JPS63251811A - 産業用ロボツトの制御装置 - Google Patents

産業用ロボツトの制御装置

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JPS63251811A
JPS63251811A JP8567487A JP8567487A JPS63251811A JP S63251811 A JPS63251811 A JP S63251811A JP 8567487 A JP8567487 A JP 8567487A JP 8567487 A JP8567487 A JP 8567487A JP S63251811 A JPS63251811 A JP S63251811A
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Kenichi Toyoda
豊田 賢一
Nobutoshi Torii
信利 鳥居
Yasuo Naito
内藤 保雄
Kazuhisa Otsuka
和久 大塚
Satoshi Kinoshita
聡 木下
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は産業用ロボットの制御装置に関する。
本発明は特に、ロボットのアームの先端に加圧手段およ
び押圧手段が設けられた産業機械であって、アーム、加
圧手段および押圧手段を空間的に位置決めすると共に位
置決めされた位置において加圧手段を付勢して押圧手段
を移動させ、対象物を押圧する制御装置に関する。
本発明の産業用ロボットの制御装置は、上述の如く所定
の位置において押圧した状態で対象物を電気溶接する、
スタンドガン溶接機等に好適に用いられる。
〔従来の技術〕
第1図にスタンドガン溶接機の外形図、および第2図(
a)〜(c)に第1図スタッドガン溶接機の概念および
その動作を示す図を示す。
スタッドガン溶接機は、ロボットアーム機構部と押圧溶
接部から構成されている。ロボットアームは6軸アーム
である。すなわち、一端がθ軸のまわりに回転し得るよ
うに固定されたθ軸アーム31、θ軸アームの節(ビポ
ッ))PVθに連結されたW軸アーム31およびW軸ア
ームの節に連結されたα軸アーム33の3軸アームの外
、U軸アームの先端部に連結されたγ、β、α軸アーム
34〜36から成り、自由端アームとしてのα軸アーム
36の先端が3次元空間における任意の位置に位置決め
されるように構成されている。これらの各アームには、
アーム駆動用モータが接続されて、 いる(図示せず)
。押圧溶接部としては、α軸アーム36の先端に、スタ
ッドガン41が設けられ、さらにスタッドガン内部に一
部挿入された電極42が装着されている。固定電極44
には端部電極43に設けられ、電極43に電気溶接すべ
き被溶接物51が部分的に接触する状態で載置される。
尚、第2図(b)は第2図(a)の矢印Aの方向からみ
た、α軸アーム36、スタンドガン41および電極先端
42の断面図を示す。第2図(c)は第2図(a)の部
分拡大図を示す。
スタッドガン溶接機の動作を述べる。
オペレータは教示操作盤(図示せず)を介して、電極4
2が、第2図(a)(c)で図示の如く実線で示された
位置、すなわち、被溶接物51をはさんで対向電極44
と対向し且つ被溶接物51から離れた位置に位置決めさ
れるように教示操作を行う。制御装置(図示せず)は上
記教示位置に電極42が位置決めされるように各アーム
を制御する。
電極42が位置決めされると、制御装置はスタッドガン
41を付勢する、すなわちスタッドガン41に圧縮空気
を印加する。これにより、一部がスタッドガン41に挿
入装着されている電極42が被溶接物51に向って押し
出され、被溶接物51に当接すると共に、対向電極43
と協働し被溶接物51を押圧する。すなわち、第3図に
図示の如く、教示操作盤から教示された前述の位置Pl
に電極42が位置決めされると、スタッドガン41を介
して電極42を加圧し被溶接物51を押圧する。第3図
は加圧の過渡状態を示すが、時間t、Jにおいて、電極
42に所定の圧力が印加され定常状態になると、制御装
置は電極42 、43間に電圧を印加する。この電圧は
被溶接物51が電気溶接されるに充分な値である。これ
により、被溶接物51の2枚の導電部材が、電極42 
