JPS6324824A - 試験管内ミクロ増殖条件から生体内条件への移植時の苗又は苗木の生残率の改良法 - Google Patents

試験管内ミクロ増殖条件から生体内条件への移植時の苗又は苗木の生残率の改良法

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JPS6324824A
JPS6324824A JP62169951A JP16995187A JPS6324824A JP S6324824 A JPS6324824 A JP S6324824A JP 62169951 A JP62169951 A JP 62169951A JP 16995187 A JP16995187 A JP 16995187A JP S6324824 A JPS6324824 A JP S6324824A
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JP
Japan
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vitro
seedlings
plant growth
medium
growth regulator
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JP62169951A
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アンドリュー・ボーガン・ロバーツ
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Imperial Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Imperial Chemical Industries Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01HNEW PLANTS OR NON-TRANSGENIC PROCESSES FOR OBTAINING THEM; PLANT REPRODUCTION BY TISSUE CULTURE TECHNIQUES
    • A01H4/00Plant reproduction by tissue culture techniques ; Tissue culture techniques therefor
    • A01H4/005Methods for micropropagation; Vegetative plant propagation using cell or tissue culture techniques

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Developmental Biology & Embryology (AREA)
  • Botany (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はミクロ増殖(micropropagatio
n )  方法、特に植物を試験管内(in vitr
o )  ミクロ増殖条件から生体内(in vivo
 )条件に移植(transfer )  する際に該
植物の生残率(viability )を改良する方法
に関するものである。
醒又は醒木、さし木用植物切片又は小植物(plant
lets )、以下苗又は苗木と総称する、の試験管内
生産のために組織培養技術を使用して植物のミクロ増殖
を行なう方法は現在までに十分確立されている。しかし
ながら、試験管内で培養された苗又は苗木はそれを生体
同士培養条件に移植する場合にしばしば水分生理的に不
十分な水との関係を示し、移植に際しての苗又は萌木の
損失の主要因の一層は脱水であるとさハて”ハる。商業
的実施においては、試験管内培地から移植される苗又は
苗木を野外条件に移植する前に注意深く制御された湿度
及び温度条件下に保持するために高価なミスト伝搬機(
m1st propagator )を使用することが
できる。しかしながら、これらの技術を使用し次場合で
さえも、植物の損失率はしばしば高いものである。
多数の研究の結果は慣用のミクロ増殖技術においては完
全に閉鎖し得ない大きい気孔開度及び孔辺細胞を包含す
る普通でない、すなわち変則的な気孔生理状態が生ずる
