JPS63262028A

JPS63262028A - 電源装置

Info

Publication number: JPS63262028A
Application number: JP62092005A
Authority: JP
Inventors: 蜂須賀　良明; 浩長岡
Original assignee: Fanuc Corp
Current assignee: Fanuc Corp
Priority date: 1987-04-16
Filing date: 1987-04-16
Publication date: 1988-10-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は電源装置、特に、互いに絶縁された多出力の電
源装置に関する。

〔従来の技術〕

一般にトランスを介して負荷側へ電力を供給するスイッ
チング電源において、出力電圧を一定に保つためには、
該トランスの１次側の電圧を検出して出力電圧を制御す
るものと、該トランスの２次側の電圧を検出して出力電
圧を制御するものとがある。前者の方が後者に比較して
回路構成が単純であるという利点があり、本発明はこの
ようなトランスの１次側電圧を検出して制御するものに
関する。

第４図は上述のようなスイッチング電源がトランスを介
して多数の負荷と、それぞれ互いに絶縁された出力巻線
によって接続される様子を示す図である。多数の負荷に
応じて、それぞれ互いに絶縁された出力巻線が設けられ
ているが、１つのトランスに設けられ得る出力巻線の数
には限度があるため、第４図の構成においては、１つの
トランス（第４図の３０−１．・・・３０１）毎に、そ
れぞれ１つの直流電源（第４図の１−１．・・・１−１
のうちの１つ）および１つのスイッチング部（第４図の
２−１．・・・２−２のうちの１つ）が設けられている
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

第４図に示されるように、絶縁された出力が多数になっ
た場合には１つのトランスに巻くことができる巻線の数
には限度があるため、１次側巻線電圧を制御するスイッ
チング電源を必要な出力の数に応じて複数設ける必要が
あった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、直流電源１″と、主巻線３１と制′４Ｂ巻線
３２とを１次側に備える主トランス３と、前記直流電源
１から直流電流の供給を受け、前記制御巻線３２の端子
間電圧を検出して前記主巻線３１に供給する電力を一定
にするように制御するスイッチング部２とからなる電源
装置において、補助トランス３−１．・・・３−ｎを設
け、該補助トランス３−１．・＝３−ｎの各々の主巻ｖ
Ａ３１−１゜・・・３１−ｎがそれぞれ前記主トランス
３の主巻線３１に並列に接続されることを特徴とするも
のである。

〔作　用〕

主トランス３の１次側に設けた制御巻線３２の端子間電
圧を検出して主トランス３の主巻線３１に供給する電力
を一定に保つように制御しているので、核主トランス３
の主巻線３１に供給される電力においては直流電源１の
電圧変動は補償されている。補助トランス３−１．・・
・、３−ｎの主巻線３１−１．・・・３１−ｎは、上記
主トランス３の主巻線３１に並列に接続されているので
、該補助トランス３−１．・・・３−ｎの該主巻線３１
−１．・・・、３１−ｎに供給される電力もまた、前記
直流電Ｆｉ、１の電圧変動について補償されたものとな
っており、これら補助トランス３−１．・・・、３−ｎ
の出力は、前記直流電源１の電圧変動の影響を受けない
。

〔実施例〕

第２図は本発明の実施例の構成を示す図である。

主トランス３、制御巻線３２、主巻線３１、補助巻線３
１−、１　、３１−２、スイッチング部２および直流電
源１はそれぞれ第１図の構成に対応するものである・。

直流電源１は交流電源からの交流を全波整流して平滑化
する通常どおりの構成をなしている。

スイッチング部２は、トランジスタ２１　、２２、ツェ
ナダイオード２３、コンデンサ２４　、２９、ダイオー
ド２５　、２７、抵抗２０　、２６　、２８等から構成
される。

以下に第２図の回路の動作についてその動作説明図（第
３図）を用いて説明する。第３図の■はトランジスタ２
１がオンであるときのトランジスタ２１のコレクタ電流
、つまり主巻線３１を第２図のＡからＢの方向へ流れる
電流を示している。

このとき制御巻線３２には起電力が発生しく第３図（３
））、第２図の０点からＤ点の方向へ電流が流れる。こ
れによってコンデンサ２４は充電され！−１点の電位は
上昇する。一方、０点の電位の上昇はコンデンサ２９、
抵抗２８および２６を経てＧ点の電位を上昇させるが、
Ｇ点とＥ点との間の電。