、43間で押圧されながら、電気溶接される。この状態
を一定時間継続し、押圧溶接が十分確立された時点で、
通電を停止し、電極42を被溶接物51から離し、次に
作業に移る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述の電極42を加圧押出し被溶接吻51を電極42を
介して押圧する、スタッドガン41の加圧力は300〜
800 kg/cdと大きく、しかも加圧押出しは瞬時
に行なわれる。その結果、電極42が被溶接物51に当
接し押圧することにより相当の反発力(反力)が生じる
。その反力によりロボットアームは、第2図(a)(c
)に破線で図示の如く、偏位し、またその結果、電極4
2が、教示された対向電極43の中心軸上の線から位置
ずれをおこした、電極42aとして破線に図示の位置に
おいて被溶接物51を押圧する。この位置ずれは、加圧
力によって異なる外、ロボットアームの位置によっても
異なり、その値は数鶴程度となる。すなわち、押圧位置
の誤差が無視し得ない程度化ずるという問題が生じてい
る。
また、このように位置ずれが生じた状態で両電極間に電
圧を印加すると、教示位置から外れた位置で電気溶接が
行なわれる。すなわち、電気溶接の位置の誤差が生じ、
その誤差が無視し得ないという問題がある。
更に、第3図に図示の如く、教示位置PIに位置決めが
完了した後、スタッドガンを付勢し、上述の如く位置ず
れを起して位置決めされる訳であるが、位置ずれを起し
た後位置決めおよび加圧力が安定するまでいく分時間が
か\る。安定後、電気溶接のために通電を行うので、作
業時間が若干のびるという問題が生じる。か\る問題は
、直接作業能率の低下させるという問題を惹起させる。
〔問題を解決する手段、および、作用〕本発明は上述の
問題を解決すべくなされたものであり、本発明によれば
、その基本的形態として、複数の節部を介して運動可能
に連結された複数のアーム、該複数のアームの端部自由
アームの先端に装着された加圧手段、および該加圧手段
に係合し加圧手段からの圧力印加に応答してその前方に
配設された対象物を押圧するように押出される押圧手段
を有する産業機械の駆動部、該駆動部の押圧手段が押出
された場合該押圧手段の先端の位置として第1の空間的
位置を教示する教示操作部、および、該教示操作部から
の指令に応答し前記駆動部を制御する装置を具備し、該
制御装置が、(a)前記押圧手段への加圧押圧に伴う前
記アームへの反力によって生じ得る前記押圧手段の第1
の空間的位置からの位置ずれを補正する第2および第3
の空間的位置を計算し、(b)第1〜第3の空間的位置
へ前記押圧手段の先端を連続的に位置決めし、(c)該
位置決めと並行して、第1の空間的位置到達後所定時間
経過後、前記加圧手段を付勢して前記押圧手段を第3の
空間的位置において前記対象物を押圧させるように構成
された、産業機械の制御装置、が提供される。
第2および第3の空間的位置は2通りの形態で規定され
得る。
第1の形態とては、第3の空間的位置を、前記加圧手段
の加圧力および前置アームの位置に基いて前記第1の空
間的位置からの位置ずれを補正するように規定し、第2
の空間的位置を、前記アームに印加されるトルクと該ト
ルクにより生ずる前記アームのねじれとのヒステリシス
特性に基いた所定量だけ第3の空間位置に対し前記トル
クの印加を緩和する方向に偏位させた位置として規定す
る。
すなわち、第1の形態によれば、教示された第1の空間
的位置に対して、反力に伴う位置ずれを補正する第3の
空間的位置および結果的に第3の空間的位置においてト
ルクを緩和されるように決定された第2の空間的位置を
計算し、連続的にこれらの位置に位置決めする。これに
よりトルクを緩和しつつ、位置ずれ補正を行った位置決
めが遂行される。この位置決めと併行して加圧押圧が行
なわれる。この際、アームの復元力も加わることにより
、押圧力が増加し加圧押圧が促進され、定常状態に到達
する時間が短縮される。
第2の形態としては、第1の形態と位置関係を逆にして
、第2の空間的位置を、前記加圧手段の加圧力および前
置アームの位置に基いて前記第1の空間的位置からの位
置ずれを補正するように規定し、第3の空間的位置を、
前記アームに印加さるトルクと該トルクにより生ずる前
記アームのねじれとのヒステリシス特性に基いた所定量