ことを示唆した。苗又は苗木が高湿度条件下で生長せし
められる場合もまた、上皮上へのワックスの生収量が著
しく減少する原因となり、この之め葉の水分の制御し得
ない減少及びその結果として生ずる脱水現象の増大を招
くものと考えられる。ミクロ増殖技術によって生長する
苗又は苗木からの水の蒸散を低減せしめる之めに多数の
試みがなされてきた。たとえば・Wardle 及び5
hortは命り(chryaanthemum )の苗
を試験管内で低湿度条件下で培養することによってワッ
クスの生成及び微細な開孔部をもつ気孔の形成を誘発す
ることに成功した( 1ochern。
phyBio、 Pflanzen、工1. 6mg−
624 (mg83)参照)。
しかしながら、水の損失本について認められる有、才な
効果は苗又は苗木に対する有害な影響によつC1殺され
た。上記文献はキク苗の背軸表皮ストリップ片の培養時
における天然に産生ずる植物生長ホルモンABA及びそ
の前駆体ファルネソールの添加効果についての研究を報
告している。サイトカイニン及びカイネチンの添加につ
いても検討された。しかしながら、これらの添加による
改善は伺等認められず、結局気孔の一層の開放は可能で
あつ之(カイネチンとともに二酸化炭素を含゛まなA空
気を使用することによって)が、−男気孔の閉鎖は培養
時間を延長し念後でさえも不可能であった(fcとえば
暗所でかつABAを使用して)ことが結論として報告さ
れた。ファルネソールを使用した場合には気孔の閉鎖が
認められたが、こiはファルネソールが有する既知の細
胞膜分裂能に基づくものと考えられた。
今般、本発明者は驚くべきことに、植物を試験管内ミク
ロ増殖条件から生体内条件に移植する際の該植物の生残
率をある特定種類の植物生長調整剤の使用によって改善
し得ること全認め之。
したがって、本発明は、苗又は苗木を試験管内ミクロ増
殖条件から生体内条件に移植する際、試験管内培地中に
ギベレリン生合成経路阻害剤である植物生長調整剤を試
験管内培地1l当す0.001〜10ηの割合で配合す
ることを特徴とする該移植時の苗又は苗木の生残率を改
良する方法を提供するものである。
ある植物生長−整剤がギベレリン牛合成経路の阻害剤と
しての分類に類別されるか否かは既知の確立された方法
を用いて当業者に工9容易に決定し得るものである。た
とえば、ギベレリン生合成鮭路の阻害は英国植物生長調
整剤グループ、モノグラフ11−mg84に記載される
技術を用い、するごとく実証することができる。
ギベレリン生合成経路阻害剤の特に好ましい一群はカウ
レンオキシメーゼ阻害剤として作用するもの、たとえば
1−(4−クロルフェニル)−4,4−ジメチル−2−
(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ペンタ
ン−3−オール及びその立体異性体である。ある植物生
長調整剤がカウレンオ中シダーゼ阻害剤であるかどうか
を決定するための典型的な一実験方法はたとえばJ。
Dalziel及びり、に、LawrenCa の報文
″Bi ochemi caland Biologi
cal Effects of Kaurene 0x
idaseInhibitors+、 auch as
 Paelobutrazol ’ (British
Pljnt Growth Regulator Gr
oup、 Monograph If −+qg4 )
に記載されている。
したがって、本発明はさらに、苗又は苗木を試験管内ミ
クロ増殖条件から生体内条件に移植する際、試験管内培
地中にギベレリン生合成経路阻τ、剤である植物生長調
整剤を試験管内培地1l当り0.001〜tOH1の割
合で配合することからなり、その際該植物生長調整剤が
1−(4−クロルフェニル)−a、a−ジメチル−2−
(+H−1,2゜4−トリアゾール−1−イル)−2ン
タンー3−オール又はその立体異性体で)・ることを特
徴とする該移植時の苗又は苗木の生残率を改良する方法
を提供する。
特に適当な植物生長調整剤の一つけ・ザクロブドラゾー
ル(paclobutrazol ) 、すなわち(2
R83R8)−1−(4−クロルフエニ”)−4+4−
ジメチル−2−(1)(−1,2,4−=トリ゛・′・
!ルー!−(ル)ペンタン−3−オール、でアル。
試験管内培地IL当り0.05〜5a11.特KO,1
〜11mg.たとえば0.3〜1mgの植物生長調整剤
(念とえば・す1プトラゾール)を試験管内培地に施す
ことが好ましい。
