JPS63256295A

JPS63256295A - ポンチ銃

Info

Publication number: JPS63256295A
Application number: JP62251746A
Authority: JP
Inventors: ルシエン・シー・デュークレット
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1987-03-31
Filing date: 1987-10-07
Publication date: 1988-10-24
Also published as: US4793063A; EP0284682A3; JPH0327319B2; EP0284682A2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は金属板、特に配電用接続箱等の金属板にきれい
な穴を形成するための火薬作動式工具に関する。

〔従来技術〕

この種の箱は１つまたは複数の主ケーブルのための規格
の穴を備えて作製されるが、設置される電気設備によっ
て要求される種々の追加のケーブルや電線に適合するた
めに更に穴あけすることがしばしば必要であった◇ これまで、このような接続箱に穴をあけるには、通常、
ダイスに入れ込まれる２つの鋭利な尖頭部を有するポン
チからなる「シャーシポンチ」によって行われていた。

穴をあけるに当って、パイロットドリル穴があけられ、
ダイスとポンチを金属板の両側に対向して配置し、ボル
トをダイスと金属板のドリル穴に通してポンチに固定す
る。レンチでボルトを回すと、ポンチとダイスが相互に
引き寄せられて金属板を切り抜くようポンチの鋭利な刃
を押し進める。この作業は手作業で行われるときに有効
である。利用可能ならば、エアーレンチを用いることに
よりその作業を容易に行える〔発明の目的〕本発明の重要な目的は最少の労力で接続箱等に穴を切り
抜くための手動工具を提供することにある。

本発明の別の目的は十分な作用力を有すると共Ｋ　　　
　　　　　　　　　　　　比較的軽量で操作の簡単な工
具を提供することである。

本発明の別の目的は薬包の燃焼（爆発）およびそこから
生じるガスの処理について安全性を具有する工具を提供
することである。

更に別の本発明の目的は上述およびその他の目的を有効
に達成しうるよう複数部品の寸法形体、構造および配列
について確実な改養を提供するととにある。

〔発明の概要〕

本工具はシリンダー内で移動自在なピストンロッドを設
けられたピストンを備え九工具本体から構成され、ピス
トンロッドはそこに挿着されるダイスと対向して位置す
る金属板切断刃を備えたポンチを固定するためのねじ山
付き肩部を有する。

ポンチ、ダイスおよびピストンロッドは、金属箱の壁に
形成されたパイロットドリル穴にピストンロッドを通し
た状態で組み立てられる。ピストンＫｆｊｋ発力が加え
られたとき、ピストンロッドはポンチをダイスに向って
引っばり、それにより、工作品、すなわち先行穴を形成
された金属板の箱の壁を切断するような位置で薬室がシ
リンダーに連通ずる。ポンチおよびダイスは工具の取付
は部位から着脱自在であり、かつ作成されるべき穴の寸
法に応じた寸法を有する。

〔実施例の説明〕

本発明の工具は動力を始め一切を備えた工具であり、そ
の空間における向きは切断される金属板「工作品」の設
ｉｔ場所や向きに左右される。工作品は、ここでは、水
平位置にあるとして図示および説明され、そして本工具
はその位置での金属板に穴あけするような位置において
図示および説明される。

図面を参照すると、本発明のポンチ統は円筒形の工具本
体１０と工具本体１０に少なくとも部分的に一体化され
るピストルグリップ形ハンドル１１とから構成されるよ
う示されている。工具本体のハンドルから離れる側の端
部には回動自在な円筒形リング１２が増付けられ、リン
グ１２の動きは設定ねじ１３によって制限される。設定
ねじ１５は、第２図に示すように、工具本体１００周り
に９０°の円弧で延びる溝１５内に突出する先端部１４
を有する。

工具本体１０内には円筒形の主ボア１６があり、主ボア
１６には２つの同様な円盤１９および２０間に中央鍾１
８を有するスプール形ピストン１７が内在する。ピスト
ンロッド２１が円盤２０から工具本体の端部壁２５を貫
通して突出し、ピストンロッドの外方端部２４はねじ山
を付けられている。環状の棚状部２５が、ピストン１７
の動きを制限しかつ円盤２０と端部壁２５との間Ｋ「爆
発室」と称しうるものを設けるよう、端部壁２５から少
し離れた位置で主ボアの壁に形成される。