だけ第2の空間位置に対し前記トルクの印加を緩和する
方向に偏位させた値として規定する。
第2の形態においても、第1の形態と同等の作用、効果
となる。
好適には、前記押圧手段の第3の空間的位置への位置決
めは前記端部自由アームの軸線上に沿って行なわせるこ
とが望ましい。反力によって自由アームと一体化された
手首アーム部分自体は偏位されず、主軸アーム部のみが
偏位し、復原力が作用するのみであるので、位置補正が
容易になるからである。
更に本発明がスタッドガン溶接機等に適用される場合は
、前記押圧手段がその先端に電極を有し、該電極に対向
する位置に前記対象物と少くとも部分的接触を保ちつつ
前置対象物を!!置する対向電極が設けられ、前記対象
物が前記電極間に重ねられた複数の導電性部材を有する
ように構成され、前記制御装置が、前記押圧手段の先端
電極が第3の空間的位置に位置決めされた後、前記対象
物が前記電極間で押圧されている状態で前記電極間に電
圧を印加し、前記対象物の導電性部材を加圧印加状態下
で電気溶接する。
上述の如く電極の位置決めは正確に行なわれ、加圧押圧
も迅速に行なわれるので、正確な位置決めおよび迅速な
加圧押圧下で電気溶接が遂行される。
〔実施例〕
本発明の好適実施例として、スタッドガン溶接機に適用
した場合について述べる。
第4図に本実施例のスタッドガン溶接機の全体構成図を
示す。
スタッドガン溶接機は、教示操作部1、制御装置2およ
び駆動部3から構成される。
教示操作盤1は、従来と同様、電極42の先端を被溶接
物51の近傍且つ対向電極43の中心軸線上の第1の空
間的位%tP1を教示するものである。
制御装置2は、タイマ21、位置制御回路22、加圧制
御回路23、電圧印加制御回路24、および後述する第
2および第3の空間的位置t P 2 。
P3を計算する位置計算回路25から成る。制御装置2
の動作については後述する。
産業機械の駆動部としては、第1図および第2図(a)
〜(c)に図示の如く、スタッドガン溶接機の駆動部3
が該当する。当該駆動部3は、アームとして前述の主軸
アーム31〜33および手首操作軸アーム34〜36、
加圧手段として端部自由アームとしてのα軸アーム36
の先端に装着された前述のスタンドガン41、および押
圧手段としてスタッドガン41に介装された電極42を
有する。更に駆動部3は、固定電極44の先端に取り付
けられた対向電極42を具備する。対向電極42には、
対象物として被溶接物であると共に被押圧物でもある2
枚の導電性部材51が載置される。被溶接物51は、対
向電極42の載置近傍が導電性部材であればよい。
以下、スタンドガン溶接機の動作について述べる。スタ
ッドガン溶接機の全体動作のタイムチャートを第5図(
a)〜(e)、制御袋w2の動作フローチャートを第6
図に示す。
制御装置2が教示操作部1から、押出直前の本来的な位
置決め位置、第1の空間的位置PLを受信すると(第6
図、ステップ5oi1) 、位置計算回路25が第2の
空間的位fP2および第3の空間的位置P3を計算する
(5012)。第3の空間的位置P3は、スタッドガン
41により押出された電極42が被溶接物51に当接し
その反力によりアーム31〜36が第2図(a)(c)
の如く偏位し、更にその復原力により電極42を被溶接
物51に押し戻すことにより生ずる位置ずれを補正する
ための位置である。今、この位置補正を容易にすること
と、位置ずれ自体が極力小さくなるようにするため、手
首部のアーム端部のα軸アーム36の軸線のみに沿って
反力を受は復原力が生ずるようにアームを駆動して位置
決めする場合を例にとると、θ軸、W軸およびU軸にそ
れぞれ下記式で示される角度偏位δθ、δ、、δ。が生
じる。
δe=−sin(φ0−φβ)sinφ丁・Kθ (J、sin φ、 +l ucosφu)−(1)δ
、=二cos (φβ−φ1−φU)cos  φ、・
1.・・・ (2) δ、=−sin φβ・CO8φ7・lU ・・・(3
)u 但し、F:スタッドガンの押出圧力(kg f )、K
I9.Kw、Ku’θ軸、W軸:U軸のねじり剛性(r
ad/ kg −m)、φ、、φ1 、φヶ、φβ、φ
丁:各軸まわりの角度(rad)、 llJ、1.、J:U軸、W軸アーム長(m)そこで位
置計算回路25は、予め入力されている加圧力F、ねじ
り剛性KQ、に、、に、およびアーム長llJ、11.
