JPS63260271A - 画像デ−タ圧縮装置 - Google Patents

画像デ−タ圧縮装置

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JPS63260271A
JPS63260271A JP62093327A JP9332787A JPS63260271A JP S63260271 A JPS63260271 A JP S63260271A JP 62093327 A JP62093327 A JP 62093327A JP 9332787 A JP9332787 A JP 9332787A JP S63260271 A JPS63260271 A JP S63260271A
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JP
Japan
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bit allocation
data
allocation pattern
image data
pattern
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Pending
Application number
JP62093327A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Masuda
増田 俊朗
Shinichiro Oda
慎一郎 小田
Masaaki Ohashi
正明 大橋
Naohito Atozawa
尚人 後澤
Hajime Watanabe
渡辺 一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はディジタル画像データを通信、蓄積する際に
、データの通信効率や、蓄積効率を向上させるための画
像データ圧縮装置に関する。
〔従来の技術〕
最近のディジタル画像処理技術の進歩に伴い、印刷業界
においても画像をディジタルデータ化して、集版、レタ
ッチ作業を行なうトータルスキャナが導入され、活躍し
ている。ここで、画像のディジタルデータを通信、蓄積
する必要があり、種々の方式が試みられているが、最良
の方式は未だ発表されていない。これは、通常のディジ
タルデータに対して、画像のディジタルデータのデータ
量が膨大なものであるためである。−例として、A4サ
イズの印刷画像1枚を15本/■の解像度で4色の成分
で表現するためには、次式で示すように、56M By
teのデータが必要となる。ここでは、1画素を4 B
yte (−8bit  (I Byte) X 4 
(色))のデータで表わすとする。
210 m1X297 aa+X (15本/ ms)
 2X 4 Byte/点”=、 56M Byte 
             −(1)このため、このA
4サイズの印刷画像1枚分のデータを通信する場合、通
常の公衆回線(9800bit /sec )を利用す
ると、13時間も必要であり、たとえ、高速ディジタル
回線(84Kbit /sec )を利用しても2時間
弱必要である。
また、データベースを構築するために画像データを蓄積
する場合でも、光ディスク(1〜20 Byte)を利
用しても、前述のA4サイズの画像データは18〜36
枚分しか格納できず、画像データベースの構築を行なう
には画像の蓄積枚数が不足である。
そのため、画像データの通信効率や、蓄積効率を向上さ
せるために画像データの圧縮に関する方法が各種提案さ
れている。その中でも、直交変換を利用した画像データ
の圧縮が圧縮率の高さから見て最も優れているとされて
いる。ここで、画像データの圧縮方法を評価するポイン
トは3点あり、画質劣化の少なさ、圧縮率の高さ、計算
スピードである。この観点からいろいろある直交変換の
中でも、アダマール変換と2次元離散的コサイン変換の
2つが良好な結果を挙げている。前者はハードウェア化
が簡便なことから計算スピードにおいて他を圧しており
、後者は画質劣化を押えて圧縮率を高くすることが可能
である点が良いとされている。
直交変換を用いた画像データの圧縮の基本的な考え方は
原画像データのデータマトリクスを直交変換し、変換後
のデータマトリクス内の各データに対して画像の特徴に
応じた″所定のビット割当て(LSBから所定ビットま
で有効とし、上位ビットを切捨てる)を行なうことによ
って、原画像の復元に不要となるビットを切捨ててから
符号化を行ない、圧縮された符号化データ列を作成する
この際に、いかに最適なビット割当てを行なうかによっ
て、圧縮率と画質再現性が決定されるものである。
また、画像データの復元の際には、符号化の際に行なっ
たビット割当てに従って符号化データ列からマトリクス
データを再現して、マトリクスデータを逆変換すること
によって、原画像を復元する。
画像データの圧縮の際に画像データの有効なビットデー
