はJ.T.Tou著、足立曉生訳のオートマタ理
論」(東京都書株式会社昭和47年12月17日発行)
に詳細に記されているので、ここでは先にあげた
金額データを入力するオートマトンを例にとつて
説明する。
第2図において、S0,S1,S3,S4およびSfは状
態と呼ばれる。特にS0は初期状態と呼ばれ、この
オートマトンに末だ何も入力されない状態を示
す。S1はチの桁の数字が入力された状態、S2は百
の桁の数字が入力された状態、S3は+の桁の数字
が入力された状態、S4は1の桁の数字が入力され
た状態である。Sfは“円”という単位が入力され
た状態であり、特に最終状態と呼ばれる。図に示
される矢印を経由してのみ状態は遷移できる。こ
の矢印のことを経路と呼ぶ。1個の経路の始端に
ある状態を、終端にある状態に対して上位状態と
呼ぶ。例えば、S0,S1およびS2はS3の上位状態で
ある。各経路には、その経路に許容される入力が
定義されている。例えば、状態S2から状態S3に至
る経路3に対しては入力集合P23が定まつてい
る。この例では、十、二十、三十,……,九十な
る十の桁の数字単語がP23となる。同様にして最
終状態に入る各経路の入力集合P1,P2
P3,P4はいずれも“円”という単位語である。
このようなオートマトンによつて入力音声中の単
語列を受理すると、前述したような“5703円”が
“5千7百千円”と判定される誤認識の発生は排
除される。なぜならば、このオートマトンは1度
状態S1を経ると二度と同じ状態S1に入ることがな
いように構成されているため、千の桁の数字は一
度しか受けつけない。
本発明では、上記のようなオートマトンを前記
の連続単語認識装置に組み込んでいる。すなわ
ち、前記オートマトンで許容される単語系列と、
相互に重複せずかつ入力パタン全体をおおう部分
パタン系列との間の個別距離の総和を最小とする
ことによつて連続音声の認識を行なう。この最小
問題を計算する手段として次の動的計画漸化式計
算を行なう。
Tx(m) = min y,l,n〔Ty(l)+D(l,m,n)〕
(9) ここに、xは第2図に示したようなオートマト
ンの状態、yはこの状態の上位状態、lとmは(3)
式で定義される部分パタンの始端と終端、nは単
語名を示す番号であつて n∈Pxy (10) すなわち、状態yから状態xへの経路の入力集合
に含まれるものとする。この漸化式計算は第3図
に示すごとき2次元のテーブル内の各番号を順次
右から左へうめて行くように計算される。y=
0、l=0なる番地には初期条件 T0(0)=0 (11) が設定されている。y=0でl≠0なる番地及び
l=0でy≠0なる番地には無限大な数値(実際
には十分大きな値)が初期設定される。これは第
2図のオートマトンの出発点が初期状態S0になる
ように強制するためである。このような漸化式計
算の結果として得られるT(I)は T(I)= min n(x),l(x)〔 〓 x D(l(x−1),l(x),n(x))〕 (12) となる。ここにn(x)の系列は第2図のオート
マトンによつて受けつけられるものである。結
局、入力パタンの各部分パタンにおける個別距離
D(l(x−1),l(x),n(x))の総和の算小
値が求まる。
実際に必要とされるのは、(12)式の最小値そのも
のではなく、最適なパラメタn(x)、すなわち、
認識結果である。このため、(9)式の計算と並行し
てその最適なパラメタの組(y,l,n)を最適
パラメタテーブルYLNx(m)に記憶する。すな
わち、 YLNx(m) = argmin y,l,n〔Ty(l)+D(l,m,n)〕
(13) ここに、argminなる記号はパラメタy,l,n
の最適値を選択することを意味する。
この最適パラメタテーブルYLNx(m)はやは
り第3図のようにxおよびmでアドレス指定され
る2次元構成となる。ただし、x=0の行および
m=0の列は不要である。なぜならば、(9)式およ
び(13)式の計算はx≧1,m≧1なる点で行なわ
れるからである。なお、最適パラメタテーブル
YLNx(m)に記憶される最適パラメタy,lお
よびnをYx(m),Lx(m),Nx(m)で示す。こ
のようにして計算される最適パラメタテーブル
YLNx(m)をもとにして次のような手続きによ
り認識結果が導出される。
1 初期条件 x=,m=I。
2 テーブル YLNx(m)を参照して最適パラ
メタYx(m),Lx(m),Nx(m)を読み出す。
3 Nx(m)を認識結果nとして出力する。
4 x=Yx(m),m=Lx(m)とする。
(5) x≠0ならば(2)以下を繰り返す。x=0なら
ば終了する。 (14) この手続きによつて認識結果は最後尾単語から
逆順に求まる。
以上の例では最終状態が1個であつたが、2個