試験管内培地は慣用のrル培地、たとえば適当な栄養源
を含みかつたとえば寒天音用いて固化された培地で多・
り得る。か\る培地の典型的な処方はたとえばMura
shige及びSkOOgによってPhysiol、 
Plant、臣、473−497 (+962)  に
′″Arevised rnedium for ra
pid growth andbioassays w
ith tobacco tissue cultur
es ”として記載されているごとき塩類、栄養源及び
ビタミン類を含む、この培地に対する補足物(supp
lements )も使用することができ、そしてか\
る適当な補足物の例としてはベンジルアミノプリン及び
ナフタリン酢酸をあげることができる。
か\る塩類、栄養源、ビタミン類及び補足物は本明細書
で使用する用語“植物生長調整剤”に該当すると考える
べきでない点を理解すべきである。
か\るrル培地中でミクロ増殖技術によって試験管内で
生長させた苗又は苗木は適当な容器中に収容された適当
な生体内ミクロ増殖土壌培地中に直接移しく移植し)そ
して野外に移植する前に該生体内培地中で制御された湿
度及び湛度条注下−〔保持することができる。
しかしながら、試験管内培地−そこから苗又は苗木を適
当な生体内土壌培地に移植するーは液体培地であること
が好ましい、たとえば、苗又は苗木は慣用のミクロ増殖
技術によって分裂させることができそして増殖部分(念
とえは頂芽、腋芽(axillary 5hoot )
  又は結節部(nodalsection )等)を
試験管内に収容されたかつ適当な液体培地中の適当な固
体多孔質担体上に保持1−ることができる、ミクロ増殖
源として使用される当初の苗又は苗木はそれ自体rル増
殖培地中で生長せしめたものであることができそして該
rル培地は必須ではないが植物生長調整剤を含んでいて
もよいことが認められるで)、ろう。
したがって、本発明はさらに苗又は苗木を試験管内ミク
ロ増殖条件から生体内条件に移植する際、ギペレリン生
合成経路阻害剤である植物生長調整剤を試験管内培地1
l当り0.00+〜10〜の割合で配合した液体試験管
内培地中で試験管内に収容された固体多孔質担体と接触
させた状態で培養することを特徴とする該移植時の百又
は苗木の生残率を改良する方法を提供するものである6
固体多孔質担体は液体培地を毛細管作用によって苗又は
苗木に容易に接触せしめかつその根系統を該担体内部で
発育、生長せしめる作用と果し得る。シ虎がって、一般
に、固体多孔質担体は液体培地中に十分に浸漬させなく
ても、該液体培地中に置くだけで十分である。苗又は苗
木を生体内土壌培地中に移植しようとする場合【は、固
体多孔質担体全体を根系統の動揺、かく乱等を必要とす
ることなしに移植することができる7固体多孔質担体は
セルロースのような繊維質物質のプラグ(plug )
、すなわち栓であることが好ましく。
該物質は生物分解性でありかつたとえばオートクレーブ
中での処理又は照射処理によって容易に滅菌し得るもの
であることが好ましい、この目的に適するセルロースプ
ラグは商品名“ンルパロッド(5orbarod )”
 として商業的に入手可能である。
本発明に従う植物生長調整剤の使用によって、試験管内
ミクロ増殖条件(之とえは液体試験管内培地との接触条
件)から生体内土壌条件への移植に際しての苗又は苗木
のより良好な生育性がもたらされる。このことは植物が
試験管内培地から生体内条件への移植に際し7てより良
好な生存粛を達成すること又は生体内条件への移植が許
容し得る生存率の達成の之めにそれほど注意深く制御さ
れた環墳条注(湿度及び瀉度東件のような)を要求さn
ないことを意味するものである。
植物生長調整剤は試験管内培地として使用されるべき新
しく調製された液体に添加しそして苗又は苗木を植物生
長調整剤を含有する液体試験管内培地と接触させ、その
状態で計画又は苗木が生体内土壌培地中に移植し得る状
態に生長するまで(一般に1苗又は苗木の種類及びむか
ご(propagule)の81頌に応じて2〜g週間
)保持することが一般に都合よい、しかしながら、植物
生長調整剤は所望ならば液体試験管内培地に、該試験管
内でのミクロ増殖段階とその後面又は苗木?生体内培地
へ最終的に移植する段階との開の中間段階で添加するこ
ともできる。
液体生体内培地はrル培地について前記したと同様の慣
用の栄養源及び補足物を含有し得る。
本発明の範囲は何等特定の理論によって限定されるもの