タを全部残すようにビット割当てを行なえば、ディジタ
ル化に伴う量子化誤差を除いて完全に原画像データは復
元されるが、これでは高い圧縮率を得ることができない
。そのため、画質の劣化を押えつつ画像データのいずれ
かのとットデータを切捨ることかどうしても必要となる
。このビット割当てを高速に最適化することが直交変換
を利用した画像圧縮の最大のポイントである。
従来例として、日本電気株式会社製のMedifile
loooはレントゲン画像に対して2次元コサイン変換
を利用して優れた結果を得ている。ただし、レントゲン
画像はモノクロ画像であり、かつ解像度は印刷画像に対
して低く、扱うデータ量はカラー印刷画像に対して極め
て少ない。
このように、従来は、印刷用カラー画像のように大量な
画像データを効率良く圧縮する装置は発表されておらず
、その発表が待たれていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この発明は上述した事情に対処すべくなされたもので、
印刷物のように大量のディジタル画像データを効率良く
高速に圧縮することを可能とするために、直交変換を利
用する画像圧縮において、最適なビット割当てを高速に
実行でき、かつ少ない部品点数の回路で実現される画像
データ圧縮装置を提供することをその目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明による画像データ圧縮装置は各画素毎に割り当
てるビット長を表わすビット割当てパターンが複数個登
録されているビット割当てパターンメモリ6と、ビット
割当てパターンメモリ6内の複数個のビット割当てパタ
ーンの中の所定個数のビット割当てパターンからなるビ
ット割当てパターン群を圧縮の対象となる画像の種類に
応じて選択するビット割当てパターン組合わせ回路5と
、直交変換後の画像データとビット割当てパターン組合
わせ回路5により選択されたビット割当てパターン群を
構成するビット割当てパターンのそれぞれとの差分を行
なう差分回路11−1〜11−にと、ビット割当てパタ
ーン毎の差分値が許容範囲内にあるかどうかを判定する
比較回路14−1〜14−にと、選択されたビット割当
てパターン群の中の最適なビット割当てパターンを比較
回路14−1−14−にの比較結果に基づいて決定する
ビット割当てパターンセレクタ17と、決定された最適
なビット割当てパターンに応じて直交変換後の画像デー
タを圧縮する圧縮符号化回路4とを具備する。
〔作用〕
この発明による画像データ圧縮装置によれば、予め登録
しである全ビット割当てパターンの中から画像の特徴に
応じて選択した所定個数のビット割当てパターンそれぞ
れの場合の圧縮率を計算し、最適なビット割当てパター
ンを選択することにより、高圧縮率で、しかも画質の劣
化の少ない画像データの圧縮を部品点数の少ない簡単な
回路で短時間に行なうことができる。
〔実施例〕
以下図面を参照してこの発明による画像データ圧縮装置
の一実施例を説明する。第1図はこの実施例の概略構成
を示すブロック図である。第2図はこの実施例の特徴で
ある最適なビット割当てパターンを選択する回路の構成
を示すブロック図である。第3図は選択されたビット割
当てパターンに基づいて直交変換後のデータの不要なビ
ットを切捨てるとともに、ビット割当てパターンのパタ
ーンコードを付加して符号化を行なう回路の構成を示す
ブロック図である。
第1図に示すように、この実施例はデータ正規化回路1
1直交変換回路2、ビット割当てパターン選択回路3、
圧縮符号化回路4、ビット割当てパターン組合わせ回路
5、ビット割当てパターンメモリ8、ビット割当てパタ
ーンテーブル送信回路7、画像情報入力部8からなる。
画像をMXNの画素マトリクスで表わし、各画素を所定
ビットのデータで表わした原画像データI D (x、
y)が各画素(x 、 y)毎に順次データ正規化回路
1に入力される。ここで、説明の簡略化のため第1図で
は原画像データはモノクロデータとして1つしか示して
いないが、原画像データIDはカラー画像であれば各色
成分、例えばI Dr 、  I Dg 、  I D
bのように赤(R)、緑(G)、青(B)成分毎の明る
さを示す3つのデータとなり、第1図の各回路は各色成
分毎に処理することになる。
データ正規化回路1はMxNマトリクスの原画像データ
I D (x、y)をnXn画素からなるブロック毎の
データに分割(正規化)し、ブロックデー’ir I 
D −(1,j)を作成する。これは、原画像データI
 D (x、y)全体に直交変換を行なうと、演算時間
がかかりすぎるために、nXn画素のブロック毎に直交
変換を行なった方が効率が良いためである。ここで、n
−8〜64が適当であり、一般的には1B、または32
がよく利用される。
第4図に原画像データID (x、y)とブロックデー
タI D = (1,3)との関係の一例を示す。第4
図はM = 32. N = 48.  n −8の場
