JPS63262154A

JPS63262154A - 衛生装置

Info

Publication number: JPS63262154A
Application number: JP62096952A
Authority: JP
Inventors: 正史小路
Original assignee: HOSHIN KAGAKU SANGYOSHO KK; HOUSHIN KAGAKU SANGIYOUSHIYO KK
Current assignee: HOSHIN KAGAKU SANGYOSHO KK; HOUSHIN KAGAKU SANGIYOUSHIYO KK
Priority date: 1987-04-20
Filing date: 1987-04-20
Publication date: 1988-10-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野〕この発明は、清浄状態に維持すべき液体を入れ、或いは
必要に応じてこの液体を取出すための比較的小容量（小
形）のタンク又は清潔な状態に維持すべき歯ブラシや櫛
等の物品を入れる容器、又は清浄状態に維持される無菌
水や飲料水等が出るノズル或いは菌による汚染を防止し
た各種飲料供給パイプ等に用いて好適な衛生装置に関す
る。

〔発明の概要〕

この発明は、衛生的な状態に維持すべき対象物に関連し
て菌の増殖を防止し得る光線を発生する素子を配設する
と共に光線に対して磁界を発生する磁界発生手段を配設
し、対象物に磁界のかけられた光線を照射して菌の増殖
を防止するようにすることにより、衛生的な状態に維持
すべき対象物を効率よ（清浄な衛生的状態に維持するこ
とができ、しかも、紫外線ランプを使用する場合に比し
、場所を取らず、効率よく且つ寿命が１０倍以上も長く
なるようにしたものである。

〔従来の技術〕

従来、各種の殺菌消毒に紫外線ランプが使用されている
が、小容量のものでは、ランプの寿命が連続点灯で２０
００〜３０００時間、点滅点灯ではその半分と極めて短
い。しかも、紫外線ランプは、ランプを点灯させるため
のグロー管や安定器の大きさ等の関係で、どうしても小
容量にしては全体が大形となり、小形化が難しい。また
、例えば自動飲料販売機等において各種の飲料ｌ供給パ
イプの部分を衛生的な状態に保つための手段は講じられ
ていない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

浄水器や自動飲料販売機の小容量タンク、精製水容器、
加湿器や除湿器又は空気清浄器の水溜タンク、コンタク
トレンズを入れる水容器、その他各種の小形給水タンク
類は、いずれも清浄な衛生的状態を維持する必要がある
が、このような小形タンク内の殺菌に紫外線ランプを使
用すると、上述の理由によりランプの小形化が難しいた
め、必要でない部分まで照射して不経済なばかりでなく
、タンクに簡単に取付けることが困難である。

また、歯ブラシや櫛等を入れる容器は、その内部を清潔
にしておくのは勿論、容器に入れる物品を衛生的な状態
に維持することが望ましいが、このような比較的小形の
容器の殺菌に紫外線ランプを使用すると、上述の理由に
よりランプの小形化が難しいため、必要でない部分まで
照射して不経済なばかりでなく、容器自体に取付けるこ
とが困難である。

また、無菌水や飲料水などが出るパイプ状部分（以下「
ノズル」と総称する。）は清浄状態に維持することが望
ましいが、このような限られた小さい場所の殺菌に紫外
線ランプを使用すると、上述の理由によりランプの小形
化が難しいため、必要でない部分まで照射して不経済で
あるうえ、ノズルに簡単に取付けることが困難である。

更に自動飲料販売機等の飲料供給パイプの殺菌に紫外線
ランプを使用すると、上述の理由によりランプの小形化
が難しいため場所を取るばかりでなく、ランプが割れた
り害虫が販売機の中に侵入したりする虞れがある。

したがって、この発明の第１の目的は、簡単な方法で各
種の小形タンク内の菌による汚染を効率よく防止しよう
とするものである。

また、この発明の第２の目的は、比較的小形の容器内を
簡単な方法で効率よく清浄状態に保持しようとするもの
である。

また、この発明の第３の目的は、簡単な方法で各種ノズ
ル出口の菌による汚染を効率よく防止しようとするもの
である。

また、この発明の第４の目的は、長寿命で小形の光源に
より自動飲料販売機等の飲料供給パイプを衛生的な状態
に保持しようとするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明は、発光ダイオードが発する光線に含まれる可
視光線や赤外線或いは紫外線でも菌の増殖を防止する作
用がある点に着目し、小形タンクの内部が照射されるよ
うに発光ダイオードを配設すると共に発光ダイオードが
発する光線に対して磁界を発生する磁界発生手段を配設
してタンク内部の汚染を防止するようにした。

