JPS6324889A - Dnaエレメント - Google Patents

Dnaエレメント

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JPS6324889A
JPS6324889A JP62165549A JP16554987A JPS6324889A JP S6324889 A JPS6324889 A JP S6324889A JP 62165549 A JP62165549 A JP 62165549A JP 16554987 A JP16554987 A JP 16554987A JP S6324889 A JPS6324889 A JP S6324889A
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JP
Japan
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dna
diphtheriae
strains
fragment
hybridization
Prior art date
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Pending
Application number
JP62165549A
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English (en)
Inventor
リーノ・ラップオーリ
マリア・ペルジーニ
ジュリオ・ラッチ
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Sclavo SpA
Original Assignee
Sclavo SpA
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS6324889A publication Critical patent/JPS6324889A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/195Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from bacteria
    • C07K14/34Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from bacteria from Corynebacterium (G)
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/68Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
    • C12Q1/6876Nucleic acid products used in the analysis of nucleic acids, e.g. primers or probes
    • C12Q1/6888Nucleic acid products used in the analysis of nucleic acids, e.g. primers or probes for detection or identification of organisms
    • C12Q1/689Nucleic acid products used in the analysis of nucleic acids, e.g. primers or probes for detection or identification of organisms for bacteria

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  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Corynebacterium diphtheri
ae) (C、ジフセリエ又はジフテリア菌と称す)の
菌株の染色体DNAの異なる部位に1又はそれ以上のコ
ピー数で存在し、菌株特異的ハイブリダイゼーションプ
ローブの調製に使用されるDNAエレメントに係る。
本発明は、さらに、前記挿入エレメント又はそのフラグ
メントを含有するDNAセグメントを有するクローニン
グセグメントの導入によって得られた組換DNA分子、
及びかかる組換DNA分子によって形質転換せしめた微
生物にも係る。
さらに、本発明は、C,ジフセリエ菌株の特徴づけ及び
疫学上の研究における上記ハイブリダイゼーションプロ
ーブの使用にも係る。
ジフテリアは、人、特に幼児に対し、粘膜の線維性滲出
