JPS63252811A - 物品の自動抽出・格納設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、例えば自動販売機、自動貸出機等、物品の自
動抽出・格納設備に係り、特に物品の格納量を格段に増
大させるにもかかわらず、設置スペースを極力小さく抑
え、土地が高価な都市部に設置するのに好適な物品の自
動抽出・格納設備に関するものである。

「従来の技術」 例えば、硬貨を投入口に投入して、所望の物品が表示さ
れているボタンを押すことにより、所望の物品を取出す
ことのできる各種の自動販売機は、外観がボックス型を
なしており、そのボックス内に各物品が格納されている
。

「発明が解決しようとする問題点」 ところで、前記従来の自動販売機にあっては、ボックス
型であるため、物品の格納量に限度があり、格納量を大
きくするためには、自動販売機のボックスを大きくする
か、自動販売機の設置台数を増加することが考えられる
が、ボックスを大きくするにも限界があり、まして自動
販売機の設置台数を増加することは不経済であるばかり
でなく、広い設置スペースを必要とする等の問題がある
。

このようなことから、特に土地価格の高い都市部におい
ては、自動販売機の設置スペースを小にして、大量の物
品を格納できる自動販売機の実現が要望されている。

「問題点を解決するための手段」 本発明は、上記要望に応えるに好適な物品自動抽出・格
納設備を開発したものであって、その要旨とするところ
は、地上には、物品指定装置部と物品搬出人語置部とを
有し、地下には、物品を格納する多数の格納室をもった
物品格納装置部とを有する物品の自動抽出・格納設備に
ある。

「作用」 地上において、物品指定装置部により所望の物品指定を
行い、この所望の物品指定に応して、物品格納装置部の
所定の格納室に格納されている指定物品を抽出すると共
に、地−ヒの物品搬出人語置部を介して取出することが
できる。

また、物品指定装置部により所望の物品指定を行い、こ
の所望の物品に応して、地」二の物品搬出人語置部を介
して、指定物品を物品格納装置部の所定の格納室内へ格
納することができる。

「実施例」 次に、本発明に係る物品の自動抽出・格納設備の実施例
を図面に基づき説明する。

第１図に示す如く、本発明に係る自動抽出・格納設備は
、物品指定装置部１００と、物品搬出人語置部２００と
、地下格納装置部３００とから構成されている。

前記物品指定装置部１００は、硬貨投入口１、メニュー
選択ボクン２、メニュー表示画面３、演算処理制御器４
、物品！射出・１般入切替キ一孔５からなり、硬貨投入
口１に所定額の硬貨を投入し、メニュー表示画面３中の
所望する物品の番号を、メニュー選択ボタン２を押して
指定するごとにより、物品ｊａｉｌ出指定信号が演算処
理制御器４から送出されるようになっている。

また物品搬出・搬入切替キー５にキーを挿込んで、物品
指定装置部１００を物品（射入動作側へ切替え、メニュ
ー選択ボタン２を押して物品の格納室番号を指定するこ
とにより、物品の搬入指定信号が演算処理制御器４から
送出されるようになっている。

前記物品）射出入袋置部２００は、物品指定装置部１０
０からの物品の搬出指定信号あるいは物品の１射入指定
信号に従い、地下格納装置部３００から指定物品を搬出
するか、あるいは物品を地下格納装置部３００の指定格
納室へｌｌｔ入するものであって、物品１ｕｌｌ出入口
２１と、物品（射込用コンヘヤー２２と、コンヘヤー駆
動用可逆モーター２３とからなり、例えば物品を取出す
場合、前記物品指定装置部１００からの物品の搬出指定
信号が地下格納装置部３００に与えられて、格納室から
抽出された物品をコンへ＋−２２Ｊ：へ移載し、コンヘ
ヤー２２を駆動し、物品が物品ＩＩ出入口２１の位置に
きたとき、コンヘヤー２２を停止させ、物品搬出人口２
１から物品を取出すのである。

次に地下格納装置部３００について説明する。

第１図乃至第４図に示す如く、地上から所要深さに掘削
した縦地下穴３１内に、例えば鋼製の有底円筒体３２を
その上端部が地上から所要の高さ突出するように挿入し
、かつ縦地下穴３１と有底円筒体３２との間にコンクリ
ート３３を打設して、有底円筒体３２を縦地下穴３１内
に固定立設する。

前記有底円筒体３２内には、１階の天井に相当する高さ
位置から底部方向へ所要の高さ間隔に、かつ有底円筒体
３２の内周面に沿って環状床板３４が設けられ、この各
上下の環状床板３４間には、環状床板３４を例えば６０
度の等間隔に区画するような間仕切り壁３５が設置）ら
れて各格納室３６を形成する。

