JPS6325123Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6325123Y2 JPS6325123Y2 JP1984123677U JP12367784U JPS6325123Y2 JP S6325123 Y2 JPS6325123 Y2 JP S6325123Y2 JP 1984123677 U JP1984123677 U JP 1984123677U JP 12367784 U JP12367784 U JP 12367784U JP S6325123 Y2 JPS6325123 Y2 JP S6325123Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- formwork
- mold
- raw material
- wire mesh
- upper lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は膨張性無機物質、例えば加熱すると内
部に含まれている水により発泡する性質を持つて
いる黒曜石や、発泡剤を添加して発泡させるガラ
ス粉末等の膨張性無機物質からなる原料を用いて
作る発泡成形体の高温成形用の型枠に関するもの
である。
部に含まれている水により発泡する性質を持つて
いる黒曜石や、発泡剤を添加して発泡させるガラ
ス粉末等の膨張性無機物質からなる原料を用いて
作る発泡成形体の高温成形用の型枠に関するもの
である。
(従来の技術及びその問題点)
成形用の型枠を用いて発泡成形体を得る方法
は、膨張性無機物質からなる原料を型枠に投入
し、700〜1300℃の高温度で焼成する方法である。
この型枠として従来は耐熱鋼板を用いていたが、
型枠は高温度にさらされるため変形しやすく、そ
のため強固な形状にする必要があり、極めて重量
の重いものであつた。更に強固な鋼板製であるの
で型枠の熱容量も大きく焼成時に型枠にエネルギ
ーを食われてから成形原料に熱が伝わるという欠
点も有していた。
は、膨張性無機物質からなる原料を型枠に投入
し、700〜1300℃の高温度で焼成する方法である。
この型枠として従来は耐熱鋼板を用いていたが、
型枠は高温度にさらされるため変形しやすく、そ
のため強固な形状にする必要があり、極めて重量
の重いものであつた。更に強固な鋼板製であるの
で型枠の熱容量も大きく焼成時に型枠にエネルギ
ーを食われてから成形原料に熱が伝わるという欠
点も有していた。
本考案は、上記の従来技術の欠点を解決し、高
温度にさらしても変形し難く、重量の軽く、かつ
成形体原料に熱が伝わり易い高温成形用の型枠を
提供しようとするものである。
温度にさらしても変形し難く、重量の軽く、かつ
成形体原料に熱が伝わり易い高温成形用の型枠を
提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、短辺側に側面部を有する金網製の型
枠上蓋部2と長辺側に側面部を有する金網製の型
枠底部1とからなり、該型枠底部1の側面部に型
枠上蓋部2の側面部を差込む為の切欠き部6が設
けられている高温成形用の型枠である。
枠上蓋部2と長辺側に側面部を有する金網製の型
枠底部1とからなり、該型枠底部1の側面部に型
枠上蓋部2の側面部を差込む為の切欠き部6が設
けられている高温成形用の型枠である。
本考案を図面を用いて説明する。
第1図は本考案型枠の斜視図、第2図は第1図
に示す型枠の上蓋部を示す斜視図、第3図は第1
図に示す型枠の底部を示す斜視図、第4図は第1
図に示す型枠の断面図である。
に示す型枠の上蓋部を示す斜視図、第3図は第1
図に示す型枠の底部を示す斜視図、第4図は第1
図に示す型枠の断面図である。
本考案の型枠は、第2図に示す短辺側に側面部
を有する金網製の型枠上蓋部2と第3図に示す長
辺側に側面部を有する金網製の型枠底部1とを、
第1図に示す如く、型枠底部1の側面部に型枠上
蓋部2の側面部を差込む為の切欠き部6を設けて
組合せてなるものである。尚、3は補強板であ
る。上蓋部2と底部1の金網の材質としては、耐
熱鋼線、例えばステンレス鋼線が好ましい。金網
の種類及び線材の径は、原料が金網からこぼれな
い事が必要なので、第7図に示すように杉織りし
た種類のものが目の間隔が少なくて好ましく、
1.6mm程度の径の線材を金網にしたものが取扱い
易く好ましい。
を有する金網製の型枠上蓋部2と第3図に示す長
辺側に側面部を有する金網製の型枠底部1とを、
第1図に示す如く、型枠底部1の側面部に型枠上