lと、角度センサを介して各軸まわりの角度φ、〜φ丁
を入力し、角度偏位δθ。
δ1.δ。を計算する。次いで、位置計算回路25は、
手首アーム部が反力によって逃げる方向と逆方向にこれ
らの角度偏位を教示位置P1に補正して第3の空間的位
置P3を計算する。
次いで位置計算回路25は、第3の空間位置P3に対し
て、数%大きく移動させた第2の空間的位置P2を計算
する。この位置P2は第3の空間位置P3移動時にヒス
テリシス特性に基づきアームにか\るトルクを緩和させ
るために設けられた位置である。第7図に図示の如く、
トルクと各軸アームのねじれとはヒステリシス関係を有
する。
すなわちトルクを増加させると7−ムのねじれも増加す
るが、トルクを減少させてもねじれは同じ履歴をとらず
、その−巡曲線はヒステリシスループを描く。一方、大
きいトルクT1.と小さいトルクT2とでもTI 、T
2と順次印加することにより、同じねじれとなる。一方
、教示位置Plを補正して第3の空間的位1iP3に位
置決めしようとすると、本来的な教示位置P1に対し、
各軸アームはねじれるので各軸アーム駆動用のモータに
は余分のトルクがか\ることになる。このため、同じね
じれでもトルクを小さい方のトルクが印加されるように
、いわゆる「もどし効果」を作用させるべく、第2の位
置P2を用いる。この第2の位置P2は、第7図のヒス
テリシス特性を考慮しつつ、誤差が極力小さくなるよう
、第1の空間位置P1から第3の空間位WP3までの移
動距離に対して移動距離を数%太き(したものとする。
尚、上述の計算は教示操作部側、すなわちオペレータが
計算し得ないこともないが、複雑な計算であり、オペレ
ータの作業を著しく高度にするこ′とから、オペレータ
は従来通りの操作をすればよく、制御装置側で行なうよ
うにしている。
以上の如く、第1〜第3の空間的位置P1〜P3が求ま
ると、時間to  (第5図(a))において、位置制
御回路22は、連続的に、順次、第1〜第3の空間的位
置P1〜P3への位置決め制御を開始する(S013)
一方、加圧制御回路23も作動し、第1の空間的位置P
Lに到達したか否か検査しく5O14)、到達した場合
(t1)タイマ21をt、(ms)にセフ)する。
位置制御回路22は第2の空間的位置P2への位置制御
を続ける(SO15)。
ta′・時間経過後t2において、加圧制御回路23は
スタッドガン41を付勢して電極42を押し出す(50
16、5017)。これにより、電極42が被溶接物5
1に衝突しその反力でアーム全体が偏位させられる。ま
たその結果、復原力がスタッドガン41の加圧力に重畳
されて電極42を介して被溶接物51を押圧する。
上記押圧動作と併行して第2位置P2への位置決め制御
が行なわれており、位置制御回路22は第2位XP2に
到達したことを検出すると(SOlB)、第3の位置P
3への位置決め制御を行う(SO19)。
位置制御回路22は第3の位置P3に到達したことを検
出すると(SO20)、電圧印加制御回路24を駆動す
る。
第3の位置P3に到達した時点t3においては、電極4
2の押圧力は整定し、定常状態に達しており、電極印加
制御回路24は即座に電極42 、43間に電圧を印加
して電気溶接を行う(SO21)。この電気溶接は押圧
子状態で行なわれ、電気溶接に充分な一定時間te (
第5図(d))経過後、通電が停止される。
スタッドガン41による加圧制御は、電気溶接終了(t
4)後も、一定時間t、たけ継続され、電気溶接後の溶
接部の冷却固着化を確実化する。一定時間1.経過後、
加圧制御回路23はスタッドガン41を消勢する(SO
22、5023)。
以上の動作を第1の位置P1に到達後、加圧および通電
との関係を第8図に示す。従来の第3図と比較すると、