またこの発明は、発光ダイオードが発生する光線に含ま
れる可視光線や赤外線或いは紫外線でも菌の増殖を防止
する作用がある点に着目し、容器の内部が照射されるよ
うに発光ダイオードを容器自体に配設すると共に発光ダ
イオードが発する光線に対して磁界を発生する磁界発生
手段を配設して、容器に入れる物品の菌による汚染を防
止するようにした。

またこの発明は、発光ダイオードが発する光線に含まれ
る可視光線や赤外線或いは紫外線でも菌の増殖を防止す
る作用がある点に着目し、これを少なくともノズルの先
端が照射されるように配設すると共に発光ダイオードが
発する光線に対して磁界を発生する磁界発生手段を配設
してその部分の菌による汚染を防止するようにした。

またこの発明は、発光ダイオードが発する光線に含まれ
る可視光線や赤外線或いは紫外線でも菌の増殖を防止す
る作用がある点に着目し、各種の飲料供給パイプを部分
的に或いは全体に光透過性とすると共にその周囲に発光
ダイオードを配設すると共に発光ダイオードが発する光
線に対して磁界を発生する磁界発生手段を配設して飲料
供給パイプの汚染を防止するようにした。

〔作用〕

発光ダイオードが発し且つ磁界発生手段により磁界のか
けられた光線に照射される部分では菌の増殖が抑えられ
るので、小形タンクの内部は清浄状態に保たれる。

また、発光ダイオードが発し且つ磁界発生手段により磁
界のかけられた光線に照射される部分では菌の増殖が抑
えられるので、容器の内部及び容器に入れる物品は清潔
な状態に維持される。

また、発光ダイオードが発し且つ磁界発生手段により磁
界のかけられた光線に照射される部分では閏の増殖が抑
えられるので、ノズル先端は衛生状態に保たれる。

また、光透過性の飲料供給パイプは、発光ダイオードが
発生し且つ磁界発生手段により磁界のかけられた光線に
よって内部まで照射され菌の増殖が抑えられるので、飲
料供給パイプは衛生状態に保たれる。

〔実施例〕

以下、この発明の諸実施例を第１図〜第６図に基づいて
詳しく説明する。

第１図は、この発明を浄水器に実施した第１実施例を示
す断面図である。同図において、（１１は洗浄器を全体
として示し、（２）は水の入口、（３）は水の出口、（
４）は蓋、（５）は肉付は基板、（６）は発光ダイオー
ド、（６′）は受光ダイオード、（７）は濾過器、（８
）は外付は基板である。このような洗浄器（１）は、一
種の小形タンクと見ることができる。このタンクの外形
は、円柱状でも角柱状でもよい。蓋（４）は、タンク外
形が円柱状ならば円形、角柱状ならば角形である。蓋（
４）の裏に発光ダイオード（６）を取付けた基板（５）
が固着され、発光ダイオード（６）は濾過器（７）より
入口側（１次側）を照射する。外付は基板（８）は、タ
ンク外形が円柱状ならば円環形、角柱状ならば周環形と
する。外付は基板（８）の内側の一方に取付けた発光ダ
イオード（６）の光線は、濾過器（７）より出口側（２
次側）を照射して基板（８）の内側の他方に取付た受光
ダイオード（６′）に至る。本実施例では、少なくとも
タンクの基板（８）に取付けられたダイオード（６）及
び（６′）を配設する部分を光透過性とする必要がある
。基板（５）に取付けた発光ダイオード（６）のみを配
設する場合は、タンクを光透過性とする必要はない、な
お、発光ダイオード（６）及び受光ダイオード（６′）
には適当な透光性保護被膜を施しである。

また、本実施例では発光ダイオード（６）より受光ダイ
オード（６′）へ至る光線に対して垂直方向に磁界がか
かるように対向して配される一対のマグネットを洗浄器
（１）に設ける。第１図では図面の部分上一方のマグネ
ット（２１）のみを破線で示している。このように光線
に磁界をかけることにより、菌の増殖の防止が促進され
る。

