JPS63249406A - 列車管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、列車管理装置に関し、特に、列車の行先３種
別を設定することによってその列車の運行区間における
車内放送、運転者へのガイダンス等を自動的に行なう列
車管理装置に関する。

〈従来の技術〉 列車を運行するに際して、例えば下記のような管理項目
が定められている。

（１）車内放送 ａ）駅のホーム長と列車長の関係からドアを開けない車
両の放送 り）駅の到着番線による開閉するドア位置（左。

右）の放送 Ｃ）到着する駅の案内９乗り換え、終着駅等の放送 （２）運転者へのガイダンス ａ）　ｔ＞＝時速度制限区間（見透しの悪いカーブ区間
等）での警告 （３）列車制御 ａ）駅のホーム長と列車長の関係から開けないドアの閉
制御 ｂ）昼間のトンネル区間での車内照明電源のオン・オフ
制御 〈発明が解決しようとする問題点） ところが、上述したような各項目の管理は、従来では、
それぞれの担当乗務員がその都度行なうものであり、し
かも、列車種別、即ら普通、急行。

特急等によって到着番線、停車駅及び列車長等が異なる
ことがあり車内放送内容等が異なるため、乗務員の負阻
が大きかった。

本発明は上記の実状に鑑みてなされたもので、特定の情
報を入力するだけでその列車に対応した車内放送、運転
者へのガイダンス及び列車制御等の連行管理項目を自動
的に実行する列車管理装置を提供することを目的とする
。

〈問題点を解決するための手段〉 このため本発明は、列車に搭載されるものであって、列
車運行の際に当該列車の行先１種別を設定するための設
定部と、列車連行管理のための各種情報を予め記憶させ
た記憶部と、列車の行先。

種別が設定されたとき前記記憶部に記憶された各種情報
に基づいて列車連行管理のための車内放送手段、運転者
への警告手段及び列車制御手段を制御する制御部とを備
えて構成されている。

〈作用〉 上記の構成によれば、列車の行先１種別を設定すること
によって、その列車に応じた車内放送。

運転者へのガイダンス及び列車制御が自動的に行なうご
とができるので、乗務員の負担を犬［１］に軽減できる
と共に、より一層安全性を向−４二できるよになる。

〈実施例〉 以下本発明の一実施例を説明する。

、　本実施例の構成を示す第１図において、１は列車の
行先及び普通、急行等の列車種別の字幕を設定する設定
部としての行先１種別設定装置で、列車連行管理を自動
制御する際の情報入力部を兼ねる。２は出発点からの列
車走行距離を計測するためのタコジュネレータ、３は摩
耗等によって車輪径が変化したときにタコジュネレータ
２の積算値と実際の走行距離とでずれが生ずるので、こ
れを補正するめの補正データを出力する車輪径補正装置
である。４はＣＰＵ等からなる制御部で、行先。

種別設定装置ｌ、タコジュネレータ２及び車輪径補正装
置３等からの入力情報が与えられたとき、メモリ５に予
め記憶させである列車連行管理のための各種情報に基づ
いて車内放送装置６、運転者に警告を発するためのＣＲ
Ｔディスプレイやブザー等の警告装置７及びドアや照明
等の制御出力を発する列車制御装置８を制御する。

次に第２図を参照しながら作用を説明する。

図では、列車Ａが駅Ｂから駅Ｃへ向かうものとする。

まず、始発駅において、乗務員が乗車する列車への行先
２種別の字幕を設定装置１により設定する。この行先１
種別情報により、メモリ５内に記憶されている列車長、
停車および通過駅、駅の到着番線等の情報が設定される
。

そして、列車Ａが動き出すと、これと、同時にタコジュ
ネレータ２により走行距離の積算が開始される。このタ
コジュネレータ２からの距離データにより、図中ａの地
点に到達すると、制御部４からの指令により車内放送装
置６が動作して次の停車駅の案内等、出発放送が自動的
に行なわれる。

次にｂ地点に到達するとカーブ区間等の臨時速度制限区
間であることを運転者に警告すべく警告装置７を動作す
る。更に、Ｃ地点では誤通過防止用の警告を行ない、ｄ
地点では到着放送、例えば開閉するドア位置、ホーム長
と列車長の関係からドアを開けない車両がある場合の車
両の放送、到着駅２乗り換え案内等を行なう。尚、Ｃ地
点での誤動作防止用の警告は次の駅が停車駅のときだけ
行ない通過する場合には警告は出さないようになってい
る。そして、列車Ａが駅Ｃに到着した時には、開けない
ドアがあるときのドアの閉制御等が行なわれる。また、
運行区間にトンネル区間がある場合には、車内照明電源
のオン・オフ制御等を行なわせるようにすることもでき
る。

このような列車管理装置を列車に搭載すれば、乗務員は
その列車の行先１種別を設定するだけで、ドアを開けな
い車両案内、開閉するドア位置、到着駅２乗り換え案内
及び終着駅等の車内放送や次駅の通過、停車の案内警告
及び臣庄時速度制限区間での警告等運転者へのガイダン
ス及び開けないドアのある場合のドア閉制御、車内照明
電源のオン・オフ制御等の列車制御が自動的に行なわれ
るので乗務員の負担を大ｒｌＪに軽減できると共に、列
車運転の安全性をより一層向上できるようになる。

〈発明の効果〉 以上述べたように本発明によれば、特定の情報を入力す
るだけで、その列車の運行に応じた車内放送、運転者へ
のガイダンス及び列車制御が自動的に行なわれるので、
乗務員の車内業務を削減でき乗務員の負担を軽減でき、
かつ列車運行時の安全性をより−・層間上することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図は同上
実施例の動作を説明するための図である。 １・・・行先９種別設定装置　　４・・・制御部５・・
・メモリ　　６・・・車内放送装置　　７・・・警告装
置　　８・・・列車制御装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 列車に搭載されるものであって、列車運行の際に当該列
   車の行先、種別を設定するための設定部と、列車連行管
   理のための各種情報を予め記憶させた記憶部と、列車の
   行先、種別が設定されたとき前記記憶部に記憶された各
   種情報に基づいて列車運行管理のための車内放送手段、
   運転者への警告手段及び列車制御手段を制御する制御部
   とを備えたことを特徴とする列車管理装置。