以上の最終状態があるときは次のような処理が必
要である。例として最終状態がSとSkの2個あ
る場合を考える。このときはそれぞれの状態に対
して算出される漸化式値Tf(m)とTk(m)を比
較し、その値が小となるx=またはx=kを定
める。このxを初期状件として(14)の手続きを実
行すればよい。
以上の原理に基づいて動作する本連続音声認識
装置は、単語n=1,2,……,Nに対して標準
パタンBn=〓n 1,〓n 2,……〓n Jnを記憶するため
の標準パタン記憶部と、各状態xに対して上位状
態yと入力集合Pyxとを対応づけて記憶するオー
トマトン記憶部と、入力パタンA=〓1,〓2
…,〓i,……〓rの各時刻i=mにおいてその時
点を終端としi=l(l<m)なる時刻を始端と
する部分パタンA(l,m)=〓l+1,〓l+2……,
nと前記標準パタンBnとの間の個別距離D(l,
m,n)をすべての単語名nと複数個の始端lと
の組合わせに対して算出する手段たる第1マツチ
ング部と、時刻m(あるいはl)と前記オートマ
トンの状態x(またはy)によつて2次元番地指
定される漸化式値テーブルTx(m)および最適パ
ラメタテーブルYLNx(m)と、各時刻mにおけ
る各状態xにおいてこの状態xに対するすべての
上位状態yとこの状態の組(yx)により定まる
前記入力集合Pyxに含まれる単語nに関係する前
記個別距離D(l,m,n)と前記漸化式テーブ
ルの(y,l)番地より読み出される漸化式値
Ty(m)との和を前記上位状態yと始端lおよび
単語名nに関して最小化した値を漸化式値Tx
(m)として前記漸化式テーブルに書き込むとと
もにこの最小化を達成した前記パラメタy,lお
よびnの組(Yx(m),Nx(m),Lx(m))を前
記最適パラメタテーブルYLNx(m)に記入する
という漸化式計算を行なう第2マツチング部と、
上記オートマトンの最終状態より順次遡つて前記
最適パラメタテーブルを参照し認識結果を定める
判定部とから構成されている。
次に図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第4図は本発明の一実施例を示すブロツク図で
ある。信号線Sから入力される音声信号は、「特
開昭52−144205号(特願昭51−61984号)明細書」
の第3図に示される如き分析部9によつて周波数
分析されかつ制御部10よりのフレーム周期パル
スFPに同期して時間標本化されることにより(2)
式の如きベクトル〓iの時系列、すなわち、入力
パタンAに変換される。この入力パタンのベクト
ル〓iは入力パタンバツフア30に一時保持され
る。制御部10にはフレーム周期を計数するため
のカウンターが内蔵されており、これによつて第
5図のように、入力パタンのフレーム数m1が計
数される。このカウンタ信号m1=mの変化の各
サイクルにおいて単語指定信号n1=nが1から36
まで変化される。この単語指定信号n1=nの指定
により標準パタンBnが選択され、信号線bを経
由して出力される。なお、本例では先にあげた金
額データ入力の応用動作を行なうものとする。し
たがつて、単語指定番号nと実際の単語との対応
は、一例として、第6図の表のようになり、単語
指定信号nの最大値は前記の如く36となる。第
1マツチング部40は前記入力パタンバツフアに
保持されるベクトル〓i(i≦m)の系列と前記
標準パタンBnとの間で個別距離D(l,m,n)
を計算する。この第1マツチング部40は特開昭
52−55413号明細書の第6図に示される如く構成
される。同明細書によると個別距離Dl,m,n)
は m―Jn―r≦l≦m―Jn+r (15) なる範囲で算出される。ここに、Jnは(1)式に示し
た標準パタンの長さであり、rは事前に設定され
る定数であり、部分パタンA(l,m)の始端位
置lが変化し得る幅を規定する。
第2マツチング処理の期間内に、前記制御部1
0からの始端信号l1は(15)式の範囲で変化される。
これにしたがつて第1マツチング部40から前記
個別距離の群D(m―Jn―r,m,n),……,D
(l,m,n),……,D(m―Jn+r,m,n)
が信号線Dを経由して出力される。
第7図はオートマトン記憶部60に記憶される
内容を例示した図、第8図は第2マツチング部5
0の構成を示す図および第9図はその動作を説明
するための図である。オートマトン記憶部60に
は第7図に示すように単語番号nと状態xおよび
上位状態yの組が必要個数記憶されている。前記
始端指定信号l1が上記の如く変化されるごとに、
そのときの単語指定信号n1=nにより指定される
組みの状態指定信号x1=xと上位状態指定信号y1
=yとがそれぞれ出力される。例えば、n=2の