物の形成及び壊死を伴なう局部的障害を生ずる感染症で
ある。
その臨床過程では、発熱及び貧血の如き一般的炙 症状を伴い、)も重篤な場合には、仕ん妄、度牽及び循
環系及び腎臓の障害を伴なう。
さらに、治療の間に、摩痺を伴なう心筋炎の合併症を生
ずることがあり、場合によっては心′J&摩痺により死
に至ることがある。
ジフテリアの病因は、毒素暗号化遺伝子(tax)を含
有するテンペレートファージによる溶原化の後、ジフテ
リア毒素を産生ずる能力を獲得するゲノム陽性のジフテ
リア菌である。
C,ジフセリエの菌株は、病原性のレベルの相同じ種類
の中でも、たとえ異なる毒素産生能を示したとしても、
そのバクテリオファージに基き容易には形態的に区別さ
れ得ない菌株も存在する。
現在、ジフテリアの診断の確認は、たとえば適しかし、
培養法は煩雑であり、事実、長い分析時間を必要とし、
サンプルの輸送及び試験の間、細菌を生かした状態に維
持しておく必要がある。
しかも、この方法では、健康な人間の咽頭及び唾液中に
比較的よく存在するC、ホッフマニ(C。
hoffmani)及びC,ケロシス(C、xeros
is)の如き偽ジフテリア菌(ジフテリア菌と非常に似
た形態及び培養上の特性を有する)から常にジフテリア
菌を区別できるというわけではない。
要するに、これらの分別法は操作時間が長いこと及び特
異性に乏しいこと等の多数の欠点を示す。
このため、常法の欠点を解消しうる他の利用可能な診断
法の開発が必要とされている。
これら新しい診断法の1つとして、たとえばヌクレオチ
ドハイブリダイゼーション法がある。この方法では、D
NA又はRNAのフラグメント (これらのヌクレオチ
ド配列は、細菌のゲノムの配列と相捕的又は相同的であ
る)を使用することにより、サンプル中における病原体
の存在を高い効率でかつ特異的に検出できる。
ヌクレオチドハイブリダイゼーションの使用は、必然的
に、DNAの二重ら線構造及びヌクレオチド塩基間の相
補性に基くものである。かかる方法に従って操作するこ
とにより、各DNAら線棒の塩基間の水素結合が適当な
条件下で切断され、この変性により生じた各ら線棒の1
つを、適当に標識化したDNA又はRNA@と接触させ
る。後者のハイブリダイゼーションプローブ(前者のら
線棒と充分に相捕的又は相同的な塩基配列を含有する)
は、適当な反応条件下で、DNA/DNA 、 DNA
/RNA又はRNA/RNAの如きハイブリッドを生成
する。
このようなハイブリダイゼーション法はDNA配列を決
定するものであることから、反復DNA配列を認識しう
るプローブが使用できれば、かかる方法の感度及び特異
性を改善できることが想起される。
さらに、この反復配列が種特異性又は菌株特異性であれ
ば、この配列を認識しうるプローブも種特異性又は菌株
特異性である。
一般に、DNA又はRNAプローブはかかるプローブが
目的の細菌のいずれに必須的に存在する塩基の配列を含
むことを基準として選択される。
ハイブリダイゼーションプローブの調製に使用される相
同塩基配列は遺伝子又はそのフラグメント (細菌にお
ける安定性は知られているか、あるいは実験法により測
定される)から選択される。
選択される遺伝子は構造遺伝子、調節遺伝子又は各種の
作用を果たす遺伝子である。
さら2こ、プローブは、膜タンパク質を暗号化する遺伝
子、挿入配列を暗号化する遺伝子、トランスボゾン等か
ら選択される。
特に、転置エレメントは、塩基対数500ないしto、
000でなり、これ自体細菌ゲノムの異なる位置にシフ
ト及び挿入される (いわゆる転置と称される)DNA
配列である。
転置は宿主細胞の遺伝子の活性化又は不活性化を生じ、
遺伝的変異性の発現の機構を構成する。
これらのエレメントは、実際、遺伝子の近く又は遺伝子
内に挿入される際、その作用を発揮し、一方、挿入位置
から離れる際には、遺伝子がその作用を再度発揮し、本
来の表現型が回復する。
細菌の転置エレメントは下記の3種類に分類される。
−単純(simple) トランスボゾン又は単純Is
エレメント; −配合(composed) トランスボゾン又はTN
及び −複合(complex) hランスポゾン特に、Is
エレメント (その挿入配列は細菌ゲノムの標準的な構
成要素である)は、塩基対800ないし2000のサイ
ズを有し、その各末端に、互いに逆方向の短い繰返し塩
基配列を有する。
さらに、挿入部位では、Isは、一般に塩基対5ないし
9個でなる短い2つの同方向の同一配列を側面に有して
いる (その長さは定められたトランスポゾンに対して
一定である)。
原核生物では、Is及びTNエレメントは遍在し、染色
体、プラスミド及びバクテリオファージ中に見出だされ
る。しかしながら、技術文献中に記載されたIs及びT
