JPS63255314A - 取鍋精錬炉の監視方法 - Google Patents

取鍋精錬炉の監視方法

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JPS63255314A
JPS63255314A JP8738987A JP8738987A JPS63255314A JP S63255314 A JPS63255314 A JP S63255314A JP 8738987 A JP8738987 A JP 8738987A JP 8738987 A JP8738987 A JP 8738987A JP S63255314 A JPS63255314 A JP S63255314A
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JP
Japan
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ladle refining
refining furnace
furnace
alarm
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP8738987A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Kamei
亀井 伸幸
Shuji Matsubuchi
松淵 周司
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Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63255314A publication Critical patent/JPS63255314A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は取鍋精錬炉の監視方法に関する。
電気炉で金属材ネ1を溶融し、これを受鋼する際に、取
鍋精錬炉が利用される。該取鍋精錬炉は一般に、耐火物
の内張された蓋付きの炉で、蓋部分に電極が泡付けられ
ており、下部からは例えばアルゴンガス等を吹き込むこ
とができるように構成され、受鋼した溶融金属を該アル
ゴンガス等で攪拌しつつ電極を用いて加熱することによ
り精錬するものである。
ところで、取鍋精錬炉を縁り返して使用すると、内張さ
れている耐火物が次第に溶損し、遂には穴引きを起こし
てしまうことがある。耐火物が穴引きを起こすと、作業
者や設備に対して重大な損傷を誘発する。そこで、耐火
物の穴引きを4S前に予知して必要な処置を取ることが
できる監視方法の出現が強く要請される。
本発明はかかる要請に応える取鍋精錬炉の監視方法に関
するものである。
〈従来の技術、その問題点〉 従来、取鍋精錬炉に内張されている耐火物の穴明きを事
前にに知して必要な処はを取ることができるというよう
な監視方法は提案されていない。
実情は、取鍋精錬炉の外表面を絶えず肉視して。
該外表面の異常1例えば赤熱化により事後的に穴引きを
知り、該外表面に散水等の応急処置を行なっているにす
ぎないのである。
しかし、これでは前述したような要請に応えることがで
きない。
〈発明が解決しようとする問題点、その解決手段〉 本発明は、以上の如き従来の問題点を解決して前述した
ような要請に応える、取鍋精錬炉の監視方法を提供する
ものである。
しかして本発明者らは、上記観点で鋭意検討した結果、 り取鍋精錬炉を鰻り返して使用すると、内張されている
耐火物が次第に溶損し、その結果、取鍋精錬炉の外表面
における温度は次第に高くなるが、定常状態であれば、
該温度の上昇速度乃至絶対値は取鍋精錬炉の経歴とある
範囲内で一定の関係を有すること 2)取鍋精錬炉の外表面の温度を検知し、該温度の上A
速度乃至絶対値を上記一定の関係と比較すれば、該取鍋
精錬炉に内張されている耐火物の異常すなわち穴引き等
を事前に予知して必要な処置を取ることができること 3)取鍋精錬炉に内張されている耐火物の溶損は該取鍋
精錬炉のスラグラインにおいて大きく、特に電極と最も
近接している部分すなわちホットスポット部において大
きいので、#大物の穴引き等を事前に予知して必要な処
置をとるためには、該スラグライン、特にホットスポッ
ト部の温度を検知することがより有効であること 以上の諸点を見出し、本発明を完成するに至った。
したがって本発明は、 取鍋精錬炉の外周面を指向して配置された輻射温度計に
より該外周面の温度を検知し、該温度の上昇速度乃至絶
対値を演算装置で演算して、それらが該演算装置に予め
記憶されている定常値範囲から外れている場合に!J報
を発することを特徴とする取鍋精錬炉の監視方法に係る
。− 以下、図面に基いて本発明の構成を更に詳細に説明する