ときには、x1として4が繰り返し出力され、y1
しては0,1,2,3が出力される。この間、始
端指定信号l1=lの指定によつて個別距離D(l,
m,n)が前記第1マツチング部40から信号D
として供給される。
漸化式値テーブル70は、第3図のように、2
次元アドレス構成されていて音声区間の始まつた
時点においてx=0,y=0なる番地以外は無限
大にセツトされる。第2マツチング処理において
は前記の始端指定信号l1=lと前記上位状態指定
信号y1=yとによる番地指定によつて信号T1
して漸化式値Ty(l)が出力される。加算回路51
では前記信号Dとして与えられる個別距離D(l,
m,n)と、信号T1として与えられる漸化式値
Ty(l)との和D(l,m,n)+Ty(l)が記算され
る。この結果得られる信号T3は(9)式の〔 〕内
の値の1個となる。この信号は比較回路52で、
前記漸化式値レジスタ70から、カウンタ信号
m1=mと状態信号x1=xとをアドレス信号とし
て読み出される漸化式値T2=Tx(m)(初期には
無限大)と比較される。T2>T3のときには信号
CMPとして1が出力され、逆にT2≦T3のときに
は信号CMPとして0が出力される。それゆえ、
T2>T3のときには、ANDゲート53により書込
みパルスWPが発生され、漸化式値テーブル70
と最適パラメタテーブル80とに送られる。この
書込みパルスが与えられると信号T3は漸化式値
テーブル70の、前記カウンタ信号m1=mと前
記状態信号x1=xとによつて番地指定される位置
に漸化式値Tx(m)として書き込まれる。また、
その時点の単語指定信号n1、始端位置指定信号
l1、および上位状態指定信号y1の組は、最適パラ
メタテーブル80に最適パラメタ組YLNx(m)
として書き込まれる。
以上の処理は、第9図および第5図に示すごと
く、状態信号x1、上位状態信号y1、始端位置指定
信号l1、及び単語指定信号n1の組み合せを変化さ
せながら繰り返される。これら信号の中で最も長
い周期で変化される単語指定信号n1が1から36ま
で変化され終わると現在のカウンタ信号m1=m
における第1マツチング処理と第2マツチング処
理は終了する。この時点では、前記漸化式値テー
ブル70のx1=x、m1=mなる番地には(9)式の
計算結果Tx(m)が記憶される。なぜならば、第
2マツチングが繰り返されるごとに信号T3とし
て計算される(9)式〔 〕内の値D(l,m,n)+
Ty(l)は、それ以前に記憶され信号T2として読み
出される値Tx(m)と比較され、小なる場合には
その番地に新たな値Tx(m)として書き込まれて
いるからである。同様にして、最適パルメタテー
ブル80のx1=x、m1=mなる番地には(13)式の
計算結果YLNx(m)が記憶される。
このようにして、前記カウンタ信号m1=mに
おける処理が終了すると、第5図のようにカウン
タ信号はm1=m+1と増加され、同様な処理が
繰返される。音声パタンが終了し、m1=Iでの
第1マツチング及び第2マツチング処理が終了す
ると判定処理が行なわれる。
判定処理部90はマイクロプロセツサで構成さ
れ、第10図に示すような信号の入出力線を有し
ている。なお、これらの信号線は、第4図や第8
図では簡略化または省略して示されている。最初
に、前記制御部10から信号I1として入力パタン
のフレーム数Iが入力される。この値はマイクロ
プロセツサ内の第1内蔵レジスタにセツトされ
る。
一般に最終状態が複数個ある時は、それぞれの
最終状態のm=Iなる番地に記憶される漸化式値
Tx(I)を比較してその最小値に対応するxを第
2内蔵レジスタにセツトする。
x= argmin x∈F〔Tx(I)〕 (16) ここに、Fは最終状態の集合である。この値を
初期値として(14)の手続きが実行される。本実施
例の場合には最終状態はx=だけであるので(1
6)式を計算するまでもなく、が初期値となる。
前記第1内蔵レジスタからの信号m2=Iと、前
記第2内蔵レジスタからの信号x2=xとは第8図
の最適パラメタテーブルに番地指定信号として与
えられ、これによつて最適パラメタの組YLNx
(m)が読み出される。(13)式に関連して説明し
たようにこのYLNx(m)はパラメタYx(m)、
Lx(m)、Nx(m)の組よりなつている。これら
はそれぞれ信号線y2,l2,n2を経由してマイクロ
プロセツサに入力される。これらの中でパラメタ
Nx(m)はそのまま認識結果として信号線nを経
由して出力される。このあと、パラメタLx(m)
は前記第1内蔵レジスタにセツトされ、パラメタ
Yx(m)は第2内蔵レジスタにセツトされる。こ
れら2個の内蔵レジスタを新たなアドレス信号と
して最適パラメタテーブルを参照することによつ