と解釈されるべきではないが、植物生長調整剤は植物の
試験管内ミクロ増殖条件から生体内条件への移植に際し
ての植物の生残率の改良に貢献し得る多数の有利な効果
を有するものと考えられる。特に、植物生長調整剤は気
孔開度及びその閉鎖能を低下させ、より厚い孔辺細胞膜
を形成させ、より良好に形成された葉緑体を4え、より
厚いクチクラワックス膜層を与え、根の形成及び根の望
ましい特性を増進し、緑色化効果を有し、より多くのか
つより良好に発育した葉毛(1eafhaira )を
与え1節間長を低減させ、成熟植物により望ましい特性
を付与し、葉数及び葉の大きさを正常の状態に確保しか
つ霜害から植物を保護し得る等々のすぐれた効果を奏し
得る。
本発明の方法はミクロ増殖技術によって増殖し得る広範
囲の植物種に一般に適用可能である1本発明の方法にお
ける処理に適当な代表的な植物種は草本及び木本の装飾
用植物、草本及び木本の収穫用植物、落葉種及び常緑種
の山林植物及び栽培収穫物を包含する。
実施列 以下、本発明を実施例によってさらに説明する。
hybrida ) ]  ” マウントバッチ:y 
(%ountbatten)”からの培養(栽培、  
culture )を行なっ几、培養を開始するために
、頂芽からなる外植片全表面活性剤1滴を添加した次亜
塩素酸す) IJウム(1〜1.5%)の溶液中で表面
滅菌した。頂芽をこの溶液[20分間浸漬し、滅菌蒸留
水で20分間ずつ2回洗滌した後試験管内ゲル増殖培地
に移した。
この?ル増殖培地はMorashige及びSkoog
 Ic ヨOて開示されている塩類、栄養源及びビタミ
ンからなる処方(Physiol、 plant 15
.473−497(mg62)参照)からなるものであ
りかつ蔗糖に301/L含有していた。さらに、バラの
培養に用い次培地はベンジルアミノゾリンQ、5q/、
/、及びナフタリン酢酸0.005111/ L を含
有していた。この培地を−5,6に調整し友後、寒天8
9/Lを添加しそしてオートクレーブ中で12t’cで
15分間滅菌処理した。
すべての外植片の移植は空気層流キャビネット中で行な
いかつこの移植に用いた器具はまず工業用メタノール変
性アルコール中に浸漬しそして炎洗浄した。すべてQ培
養体は23±I’Cで、3Wrn−2を与える冷白色螢
光灯によって供給される16時間の光同期に保持した。
Φりは結節部分及び頂芽から増殖しそして6週間毎に継
代培養した。
パラは腋芽から増殖しそして4週間毎に継代培養した。
萌述したごとくrル増殖培地中で安定的に形成された(
 establiahed )増殖部分をついで密閉容
器に移し、そこでこれらの増殖部分を液体培地中、試験
管内に収容された固体多孔質担体上に載置した。
より特定的にいえば、スイス国、  Baurngar
tnerPapierg SA によって供給される“
ンルノ々ロッド(5orbarod ) −プラグを固
体多孔質担体として使用した。これらの円筒状プラグは
高さ20目、直径18目又は1Oalで、有孔ポリプロ
ピレン製又は紙製の套管中に包蔵された積層セルロース
の充填物から構成されるものであった。これらのプラグ
は供給者によって放射線滅菌されたものであった。これ
らのプラグを萌述したrル培地と同様で)2るが、た’
;L(a)寒天を含有せずかつ(b)液体培地中にパク
ロプトラゾール0.3η/を又は1,0■/Lを含有し
ているものである液体培地中に置いた。この液体培地は
オートクレーブ処理により又はr過により滅菌されたも
のである。該液体培地は密閉試験管内容器の底に液体を
2〜3w(afew tnm )  の深さで保有した
状態で多孔質プラグ(各多孔質プラグははVそれ自体の
容積と同量の液体を吸収し得るものであった)によって
吸収されるに十分な量で使用し友、むかとを各プラグの
上部表面中にあ°る刻み口中に挿入しそして培養体を該
密閉容器中で4週間試験管内保持しt後、移植した。こ
の時点で、各面又は苗木の根はプラグ中に十分安定に確
保されていた。該プラグの全体をその中で生育している
苗又は苗木とともにそれらの根を攪乱することなしに生
体内土壌培地に移植した。
移植後、これらの植物eミスト伝搬機によるよりもむし
ろ開放された状態の実験室環境中に(保護蓋なしK)保
持した。これらの植物を移植後2週間にわ九って評価し
そして対照植物、すなわち液体培地中に・ぐクロプトラ
ゾールを含有せしめなかった以外は全く同様に処理した
植物、と比較し念。
