JPS63259036A - 副生Zn含有物からのZn回収方法 - Google Patents

副生Zn含有物からのZn回収方法

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JPS63259036A
JPS63259036A JP62093563A JP9356387A JPS63259036A JP S63259036 A JPS63259036 A JP S63259036A JP 62093563 A JP62093563 A JP 62093563A JP 9356387 A JP9356387 A JP 9356387A JP S63259036 A JPS63259036 A JP S63259036A
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JP
Japan
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furnace
volatilization
zno
supplied
tank
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JP62093563A
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English (en)
Inventor
Takao Hashimoto
孝夫 橋本
Yujo Marukawa
雄浄 丸川
Masaki Tateno
舘野 正毅
Shizuo Kishino
岸野 静夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAENAKA KOGYO KK
Nippon Steel Corp
Tanaka Kogyo Co Ltd
Original Assignee
TAENAKA KOGYO KK
Sumitomo Metal Industries Ltd
Tanaka Kogyo Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

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  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、製鉄所で副生ずるZn含有物、たとえば電気
炉ダスト、ダストペレットダスト、キルンダスト、メッ
キドロス粉等の副生Zn含有物からZnC0z、 Zn
O,Zn等の形でZnを回収する方法に関する。
〔発明の背景〕
この種の副生Zn含有物中には、Znとしてたとえば電
気炉ダストの場合、約25%、ダストペレットダストの
場合約50%などからなりZnを含有しているにもかか
わらず、有効なZn回収処理法が見出し得なかったので
、製鉄所では、そのまま非鉄メーカーに外販しているの
が実情である。
もし、Znを酸化亜鉛や金属亜鉛として回収できれば、
製鉄所内でメッキ用などの利用できる。
そこで、本発明は、副生Zn含有物の有効利用を回りZ
nを回収することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
前記問題点を解決するための本発明は、製鉄所で副生ず
るZn含有物を、還元雰囲気および900〜1100℃
の温度に保持した揮化炉において、還元揮化し、そのZ
n蒸気からZnOおよび金属Znの少くとも一方を得て
、次いでそこから不純物を除去するとともに硫酸と接触
させ硫酸亜鉛を得、その後炭酸ナトリウムにて中和して
炭酸亜鉛を得るか、その後熱分解してZnOとするか、
さらにこれを還元処理してZnとすることを特徴とする
ものである。
〔作 用〕
本発明に従って、900〜1100℃の温度で還元揮化
すると、揮化ガス中にpbおよびFe分の少いかなり高
い純度のZn蒸気となり、これを酸化冷却させればZn
Oとなり、N2ガス等の還元ガスにて冷却させれば金属
Znとなる。しかし、これらZnOおよび金属Znの純
度は高いもののメッキ原料等とするには未だ不十分な純
度であるので、メッキ性状等を悪化させる主にFe分お
よびpb分等の不純物の除去を行う。
かくして、不純物を除去に際して、硫酸と接触させると
硫酸亜鉛を得ることができるから、この硫酸亜鉛を炭酸
ナトリウムと接触させると炭酸亜鉛を得ることができる
。この炭酸亜鉛は、このままメッキ原料等に使用できる
が、必要により熱分解してZnOやさらに還元処理して
Znを得るようにしてもよい。
〔発明の具体的構成〕
以下本発明をさらに詳説する。
第1図は本発明法を実施するための設備全体図で、出口
を共通にした2つの揮化炉IA、IBが設けられており
、第1揮化炉IAに対しては、電気炉ダスト、ダストペ
レット(ダスペレ)ダストおよび炭材としてCDQコー
クス粉など粒径の細いものを混合槽2にて混合したもの
をペレタイザー3などのベレット化機によりペレット化
したものが投入される。また、第2揮化炉IBに対して
は、亜鉛系メッキ設備でのメンキドロス塊が投入され、
それぞれ900〜1100℃に炉内が外部がらの熱によ
り保持される。
これによって、副生Zn含有物中のZn分が揮化し、ま
たP分の一部がガスに同伴して出口から出るようになる
。出口部分には、セラミックフィルター4等の耐熱性フ
ィルターが設けられ、ガス分のみを透過するようになっ
ている。フィルター4を出たガスは、ダンパー5を介し
て導路6に移行される。導路6には冷却剤吹込ロアが設
けられ、この冷却剤吹込ロアがら空気またはN2等の還
元ガスが吹込まれる。空気が吹込まれると、Zn蒸気は
、酸化され、乾式バグフィルタ−等の集塵機8A 、 
8BによりZnOとして捕捉され、還元ガスが吹込まれ
ると金属亜鉛として捕捉され、それぞれ亜鉛粉体として
回収される。
一方、揮化炉IA、IBの炉底からの鉄およびカーボン
リッチの残渣は、製鉄原料として高炉や焼結機に製鉄原
料として供給される。
一方、前述の空気またはN、ガスを冷却剤吹込ロアから
吹き込む場合、空気吹込にあっては、ダンパー16Aが
開、ダンパー16Bが閉とされることにより集塵機8A
にはZnO粉が捕集され、逆のダンパー16A、16B
の開閉操作後、今度はN2ガスを吹込むと、金属Zn粉