主ボア１６はその壁に、棚状部２５から所定間隔離れた
位置から始まり、円盤１９を通過して、主ボアの反対側
端部付近にまで延びる軸方向の排気溝２６を有する。薬
室を構成する小さな開孔２７が端部壁２５から少し離れ
た位置に工具本体の壁を貫通して延び、薬室２７の外方
端は斜めに面取りされそしてその軸は主ボア１６の軸に
直角でちる。

主ボア１６の排気側端部は排気口２　Ｂ’を設けられた
ねじ山付き栓２８によって閉鎖される。

発火機構はリング１２の壁を貫通ずる開孔５１に装着さ
れる撃針５０を備え、リング１２を回動すると、編針５
０の半径方向内方側肩部は薬包６３の雷管とＩ！！ｉ＆
する位置となり、そして撃針の外方側端部３７はリング
１２の外壁に設けられた撃針’１１５２に突出する。小
さな板ばね５５がその一端を皇５２の壁に固着されそし
て他端を撃針５０の両端部間の中間位置に係合される。

板ばね３５は、薬包を発火（爆発）させたのち、第６図
に示すように、撃針５０を静止位置へ確実に具すよう付
勢する。

撃針５０は、室５２から引金機構へ延びる開孔５５にｆ
ＩＩＩ動自在に装着されかつ撃針の外方側端部５７と係
脱自在な傾斜端面５６を有する作動ロッド５４が作動す
ることＫよって前進させられる。

発火後に（第４図）、作動ロッド５４に固着された座金
５９へ作用する圧縮ばね５８により、作動ロッド５４は
その静止位置（第３図）へ戻される引金ロッド４０がハ
ンドル１１に摺動自在に装着される。引金ロッド４０に
は上向きに円錐形の！ｇ部４１が設けられる。符号４４
′で示す位置で枢着される指当て部４５および係合端部
４４を有する単純なレバー構造の引金４２は、第３図に
示すように、圧縮ばね４５によシ引金ロッドの頭部４１
の下側を係合端部４４が保持する位置に向って付勢され
る。この位置において、引金４２の係合端部４４は上方
に移動して引金ロッドの座金４７を押す強力な圧縮ばね
４６が縮められる。引金ロッドの頭部４１はハンドルの
０Ｎ−０］！ＦＰボタン７２によって作動される防発ス
ライダ５１の突出部５０によってまた係合される。防発
スライダ５１は工具本体の壁に形成された凹み５４に係
合するよう適合された板ばね５５によって固定される。

防発スライダ５１はビン７１０回りで枢動するレバー５
２に連結され、それによりｏＮ−ｏｙｙボタン７２は、
防発スライダの突出部５０と引金ロッドの端部４１とを
それぞれ離脱（第４図）および保合（第３図）させるよ
うＯＮおよび０ＦＩＦ位置間を移動する。レバー５２は
第３および第４図の図面の面に直角な方向へ可撓性を有
し、それによりＯＮ　−ＯＦＦボタン７２はＯＨおよび
ＯＦＦ位置間を移動するときに戻り止め７５を避けるよ
うハンドル１１内に押し下げられる。

防発スライダ５１は、レバー５２をＯＮ位置にしたとき
、リング１２の上方面７５の相補的形体を有する空所６
４に受容される前方突出端部６５を備える。空所６４は
、防発スライダ５１をＯＮ位置にしたとき、引金ロッド
４０を作動ロッド５４に好適に整合させることを確実に
行えるよう配設される。、本発明の実施例では、変位して引金４２に自動的に安全
装置をかけたり外したりするための引金ロック用レバー
機構をまた備える。引金ロック用レバー機構は、引金４
２と同一面上でピン７００回りで枢動自在なレバー６２
から構成される。レバー６２は引金４２の係合端部４４
近傍の突出部６６に係合するより適合されたレバー後方
端部６７を備える。第３図にこの安全装置を外した状態
で示すように、レバー後方端部６７は突出部６６の端部
に載って引金が十分に移動するのを可能にしている。引
金の指当て部４５が引金、ロッド４０を放すよう引きし
ぼられると（第４図）、突出部６６はレバー後方端部６
７を越えて移動し、圧縮ばね６９がレバー６２を枢動し
、レバー後方端部６７を引金の突出部６６の方向へ移動
して引金を発火位置に係止し、それにより確実に安全装
置をかける。