非処理植物と比較して、液体培地中でツクロブトラゾー
ルで処理した植物はより高い生残率を明らかに示し次、
特に、該処理植物は凋萎傾向がより少なく、より深い緑
色を与え、気孔閉鎖度がより大であり、表皮毛の形成が
より良好であり、より厚くかつより丈夫な葉を与えかつ
より多舷の根を生成するという特徴を示した。
集施例2 実施例IK概略的に述べたと同様にしてキクをそれらの
結節部から増殖させた。これらの結節部はMuraah
tge及びSkoog IC二つ1述べられた処方に蔗
糖30971.ナフタリン酢酸0.01111/l。
ベンジルアミノゾリンO,l#/を及び寒天89/lを
添加してなるデル増殖培地上で増殖を確保された。かく
増殖された部分をついで密閉容器に移し、そこでこれら
の部分を液体培地中試験管内に収容された直径13mの
固体多孔質担体(“ソルパロツド″)上圧載置した。こ
の液体培地は増殖用として上述したものと同様の、友だ
しベンジルアミノプリン及び寒天を含まないもので)・
つた。
この培地はさらにエタイール中のノククロプトラ!−ル
の溶液として培地+t”kす・ぐクロブトラゾールのエ
タノール性溶液0.1−の割合で添加さnたパクロプト
ラゾール1η/A’に含有していた。
30本のか\るギク苗を試験管内で生育させかつ23°
Cで55マイクロアインシユタイン(AE)/m2/秒
を与えるように冷白色螢光灯によって供給さハる16時
間の光同期で4週間保持した。
比較のため、30本のキク苗の対応するパッチを植物生
長調整剤を試験管内培地から除外した以外は上記と同一
条件下で培養した。さらに別の比較のため、30本のキ
ク苗の対応するパッチを前記と同一条件下で、ただし固
体多孔質担体を使用する代りに培地1l当り89の濃度
で寒天を使用して培地を固化させる様式を用いて、培養
し念。
植物生長調整剤は使用しなかった。
30本のキク苗からなる各パッチをついで生体内条件に
移しそして予め水を十分に施したミンスター(Mins
ter )泥炭を含む3インチのポット中に移植した。
各ポットはすべての30本のキク苗のポットへの移植が
終了するまでミスト伝搬機中に置い友、多孔質プラグと
接触状態で培養された苗はポット中の泥炭の表面の位置
と該プラグの頂面が一致するように泥炭中に移植した。
多孔質プラグと接触状態で生育している苗は寒天中で生
育している苗よりも生長がより早くかつ取扱いがより容
易で多・つた。
上記三つのパッチの苗のすべてをついでミスト伝搬機か
ら取出して乱塊方にで生育室(growHlloom 
)  中に配置した。この生育室は300μE/m2/
秒全与える水銀螢光灯及び補助タングステン電球によっ
て提供される16時間の光同期条件下 。
で27.5°C及び50%の相対湿度に保持さnている
ものでt・る。1/2時間後及び4時間後に各植物を検
査しそして萎れ度について0〜5の評点?用いて評価し
た。評点Oは損傷を受けなかった植物を表わしそして評
点5は完全に萎f−した植物を表わす、各パッチにおけ
る30本の植物のすべてについてのこれらの評点の平均
を第1表に示す。
これらの植物の外観についても1日後及び2日後に観察
した。その結果、すべての植物は当初の4萎からは部分
的に回復していたが、試験管内増殖期間中に植物生長調
整剤で処理さまた植物は非処理の植物と比較してさらに
改善された外観?示した。
こiらの植物は生育室中[9日間保持し、その後温室に
移し、日中25°C1夜間22°Cの温度条件でかつ補
助的にす) IIウム蒸気光を14時間照射して保持し
た。移植3週間後に、試験管内増殖期間中に植物生長調
整剤で処理された植物は最初の4萎の結果としてより下
方の葉に生じ九損傷が非処理の植物と比較して少ないこ
とが認められた。
数本の処理された植物は腋芽を生じたが、一方弁処理の
植物においては腋芽の形成はきわめてわずかであっfc
、キク属の植物は比較的丈夫な品種である。しかしなが
ら1本実験における十分に制御された移植条件下におい
てさえも、試験管内増殖期間中に・9クロ!トラゾール
で処理されなかっ之3本の植物は確実に発根するに至ら
ず、枯死した。
・9クロプトラゾールで処理された植物にはか\る損失
はなかった。
第1表 ミクロ増殖さ1またキク植物の萎を度 〔評点0(損傷なし)〜5(植物全体が4萎した)〕実
施1flJ 3 中りの結節部を実施列2に述べた技法及び優性を用いて
ミクロ増殖せしめた。この東験においては、多数の異な
る植物生長調整剤を試験管内培地1l当り活性成分0.
