JPS63249440A - 回転電機の回転子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回転電機のニュートラルリングに係り、特に、
ニュートラルリングの風損を少なくすることができる構
造に関する。

〔従来の技術〕

従来の装置は実公昭２９−７１３１号公報に記載され、
第３図、第４図に示すように周方向に複数個のニュート
ラル支持体１０がある場合その支持体１０の凹凸が抵抗
体となり風損の原因となっていた。

同様に実公昭２７−９４２８号公報にも同じものが挙げ
られている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記の従来技術はニュートラルリングの支持を男数個の
支持体で支える構造としているので、支持体部分の凹凸
が抵抗体となり風損の原因となっていた。

これが今後使用される可変連発電機では、高速大容量と
なるので回転体自身の外径が大きくなる。

又、ニュートラル自身の容量が大きくなることで支持体
及び、ニュートラル押えを多量に使用しなければならず
、増々大きな抵抗体となり風損を大きくして行く原因と
なる。

本発明の目的は支持体の凹凸を極力少なくする構造をと
ることにより、風損を少なくすることにある。

〔作用〕

ニュートラルリングを支持するため、ニュートラルリン
グの遠心力をリング形状剛体で支えるが。

この時、ニュートラルリングを、リング形状剛体内に埋
め込むことでリング形状剛体及びニュートラルリングの
周辺には支持体がなくなる。又、ニュートラルリング押
えもリング形状剛体内に埋め込むことで、軸方向に飛び
出す力を押える程度の数個で押えることが出来る。

この結果、ニュートラルリング周辺の抵抗体となる凹凸
物がなくなるので風損を少なくすることが出来る。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の目的は支持体の凹凸を極力少なくすることで達成
されるが、このために下記の構成が必要となる。

（１）ニュートラルリングを支える支持体をリング状剛
体化する。

（２）ニュートラルリングをリング状剛体の内に埋込む
・ （３）ニュートラルリングの遠心力はリング状剛体で支
える。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図と第２図により説明す
る。

すなわち、リング形状剛体９（リングは分割、一体どち
らでもよい）の中にニュートラルリング６を埋込み、下
記項目について実施する。

（１）リング形状剛体９でニュートラルリング６の遠心
力を支える。

（２）ニュートラルリング６の表面露出部を少なくする
。

（３）リング形状剛体９の外面を平滑にする。

以上を実施することにより、リング形状剛体９及びニュ
ートラルリング６の周辺における凹凸が少なくなり風損
を少なくすることができる。

なお、図中１はロータコイル、２はロータコア、３はバ
インド、４はロータエンドリング、７はライン口出しリ
ード、８はニュートラル口出リード、１０は支持体、１
１はリード押え、１２はニュートラルリング押えである
。

第５図と第６図は本発明の変形例でロータエンドプレー
ト５にリング状に溝を切りニュートラルリング６を埋込
み、ロータエンドプレート５にリング形状剛体９の代替
をさせるもので効果は同様に得られる。

本実施例により前述の事項を実施することで下記の改善
が出来る。

（１）リング形状剛体９でニュートラルリング６を支え
るのでニュートラルリング６の支持体が不要数、風の抵
抗がなくなる。

（２）ニュートラルリング６の表面露出が少ないのでこ
の周辺の風の抵抗が少なくなる。

（３）リング形状剛体９の外面を平滑にするので前述と
同様周辺の風の抵抗が少なくなる。

〔発明の効果〕

本発明によれば回転による風損を少なくすることができ
、通風パターンを乱さなくなるので通風効果が良くなる
。

【図面の簡単な説明】

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、回転電機のロータコイル、ロータコア、前記ロータ
   コイルの遠心力を受けるバインド、前記バインドの張力
   を前記ロータコイルを介して受けるロータエンドリング
   、前記ロータコアを押えるロータエンドプレート、前記
   ロータコイルから出る口出しリード、前記口出しリード
   はライン及びニュートラルに分かれ、前記ニュートラル
   の口出リードを三相短絡するニュートラルリングから成
   るものにおいて、 リング状剛体内に前記ニュートラルリングを設置するこ
   とを特徴とする回転電機のニュートラルリング。