Nエレメントの多くは、E コリ1又は他のゲノム陰性
菌から単離されており、ゲノム陽性菌、特にジフテリア
菌中にこれらエレメントが存在することに関してはほと
んど知られていない。
ジフテリア菌に関してかかるエレメントを利用できない
ため、そのゲノム(あまり知られていない)を研究する
ことは不可能であった。
発明者らは、Is挿入エレメントの代表的な特性が付与
され、ジフテリア菌の染色体DNA内においてl又はそ
れ以上のコピー数でかつ異なる部位に存在するDlfA
エレメントを見出した(これにより、従来の問題点を解
消できる)。
本発明は、ジフテリア毒素の構造遺伝子に挿入されかつ
γ−バクテリオファージのtOx−表現型に関するDN
AセグメントがIs挿入エレメントの代表的な特性を発
現すること、及びこのエレメントがジフテリア菌の染色
体DNA内に1又はそれ以上のコピー数でかつ異なる部
位に存在するとの知見に基きなされたものである。
上述の如く、本発明の目的は、Is挿入エレメントの代
表的な特性が付与され、ジフテリア菌の染色体DNA中
に1又はそれ以上のコピー数でかつ異的 なる部位に存在し、菌株特異ベハイブリダイゼーション
プローブの調製に使用される塩基対約1 、500のD
NAエレメントにある。
本発明の他の目的は、上記Isエレメント又はそのフラ
グメントを含有するDNAセグメントとクローニングベ
クターとの結合により得られる組換DNA分子、及びこ
の組換DNA分子によって形質転換せしめた微生物にあ
る。
本発明のさらに他の目的は、ジフテリア菌の菌株の特徴
づけ及び疫学上の研究に利用されるハイブリダイゼーシ
ョンプローブの調製に上記ISエレメント又はそのフラ
グメントを使用することにある。
本発明のさらに他の目的については下記の記載及び実施
例から明らかになるであろう。
本発明によれば、γ−バクテリオファージのtox−遺
伝子に挿入されたDNAエレメントをクローン化し、そ
の配列を公知の方法に従って分析する。
特に、ジフテリア菌の菌株の溶原菌ファージC7ンCを
濃度0,3ないし0.8119/x(!で添加すること
によって誘導する。
ついで、細胞懸濁液を遠心分離し、ファージを含有する
上澄液を回収する。
この上澄液の一定量(ファージ訃107ないし5・IO
1′を含有する)を、ジフテリア菌C7()tox−培
養基を感染仕しめるために使用する。
溶原菌ファージ及びジフテリア菌C7(−)LoX−の
細胞の混合物を37°Cにおいて適当な培養基に推持し
、細胞を完全に溶解さける。
溶解反応後、反応混合物にポリエチレングリコールを添
加してファージを沈殿せしめ、ついでYamamoto
らの方法(「パイラロジー(Yirology)J40
 、7.34−744 (1970))に従って塩化セ
シウム勾配で精製する。
↓ このようにして精製したファージ混合物65℃に10分
間維持し、ついでO,,5M NaCQを添加し、0℃
にさらに15分間維持して、ファージDNAを抽出する
ファージDNAをエタノール2.5容で沈殿せしめ、こ
れを分離し、緩衝液(pH8,0)に懸濁化させた後、
フェノール及びクロロホルムで抽出する。抽出終了時、
ファージDNAを再度1lSIl:殿させ、分離後、再
びリン酸塩緩衝液(pHLO)に野田化させる。
このようにして得られたファージDNAを、制限酵素B
am旧によって、この酵素の製造者によって指示された
方法に従って消化せしめ、消化混合物を1.3%アガロ
ースゲルに充填し、100vで分画する。
ついで、毒素の構造遺伝子及び挿入エレメントを含む塩
基対5,400のBan旧を電気溶出する。
このBam旧フラグメントを酵素旧nd mで消化し、
酵素C1a Iで部分的に消化する。
消化混合物を1%アガロースゲルに充填し、塩基対約2
,500のHind III −C1a f  フラグ
メントを電気溶出する。
このフラグメントは挿入エレメントの全配列及びtox
遺伝子の5′末端部(C1a I部位まで)を含有する
ものである。
tox遺伝子のヌクレオチド配列は既知であるため、挿
入エレメントのサイズを推論できる。挿入エレメントは
塩基対(bp) t、 500で形成されていることが
わかる。
本発明に従って、ついでL 、 50Qbpエレメント
の制限酵素地図(第1図及び第2図)及びそのヌクレオ
チド配列(第3A図)を決定する。
分析では、両末端の配列が互いに逆方向の繰返し不完全
配列(40ヌクレオチドの長さ)を形成していることを
示す(第3B図)。
さらに、挿入直前のtox遺伝子の9塩基対がその端部
で繰返されていること、及び互いに逆方向の繰返し配列
内に、転置機構に含まれるタンパク質を暗号化するポテ
ンシャル遺伝子が存在することが観察される。
上記エレメントのサイズ、末端部の構造及び上記遺伝子