合であり、原画像データI D (x、y)は24個の
ブロックデータID”(1,j)に分割される。この各
ブロックデータI D −(1,j)に順次以下に示す
処理を行なって、各ブロック毎にデータ圧縮を行なう。
ブロックデータI D −(1,j)は直交変換回路2
へ供給される。直交変換回路2はブロックデータID″
(1,j)に直交変換を施し、直交変換データA D 
(1,j)を生成する。一般に、直交変換には離散的フ
ーリエ変換、離散的コサイン変換、アダマール変換、バ
ール変換、スラント変換、K−L変換等がある。画像圧
縮による画質劣化の少なさでは、K−L変換、離散的コ
サイン変換が優位であるが、演算の負荷が大きく、演算
スピードを上げるためには、アダマール変換が優位であ
る。ここでは、直交変換の一例としてアダマール変換に
ついて説明する。
アダマール変換を行なう対象のデータマトリクスをID
−1変換後のデータマトリクスをADとすると、両者の
関係は次式で与えられる。
AD−(1/n)  ・C−ID” ・CT・・・(2
) ここで、Cはアダマール行列であり、アダマール行列は
+1.−1の成分から構成される対角行列のため、アダ
マール行列の転置行列cT−cである。なお、逆変換は
次式で表わされる。
ID−−(1/n)−C−AD−C−(3)アダマール
行列Cの一例を以下に示す。例は8×8のアダマール行
列である。
変換後のデータA D (i、j)はビット割当てパタ
ーン選択回路3へ転送され、データA D (i、j)
に最適なビット割当てパターンの選択が行われる。
第2図にビット割当てパターン選択回路3のブロック図
を示す。ビット割当てパターン選択回路3は入力バッフ
ァとしての先入れ先出しメモリ(FIFO)10を具備
する。−例として、A D (1,j)がIBX 1B
のデータ配列とすると、FIFOIOに入力された直交
変換データA D (i、j)は転送りロックCKに従
って、(1,1) 、 (1,2) 。
・・・、 (16,18)成分までの256個のデータ
が順次差分回路11−k (k −1〜K)へと転送さ
れる。ここで、差分回路11−にの個数には予め用意さ
れたビット割当てパターンの数りよりもはるかに少ない
例えば、ビット割当てパターンは通常IB〜256個位
用意されているが、差分回路11−にの個数には4〜3
2個位である。この理由については、後述する。
L個のビット割当てパターンB PR(1,j)はビッ
ト割当てパターンメモリ6に記憶されている。
第5図にビット割当てパターンの一例を示す。
図示のビット割当てパターンは8X8の直交変換データ
に対するパターンであり、ここでは3種類のパターンを
示したが、実際には1θ〜25θ個位のパターンが記憶
される。ここで、空白部は0である。ビット割当てパタ
ーンを構成するマトリクスデータは、画像データを圧縮
するために各画素データ(8ビツトデータ)の上位ビッ
トを切捨てる際の閾値を示している。例えば、閾値が8
であれば8ビット全部有効とし、6であればLSBから
6ビツトだけを有効としく7,8ビツト目を無効として
切捨て符号化に使用しない)、0であれば全ビットが不
要であることを意味する。具体的には、8とあるのは8
ビツトすべてが“1″であり、パターンデータとしては
“11111111″が格納されていて、6とあるのは
LSBから6ビツト目までが“1”であり、パターンデ
ータとしては“00111111°が格納されている。
ビット割当てパターンのマトリクスデータの総和は圧縮
後の画像データの全ビット長を示し、これが少ない程圧
縮率が高いことになる。
ビット割当てパターンB PN (i、j)がビット割
当てパターン組合わせ回路5に供給される。ビット割当
てパターン組合わせ回路5には画像情報入力部8も接続
される。画像情報とはデータ圧縮の対象である原画像デ
ータの特徴を示す情報であり、例えば女性のアップ、車
、カメラ、風景等の内容の分類に関する情報や、明るい
、暗い、コントラストの強い、弱い等の調子に関する情
報等が考えられる。これらの情報の入力はマニュアル入
力でもよいし、原画像データに適当な画像処理を行ない
抽出したパラメータに基づいて自動的に行なってもよい
。さらには、マニュアル入力の場合、先ず、画像情報の
大まかな分類を入力し順次細かな分類を入力するという
ような2分木、3分木等の木構造型の検索により画像情
報を入力してもよい。
ビット割当てパターン組合わせ回路5は画像情報入力部
8からの画像情報に応じてビット割当てパターンB P
N (1,j)の中から所定個数(K)のビット割当て
パターンB P k(1,j)からなるビット割当てパ
ターン群を選択してビット割当てパターン選択回路3に
供給する。例えば、ビット割当てパターンメモリ6は0
〜255までの256個のビット割当てパターンを記憶
していて、ビット割当てパターン組合わせ回路5はその
中の8個のビット割当てパターンを選択するとすると、
ある画像情報が入力された場合は、1 、7 、25.