蓋部2の側面部を差込む為の切欠き部6を設けて
組合せてなるものである。尚、3は補強板であ
る。上蓋部2と底部1の金網の材質としては、耐
熱鋼線、例えばステンレス鋼線が好ましい。金網
の種類及び線材の径は、原料が金網からこぼれな
い事が必要なので、第7図に示すように杉織りし
た種類のものが目の間隔が少なくて好ましく、
1.6mm程度の径の線材を金網にしたものが取扱い
易く好ましい。
本考案の型枠を用いて発泡成形体を得るには、
底部1に膨張性無機物質からなる原料4を第5図
に示すように少量投入した後に、上蓋部2を切欠
き部6に差し込む。底部1に原料を投入する際は
底部1の短辺側には側面部がないが、原料が流動
体でなく無機物質の固体状物であるので原料が短
辺側からこぼれることはない。上蓋部2を差し込
んだ後に振動を与えて原料を底部2上に均一にで
きる。短辺側に側面部がないのは、短辺側に側面
部のあるカゴ状のものよりも、上蓋の固定がし易
く、焼成後の成形体を型枠からはずし易い構造で
あり、熱履歴に対する歪変形もこの構造の方が少
い。
底部1に膨張性無機物質からなる原料4を第5図
に示すように少量投入した後に、上蓋部2を切欠
き部6に差し込む。底部1に原料を投入する際は
底部1の短辺側には側面部がないが、原料が流動
体でなく無機物質の固体状物であるので原料が短
辺側からこぼれることはない。上蓋部2を差し込
んだ後に振動を与えて原料を底部2上に均一にで
きる。短辺側に側面部がないのは、短辺側に側面
部のあるカゴ状のものよりも、上蓋の固定がし易
く、焼成後の成形体を型枠からはずし易い構造で
あり、熱履歴に対する歪変形もこの構造の方が少
い。
原料4を投入した型枠を焼成炉に入れて高温度
で焼成すると第6図に示すように原料が膨張して
型枠一杯になる。
で焼成すると第6図に示すように原料が膨張して
型枠一杯になる。
このように膨張性無機物質を成形する際には、
型枠に最初に投入する原料4の量を焼成後の膨張
原料5が型枠一杯になる量もしくは型枠をほんの
少し押し上げる量とすると発泡材料5が型枠の方
形に成形できる。熔融時においても膨張性無機物
質は発泡しているのでそれ程流動性は高くなく、
網目からこぼれ落ちることはないが、最初に投入
する量を多くし過ぎると型枠を押し上げ過ぎて型
枠からはみ出すことが容易に推察される。この型
枠は、短辺側に側面部を有する型枠上蓋部2と長
辺側に側面部を有する型底部1とを該型枠底部1
の側面部に型枠上蓋部2の側面部を差込む為の切
欠き部6を設けて組合せてなるものであるので原
料の投入後に型枠底部1に型枠上蓋部2を簡単に
組合わせて所定の形状の型枠とすることができ
る。また焼成されて膨張した原料5は型枠の上蓋
部2を底部1から外すことによつて容易に取出す
ことができる。
型枠に最初に投入する原料4の量を焼成後の膨張
原料5が型枠一杯になる量もしくは型枠をほんの
少し押し上げる量とすると発泡材料5が型枠の方
形に成形できる。熔融時においても膨張性無機物
質は発泡しているのでそれ程流動性は高くなく、
網目からこぼれ落ちることはないが、最初に投入
する量を多くし過ぎると型枠を押し上げ過ぎて型
枠からはみ出すことが容易に推察される。この型
枠は、短辺側に側面部を有する型枠上蓋部2と長
辺側に側面部を有する型底部1とを該型枠底部1
の側面部に型枠上蓋部2の側面部を差込む為の切
欠き部6を設けて組合せてなるものであるので原
料の投入後に型枠底部1に型枠上蓋部2を簡単に
組合わせて所定の形状の型枠とすることができ
る。また焼成されて膨張した原料5は型枠の上蓋
部2を底部1から外すことによつて容易に取出す
ことができる。
(考案の効果)
本考案の型枠は、短辺側に側面部を有する型枠
上蓋部2と長辺側に側面部を有する型枠底部1と
を該型枠底部1の側面部に型枠上蓋部2の側面部
を差込む為の切欠き部6を設けて組合せてなるも
のであるので原料の投入した後に型枠底部1に型
枠上蓋部2を簡単に組合わせて所定の形状の型枠
とすることができる。それとともに焼成された成
形体の分離も簡単である。
上蓋部2と長辺側に側面部を有する型枠底部1と
を該型枠底部1の側面部に型枠上蓋部2の側面部
を差込む為の切欠き部6を設けて組合せてなるも
のであるので原料の投入した後に型枠底部1に型
枠上蓋部2を簡単に組合わせて所定の形状の型枠
とすることができる。それとともに焼成された成
形体の分離も簡単である。
更に型枠が金網製であるので高温度時の金属の
熱膨張による歪が吸収されると云う柔軟性があり