第1図は本発明の一実施状態を示す略視図である。取鍋
精錬炉11には耐火物21が内張されており、その蓋部
分22に合計3本の電極31,32.33が取付けられ
ていて、下部からは例えばアルゴンガス等を吹き込むこ
とができるようになっている。該取鍋精錬炉11内へ1
図示しない電気炉から出鋼された溶融金mAを受鋼後、
蓋部分22を下げて、下部から例えばアルゴンガスを吹
き込みつつ、電極31,32.33で溶融金Ei&Aを
加熱すると、その上面にスラグラインBが形成されるが
、該スラグラインBにおける電極31゜32.33のそ
れぞれへ最も近接する部分すなわちホットスポット部C
I  IC21C3を指向して、取鍋精錬炉11の外周
域に合計3flの輻射温度計41.42.43が配置さ
れており、該輻射温度計41.42.43は例えばラン
プやブザー等の!!警報付き演算装21stへと接続さ
れている。
輻射温度計41.42.43によりホットスポット部C
I  + 02  + C3の温度を検知し、該温度の
上昇速度乃至絶対値を演算装置51で演算して、それら
が該演算装2151に予め記憶されている定常値範囲か
ら外れている場合に警報を発する構成である。
次に、本発明の構成及び効果をより具体的にするため、
実施例を挙げる。
〈実施例〉 前述した第1図にしたがって、電気炉から出鋼されたS
UJ 2の70kを取鍋精錬炉へ受鋼し。
下部からアルゴンガスを吹き込みつつ、電極を用いて1
600℃に加熱するという精錬操作を繰り返して行なっ
た。30回目の受鋼時、当初は3個の輻射温度計による
検知温度がいずれも350℃であったが、精錬の後半に
おいて1個の輻射温度計による検知温度が1分間に42
0℃まで急上昇し、演算装置から警報が出た。該演算装
置には、予め取鍋精錬炉のホットスポット部における検
知温度の定常時での上昇速度乃至絶対値がその経歴との
関係で記憶されており、該関係は、−1回目の受鋼時に
は温度の上昇速度が10°C/分以下、絶対値が300
〜320℃で、このうち絶対値は受鋼の回数に応じてほ
ぼ直線的に増加し、30回目の受鋼時には温度の上昇速
度が10℃/分で、絶対値が350〜370℃というも
のであった。
上記警報により、直ちに精錬を中止して、取鍋精錬炉に
内張されている耐火物を観察したところ、温度の急上昇
を検知した輻射温度計が指向しているホットスポット部
の目地部分が相当に溶損していた。磐報により、明らか
に耐火物の穴明きを東面に予知することができ、また作
業者や設備の安全を図ることができた。
〈発明の効果〉 以上説明した通りであるから、本発明には、取鍋精錬炉
に内張されている耐火物の穴明きを事前に予知して作業
者や設備の安全を図りつつ、必要な処置を取ることかで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施状態を示才略視図である。 11・・取鍋精錬炉、21・・1耐火物22・・蓋部分
、31,32,33・・電極41.42.43・・輻射
温度計 51・φ演算装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、取鍋精錬炉の外周面を指向して配置された輻射温度
    計により該外周面の温度を検知し、該温度の上昇速度乃
    至絶対値を演算装置で演算して、それらが該演算装置に
    予め記憶されている定常値範囲から外れている場合に警
    報を発することを特徴とする取鍋精錬炉の監視方法。 2、取鍋精錬炉のスラグラインを指向して配置された輻
    射温度計により該スラグラインの温度を検知する特許請
    求の範囲第1項記載の取鍋精錬炉の監視方法。 3、取鍋精錬炉のホットスポット部を指向して配置され
    た輻射温度計により該ホットスポット部の温度を検知す
    る特許請求の範囲第1項記載の取鍋精錬炉の監視方法。
JP8738987A 1987-04-09 1987-04-09 取鍋精錬炉の監視方法 Pending JPS63255314A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009019249A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Jfe Steel Kk 取鍋の漏鋼防止方法
JP2010017756A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Kobe Steel Ltd 取鍋の使用方法
CN108519170A (zh) * 2018-04-28 2018-09-11 新兴铸管股份有限公司 一种检测精炼炉钢水包壳体温度的装置及方法

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