84.122 。
128 、207 、243番目のビット割当てパター
ンを組合わせてビット割当てパターン群として出力する
。なお、この選択されたビット割当てパターン群を示す
コードがパターンコードテーブルPCTとしてビット割
当てパターンテーブル送信回路7に供給される。
第2図に戻り、ビット割当てパターン選択回路3に供給
されたに個のビット割当てパターンB P k(i、j
)はビット割当てパターンバッファ16に格納される。
1〜に番目のビット割当てパターンB P k(i、j
)がそれぞれ差分回路11−1〜11−kに供給される
。ビット割当てパターンバッファ1Bの読出しアドレス
ADHはメモリコントローラ15により発生される。メ
モリコントローラ15には転送りロックCKも入力され
ていて、PIFOIOからのデータ読出しと同期してそ
の読出しアドレスADHをコントロールしてやることに
より、直交変換データの各成分とそれに対応するビット
割当てパターンの成分を同時に差分回路11−kに供給
することができる。
差分回路11−にはB P k(i、j)−A D (
i、j)を演算する。ここで、データA D (i、j
)が正負の符号付きデータである場合は、BPk(i、
j)−IAD(1,j)lを演算する。この差分値は直
交変換後の各画素データのデータfl(ビット長)がビ
ット割当てパターンの割当て量(ビット長)を越えてい
る程度(不一致度)に相当し、ここでは、オーバフロー
値と称する。
差分回路11−kから出力されるオーバーフロー値はそ
れぞれ重み付は回路12−kに供給される。これは、オ
ーバフロー値に対して画素(マトリクス内の位置)によ
って異なる重みW(1,j)を付けるものであり、乗算
器からなる。これは、後述するように、各画素毎のオー
バーフロー値をマトリクス全体について集計して、各画
像データマトリクス毎のオーバーフロー値を求め、ビッ
ト割当てパターンが適切か否かを判定するので、画像デ
ータの高周波成分(高次成分)の切捨てをより確実に行
なうためのものであり、必ずしも設ける必要はない。ア
ダマール変換においては、変換後のデータはマトリクス
内の左上成分((1,1)成分)が最も低周波(空間周
波数)成分であり、右下成分((n、n)成分)になる
につれて高周波成分になるので、オーバーフロー値を集
計する際に、低周波成分の重みを大きく、低周波成分の
重みを小さくすることにより、各画像データマトリクス
とビット割当てパターンとの不一致度を正確に求めるこ
とができる。
重み付は回路12−kから出力される重み付はオーバー
フロー値はそれぞれオーバフローカウンタ1B−kに供
給され、集計される。この結果、オーバフローカウンタ
13−には各ビット割当てパターンBPkにより与えら
れる割当て量と各画像データADのデータ量の不一致度
をオーバフローカウント値OCkとして検出する。
オーバフローカウンタ13−にのオーバフローカウント
値OCkが比較回路14−kにより適当な閾値TH□、
TH2の範囲にあるか否か判定される。
そして、次式を満たす場合に、当該ビット割当てパター
ンによるデータ圧縮が適当であることを示す信号CPk
がビット割当てパターンセレクタ17に供給される。
TH1≦OCk≦TH2・・・(5) ここで、OCk <THlであれば、圧縮後のデータに
まだ冗長度があり、逆に、TH2<OCkであれば、圧
縮のし過ぎであることを示す。なお、閾値TH1,TH
2は固定値でもよいし、各比較回路14−に毎に異なる
値でもよい。
ビット割当てパターンセレクタ17は比較回路14−k
から信号CPkを受けると、該当するデータ圧縮が適当
であるビット割当てパターンBPkの中で圧縮率が最大
となるビット割当てパターンを決定し、そのパターンを
示すパターンコードPCを圧縮符号化回路4へ供給する
。このパターンコードPCはビット割当てパターン組合
わせ回路5で選択されたビット割当てパターン群の中で
のビット割当てパターンのコード(1〜K)である。
ビット割当てパターンメモリ6に記憶されている全ビッ
ト割当てパターンの中でのビット割当てパターンを特定
するには、このパターン組合NPCと、選択されたビッ
ト割当てパターン群を示すパターンコードテーブルPC
Tが必要である。このため、パターンコードPCのビッ
ト長は、上述の例(L−256、K−8)の場合、8 
bit必要とせず3 bitでよい。
圧縮率最大のビット割当てパターンの決定に際して、各
ビット割当てパターンBPI〜BPKは予めこの並び順
に圧縮率が大きくなる(または、小さくなる)ように決
めておけば、TH工≦OCk≦TH2の条件を満たすk
の中でkの最大値(または、最小値)をパターンコード
PCとすればよく、選択が容易である。この結果、直交
変換データA D (i、j)と最適ビット割当てパタ