位差がツェナダイオード２３が定める基べζ電圧（例え
ば、本実施例では２２■）を超えると（第３図■）上記
の抵抗２６を経由した電流はツェナダイオード２３の抵
抗の減少により増大し、これは抵抗２６の両端間、すな
わちトランジスタ２２のエミッターベース間の電位差を
増加させ、トランジスタ２２をオンとする。これにより
トランジスタ２１のベース電位は低下してトランジスタ
２１はオフとなる。これによって主巻線３２には電流が
流れなくなる。さらに０点の電位の低下によって抵抗２
６の両端間の電位差も低下してやがてトランジスタ２２
は再びオフとなり、抵抗２０を介して直流電源１の高電
位側に接続されたトランジスタ２１のベース電位は再び
上昇して（第３図■）トランジスタ２１はオンとなり、
再び主巻線３１に電流が流れる。

第２図の回路では、主巻線３１を流れる電流によって供
給されるエネルギが大きい程早く、前記コンデンサ２４
が充電され、ツェナダイオード２３がオンとなって、結
局、トランジスタ２１がより早くオフして、主トランス
３に供給するエネルギを一定に保つように制御する。

上述の主トランス３の主巻線３１に並列に補助トラ７ス
３−１　、３−２等の主巻ｖＡ３１−１　、３１−２等
が接続されているので、前述の主トランス３の制御巻線
３２によって前記直流電源３の電圧の変動が検出され、
スイッチング部２の働きにより該変動が補償された電力
が、主トランス３の主巻綿３１と共に補助トランス３−
１．３−２等の主５ｖＡ３１−１　、３１−２等にも供
給される。すなわち、補助トランス３−１．３−２等の
２次側の出力巻線には、前記直流電源３の電圧の変動の
影響は現われない。

なお、本発明の構成によれば、制御巻線３２は主トラン
ス３にのみ設けられているので、負荷の変動の影響に対
しては、主トランスの２次側に接続された負荷について
は補償するが、補助トランス３−１．３−２等の２次側
の負荷の変動の影響については補償はなされない。

〔発明の効果〕

本発明による電ｔＸ装置は、スイッチング電源に直流電
流を供給する直流電源の電圧の変動による影害を補償し
た電力を、多数の互いに絶縁された出力に供給できるも
のであり、また、非常に簡単な構成によって実現される
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の基本的構成を示す図、第２図は本発明
の実施例の構成を示す図、第３図は第２図のスイッチン
グ部の動作説明図、第４図は従来の（絶縁型）多出力電
源装置の構成を示す図である。（符号の説明）１・・・直流電源、　　　　　　２・・・スイッチング
部、３・・・３０−１．・・・３０−１！・・・主トラ
ンス、３１．３１−１．・・・３１−ｌ・・・主巻線、
３２．３２−１．・・・３２−１・・・制？Ｉ１巻線、
３−１．・・・３−ｎ・・・補助トランス、２１　、２
２・・・トランジスタ、　２５　、２７・・・ダイオー
ド、２４　、２９・・・コンデンサ、　　２０　、２６
　、２８・・・抵抗。本発明の基本的構成を示す図第１図３、主トランス３１　　主トランスの主巻線３２　　制御を線３−１．−．３−ｎ　　補助トランス３１−１．−．３１−ｎ　　補助トランスの主巻線従来
の絶縁型多出力電源装置の構成を示す図第４図

Claims

【特許請求の範囲】１、直流電源（１）と、主巻線（３１）と制御巻線（３
２）とを１次側に備える主トランス（３）と、前記直流
電源（１）から直流電流の供給を受け、前記制御巻線（
３２）の端子間電圧を検出して前記主巻線（３１）に供
給する電力を一定にするように制御するスイッチング部
（２）とからなる電源装置において、補助トランス（３−１、・・・３−ｎ）を設け、該補助
トランス（３−１、・・・３−ｎ）の各々の主巻線（３
１−１、・・・３１−ｎ）がそれぞれ前記主トランス（
３）の主巻線（３１）に並列に接続されるようにしたこ
とを特徴とする電源装置。