て前記の手続(16)の2)から4)までが繰り返さ
れ、信号線nを経由して認識結果が順次出力され
る。かくして入力音声中に含まれる単語名が、最
後尾単語から逆順に得られる。第2内蔵レジスタ
の内容x2が初期状態を示す0となつた時点で判定
処理は終了する。
以上、本発明を実施例にもとづいて説明した
が、これらの記載は本発明の範囲を限定するもの
ではない。特に、以上の説明では、応用動作の例
として金額データの入力を引用したが、有限状態
オートマトン表現できる自然言語の部分集合、あ
るいは人工言語であつても、最終状態が2個以上
ある場合、状態遷移図にループが有る場合も含め
て、本発明の範囲となる。このように、有限状態
オートマトンを変更するには、オートマトン記憶
部(すなわち、第7図のテーブル)の内容を書き
変えかつ必要に応じて、判定部を構成するマイク
ロプロセツサのプログラムを変更すればよい。ま
た、本実施例では、(12)式と(13)式を計算するの
に、nを最上位ループ、次いでl,x,yの順に
下位ループとして最適化を行なつたが、これとは
異なつた順に実行されてもよい。さらに、個別距
離D(l,m,n)が大なときは(12)式、(13)式の
計算を省略して計算量を節約する構成も可能であ
る。さらには、比較の尺度として類似度の如く本
実施例の個別距離とは大小関係が異なる量を用い
ることができる。この場合には、(12)式等の最小値
選択機能を最大値選択機能に置換する必要があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は本発明の原理を
説明するための図、第4図は本発明の一実施例を
示す図、第5図は本発明の一実施例の動作例を示
すタイムチヤート、第6図は認識単語セツトの一
例を示す図、第7図はオートマトン記憶部の一例
を示す図、第8図は第2マツチング部の一構成例
を示す図、第9図は第8図の第2マツチング部の
動作を示すタイムチヤートおよび第10図は判定
部の構成例を示す図である。 図において、9……分析部、10……制御部、
20……標準パタン記憶部、30……入力パタン
バツフア、40……第1マツチング部、50……
第2マツチング部、60……オートマトン記憶
部、70……漸化式値テーブル、80……最適パ
ラメタテーブル、90……判定部、51……加算
回路、52……比較回路、53……ANDゲート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 単語n=1,2,…,Nに対して標準パタン
    Bn=〓n 1,〓n 2,……,〓n Jnを記憶するための標
    準パタン記憶部と、各状態xに対して上位状態y
    と入力集合Pyxとを対応づけて定義される有限状
    態オートマトンを記憶するオートマトン記憶部
    と、入力パタンA=〓1,〓2,……,〓i,……,
    rの各時刻i=mにおいてその時点を終端とし、
    i=l(l<m)なる時刻を始端とする部分パタ
    ンA(l,m)〓l+1,〓l+2,……〓nと前記標準
    パタンBnとの間で個別距離D(l,m,n)をす
    べての単語名nと始端lとの組合わせに対して算
    出する手段と、時刻mと前記オートマトンの状態
    xとによつて2次元番地指定される漸化式指定さ
    れる漸化式値テーブルTx(m)および最適パラメ
    タテーブルYLNx(m)と、各時刻mにおける各
    状態xにおいてこの状態xに対するすべての上位
    状態yとそれに付随する入力集合Pyxに含まれる
    単語nに関係する前記個別距離D(l,m,n)
    と前記漸化式テーブルから読み出される漸化式値
    Ty(l)との和を前記上位状態yと始端lおよび単
    語名nに関して最小化した値を漸化式値Tx(m)
    として前記漸化式テーブルに書き込むとともにこ
    の最小化を達成した前記パラメタy、lおよびn
    の組を前記最適パラメタテーブルに最適パラメタ
    組YLNx(m)として書き込む動作を行なう第2
    マツチング部と、該オートマトンの最終状態より
    順次上位状態に遡つて前記最適パラメタテーブル
    を参照し認識結果を定める判定部とから構成され
    たことを特徴とする連続音声認識装置。
JP10466979A 1979-08-17 1979-08-17 Continuous voice identifier Granted JPS5629292A (en)

Priority Applications (2)

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