の存在は、細菌のIs挿入エレメントに関して予想され
る特性とすべて一致する。
従って、γ−バクテリオファージのtox遺伝子に挿入
されたDNAエレメントがIs挿入エレメントであると
結論される。
このエレメントに認識コード1scalを付与する。l
5calを含有する2、500 bpフラグメントを、
適当なベクターにクローン化することにより増幅及び精
製する(適当な制限酵素で消化することによって、この
フラグメントが得られる)。
この目的全通するクローニングベクターは当分野で使用
されるものの中から選択される。特に、Denteらに
よって開示された(「ヌクレイツク・アシツズ・リサー
チ(Nucleic Ac1ds Re5earch)
11 。
1645−1655 (1983))E 、コリーのプ
ラスミドpEMBL8を使用する。
本発明に従って、プラスミドDNAを制限酵素Hind
 III及びAce Iで切断し、つづいて、公知の常
法に従って、T 、 −DNAリガーゼの存在下、Hi
ndm −C1a (DNAフラグメント(2,500
bp)に結合させる。ついで、リガーゼ混合物をE、コ
リーJM101(BRL)のコンピテント菌の形質転換
に使用し、形質転換された菌を、アンピシリン(100
γ/d)を添加したLB含有平板(DIFCO)上、ア
ンピシリン耐性に基いて選択する。
陽性のクローンの1つから、pEM BL8及び2.5
00 bp Hind [[−C1al  フラグメン
トでなる組換DNA分子を単離する(第2図)。
この分子に認識コードpDr 2  を付与する。なお
、この分子によって形質転換せしめたE。コリーJM6
7011として寄託している。
本発明によれば、ついで、サザーンブロットハイブリダ
イゼーションによって、ジフテリア菌の染色体DNAに
おける挿入エレメントl5cd 1の存在を確認する。
この目的のため、ハイブリダイゼーションプローブの調
製にあたり、公知の一般法の1つに従って標識化した1
 、 500bpの全l5cal又はその制限フラグメ
ントを使用できる。
本発明の好適な1具体例によれば、ニックトランスレー
ンヨンによって標識化した600bpの制限フラグメン
トD−SalIが使用できる。
特に、ジフテリア菌の菌株の染色体DNAを各種の制限
酵素で消化し、得られたフラグメントを、サザーンプロ
ット法(「ジャーナル・オフ・モレキュラー・バイオロ
ジー(J 、 Si20. Biol、)J旦、503
−517,1975)に従って、ハイブリダイゼーショ
ン溶液中、D−Sal?プローブとハイブリダイズさせ
る。
その結果、異なる菌株に関して異なる数のハイブリダイ
ゼーションバンドを示す。特に、C,ノフセリエ・ベル
ファンティ(belfanti)1030については、
15ないし25個のハイブリダイゼーションバンドが確
認され、一方、C,ジフセリエC7(−)to”−につ
いては、ただ2つのハイブリダイゼーションバンドが確
認されるのみである。
これらの結果を証明するため、C,ジフセリエ・ベルフ
ァンティ 1030を原料として生成されたゲノムライ
ブラリーを、D−3allフラグメントに相同の配列に
関する平板−ハイブリダイゼーションによって分析する
陽性のクローン、すなわちD−8alIとハイブリダイ
ゼーションを生ずるものについて、制限酵素Bgl I
 SBam旧、HindI[l、EcoRI及びSa目
による遺伝地図の作製を行なう。このようにして、その
90%が約1.500bpのDIIAセグメント(その
制限地図はl5calのものと同一)を含有しているこ
とがわかる。
さらに、制限フラグメントB、C及びDの長さはいずれ
のクローンにおいても同一であるが、制限フラグメント
A及びEの長さは各クローンにおいて各々最小500−
7QQbpから最大9.QQQ−LQ、Q(IQbpま
での範囲であることが観察される。
本発明によれば、制限フラグメントD−3alIから得
られたハイブリダイゼーションプローブにツクトランス
レーションにより標識化したもの)を、従来の細菌学法
により又は染色体DIJAの遺伝地図作製によって既に
検討されているジフテリア菌の各種菌株についての疫学
的検討に使用する。この場合、既知の結果と単に一致す
るだけでなく極めて明確な結果が得られ、しかも従来の
ものと比ベサイクリン耐性菌株に関してハイブリダイゼ
ーション方式が同一であり、従ってテトラサイクリン耐
性はジフテリア菌のテトラサイクリン感受性菌株によっ
て新たに獲得された特性であることが示された。
さらに、染色体DNAの分析により、米国、カナダ、ス
ウェーデン、オーストリア及びインドネシアで単離され
た菌殊における上記エレメントl5cd■の存在が確認
され、l5cdlの染色体分布が、同一地域においてか
つ同一時期において単離された菌株では一致するが、異