3. 1.0及び3.0 vqの濃度で評価した。各濃
度について30反復試験制としそして結果全対照例とし
て植物生長調整剤を含まない同様の培地tζついて同じ
<30反後試験しfc結果と比較した。萎れ度は移植1
時間後及び3時間後に東施例2に述べた評点0〜5を用
いて評価した。得ら几た結果を各場合に30反復の平均
値2表わす第2表及び第3表に示す、使用した植物生長
調整剤はつぎのとおりである。
A・ α−(1−メチルエチル)−α−[4−(トリフ
ルオルメトキシ)フェニル〕−5−ピ15ミジンーメタ
ノール 〔一般名:フルルプリミドール (flurpritnidol )  ]この植物生長
詞療剤はカウレンオキシダーゼ阻害剤として作用するギ
ベレリン生合成経゛路の阻害剤である。
B1、パクロプトラゾール この植物生長調整剤はカウレンオキシ、ダーゼ阻害剤と
して作用するギベレリン生合成経路の阻害剤である。
C1α−シクロプロピル−α−(4−メト中ジフェニル
)−5−ピリミジン−メタノール〔一般名:アンサイミ
ドール (ancymidol)) この植物生長調整剤はカウレンオキシダーゼ阻害剤とし
て作用するギベレリン生合取経路の阻害剤である。
D、 ’(IE) −1−シクロへキシル−4,4−ジ
メチル−2−(1H−1,2,h−トリアゾール−直−
イル)A!ントー1−エン−3−オール〔一般名: ト
リアゼタy(triazethan)。
トリアゼタノール(triazethanol)又はト
リアベンテノール (triapenthenol)] この植物生長調整剤はカウレンオキシダーゼ阻害剤とし
て作用するギベレリン生合成経路の阻害剤である。
g、E−+−(a−クロルフェニル)−4,4−ジメチ
ル−2−(+、2.a−トリアゾールー1−イル)イン
ド−1−エン−3−オール・   〔一般名 :ユニコ
ナゾール(uniconazol)又はフェン4ンタゾ
ール(fenpentazol))この植物生長調整剤
はカウレンオキシダーゼ阻害剤として作用するギベレリ
ン生合成経路の阻害剤である。
F、トリブチル−(2,4−ジクロルベンジル)ホスホ
ニウム イオン(クロライド) 〔一般名:クロルホニウム (chlorphonium ) ) この植物生長調整剤はギベレリン生合成経路の阻害剤で
あるが、カウレンオ中シダーゼ段階以前の経路において
作用するものである。
G、全量シス−5−(4−クロルフェニル)−3゜4.
5.9.10−ペンターアタテトラシク(λ6) o (atatetracyelo ) −5+ A 
*  l * O’  +(8,11)  − 〇    ドアカー3,9−ジエン 〔一般名:テトサイクラシス (tetcyclacjs  )  ]この植物生長%
 整剤はカウレンオキシダーゼ阻害剤として作用するギ
ベレリン生合成経路の阻害剤である。
第2表 移植されft−*り植物の萎れ度 (移植1時間後) 第3表 移植され友キク植物の萎れ度 (移植3時間後) 実施列4 実施ガ1に述べ友と同様の、ただし培地+を当りベンジ
ルアミノゾリンI岬及びす7チレン酢酸0.1mmg1
に含有するゲル培地上に・々うを結節部から増殖させた
。さらに−Murashige及び3koog(+96
2)  の処方のビタミン及びアミノ酸成分をつぎの組
成に代替した。
グリシン        11!xI/zピオチン  
     0.05mg / tミオイノシトール  
   100w9/lニコチン酸        5n
i/lビロキシジン・HCl     0.5η/lチ
アミン−HCl     o、sq/を葉ai    
 o−5v/L この増殖用培地は寒天89/lを用いて固化した。
実験観察用の植物の潤製はつぎの二工程で行なった。
(1)結節部を採取しそして腋芽の発育を刺激するため
に採取した結節部をまず前記した増殖用培地と同様の、
ただしノリ]デトラゾールt″0.51’9/を及びl
 ay / Lの濃度で添加し几グル培地中で1週間試
験管内培養した。
(11)  ついで各増殖部分?そのま\液体定着(発
根)用(roottng )培地に移し、そこでそれら
を試験管内に収容さnたIO目の多孔質担体(ンルパロ
ッド)上に載置した。この定着用培地は前記増殖用培地
と同様のものでありかつ対応する濃度のバクaプトラグ
