JPS63262983A - デイジタル電子スチルカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、カラーフィルター付の単一の固体躍像素子で
得られたカラー映像信号をディジタル変換してディジタ
ルメモリに記録するディジタル電子スチルカメラに関す
る。

（従来の技術） 従来、この種のディジタル電子スチルカメラとしては、
例えば第２図に示すものが知られている。

第２図はカメラシステム及び再生システムを示したもの
で、まずカメラシステムにあっては、蹟影レンズ１を通
して得られた２次元画像情報をカラーフィルター付きの
単一の固体回像索子２に結像し、躍像素子駆動部６によ
るビデオ動作で固体囮像素子２よりカラー映像信号を読
出し、このカラー映像信号をプリアンプ３及びクランプ
回路４を経て△／Ｄコンバータ５に入力してディジタル
映像信号に変ｊ条し、変換されたディジタル映像信号を
着脱自由なディジタルメモリとしての記録素子９に記憶
するようにしている。

一方、再生システムにあっては、カメラシステムから取
り外した記録素子９をセットし、記録素子９から読み出
したディジタル信号をプロセス回路部１２でＤ／Ａ変換
した後、ホワイトバランス。

γ補正などの信号処理を行なってモニタテレビ１３に映
し出すようにしている。

（発明か解決しようとする問題点） しかしながら、このような従来のディジタル電子スチル
カメラにあっては、例えばＲ（赤）、Ｇ（緑）、Ｂ（青
）のカラーフィルターを持った固体＠像素子を使用した
場合、各カラーフィルターの透過率の関係は、Ｇ＞Ｒ＞
８となり、固体瞳像素子から続出されたカラー映像信号
においてＧ信号の出力が大きく、Ｒ信号、Ｂ信号の順に
低い出力となる。このためＧ信号については、Ａ／Ｄコ
ンバータ５の分解能の能力までＡ／Ｄ変換されるが、Ｒ
信号、Ｂ信号については、出力信号が小さいため、Ａ／
Ｄコンバータ５の分解能を−１−分使い切らずにＡ　／
　Ｄ　′ｌｉ換されることになる。その結果、Ｒ及びＢ
のディジタル信号には、Ａ／［つ変換に特有な階調誤差
としての母子化ノイズが含まれる。

そのため再生時にＤ／Ａ変換された１マ信号及びＢ信号
は量子化ノイズに応じたレベル誤差をもつこととなり、
ホワイトバランスを行なってし、原信号に誤差が含まれ
ているためカラー画像の画質が低下するという問題点が
あった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、記録時の母子化ノイズを低減して高画質のカラー
画像を再生することのＣきるディジタル電子スチルカメ
ラを提供することを目的とする。

この目的を達成するため本発明にあっては、′ｔ１１板
カラーフィルターを備えた固体１１Ｈ像素子（２）と、
該固体撮像素子（２〉から出力されるカラー映像信号を
ディジタル信号に変換してディジタルメモリ（９）に需
込むＡ／Ｄ変換回路（５）とを備えたディジタル電子ス
チルカメラに於いて、固体瞳像素子（２）からのカラー
映像信号に少なくとも被写体の色温度に応じたホワイト
バランス処理を施した後に前記Ａ／Ｄ変換回路（５）に
入力する信号処理回路（８）を設けるようにしたもので
ある。

（作用） このような構成を備えた本発明のディジタル電子スチル
カメラにあっては、ディジタル信号にＡ／Ｄ変換する前
に、固体瞳像素子から出力されたＲ、Ｇ、Ｂ信号のホワ
イトバランスを与える所定比率より小さくとも、ホワイ
トバランスをとることで適正な信号レベルに調整され、
Ａ／Ｄ変換における階調誤差としての母子化ノイズを低
減でき、更に再生時にはすでにホワイトバランスが取れ
ているディジタル信号信号をＤ／Ａ変換するため、再生
システムにおいてはプロセス回路が簡単で且つ高品質の
カラー画像を再生することができる。