なる地域において異なる時期に単利された同じ菌株では
相違することがわかった。
これら結果は、エレメントl5calがジフテリア菌の
多くの菌株に存在すること、このエレメントの転置の発
生は菌株特異的であることを示している。
従って、1scal又はその制限フラグメントを、診断
及びジフテリア菌の各菌株の疫学的研究で利用されろハ
イブリダイゼーションプローブの調製に使用できる。
次に、図面について述べる。
第1図は、Is cal  DNAエレメントの制限地
図を示す。制限フラグメントのサイズは、A=300b
pXB=270bp、 C=180bp、 D=600
bp及びE−150bpである。
第2図は、ハイブリッドプラスミドpDr 2  の制
限地図である。
第3A図は、γ−バクテリオファージのジフテリア毒素
の遺伝子内に挿入されるl5cal  挿入エレメント
のヌクレオチド配列を示す。小文字で示す配列は、l5
calエレメントが挿入されるジフテリア毒素の遺伝子
に属する。1scalの両端で繰返す配列GGATAG
GGGを下線で示す。
第3B図は、l5calエレメントの末端のヌクレオチ
ド配列を示すもので、これらが互いに逆方向の繰返し配
列(図に示す2次構造を形成しうる)により如何に構成
されるかを示す。小文字の配列は、l5calエレメン
トが挿入されるジフテリア毒素の遺伝子に属する。これ
に対して、下線で示す配列は、挿入エレメントの基点及
び終点で繰返される配列である。
第4図は、各種の制限酵素で切断し、D−3all制限
フラグメント(600bp)とハイブリダイズさせたC
、ジフセリエ・ベルファンティ1030の染色体DNA
のサザーンプロットを示す。
第5八図ないし第5D図は、Bam旧での消化によって
、各種ジフテリア菌から得られた染色体DNAのサザー
ンプロットを示す。ハイブリダイゼーションプローブと
してD−3allを使用する。
さらに詳しくは、第5A図はスウェーデンで単離された
菌株に係り、ラインlないし4はジフテリア菌m1ti
s CCUG(カルチャー・コレクション、ユニパージ
ティー・才ブ・イエーテボにル(Cu1tureCol
lection University of Go’
teborg )) 15935.16574、179
03及び1?289菌株からそれぞれ得られたDNAを
含有し、ライン5及び6はジフテリア菌gravis 
CCUG 1?274及び1?141菌株から得られた
DNAを含有する。
第5B図は、インドネシアで単離されたジフテリア菌(
U、S、Naval Medical Re5earc
h Unitから供給されたもの)に係り、ライン1及
び2はテトラサイクリン耐性菌株105及び126のD
NAを含有し、ライン3及び4はテトラサイクリン感受
性菌株227及び402のDNAを含有する。
第5C図は、トロントで単離されたジフテリア菌の菌株
ASB及びC(ハワード大学、微生物研究所から得たも
の)に係る。第1のラインはC,ジフセリエ・ベルファ
ンティ1030の染色体DNAを含有し、菌株A及びB
のバンドの多くはC9ジフセリエ・ベルファンティ10
30のものと同様に移動する。
第5D図は、マンチェスターで単離されたジフテリア菌
の菌株(同じくハワード大学、微生物研究所から得たも
の)に係る。
以下の実施例は本発明を説明するためのもので、限定す
るものではない。
実施例1 ジフテリア菌C7(γ)(Buck G、 ら[ジャー
ナル・才ブ・バクチリアル(J、 Bacterial
)J 148 、143−15嶌、 1981)の細胞
を、PTY培地LOOzQ中、37°Cで1夜培養した
。なお、この培地は下記の組成を有する。
組成 カサミノ酸(Dif’co)      10 91.
0%L−トリプトファン  10  xσ溶液II  
          2.OmQ水         
          tQ組成中の溶液■及び■の組成
を次表に示す。
溶液■ Mg5O+・7 H,022,59 β−アラニン        115  Nニコチン酸
        115  mg(u、otxcを添加
し、ついで a+1cQを添加。溶解後、溶液 の他の成分を添加。) ピメリン酸          7 、5mg1%Cu
SO4・5HtO5ytQ 1%ZnSO4・5HzO4RQ 1%MnCL ・4HtO1,5xd fitlc123  m(1 水       全量を1ooxQとする量溶液■ L−シスチン        20 9l 濃1t(420! 水       全量を100uf2とする量上記培地
を115℃で15分間殺菌し、使用前に、殺菌した下記
50%マルトース−0,5%CaCl21溶液3、Om
Qを添加した。
マルトース−CaR’z溶液 マルトース         50 950%CaCQ