ールと含有していた。しかしながら、ビタミン及びアミ
ノ酸添加物は1/2の濃度でのみ含有させそしてベンジ
んアミノゾリン及び寒天は除外した。
試駆管内培養物は実施例2に述べた物理的条件下に保持
しそして各場合にパラさし本面の30本の反復試験パッ
チを培養した。・マクロブドラゾール含有パッチをこれ
らと全く同様の方法で処理したがノ4クロプトラゾール
を含fない対照用の30反復のパッチと比較した。
定着用培地中で4週間保持した後、これらのさし本面を
鉢に移植しそして実施例2に述べたごとく生体内生育室
に移した。当初の4萎はほとんど認めらnなかったが、
萎れ度を24時間後に実施例2に述べた評点O〜5を用
いて評価した。結果を30反復の平均値と己で第4表に
示す。
パラはキクよりも弱く(頑健でなく)、多数のさし本面
は生体内条件への移植に耐えて生き残り得なかった。各
30反反復試験パッチおける生残植物数を移植5日後に
測定しそして結果を生残率チとして表わして第4表に示
す。
ミクロ増殖されたパラの移植後の萎れ度及び生残率手続
ネm正ロゴ(自発) 昭和62年10月 5日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、苗又は苗木を試験管内ミクロ増殖条件から生体内条
    件に移植する際、試験管内培地中にギベレリン生合成経
    路阻害剤である植物生長調整剤を試験管内培地1l当り
    0.001〜10mgの割合で配合することを特徴とす
    る該移植時の苗又は苗木の生残率を改良する方法。 2、苗又は苗木を試験管内ミクロ増殖条件から生体内条
    件に移植する際、ギベレリン生合成経路阻害剤である植
    物生長調整剤を試験管内培地1l当り0.001〜10
    mgの割合で配合した液体試験管内培地中で試験管内に
    収容された固体多孔質担体と接触させた状態で培養する
    ことを特徴とする該移植時の苗又は苗木の生残率を改良
    する方法。 3、植物生長調整剤がカウレンオキシダーゼ阻害剤とし
    て作用するギベレリン生合成経路阻害剤である特許請求
    の範囲第1項又は第2項記載の方法。 4、植物生長調整剤が1−(4−クロルフェニル)−4
    ,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾー
    ル−1−イル)ペンタン−3−オール及びその立体異性
    体である特許請求の範囲第3項記載の方法。 5、固体多孔質担体が繊維質物質のプラグである特許請
    求の範囲第2項ないし第4項のいずれかに記載の方法。 6、繊維質物質がセルロースである特許請求の範囲第5
    項記載の方法。 7、試験管内培地1l当り植物生長調整剤0.05〜5
    mgを試験管内培地に施す特許請求の範囲第1項ないし
    第6項のいずれかに記載の方法。 8、試験管内培地1l当り植物生長調整剤0.1〜1m
    gを試験管内培地に施す特許請求の範囲第1項ないし第
    7項のいずれかに記載の方法。 9、植物生長調整剤がパクロプトラゾールである特許請
    求の範囲第1項ないし第8項のいずれかに記載の方法。 10、植物生長調整剤がフルルプリミドール又はアンサ
    イミドール又はトリアゼタノール又はユニコナゾールで
    ある特許請求の範囲第1項ないし第3項及び第5項ない
    し第8項のいずれかに記載の方法。 11、植物生長調整剤がクロルホニウムである特許請求
    の範囲第1項記載の方法。
JP62169951A 1986-07-09 1987-07-09 試験管内ミクロ増殖条件から生体内条件への移植時の苗又は苗木の生残率の改良法 Pending JPS6324824A (ja)

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NZ220931A (en) 1989-10-27
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GB8616685D0 (en) 1986-08-13
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