が集塵機8Bに捕集される。これらのZnO粉および金
属Zn粉は、たとえば次述する溶解精製設備に供給され
る。
同設備は、第1〜第3溶解槽17A、17B。
17Cおよびイオン交換精製槽18、シックナー19、
濾過機20.21を備えている。また、22はバッファ
タンク、23は電気メツキ設備である。
かかる設備の下では、補充硫酸液および後述する電気メ
ツキ設備23からの戻り硫酸亜鉛液が、Zn溶解液とし
て、第1溶解槽17Aに供給され、その後、このZn溶
解液が供給路22A〜22Cを介して第1溶解槽17A
から精製槽18へと順に移行するとともに、未溶解のZ
n含有スラリーは、返送路23A〜23Cを介して、逆
に精製槽18から第1溶解槽17Aへと返送され、これ
によってZn溶解液と未溶解のZn含有スラリーとが向
流接触するようになっている。
前記最終の溶解槽、実施例では第3溶解槽17CにZn
O粉が供給され、供給路22Bから供給されるZn溶解
液によって溶解が図られた後、供給路22Cを経て精製
槽18に導かれ、ここで前述の金属Zn粉が供給され、
イオン交換精製(ZnとFeおよびpbとのイオン化傾
向の差を利用した精製)が図られた後、シックナー19
および濾過機20に導かれ不純物や残渣との分離が図ら
れた後、電気メツキ設備23との間で、メッキ使用量と
溶解精製量とのバランスをバッファするバッファタンク
22に一旦貯留された後、メッキ設備、たとえば電気メ
ツキ設備23に供給され、鋼板からメッキ鋼板を得る場
合のメッキ原料とされる。ここで消費されなかったZn
を含むたとえば硫酸浴メッキ液は、第1溶解槽17Aに
新溶解液として導かれ、Znの溶解液として使用される
上記向流接触溶解精製によって、Feまたはpb等の不
純物は順次前槽へ導かれ、最終的に第1溶解槽17A底
から導出され、濾過機21によって残渣として系外へ排
出される。また、この不純物への順次前槽への移行によ
って、不純物含量が少くなった溶解液が順次後槽へ移行
されることによって精製が図られ純化が達成される。
なお、上記溶解精製設備において、精製槽を複数設けて
もよい。また、種間に沈降分離槽を設けてもよい。ただ
し、向流接触方式を採る必要はある。
さて、バッファタンク22からの不純物が除去された硫
酸亜鉛液24は、中和槽25に供給され、ここに与えら
れる炭酸ナトリウムNa、CO,によって中和され、次
いでこれは濾過・乾燥機26により濾過、乾燥されるこ
とによって炭酸亜鉛ZnC0,とされる。また、必要に
より熱分解工程27により熱分解されZnOとされるか
、さらに還元処理工程28によりZn粉とされる。
次いで実験例を示しながら、本発明法の揮化操作条件に
ついて説明する。
第2図に示すタンマン炉30にて揮化実験を行った。炉
20内にはグラファイトルツボ31を収納し、この中に
Zn含有物を投入し、ヒータ32により加熱するととも
に、炉内にN2ガスを吹込んだ。
450 am角に開口した炉頂上部には、500 u+
角のフード23を設け、揮化ガスバグフィルタ−34に
より捕集するようにした。また、炉頂開口部には、15
01Iφの開口の排出板35を取付けた。炉高は700
1である。
かかる実験設備にて、まずZn含有物として電気炉ダス
トを用いるとともに、還元揮(気)化温度を変えてみた
ところ、第3図のように、回収ZnO中には、温度の上
昇とともに、FeおよびPb分が多く含まれることが判
った。したがって、揮化温度は1100℃以下、より好
ましくは980℃以下、特には950℃以下がよいこと
が判った。なお、900°C未満では、揮化が生じない
ことも判った。
〔実施例〕
(実施例1) 第1図の設備にて、Zn : 56.98%、 Fe 
: 16.43%、Pb:4.80%のダストペレット
ダストを揮化炉にてZnの揮化を行い、99.1%のZ
nO粉および金属Zn粉を得た。このとき、ZnO粉に
はFeが0.31%、pbが0.73%、金属Zn粉に
はFeが0.14%、pbが0.68%含まれており、
これらを用い向流接触溶解精製したところ、最終の精製
液中には、Feが0.36PPM 、Pbが0.11P
PM含まれているのみで、きわめて高いZn純度のメッ
キ原料等に十分使用できる硫酸亜鉛液が得られた。
(実施例2) メッキドロス(Zn= 95.3%、Fe=1.9%、
Pb=1.1%)を10〜20龍角程度に粉砕したもの
を2 kg、タンマン炉(ルツボはグラファイト製、N
2雰囲気)にて900〜910℃に保って加熱し、揮化
したZn蒸気を空気冷却およびN2ガス冷却してそれぞ
れバグフィルタ−に回収した後、第4図の工程に従って
処理した。この場合における(イ)〜(ホ)の品位をま
とめて第1表に示す。
第   1   表 この結果によると、きわめて不純物の少いZn回収品が
得られることが判る。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、製鉄所での副生Zn含有
物からきわめて純度の高いZn回収品を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明性実施のための設備の全体概要図、第2
図は揮化実験炉の概要図、第3図は気(揮)化温度の相
異による得られるZnO中のFe、 Pb含有率の変化
図、第4図は実施例での処理過程図である。 LA、IB・・・揮化炉、7・・・冷却剤吹込口、8A
。 8B・・・集塵機、17A〜17c・・・溶解槽、18
・・・精製槽、23・・・電気メツキ設備、25・・・
中和槽、26・・・乾燥・濾過機、27・・・熱分解工
程、28・・・還元処理工程。 第2図 第3図 jフ己ソこ1皮t”c l

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)製鉄所で副生するZn含有物を、還元雰囲気およ
    び900〜1100℃の温度に保持した揮化炉において
    、還元揮化し、そのZn蒸気からZnOおよび金属Zn
    の少くとも一方を得て、次いでそこから不純物を除去す
    るとともに硫酸と接触させ硫酸亜鉛を得、その後炭酸ナ
    トリウムにて中和して炭酸亜鉛を得ることを特徴とする
    副生Zn含有物からのZn回収方法。
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