（実施例〉 第１図は本発明の一実施例を示したブロック図である。

まず・構成を説明すると、１は躍彰レンズ、２は単板カ
ラーフィルターを備えた固体′ｆｒｉ像素子で必る。固
体瞳像素子２としては、ＣＯＤ　（インターライン１−
ランスファＣＯＤ、フレームトランスファＣＣＤ等）や
ＭＯ３型受光素子を２次元配列した素子等が用いられる
。この固体記録素子２は歴象索子駆動部６によりビデオ
動作を行ってカラー映像信号を出力するようになる。

３は固体＠像素子２からの出力信号を増幅するプリアン
プであり、俊段に設けられる△／Ｄコンバータ５の分解
能に合わせるために周波Ｆ１．七ト目のよい増幅器が使
用される。４はクランプ回路であり、Ａ／Ｄコンバータ
５でＡ／Ｄ変換するとぎの映像信号の黒レベルを一定す
るためのクランプ動作を行う。５はＡ／Ｄコンバータで
あり、固体１最像索子２における受光画素毎の映像信号
をディジタル信号に変換することのできる高速型のＡ／
Ｄコンバータを使用している。９はＲＡＭ等のディジタ
ルメモリとして記録素子であり、固体囮象索子にあける
受光画素の数に対応した°記憶アドレスを有し、Ａ／Ｄ
コンバータ５で変換されたディジタル信号を受光画素毎
に記憶する。即ち、記録素子９はフィールドメモリ、若
しくはフレームメモリとしての機能を有する。７はＡ／
Ｄコンバータ５のＡ／Ｄ変換に同期して記録素子９を出
込み制御するための記録素子駆動部である。

このような構成は従来装置と同じであるが、これに加え
て本発明におっては、Ａ／Ｄコンバータ５の曲設となる
プリアンプ３とクランプ回路４の間に固体面像索子２か
ら読出されたカラー映像信号にホワイトバランスの信号
処理、及びγ補正の信＠処理を施すための処理回路８を
設けている。

尚、信号処理回路８は固体瞳像素子２からのカラー映像
信号にホワイトバランスの信号処理のみを施し、γ補正
については再生システムで行うようにしてもよい。

この信号処理回路８の詳細をホワイトバランスを例にと
って説明りると次のようになる。

即ち、信号処理回路８でカラー映像信号に対しボワイｉ
・バランスの信号処理を施すため、カメラシステムには
ホワイトバランスセンサが設【プられる。このホワイト
バランスセンサ“は、赤フィルター付きのＳＰＤ、緑フ
ィルター付きのＳＰＤ、及び青フィルター付きのＳＰＤ
で構成され、各ＳＰＤからの出力信号は対数圧縮回路に
より対数斤縮され、王の後に適当な分割比で合成されて
０７０ｇ（Ｒ／Ｇ）信号とｆＬＯＱ（Ｇ／Ｂ）信号を求
め、この信号に基づいて固体躍＠素子２から得られたＲ
、Ｇ、Ｂ信号のホワイトバランス制御を行うようになる
。即ち、ホワイトバランスセンサで検出された被写体の
色温度に応じたカラー映像信号のホワイトバランスの信
号処理を行うようになる。

次に上記の実施例の動作を説明する。

′Ｒ影レンズ１により固体路像索子２の受光面に結像さ
れた２次元画像情報は、所定の露光時間経過後における
歴象素子駆動部６によるビデオ動作により読出され、プ
リアンプ３で増幅された後、信号処理回路８により被写
体の色温度に応じたホワイトバランス、更にはホワイト
バランスとγ補正の信号処理が施され、クランプ回路４
において映像信号の黒レベルを一定するためのクランプ
処理を行った後、Ａ／Ｄコンバータ５に入力される。

△／Ｄコンバータ５及び記録素子駆動部７は、撮像素子
駆動部６による固体面像索子２のビデオ動作に同期して
Ａ／Ｄ変換及び記憶制御を行っており、このためＡ／Ｄ
コンバータ５で固体Ｒ画素子２の受光画素毎にＡ／Ｄ変
換されたディジタル信号は記録素子駆動部７による書込
み制御のちとに記録索子９に書込まれ、記録素子９に１
フィールド分若しくは１フレ一ム分のディジタル映像信
号が記録されるようになる。