前記有底円筒体３２内の上端部には支持台３７が設けら
れ、この支持台３７上の中央部には電動ワイヤードラム
３８が設置され、この電動ワイヤードラム３８に巻付け
られているワイヤー３９の自由端を、動滑車４０および
支持台３７の下面中心部に吊設されている定滑車４１へ
掛は回すと共に、動滑車４０の軸受金具４０ａに固定す
る。

前記動滑車４０の軸受金具４０ａの下面には回転制御ボ
ックス４２が吊設されている。

この回転制御ボックス４２は、電動ｔＪＭ　４２　ａに
よって回転されるウオーム４２ｂ　と、このウオーム４
２ｂに噛合っているウオームホイール４２ｃ　とを内蔵
してなり、ウオームホイール４２ｃの軸４２ｄが回転制
御ボックス４２の下面から突出されており、この突出さ
れている軸４２ｄにゴンドラ４３が吊設されている。

このゴンドラ４３は、前記演算処理制御器４からの昇降
制御信号を介して、電動ワイヤー−ドラム３８、ワイヤ
ー３９、動滑車４０、定滑車４１からなる昇降手段によ
り、各環状床板３４の中央孔３４ａを貫通して所要階に
停止し、かつ前記演算処理制御器４からの回転制御信号
を介して、回転制御ボックス４２により、所要階におけ
る所要の格納室３６の開口３６ａに、ゴンドラ４３の開
口部４３ａが対向するようになっている。

また第３図に示す如く、前記ゴンドラ４３内には、物品
出入用フォークリフター４４が、ゴンドラ４３の開口部
４３ａの方向へ前進あるいはゴンドラ４３の開口部４３
ａから後退可能に設けられており、このフォークリフタ
ー４４の前進、後退およびフォーク４４ａの昇降は、前
記演算処理制御器４からの制御信号により制御されるよ
うになっている。

前記有底円筒体３２における１階の一つの室の外壁（有
底円筒体３２の周壁の一部）は、前記物品搬出入装置部
２００からの物品を前記ゴンドラ４３内へ搬入するため
、あるいはゴンドラ４３内の物品を物品１ｉ出入装置部
２００へ搬出するために開放されており、この室を物品
出入用室４５と称する。

前記物品出入用室４５内には、前記コンヘヤー２２によ
って物品が１般入される。

前記各格納室３６内にそれぞれ格納すべき物品４６はバ
レット４７上に載置されたまま各格納室３６内に格納さ
れる（第４図参照）。

前記コンドラ４３を昇降および回転制御する物品指定装
置部１００におけるメニュー表示画面３には、各階それ
ぞれの格納室３６内に格納されている物品４６の番号、
物品名が格納室３６の番号と共に記録、表示されており
、かつ空路納室３６の番号も記録、表示されている。

「発明の効果」 以上述べた如く、本発明に係る物品の自動抽出・格納設
備は、地上に物品指定装置部と物品搬出入装置部とを設
け、地下に物品格納装置部を設けたので、地上で必要と
する各装置部の占有スペースを極力小さくして、地下に
大量の物品を格納することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る物品の自動抽出・格納設備の実施
例を示す概略全体図、第２図は、第１図Ａ−Ａ線に沿う
断面図、第３図はゴンドラと格納室とを示す拡大断面図
、第４図は格納室と物品とを示す拡大斜視図である。 １００・・・物品指定装置部、■・・・硬貨投入口、２
・・・メニュー選択ボタン、３・・・メニュー表示画面
、４・・・演算処理制御器、５・・・物品搬出・搬入切
替キ一孔２００・・・物品搬出入装置部、２１・・・物
品搬出入口、２２・・・物品搬送用コンヘヤー、２３・
・・コンベヤー駆動用可逆モーター ３００・・・地下格納装置部、３１・・・縦地下穴、３
２・・・有底円筒体、３３・・・コンクリート、３４・
・・環状床板、３４ａ・・・中央孔、３５・・・間仕切
り壁、３６・・・格納室、３６ａ・・・開口部、３７・
・・支持台、３８・・・電動ワイヤードラム、３９・・
・ワイヤー、４０・・・動滑車、４１・・・定滑車、４
２・・・回転制御ボックス、４２ａ・・・電動機、４２
ｂ・・・ウオーム、４２ｃ・・・ウオームホイール、４
２ｄ・・・軸、４３・・・ゴンドラ、４３ａ・・・開口
部、４４・・・物品出入用フォークリフター、４４ａ・
・・フォーク、４５・・・物品出入用室、４６・・・物
品、４７・・・バレット

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 格納物品をコード化し、その物品をメニューとして表示
   し、メニュー指定信号を送出する物品指定装置部と、こ
   の物品指定装置部からのメニュー指定信号により、物品
   搬出入装置部を介して指定物品の抽出あるいは格納を行
   う物品の自動抽出・格納設備において、物品搬出入装置
   部近傍の地下に、縦型の物品格納装置部を有することを
   特徴とする物品の自動抽出・格納設備。