第２図は、この発明を加湿器に実施した第２実施例を示
す要部断面図である。同図において、（１′）は加湿器
の貯水タンク、（６）は発光ダイオード、（９）は調整
つまみを示す。本実施例においても、タンク（ビ）の発
光ダイオード（６）と対向する部分を光透過性とする必
要がある。こうして、発光ダイオードはタンク内を側面
より照射する。

また、本実施例でも発光ダイオード（６）より受光ダイ
オード（６′）へ至る光線に対して垂直方向に磁界がか
かるように対向して配される複数対のマグネットを貯水
タンク（１′）に設ける。第２図では図面の都合上一方
の側のマグネット（２２）〜（２５）のみを破線で示し
ている。これにより菌の増殖の防止が促進される。

第３図は、この発明をコンタクトレンズの水容器に実施
した第３実施例を示す断面図である。同図において、（
１”）は水容器、（４）は蓋、（６）は発光ダイオード
、（１０）は仕切り板、（１１）は電源装置、　（１２
）は電源コード、（１３）はコンタクトレンズを示す。

本実施例は、水容器（１”）内を下方より照射するよう
にしたもので、そのため仕切り板（１０）は光透過性と
する必要がある。電源装置（１１）にはトランスや整流
器などが含まれるが、電源を電池式（又は充電式）とし
てもよい。

また、本実施例でも発光ダイオード（６）より受光ダイ
オード（６′）へ至る光線に対して垂直方向に磁界がか
かるように対向して配される一対のマグ　・ネット（２
６）及び（２７）を水容器（１”）に設ける。

これにより菌の増殖の防止が促進される。

第４図は、この発明を角形容器に実施した第４実施例を
示す斜視図である。同図において、（１４）は容器を示
す。発光ダイオード（６）及び受光ダイオード（６′）
は、容器（１４）の内面に夫々設けた基板（図示せず）
上に対向して配列し、それぞれ電源に対し並列に接続す
る。また、発光ダイオード（６）及び受光ダイオード（
６′）には、適当な保護被膜が施しである。このような
容器（１４）内には、歯ブラシや櫛のほかに人間の口に
接触するコツプやマイクロホンのキャップ等を入れても
よい。これらの容器内に入れる物品は、透光性であれば
一層よい効果が得られる。発光ダイオード（６）の数は
個々のダイオードの出力によって異なるが、振幅の大き
なパルス発Ｉ辰により発光ダイオードの出力を大きくし
うるので、その場合は数を減らすことができる。

また、本実施例でも発光ダイオード（６）より受光ダイ
オード（６′）へ至る光線に対して垂直方向に磁界がか
かるように対向して配される複数対のマタネソト（２８
）及び（２９）を容器（１４）に設ける。

これにより菌の増殖の防止が促進される。

上述の第４実施例は、発光ダイオード（６）及び受光ダ
イオード（６′）を容Ｗ（１４）の内面に配設したもの
であるが、容器（１４）を光透過性として容器の外周に
発光ダイオード及び受光ダイオードを配設してもよい。

第５図はこの発明の第５実施例を示すもので、同図Ａは
外観図、同図Ｂはその要部を示す断面図、同図Ｃはその
変形を示す断面図である。これらの図において、（１７
）は飲料水や無菌水が出るノズル、（１８）はノズルの
先端に嵌合した円筒状リング、（１９）は絶縁基板、（
２０）はリード線を示す。

円筒状リング（１８）は、例えば透光性の材料で基板（
１９）　、発光ダイオード（６）及び受光ダイオード（
６′）と一体に形成する。リード線（２０）は、適当な
電源に接続する。発光ダイオード（６）及び受光ダイオ
ード（６′）には、適当な保護被膜が施しである。円筒
状リング（１８）の長さを長くシて第５図Ｃに示すよう
にパイプ状とし、発光ダイオード（６）及び々光ダイオ
ード（６′）をかようなパイプの外周に取付けるように
してもよい。このようにノズル（１７）に取付けたリン
グやパイプ（１８）は、新たにノズル先端部を形成する
。また、発光ダイオード（６）の数は、発光出力の大き
いものは少数でよく、発光出力の小さいものは多数用い
ることになる。発光ダイオード（６）の出力を大きくす
ることは、振幅の大きな発振パルスを用いて発光ダイオ
ードを間欠的に駆動することにより可能である。