このようにＡ／Ｄコンバータ５に入力する前に本発明に
あっては固体陽像素子２から読出されたカラー映像信号
に少くても信号処理回路８によってホワイトバランスの
信号処理を施しているため、Ａ／Ｄコンバータ５に入カ
ブるＲ、Ｇ及びＢ信号はホワイトバランスの信号処理に
より適正な出力レベルに調整されているため、△／Ｄコ
ンバータ５における階調誤差としの量子化ノイズを低減
でき、記録素子９には所定のホワイトバランスをもって
Ａ／Ｄ変換されたディジタル信号を記録することができ
る。

そして記録索子９に記録されたディジタル信号を第１図
に示したような再生シスｊ′ムにセットして読出し、読
出したディジタル信号をＤ／Ａ変模変換ば、Ｄ／Ａ変換
で得られたＲ、Ｇ及びＢ信号は適正なホワイトバランス
状態に必り、高品質のカラー画像を再生ずることができ
る。

尚、第１図の実施例におっては、固体面像索子２からの
映像信号をプリアンプ３で増幅した）変に信号処理回路
８でホワイトバランス又はホワイトバランス及びγ補正
を行うようにしているが、プリアンプ３の前に信号処３
！Ｉ！回路８を設置プてｉ■・ワイトバランスヤｊγ補
正の信号処理を行うようにしても良い。

（発明の効果） 以上説明してぎたように本発明によれば、固体比・画素
子から読出されたカラー映像信号をＡ／Ｄ変換する前に
ボワイ１〜バランスヤＴ補ＩＥ等の信月処理を施してい
ることから、Ａ／Ｄコンバータには適正なホワイトバラ
ンスをもったＲ、Ｇ及σＢ信号・が入力するようになり
、固体撮像素子に設けたカラーフィルターの透過率に依
存してＲ信号及びＢ信号がホワイトバランスをとるため
の所定レベルより小さくても、ホワイトバランスの信号
処理により適正な信号レベルに調整されるため、Ａ／Ｄ
変換における階調誤差に起因したｍ千生ノイズが低減で
き、高品質のカラー画像を再生することができる。

またカメラシステムにおいてホワイトバランスセンサに
基づく映像信号のホワイトバランスが取られているため
、記録素子に被写体の色温度情報、即ち、ホワイトバラ
ンスセンサの検出情報を再生時のホワイトバランスをと
るために記録さＵる必要がなく、記録情報量を低減する
こともできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示したブロック図、第２図
は従来例を示したブロック図である。 １：＠影しンズ ２：固体陽像素子 ３：ブリアンプ ４：クランプ回路 ５：Ａ／Ｄコンバータ ６：ｌＩね像素子駆動部 ７：記録索子駆動部 ８：信号処理回路（ホワイトバランス、γ補正）９：記
録素子 １２：プロセス回路部 １３：モニタテレビ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 カラーフィルタを備えた単一の固体撮像素子と、該固体
   撮像素子から出力されるカラー映像信号をディジタル信
   号に変換してディジタルメモリに書込むＡ／Ｄ変換回路
   とを備えたディジタル電子スチルカメラに於いて、 前記固体撮像素子からのカラー映像信号に少なくとも被
   写体の色温度に応じたホワイトバランスの信号処理を施
   した後に前記Ａ／Ｄ変換回路に入力する信号処理回路を
   設けたことを特徴とするディジタル電子スチルカメラ。 （２）前記信号処理回路は、ホワイトバランスの信号処
   理に加えてＹ補正の信号処理を施すようにしたことを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載のディジタル電子ス
   チルカメラ。 （３）前記Ａ／Ｄ変換回路は、前記固体撮像素子の画素
   毎に対応させてカラー映像信号をＡ／Ｄ変換してディジ
   タルメモリに書込むことを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載のディジタル電子スチルカメラ。