*           2  z(IKHtPO41
9 (全量を1001112に調整し、PHを7.4に調整
し、whatman 401P紙で濾過し、その後オー
トク レープで処理する) ついで、光学密度(590nmで測定)0.1となるま
で培養物をPTY培地で希釈し、光学密度(590nm
で測定)0.4となるまで37℃に維持した。
この時間の経過後、培養物にマイトマイシンCO,5t
n9/xQを添加し、室温に2時間推持した後、遠心分
離し、上澄液(108フアージ/1rtQを含有)を回
収した。
ファージ混合物1+f2を、光学密度0.3となるまで
培養したジフテリア菌C7()jOX″培養物0.1z
Qの感染に使用した。
実際には、ファージ及びジフテリア菌 C7(−)tox−ノ細胞ヲPTYトッフ・アーカー3
RQ中で配合し、この配合物をPTY培地−アーガー平
板上に接種することにより実施した。
37℃で1夜放置した後、ファージ(細胞を完全に溶解
させた)を集め、10.OOOrpmで15分間遠心分
離することによってアーガーから分離し、PTY培地3
QOx(中、光学密度0.25のジフテリア菌C7(−
)”x−の培養物の感染に使用した。
で1 ついで、細胞を光学密度的0.8−0.9ま入育生し、
細胞溶解反応の開始(光学密度の急激な低下により検知
)後直ちに、クロロホルム51を添加した。
培養物を37℃に30分間維持することによって細胞溶
解反応を完了させた。
この時間の経過後、Yamamotoの記載の如く、ポ
リエチレングリコール及び塩化セシウムによる勾配によ
ってファージを沈殿さ仕た。
ついでファージを10mM )リス緩衝液、1 mM 
EDTA(pHa、o)に対して透析して残留する塩化
セシウムを除去し、最終濃度が0.5%となるまで硫酸
ドデシルナトリウム(SDS)を添加した。
このようにして得られた混合物を65℃に10分間、0
℃に15分間fa持し、最終へ度が0.5M となるま
でNaCl2を添加し、さらに0℃に15分間維持し、
最後に遠心分離した。等量のイソプロパツールを添加す
ることによって沈殿させた後、ファージDNAを反応混
合物から遠心分離し、lomM トリス、1mMEDT
A(pf(8,0)(1,5ag中に懸濁化し、7 x
 / −ルQ、5峠で2回、クロロホルム0.5zQで
2回抽出した。
8.0) 0.5尻Qに再び懸濁化した。
ファージDNA 10μ9を制限酵素Bam旧10単位
(U)により、この酵素の製造者(BRL)によって指
示された方法に従って操作して消化せしめ、消化混合物
を酢酸塩緩衝液(50mM )リス、20mM  ED
TA、18J NaCQ )中1.3%アガロースゲル
に充填し、電位差IQOVを通電した。
毒素遺伝子及び挿入エレメントを含有する塩基対5,4
00のBam旧フラグメントを電気溶出し、つづいて酵
素tlind III LOUにより、つづいて、酵素
C1aIIUにより部分的に切断した(各々、酵素製造
者の指示した方法に従って操作した)。
全消化、混合物を1%アガロースゲルに充填し、塩基対
約2,500の旧ndlI[−C1a Iフラグメント
を電気溶出した。
上記フラグメント(200bp)は全挿入エレメント及
びC1a 1部位までの毒素遺伝子の5′末端部を含有
する。
エレメントが挿入された毒素遺伝子のヌクレオチド配列
が既知であることに基き該エレメントのサイズを算定し
た。この結果、約1,500bpであった。
第2図にエレメント1.500 bpの制限地図を示す
その制限フラグメントのサイズはA=300 bpSB
=270bpSC=L8Qbp1p=aoobp及びE
 = 150bpである。
ついで、2,500bpのHindlI[−C1a I
フラグメントを、予じめHindII[IU及びAcc
IIUで切断したプラスミドpEM BL8にクローン
化せしめた。
このようにして得られたハイブリッド分子(pDr2と
称する)を使用して、E、コリ菟JMIOI(BRL)
の細胞を形質転換さt+鵠だ。
pDr2ハイブリッドを単一フィラメントベクターMH
mp8及びmp9にサブクローン化することによって、
全挿入エレメントのヌクレオチド配列の確認が可能とな
った。
図面(第3A図及び第3B図)に示す結果は、挿入エレ
メント直前の毒素遺伝子の塩基対9個が挿入エレメント
の末端で繰返されていることを表わす。
挿入エレメントの2つの末端の配列は、ヌクレォチド4
0個以上に伸びる互いに逆方向の不完全な繰返し配列を
形成する。さらに、2つの逆方向の繰返し配列の間には
、転置機構に関与するタンパク質を暗号化するポテンシ
ャル遺伝子が存在する。
このようにして得られたIs挿入エレメントをl5ca
lと称する。