加圧開始は第1の位置到達後の時間t2とおそいが、上
述の如く押圧動作に伴う圧力が定常状態に到達する時間
が短縮されるので、通電タイミングt、Iが、従来例の
第3図に比し短縮される。
以上の実施例ではα軸アームの軸線上に沿って偏位する
場合について述べたが、軸線から外れる場合も同様であ
る。但し、この場合、軸角度偏位は第1〜第3式より複
雑になる。
また上述の実施例においては、第3の空間内位XP3を
、前記加圧手段の加圧力および前置アームの位置に基い
て第1の空間内位t+  P 1からの位置ずれを補正
するように規定し、第2の空間内位置P2を前記アーム
に印加されるトルクと該トルクにより生ずる前記アーム
のねじれとのヒステリシス特性に基いた所定量だけ第3
の空間位置P3に対し前記トルクの印加を緩和する方向
に偏位させた位置として規定した場合について述べたが
、第3の空間的位置と第2の空間的位置を入れ替えて、
すなわち、第2の空間的位置P2を、前記加圧手段の加
圧力および前置アームの位置に基いて第1の空間的位置
Piからの位置ずれを補正するように規定し、第3の空
間内位置P3を、前記アームに印加されるトルクと該ト
ルクにより生ずる前記アームのねじれとのヒステリシス
特性に基いた所定量だけ第2の空間位置に対し前記トル
クの印加を緩和する方向に偏位させた値として規定し、
上記同様、第1〜第3の空間的位置へ順次位置決めしつ
つ、押圧動作をしても前記同様の効果を得ることができ
る。最終的に位置ずれが許容範囲内におさまり、トルク
緩和が達成されればよいからである。
以上、好適実施例として、押圧動作を伴う位置決め制御
、更に電気溶接加工を行う、スタッドガン溶接機につい
て例示した。以上から明らかなように、本発明は、押圧
動作を伴う位置決め制御を高精度且つ迅速に行うものの
みにも適用し得る。
また本発明は、か\る位置決め制御の後、電気溶接等の
加工を行う場合にも通用し得る。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、押圧動作に伴う位置
ずれ補償およびアーム駆動部へのトルク印加を極力小さ
くしつつ、高精度な位置決め制御が可能となる。
また本発明によれば、押圧動作と位置決め制御とを並行
して行うことにより、押圧整定時間を短縮させ、ひいて
は作業能率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はスタッドガン溶接機の断面図、第2図(a)は
第1図の概略動作を示す図、第2図(b)は第2図(a
)A部からみた図、第2図(c)は第2図(a)の部分
拡大図、第3図は従来のスタッドガン溶接機の動作特性
図、 第4図は本発明の実施例としてのスタッドガン溶接機の
制御回路構成図、 第5図(a)〜(e)は本発明の実施例のスタッドガン
溶接機の動作タイミングチャート、第6図は第4図制御
回路の動作フローチャート、第7図はスタッドガン溶接
機のアームのトルク・ねじれヒステリシス曲線図、 第8図は、第3図に対応する、本発明の実施例のス・タ
ソドガン溶接機の動作特性図、である。 (符号の説明) 1・・・教示操作部、   2・・・制御装置、3・・
・駆動部、     21・・・タイマ、22・・・位
置制御回路、 23・・・加圧制御回路、24・・・電
圧印加制御回路、 25・・・位置計算回路、 31・・・θ軸アーム、3
2・・・W軸アーム、   33・・・α軸アーム、3
4・・・T軸アーム、   35・・・β軸アーム、3
6・・・α軸アーム、   41・・・スタッドガン、
42 、43・・・電極先端、  44・・・固定電極