使用済みの薬包を薬室２７から取り出して新しい薬包を
装填するために、装填孔７４が撃針室５２から約９０＠
離れた位置にリング１２を貫通して設けられる。薬室２
７を開くには、防発ス２イダｏｙｙ位置に置き、その後
、第３図に示すように、装填孔７４が薬室２７に整合す
るまでリング１２を回すだけでよい。リング１２の発火
位置と装填位置との間の回動円弧は溝１５内に位置する
設定ねじ１３によって許容される回転角度に相応する薬
室に再装置すると同時に引金機構の安全装置を外すため
に、リング１２の上方面７５は、第１図に示すように、
下方棚状部７６へと移行する傾斜路部分５６を備える。

傾斜路部分５６はリングの装填孔７４から撃針室５２の
方向へ約２０６延びており、一方、下方棚状部７６は引
金係止レバー６２のレバー変位端部６８（第３および４
図）のための凹凸を設けるよう作動ロッド５４の周りに
約７０＠延びている。傾斜路部分５６と下方棚状部７６
とを合わせた円弧はリングの発火および装填位置間の溝
１５にある設定ねじ１５によって与えられる回転角度に
また相応する。薬包を発火させて引金係止レバー６２に
より引金４２に安全装置をかけたのちにリング１２を装
填位置に向って回すと、引金係止レバー６２のレバー変
位端部６８は傾斜路部分５６によって圧縮ばね６９に抗
して図示の左方向へ押し進められる。装填のためにリン
グの上方面７５がレバー変位端部６８の下側に来ると（
第３図）、引金係止レバー６２のレバー後方端部６７は
、第３図に示すように１引金の突出部６６を解放して引
金４２が安全装置を外される位置に戻るようその静止位
置へと右方へ移動される。引金ロッド４０のｆｉ＄４１
は引金の係合端部４４と防発用突出部５０とによって保
持され固定される。

再装置後に、９ング１２は発火位置へと回し戻され、そ
のとき、引金ロッド４０は撃針の作動ロッド５４と同軸
上に整合される。

第３図に示すように、爆発によるガスを使用者からそら
すよう排気口２ぎを覆う遮蔽板６０が設けられる。

接続箱の金属板等（、ＴＢ　）にきれいな穴を打ち抜く
作業は、まず、あけようとする穴の中心位置にピストン
ロッド２１のねじ山付き外方端部が自由に通過できる寸
法の小さな穴をドリルで穴あけする。ピストンロッド２
１のねじ山付き外方端部２４にカップ形ダイス５８を配
置してドリル穴にピストンロッドを通し、鋭利な刃を有
するポンチ５９を外方端部２４に螺合させて、第３図に
示すような位置へ締め付ける。使用者はＯＮ　−ＯＦＦ
ボタン７２を「０１ｉ」位置に動かして、引金の保合端
部４４が外されたときに引金ロッド４０が自由に動ける
ようにし、引金を引いて薬包を爆発させる爆発力は比較
的重いピストン１７を主ボアの端部壁２５から離れるよ
うに作動し、ポンチ５９の鋭利な刃が接近するダイス５
８の刃と協働して、工作品に常にきれいな穴を切り抜く
。ポンチは非常に丈夫な二段傾斜内面を有するカップ形
体で示されている。

ポンチとダイスは櫨々の機器で要求される穴の寸法範囲
に対応できるように種々の寸法の組合せで用意されるべ
きである。ダイスの取付は位置を固定するために、工具
本体の端部壁外面側に環状の磁石６１を設けることがで
きる。どのような場合であっても、穴あけ作業は第３図
に示すような位置に本工具を堆り付けて始められる◎そ
のとき、ピストンの円盤２０は主ボアの棚状部２５に静
止して爆発室の容積を最小にし、それにより薬包からの
ガスがピストンを端部壁２５から離す方向へ最大の力で
移動させる。この力は、ピストンロッド２１の外方端部
を急激に打つのと同じ作用であり、工作品（、ＴＢ）に
きれいな穴を確実にあけられる。円盤２０が排気溝２６
の下方端位置を通過するとすぐに、ガスは排気溝および
排気口２８’全通って外部に放出される。そのとき、ガ
スは遮蔽板６０によって使用者から離れた方向へそらさ
れる。