実施例2 ントの使用 ハイブリッドプラスミドpDr 2 109を、制限酵
素5alI’ 20Uにより、製造者の指示による方法
に従って消化せしめた。
このようにして消化したDNAを1,5%アガロースゲ
ルに充填し、100Vで2時間泳動した。
この時間の経過時、ゲル上に2つの良好に分離されたバ
ンドが観察された。1つは約6.QOObpのもので、
他はl5calエレメントのD−3alt  フラグメ
ントに相当する600bpのものであった。
600bpフラグメントをゲルから電気溶出し、エタノ
ールで沈殿さ亡て相同形として、回収した。
精製したフラグメントをニックトランスレーンヨンによ
り標識化し、ジフテリア菌の各種菌株からの変性染色体
DNAを含有するニトロセルロースフィルター上でのハ
イブリダイゼーションプローブとして使用した。
ハイブリダイゼーションを、5XSSC培地(IXSS
C=0.’i5M NaCQ、 0.015% M ク
エン酸ナトリウム)(pH7,2)上、65℃、20時
間で実施した。
ハイブリダイゼーション終了後、フィルターを2 X 
SSC5(m2により3回、合計2時間で洗浄し、つい
でオートラジオグラフィーにかげた。
照射時間18ないし48時間後、フィルムを現像し、検
討した。
実施例3 C,リフセリエ・ベルファンティ1030(Rappu
oliRlらrJ、 N1ro1.J 45 、524
−530 (1983))をp’ry培地100ilJ
中、37℃で1夜育生し、この培養物0 、 htQを
予じめ殺菌したPTY培地10ynQに接種した。培養
基をゆるやかに撹拌しながら(20Orpm)、37℃
で3時間インギュベートシ、ペニシリンGlμg/Jを
添加後、37℃に3時間維持した。
この時間の経過後、遠沈によって細胞を培養基から分離
し、lomM トリス、0,5Mサッカロース、5 u
/ mQリゾチーム溶液(pHC2) 2 xQ中に懸
濁化させた。
ついで、細胞懸濁液を37°Cに10分間維持し、遠心
分離し、分離した細胞をlomM トリス、lO+nJ
 EDTA溶液(pH8,2)に再度懸濁化させた。
この溶液に20%SDS 40μQを添加することによ
り、細胞を65℃で20分間溶解させた。
ついで、細胞懸濁液を37°Cに冷却し、プロナーゼ5
0mg/rpQを含有する溶液50μ9/mQを添加し
た。
培養物を37℃で1夜インキユベートし、フェノール0
 、5xCで1回、フェノール0,51で2回、りるこ
とにより、反応混合物から染色体DNAを沈殿させた。
沈殿したDNAを10,000 rpmで20分間遠沈
して分離し、水100μσ中に再び懸濁化させた(最終
濃度lμg/μり)。
DNA3μ9を制限酵素Bgll、Xho r、C1a
 I、EcoRI 、 HindI[I及びBamHI
(各々5U)で消化し、消化混合物をトリス−酢酸塩緩
衝液中の1.3%−アガロースゲルに充填した。
ttov で4時間分画した後、サザーンプロット法に
従い、ゲルを除去し、エチジウムブロマイドで着色し、
ニトロセルロースフィルター上に移した。
から得られた15ないし25個のフラグメントとハイブ
リダイズすることを表していた。
このプローブは個々のSaL Iフラグメントを明確に
認識するものである。従って、C,ジフセリエ・ベルフ
ァンティ 1030の染色体中には、フラグメントDに
相同の配列が複数のコピー数でかつ異なる部位に存在す
ることを表す。
ジフテリア菌C7()tox−について行なった同じテ
ストでは、ハイブリダイゼーションの2つのバンドを示
し、従って2個のl5cal  エレメントの存在を表
した。
これらの事実を説明するため、AEMBL4 ベクター
(FrishaurA、ら「ジャーナル・オフ・モレキ
ュラー・バイオロジー(J、 Mo1. Biol、)
J l’リー、827−842 (19’H))に関す
るジフテリア菌の遺伝子ライブラリーを、D−3ail
フラグメントと相同の配列を同定するため、平板上での
ハイブリダイゼーションによってスクリーニングした。
平板120個でテストを行ない、陽性のクローン14個
を見出した。これらクローンのうち12個について制限
酵素Bal I 、 Bal1lHI 、 Hindn
、EcoRI及び3all(ベーリンガー社)を使用し
、製造者の推奨する方法に従って操作して遺伝地図を作
製したところ、これらDNA中にl5calに一致する
約1,500bpのセグメントが存在していた。
実施例4 疫学的調査におけるl5cdL  エレメントの史」 前記実施例2に記載の如くして調製した/%イブリダイ
ゼーションプローブを、従来の方法によって既に研究さ
れている各種のジフテリア菌゛(後述のli表)につい
ての疫学的調査に使用した。
菌株を実施例2と同様に操作してPTY培地中で育生し