パルス発↑辰させれば、熱放射がよくなり菌の増殖防止
作用が強くなる。基板（１９）に熱放射のよいセラミッ
ク基板を用いれば、連続発光させてもよい。

また、本実施例でも発光ダイオード（６）より受光ダイ
オード（６′）へ至る光線に対して垂直方向に磁界がか
かるように対向して配される一対のマグネットを基板（
１９）に設ける。第５図では図面の都合上一方のマグネ
ッ）　（３０）のみを破線で示している。これにより菌
の増殖の防止が促進される。

第６図はこの発明の第６実施例を示すもので、（３７）
は水又は流体が通る供給パイプ、（３８）　。

（３９）は光透過性の窓であって、これ等の窓（３８）
及び（３９）の部分に夫々発光ダイオード（６）及び受
光ダイオード（６′）が設けられる。パイプ（３７）が
全て光透過性であればこれ等の窓（３８）及び（３９）
は不要である。

また、本実施例でも発光ダイオード（６）より受光ダイ
オード（６′）へ至る光線に対して垂直方向に磁界がか
かるように対向して配される複数対のマグネット（３１
）〜（３６）をパイプ（３７）の外周に設ける。これに
より菌の増殖の防止が促進されると共に水や流体の浄化
がはかれる。

なお、この発明は、上述の第６実施例に限らず、汚染を
防止しようとする各種の飲料（水を含む）の供給パイプ
に適用しうるちのである。

なお、上述の各実施例では菌の増殖を防止し得る光線を
発生する素子として、発光ダイオードの場合を例にとり
説明したが、この発明はこれに限定されず、同様の作用
を達成し得るその他の素子、例えばエレクトロルミネッ
センスでもよい。

また、菌の増殖を防止し得る光線として半導体レーザー
の可視光線、赤外線を利用するようにしてもよい。

また、マグネットは永久磁石に限定されず、電磁石でも
よい。

〔発明の効果〕

上述の如く、この発明によれば、簡単な構成により小形
タンク内の菌の増殖を防止しうるので、上述の実施例だ
けでなく自動飲料販売機の小容量タンク、精製氷容器、
水洗トイレ用給水タンク、尻洗浄トイレ器具用水タンク
などその用途は極めて広範囲にわたり、それらの小形タ
ンク内を効率よく清浄な衛生的状態に維持することがで
きる。

しかも、紫外線ランプを使用する場合に比し、場所を取
らず且つ寿命が１０倍以上も長くなる。

また、簡単な構成で容器に入れる物品を清浄状態に維持
することができ、紫外線ランプを用いる場合に比し、光
源を容器自体に配設しうるので小形容器に適し、小形容
器の殺菌に紫外線ランプを用いる場合より効率がよい。

また、衛生的な状態に維持すべき各種のノズル出口が菌
の増殖により汚染されることを防止し、不必要な部分を
照射しないので、効率がよく経済的である。

更に水をはじめ各種の飲料を供給するパイプを衛生的な
状態に保つことができ、発光ダイオードの使用により、
簡潔な衛生装置が得られ、発光ダイオードの個々の大き
さは小さいので、多数配置しても場所を取らない。また
、各発光ダイオードの出口を例えば振幅の大きなパルス
発振によって大きくできるので、発光ダイオードの数を
更に少なくすることができ、しかも破損の虞れがなく害
虫が集まる心配もない。

また、光の通路に対して磁界をかけているので、これに
より菌の増殖の防止を促進させることができると共に水
等の浄化もはかれる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１実施例を示す断面図、第２図は
この発明の第２実施例を示す要部断面図、第３図はこの
発明の第３実施例を示す断面図、第４図はこの発明の第
４実施例を示す斜視図、第５図はこの発明の第５実施例
を示す外観図及び断面図、第６図はこの発明の第６実施
例を示す４則面図である。（１）は洗浄器、（１′）は貯水タンク、（１”）は水
容器、（６）は発光ダイオード、（６′）は受光ダイオ
・−ド、（１４）は容器、（１７）はノズル、（２１）
〜（３６）はマグネット、（３７）は供給バイブである
。

Claims

【特許請求の範囲】衛生的な状態に維持すべき対象物に関連して菌の増殖を
防止し得る光線を発生する素子を配設すると共に上記光
線に対して磁界を発生する磁界発生手段を配設し、上記対象物に磁界のかけられた光線を照射して菌の増殖
を防止するようにした衛生装置。