ーンのパターンコードPCとが圧縮符号化回路4へ供給
される。このように、各ビット割当てパターン毎の圧縮
率を求めて最適なビット割当てパターンを求める際に、
予め記憶しているL個のビット割当てパターンの全てに
ついて計算するのではなく、画像の特徴に応じて選択さ
れたに個(K<L)のビット割当てパターンのみについ
て計算するので、差分回路11から比較回路14までの
回路の数を少なくでき、装置の簡単化、低コスト化につ
ながる。
第3図は圧縮符号化回路4のブロック図である。
データA D (i、Dと、パターンコードPCがそれ
ぞれ遅延回路20とバッファ21に転送される。データ
A D (i、j)は遅延回路20にてパターンコード
PCのデータ長(ビット割当てパターンが256個の場
合は8ビツト)に対応する時間だけ遅延されて、データ
セレクタ22に転送される。一方、パターンコードPC
はバッファ21からデータセレクタ22に転送されると
ともに、メモリコントローラ23にも転送される。この
結果、データセレクタ22は最初にパターンコードPC
を、続いてデータA D (1,j)を出力する。パタ
ーンコードPCのデータ長は固定であるので、データセ
レクタ22は出力を切換えることによって、パターンコ
ードPCに連続してデータA D (1,j)をシフト
レジスタ28へ転送する。シフトレジスタ26は並列人
力/直列出力である。
一方、メモリコントローラ23はパターンコードPCに
基づいてデータ長格納メモリ24から該当するデータ長
パターンを読出し、転送りロックジェネレータ25にセ
ットする。データ長格納メモリ24はビット割当てパタ
ーンメモリ6と同様にビット割当てパターンB P k
(1,j)を格納していて、パターンコードPCで指定
されたビット割当てパターンBP、。(1,j)を出力
する。
転送りロックジェネレータ25はビット割当てパターン
BPPc(i、j)に基づいて転送りロックCK−を発
生する。シフトレジスタ2Bは転送りロックCK−が入
力された時だけデータをシフトしてバッファ27に転送
を行なうため、転送りロックジェネレータ25は最初に
パターンコードPcのビット長分の転送りロックCK−
を発生した後、各画素データについては、画素データA
 D (i、j)の8ビツトのデータのうち符号化に必
要なビット長に相当する期間だけ転送りロックCK”を
発生する。この結果、パターンコードPcに続いて各画
素データのうちビット割当てパターンに応じた有効なと
ットデータのみがバッファ27に転送され、ブロック毎
の圧縮された画像データ列CDが生成される。
圧縮されたデータ列CDの構造を第6図に示す。
第6図に示すように、先頭にパターンコードPcが書か
れており、PCのビット長は固定である。
例えば、用意されたビット割当てパターンが258種類
であれば、パターンコードPCは8ビツト長となる。パ
ターンコードPCの後には画像データA D (1,j
)が続く。ここで、画像データ全体のデータ長は可変で
あり、パターンコードPCと一対一に対応したデータ長
であり、予め決められている。−例として、第5図に示
したパターン2ではビット長(各データのビット長の総
和)は37ビツトである。パターンコードPCの直後に
は画像データA D (1,j)の(1,1)成分が書
かれている。前述のパターン2の例では、8ビツト長に
相当する。
次に、(1,2)成分が4ビツト長で書かれている。
以下同様に、画像データA D (1,j)のうち、ビ
ット割当てパターンにより指定された有効なビット長の
成分を連続して書込むことにより、画像データの圧縮符
号化が達成される。パターン2のビット割当てパターン
の際には、パターンコードがPCが8ビツト長、データ
配列が37ビツト長で、合計で45ビツト長に原画像の
ブロックデータがデータ圧縮されたことになる。これは
、原画像の全データ長が8X8X8ビット−512ビツ
トであつたから、371512−7.2%にデータ圧縮
されたことを意味する。
圧縮データCDは通信回路、または蓄積回路に供給され
る。一方、ビット割当てパターンテーブル送信回路7は
データ通信の場合は、前述したビット割当てパターン群
を示すパターンコードテーブルPCTをデータ復元回路
に送信し、データ蓄積の場合はパターンコードテーブル
PCTをデータ列の先頭に記録する。
以上の各ブロック毎の処理を(MXN)/n2回繰返し
実施することにより、全ての原画像データは圧縮された
データに変換されることになる。
逆に、圧縮されたデータ列を復元するためには、パター
ンコードPCとパターンコードテーブルPCTとに従っ
て、ビット割当てパターンを呼出して、後に続くデータ
列をビット割当てパターンのデータ長に従って画素デー
タマトリクスに配分してから逆変換することによって、