本工具は従来の火薬作動式工具とは異なり、閉じ込めら
れた爆発物によりこの仕事を行い、爆発はポンチをダイ
スに向って引くようピストンを移動させるのに使用され
ていることに注目すべきでちる。それらの作用は全て内
部に向けて遂行されており、工具に独自の安全性を付与
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本工具の側面図で、引金を（−０ＦＩＦ　Ｊ位
置に係合した状態を示す図。第２図は本工具の平面図。第６図は第２図ｍ−ｍｍｒｔｃおける断面図で、リング
を安全装置をかける状態にした図。第４図は第３図に示
す断面と同様な断面の詳細図で、引金を「ＯＮ　Ｊ位置
にした状態を示す図。第３図は第３および４図に示すの
と同様な断面詳細図で、リングを回して薬包を装填また
は除去するために薬室を開いた状態を示す図。１０・・・工具本体　　　　１２・・・リング１６・・
・主ボア　　　　　　　１７・・・ピストン２１・・・
ピストンロッド　　２５・・・端部壁２７・・・薬室　
　　　　　　５０・・・撃針５４・・・作動ロッド　　
　　４０・・・引金ロッド４２・・・引金　　　　　　
　５１・・・誘発スライダ５８・・・ダイス　　　　　
　５９・・・ポンチ６２・・・引金係止レバー　　７２
・・・０Ｎ−ＯＦＦボタンＪＢ・・・工作品

Claims

【特許請求の範囲】

（１）主ボアを設けられた工具本体と、該本体と協働さ
れる発火機構と、工作品係合部材とから構成され、前記
主ボアは円筒形であり、かつ閉鎖された端部と排気用端
部とを有しそして主ボアには薬室が連通され、前記発火
機構は工具本体に装着される引金機構とそして薬室と引
金機構との間の薬包点火部材とを備え、そして、前記工
作品係合部材は主ボア内に移動自在に装着されるピスト
ンと該ピストンから主ボアの閉鎖側端部壁を貫通して延
びるピストンロッドとそして該ピストンロッドと協働し
て作業するポンチおよびダイスとを備えることを特徴と
する火薬作動式工具。
（２）前記薬室はピストンと主ボアの閉鎖側端部との間
の位置で主ボアに連通することを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の火薬作動式工具。
（３）前記ピストンロッドはダイスを貫通してポンチに
固着されることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
の火薬作動式工具。
（４）前記ピストンロッドはねじ山を付けられそしてポ
ンチはピストンロッドにねじ止めされることを特徴とす
る特許請求の範囲第３項記載の火薬作動式工具。
（５）前記ポンチおよびダイスは共に円形であることを
特徴とする特許請求の範囲第１項記載の火薬作動式工具
。
（６）前記工具本体に回動自在に装着されかつ薬室を選
択的に開閉するよう適合されたリングを備えていること
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の火薬作動式工
具。
（７）前記薬包点火部材の少なくとも一部分はリングに
よって保持されていることを特徴とする特許請求の範囲
第６項記載の火薬作動式工具。
（８）前記リングにはリングの移動に応じて引金機構の
安全装置を外すための部材が設けられていることを特徴
とする特許請求の範囲第６項記載の火薬作動式工具。
（９）前記引金機構に協働するＯＮ−ＯＦＦボタンを備
えていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
火薬作動式工具。
（１０）前記薬室に装填された薬包の爆発によるガスを
減衰するための排気部材とガスを使用者からそらすため
の部材とを備えていることを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載の火薬作動式工具。
（１１）工具本体と発火機構と工作品係合部材とから構
成され、前記工具本体には主ボアが設けられかつ一体に
されたピストルグリップ形ハンドルを有し、前記主ボア
は閉鎖された端部と排気用端部とを有しかつ主ボアの閉
鎖側端部近傍の壁に薬室を設け、前記発火機構はハンド
ルに隣接して装着される引金機構とそして薬室と引金機
構との間の薬包点火部材とを備え、そして、前記工作品
係合部材は爆発室を設けるよう主ボア内に閉鎖側端部か
ら離間されて移動自在に装着されるピストンと、該ピス
トンから閉鎖側壁部壁を貫通して延びるピストンロッド
と、該ピストンロッドと共に協働して作動しかつ工作品
の両側に組み付けるよう適合されたポンチおよびダイス
とを備えることを特徴とする板状材の工作品にきれいな
穴をあけるための火薬作動式工具。