、分離後、染色体DFlA 3μqを制限酵素BanH
15Uで消化した。
消化混合物をトリス−酢酸塩緩衝液中1,3%−アガロ
ースゲルに充填し、110℃で3時間分画した。その後
、サザーンプロット法に従い、ゲルを゛除去し、エチジ
ウムブロマイドで着色し、ニトロセル口・−スフイルタ
ーに移し、ハイブリダイゼーションプローブとハイブリ
ダイズさせた。
得られた結果を第5八図ないし第5D図に示す。
特に、スウェーデンで単離された菌株に係る第5A図に
示す結果は、m1tis形と表示された菌株が同じハイ
ブリダイゼーション様式を有すること(ライン1ないし
4)、及びこれらはgravis形と表示された菌株に
よって示されるもの(ライン5及び6)とは明確に区別
されることを示している。
インドネシアからの菌株(第5B図)は、テトラサイク
リン感受性菌株(ライン3及び4)及びテトラサイクリ
ン耐性菌株(ラインl及び2)のいずれについても唯1
個のハイブリダイゼーションバンドのみを示した。
これは、この抗生物質に対する耐性は新たに獲得された
性質であることを表わしている。
15clDには、トロントで単離された菌株(A。
B及びC)及びオーストリアで1953年に単離された
C、ジフセリエ・ベルファンティ 1030に関して得
られた結果が示しである。
菌株A、B及びCについては、Changらにより「ジ
ャーナル・オフ・クリニカル・ミクロノくイオロジー(
J、 C11n、 Microbiol、)J 8 、
76? −768(1978)に開示されており、C,
ベルファンティと命名されている。
菌株A及びCは有毒性であり、相互に形態上及びバクテ
リオファージにより区別される。
菌株Bは無毒性であり、形態的には菌株Aから区別され
ない。
菌株A及びBの類似性及びこれらと菌株Cとの差異は第
5C図に示されている。
実際、菌株A及びBは同じハイブリダイゼーション様式
を示し、一方、菌株Cは挿入エレメントl5calのコ
ピーを全く倉荷していない。
最後に、第5D図に、マンチェスターからの有毒性及び
無毒性の菌株について得られた結果を示す。
これら菌株は、異なった毒素産生能を示すが、相互に区
別不能であり、以前の流行の間に単離されたものと比べ
て相違点を示す。
第5D図に示す結果は、上記ジフテリア菌に関するPa
ppenheimerらの知見(J、 Hyg、 93
 、397−404(1984))を追認するものであ
る。
曾 ※ Q ζ   k   染   ζ   丸   凝   鞭
  :条   ((灸  ;  う : Q  Q
【図面の簡単な説明】
第1図はIs cal  DNAエレメントの制限地図
を表わす図、第2図はハイブリッドプラスミドpDr2
の制限地図を表わす図、第3A図はl5cal挿入エレ
メントのヌクレオチド配列を示す図、第3B図はl5c
dl  エレメントの末端のヌクレオチド配列を示す図
、第4図はハイブリッドさ仕たC1ジフセリエ・ベルフ
ァンティ1030の染色体DNAのサザーンプロットを
示す写真、第5八図ないし第5D図はBamHIでの消
化によって各種ジフテリア菌から得られた染色体のサザ
ーンプロットを示す写真であ(ほか1名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 IS挿入エレメントの代表的な特性が付与され、ジ
    フテリア菌の染色体DNA中に1又はそれ以上のコピー
    数で存在し、菌株特異的ハイブリダイゼーションプロー
    ブの調製に使用される塩基対約1,500のDNAエレ
    メント。 2 特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、下記ヌ
    クレオチド配列を有するものである、DNAエレメント
    。 【遺伝子配列があります。】 3 特許請求の範囲第1項記載の挿入エレメントを含有
    するDNAフラグメントを有するクローニングベクター
    のスプライシングによって得られた組換DNA分子。 4 特許請求の範囲第3項記載のものにおいて、前記ク
    ローニングベクターがE.コリのプラスミドpEMBL
    8である、組換DNA分子。 5 特許請求の範囲第3項又は第4項記載の組換DNA
    分子で形質転換せしめた微生物。 6 特許請求の範囲第5項記載のものにおいて、E.コ
    リATCC67011である形質転換微生物。 7 ジフテリア菌の菌株の特徴づけ及び疫学上の研究に
    利用されるハイブリダイゼーションプローブの調製に使
    用する、特許請求の範囲第1項記載のDNAエレメント
    又はその制限フラグメントの使用法。
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