ブロック毎の原画像データが求まる。この作業を同様に
(MXN)/n2回繰返せばよい。
このように、この実施例によれば、登録されている全ビ
ット割当てパターンの中から画像の特徴に応じて選択さ
れた所定個数のビット割当てパターンについてのみ、原
画像データとのオーバフロー分を演算することにより、
これを基に圧縮率を最大にでき、しかも必要なデータを
消失することのない最適なビット割当てパターンを短時
間で選択できる簡単な回路の画像データ圧縮装置が実現
される。
なお、アダマール変換では変換後のデータ配列において
(1、1)成分以外は正負の符号を有するために、原画
像データADとしては符号ビットを1ビツト付加したデ
ータを用いてもよい。
以上、この発明の一実施例について説明を行なってきた
が、この発明は上述した実施例に限定されることなく、
種々変形が可能である。例えば、不要なビットを切捨て
るのにシフトレジスタを眉いたが、変換データの全ビッ
トデータに並列に作動するゲートを用いてもよい。また
、直交変換としてはアダマール変換に限定されず、他の
種類でもよい。さらに、上述の機能をプログラムしたマ
イクロコンピュータによりソフトウェア的に実現しても
よい。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、単純な演算の組
合わせだけで、直交変換後のデータ配列に対して最適な
ビット割当てを高速に行なうことができる簡単な構成の
画像データ圧縮装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による画像データ圧縮装置の一実施例
の概略構成を示すブロック図、第2図はビット割当てパ
ターン選択回路のブロック図、第3図は圧縮符号化回路
のブロック図、第4図は画像データの正規化の一例を示
す図、第5図はビット割当てパターンの一例を示す図、
第6図は圧縮後のデータ構造を示す図である。 ■・・・データ正規化回路、2・・・直交変換回路、3
・・・ビット割当てパターン選択回路、4・・・圧縮符
号化回路、5・・・ビット割当てパターン組合わせ回路
、6・・・ビット割当てパターンメモリ、7・・・ビッ
ト割当てパターンテーブル送信回路、8・・・画像情報
入力部、11−1〜11−k・・・差分回路、12−1
〜12−k・・・重み付は回路、13−1〜13−k・
・・オーバフローカウンタ、14−1〜14−k・・・
比較回路、1B・・・ビット割当てパターンバッファ、
17・・・ビット割当てパターンセレクタ、20・・・
遅延回路、22・・・データセレクタ、24・・・デー
タ長格納メモリ、26・・・シフトレジスタ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 箒1 因 第4図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直交変換を利用した画像データ圧縮装置において
    、各画素毎に割り当てるビット長を表わすビット割当て
    パターンが複数個登録されている記憶手段と、前記複数
    個のビット割当てパターンの中の所定個数のビット割当
    てパターンからなるビット割当てパターン群を圧縮の対
    象となる画像の種類に応じて選択する手段と、直交変換
    後の画像データと前記選択されたビット割当てパターン
    群を構成するビット割当てパターンのそれぞれとの差分
    を行なう演算手段と、前記ビット割当てパターン毎の差
    分値が許容範囲内にあるかどうかを判定する比較手段と
    、前記選択されたビット割当てパターン群の中の最適な
    ビット割当てパターンを前記比較手段の比較結果に基づ
    いて決定する手段と、決定された最適なビット割当てパ
    ターンに応じて直交変換後の画像データを圧縮する手段
    とを具備する画像データ圧縮装置。
  2. (2)前記圧縮手段は圧縮後の画像データに前記選択さ
    れたビット割当てパターン群を示すコードデータと、前
    記ビット割当てパターン群中における前記最適なビット
    割当てパターンのコードデータとを付加して出力するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の画像デー
    タ圧縮装置。
  3. (3)前記選択手段は対話式入力による木構造型検索に
    より画像の種類を決定し、決定した画像の種類によりビ
    ット割当てパターン群を選択することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の画像データ圧縮装置。
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