型枠の変形が少ない。それ故に型枠を従来のよう
に強固な構造とする必要がないので軽量である。
また金属部分が従来の型枠よりも少ないので型枠
の熱容量も少なく、型枠が金網製であり通気性が
あるので成形体の原料に熱が伝わり易い。
熱膨張による歪が吸収されると云う柔軟性があり
型枠の変形が少ない。それ故に型枠を従来のよう
に強固な構造とする必要がないので軽量である。
また金属部分が従来の型枠よりも少ないので型枠
の熱容量も少なく、型枠が金網製であり通気性が
あるので成形体の原料に熱が伝わり易い。
このように本考案の型枠は高温成形用の型枠と
して顕著な効果が得られるのである。
して顕著な効果が得られるのである。
第1図は本考案の一例を示す型枠の斜視図であ
る。第2図は第1図に示す型枠の上蓋部を示す斜
視図である。第3図は第1図に示す型枠の底部を
示す斜視図である。第4図は第1図に示す型枠の
断面図である。第5図は第4図に示す型枠に原料
を投入した状態を示す断面図である。第6図は第
5図に示す型枠で高温焼成し、原料が膨張した状
態を示す断面図である。第7図は本考案に用いる
金網の一例を示す図である。 1……底部、2……上蓋部、3……補強板、4
……原料、5……膨張した原料、6……切欠き
部。
る。第2図は第1図に示す型枠の上蓋部を示す斜
視図である。第3図は第1図に示す型枠の底部を
示す斜視図である。第4図は第1図に示す型枠の
断面図である。第5図は第4図に示す型枠に原料
を投入した状態を示す断面図である。第6図は第
5図に示す型枠で高温焼成し、原料が膨張した状
態を示す断面図である。第7図は本考案に用いる
金網の一例を示す図である。 1……底部、2……上蓋部、3……補強板、4
……原料、5……膨張した原料、6……切欠き
部。
Claims (1)
- 短辺側に側面部を有する金網製の型枠上蓋部2
と長辺側に側面部を有する金網製の型枠底部1と
からなり、該型枠底部1の側面部に型枠上蓋部2
の側面部を差込む為の切欠き部6が設けられてい
る高温成形用の型枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12367784U JPS6140209U (ja) | 1984-08-14 | 1984-08-14 | 高温成形用の型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12367784U JPS6140209U (ja) | 1984-08-14 | 1984-08-14 | 高温成形用の型枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6140209U JPS6140209U (ja) | 1986-03-14 |
JPS6325123Y2 true JPS6325123Y2 (ja) | 1988-07-08 |
Family
ID=30682423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12367784U Granted JPS6140209U (ja) | 1984-08-14 | 1984-08-14 | 高温成形用の型枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6140209U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5879832A (ja) * | 1981-11-05 | 1983-05-13 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 天然ガラス質発「あ」板の成形方法 |
-
1984
- 1984-08-14 JP JP12367784U patent/JPS6140209U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5879832A (ja) * | 1981-11-05 | 1983-05-13 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 天然ガラス質発「あ」板の成形方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6140209U (ja) | 1986-03-14 |
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