、51・・・被溶接物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の節部を介して運動可能に連結された複数のア
    ーム(31〜36)、該複数のアームの端部自由アーム
    (36)の先端に装着された加圧手段(41)、および
    該加圧手段に係合し加圧手段からの圧力印加に応答して
    その前方に配設された対象物(51)を押圧するように
    押出される押圧手段(42)を有する産業機械の駆動部
    (3)、 該駆動部の押圧手段が押出された場合該押圧手段の先端
    の位置として第1の空間的位置(P1)を教示する教示
    操作部(1)、および、 該教示操作部からの指令に応答し前記駆動部を制御する
    装置(2)であって、 (a)前記押圧手段への加圧押圧に伴う前記アームへの
    反力によって生じ得る前記押圧手段の第1の空間的位置
    からの位置ずれを補正する第2および第3の空間的位置
    (P2、P3)、を計算し、(b)第1〜第3の空間的
    位置へ前記押圧手段の先端を連続的に位置決めし、 (c)該位置決めと並行して、第1の空間的位置到達後
    所定時間(t_a)経過後、前記加圧手段を付勢して前
    記押圧手段を第3の空間的位置において前記対象物を押
    圧させる、もの、 を具備する、産業用ロボットの制御装置。 2、前記第3の空間的位置が、前記加圧手段の加圧力お
    よび前記アームの位置に基いて前記第1の空間的位置か
    らの位置ずれを補正するように規定され、 前記第2の空間的位置が、前記アームに印加されるトル
    クと該トルクにより生ずる前記アームのねじれとのヒス
    テリシス特性に基いた所定量だけ第3の空間位置に対し
    前記トルクの印加を緩和する方向に偏位させた位置とし
    て規定される、特許請求の範囲第1項に記載の産業用ロ
    ボットの制御装置。 3、前記第2の空間的位置が、前記加圧手段の加圧力お
    よび前記アームの位置に基いて前記第1の空間的位置か
    らの位置ずれを補正するように規定され、 前記第3の空間的位置が、前記アームに印加されるトル
    クと該トルクにより生ずる前記アームのねじれとのヒス
    テリシス特性に基いた所定量だけ第2の空間位置に対し
    前記トルクの印加を緩和する方向に偏位させた値として
    規定される、特許請求の範囲第1項に記載の産業用ロボ
    ットの制御装置。 4、前記押圧手段の第3の空間的位置への位置決めを前
    記端部自由アームの軸線上に沿って行なわせることを特
    徴とする、特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに
    記載の産業用ロボットの制御装置。 5、前記押圧手段がその先端に電極を有し、該電極に対
    向する位置に前記対象物と少くとも部分的接触を保ちつ
    つ前置対象物を載置する対向電極が設けられ、前記対象
    物が前記電極間に重ねられた複数の導電性部材を有し、 前記制御装置が、前記押圧手段の先端電極が第3の空間
    的位置に位置決めされた後、前記対象物が前記電極間で
    押圧されている状態で前記電極間に電圧を印加し、前記
    対象物の導電性部材を加圧印加状態下で電気溶接するよ
    うにしたことを特徴とする、特許請求の範囲第1項又は
    第2項に記載の産業用ロボットの制御装置。
JP8567487A 1987-04-09 1987-04-09 産業用ロボツトの制御装置 Expired - Lifetime JPH07120179B2 (ja)

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